JPS61241470A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

密閉型電動圧縮機

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JPS61241470A
JPS61241470A JP8378185A JP8378185A JPS61241470A JP S61241470 A JPS61241470 A JP S61241470A JP 8378185 A JP8378185 A JP 8378185A JP 8378185 A JP8378185 A JP 8378185A JP S61241470 A JPS61241470 A JP S61241470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crankshaft
rotor
weight
compressor
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8378185A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Sano
潔 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8378185A priority Critical patent/JPS61241470A/ja
Publication of JPS61241470A publication Critical patent/JPS61241470A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、圧縮機構部を有する密閉型電動圧縮機に関す
るものである。
従来の技術 従来、この種の圧縮機構造は、第2図に示す如り、′密
閉容器1に溶接固定された圧縮機構部2の構成部品であ
るクランク軸3は、上部軸受端板4a、下部軸受端板4
bにより、前記圧縮機構部2の近辺で回転自在に支承さ
れている。そして前記クランク軸3の上部には、電動機
部5のロータ5aが前記クランク軸3に固定された構造
となっている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の如き構成では、前記ロータ5aと
クランク軸3からなるロータ・クランク軸系が、前記圧
縮機構部2の近辺で支承されているため、ロータ・クラ
ンク軸系の固有振動数が低くなシ、電動機部ステータ5
bとロータ5aK電磁力が作用し、前記クランク軸3が
回転する際に、前記電磁力及び、前記圧縮機構部2に作
用するガス圧力変動力により、前記ロータ・クランク軸
系は振動し、特に固有振動数近辺の周波数においては振
動が増幅されるために、前記ロータ・クランク軸系から
直接又は、圧縮機各部に振動が伝播し、比播的低い周波
数で大きな騒音を発生する原因となっていた。
本発明は、このような騒音を簡単な構成で解消すること
ができる圧縮機を提供するものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、ロータの上部1c
lftl記クランク軸を軸とし、その先端部に重錘を固
定したものである。
作  用 この構成により、ロータ・クランク軸系は新たに発生す
る共振周波数の共振の鋭さを非常に小さくでき総合的に
も、前記ロータ・クランク軸で発生する幅広い周波数で
の振動を大幅に低減でき、簡単な構成で圧縮機の騒音を
大きく低減できるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図を参照して説明する◇ 同図において、1は密閉型電動圧縮機の密閉容器で、圧
縮機構部2の構成部品であるクランク軸3は、上部及び
下部軸受端板4a、4bによシ回転自在に支承されてお
り、さらにクランク軸上部には電動機部5のロータ5a
が固定されている。
又、前記ロータ5aが固定されているクランク軸30ロ
ータ上部に突出しているクランク軸上端部3aの先端に
は重錘6が圧入、焼はめ等の方法によシ固定されている
又周知の如く圧縮機構部2は、シリンダ7、回転自在に
設けられたピストン8、及びシリンダ7とピストン8に
よってできる空間を仕切るための仕切板(図示せず)等
が配設され、前記軸受端板4a、4bには吐出弁(図示
せず)、ストッパ(図示せず)が配設されている。又、
軸受端板4a、4bには吐出マフラー9a、93)が各
々設けられ、連通孔10、吐出孔11等が設けられ、シ
リンダ8には吸入管1a、密閉容器1には吐出管1bが
設けられている。又、本実施例では動吸振器の重錘の重
量は300Fのものを用いており、その固有振動数は7
00 Hzである〇 上記構成において、電動機5が駆動されると、ロータ5
aに固定されたクランク軸aが回転し、ピストン8の回
転に従って、周知の構造からなる、冷凍サイクル中の冷
媒が、吸入管1aから吸入され、シリンダ5の中で工程
の進行に従って圧縮され、前記軸受端板4a、4bに設
けられた吐出ポート(図示せず)を通り、吐出弁を押し
上げて吐出マフラー9m、9b内の空間に放出され、さ
らに連通孔10と吐出孔11を通って密閉容器1内に吐
出され、吐出管より、再び、冷凍サイクル中に吐出され
る。
ここで従来は、第2図で示される如く、前記クランク軸
3は前記ロータ5aに固定され、前記軸受端板4a、4
bのみで支承されているのみであったため、ロータ5a
が固定されている前記クランク軸3はロータ5aの下部
に位置する箇所で剛性が低く、片持梁の如き形態となっ
ており、ロータ・クランク軸系の固有振動数は相当低く
、ロータ5aに電磁力が作用したり、ピストン8を介し
て、クランク軸aにガス圧力変動力が作用すると、容易
にロータ・クランク軸系は振動し、特に、ロータ・クラ
ンク軸系の固有振動数近辺に合致する周波数の力が作用
する場合はその周波数領域で、振動は増幅され、ロータ
・クランク軸系から直接、かつ、軸受端板4a、4bを
介して圧縮機各部へ振動が伝播し、大きな騒音を発生し
ていた。
しかしながら本実施例では、前記ロータ5aの上部に突
出しているクランク軸上端部3aの先端に重錘6を固定
し、前記クランク軸上端部3aと重錘7からなる動吸振
器の固有振動数を、従来のロータ・クランク軸系の固有
振動数よシ高く設定することによシ、動吸振器を含むロ
ータ・クランク軸系の固有振動数を、圧縮機の基本振動
数、及びその高調波かつ電動機5a、5bに作用する電
磁力の周波数と合致しないように調節すると共に、動吸
振器を含むロータ・クランク軸系の適度な構造減衰作用
のため、新たに発生する共振周波数の共振の鋭さを非常
に低減できる効果から、ロータ・クランク軸系に作用す
る力に対して、振動がほとんど増幅されず、それに従っ
て圧縮機から放射される騒音も非常に低減できる。
又、インバータ電源等によシ圧縮機の回転周波数が変化
する場合においても、動吸振器を含むロータ・クランク
軸系の共振の鋭さも適度な構造減衰によシ非常に低く抑
制されているため、ロータ・クランク軸系の振動はあら
ゆる周波数で増幅されず、圧縮機騒音は増大しない。
次に上記構成からなる圧縮機と従来の圧縮機のロータ・
クランク軸系の振動特性の比較結果、及び騒音振動特性
の比較結果について説明する。
出カフ50Wのインバータ電源によシ騒動される圧縮機
において本実施例を具備した圧縮機のロータ・クランク
軸の振動特性と、従来の圧縮機のロータ・クランク軸の
振動特性の比較図を第3図に、本実施例の圧縮機と従来
例の圧縮機の半径方向振動の比較図を第4図に、回転周
波数120Hz(7200rpm)時の圧縮機騒音の比
較図を第5図に示す。
第4図、第5図に示した振動、騒音の特性は各圧縮機を
吐出圧力Pd=21.15#/d、吸入圧力P m =
 5.3 kQ/d 、吸入温度T s = 186C
で運転した結果である。
その結果、本wi例を具備した圧縮機は、従来の圧縮機
と比較して、100〜500 Hzの周波数領域におい
て圧縮機の振動、特に電磁振動が著しく改善され、それ
に供なって騒音もと記周波数領域で大幅に低減されてい
るのが確認された。
尚、本実施例は、ローリングピストン型回転式圧縮機に
ついて実施したものであるが、ロータ・クランク軸系が
同等な構造となっているものについてはすべての型式の
圧縮機について適用できる。
又、動吸振器の固有振動数も、重錘の重量、クランク軸
上端部の長さ、直径等で容易に設定でき、非常に簡単な
構成で実現できるものである。
又、前記実施例では、比較的低い周波数の圧縮機半径方
向振動、騒音の対策を示したが、ロータ・クランク軸系
は、ねじり方向で数K Hzの固有振動数を持っておシ
、高い周波数においての騒音の原因の1つになっている
。したがって前記動吸振器のねじり方向の固有振動数を
ロータ・クランク軸のねじり方向の固有振動数に合致さ
せることによシ、その周波数領域における騒音も低減せ
しめることができる。
発明の効果 上記実施例よシ明らかなように、本発明の密閉型電動圧
縮機は、クランク軸上部先端に重錘を取付けてなる動吸
振器をロータ上部に配設することにより、従来の圧縮機
構造では対策できなかったロータ・クランク軸系の振動
より発生する圧縮機の振動・騒音を非常に大きく低減で
きると共に、従来、騒音を防音するために用いられてき
た防音材の省略、及び圧縮機振動が配管に伝播して生ず
る配管振動の抑制のための種々対策法の省略等種々の利
点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における密閉型電動圧縮機の
側断面図、第2図は従来の圧縮機の側断面図、第3図は
本実施例と従来例のロータ・クランク軸の振動特性の比
較図、第4図は本実施例と従来例の圧縮機の振動値の比
較図、第5図aは回転周波数120Hz (7200y
pm)時の本実施例における圧縮機騒音特性図、第5図
すは従来例における同回転周波数時の圧縮機騒音特性図
である0 1・・・・・・密閉容器、2・・・・・・圧縮機構部、
3・・・・・・クランク軸、3a・・・・・・クランク
軸上端部、4&・・・・・・上部軸受端板、4b・・・
・・・下部軸受端板、5a・・・・・・ロータ、6・・
・・・・重錘。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
0 第3図 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電動機と、この電動機によって駆動される圧縮機
    構部と、前記圧縮機構部の上部軸受端板、下部軸受端板
    で支承され、上部に電動機ロータ部を配設してなるクラ
    ンク軸とを備え、前記クランク軸上部先端に前記クラン
    ク軸を軸として、重錘を取付けてなる密閉型電動圧縮機
  2. (2)重錘の半径方向の固有振動数を、ロータ・クラン
    ク軸系の半径方向の固有振動数より高く設定した特許請
    求の範囲第1項記載の密閉型電動圧縮機。
  3. (3)重錘のねじり方向の固有振動数を、ロータ・クラ
    ンク軸系のねじり方向の固有振動数と合致するよう設定
    した特許請求の範囲第1項または第2項記載の密閉型電
    動圧縮機。
JP8378185A 1985-04-19 1985-04-19 密閉型電動圧縮機 Pending JPS61241470A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8378185A JPS61241470A (ja) 1985-04-19 1985-04-19 密閉型電動圧縮機

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JP8378185A JPS61241470A (ja) 1985-04-19 1985-04-19 密閉型電動圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61241470A true JPS61241470A (ja) 1986-10-27

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ID=13812164

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JP8378185A Pending JPS61241470A (ja) 1985-04-19 1985-04-19 密閉型電動圧縮機

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JP (1) JPS61241470A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4881879A (en) * 1987-12-24 1989-11-21 Tecumseh Products Company Rotary compressor gas routing for muffler system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4881879A (en) * 1987-12-24 1989-11-21 Tecumseh Products Company Rotary compressor gas routing for muffler system

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