JPS6124186A - 正特性サ−ミスタ装置 - Google Patents

正特性サ−ミスタ装置

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JPS6124186A
JPS6124186A JP14495684A JP14495684A JPS6124186A JP S6124186 A JPS6124186 A JP S6124186A JP 14495684 A JP14495684 A JP 14495684A JP 14495684 A JP14495684 A JP 14495684A JP S6124186 A JPS6124186 A JP S6124186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature coefficient
positive temperature
coefficient thermistor
electrode
electrode plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP14495684A
Other languages
English (en)
Inventor
竹内 通一
章 三浦
石津 義昭
安田 純博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Publication of JPS6124186A publication Critical patent/JPS6124186A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 に好適な正特性サーミスタ装置に関する。
従来技術とその問題点 従来のこの種の正特性サーミスタ装置として、第5図に
例示するように、正特性サーミスタ素体1の厚さ方向の
両面に電極2及び3を設け、この電極2及び3のそれぞ
れの周縁に、リング状の電極板4及び5を圧接させた構
造のものが知られている。正特性サーミスタ素体1とし
ては平板状のものも知られているが、フトン、衣類乾燥
器またはへヤドライヤ等に使用する場合には、厚さ方向
に多数の貫通孔101を有し、貫通孔の開口面に電極2
及び3を被着形成した、いわゆるハニカム状の正特性サ
ーミスタを使用する。
前記電極2及び3は、正特性サーミスタ素体lの両面に
銀以外の金属を主成分とする第1導電層21及び31を
それぞれ被着形成し、更にこの第1導電層21.31の
表面に銀を主成分とする第2導電層22.32をそれぞ
れ設けた構造となっている。第121!電層21.31
は、シルバーマイグレーション現象防止のために銀以外
の金属によって構成し、また正特性サーミスタ素体lの
持つ正の抵抗温度特性をそのまま引出すためにオーム性
接触となるように形成する。銀以外の金属によるオーム
性接触の形成方法としては1例えば°アルミニュウムま
たは真ちゅうの溶射法等が知られている。
第2導電層z2及び32は電極板4.5との間の電気的
接触抵抗を下げ、正特性サーミスタへの電流分散を良く
し、発熱の均一化を図るために設けられるもので、例え
ばフリット含有銀ペーストの塗布焼付は等により、銀を
主成分とするものによって構成される。6は電極板4.
5を結合する絶縁性結合具である。
ところが、第5図に示した従来の正特性サーミスタ装置
は、C1zもしくはSO2ガス雰囲気等の特殊な条件下
で使用されると、銀で成る第2導電層2z、32に、銀
ヒゲ結晶が発生し成長することが解った。このような現
象は銀ホイスカー現象と呼ばれるもので、短時間の間に
10〜20本のものが3〜15mmの長さまで成長し、
電極間短絡、アース金属−5の接触等を招き、焼損、感
電事故等を引起す。この銀ホイスカー現象は、銀の硫化
と温度条件が揃えば必ず発生するものであり、その防止
策がむずかしい。電極2.3を構成する場合に銀の使用
を止めれば、当然のこととして、銀ホイスカー現象は起
きなくなる。しかしながら、この場合には、正特性サー
ミスタの電極2.3と電極板4.5との間の接触抵抗が
増大し、電流分散が悪くなり、発熱が不均一になってし
まう。
銀ホイスカー現象の別の防止策とI7て、電極2.3の
表面に、スプ1/−もしくはディッピング方法等によっ
て耐候性塗料を塗布し、電極2.3を硫化雰囲気から遮
断することが考えられる。耐候性塗料を塗布する場合、
電極板4.5を取付ける前、電極板4.5の接触部分を
除く電極2.3の表面に限って塗布するのが理想である
が、現実には困難であるため、例えば第6図に例示する
ように、電極板4.5を取付けた後、その上から耐候性
塗料7を塗布する。ところが、電極板4.5と電極2.
3との間には表面の凹凸等による隙間が出るのが普通で
あるため、第7図に示すように、この隙間Gに耐候性塗
料7が侵入し、電極2.3と電極板4.5との間に電気
的接触不良を起こしてしまうと言う問題があった。
本発明の目的 本発明は上述する従来からの問題点を解決し、電極表面
に耐候性塗料を塗布して銀ホイスカー現象等による電極
劣化を防止する場合にも、電極に対する電極板の電気的
接触を非常に良好な状態に保ち得る高信頼度の正特性サ
ーミスタ装置を提供することを目的とする。
本発明の構成 上記目的を達成するため、本発明は、正特性サーミスタ
と、この正特性サーミスタの電極に接触する電極板とを
備える正特性サーミスタ装置において、前記正特性サー
ミスタの電極と前記電極板との接触部分に導電性接着材
を充填したことを特徴とする。
実施例 第1図は本発明に係る正特性サーミスタ装置の正面断面
図、第2図は同じくその平面図である。
図において、第5図〜第7図と同一の参照符号は同一性
ある構成部分を示している。この実施例では、正特性サ
ーミスタとして、正特性サーミスタ素体lの厚さ方向に
多数の貫通孔101を形成し。
貫通孔101の開口面に電極2及び3を被着形成したハ
ニカム状の正特性サーミスタを使用している。前記電極
2及び3は、従来と同様に、正特性サーミスタ素体lの
、両面に銀以外の金属を主成分とする第1導電層21及
び31をそれぞれ被着形成し、更にこの第1導電層21
.31の表面に銀を主成分とする第2導電層22.32
をそれぞれ設けた構造となっている。
従来と異なる点は、電極2.3を構成する第2導電層2
2.32と電極板4.5との接触部分に導電性接着材8
.9を充填したことである。この実施例では、電極?、
3に対する電極板4.5の接触部分がリング状になって
いることから、前記導電性接着材8.9はリング状に充
填しである。
なお1図示は省略したが、第6図で説明したように、電
極板4.5を取付けた状態で電極2.3の表面に耐候性
塗料を塗布する。
上述の如く、本発明においては、電極2.3と電極板4
.5との接触部分に導電性接着材8,9°を充填しであ
るから、電極2.3と電極板4.5とが導電性接着材8
.9によっ゛て確実に接着固定される。しかも電極2.
3と電極板4.5との間の接触界面に発生する凹凸が、
この導電性接着材8.9によって埋められ、隙間を発生
することがないから、第6図で説明したように、電極板
4.5を取付けた状態で耐候性塗料を塗布した場合でも
、耐候性塗料が電極2.3と電極板4.5との接触界面
に侵入することがない。この結果、電極2.3の表面に
耐候性塗料を塗布して銀水イスカー現象等による電極劣
化を防止する場合にも、電極2,3に対する電極板4.
5の電気的接触が非常に良好な状態に保たれることとな
る。
第3図は本発明に係る正特性サーミスタ装置の別の実施
例における平面図、第4図は第3図のAx−At線上に
おける断面図である。図においで第1図及び第2図と同
一の参照符号は同−正ある構成部分を示している。この
実施例では、耐熱樹脂ケース10上に3個のハニカム状
正特性サーミスタA、B、Cを配置した構造となってい
る。
これらの正特性サーミスタA、B、Cは電極3側を電極
板5に共通に導通させである。また正特性サーミスタA
及びBは電極2を電極板41に共通に導通させ、正特性
サーミスタCは電極2を電極板41とは別の電極板42
に導通させである。
従って、正特性サーミスタA、Bは並列的に駆動され、
正特性サーミスタCは単独で駆動されるから、その選択
により発熱量を調整できる。11は電極板41に接続さ
れたリード端子、12は電極板42に接続されたリード
端子、13は電極板5に接続されたリード端子である。
正特性サーミスタA、B及びCは、本発明に従って、電
極2と電極板41または42との接触部分及び電極3と
電極板5との接触部分に導電性接着材8.9をそれぞれ
リング状に充填しである。従って、第1図及び第2図で
説明したように、電極表面に耐候性塗料を塗布して銀ホ
イスカー現象等による電極劣化を防止する場合にも、電
極2.3に対する電極板41.42及び5の電気的接触
を非常に良好な状態に保つことができ°る。
なお、上記実施例ではハニカム状の正特性サーミスタを
使用した場合について詳説したが、ペレット状の正特性
サーミスタを使用した場合にも適用が可能である。
本発明の効果 以上述べたように1本発明は、正特性サーミスタと、こ
の正特性サーミスタの電極に接触する電極板とを備える
正特性サーミスタ装置において、前記正特性サーミスタ
の電極と前記電極板との接触部分に導電性接着材を充填
したことを特徴とするから、電極表面に耐候性塗料を塗
布して銀ホイスカー現象等による電極劣化を防止する場
合にも、電極に対する電極板の電気的接触を非常に良好
な状態に保ち得る高信頼度の正特性サーミスタ装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る正特性サーミスタ装置の正面断面
図、第2図は同じくその平面図、第3図は本発明に係る
正特性サーミスタ装置の別の実施例における平面図、第
4図は第3図のAx−At線上における断面図、第5図
は従来の正特性サーミスタ装置の断面図、第6図は同じ
く別の従来例の断面図、第7図は第6図に示した従来の
正特性サーミスタ装置の欠点を説明するための部分拡大
断面図である。 1・・・正特性サーミスタ素体 2.3・・・電極   4,5・・・電極板8.9・・
・導電性接着材 21.31−−−第1導電層 22.32・−・第2―電層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)正特性サーミスタと、この正特性サーミスタの電
    極に接触する電極板とを備える正特性サーミスタ装置に
    おいて、前記正特性サーミスタの電極と前記電極板との
    接触部分に導電性接着材を充填したことを特徴とする正
    特性サーミスタ装置。
  2. (2)前記電極は前記正特性サーミスタ素体に対してオ
    ーム性接触となる第1導電層と、この第1導電層の表面
    に形成された銀を主成分とする第2導電層とで成ること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の正特性サー
    ミスタ装置。
  3. (3)前記正特性サーミスタは厚さ方向に多数の貫通孔
    を開口させその開口面に前記電極を形成したもので成る
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に
    記載の正特性サーミスタ装置。
JP14495684A 1984-07-12 1984-07-12 正特性サ−ミスタ装置 Pending JPS6124186A (ja)

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JP14495684A JPS6124186A (ja) 1984-07-12 1984-07-12 正特性サ−ミスタ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63153802A (ja) * 1986-12-17 1988-06-27 ティーディーケイ株式会社 正特性サ−ミスタ装置及びその製造方法
WO2022270070A1 (ja) * 2021-06-24 2022-12-29 日本碍子株式会社 ヒーターエレメント、ヒーターユニット及び車室暖房用ヒーターシステム

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JPS63153802A (ja) * 1986-12-17 1988-06-27 ティーディーケイ株式会社 正特性サ−ミスタ装置及びその製造方法
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