JPS61243649A - 回析像同時表示電子顕微鏡 - Google Patents

回析像同時表示電子顕微鏡

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JPS61243649A
JPS61243649A JP8234285A JP8234285A JPS61243649A JP S61243649 A JPS61243649 A JP S61243649A JP 8234285 A JP8234285 A JP 8234285A JP 8234285 A JP8234285 A JP 8234285A JP S61243649 A JPS61243649 A JP S61243649A
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JP
Japan
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image
sample
electron microscope
diffraction image
diffraction
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Pending
Application number
JP8234285A
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English (en)
Inventor
Sadao Nomura
野村 節生
Shigeto Sunakozawa
成人 砂子沢
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61243649A publication Critical patent/JPS61243649A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は試料の形状像、およびその電子線回折像を観察
する電子顕微鏡の操作性改善に関する。
〔発明の背景〕
最近、透過形電子顕微鏡(以下、電顕と略称する)を用
いて試料の像をIil!察するとともに、その像と比較
しつつ同じ試料の任意の場所から電子線回折像をall
察したいとする要求が強くなってきている。
これは、試料像によれば、試料の微細形状がわかり、ま
た電子線回折像によれば、結晶構造や格子間間隔などが
わかるためである。
従来は、この目的に対し、西山、幸田; [金属の電子
顕微鏡写真と解説」、丸首に、に、(東京)、p4(昭
和50年)に記載の如く、電顕の動作モードを中間レン
ズ電流の変化により切り換えて、螢光板−ヒに生じた試
料像、あるいは電子線回折像を観察する。すなわち、第
1図の電子線光路図に示すように、まず、試料4に焦点
を合せ試料4の像を螢光板8で観察しく試料像モードと
呼ぶ)、次に、試料4、もしくは視野制限絞り30を移
動して試料4の所望の場所が螢光板8上に見えるように
選び、しかる後、中間レンズ6の励磁電流を変えて、対
物レンズ5の後焦点面31に発生している電子線回折像
を螢光板8上に結像させる(以下、回折像モードと呼ぶ
)。
したがって、もし電顕が試料像モードにあれば、電子線
回折像は見えず、また回折像モードにあれば試料像が見
えないことになる。
もし、試料4の形状を示す試料像と、結晶構造等を示す
電子線回折像とが同時に見えれば、両者の対比が極めて
容易になる。
現状では、この同時ii+!察ができないため、両者を
比較するには、それぞれのモードで写真を撮ってそれら
を並べる。そのために′は現像や定着など多大の時間が
必要で、たとえば試料4を加熱しながら、その変化を時
々刻々調べたいなどの目的には到底使えなかった。
〔発明の目的〕
したがって、本発明の目的は試料像と電子線回折像とが
同時に見える回折像同時表示電子顕微鏡を提供すること
にある。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するために、本発明の回折像同時表示
電子顕微鏡では、テレビカメラと2個の画像メモリとを
備え、電顕のil!察モード切換えの度にテレビカメラ
からの画像をそれぞれの画像メ干りに格納して試料の拡
大像と電子線回折像とを同時に観察するようにしたこと
を特徴としている。
かかる本発明の特徴的な構成によって、試料像と電子線
回折像とを同時に観察可能となるため材に 料科学の研究等に極めて有用な電顕禮提供することがで
きる。
[発明の実施例〕 第2図は、本発明による回折像同時表示電子顕微鏡の1
実施例の基本構成を示したものである。
第2図の電子線光路は試料像モードの場合を示している
。同図において、電子銃1より出た電子線2はコンデン
サレンズ3,3′により試料4を照射し、対物レンズ5
、中間レンズ6、投写レンズ7によって拡大され、ガラ
スの一ヒに螢光体を塗付した螢光板8の一ヒに結像する
この像はテレビカメラ9を通してビデオ信号に変換され
、ビデオ信号増幅器25÷増幅された後、画像制御装置
10に入る。制御装置10内で、ビデオ信号は、マルチ
プレクサ1−1、アナログ−デジタル変換器26; 2
6’ 、信号加算器22゜22′を経由して画像メモリ
A12あるいは画像メモリB1−3に格納される。テレ
ビカメラ9から画像メモリA、 B1.2.13へのデ
ータ格納は信号線s、t4.5I11.5を通して信号
が画像制御装置10に入るまで行なわれない。
各画像メモリA、B 1.2,1.3の内容はデジタル
−アナログ変換器27.27’ を経由してCRT−A
16、あるいはCRT−B17に表示される。さらに、
画像メモリA、B12,13の内容は信号線SA 1.
4.あるいは信号線S815を通して所定の信号が制御
装置10に入るまで変化しないため、C,RT−A ]
6. CRT−B 17    ′の像もそれまで変化
しない。さて、試料像、電子線回折像を観察する場合は
、まず、電顕が試料像モードとなるように中間レンズ6
の電流を設定する。この設定は全体制御器18、同期信
号発生器19、中間レンズ電源20によりなされる。同
時に、全体制御器18は信号線8.14を通して所定の
信号を発生すべく同期信号発生器19を駆動し、かつ、
信号線S。21を通してマルチプレクサ11をA側に接
続し、試料4のテレビ像の1フレ一ム分を画像メモリA
 1.2に格納する。その結果、CRT−A16には試
料の像が見えている。
次に、全体制御器18により、同様にして、中間レンズ
6の電流値を変え、電顕を回折像子−ドにする。同時に
、マルチプレクサ11を信号線S115,5o21を通
してB側に接続し、試料4の回折像の1フレ一ム分を画
像メモリB i 3に格納し、CRT−B]、7に表示
する。
この時、もし、試料4が、結晶質のものならば、CRT
−B17の像は、第2図に示すように、結晶のブラッグ
反射による点状の像となる。
この状態で、CR,T −A 1.6には試料4の像が
観察され、CR,T−B17には試料4の電子線回折像
が見えている。
次に、全体制御器18により、電顕を試料像モードにし
、同時に信号線SA 14に所定の信号を送る。この間
に、もし、試料4が変化していれば、新しい試料像がC
RT−A16に表示される。
次に、電顕を回折モードに変更し、信号線5615に所
定の信号を発生すれば、CRT−817には、−1−、
記の新しい試料像に対する電子線回折像が表示される。
この一連の操作を全体制御器18が繰り返す。
本実施例では全体制御器18としてパーソナル・コンピ
ュータを使用した。
電顕を試料像モードから回折像モードに変更することは
約50m5ec以内の時間でできた。また、各モートに
おいてテレビ像の1フレームを画像メモリA、B]、2
,3.3にとり込む時間は約30m5ec必要である◎ したがって、本実施例では、各モードの切換えは約80
m5ec毎になされている。人間の目は時定数約1. 
OOm secの残像効果がある。そのため、上記の操
作中、試料4を動かしても、CRT−A16の試料像と
CRT−B10の回折像とは、はとんど時間遅れなく、
実時間的に変化するように見えた。
なお、第2図には画像メモリA、B12,13の周辺に
信号加算器22.22’ 、定数掛算器23.23’ 
が配置されている。
これは、テレビカメラ9より得た複数枚のフレ−ムのテ
レビ信号を平均化してS/Nのよい像をCRT−A、8
16,17に表示するためのものであり、結像面(螢光
板)18での電子線強度が弱くてS/Nの低い像を観察
するような場合に特に有用である。ただし、たとえば5
フレームの像を平均化する際には約150 m5ecの
画像とり込み時間が必要なので、その分、CRT −A
 。
B16,17での像変化の様子には時間遅れが生じる。
また、本実施例では、同期信号発生器19を介して全体
制御器18の指令により出力電流を変化するコンデンサ
レンズ電源24が配置されている。
これは、試料4が結晶性の試料の場合には、電子線回折
像が極めて輝度の強い点状の像となるため、テレビカメ
ラ9の撮像管を破壊することがあることによる。すなわ
ち、試料像モードと回折像モードとで、コンデンサレン
ズ3,3′の電流値を違え、試料4に照射する電子線密
度を変える。これに関しては電子銃1のバイアス電圧を
変えるようにしても同じ目的が達成できる。
さらに、ビデオ信号増幅器25も全体制御器18の指令
により試料像モードと回折像モードとで、増幅率を変え
、それぞれのモードでコントラストのよい像を画像制御
装置10に入力する。この「1的に対しては、テレビカ
メラ9の撮像管に印加する高電圧を変化させても実現で
きることは言うまでもない。試料像モードと回折像モー
ドとにおけるそれぞれのコンデンサレンズ3,3′の電
流値とビデオ信号増幅器25の増幅率とは、あらかじめ
、全体制御器18のメモリにプリセットされている。
なお、本発明では透過形電子顕微鏡の場合についてのみ
説明したが、最近、マイクロビームを用いた走査形電子
顕微鏡においても、ビームのふり方を電気的に切り換え
ることにより、試料像と電子線回折像とが別々の時間に
得られるようになっている。この場合にも本発明は利用
できる。さらに、この時は、試料にあてる電子ビームの
サイズが極めて小さいので、極微小領域からの電子線回
折像が得られる。
〔発明の効果〕
以上に述べたように本発明によれば、試料像と電子線回
折像とを同時にm察することができ、材料科学の研究等
に特に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は試料像モードと回折像モー1との説明図、第2
図は本発明による回折像同時表示電子顕微鏡の1実施例
の基本構成図である。 1・・・電子銃、2・・・電子線、3,3′・・・コン
デンサレンズ、4・・・試料、5・・・対物レンズ、6
・・・中間1ノンズ、7・・・投写レンズ、8・・・螢
光板、9・・・テレビカメラ、10・・・画像制御装置
、11・・・マルチブ1ノクサ、12・・・画像メモリ
A、13・・・画像メモリB、14・・・信号線SA、
15・・・信号線SB、1’6・・・CRT−A、17
・・・CRT−B、18・・・全体制御器、19・・・
同期信号発生器、20・・・中間レンズ電源、21・・
・信号線S。、22・・・信号加算器、23゜23′・
・・定数掛算器、24・・・コンデンサレンズ電源、2
5・・・ビデオ信号増幅器、26.26’・・・A/D
変換器、27.27’・・・D/A変換器。 (]1) 、第 1 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試料の拡大像と電子線回折像とを観察する電子顕微
    鏡において、テレビカメラと、そのテレビカメラを通し
    て得た像を格納する少なくとも2つの画像メモリとを備
    え、上記それぞれの像を上記それぞれの別個の画像メモ
    リに入力して上記それぞれの像を同時に観察するように
    してなる回折像同時表示電子顕微鏡。 2、特許請求の範囲第1項記載の顕微鏡において、上記
    別個の画像メモリの内容を互いに重ねることなく同時に
    CRTに表示する回折像同時表示電子顕微鏡。 3、特許請求の範囲第1項、もしくは第2項記載の顕微
    鏡において、信号制御装置、および同期信号発生器を設
    け、上記試料像の観察面への結像、および上記電子線回
    折像の観察面への結像を制御する中間レンズ電流の変化
    に同期して、上記それぞれの画像メモリへ信号をとり込
    むようにしてなる回折像同時表示電子顕微鏡。 4、特許請求の範囲第3項記載の顕微鏡において、上記
    中間レンズ電流の変化と同期して上記テレビカメラの信
    号増幅度を変化させるようにしてなる回折像同時表示電
    子顕微鏡。 5、特許請求の範囲第3項記載の顕微鏡において、上記
    中間レンズ電流の変化と同期してコンデンサレンズの電
    流、もしくは、電子銃のバイアス電圧を変化させるよう
    にしてなる回折像同時表示電子顕微鏡。
JP8234285A 1985-04-19 1985-04-19 回析像同時表示電子顕微鏡 Pending JPS61243649A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01289058A (ja) * 1988-05-16 1989-11-21 Jeol Ltd 試料観察装置
JP2015028933A (ja) * 2013-07-05 2015-02-12 株式会社半導体エネルギー研究所 透過電子回折測定装置および透過電子回折パターンの測定方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232258A (en) * 1975-09-03 1977-03-11 Siemens Ag Method of indicating picture of image pickup output information
JPS57138759A (en) * 1981-01-16 1982-08-27 Centre Nat Rech Scient Method of stereophonically displaying image from video particularly for electron microscope

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