JPS61241662A - アミノ酸分析装置 - Google Patents
アミノ酸分析装置Info
- Publication number
- JPS61241662A JPS61241662A JP8247685A JP8247685A JPS61241662A JP S61241662 A JPS61241662 A JP S61241662A JP 8247685 A JP8247685 A JP 8247685A JP 8247685 A JP8247685 A JP 8247685A JP S61241662 A JPS61241662 A JP S61241662A
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- JP
- Japan
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- amino acid
- buffer soln
- buffer
- ammonia
- plateau
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/26—Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
- G01N30/28—Control of physical parameters of the fluid carrier
- G01N30/34—Control of physical parameters of the fluid carrier of fluid composition, e.g. gradient
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、蛋白加水分解物アミノ酸を対象とするアミノ
酸分析装置に係り、特にアンモニアプラトウの影響を受
けないアミノ酸分析装置に関する。
酸分析装置に係り、特にアンモニアプラトウの影響を受
けないアミノ酸分析装置に関する。
複数の緩衝液を段階的に切換えて行なう方式のアミノ酸
分析において、1本のカラムによって分析する場合、分
析の途中で、第2図(A)のdに示すようなベースライ
ンの台形状の浮上り現象(以下アンモニアプラトウと称
する)が現われる。
分析において、1本のカラムによって分析する場合、分
析の途中で、第2図(A)のdに示すようなベースライ
ンの台形状の浮上り現象(以下アンモニアプラトウと称
する)が現われる。
この原因は、低pH域の緩衝液に含まれるアンモニア成
分が一時的にカラムで濃縮されたものが、高pH域のも
しくは高Naイオン濃度の緩衝液で一度に溶出されたも
のである。このプラトウがあると、正確なピーク面積の
測定が困難となる。これを避ける一例として特公昭55
−24584号公報に述べられているように、高架橋度
のイオン交換樹脂を用いたアンモニアフィルタカラムを
用いる方法がある。
分が一時的にカラムで濃縮されたものが、高pH域のも
しくは高Naイオン濃度の緩衝液で一度に溶出されたも
のである。このプラトウがあると、正確なピーク面積の
測定が困難となる。これを避ける一例として特公昭55
−24584号公報に述べられているように、高架橋度
のイオン交換樹脂を用いたアンモニアフィルタカラムを
用いる方法がある。
しかし、この方法では、高価なアンモニアフィルタカラ
ムが必要で、かつ、そのカラムを洗浄再生するために、
更に平衡化時間を要する。
ムが必要で、かつ、そのカラムを洗浄再生するために、
更に平衡化時間を要する。
本発明の目的は、アンモニアフィルタカラムを使用しな
くてもアンモニアプラトウによる妨害を避けることがで
き、よりピーク面積計算の精度をiげ、かつ高感度な分
析を行なうことのできるアミノ酸分析装置を提供するこ
とにある。
くてもアンモニアプラトウによる妨害を避けることがで
き、よりピーク面積計算の精度をiげ、かつ高感度な分
析を行なうことのできるアミノ酸分析装置を提供するこ
とにある。
本発明者らは、アンモニアプラトウと重なって現われる
ヒスチジンが従来の塩基性アミノ酸溶出用緩衝液よりも
高いpHで、かつ低いNaイオン濃度の緩衝液を塩基性
アミノ酸溶出領域の前半に流すことによって大幅に溶出
が早まり、同時にアンモニアプラトウが後退することを
見い出した。
ヒスチジンが従来の塩基性アミノ酸溶出用緩衝液よりも
高いpHで、かつ低いNaイオン濃度の緩衝液を塩基性
アミノ酸溶出領域の前半に流すことによって大幅に溶出
が早まり、同時にアンモニアプラトウが後退することを
見い出した。
このため、アンモニアプラトウは孤立化し、塩基性アミ
ノ酸成分が正確にかつ高感度に定量することができる。
ノ酸成分が正確にかつ高感度に定量することができる。
このように、本発明は複数の緩衝液を段階的またはグラ
ジェント方式に切換えて行なうアミノ酸分析装置におい
て、塩基性アミノ酸溶出領域の前半の緩衝液のpHが第
4緩衝液のpHよりも高く、かつNaイオン濃度が低く
するものである。
ジェント方式に切換えて行なうアミノ酸分析装置におい
て、塩基性アミノ酸溶出領域の前半の緩衝液のpHが第
4緩衝液のpHよりも高く、かつNaイオン濃度が低く
するものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は、アミノ酸分析装置の構成を示す流路系説明図
である。第1緩衝液1から第4緩衝液4および再生液5
までの中から、電磁弁シリーズ6によって1つの緩衝液
が選択され、緩衝液ポンプ7によって、オートサンプラ
10を経由し、分析カラム11に送られる。ここで分離
した各アミノ酸は、ニンヒドリンポンプ9によって送ら
れたニンヒドリン試薬8とミキサ12で混合し、反応コ
イル13で反応する。ここで発色したアミノ酸は光度計
14で連続的に検知され、クロマトグラムとなって記録
計15に記録される。
である。第1緩衝液1から第4緩衝液4および再生液5
までの中から、電磁弁シリーズ6によって1つの緩衝液
が選択され、緩衝液ポンプ7によって、オートサンプラ
10を経由し、分析カラム11に送られる。ここで分離
した各アミノ酸は、ニンヒドリンポンプ9によって送ら
れたニンヒドリン試薬8とミキサ12で混合し、反応コ
イル13で反応する。ここで発色したアミノ酸は光度計
14で連続的に検知され、クロマトグラムとなって記録
計15に記録される。
以上の構成において、使用する緩衝液1〜4および再生
液5の組成、pHおよびNaイオン濃度は第1表に示す
通りである。
液5の組成、pHおよびNaイオン濃度は第1表に示す
通りである。
これ等の緩衝液を段階的に1から5まで切換えて分析し
たものが第2図(A)に示すクロマトグラムである。こ
の図に示すように従来法によれば塩基性アミノ酸a(リ
ジン)、C(ヒスチジン)、小さいと、′その有無の判
定が困難になる。
たものが第2図(A)に示すクロマトグラムである。こ
の図に示すように従来法によれば塩基性アミノ酸a(リ
ジン)、C(ヒスチジン)、小さいと、′その有無の判
定が困難になる。
そこで以上の欠点をなくすため、定量の必要なアミノ酸
成分であるリジンaおよびヒスチジンCがこれらプラト
ウdと重ならないようにプラトウの前に油出させる手段
を検討したところ、第2図(B)のクロマトグラムが得
られた。
成分であるリジンaおよびヒスチジンCがこれらプラト
ウdと重ならないようにプラトウの前に油出させる手段
を検討したところ、第2図(B)のクロマトグラムが得
られた。
すなわも、ヒスチジンCは第4緩衝液のpHよりももつ
とpHを高めることによって溶出が早められるとき見い
出し、またアンモニア成分9およびアンモニアプラトウ
dは、第4緩衝液のNaイオン濃度よりももつと下げる
ことによって、溶出が遅′・れる現象を亘い出したもの
である。
とpHを高めることによって溶出が早められるとき見い
出し、またアンモニア成分9およびアンモニアプラトウ
dは、第4緩衝液のNaイオン濃度よりももつと下げる
ことによって、溶出が遅′・れる現象を亘い出したもの
である。
第3゛向に塩基性アミノ酸a ” eのピーク位置移動
の状態を示す。第3図(A)は従来例を示す。
の状態を示す。第3図(A)は従来例を示す。
これに対し第3図(B)は、第4緩衝液4のpHよりも
高いpHの緩衝液を塩基性アミノ酸溶出領域の前半に与
えたものである。ヒスチジン23の溶出がきわめて早く
なっていることを示す。第3図(C)は(B)に対して
、第4緩衝液4のNaイオン濃度よりも低い濃度の緩衝
液4′を塩基性アミノ酸溶出領域の前半に与えたもので
ある。アンモニア成分すおよびアンモニアプラトウdの
溶出がより遅くなっていることシ示す。
高いpHの緩衝液を塩基性アミノ酸溶出領域の前半に与
えたものである。ヒスチジン23の溶出がきわめて早く
なっていることを示す。第3図(C)は(B)に対して
、第4緩衝液4のNaイオン濃度よりも低い濃度の緩衝
液4′を塩基性アミノ酸溶出領域の前半に与えたもので
ある。アンモニア成分すおよびアンモニアプラトウdの
溶出がより遅くなっていることシ示す。
以上によりヒスチジンCとリジンaは完全にアンモニア
プラトウdと分離させることができる。
プラトウdと分離させることができる。
そのクロマトグラムを第2図(B)に示す、また、pH
および、Naイオン濃度の切換ステップを第4図に示す
。実線が従来例、途中の破線部分が本発明なるステップ
である。
および、Naイオン濃度の切換ステップを第4図に示す
。実線が従来例、途中の破線部分が本発明なるステップ
である。
実際にこの破線部分のステップを加える方法としては、
新たに緩衝液4′をこの行程に加える方法もあるが、緩
衝液4と再生液5を70 : 30の割合でグラジェン
ト混合(電磁弁の0N−OFFの時間を70:30の割
合で制御する。)する方法も有効である。
新たに緩衝液4′をこの行程に加える方法もあるが、緩
衝液4と再生液5を70 : 30の割合でグラジェン
ト混合(電磁弁の0N−OFFの時間を70:30の割
合で制御する。)する方法も有効である。
本発明の実施例には次の効果がある。
■ ヒスチジンC、リジンa、アルギニンeがアンモニ
アプラトウdと完全に切離せるので、べ定できるので、
より高感度な分析ができる。
アプラトウdと完全に切離せるので、べ定できるので、
より高感度な分析ができる。
■ アンモニアフィルタカラムが不要である。
■ 同上の理由で1.分析カラムの再生時間、平衡化時
間をより短縮化することができる。(アンモニアフィル
タカラムも同時に再生、平衡化する必要がない。) ■ 緩衝液4′は、新たに追加しなくても、緩衝液4と
再生液5のグラジェント混合によって得ることができる
。
間をより短縮化することができる。(アンモニアフィル
タカラムも同時に再生、平衡化する必要がない。) ■ 緩衝液4′は、新たに追加しなくても、緩衝液4と
再生液5のグラジェント混合によって得ることができる
。
以上説明したように、本発明によれば、分析に必要とす
るアミノ酸成分をアンモニアプラトウと重複しないよう
にすることができる。
るアミノ酸成分をアンモニアプラトウと重複しないよう
にすることができる。
第1図はアミノ酸分析装置の構成を示す流路説明図、第
2図は従来法と本発明で得られたクロマトグラム、第3
図は塩基性アミノ酸のpHおよび、Naイオン濃度の影
響を示すピーク位置移動を示す図、第4図はpHとNa
イオン濃度の切換ステップを図解した図である。 1・・・第1緩衝液、2・・・第2緩衝液、3・・・第
3緩衝液、4・・・第4緩衝液、5・・・再生液、6・
・・電磁弁シリーズ、7・・・緩衝液ポンプ、8・・・
ニンヒドリン試薬、9・・・ニンヒドリンポンプ、10
・・・オートサンプラ、11・・・分析カラム、12・
・・ミキサ、13・・・反応コイル、14・・・光度計
、15・・・記録計、16・・・アンモニアフィルタカ
ラム。
2図は従来法と本発明で得られたクロマトグラム、第3
図は塩基性アミノ酸のpHおよび、Naイオン濃度の影
響を示すピーク位置移動を示す図、第4図はpHとNa
イオン濃度の切換ステップを図解した図である。 1・・・第1緩衝液、2・・・第2緩衝液、3・・・第
3緩衝液、4・・・第4緩衝液、5・・・再生液、6・
・・電磁弁シリーズ、7・・・緩衝液ポンプ、8・・・
ニンヒドリン試薬、9・・・ニンヒドリンポンプ、10
・・・オートサンプラ、11・・・分析カラム、12・
・・ミキサ、13・・・反応コイル、14・・・光度計
、15・・・記録計、16・・・アンモニアフィルタカ
ラム。
Claims (1)
- 1、複数個の緩衝液を段階的またはグラジエント方式に
切換えて供給するアミノ酸分析装置において、塩基性ア
ミノ酸溶出領域の前半の緩衝液のpHが第4緩衝液のp
Hよりも高く、かつNaイオン濃度が該第4緩衝液のN
aイオン濃度よりも低くしたことを特徴とするアミノ酸
分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8247685A JPS61241662A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | アミノ酸分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8247685A JPS61241662A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | アミノ酸分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61241662A true JPS61241662A (ja) | 1986-10-27 |
Family
ID=13775565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8247685A Pending JPS61241662A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | アミノ酸分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61241662A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63187153A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-02 | Hitachi Ltd | アミノ酸分析方法 |
JP2007017327A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Hitachi High-Technologies Corp | アミノ酸分析法および分析装置 |
JP2009085747A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Hitachi High-Technologies Corp | アミノ酸分析方法およびアミノ酸分析装置 |
-
1985
- 1985-04-19 JP JP8247685A patent/JPS61241662A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63187153A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-02 | Hitachi Ltd | アミノ酸分析方法 |
JP2007017327A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Hitachi High-Technologies Corp | アミノ酸分析法および分析装置 |
JP4704824B2 (ja) * | 2005-07-08 | 2011-06-22 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | アミノ酸分析法および分析装置 |
JP2009085747A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Hitachi High-Technologies Corp | アミノ酸分析方法およびアミノ酸分析装置 |
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