JPS61243865A - 熱交換器アルミフイン被覆用組成物 - Google Patents

熱交換器アルミフイン被覆用組成物

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JPS61243865A
JPS61243865A JP8407985A JP8407985A JPS61243865A JP S61243865 A JPS61243865 A JP S61243865A JP 8407985 A JP8407985 A JP 8407985A JP 8407985 A JP8407985 A JP 8407985A JP S61243865 A JPS61243865 A JP S61243865A
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JP
Japan
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parts
resin
water
heat exchanger
frost
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Application number
JP8407985A
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English (en)
Inventor
Hachiro Koma
小間 八郎
Keizo Iida
飯田 慶三
Hiroaki Suga
菅宏 明
Hiroshi Yoneda
米田 浩
Jun Nozue
野末 純
Kenji Morita
健司 森田
Sakuichi Konishi
小西 ▲さく▼一
Shinichi Ishikura
石倉 慎一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Nippon Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は空気調和機の熱交換器における伝熱面に塗布さ
れる塗料組成物に関し、更に詳しくは、伝熱面表面に水
分の凝縮、または着霜を生じる熱交換器に対し、熱交換
特性を向上させる被膜を形成するための塗料組成物であ
り、伝熱面に水分が凝縮する条件下では伝熱面の水濡れ
性が良く、かつその持続性があり、伝熱面に着霜が生じ
る条件下では、伝熱面表面における霜の成長を抑制する
ことを特徴とする。
従来技術 近年、空気調和機における。空気熱源ヒートポンプ式空
気調和機(以下単にヒートポンプと呼ぶ)の占る割合は
急増してきており、家庭用ルームエアコン、業務用エア
コン等については、半数以上を占めている。また、これ
らヒートポンプに用いられる熱交換器の大部分は、アル
ミフィンとこれらに直交する冷媒管から構成される、フ
ィンチューブ型熱交換器である。ヒートポンプにおいて
、冷房時には室内側熱交換器のフィン表面に水分の凝縮
が起こるが、フィン表面が接水性であると、となり合う
フィン表面間に水滴として付着、あるいはジン表面間を
ブリッジしてしまう、このため。
熱交換器の通風抵抗を増加させ、熱交換器通過風量の低
下をまねき、ひいては冷房能力の低下の原因となる。
一方、暖房時には室外側熱交換器において、前述した冷
房時、室内側熱交換器と同様な現象が起る。また暖房時
においては、外気温度によっては室外側熱交換器に着霜
が起る。熱交換器に着霜した場合は1通風抵抗が増加し
、通過風量の低下をまねき、暖房能力低下の原因となる
ことは、水分の凝縮がおこる場合と同じであるが、着霜
の場合、熱交換量はどんどん目詰まっていくため、通過
風量の低下は一定レベルでとどまることがなく、時間と
ともにしだいに低下していく、このため、−°般的には
、ある判定条件により、室外側熱交換器を除霜している
。この除霜方法としてはホットガスデフロストが一般的
であるが、この間は暖房運転は一時停止する。このため
、室内温度が低下し、不快感を与える結果となる。
また除霜時、フィン表面が接水面であると、霜が融解し
た水分はとなり合うフィン間で水滴となったり、ブリッ
ジした状態で、熱交換器に残ってしまう、このため暖房
運転を再開した際、初期風量の低下をまねく、さらに、
残留水分がフィン間で凍ってしまい、これを機として着
霜が促進され熱交換器の目詰りを早める結果となり、暖
房能力の低下はさらに激しくなる。このため除霜頻度が
多くなり、不快感を増すとともに運転効率も著しく低下
する。
このように従来のヒートポンプにあってはアルミフィン
表面を親水性にせぬと種々の問題が派生するため、フィ
ン表面の親水化のための処理方法がいくつか提案されて
きた0例えば、特開昭50−38645号ではフィン表
面に多孔質の無機質皮膜を形成せしめる方法が、また特
開昭54−148034号では有機質被膜を付着させそ
の表面のみを加水分解して水湿潤性を得る方法や、また
フィンの形状を特殊化して水切り性や水ぬれ性を改善す
る方法が提案されている。しかしながらこれらの方法は
いづれも水ぬれ性を改善し、フィン間のブリッジをなく
61通風抵抗の増大を抑制することによる熱交換特性の
維持を主目的とするもので1着霜防止には全く無力であ
る。
また界面活性剤を利用し水ぬれ性を改善する技術におい
て、界面活性剤の溶は出しによる持続性低下に対しては
、界面活性剤と高級脂肪酸よりなる皮膜形成を教示した
特開昭58−16192号があげられるが、この技術に
於ても着霜防止は何ら考慮されていない。
他方1着霜防止に対する手段としては特公昭53−16
138号に、融点降下物質圧入容器中より定期的に噴出
することが提案されているが、これは主として冷蔵庫内
の着霜防止手段であり、フィン数の多いヒートポンプの
室外側熱交換器では均一な噴震は困難で、又圧力容器を
備えることは装置が大型となり、好ましくない。又別手
法としてフィン表面に疎水化皮膜を形成する方法が特開
昭54−139159号に示されているが、着霜抑制の
可能性はあっても除霜時の水滴ブリッジ発生の問題があ
り望ましくない。
このように従来、水ぬれ性、持続性の問題と。
着霜抑制を同時に解決する技術は見出されておらず、市
場においてその有効な手段の開発が切望されていた。他
方、塗装ラインにおける火災防止や作業員の健康面、あ
るいは省資源の点から、かかる塗装組成物が水性処理剤
であることが市場ニーズに応えるものであることは明ら
かである。
発明が解決しようとする問題点 如上に鑑み、水性被覆用組成物であって、熱交換器に適
用した場合水ぬれ性、持続性に優れ、且っ着霜抑制に有
効なものを提供することが本発明の目的である。
問題点を解決するための手段 本発明者らの一連の研究により、先づフィン表面の被膜
形成において、皮膜表面層に親木基例えばヒドロキシル
基、カルボキシル基、アミノ基、スルホン基、リン酸基
などをもたせることにより。
かなりの程度まで水ぬれ性を付与しうろこと、皮膜表面
層に両性イオン基を存在せしめるとさらに良好な水ぬれ
性が得られ、また同時に塩基性有機窒素含有化合物を存
在させれば1両性イオン基と塩基性有機窒素含有化合物
特有の極性のゆえに通常の親水基より遥かに大巾な水ぬ
れ性の改善が得られ、また水系組成物の雑イオン中での
安定性が得られることを見出した。しかしながら両性イ
オン基や塩基性有機窒素含有化合物は、低分子の場合に
は水溶解性があり時間経過と共に水により溶解流出で、
水ぬれ性の低下をもたらす、そこで本発明者らはこの両
性イオン基と塩基性有機窒素を表面層に有する三次元化
されたカチオン樹脂エマルション粒子として系内に導入
することにより水ぬれ性持続の問題を解決することに成
功した。
また着霜に関してはその発生、生長メカニズムにつき研
究を進めた結果、フィン表面が露点以下の時水滴が凝集
し、その後水滴もしくは水皮膜(水ぬれ性のよい時)が
凍り所謂氷晶化がおこり、その上に霜核が発生し、次い
で空気中の水分が昇華現象によりこの霜核に付着してゆ
き霜が形成され生長してゆくことを確認した。室外側熱
交換器のアルミフィン上の霜の高さを低くすることがで
きるなら、暖房運転を長時間続けることが可能で望まし
いことは明らかである。極めて驚くべきことに、被膜組
成物中にアルカリ金属塩を含有せしめると、この霜の成
長が極めて有効に抑制され。
霜の高さを低くおさえうろことが見出された。
本発明はかかる知見に基づきなされたものである。すな
わち本発明に従えば、 (a)水性熱硬化型アクリル/アミノブラスト樹脂およ
び/または水性エマルションシリコン樹脂、(b)両性
イオン基を有する界面活性物質Aと塩基性有機窒素含有
化合物Bの存在下、少なくとも1種のエチレン系負飽和
モノマーと少なくとも1種の分子内に2コ以上の不飽和
基を有するモノマーを共重合することにより得られ、A
/Bが99/1〜1/99であるカチオン樹脂エマル2
12粒子、および (c)アルカリ金属塩 からなり、固形分重量比で(a):  (b):  (
c)=(70〜95):  (1〜40):  (1〜
20)であることを特徴とする熱交換器被覆用組成物が
提供せられる1本発明組成物の第1成分として用いられ
る水性樹脂は熱硬化型アクリル/アミノプラスト樹脂お
よび/または水性エマルションシリコン樹脂である。尚
本発明に於て使用せる水性樹脂なる語は水溶性、水分散
型ならびにエマルション型樹脂を広く包含するものであ
る。これら樹脂は耐候性、耐水性、耐食性、耐汚染性に
優れているため室内側、室外側いづれの面に於ても熱交
換器に適用するのに最適である。ちなみにアルキド樹脂
、エポキシ樹脂等では耐候性が不充分で室外側に用いる
ことができない。
アクリフ樹脂としては、アクリフ酸またはメタクリル酸
のアルキルエステルと、場合によりこれと共重合しうる
他のエチレン性不飽和単量体と、架橋性官能基を有する
単量体を常法により共重合せしめて得られる樹脂が最も
望ましい。
適当な(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては例
えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル
酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル等が
あげられる。
また他のエチレン性不飽和単量体の例としては、酢酸ビ
ニル、アクリロニトリル、スチレン、ビニルトルエン等
があげられる。
架橋性官能基を有する単量体としては、アクリル酸、メ
タクリル酸、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル
、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、N−(
ブトキシメチル)−(メタ)アクリルアミド、グリシジ
ル(メタ)アクリレート等があげられる。また共重合体
と架橋剤との間の架橋反応で触媒となりうる単量体をア
クリル重合体中に組みこむことができ、例えばアクリル
酸たメタクリル酸が通常使用せられるが、スルホン基含
有単量体、例えば2−スルホエチルメタクリレート、酸
性マレイン酸ブチルなどにより酸基を導入することもで
きる。アクリル樹脂の製法としては公知の溶液重合、塊
重合からの水溶化あるいは水分散化手法を用いることが
でき、また乳化重合法などによることもできる。
本発明に於てアクリル樹脂と架橋しうるアミノプラスト
樹脂としては一般の水性アミノプラスト樹脂、即ち尿素
、チオ尿素、メラミン、ベンゾグアナミンや該縮合物の
低級アルキルエーテルなどがあげられる。架橋剤の配合
量としてはアクリル樹脂/アミノプラスト樹脂が固形分
重量比で971〜515、好ましくは872〜6/4に
なる如く使用せられるのが好適である。
本発明で用いられる水性エマルションシリコン樹脂は各
種市販品から適宜選択せられる。
本発明で第2成分として用いられる両性イオン基と塩基
性窒素を有するカチオン樹脂エマルション粒子は、両性
イオン基を有する界面活性物質Aと塩基性有機窒素含有
化合物Bの存在下(A/B=99/1〜1/99)に少
なくと“も1種のエチレン系不飽和上ツマ−と少なくと
も1種の分子内に2コ以上の不飽和基を有する七ツマ−
を共重合させることにより得られるものである。
本発明で用いられる両性イオン基を有する界面活性物質
は分子内にアニオン基とカチオン基を有する界面活性剤
、オリゴマー、エチレン性不飽和モノマーのいづれであ
ってもかまわない。かかる界面活性剤としては例えば、 (1)藤本著「新界面活性剤入門」三洋化成工業、81
〜89頁記載の両イオン活性剤例えばラウリルジメチル
ベタイン、ステアルジメチルベタイン、ラウリルジヒド
ロキシエチルベタインなど(2)RASHIG社製品、
1−(3−スルホ2−ヒドロキシプロビル)ピリジニウ
ムベタイン、1−(3−スルホプロピル)ピリジニウム
ベタイン、ラウリルジメチルアンモニウム3−スルホプ
ロピルベタイン、ミリスチールジメチルアンモニウム3
−スルホプロピルベタイン、パルミチルジメチルアンモ
ニウム3−スルホプロピルベタイン、ステアリルジメチ
ルアンモニウム3−スルホプロピルベタイン、アルキル
アミドプロピルジメチルアンモニウム3−スルホプロピ
ルベタインなど、(3)日本ペイント(株)製品、N−
(2−ヒドロキシドデシル)−2−アミノエタンスルホ
ン酸、N−(2−ヒドロキシトリアコンチル)−2−ア
ミノエタンスルホン酸、N−メチル−N−(2−ヒドロ
キシドデシル)−2−アミノエタンスルホン酸、N−(
2−ヒドロキシ−3−ブチロキシプロピル)−2−アミ
ノエタンスルホン酸、N−(2−ヒドロキシ−3−(α
−オキソドデシルオキシ)プロピル)−2−アミノエタ
ンスルホン酸、ラウリルアミノプロピオン酸など、 (4)式 %式% (式中Rは置換または非置換Cユ〜C6アルキレンもし
くはフェニレン基、Yは−COOHまたは一8O,H) で表される両性イオン基を有する樹脂オリゴマー、特開
昭57−21927号記載の両性イオン含有オイルフリ
ーポリエステル、特開昭57−40522号記載の水分
散変性エポキシ樹脂、および重合性アミノ酸化合物を重
合して得られるアクリルオリゴマーなど、 (5)両性イオンを含有する重合性上ツマ−タイプで、
N−(3−スルホプロピル)−N−メタクリロキシエチ
ル−N、N−ジメチルアンモニウムベタインなど、 タイプで、1−(3−スルホプロピル)2−ビニルピリ
ジニウムベタインなど、 タイプで、N−(3−スルホプロピル)−N−メタクリ
ロイルアミノエチル−N、N−ジメチルアンモニウムベ
タインなど、 本発明においては上記の如き両性イオン基を有する界面
活性物質が塩基性有機窒素含有化合物と組合わせて使用
せられる。この塩基性有機窒素含有化合物は、カチオン
系の界面活性物質であって゛具体的には一級、二級、三
級あるいは四級窒素含有モノマー、オリゴマーあるいは
界面活性剤でありうる。
前記モノマーとして例えばアミノアルキルアクリレート
またはメタクリレート類である。好ましくはアミノアル
キル基は炭素数約1〜6のアルキル残基を含む、それら
の例は適当な塩の7ミノエチル、アミノプロピルおよび
アミノへキシルアクリレートまたはメタクリレート、N
、N−ジアルキルアミノアルキルアクリレートまたはメ
タクリレートである。同じく5〜6員N−異項環式化合
物を含むビニルまたは二環式アミノ化合物、アクリルア
ミド−アミノ変性モノマーおよび第四級アンモニウム基
含有上ツマーも有用である。オリゴマーとしてはかかる
カチオンモノマーを兵士ツマ−の一つとし、北岡著[塗
料用合成樹脂入門」高分子刊行会、166〜170.1
86〜188頁記載の一般手法により重合させたアクリ
ル系オリゴマー、アミノ基とヒドロキシ基あるいはアミ
ノ基とカルボキシル基をもつモノマーを原料の一つとし
、同誌93〜118頁記載の方法に従い重合させて得ら
れるポリエステル系オリゴマー、あるいはエポキシ樹脂
を一級あるいは二級アミンで変性して得られるエポキシ
系オリゴマーが、また藤本著「新界面活性剤入門」63
〜81頁記載の如き市販のカチオン樹脂などが好都合に
使用せられる。
また前記の塩基性有機窒素含有界面活性剤として例えば
ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ラウリ
ルピコリニウムクロライドなどの如き第四級アンモニウ
ム塩類、ラウリルアミンアセテート、硬化牛脂プロピレ
ンジアミンジオレエートなどのごときアルキルアミン塩
類、ポリオキシエチレンアルキルアミン類及びポリオキ
シエチレンアルキルアミド類などがある。
上記はしかしながら特に好ましい界面活性化合物を示し
たにすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく
当業者衆知の任意の両性イオン基を有する界面活性物質
および塩基性有機窒素含有化合物が適宜組合わせて使用
可能である。
本発明においてはかかる両性イオン基を有する界面活性
物質と塩基性有機窒素含有化合物が99/1〜1/99
の広範囲の重量割合で使用され、それらの存在下でエチ
レン系不飽和モノマーが重合せしめられ分散安定性に優
れた微小樹脂粒子のカチオン樹脂エマルションが得られ
る0本発明のカチオン樹脂エマルションは重合開始剤の
存在下、上記組合せの界面活性物質を含有する液体媒体
中において、少なくとも1種の重合可能エチレン性不飽
和モノマーと、少なくとも1種の分子内に2コ以上の不
飽和基を有するモノマーを共重合させることにより製造
せられる0重合可能エチレン性不飽和基を有するモノマ
ーとしては、前記水性アクリル樹脂の原料として用いら
れる任意のモノマーが同様に使用可能である。
分子内に2コ以上のラジカル重合可能なエチレン性不飽
和基を有するものとしては、多価アルコールの重合性不
飽和モノカルボン酸エステル、多塩基酸の重合性不飽和
アルコールエステル、および2コ以上のビニル基で置換
された芳香族化合物などがあり、それらの例としては下
記の如きものがあげられる。
エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコー
ルジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタク
リレート、テトラエチレングリコールジメタクリレート
、1,3−ブチレンゲリコールジメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、トリメチロール
プロパントリメタクリレート、l、4−ブタンジオール
ジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、1.6−ニキサンジオールジアクリレート、ペンタ
エリスリトールジアクリレート、ペンタエリスリトール
トリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリ
レート、ペンタエリスリトールジメタクリレート、ペン
タエリスリトールトリメタクリレート、ペンタエリスリ
トールテトラメタクリレート、グリセロールジメタクリ
レート、グリセロールジアクリレート、グリセロールア
リロキシジメタクリレート、1,1.1−トリスヒドロ
キシメチルエタンジアクリレート、1,1.1−トリス
ヒドロキシメチルエタントリアクリレート、1゜1.1
−トリスヒドロキシメチルエタンジメタクリレート、1
,1.1−トリスヒドロキシメチルエタントリメタクリ
レート、1,1.1−トリスヒドロキシメチルプロパン
ジアクリレート、1,1.1−トリスヒドロキシメチル
プロパントリアクリレート、1,1.1−トリスヒドロ
キシメチルプロパンジメタクリレート、1,1.1−ト
リスヒドロキシメチルプロパントリメタクリレート、ト
リアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、
トリアリルトリメリテート、ジアリルテレフタレート、
ジアリルフタレートおよびジビニルベンゼン。
本発明におけるエマルション粒子合成の為の重合開始剤
としては通常のものが使用でき、例えば過酸化ベンゾイ
ル、t−ブチルペルオキシド、クメンハイドロペルオキ
シドなどの有機過酸化物、アゾビスシアノ吉草酸、アゾ
ビスイソブチロニトリル、アゾビス−(2,4−ジメチ
ル)バレロニトリル、アゾビス−(2−アミジノプロパ
ン)ハイドロクロライドなどの有機アゾ化合物、過硫酸
カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過
酸化水素などの無機水溶性ラジカル開始剤とピロ亜硫酸
水素ナトリウム、2価の鉄イオンなどの組合せで得られ
るレドックス系開始剤などが挙げられ、これらの1種も
しくは2種以上の混合物を使用に供する。
液体媒体としては水性媒体が普通であるが、必ずしもこ
れに限定されるものではなく油性媒体であってもよい、
水性媒体は水だけから構成されてもよいがこれにメタノ
ール、エタノール、メチルセロソルブなどの親水性溶剤
が混入されていてもよい。
重合は前記のごとき重合開始剤の存在下、前記のごとき
分散剤を含む液体媒体、特に水性媒体中に重合性上ツマ
−を滴下して行なうのが好ましい。
重合開始剤の使用量は重合性モノマーの重量に対して通
常0.05〜5%(重量)、好ましくは0.1〜3%の
範囲で選定されてよい0分散剤は重合性モノマーの重量
に対して通常0.1〜50%(重量)、好ましくは0.
3〜20%使用する。
液体媒体は生成した樹脂粒子(固形分)が2〜65%(
重量)、特に20〜60%となるような量で存在するの
が好ましい、さらに必要に応じて通常の連鎖移動剤(例
えばラウリルメルカプタンなどのメルカプタン類)を適
量使用してもよい。
その他の重合操作1条件などに関しては通常の乳化重合
法に準じて行なわれればよい。
本発明で使用される第3成分のアルカリ金属塩は、アル
カリ金属の無機酸塩、有機酸塩を広く包含するが、例え
ば下記の如きものが例示せられる。
フッ化リチウム、塩化リチウム、ヨウ化リチウム、フッ
化ナトリウム、塩化ナトリウム、ヨウ化ナトリウム、フ
ッ化カリ、塩化カリ、ヨウ化カリ、硝酸ナトリウム、硝
酸カリ、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、リン酸リチウ
ム、酢酸リチウム、クエン酸リチウムなど。
本発明はこれら例示アルカリ金属塩に何ら制限せられる
ものではないは、着霜抑制の点から特に好ましいものは
リチウム塩、就中酢酸塩あるいは炭酸塩であること、ま
た着霜抑制効果の持続性のてんからは20℃での水溶解
度が5重量%以下のものが好適であることも確かめられ
ている。
該金属塩の配合量は組成物全固形分中1〜20重量%の
範囲内でなくてはならない、というのは1重量%未満で
は着霜抑制効果が認められず、20重量%をこえると塗
膜がもろくなり実用性に欠けるからである。
本発明の組成物においては必要に応じ顔料、体質顔料、
染料、上記以外の界面活性剤、および通常の塗料添加剤
などを加えることができる。
塗料化に際しては1通常の分散方法であるスチールボー
ルミル、サンドグラインドミルアトライターあるいは単
にディスパー攪拌などで行うことができる。
本発明組成物は例えばバーコーター、ディッピングなど
通常の適用方法でアルミフィンに適用され、乾燥焼付は
処理により、水ぬれ性、持続性および着霜抑制効果に優
れた塗膜を与える。
以下実施例により本発明を説明する。特にことわりなき
限り、部ならびに%は全で重量による。
製造例 1   (水性アクリル樹脂)攪拌機、温度制
御装置、還流冷却器を備えた反応容器にブチルセロソル
ブ50部、ブチルカルピトール10部を仕込んだ。次に
下記組成の溶液メタクリル酸           1
0部メタクリル酸メチル       31エチルアク
リレート44 2−ヒドロキシエチルアクリレート 153−アゾビス
イソブチロニトリル   1.5の内20部を加え、攪
拌しながら加熱し、温度を1時間にわたり徐々に130
℃迄上昇させた0次に130℃で上記混合物の残り81
.5部を3時間で滴下し、さらにアゾビスイソブチロニ
トリル0.3部、キジロール3部、ブチルセロソルブ2
部からなる溶液を30分を要して滴下した1反応溶液を
さらに130℃で2時間攪拌し、樹脂への転化率を上昇
させたのち、反応を終了させた。
80℃まで冷却し、攪拌下にジメチルエタノールアミン
10部を1時間を要して滴下し、さらに脱イオン水75
部を1時間で加え、水性化して樹脂液の合成を完了した
。水性樹脂異形分は40%であった。
製造例 2   (両性イオン基を有する界面活性化合
物) 攪拌機、冷却管および温度制御装置を備えた2Qのフラ
スコヘタウリンのナトリウム塩225部、エチレングリ
コール100部およびエチレングリコールモノエチルエ
ーテル200部を仕込み、攪拌しながら温度を120℃
に上げる。内容物が均一に溶解した後、エピコート10
01 (シェルケミカル社製、ビスフェノールAジグリ
シジルエーテル型エポキシ樹脂、エポキシ当量470)
470部と、エチレングリコールモノエチルエーテル4
00部からなる溶液を2時間で滴下する。
滴下後、20時間攪拌と加熱を継続して反応を終了する
0反応液を塩酸酸性とし得られた溶液を減圧上濃縮乾燥
し、メチルセロソルブによる再沈殿法により精製し減圧
下で再濃縮し、液状残留物1212部を得た。固形分9
8%。
この固形分のKOH滴下による酸価は94で、蛍光入線
分析による硫黄含量は5.3%であった。
この固形分は両性イオン基を有する物質である。
製造例 3   (有機窒素含有アクリルオリゴ。
マー) 攪拌機、窒素導入管、温度制御装置、コンデンサーを備
えた2aセパラブルフラスコにエチレングリコールモノ
ブチルエーテル400部を仕込み。
130℃に昇温させた。別に用意したスチレン150部
、メタクリル酸メチル120部、メタクリル酸n−ブチ
ル130部、アクリル酸n−ブチル260部、ジメチル
アミノプロピルメタクリルアミド180部、メタクリル
酸2−ヒドロキシエチル160部、およびアゾビスイソ
ブチロニトリル180部を混合したモノマー液を同温度
で150分を要し滴下した6滴下終了後30分後にアゾ
ビスイソブチロニトリル2部をアビトン10部とエチレ
ングリコールモノブチルエーテル30部の混液に溶解し
た開始剤溶液を添加し、同温度にて1時間熟成した。ア
クリル樹脂ワニスの特数は次のとおりであった。
不揮発分:68.9% 分子量:11000製造例 4
    (カチオン樹脂エマル912粒子) 攪拌機、冷却管および温度制御装置を備えた1Ωの反応
容器に脱イオン水420部、製造例2で得た物質15部
およびジメチルアミノエタノール2.6部を仕込み、攪
拌しながら温度を80℃まで昇温させた。内容物が溶解
した後、攪拌しながら温度を80℃に保持し、これにア
ゾビスシアノ吉草酸4.8部、ジメチルアミノエタノー
ル4.56部、および脱イオン水48部からなる水溶液
を仕込み、次いでスチレン81部、メチルメタクリレー
ト70部、n−ブチルアクリレート78部、ジメチルア
ミノプロピルメタクリルアミド30部および2−ヒドロ
キシエチルアクリレー830部、エチレングリコールジ
メタクリレート11部よりなる混合液を50分を要して
滴下した。
滴下後さらに同温度で、アゾビスシアノ吉草酸1.2部
、ジメチルアミノエタノール1.14部および脱イオン
水12部からなる水溶液を添加し。
60分間攪拌して固形分39%、PH7・O1粒径0.
12μのエマルションを得た。
製造例 5    (カチオン樹脂エマルション粒子) 製造例3で得られた有機窒素含有アクリルオリゴマー溶
液43.5部を酢酸1.8部で中和し脱イオン水400
部で希釈し水分散液としたものを製造例1で用いた装置
に仕込んだ、これを攪拌しながら80℃まで昇温させた
。80℃の温度を保持しつつ、これに2−2′−アゾビ
ス(2−アミジノプロパン)塩酸塩3部と脱イオン水9
0部の混合物の475(重量)を仕込み1次いでn−ブ
チルアクリレート130部、メチルメタクリレート95
部、2−ヒドロキシエチルアクリレート30部およびエ
チレングリコールジアクリレート15部よりなる混合液
と、SPE (ラシヒ社製、N−(3−スルホプロピル
)N−メタクリロエチルーN、N’−ジメチルアンモニ
ウムベタイン)30部と脱イオン水90部の混合物を3
0分で滴下した6滴下後、さらに同温度で2,2′−ア
ゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩水溶液の残り1
15を仕込み。
120分間攪拌して固形分33.0%、pH7,5゜粒
径0.20μのエマルションを得た。
実施例 1 製造例1で得た水性アクリル樹脂  100部炭酸リチ
ウム             4部を直径5−のアル
ミナビーズと共に5001IQステンレス製密閉容器に
入れ、レッドデビル型分散機で30分間分散させた0次
いで硬化剤としてスミマール500W(住友化学社製メ
ラミン樹脂不揮発分=80%)を20部加えたのち、製
造例4で得られたエマルジョン15部を加え塗料調整を
行った。
この塗料をアルミ板(10cs X 20 (!l X
 1■)にバーコーターで塗装し、150℃で20分間
焼付処理を行って試験片を作り(塗膜厚9〜10μ)水
ぬれ性、持続性1着霜試験を行った。結果は後述の第1
表に示す如く、何れの試験に於ても極めて満足すべき結
果を与えた。
比較例 1〜2 比較例1 比較例2 製造例1のアクリル樹脂 100部 100部スミマー
ルM50W    20   20製造例4のエマルジ
ョン   0  15炭酸リチウム        O
O 上記組成で、但しディスパー攪拌により塗料調整を行い
、実施例1と同様テストピースを作製しテストに供した
。試験結果は第1表に示す如く、比較例1では水ぬれ性
、持続性共に悪く、比較例2ではこれらの点は改善され
ていたが、共に着霜抑制効果は付加であった。
実施例 2 トーレシリ=I ン5E−1980100部(トーレシ
リコン社製、 オルガノポリシロキサン エマルジョン樹脂 不揮発分40%) フッ化リチウム            2部製造例5
のエマルジョン      2.5部からなる組成物を
実施例1の手法に準じて作り。
実施例1と同様アルミ板に塗布し、140’Cで30分
間焼付けて試験片(膜厚5μ)を作り、テストに供した
。第1表に示される如く水ぬれ性。
持続性、着霜抑制何れも極めて良好であった。
比較例 3〜4 比較例3 比較例4 トーレシリコン5E−1980100部 100部フッ
化リチウム       2゜ 製造例5のエマルジョン   0    0からなる組
成物を、ディスパー攪拌により夫々作り、実施例2と同
様、試験片を作りテストに供した。第1表より明らかな
如くこれらはいづれも水ぬれ性、持続性の点で悪く、ま
た着霜抑制の面でも何ら改善の得られぬことが認められ
る。
試験方法: 水ぬれ性:試験片に対し、ワイダー#71(岩国塗装機
株式会社製品)を用い、純水を霧吹き状に1回吹きつけ
、水滴の拡がり状態を1!*した。
0・・・水ぬれ性良好 ×・・・同不良 水ぬれ性の持続性:試験片を20℃の純水に8時間浸漬
し、引き上げて20℃で16時間風乾させることをサイ
クルとして、5サイクル後の水ぬれ性を上記水ぬれ性試
験方法で判定した。
着霜抑制効果の評価については、添付図に示す装置にて
、下記条件下で種々の試験片について実施した。
空気温度(DB)      20℃ 空気温度(WB)       14.5℃ダクト内平
均風速     0 、5 m/s供試品表面温度  
    −10℃ 装置全体は、温度と湿度を制御できる恒温室内に設置さ
れている。ダクト内えいきん風速は、ノズル差圧式風量
計より得られた値より換算されるが、ファンの回転数を
制御することにより所定の値となるようにしている。試
験片の表面温度は。
冷却板に送るブライン温度を制御することにより。
所定の値としている。
霜高さの評価については、冷却板に対し垂直に位動しそ
の距離を読みとることのできる装置を考案し適時、譜表
面の高さを測定した。霜高さは複数点の測定結果の平均
値を採用した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明効果の着霜抑制の試験装置の概略図。 特許出願代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)水性熱硬化型アクリル/アミノプラスト樹脂およ
    び/または水性エマルションシリコン樹脂、(b)両性
    イオン基を有する界面活性物質Aと塩基性有機窒素含有
    化合物Bの存在下に、少なくとも1種のエチレン系不飽
    和モノマーと少なくとも1種の分子内に2コ以上の不飽
    和基を有するモノマーとを共重合することにより得られ
    、A/Bが99/1〜1/99であるカチオン樹脂エマ
    ルション粒子、および (c)アルカリ金属塩 からなり、固形分重量比で(a):(b):(c)=(
    70〜95):(1〜40):(1〜20)であること
    を特徴とする熱交換器被覆用組成物。
JP8407985A 1985-04-19 1985-04-19 熱交換器アルミフイン被覆用組成物 Pending JPS61243865A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5181558A (en) * 1990-11-13 1993-01-26 Matsushita Refrigeration Company Heat exchanger
WO2006082905A1 (ja) * 2005-02-04 2006-08-10 Daikin Industries, Ltd. 熱交換器、冷凍サイクル装置、及びそれらに用いる親水性塗料

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5181558A (en) * 1990-11-13 1993-01-26 Matsushita Refrigeration Company Heat exchanger
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