JPS61240562A - マイクロ波放電光源装置 - Google Patents

マイクロ波放電光源装置

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JPS61240562A
JPS61240562A JP8307385A JP8307385A JPS61240562A JP S61240562 A JPS61240562 A JP S61240562A JP 8307385 A JP8307385 A JP 8307385A JP 8307385 A JP8307385 A JP 8307385A JP S61240562 A JPS61240562 A JP S61240562A
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JP
Japan
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magnetic field
electrodeless lamp
lamp
striped pattern
microwave
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Pending
Application number
JP8307385A
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English (en)
Inventor
Masaaki Yada
矢田 正明
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、マイクロ波により無電極ランプを放電させる
ようにしたマイクロ波放電光源電装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
例えば、上下水の浄化処理、あるいは半導体製造に使用
される超純水の製造技術などでは、水中の雑菌を殺菌(
滅菌)するため、水に紫外線を照射することがおこなわ
れている。また、ばつき処理槽などから排出される空気
中に含まれる雑菌を殺菌、脱臭のために、この排出空気
に紫外線を照射することも採用されている。さらには、
紫外線を利用してインク乾燥などの物理的処理あるいは
化学的処理を施すことも考えられている。
このような紫外線処理のために使用される紫外線発光源
として、従来、高出力水銀ランプが用いられてきた。高
出力水銀ランプはその出力を上げようとすると、電極間
距離を大きくしたり、発光管の径を太くする必要があり
、ランプの大形化、つまり紫外線発光源の大形化が余儀
無くされる。
また、安定器などのランプ付属設備も大形化する。
しかも、高出力水銀ランプは、電極材料の蒸発に起因す
るランプ発光管の黒化を生じるのでランプ寿命が短いと
いう欠点がある。
このような欠点を解消する紫外線光源として、近時、マ
イクロ波により放電プラズマを発生させて発光させる無
電極ランプを用いたマイクロ波放電光源装置が開発され
つつある。
このものは、マイクロ波発振器より発生されたマイクロ
波を、たとえば導波管および金属導体よりなるアンテナ
などのような伝送手段により無電極ランプの近くまで導
き、この伝送手段を介して導かれたマイクロ波を無電極
ランプに照射し、これにより無電極ランプ内にプラズマ
放電を発生させ、封入した水銀や封入ガスを励起させて
紫外線を放出するようになっている。
このような無電極ランプは、マイクロ波により水銀や封
入ガスを励起させるものであるため、水銀ランプよりも
紫外線の出力効率が高く、小形化が可能であるとともに
、電極を持たないから長寿命であるなどの利点がある。
したがって、上記無電極ランプから照射される紫外線を
、被照射物に浴びせるようにすれば、小形で高効率な紫
外線処理装置が得られることになる。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、このような無電極ランプを低温度雰囲気
で点灯させたり、ランプ内の水銀量を少なくしたり、あ
るいはランプへの入力電力を小さくすると、印加される
マイクロ波の入力モードの影響によりランプの周方向に
縞模様が発生することがあり、このような場合には均一
な発光が得られなくなる。これは、確かではないが、マ
イクロ波の入力モードに応じて、放電空間内の発光封入
物に密度分布差が発生するため、上記縞模様が生じるも
のと推察される。
特に、被照射物が液体や気体であって、無電極ランプを
処理すべき液体や気体の流れの中にさらした場合、この
流体によって無電極ランプが強制冷却されるため、ラン
プの最冷部温度が低くなり、したがって水銀蒸気圧が低
くなり過ぎて上記の縞模様が顕著に発生する。
上記のような縞模様は、一般のけい光ランプを例えば低
温度雰囲気中で点灯しても見られる現象であるが、一般
のけい光ランプの場合は管壁が暖まってくると上記縞模
様が消えるのに対し、前記無電極ランプの場合は管壁が
暖まっても縞模様が消えないことがある。すなわち、無
電極ランプの場合には管壁温度が、例えば紫外線波長2
53.7nmの変換効率が最も高くなる40℃に達して
も、上記縞模様が以前として残ることが多い。
このような縞状の放電は、紫外線の強度分布を不均一に
し、したがってこの放電を利用する物理的あるいは化学
的処理に不具合な状態をもたらす欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明は上述の事情に基づきなされたもので、その目的
とするところは、均一な光照射が得られるマイクロ波放
電光源装置を提供しようとするものである。
〔発明の概要〕
本発明は上記目的を達成するため、マイクロ波により放
電される無電極ランプに移動する磁界を与えるようにし
、上記無電極ランプに発生する縞模様を上記磁界により
移動させることにより、見掛は上鉤−な発光となるよう
にし、もって紫外線の照射を均一化できるようにしたも
のである。
〔発明の実施例〕
以下本発明について、図示の一実施例にもとづき説明す
る。
図面は本発明のマイクロ波放電光源装置を、水の殺菌処
理装置に適用した例を示し、1はマイクロ波を伝送する
導波管(伝送照射手段)である。
この導波管1は両端が閉塞された断面長方形の角筒をな
している。
導波管1の一端には、マイクロ波を発生する発振器、す
なわちマグネトロン2が金属ガスケット4を介して設置
されている。マグネトロン2のマイクロ波発振部3は、
導波管1に導入されている。
マグネトロン2は、マグネトロン電源5に接続されてい
る。
導波管1の他端には一側面に位置して、マイク0波を通
過させるに充分な大きさの径、たとえば導波管1の縦幅
と略同等の径をもつ円形の開口部6が開設されている。
この開口部6の中心部には、アンテナ7 (伝送照射手
段)が挿通されている。
アンテナ7は、フッ素樹脂またはアルミナセラミックス
等の絶縁体よりなる支持板8を介して導波管1に固定さ
れている。このアンテナ7は、銅などの金属導体によっ
て形成されており、導波管1の外側に向かって一定の長
さで突出されているとともに、導波管1の内側に向かっ
ても一定の長さで突出されている。
上記導波管1の外側に向かって突出されたアンテナ7の
外周には、無電極ランプ9が被冠されている。無電極ラ
ンプ9は、図示の下端が閉塞された逆吊り鐘形の内側ガ
ラスチューブ10と、この内側ガラスチューブ10の外
側にこの内側ガラスチューブ10を覆って設けられた同
じく逆吊り鐘形外側ガラスチューブ11とを備え、これ
ら内、外ガラスヂコーブ10.11間に気密の放電空間
12を1M成している。この放電空間12内には、水銀
と、アルゴンなどの希ガスが封入されている。
このような無電極ランプ9は、固定具13を介して前記
支持板8に取着されており、この場合、内側ガラスチュ
ーブ10の内部中心線上に上記アンテナ7が収容されて
いる。
このような無電極ランプ9は、処理容器15内に収容さ
れている。処理容器15は、非磁気遮蔽材料により構成
されており、図示上端はOリング16を介して支持板8
に液密に取付られているとともに、下端にはOリング1
7を介して非磁気遮蔽材料よりなるカバー18が液密に
取着されている。このため、処理容器15は、内部に上
記無電極ランプ9を収容した処理室19を構成している
処理容器15には上記処理室19に連なる流入口20お
よび流出口21が開口されている。流入口20は、流量
計22、ポンプ23を介して水ll124に接続されて
おり、また、流出口21は処理された水を使用する使用
箇所(図示しない)に接続されている。
しかして、処理容器15のカバー18の外底面には電磁
石25が取付けられている。この電磁石25は文種電源
26に接続されている。電磁石25を文種電源26に電
気接続すると、処理容器15内に磁界が発生し、しかも
この磁界は文種電源26により2次元的に移動されるよ
うになっている。
なお、処理容器15の内底部には攪拌体27が収容され
ている。この攪拌体21は、磁性体よりなる例えば棒材
の表面をフッ素樹脂などで被覆したものであり、上記磁
界の移動に伴って移動させられるようになっている。
このような構成の作用について説明する。
マグネトロン2のマイクロ波発振部3から発振されたマ
イクロ波は、導波管1内を伝送されてアンテナ7に達す
る。アンテナ7に達したマイクロ波は、このアンテナ7
を通じて無電極ランプ9の内側に放射される。したがっ
て、無電極ランプ9の放電空間12内に封入されている
水銀や希ガスが励起されてプラズマ放電を発生し、この
放電にJ:り発生する紫外線はランプ9の外方、すなわ
ち処理容器15内の処理室19に放射される。
一方、ポンプ23により水源24から汲み上げられた水
は流量計22、流入口20を通って処理室19内に導入
される。処理室19内では無電極ランプ9から紫外線が
放出されているので、処理室19内の水は紫外線の照射
を浴び、紫外線の殺菌作用により殺菌される。そして、
殺菌処理の終えた水は流出口21より排出される。
ところで、無電極ランプ9にマイクロ波を伝送すると同
時に、電磁石25に文種電源26を印加すると、この電
磁石25によって処理室19内に磁界が発生され、この
磁界は無電極ランプ9の放電空間12内に作用する。し
かもこの磁界は文種電源26により2次元的に移動され
るので、放電空間12内のプラズマがこの磁界によって
移動させられる。この結果、無電極ランプ9の周方向に
マイクロ波モードによる発光の縞模様が発生しても、こ
の縞模様は上記磁界の移動とともに移動され、したがっ
て、紫外線の強度分゛布は時間平均すると均一になる。
゛また、磁界の移動を高速にすれば、無電極ランプ9全
体ではあたかも縞模様が消えたようになって、均一な発
光となる。
なお、処理容器15の内底部に収容された攪拌体27は
、上記磁界の移動に伴って移動させられるので、処理容
器15に導入された殺菌処理すべき水を攪拌し、よって
水の殺菌作用をより均一にできる。
なお、上記実施例では水の殺菌浄化の場合について説明
したが、この発明は上記実施例に限らず、その他の液体
、あるいは空気を始めとするガス体の殺菌、脱臭処理、
またはインク乾燥処理などに実施できる。
また、上記実施例では、電磁石25を処理容器15の外
底部に配置した構造について説明したが、防水、絶縁処
理をした電磁石25を無電極ランプ9の周囲に設置する
ようにしてもよいし、また移動される磁界は上記のよう
に2次元的に回転移動する磁界に限らず3次元に移動す
る磁界であってもよい。
さらにアンテナ7は、上記実施例のごとく無電極ランプ
9の内側ガラスチューブ10内に挿通させたものに限ら
ず、例えば一般照明用けい光ランプと同様な外形をもつ
無電極ランプの外側に添設するようなものであってもよ
く、アンテナや無電極ランプの形状には制約されない。
さらにまた、マイクロ波の伝送照射手段として導波管と
アンテナを使用したが、導波管の代わりに同軸ケーブル
を用いても良く、かつアンテナの代わりに空洞共振器を
用いるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、マイクロ波により
放電される無電極ランプに移動する磁界を与えるように
したから、発光中にはプラズマが上記移動される磁界に
よって移動させられるため、マイクロ波のモードに依存
する縞模様が発生してもこの縞模様も移動されるので、
時間平均した紫外線強度は均一となり、したがって全体
として均一な紫外線照射が可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、マイクロ波放電光源装
置を用いた水の殺菌処理装置の説明図である。 1・・・導波管(伝送照射手段)、2・・・マグネトロ
ン、6・・・開口部、7・・・アンテナ(伝送照射手段
)、9・・・無電極ランプ、15・・・処理容器、19
・・・処理室、20・・・流入口、21・・・流出口、
25・・・N磁石、26・・・文種電源、27・・・攪
拌体。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 つ【1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マイクロ波発振器と、マイクロ波を受けることに
    より内部に封入された水銀が励起されて紫外線を発する
    無電極ランプと、上記マイクロ波発振器により発生した
    マイクロ波を上記無電極ランプに伝送照射する手段とを
    具備するマイクロ波放電光源装置において、上記無電極
    ランプに移動する磁界を与える磁場発生装置を備えたこ
    とを特徴とするマイクロ波放電光源装置。
  2. (2)上記無電極ランプは、被照射流体を流す処理室に
    収容されて被照射流体に接触されることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のマイクロ波放電光源装置。
JP8307385A 1985-04-18 1985-04-18 マイクロ波放電光源装置 Pending JPS61240562A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8307385A JPS61240562A (ja) 1985-04-18 1985-04-18 マイクロ波放電光源装置

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JP8307385A JPS61240562A (ja) 1985-04-18 1985-04-18 マイクロ波放電光源装置

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Publication Number Publication Date
JPS61240562A true JPS61240562A (ja) 1986-10-25

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ID=13791999

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JP8307385A Pending JPS61240562A (ja) 1985-04-18 1985-04-18 マイクロ波放電光源装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1684330A1 (en) * 2004-09-25 2006-07-26 Lg Electronics Inc. Middle output electrodeless lighting system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1684330A1 (en) * 2004-09-25 2006-07-26 Lg Electronics Inc. Middle output electrodeless lighting system
US7129639B2 (en) 2004-09-25 2006-10-31 Lg Electronics Inc. Middle output electrodeless lighting system

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