JPS6124413A - 生コンクリ−ト工場に於ける洗車排水処理の方法及び装置 - Google Patents

生コンクリ−ト工場に於ける洗車排水処理の方法及び装置

Info

Publication number
JPS6124413A
JPS6124413A JP14619484A JP14619484A JPS6124413A JP S6124413 A JPS6124413 A JP S6124413A JP 14619484 A JP14619484 A JP 14619484A JP 14619484 A JP14619484 A JP 14619484A JP S6124413 A JPS6124413 A JP S6124413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
mixed concrete
cake
tank
concrete
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14619484A
Other languages
English (en)
Inventor
谷井 雅生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP14619484A priority Critical patent/JPS6124413A/ja
Publication of JPS6124413A publication Critical patent/JPS6124413A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、生コンクリート工場に於けるミキサー車の洗
浄排水を、良質の浄水と二次製品に利用可能なるケーキ
に分離する生コンクリート工場に於ける洗車排水処理の
方法及び装置に関する。
従来、生コンクリート工場に於けるミキサー車の洗浄排
水(スラッジ水)は分級機により砂利、砂を分離した後
、スラッジ水は貯留槽よりシックナーを経て土澄水はコ
ンクリートの練り水として再使用するが、この過程にお
いてセメント等を含む沈降したスラッジ水は貯留槽に送
り、常時撹拌を継続し沈降を防止しつつ遂次脱水機にて
脱水しケーキと濾過水とに分離し、ケーキは監理型産業
廃棄物として搬出し、適切なる管理が必要とされていた
。この廃棄物は、各生コン工場より常時用る物であり、
廃棄能力にも限界があり、充分な管理がなされず雨等に
より汚水が河川あるいは土壌を汚染する原因にもなって
いた。今後前記のような廃棄物を出し続けるならば国土
全体の公害は深刻な問題となることが予想される。また
、各工場における(−の廃棄処分にかかる経費は、経営
状態を悪化させる原因にもなりかねない多額な出費とな
っているのが現状である。
また、ミキサー車の洗浄から最終処理完了までのシステ
ムにおける動力費や設備投資においても多大な経費を必
要としていた等様々な欠点があった。
そこで本発明は以上のような欠点をとり除くことを目的
とするものであると共に、さらに、付加価値を設けよう
とするものである。つまりミキサー車洗浄により発注す
る洗浄排水は、生コンを練り始めてから概ね3時間以内
のものである。この時点におけるセメント自体の固結力
はかなり残存し、再利用の価値が残されている。そこに
着眼し従来厳密な監理を要求されていた監理型廃棄物を
なくすばかりでなく、二次製品の製造を行うことを目的
とする。
先ず本発明の方法及び装置を順を追って説明するO 本発明と従来との相違点を明確にするために従来の70
−シートを第1図に示す。
従来における工法は、ミキサー車1の洗浄を行なったス
ラッジ水は、先ずシュート2に受け、トロンメル6で砂
利4等の粗骨材を、次に分級機5で砂6等の細骨材を水
洗分離し回収する。分級機5よりの溢流水7は、スラッ
ジ槽8へ自然流入する。次にシックナー9へ送り、上澄
水と濃縮スラッジに分け、上澄水は上澄水槽10へ、濃
縮スラ・ンジは濃縮スラ、・ジ槽11へ各々貯溜する0
濃度調整槽12では、濃縮スランジと上澄水を混合して
規定濃度のスラッジ水を作り、へ、トタンク13、水計
量器14を経てコンクリート練り水として再使用する。
尚一部はミキサー車の洗浄用水となる。
前記濃縮スラッジ槽11へ送られた濃縮スラッジは脱水
機17にて濾過水とケーキ18に分離し、濾過水は濾過
水槽19より前記のごとく、コンクリート練り水に再使
用され、ケーキ18は管理型廃棄物として搬出される。
前記のごとき工法によって生じたケーキ18は、コンク
リートを練り始めてから長時間の経過があり、セメント
の固結力は低下している0また、シックナー内では、セ
メントゲルは、浮遊性があるので、上澄水中に相当量流
出するので、濃縮ステ2ジの固結力が大幅に低下1.て
いる。従ってその何れもが再利用の道はなく、廃棄物と
して処理される。この廃棄物は、土壌や河川を汚染し、
公害となる物質であるために、監理型廃棄物として厳密
なる監理が要求されている。
以上が従来型のフローシートである。
これに対し、次に、本発明のフローシートを第2図にて
説明する。
ミキサー車1′の洗浄を行なったスラ、、ジ水は、トロ
ンメル6′と分級機5′により、粗細骨材を分離回収す
る。この時点までの工程は、従来の工法と同様である。
その後、残余のスラッジ水を直ちにフィルタープレス脱
水機21にかけて急速脱水し、ケーキと濾過水に分離す
る。
ケーキは混練機ρにかけ、練り直しを行い、適当なコン
クリート金型23に充填することにより二次製品24を
製造する。
前記混練機ηには補給槽5を附属していて必要なる骨材
およびセメント等を計量補足混合する装置となっている
一方濾過水は浄水槽26へ送られ、生コンの練り水とし
て、ヘットタンク27より水計量槽28を経て計量され
た水が再使用される。ここで再使用される濾過水の不純
物の量は1oopp以下の良質の浄水である。
以−りが本発明の70−シートの全工程で゛ある0次に
、従来の工法と本発明の工法の経費における相違につい
て述べる。
例えば、生コンクリート製産量50.000i/年の工
場におけるミキサー車を洗浄して得られるケーキ発生量
は500−Aにも達し、これを全部廃棄物処理するとな
れば、多額な経費がかかる。
さらに、従来の工法のシックナーより後の過程における
動力費が相当額必要である。
また、前記従来の工法においては、洗浄排水を生コンク
リートの練り水に使用すると不純度が高いため、補足セ
メントが必要であり、ケーキの処理費が減少するも補足
セメント費がかかる。
以上のように従来の工法において必要であった廃棄物処
理費、動力費、及び補足セメント費等の多額な経費が本
発明の方法を使用することによって節約されるものであ
る。
すなわち、シックナーより以後の工程が大幅に削減され
、スラッジ槽等で行なっていた撹拌等に必要であった動
力費も減り、また練り水として再使用される水が非常に
不純物の少ない良質の浄水であるため、補足セメントの
必要もなく、脱水後のケーキは監理型産業廃棄物でなく
なったので、処理費が必要なくなるばかりでなく、二次
製品として再利用されることにより、その価値も全て還
元される。
前述のごとく、本発明における最終産物である水及びケ
ーキは全て再利用されるに充分な価値が生じる点、及び
工程の大幅な簡素化が多額な経費削減を実現しうる点に
おいて従来の工法と明確なる相違があるものである。
次に、本発明の効果について述べる。
第1に従来のスラッジ水も練り水として再利用されてい
たものの、不純度(SS濃度)が高いため、補足セメン
トを必要としていたが、本発明における濾過水は110
0PP以下の浄水であるから補足セメントを必要とせず
経費節約になる。
第2に従来は、スラッジ水の貯留槽等、各種は常時撹拌
し、ていなければならず、動力費がかかっていたが、本
発明において貯留する工程が消滅したため、撹拌(iか
かる動力費、施設費が軽減された。
第6にケーキの再利用という全く前例のない新規性を持
ち、前記ケーキを原料につくられるセメント二次製品の
販売益が付加価値として生じ、経費の節約のみならず企
業の収益につながるものである。
第4に、従来厳密な監理を要求されていた監理型産業廃
棄物が皆無であるから、国土の環境汚染防止に大きく貢
献するものであると共に、従来の廃棄処分、監理等に費
していた経費と労力が大幅に削減される。
第5に、本発明を採用することにより、工場の品質保持
が明確となるので、信頼性の向上に役立つ0 以上のような効果を持つ生コンクリート工場に於ける洗
車排水処理の方法及び装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフローシート 第2図は本発明のフローシート 符号: 1、丁はミキサー車  2,2′はシー−トロ、6′は
トロンメル  4,4′は砂利5.5′は分級機   
 6,6″は砂7は溢流水      8,8′はスラ
ッジ槽9はシックナー    10は上澄水槽11は濃
縮スラッジ槽  12は濃度調整槽13.27はへ、ト
タンク 14.28は水計量槽15 、29はB、Pミ
キサー 16は貯水槽17は脱水機      18は
ケーキ19は濾過水槽     20はコンベアー21
はフィルタープレス脱水機  ηは混線機23はコンク
リート金型 24はコンクリート二次製品 関、30′はスラリーポンプ 特許−出願人 谷井雅生 IIt図 第2s z4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生コンクリートミキサー車洗浄液の砂利、砂等を
    除去したスラッジ水をただちに直接脱水機にて脱水処理
    し、生コンクリート練り水としうる濾過水と、二次製品
    の製造可能なるケーキとに分離することを特徴とする生
    コンクリート工場に於ける洗車排水処理の方法及び装置
  2. (2)前記ケーキを二次製品、製造に適合した成分調整
    をし、混練機にて混練後コンクリート金型において整形
    し、二次製品とすることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の生コンクリート工場に於ける洗車排水処理の
    方法及び装置。
JP14619484A 1984-07-14 1984-07-14 生コンクリ−ト工場に於ける洗車排水処理の方法及び装置 Pending JPS6124413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14619484A JPS6124413A (ja) 1984-07-14 1984-07-14 生コンクリ−ト工場に於ける洗車排水処理の方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14619484A JPS6124413A (ja) 1984-07-14 1984-07-14 生コンクリ−ト工場に於ける洗車排水処理の方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6124413A true JPS6124413A (ja) 1986-02-03

Family

ID=15402256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14619484A Pending JPS6124413A (ja) 1984-07-14 1984-07-14 生コンクリ−ト工場に於ける洗車排水処理の方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6124413A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004008937A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Sumitomo Forestry Co Ltd セメント洗浄水の浄化方法及び浄化用袋体
JP5379893B1 (ja) * 2012-08-08 2013-12-25 株式会社金子コンクリート 工事用充填材
JP2017056615A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 宮松城南株式会社 余剰生コンクリートの再利用方法
JP2022187687A (ja) * 2021-05-26 2022-12-20 株式会社冨士機 生コンクリート製造プラント

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5066518A (ja) * 1973-10-15 1975-06-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5066518A (ja) * 1973-10-15 1975-06-04

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004008937A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Sumitomo Forestry Co Ltd セメント洗浄水の浄化方法及び浄化用袋体
JP5379893B1 (ja) * 2012-08-08 2013-12-25 株式会社金子コンクリート 工事用充填材
JP2017056615A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 宮松城南株式会社 余剰生コンクリートの再利用方法
JP2022187687A (ja) * 2021-05-26 2022-12-20 株式会社冨士機 生コンクリート製造プラント

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3959133A (en) Alum recovery and waste disposal in water treatment
JPS6124413A (ja) 生コンクリ−ト工場に於ける洗車排水処理の方法及び装置
DE4321297C2 (de) Verfahren zur nassen Regenerierung von mit Verunreinigungen und Schadstoffen belasteten körnigen Schüttgütern
JP2017149611A (ja) 再生骨材の製造方法
US7722244B2 (en) Process for operating a water recovery plant
JP4257104B2 (ja) 廃クーラント液水の再資源化方法
DE2341415A1 (de) Verfahren zur chemischen abwasseraufbereitung
JP2651537B2 (ja) 生コンスラッジの再使用方法
JP2689215B2 (ja) 生コンクリート廃水の処理装置
EP0085425B1 (de) Betonrecyclinganlage
JP3165353B2 (ja) 回収水再利用処理方法及びその自動制御装置
DE2651937C3 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Weiterverarbeitung des bei der Aufbereitung von Restbeton anfallenden Zementleims
CN212712978U (zh) 一种混凝土污水处理装置
JP2001340839A (ja) 産業廃棄物処理装置及び産業廃棄物処理方法
DE19625985C2 (de) Verfahren zur Behandlung von Abwässern der Trink- und Abwasseraufbereitung
EP0909586A1 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Aufbereitung von Abfall
JPH11221486A (ja) コンクリートミキサー車の残存生コンクリート処理方法
DE102008022237A1 (de) Verfahren zur Aufbereitung von Slurry
AU2003285997B2 (en) Process for operating a water recovery plant
DE2442524A1 (de) Verfahren zur behandlung von abstroemen aus polymerisationsverfahren
JPH0623733A (ja) 生コンクリート等の洗い残渣再利用法及びその装置
JP2000157997A (ja) 脱水ケーキのリサイクル品製造法
JPS61181549A (ja) ろ過池ろ材の更生方法
JPS63264185A (ja) 焼酎の廃液処理法
DE3628786A1 (de) Verfahren zur kontinuierlichen mehrstufigen endreinigung kohlehaltiger abwaesser