JPS61239239A

JPS61239239A - 原稿搬送装置

Info

Publication number: JPS61239239A
Application number: JP8296785A
Authority: JP
Inventors: Susumu Hojo; 北條　進
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1985-04-16
Filing date: 1985-04-16
Publication date: 1986-10-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】く技術分野〉本発明は、画像形成装置において、原稿を光学的に走査
し、記録媒体上に結像するための原稿の走査位置に原稿
を搬送する装置に関する。

く従来技術〉画像形成装置である電子写真複写機は、光導電層を有す
る記録媒体、所謂感光体を備えている。

この感光体は、例えばドラム状に形成されており、その
周囲に対向して、像形成のための装置が配置されている
。従って、感光体は、帯電、像露光が行なわれることで
、その表面に静電潜像が形成される。上記静電潜像は、
現像装置にて現像され、この現像された像（トナー像）
は、適宜送られてくる転写材に転写される。像の転写後
、一部の像（トナー）が感光体に残留しており、このト
ナーを除去することで感光体は次の像形成に備えられる
。上記感光体上のトナーを除去するために感光体と対向
してクリーニング装置が設けられている。

上記感光体に像を投影するために、原稿を光学的に走査
しており、この走査によりレンズ等からなる光学系を介
して投影している。上記原稿を走査するために、シート
原稿を円筒状のドラムに巻き付け、ドラムを回転させる
ことで走査位置を通過させて、原稿走査を行うものがあ
る。これであれば、多数枚のコピーを行う場合に、原稿
を走査する際のタイムロスを押さえることができるため
、コピー速度を大幅に向上できる。

上記円筒状のドラム周面に原稿を巻き付けるためには、
原稿先端をグリップ爪にて挾め込むことで、原稿をドラ
ム周面に保持している。ここで、原稿がドラムに斜めに
送り込まれてくると、原稿先端の一部のみグリップ爪に
グリップされるだけとなる。この様な状態でコピーを行
えば、正常なコピーが行えない。つまり、コピー像が斜
めになる。また、ドラムの回転により、原稿がドラムよ
り脱落することもあり、原稿を傷付けたり、破損したり
する。

従って、上記の斜め送りを防止する必要があるが、従来
では給紙ローラにて給紙されてきた原稿をドラムに同期
、特にグリップ爪の位置へ原稿を送り込むための搬送ロ
ーラにて、斜め送りを防止している。つまり、搬送ロー
ラを一旦停止させ、給紙されてくる原稿の給紙手段によ
る給紙力を利用して、原稿のループを作り、このループ
による復帰力により斜め送りを補正している。しかし、
この場合においても、ある程度以上の斜め送りが生じれ
ば補正することができなくなる。第２図は、原稿の斜め
送りにより、搬送ローラにて送りを止められた状態での
、異常なループ状態を示す平面図である。この図に示す
様に、給紙手段からの斜め送りが、ある程度以上であれ
ば、ループが異常になり、斜め送りを補正できなくなる
。第３図は及び第４図は、Ａ１線及びＡ２＃ｉの原稿の
断面図である。

上記斜め送りが生じるのは、例えば原稿を一枚づつ給紙
するために、給紙ローラと対向して分離ローラが設けら
れており、この分離ローラが原稿を送り戻す方向に作用
しているために起こる。特に分離ローラにより原稿の搬
送力が総ての部分において同一であれば、斜め送りがな
くなる。しかし、分離給紙する場合、各ローラ精度上の
問題等により搬送力がローラの軸方向に対して多少なり
とも差ができ、どうしても給紙部において、斜め送りが
発生する。

く目　的〉本発明は、原稿の給紙後に原稿の斜め送りを確実に補正
し、原稿を走査する部分に正常な状態で送り出す装置を
提供するものである。

〈実施例〉第１図は、本発明における原稿の搬送装置を示す断面図
である。図中１はドラム状に形成された感光体、２は感
光体を均一に特定種帯電するコロナ放電器、３は像露光
部である。この像露光においては、原稿を巻き付ける原
稿巻付ドラム（以下原稿ドラムと記す）４上の原稿を、
照明手段５にて光照射することにより、原稿からの反射
光をミラー６．７及びレンズ８からなる光学系を介して
感光体１上に投影している。

上記原稿ドラム４に原稿を送り込むために、複写機本体
の適所には、原稿載置用のトレー９が配置されている。

原稿載置用のトレー９に対向して、原稿を給紙する給紙
手段が設けられている。この給紙手段は、原稿を給紙方
向に送るように回転される給紙ローラ１０と、該給紙ロ
ーラ１０と対向して設けられ、原稿をトレー９側へ戻す
方向に回転される分離ロー２１１とからなる。従って、
給紙手段にて、多数枚の原稿が一枚づつ給紙されること
になる。

上記、給紙手段の給紙方向に対向して、給紙されてくる
原稿を搬送する第１の搬送ローラ１２が設けられている
。第１の搬送ロー２１２は、各々対向する下ローラが駆
動ローラであって、上ローラが従動ローラである。また
、第１の搬送ローラ１２に対向して、原稿ドラム４へ原
稿を送り込むための第２の搬送ロー２１３が設けられて
いる。この搬送ローラ１３においても、下ローラが駆動
、上ローラが従動ローラでる。上記第１及び第２の搬送
ロー２１２，１３との間隔は、取り扱う最小の原稿の長
さく送り方向に対する長さ）より短く設定されている。

つまり、第２の搬送ローラ１３を一時停止させ、原稿の
ループを形成するためである。また、第１及び第２の搬
送ローラ１２，１３の間の原稿を案内するがイド１４に
おいては、形成される原稿のループに合うような形状に
形成されており、特に下ガイド１４ａは、ループを形成
しやすいように少し上方向に凸状に形成されている。

また、原稿にラム４は、円筒状に形成されており、第２
の搬送ロー２１３より送り込まれてくる原稿の先端を挟
持するためのグリップ爪１５が設けられている。このグ
リップ爪１５は図に示す状態で開放されており、この状
態が待機状態となる。

この状態において、原稿先端がグリップ位置に達すれば
、グリ・ンプ爪１５は閉成し、原稿先端をグリップする
。これにより、原稿ドラム１４が回転され、照明手段５
による原稿走査位置へと原稿を搬送することになる。

上記第１の搬送ロー２１２は、給紙手段にて一枚づつ給
送られてくる原稿１６を一時停止させており、所定の時
間後に駆動され、原稿を第２の搬送ローラ１３へと送る
。また、第２の搬送ローラ１３は、原稿のループを形成
するために、一時停止されており、第１の搬送ローラ１
２による搬送力にてＫＭ先端部をループ状に形成してい
る。つまり、＠２の搬送ローラ１３は、原稿の先端部を
ループ状に形成し、一定時間後に駆動され、図に示すよ
うに待機中の原稿ドラム４へと搬送する。

この時のループの高さｄは、復帰力を利用して斜め送り
の補正を行うためにも、少なくとも８ｍ’ｍ程度が必要
である。このループの高さｄを高くすれば、より効果的
であるが、高くするための構成とすれば、搬送路の空間
を大きく、且つ第２の搬送ローラ１３の径を大きくする
必要がある。そのため、複写機全体が大きくなり、ロー
ラ１３の単価が向上する。

ここで、給紙手段にて一枚給紙される原稿１６は、一時
的に第１の搬送ローラ１２にて停止される。この時、斜
め送りが生じても第１の搬送ローラ１２にて原稿が一時
停止されるため、給紙手段の作用により、原稿先端部全
長が第１の搬送ロー２１２間の接触面に沿うように揃え
られる。即ち、上記給紙手段は、給紙ローラ１０及び逆
転の分離ローラ１１間を通して原稿を給紙するため、こ
の給送力が第１の搬送ローラ１２と比べて小さく、原稿
先端の内、一方の先端（角）が停止中の第１の搬送ロー
ラ１２の接触面に先に当接しても、徐々に他の原稿先端
側も上記接触面に当接して、原稿先端全長が第１の搬送
ローラ１２の接触面に当接し、斜め送りが補正される。

上記第１の搬送ローラ１２は、給紙手段の作用後に原稿
先端がローラ１２の接触面に達した後、所定の時間後に
駆動される。この原稿１６は、給紙手段にて斜めに給紙
されても原稿先端が揃うように補正され、正常な状態で
第２の搬送ローラ１３へと搬送される。従って、第２の
搬送ローラ１３に原稿１６の先端が達すれば、第１の搬
送ローラ１２の搬送力にて、原Ｗ４１６の先端部が図に
示すようにループ状に形成される。そして、第２の搬送
ローラ１３も、原稿１６がローラ１３に達した後に、一
定時間後に駆動され、原稿１６を原稿ドラム４、待にグ
リップ爪１５へと送り込む。この時、原稿１６は形成さ
れたループの復帰力により、更に斜め送りが補正され、
！５２の搬送ローラ１３にて正常な状態で原稿ドラム４
へと送り込まれる６従って、原稿ドラム４のグリップ爪
１５にて原稿１６の先端全長が、正確にグリップされる
ことになる。

く効　果〉本発明による原稿の搬送装置によれば、給紙手段にて給
紙されて（る原稿を、原稿走査部に搬送する装置におい
て、給紙手段と搬送手段との間に給紙手段からのｇ稿を
一時停止させて上記搬送手段へと搬送する斜め送り補正
用の搬送手段を設けたものであるから、非常に簡単な構
成にて給紙手段による原稿の斜め送りを補正し、搬送手
段へと搬送でき、原稿の破損及び脱落等を防止でき、正
確な搬送を行うことができる。

また、搬送手段の位置にて原稿のループを形成するため
、このループの復帰力にて更に斜め送りを補正でき、よ
り効果的な原稿の正確な搬送が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における原稿の搬送装置を示す断面図、
第２図は従来における斜め送り時の原稿を示す平面図、
第３図及び第４図は第２図のＡ。線及びＡ２線における原稿の断面図である。４；原稿ドラム　５；照明手段　６，７；ミラー８；レ
ンズ　　１０；給紙ローラ　１１；分離ローラ　１２：
ｆＩＩｈｌの搬送ローラ　１３；第２のローラ　１４；
〃イド　１５；グリップ爪１６；原稿代理人　弁理士　福士愛彦（他２名）縞、１０１

Claims

【特許請求の範囲】１、多数枚の原稿を一枚づつ給紙し、この原稿を原稿走
査を行うための位置に送り出す原稿の搬送装置において
、多数枚の原稿一枚づつ分離して給紙する給紙手段から
の原稿を、上記原稿走査を行う位置に送り出す搬送手段
を設け、該搬送手段と上記給紙手段との間の搬送路に設
けられ、給紙手段からの原稿を一時停止させ、この一時
停止後に駆動されて上記搬送手段へと原稿を搬送する斜
め送り補正用搬送手段を備えたことを特徴とする原稿搬
送装置。２、上記搬送手段は補正用搬送手段にて搬送されてくる
原稿を、ループ状に形成するために一時停止させること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の原稿搬送装置
。