JPS6124252B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は担体テープに粘着した自己接着性ラベ
ルをプリント搬出するための装置であつて、ケー
シングを有し、このケーシングの後端部にはグリ
ツプと該グリツプに向つて旋回可能な操作レバー
とが取付けられており、またケーシングの前方部
分内には、操作レバーによつて歯車式連結機構を
介して駆動され所定の軸を中心に回転される回転
式プリント装置が内蔵され、更に該ケーシング内
にやはり操作レバーによつて、駆動される搬送装
置が配置されており、この搬送装置によつて担体
テープがストツクロールからプリント装置へそし
て放出縁部へと搬送され、該放出縁部で担体テー
プから自己接着性ラベルがはがされて、この自己
接着性ラベルが、ケーシング下面の前方端部に回
転可能に支承された圧着ローラの下にある放出位
置に達するようになつている形式のものに関す
る。

従来の技術 上記形式を有する手動式ラベル貼り機はドイツ
連邦共和国特許第2345249号明細書に基づいて公
知である。この公知機械においては担体テープと
該テープに粘着した自己接着性ラベルとが、ケー
シング上側に配置されたストツクロールからケー
シング内部を下方へ向けて、更にケーシングの前
方下縁への方向で前方へ向けて走行し、この前方
下縁にある放出縁部で担体テープがほぼ180゜方
向転換され、続いてケーシングの後方下縁の近く
にある走行個所まで案内されるようになつてい
る。この公知機械においては側縁部を取外すこと
によつてのみケーシング内部への接近は可能であ
る。担体テープがストツクロールから放出縁部へ
の移動中に挟みこまれてしまつたり、又は放出縁
部に達する前に自己接着性ラベルが担体テープか
ら不本意にはがれてケーシング内部に固くくつつ
いてしまつたりした場合、いちいちケーシング側
壁部が取外され当該の障害が取除かれなければな
らない。この公知機械においてはプリント装置も
簡単に接近可能なものではなく、その保守や又は
他の活字への取換えに比較的多くの時間がかかつ
てしまう。

更に本発明の先行技術であるアメリカ合衆国特
許第3330207号明細書で公知の装置においては、
回転式プリント装置を備えた手動式ラベル貼り機
が用いられており、この機械においてはその操作
によつて、プリントされるべきラベルがプリント
胴と接触せしめられ、このラベルとプリント胴と
の同時運動によつて、該プリント胴の周面上に配
置された各活字がラベルの上でころがり係合し、
それによつて所望のプリントが行なわれる。この
ラベル上でのプリント胴のころがり係合時には該
胴の所定の周面区分のみがラベルと接触せしめら
れる。この周面区分は常に同一でありまたプリン
ト工程中に常に同じ運動量を行なう。従つてこの
プリント胴を以つて種々異なる情報をプリントす
るためには、プリント胴軸を中心にした回動によ
つて所望の活字が前述の所定の周面区分にもたら
される。このようなプリント工程の形式から明ら
かなようにこの回転式プリント装置はプリント工
程の開始時に正確に規定された回転位置、即ちプ
リト工程中に行なわれる回転運動時に前述の所定
の周面区分が正確にラベルと接触せしめられる位
置を取つていなければならない。プリント工程の
開始時に回転式プリント装置がその所定の回転位
置からずれていると、所望の周面区分に調節形成
された情報ではなく全く別の情報がラベルにプリ
ントされてしまう。この問題は、プリントがラベ
ル上でのころがり係合によつて行なわれる回転式
プリント装置においてのみ生じる。またこの回転
式プリント装置の駆動は歯車式連結機構によつて
行なわれる。この場合回転式プリント装置が旋回
によつてケーシングから取り出される時（非使用
位置）にその駆動歯車と被駆動歯車とのかみ合い
が解除されるので、その際に回転式プリント装置
がその装置（使用）位置で取つていた位置から回
動してしまうことがある。。回転式プリント装置
がその回動したずれ位置で再びケーシング内に回
し入れられると、各歯車はかみ合いはするが前述
のように、当該のプリント工程に配属された周面
区分ではなく別の周面区分がラベルと接触するよ
うになつてしまい間違つたプリントが行なわれ
る。

発明の課題 従つて本発明の課題は冒頭に述べた形式の手動
式ラベル貼り機を改良して、回転式プリント装置
の回動ずれによる誤プリント発生の危険がなくか
つ、回転式プリント装置に容易に接近可能であ
り、それによつてプリント装置の迅速な再調節又
は簡単な交換が可能であり、しかも操作及び作動
がスムーズであるものを提供することである。

課題を解決するための手段 上記の課題は本発明によれば、回転式プリント
装置がフレーム内に装着されており、この回転式
プリント装置をケーシングから外してその非作用
位置へ旋回させるための、回転式プリント装置と
操作レバーとの間の歯車連結機構の連結外しのも
とで、前記フレームが、ケーシングの側面の下方
端部近くに配置された軸を中心に旋回可能である
ように、該フレームがケーシングに結合されてお
り、また非作用位置へ旋回された回転式プリント
装置を所定の基本位置に伝力接続的に保持するた
めに、一方端部が回転式プリント装置の軸に係合
され他方端部が回転式プリント装置自体に係合さ
れたねじりばねが配設されていることによつて解
決された。

発明の効果 この本発明による手動式ラベル貼り機において
は回転式プリント装置が１つの独立した構成ユニ
ツトとしてそのフレームと共にケーシングから非
作用位置へ旋回され、それによつてケーシング内
部、特に担体テープ運動路への接近が自由に可能
となる。こうして回転式プリント装置の非作用位
置への旋回の後は担体テープへの接近が自由とな
るので、ケーシング内部での担体テープの挟みこ
みによつて生じた障害を極めて容易に取除くこと
ができる。また回転式プリント装置も前記の非作
用位置への旋回によつて自由に接近可能となり、
該プリント装置の保守も極めて簡単に行なわれ得
る。更に回転式プリント装置がそのフレームと共
にケーシングの残り部分から容易に解離可能であ
る構成ユニツトを形成していることによつて、活
字の交換又は回転式プリント装置全体の取換えも
極めて容易に行なわれ得る。

実施態様 本発明の実施態様は特許請求の範囲第２項乃至
第１１項に記載したとおりである。

第１図に示された手動式ラベル貼り機はケーシ
ング１を有し、該ケーシングにグリツプ２が装着
されている。グリツプ２の下方には操作レバー３
があり、この操作レバー３は機械の作動のために
グリツプ２の方向に手で引寄せられ、この際操作
レバー３は軸４を中心にして旋回する。ケーシン
グ１の内部には、駆動歯車５（鎖線で略示）が回
転可能に支承されている。操作レバー３がグリツ
プ２の方に引上げられると、この駆動歯車５が操
作レバー３の駆動接続部材（図示せず）を介して
回転せしめられる。操作レバー３が離されると該
操作レバーは図示されていないばねの作用のもと
で第１図に示されたその出発位置に再び戻され、
この際に駆動歯車５を反対方向に回転せしめる。

駆動歯車５は、回転式プリント装置７（活字を
備えたプリント胴を含有）と回転不能に結合され
た歯付セグメント６（やはり略示されている）と
かみ合つており、この両部材５，６によつて歯車
式の連結機構が形成されている。回転式プリント
装置７は軸８を中心にして回転可能に支承されて
いる。従つて駆動歯車５が回転すると、該駆動歯
車５と歯付セグメント６とのかみ合いに基づいて
回転式プリント装置７も軸８を中心にして回転す
る。回転式プリント装置７の外周面に沿つて歯車
９（略示されている）の歯部が位置しており、こ
の歯車９は加圧ローラ１０に設けられた別の歯車
１１にかみ合つている。

機械の上側には、自己接着性ラベル１４を有す
る担体テープ１５用のストツクロール１３を受容
するための受容体１２が設けられている。受容体
１２の下方縁部にはカム体１６が一体的に形成さ
れており、このカム体の目的は後述する。受容体
１２は、ケーシング１と固定結合された軸１７を
中心にして第１図の位置から第２図の位置へと上
方に旋回され得る。第１図の位置では受容体１２
は係止装置１８によつて固定されている。

第１図から分るように担体テープ１５はその上
に粘着した自己接着性ラベル１４と共にストツク
ロール１３から下方に走出し回転式プリント装置
７と加圧ローラ１０との間を通つて放出縁部１９
まで延び、そこで担体テープ１５が激しく折り曲
げられることによつて自己接着性ラベル１４が該
テープからはがされる。第１図には担体テープ１
５からはがされて、軸２０を中心に回転する圧着
ローラ２１の下の放出位置にある自己接着性ラベ
ル１４が示されている。

１つの作業サイクルの間、即ち操作レバー３が
グリツプ２に向つて旋回し続いて第１図に示され
た出発位置に戻るまでの間に、図示されていない
搬送装置によつて担体テープ１５は、１枚の自己
接着性ラベル１４が回転式プリント装置によつて
プリントされ続いて第１図に示された圧着ローラ
２１の下の放出位置にもたらされるように動かさ
れる。

回転式プリント装置７はフレーム２２内に装着
されており、このフレーム２２は圧着ローラ２１
の軸２０を中心にして第１図での作用位置から第
２図での非作用位置へ旋回され得るようになつて
いる。このフレーム２２は２つの側面部材２３か
ら成つており、第１図と第２図では当然ながらそ
の内の１つだけが見えている。この両方の側面部
材２３の間には結合棒２４が延びておりまた回転
式プリント装置７の軸８もこの両側面部材２３の
間に延びている。

結合棒２４はストツパとして、受容体１２のカ
ム体１６と共に圧着装置を形成しており、受容体
１２が係止装置１８によつて第１図の位置に固定
された時にこの圧着装置によつて、回転式プリン
ト装置７が第１図での位置に固定されるようにな
つている。カム体１６は第１図の位置で結合棒２
４に対して下方へ向う力を作用せしめてフレーム
２２をプリント装置７と遊びなしに固定させしめ
るように形成されており、また受容体１２が軸１
７を中心にして第２図の位置まで旋回した後にフ
レーム２２が圧着ローラ２１の軸２０を中心にし
て旋回する際に結合棒２４によつて描かれる弓形
軌道の外側にカム体１６があるように形成されて
いる。従つて受容体１２が第１図の位置から第２
図の位置へ旋回された後に初めてフレーム２２が
回転式プリント装置７と共に第２図の位置まで動
くことができる。回転式プリント装置７を駆動さ
せるために設けられている、駆動歯車５と歯付セ
グメント６とからなる歯車連結機構は第１図の位
置ではかみ合つており、第２図の位置ではかみ合
つていない。

ケーシング１から離れるフレーム２２の旋回運
動を制限するために線状ばね２５が設けられてお
り、この線状ばねはフレーム２２に結合された脚
部２６と、ケーシングに結合された脚部２７とを
有している。

プリント装置７がフレーム２２と共にケーシン
グ１から非作用位置まで旋回する間に回転式プリ
ント装置７が回動してしまうのを防ぐために係止
装置が設けられており、この装置によつて第２図
の位置における軸８を中心にした回転式プリント
装置の回動が防がれている。この係止装置は回転
式プリント装置７の外周面に配置された突出部２
８と、ばね３０によつて軸３１を中心にして第１
図及び第２図の図面上で見て時計回り方向に回転
しようとするようにばね負荷されているつめ２９
とを有している。第１図の位置においてつめ２９
はケーシングと固定結合されたピン３２によつて
ばね３０の作用に抗して、回転式プリント装置７
の旋回時に突出部２８によつて描かれる運動路の
外側にあるように戻し押されている。フレーム２
２がケーシング１から非作用位置へと旋回される
とすぐに、ばね３０がつめ２９を第２図の位置ま
で旋回せしめ、この位置では突出部２８がつめ２
９にぶつかつており、回転式プリント装置７が軸
８を中心に回動しないようになつている。これに
よつて、フレーム２２がケーシング１から非作用
位置方向へ旋回され続いて戻し旋回される時に、
駆動歯車５と歯付セグメント６との相対的な位置
が変化しないように保証されている。

上述の係止装置の実施例への別の可能性として
は、回転式プリント装置７がケーシング１から非
作用位置へ旋回された時にこの回転式プリント装
置７をねじりばね（図示せず）によつてある所定
の基本位置に保持することも可能である。このよ
うなねじりばねによれば回転式プリント装置が、
非作用位置で意図に反してて回動してしまつた
り、また戻り旋回時に歯車５と歯付きセグメント
６との正確なかみ合いを保証し得ない位置を取つ
てしまうことも防がれ得る。このねじりばねは回
転式プリント装置７を所定の基本位置に保持せし
めるので、該回転式プリント装置７がケーシング
１内へ戻り旋回する際にその歯結合部が確実にか
み合わされるようになる。

回転式プリント装置７を所定の基本位置に保持
するためにねじりばねを用いることの更なる利点
は、活字の調節及び掃除のために該活字に容易に
接近可能となるように、回転式プリント装置７を
その非作用位置においてばねの力に抗して回転さ
せることが可能な点である。

上記のねじりばねを用いた実施態様は第３図に
示されており、この図では回転式プリント装置７
とフレーム２２とが略示されている。この第３図
から分るように回転式プリント装置７の軸８の回
りに、コイルばねとして形成されたねじりばね３
３が巻き付けられており、このねじりばね３３の
一方の端部３４は軸８と、他方の端部３５は回転
式プリント装置７と係合している。この場合端部
３４は軸８に配設されたピン３６上に支持され、
端部３５の方は回転式プリント装置７内に設けら
れた切欠き３７内で該切欠き３７の内側面に支持
されている。このねじりばね３３によつて回転式
プリント装置７に、第１図上で見て時計回り方向
へのプレロードをかけるばね力が作用せしめられ
る。これによつて回転式プリント装置７が、ケー
シング１からのその非作用位置への旋回の後にあ
る定位置内に旋回され得るようになる。この定位
置は、回転式プリント装置７に配設されたストツ
パ３８及びフレーム２２内に設けられたスリツト
３９によつて規定され、このスリツト３９は回転
式プリント装置７の軸を中心にした弓形に沿つて
延びている。またこのスリツト３９の長さは回転
式プリント装置７の最大回転距離を規定してい
る。第１図と第２図では回転式プリント装置７が
それぞれ定位置にある場合のストツパ３８とスリ
ツト３９とが示されている。

第２図から分るように、自己接着性ラベル１４
を有する担体テープ１５がストツクロール１３か
ら放出縁部１９まで延びるその運動路は、回転式
プリント装置７がケーシング１から非作用位置に
旋回されている時にはケーシング前面側から容易
に接近可能である。担体テープ１５がケーシング
内部で挟まれてしまつたり、自己接着性ラベル１
４が機械内で早期に担体テープ１５からはがされ
てしまつたような場合は、前記のようなケーシン
グ内部への自由な接近可能性に基づいてそれらの
防害は極めて迅速に除去され得る。容易に取出し
可能な線材ばね２５は別にして、フレーム２２が
圧着ローラ２１の軸２０においてのみケーシング
１と結合されていることから、該フレーム２２は
多くの操作の必要なしにケーシング１から完全に
引離すことができる。これによつて例えば該機械
を用いて別の種類の活字によるプリントが行なわ
れなければならないような場合に、その回転式プ
リント装置の交換は容易に可能である。非作用位
置へ旋回された回転式プリント装置への接近が容
易であることによつて、該回転式プリント装置外
周面に配置された活字の掃除も極めて容易に可能
となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
１図は本発明による手動式ラベル貼り機をその回
転式プリント装置がフレームと共に作用位置にあ
る時点で示した側面図、第２図は本発明による手
動式ラベル貼り機をその回転式プリント装置がフ
レームと共にケーシングから非作用位置へ旋回さ
れた時点で示した側面図、第３図は第１図の線
に沿つた略示断面図である。 １…ケーシング、２…グリツプ、３…操作レバ
ー、４，８，１７，２０，３１…軸、５…駆動歯
車、６…歯付セグメント、７…回転式プリント装
置、９，１１…歯車、１０…加圧ローラ、１２…
受容体、１３…ストツクロール、１４…自己接着
性ラベル、１５…担体テープ、１６…カム体、１
８…係止装置、１９…放出縁部、２１…圧着ロー
ラ、２２…フレーム、２３…側面部材、２４…結
合棒、２５…線状ばね、２６，２７…脚部、２８
…突出部、２９…つめ、３０…ばね、３２，３６
…ピン、３３…ねじりばね、３４，３５…端部、
３７…切欠き、３８…ストツパ、３９…スリツ
ト。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 担体テープに粘着した自己接着性ラベルをプ
   リントし搬出するための装置であつて、ケーシン
   グを有し、このケーシングの後端部にはグリツプ
   と該グリツプに向つて旋回可能な操作レバーとが
   取付けられており、またケーシングの前方部分内
   には、操作レバーによつて歯車式連結機構を介し
   て駆動され所定の軸を中心に回転される回転式プ
   リント装置が内蔵され、更に該ケーシング内にや
   はり操作レバーによつて駆動される搬送装置が配
   置されており、この搬送装置によつて担体テープ
   がストツクロールからプリント装置へそして放出
   縁部へと搬送され、該放出縁部で担体テープから
   自己接着性ラベルがはがされて、この自己接着性
   ラベルが、ケーシング下面の前方端部に回転可能
   に支承された圧着ローラの下にある放出位置に達
   するようになつている形式のものにおいて、回転
   式プリント装置７がフレーム２２内に装着されて
   おり、この回転式プリント装置７をケーシング１
   から外してその非作用位置へ旋回させるために、
   回転式プリント装置７と操作レバー３との間の歯
   車式連結機構５，６の連結外しのもとで前記フレ
   ーム２２が、ケーシング１の側面の下方端部近く
   に配置された軸２０を中心に旋回可能であるよう
   に、該フレーム２２がケーシング１に結合されて
   おり、また非作用位置へ旋回された回転式プリン
   ト装置７を所定の基本位置に伝力接続的に保持す
   るために、一方端部が回転式プリント装置７の軸
   ８に係合され他方端部が回転式プリント装置７自
   体に係合されたねじりばね３３が配設されている
   ことを特徴とする、手動式ラベル貼り機。 ２ フレーム２２の旋回運動の中心となる軸２０
   が圧着ローラ２１の軸である特許請求の範囲第１
   項記載の手動式ラベル貼り機。 ３ フレーム２２をケーシング１内で錠止するた
   めに、圧着位置と解放位置との間で旋回可能なカ
   ム体１６がケーシング１に結合されており、この
   カム体１６がその圧着位置ではフレーム２２に装
   着されたストツパ２４に作用しまた解放位置で
   は、ケーシング１からの回転式プリント装置７の
   非使用位置方向旋回時にストツパ２４が描く弓形
   線の外側に位置するようになつている、特許請求
   の範囲第１項記載の手動式ラベル貼り機。 ４ ストツパ２４がフレーム２２の２つの側面部
   材２３の間に延びる結合棒として形成されてい
   る、特許請求の範囲第３項記載の手動式ラベル貼
   り機。 ５ カム体１６が、担体テープ用ストツクロール
   １３を受容する受容体１２の下方縁部に一体的に
   形成されており、この受容体１２はケーシング１
   と固く結合された軸１７を中心にして旋回可能で
   ある、特許請求の範囲第３項記載の手動式ラベル
   貼り機。 ６ ケーシング１とフレーム２２との間に回転式
   プリント装置７の、ケーシング１からの離動旋回
   路を制限形成するための制限装置が装着されてい
   る、特許請求の範囲第１項記載の手動式ラベル貼
   り機。 ７ 前記制限装置が線材ばね２５から成り、この
   線材ばね２５が、フレーム２２に結合された脚部
   ２６とケーシング１に結合された脚部２７とを有
   している、特許請求の範囲第６項記載の手動式ラ
   ベル貼り機。 ８ 歯車式連結機構が駆動歯車５と歯付セグメン
   ト６から成り、この歯車式連結機構５，６が回転
   式プリント装置７の作用位置においては連結され
   ており、プリント装置７がケーシング１から非作
   用位置に旋回する時にはその連結を外されるよう
   になつている、特許請求の範囲第１項記載の手動
   式ラベル貼り機。 ９ 非作用位置に旋回された位置において回転式
   プリント装置７が軸８を中心に回動するのを防ぐ
   ために、突出部２８とつめ２９とから成る装置が
   設けられている、特許請求の範囲第８項記載の手
   動式ラベル貼り機。 １０ ねじりばね３３が、回転式プリント装置内
   部で該装置の軸８の回りに巡らして設けられたコ
   イルばねである、特許請求の範囲第１項記載の手
   動式ラベル貼り機。