JPS61238479A - 電子ビ−ム溶接法 - Google Patents

電子ビ−ム溶接法

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Publication number
JPS61238479A
JPS61238479A JP7842785A JP7842785A JPS61238479A JP S61238479 A JPS61238479 A JP S61238479A JP 7842785 A JP7842785 A JP 7842785A JP 7842785 A JP7842785 A JP 7842785A JP S61238479 A JPS61238479 A JP S61238479A
Authority
JP
Japan
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electron beam
welding
weld
regular
circumference
Prior art date
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Pending
Application number
JP7842785A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuo Okada
岡田 五夫
Masao Ishimaru
石丸 政雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は溶接割れのしやすい高炭素鋼等の円筒体とそれ
に嵌合する同様材質の円筒体との端面に溶接割れや歪を
発生させずに溶接を施す電子ビーム溶接法に関するもの
である。
(従来の技術) 上述のような円筒体同志の電子ビーム溶接法としては、
従来、特公昭56−49672号公報に記載されたもの
が知られているが、これをまず第3図によって説明する
円筒体の被溶接物1とその内部に嵌入された円筒体の被
溶接物2とをそれらの端面において円周溶接を行うのに
、溶接終了点3(溶接開始点と同じ)で電子ビームの照
射を止めることなく、意図的に溶接継目から電子ビーム
をそらせることを特徴とするものである。
すなわち、溶接が溶接終了点4まで行われると、電子ビ
ーム溶接機に設けられた偏向コイルに電流が通され電子
ビームは磁界の影響を受けて溶接継目からそれた位置5
に導かれて後、電子ビームの照射を停止し、溶接が完了
するものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の電子ビーム溶接法では
、溶接が溶接終了点4から溶接継目よりそれた位置5ま
で1周を越えて一部のみ電子ビームの照射を行う為歪が
発生しやすく、また基本的には1周溶接のため入熱が少
なく、そのため溶接割れが生じやすいという問題点があ
った。
本発明の目的は電子ビーム溶接における以上のような問
題点を解消させ、歪が生ぜず、その上溶接割れの生じな
い円周溶接を行うにある。
(問題を解決するための手段) 本発明による電子ビーム熔接法は、第1図に示すように
一方の円筒体の被溶接物1とそれに嵌合する他方の円筒
体の被溶接物2との端面に円周溶接する際に溶接開始点
3から本付溶接(継目溶接)でほぼ1周してから電子ビ
ームを偏向コイル等により内側あるいは外側にずらして
、さらにほぼ1周した後、溶接を完了するものである。
(作  用) 本発明によれば、電子ビームの照射が本付溶接1周とず
らしてもう1周行われ、都合2周になるので円周上では
入熱が均一となる。また、2周目の照射が継目溶接部を
焼きなますこととなる。
(実施例) 以下、第1図および第2図に例示するところに従って本
発明によ電子ビーム溶接法を説明する。
1は高炭素鋼等の溶接割れが生じやすい円筒体、例えば
歯車等の被溶接物を示す。2は円筒体1に嵌合する円筒
体、例えば回転軸等を示す。百円筒体1.2の嵌合端面
に円周溶接を施すには、先づ溶接開始点3からその直前
までのほぼ1周目ノ、を電子ビームの照射により本付溶
接し、それから電子ビームは偏向コイルに電流が通され
磁界の影響を受けて連続的に溶接継目から約1鶴内側に
導かれ、その内側の照射開始点4からその直前までの2
開目ノ、を電子ビームの電流を減じて照射した後、溶接
を完了する。
第2図には、本発明の溶接法による溶接部分の断面が拡
大して示されている。
Sは軸部分、Gは歯車部分を示し、両者の嵌合面はCで
示されている。i、が1周目の本付溶接部分を示し、M
lがその溶融部、ゾ、がその熱影響部を示す。■は本付
溶接のビード幅で2iaa、Hlは溶融部M、の深さで
4.5flである。!、は2周目の溶融部分を示し、M
よがその溶融部、白くその熱影響部を示す。W2は2周
目のビード幅で1.6鶴、H2は2鶴、Dは1周目と2
周目の電子ビームの偏位置で1鶴である。
なお、円筒体には中実のもの、中空のものが含まれるこ
とは勿論である。また2周目の電子ビームの照射は1周
目の外側でも差し支えない。
(発明の効果) 電子ビーム溶接は少ない入熱で幅狭く深い溶は込みが得
られる反面、溶融部の冷却速度が速く溶接割れを発生し
やすい欠点があるが、本発明によれば2周目の電子ビー
ムの照射により1周目の本付溶接部分に後熱効果(焼き
なまし作用)を及ぼして溶接割れを有効に防止すること
ができ、また円周上では均等な入熱となるから、歪の発
生をも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すもので、本発明による
溶接法の説明図、第2図は本発明の溶接法による溶接部
分の拡大断面図である。第3図は従来の溶接法の説明図
である。 1.2−−−−−−−・円筒体、3−−−−−−−−・
1周目の溶接開始点、4−−−−−−−−2周目の溶接
開始点、ノ、・−一一一一・・1周目の本付溶接部分1
.g、−−−−−−−2周目の電子ビーム照射部分。 ′SJ1  口            第 3 口$
 2 圓 f。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一方の円筒体とそれに嵌合する他方の円筒体との端面に
    円周溶接を施す電子ビーム溶接において、ほぼ1周に亘
    り本付溶接し、さらに連続的にその内側または外側にず
    らして電子ビームの照射をほぼ1周続けた後、溶接を完
    了することを特徴とする電子ビーム溶接法。
JP7842785A 1985-04-15 1985-04-15 電子ビ−ム溶接法 Pending JPS61238479A (ja)

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