JPS6124246B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6124246B2 JPS6124246B2 JP53073519A JP7351978A JPS6124246B2 JP S6124246 B2 JPS6124246 B2 JP S6124246B2 JP 53073519 A JP53073519 A JP 53073519A JP 7351978 A JP7351978 A JP 7351978A JP S6124246 B2 JPS6124246 B2 JP S6124246B2
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- Japan
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- magnetic
- container
- gap
- needle
- materials
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- Expired
Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、針、釘、又は鉄筋コンクリートに
混入するスチールフアイバーなどの磁性体針状材
を容器内に収納する方法に関する。
混入するスチールフアイバーなどの磁性体針状材
を容器内に収納する方法に関する。
磁性体針状材を、搬送又は格納のため容器内に
収容する場合には、通常ランダムに入れるか、振
動を付加して収納されるが製品の形状が細長くて
軽量であるため、かさばつて密に収容出来ず、1
箱当りの収容重量が少く梱包および運搬費が割高
になるのみならず、搬送中に局部的に固く締まつ
て生じた空間のため、荷姿が変形して商品価値を
低下させるなどの不都合を生じていた。
収容する場合には、通常ランダムに入れるか、振
動を付加して収納されるが製品の形状が細長くて
軽量であるため、かさばつて密に収容出来ず、1
箱当りの収容重量が少く梱包および運搬費が割高
になるのみならず、搬送中に局部的に固く締まつ
て生じた空間のため、荷姿が変形して商品価値を
低下させるなどの不都合を生じていた。
この発明は、かかる現状に鑑み、磁性体針状材
を効率よく容器内に密に充填できる収納方法を目
的としている。
を効率よく容器内に密に充填できる収納方法を目
的としている。
すなわち、この発明は、一対の電磁石または永
久磁石の互いに異なる磁極を、磁極間空隙の中央
垂直平面より各々等角度で上方へ開く傾斜面とな
し、下部から上部に拡大する空隙を介して対向せ
しめてなる磁気回路の上記空隙に、非磁性体の容
器を介在せしめ、非磁性体容器の上方より磁性体
針状材を落下させ、磁性体針状材を非磁性体容器
内に整列して収納することを特徴とする磁性体針
状材の収納方法である。
久磁石の互いに異なる磁極を、磁極間空隙の中央
垂直平面より各々等角度で上方へ開く傾斜面とな
し、下部から上部に拡大する空隙を介して対向せ
しめてなる磁気回路の上記空隙に、非磁性体の容
器を介在せしめ、非磁性体容器の上方より磁性体
針状材を落下させ、磁性体針状材を非磁性体容器
内に整列して収納することを特徴とする磁性体針
状材の収納方法である。
この発明は、磁界が空隙下部で強く、上部へ行
くにつれて弱くなる磁気勾配を有する空隙内に、
非磁性体容器を配置し、磁性体針状材を該容器上
方より落下させ、上記磁気勾配によつて磁性体針
状材を該容器内に密に整列して収納せしめるもの
で、嵩比重を大きくして収納できるため、単位容
積当りの収納率を著しく向上させることができ
る。
くにつれて弱くなる磁気勾配を有する空隙内に、
非磁性体容器を配置し、磁性体針状材を該容器上
方より落下させ、上記磁気勾配によつて磁性体針
状材を該容器内に密に整列して収納せしめるもの
で、嵩比重を大きくして収納できるため、単位容
積当りの収納率を著しく向上させることができ
る。
以下に、この発明を第1図に基づいて説明す
る。
る。
形の継鉄5の相対向する端部に電磁コイル
6,6′を巻着し、両端面に断面が三角形状で傾
斜面11を有し、かつ互いに異極性の磁極片7,
7′を設けて、空隙8を有する磁気回路3を構成
する。そして、上記空隙8内に厚紙、プラスチツ
クなどの非磁性体で作られた容器2を介在せし
め、この容器2の上方に設けたシユータ4により
磁性体針状材1を落下せしめ容器2内に収納する
ように構成する。
6,6′を巻着し、両端面に断面が三角形状で傾
斜面11を有し、かつ互いに異極性の磁極片7,
7′を設けて、空隙8を有する磁気回路3を構成
する。そして、上記空隙8内に厚紙、プラスチツ
クなどの非磁性体で作られた容器2を介在せし
め、この容器2の上方に設けたシユータ4により
磁性体針状材1を落下せしめ容器2内に収納する
ように構成する。
上記空隙8は下部は狭く、上部は広くなるよう
傾斜面11、すなわち空隙8に想定した磁極片に
対向する垂直面に対して所定の等角度を有する磁
極片7,7′で形成されるため、空隙8における
磁界は狭巾の下部が強く、広巾の上部は弱くなる
ように分布される。
傾斜面11、すなわち空隙8に想定した磁極片に
対向する垂直面に対して所定の等角度を有する磁
極片7,7′で形成されるため、空隙8における
磁界は狭巾の下部が強く、広巾の上部は弱くなる
ように分布される。
従つて、シユータ4より落下する磁性体針状材
1は、空隙8において磁性体針状材1の長さ方向
に磁化され磁束方向に整列し、磁性体針状材1に
係る重力と非磁性体容器2底に近づくほど強まる
磁力による吸引力で非磁性体容器2底に引付けら
れる。このようにして、各磁性体針状材4は磁束
方向に整列して密に堆積され収納されるのであ
る。
1は、空隙8において磁性体針状材1の長さ方向
に磁化され磁束方向に整列し、磁性体針状材1に
係る重力と非磁性体容器2底に近づくほど強まる
磁力による吸引力で非磁性体容器2底に引付けら
れる。このようにして、各磁性体針状材4は磁束
方向に整列して密に堆積され収納されるのであ
る。
この発明の効果、すなわち磁界の吸引力Fは次
式によつて示される。
式によつて示される。
F=H・ΔH/ΔZ・NI
ただし、H:磁界の強さ ΔH/ΔZ:磁気勾配
N:反磁界係数 I:材料の磁化の強
さ 又、上記磁気回路における空隙8に発生するZ
方向(磁界垂直方向)の磁界分布を第2図に示
す。すなわち、曲線aは磁極片間の中央線上にお
ける分布を、曲線bはいずれか一方の磁極片近傍
における分布をそれぞれ示したものであるが、い
ずれの場合も空隙下部の磁界が強く、上部へ行く
にしたがつて弱くなることがわかる。
さ 又、上記磁気回路における空隙8に発生するZ
方向(磁界垂直方向)の磁界分布を第2図に示
す。すなわち、曲線aは磁極片間の中央線上にお
ける分布を、曲線bはいずれか一方の磁極片近傍
における分布をそれぞれ示したものであるが、い
ずれの場合も空隙下部の磁界が強く、上部へ行く
にしたがつて弱くなることがわかる。
また第1図に示した電磁コイル6,6′を用い
る電磁石の代りに、第3図のようなZ方向の磁気
勾配を有するように傾斜面11を設けた永久磁石
9,9′を使用した磁気回路でも同等の効果が得
られる。さらに第4図に示す如く、一対の水平磁
極面10,10′上に傾斜面11を有する磁極片
7,7′を配置してもよい。この磁気回路も同様
に磁極片7,7′が中央垂直平面より各々等角度
で上方へ開く傾斜面11を形成するため、上部空
隙で磁界が順次弱くなる磁気勾配を構成してい
る。
る電磁石の代りに、第3図のようなZ方向の磁気
勾配を有するように傾斜面11を設けた永久磁石
9,9′を使用した磁気回路でも同等の効果が得
られる。さらに第4図に示す如く、一対の水平磁
極面10,10′上に傾斜面11を有する磁極片
7,7′を配置してもよい。この磁気回路も同様
に磁極片7,7′が中央垂直平面より各々等角度
で上方へ開く傾斜面11を形成するため、上部空
隙で磁界が順次弱くなる磁気勾配を構成してい
る。
上述のように、この発明は自動的、かつ容易に
磁性体針状材を容器内に整列させつつ嵩比重を大
きく収納できるので、収集率の向上のみならず梱
包及び運搬費を低減することができる。
磁性体針状材を容器内に整列させつつ嵩比重を大
きく収納できるので、収集率の向上のみならず梱
包及び運搬費を低減することができる。
次に、この発明の実施例について具体的に説明
する。
する。
厚さ0.25mm、巾1mm、長さ25mm、重さ30mgのス
チールフアイバーを縦100mm、横100mm、高さ80mm
の厚紙容器に収容するため、第1図で示した磁極
径120mmφ、磁極片端面傾斜角45゜、磁化力
10KAT、容器Z方向磁気勾配(第2図b曲線)
平均2000Oe/cm、磁界最大強さ2000Oeの磁気回
路によつて、スチールフアイバーを約600gr/
minで落下投入した結果、一定方向に密に整列し
た状態で1700gr/箱(容器内嵩比重(0.9Kg/
))に比較すれば2.3倍も収納率が向上したこと
が分る。
チールフアイバーを縦100mm、横100mm、高さ80mm
の厚紙容器に収容するため、第1図で示した磁極
径120mmφ、磁極片端面傾斜角45゜、磁化力
10KAT、容器Z方向磁気勾配(第2図b曲線)
平均2000Oe/cm、磁界最大強さ2000Oeの磁気回
路によつて、スチールフアイバーを約600gr/
minで落下投入した結果、一定方向に密に整列し
た状態で1700gr/箱(容器内嵩比重(0.9Kg/
))に比較すれば2.3倍も収納率が向上したこと
が分る。
第1図はこの発明の一実施例における装置の正
面図、第2図は空隙における垂直方向の磁界分布
を示す図表、第3図と第4図はこの発明の他の実
施例における装置の正面図である。 図中、1……磁性体針状材、2……非磁性体容
器、3……磁気回路、4……シユータ、5……継
鉄、6,6′……電磁コイル、7,7′……磁極
片、8……空隙、9,9′……永久磁石、Z……
磁界垂直方向、b……磁極片近傍、a……極片間
中央部。
面図、第2図は空隙における垂直方向の磁界分布
を示す図表、第3図と第4図はこの発明の他の実
施例における装置の正面図である。 図中、1……磁性体針状材、2……非磁性体容
器、3……磁気回路、4……シユータ、5……継
鉄、6,6′……電磁コイル、7,7′……磁極
片、8……空隙、9,9′……永久磁石、Z……
磁界垂直方向、b……磁極片近傍、a……極片間
中央部。
Claims (1)
- 1 一対の電磁石または永久磁石の互いに異なる
磁極を、磁極間空隙の中央垂直平面より各々等角
度で上方へ開く傾斜面となし、下部から上部に拡
大する空隙を介して対向せしめてなる磁気回路の
上記空隙に、非磁性体の容器を介在せしめ、非磁
性体容器の上方より磁性体針状材を落下させ、磁
性体針状材を非磁性体容器内に整列して収納する
ことを特徴とする磁性体針状材の収納方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7351978A JPS555321A (en) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | Method of storing magnetic spicular substance |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7351978A JPS555321A (en) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | Method of storing magnetic spicular substance |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS555321A JPS555321A (en) | 1980-01-16 |
JPS6124246B2 true JPS6124246B2 (ja) | 1986-06-10 |
Family
ID=13520565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7351978A Granted JPS555321A (en) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | Method of storing magnetic spicular substance |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS555321A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0311953U (ja) * | 1989-06-22 | 1991-02-06 | ||
JPH04292233A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-16 | Mitsubishi Electric Corp | 据置型ボックススピーカ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5336394A (en) * | 1976-09-14 | 1978-04-04 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Method of packing needle shaped magnetic metal material |
-
1978
- 1978-06-16 JP JP7351978A patent/JPS555321A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5336394A (en) * | 1976-09-14 | 1978-04-04 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Method of packing needle shaped magnetic metal material |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0311953U (ja) * | 1989-06-22 | 1991-02-06 | ||
JPH04292233A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-16 | Mitsubishi Electric Corp | 据置型ボックススピーカ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS555321A (en) | 1980-01-16 |
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