JPS61240528A - ガス放電パネルの製造方法 - Google Patents
ガス放電パネルの製造方法Info
- Publication number
- JPS61240528A JPS61240528A JP60083294A JP8329485A JPS61240528A JP S61240528 A JPS61240528 A JP S61240528A JP 60083294 A JP60083294 A JP 60083294A JP 8329485 A JP8329485 A JP 8329485A JP S61240528 A JPS61240528 A JP S61240528A
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- Japan
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- cell layer
- panel
- residual gas
- gas
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- Pending
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- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
放電領域を画定するためにセル層を設けたガス放電パネ
ルに於いて、このセル層内にゲッタ材料を添加すること
で、この放電パネル内に生じる残留ガスをゲッタ材料に
吸着させて除去し、パネルの動作マージンを大きくした
ガス放電パネルの製造方法。
ルに於いて、このセル層内にゲッタ材料を添加すること
で、この放電パネル内に生じる残留ガスをゲッタ材料に
吸着させて除去し、パネルの動作マージンを大きくした
ガス放電パネルの製造方法。
本発明はガス放電パネルの製造方法に係り、特に放電領
域を画定するためにセル層を設けたガス放電パネルに於
いて、パネル内の残留ガスを除去できるようにしたガス
放電パネルの製造方法ムこ関する。
域を画定するためにセル層を設けたガス放電パネルに於
いて、パネル内の残留ガスを除去できるようにしたガス
放電パネルの製造方法ムこ関する。
誘電体層内に埋設された透明電極と、誘電体層内に埋設
され数字等のパターンが形成された不透明電極を有する
一対のガラス基板を、放電ガスが充瑛された放電空間を
隔てて対向配置し、対向せる電極間に所定の電圧を印加
して、数字等の記号を表示するニューメリンク型のガス
放電パネルは、電子計算機の出力装置等に広く利用され
ている。
され数字等のパターンが形成された不透明電極を有する
一対のガラス基板を、放電ガスが充瑛された放電空間を
隔てて対向配置し、対向せる電極間に所定の電圧を印加
して、数字等の記号を表示するニューメリンク型のガス
放電パネルは、電子計算機の出力装置等に広く利用され
ている。
このようなニューメリック型パネルは、放電領域の周囲
を誘電体よりなるセル層にて囲み、放電点が隣接する他
の領域と明確に区別できるような構造が採られている。
を誘電体よりなるセル層にて囲み、放電点が隣接する他
の領域と明確に区別できるような構造が採られている。
このようなパネルに於いては、パネル内の残留ガスを除
去してパネルの動作マージンを増大させることが要望さ
れている。
去してパネルの動作マージンを増大させることが要望さ
れている。
本図はこのようなガス放電パネルの断面図で、図示する
ように表示面側となる一方のガラス基板1に、透明なイ
ンジウム−錫酸化物(ITO)層よりなる導電層が、基
板1上に一文字全体を覆うような透明電極2に形成され
、その上にはスクリーン印刷法を用いて低融点ガラスが
塗布された後、焼成されて誘電体層3が形成されている
。更に誘電体N3の上には、スクリーン印刷法で低融点
ガラスが塗布され、所定パターンのセル層4が形成され
ている。
ように表示面側となる一方のガラス基板1に、透明なイ
ンジウム−錫酸化物(ITO)層よりなる導電層が、基
板1上に一文字全体を覆うような透明電極2に形成され
、その上にはスクリーン印刷法を用いて低融点ガラスが
塗布された後、焼成されて誘電体層3が形成されている
。更に誘電体N3の上には、スクリーン印刷法で低融点
ガラスが塗布され、所定パターンのセル層4が形成され
ている。
更にパネルの裏面側となる他方のガラス基板5には、銀
よりなる金属層がスクリーン印刷法により数字等の所定
の記号のパターンの電極6に形成され、その上には、低
融点ガラスを用いてスクリーン印刷法により誘電体N7
が形成されている。
よりなる金属層がスクリーン印刷法により数字等の所定
の記号のパターンの電極6に形成され、その上には、低
融点ガラスを用いてスクリーン印刷法により誘電体N7
が形成されている。
そしてこのガラス基板1とガラス基板5とが所定の放電
空間を隔てて対向配置され、低融点ガラスよりなる封止
材8により、所定の放電空間内9を隔てて封止されてい
る。
空間を隔てて対向配置され、低融点ガラスよりなる封止
材8により、所定の放電空間内9を隔てて封止されてい
る。
ところで、このようなパネルを製造する際、ガラス基板
1.5を封止してから、放電空間9内を排気し、基板1
.5を加熱ベーキングして、パネル内に吸蔵されている
残留ガス(例えばH2O、C02ガス)を除去するよう
にしている。
1.5を封止してから、放電空間9内を排気し、基板1
.5を加熱ベーキングして、パネル内に吸蔵されている
残留ガス(例えばH2O、C02ガス)を除去するよう
にしている。
ここで本発明者等は、このような残留ガスは前記したセ
ル層4に最も多く含有されていることを実験的に確かめ
ている。
ル層4に最も多く含有されていることを実験的に確かめ
ている。
そのため、上記したパネル内を排気して基板を加熱ベー
キングする方法を用いても、前記したパネル内の残留ガ
スを充分除去することは困難である。
キングする方法を用いても、前記したパネル内の残留ガ
スを充分除去することは困難である。
このような残留ガスがパネル内にあると、パネルを駆動
させるための最小放電電圧と、最大放電電圧との差が小
さくなり、パネルの駆動電圧のマージンが小さくなる問
題がある。
させるための最小放電電圧と、最大放電電圧との差が小
さくなり、パネルの駆動電圧のマージンが小さくなる問
題がある。
本発明は上記した問題点を解決するガス放電パネルの製
造方法を提供するもので、残留ガスが多く含まれている
セル層4に、このような残留ガスを吸着するゲッタ材料
を添加したものである。
造方法を提供するもので、残留ガスが多く含まれている
セル層4に、このような残留ガスを吸着するゲッタ材料
を添加したものである。
即ち、本発明のガス放電パネルの製造方法は、セルN4
にゲッタ材料を添加し、パネルを排気しながらベーキン
グする工程で、このゲッタ材料によってセル層4より排
出される残留ガスを吸着するようにしたものである。
にゲッタ材料を添加し、パネルを排気しながらベーキン
グする工程で、このゲッタ材料によってセル層4より排
出される残留ガスを吸着するようにしたものである。
以下、図面を用いながら本発明の一実施例につき詳細に
説明する。
説明する。
本図に示すように、本発明のガス放電パネルの製造方法
は、前記した如く一方のガラス基板1にITO5よりな
る透明な電極2を形成し、その上に低融点ガラス層をス
クリーン印刷を用いて塗布後、焼成して誘電体層3を形
成する。更にその上に、低融点ガラス層をスクリーン印
刷法を用いて所定のパターンに塗布後、焼成してセルN
4を形成している。
は、前記した如く一方のガラス基板1にITO5よりな
る透明な電極2を形成し、その上に低融点ガラス層をス
クリーン印刷を用いて塗布後、焼成して誘電体層3を形
成する。更にその上に、低融点ガラス層をスクリーン印
刷法を用いて所定のパターンに塗布後、焼成してセルN
4を形成している。
更に他方のガラス基板5上に銀よりなり、数字等の記号
の形状の不透明な電極6を形成し、その上に低融点ガラ
ス層をスクリーン印刷を用いて所定のパターンに塗布後
、焼成して誘電体層7を形成する。
の形状の不透明な電極6を形成し、その上に低融点ガラ
ス層をスクリーン印刷を用いて所定のパターンに塗布後
、焼成して誘電体層7を形成する。
このセル層4が形成されているガラス基板1を蒸着装置
内に導入し、バリウム−アルミニウム、(Ba−〜)、
バリウム−マグネシウム(Ba−八Q)の合金を蒸着源
としてマスク蒸着法を用いてバリウムの酸化物をセル層
に含有させる。
内に導入し、バリウム−アルミニウム、(Ba−〜)、
バリウム−マグネシウム(Ba−八Q)の合金を蒸着源
としてマスク蒸着法を用いてバリウムの酸化物をセル層
に含有させる。
また別の方法としてセル層をスクリーン印刷法で塗布形
成する際、このセル層形成用低融点ガラスを溶解するペ
ーストに炭酸バリウム(BaCO3’)を溶解せしめ、
これをセル層を形成する時に塗布するようにしてもよい
。
成する際、このセル層形成用低融点ガラスを溶解するペ
ーストに炭酸バリウム(BaCO3’)を溶解せしめ、
これをセル層を形成する時に塗布するようにしてもよい
。
このようにすれば、ガラス基板をパネルに組み立てた後
、排気してヘーキングする工程に於いて、セル層より排
出される残留ガスが、このゲソク材料によって吸着され
て残留ガスが除去される。
、排気してヘーキングする工程に於いて、セル層より排
出される残留ガスが、このゲソク材料によって吸着され
て残留ガスが除去される。
なお、以上の実施例に於いては、ゲソク材料としてBa
の化合物を用いたが、その他元素周期率表でUa族元素
の化合物を適宜用いてもよい。
の化合物を用いたが、その他元素周期率表でUa族元素
の化合物を適宜用いてもよい。
また本実施例ではセル層を有するガス放電パネルとして
ニューメリック型ガス放電パネルに例を用いて述べたが
、その他、セル層を有するガス放電パネルに於いて、本
発明の方法が適用できることは熱論である。
ニューメリック型ガス放電パネルに例を用いて述べたが
、その他、セル層を有するガス放電パネルに於いて、本
発明の方法が適用できることは熱論である。
以上述べたように本発明のガス放電パネルの製造方法に
よれば、セル層に吸蔵されている残留ガスが除去される
ので動作マージンの大きいガス放電パネルが得られる効
果がある。
よれば、セル層に吸蔵されている残留ガスが除去される
ので動作マージンの大きいガス放電パネルが得られる効
果がある。
本図は、本発明のガス放電パネルの製造方法を説明する
ために用いたパネル構造の断面図である。 図に於いて、 1.5はガラス基板、2ば透明電極、3.7は誘電体層
、4はセル層、6は不透明電極、8は封止材、9は放電
空間を示す。
ために用いたパネル構造の断面図である。 図に於いて、 1.5はガラス基板、2ば透明電極、3.7は誘電体層
、4はセル層、6は不透明電極、8は封止材、9は放電
空間を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 それぞれ誘電体(3、7)で被覆された放電電極(2、
6)を有する一対のガラス基板(1、5)を、所定の放
電空間(9)を隔てて対向配置してなるパネルの製造に
於いて、 前記対向する放電電極(2、6)によって形成される放
電領域を画定するために、前記誘電体膜(3)上に設け
られているセル層(4)に、前記パネル内の残留ガスを
吸着するゲッタ材料を添加することを特徴とするガス放
電パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60083294A JPS61240528A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | ガス放電パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60083294A JPS61240528A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | ガス放電パネルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61240528A true JPS61240528A (ja) | 1986-10-25 |
Family
ID=13798374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60083294A Pending JPS61240528A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | ガス放電パネルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61240528A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100334334B1 (ko) * | 1998-05-21 | 2002-04-25 | 니시가키 코지 | 가스 주입 방법 및 장치와, 플라즈마 디스플레이 패널의 방전 가스 주입 방법 |
WO2006008770A1 (en) * | 2004-07-19 | 2006-01-26 | Saes Getters S.P.A. | Process for the production of plasma displays with distributed getter material and displays thus obtained |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP60083294A patent/JPS61240528A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100334334B1 (ko) * | 1998-05-21 | 2002-04-25 | 니시가키 코지 | 가스 주입 방법 및 장치와, 플라즈마 디스플레이 패널의 방전 가스 주입 방법 |
WO2006008770A1 (en) * | 2004-07-19 | 2006-01-26 | Saes Getters S.P.A. | Process for the production of plasma displays with distributed getter material and displays thus obtained |
US7733023B2 (en) | 2004-07-19 | 2010-06-08 | Saes Getters S.P.A. | Process for the production of plasma displays with distributed getter material and displays thus obtained |
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