JPS6123831B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6123831B2
JPS6123831B2 JP4005278A JP4005278A JPS6123831B2 JP S6123831 B2 JPS6123831 B2 JP S6123831B2 JP 4005278 A JP4005278 A JP 4005278A JP 4005278 A JP4005278 A JP 4005278A JP S6123831 B2 JPS6123831 B2 JP S6123831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starch
acid
glue
weight
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP4005278A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54132634A (en
Inventor
Hiroshi Hayakawa
Norio Hishiki
Hiroshi Horino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Starch Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nippon Starch Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Starch Chemical Co Ltd filed Critical Nippon Starch Chemical Co Ltd
Priority to JP4005278A priority Critical patent/JPS54132634A/ja
Publication of JPS54132634A publication Critical patent/JPS54132634A/ja
Publication of JPS6123831B2 publication Critical patent/JPS6123831B2/ja
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は製袋用高速ロール型接着剤塗布機に使
用される機械特性のすぐれた製袋用糊剤に関す
る。 シヨツピング用の紙袋、スーパーマーケツト用
買物袋(以下スーパーバツグと略す。)封筒等の
物質を入れる紙袋の紙袋用接着剤には、従来小麦
でんぷんを8〜12重量%の水澱粉懸濁液を85℃以
上で加熱糊化した糊剤にホルマリンを添加して高
速ロール型接着剤塗布機を用いて行なわれてき
た。 ホルマリンを添加することは、安全衛生上好ま
しくなく当業界においてホルマリンを用いない糊
剤の開発が待たれていた。 ホルマリンを添加しない加熱糊化でんぷんを用
いて高速ロール型接着剤塗布機で製袋を行なつた
場合、でんぷん糊の状態が不安定となり、曳糸性
が大きくなるため高速で製袋機を回転すると小雨
のような糊飛びが起こり、袋同士が飛び散つた糊
により互いに接着されたり、汚染されたり、糊の
付かない袋などができて糊の歩留低下および製品
の品質低下が起こる。 このような問題を解決するため本発明者らは鋭
意研究を行なつた結果、置換度が0.01〜0.3であ
り、かつ膨潤指数が0.5〜7.0である架橋エステル
化澱粉および/またはグラフト重量増加率が0.1
〜10.0%であり、かつ膨潤指数が0.5〜7.0である
グラフト共重合化澱粉の加熱糊化したものを製袋
用に用いること、学理上では明らかではないが、
高速回転に耐えられる機械特性を持ち、塗布性、
接着性、初期タツク性の優れた糊飛びのしない糊
剤が得られた。 用いる原料澱粉としては、例えば小麦澱粉、馬
鈴薯澱粉、トウモロコシ澱粉、甘藷澱粉、タピオ
カ澱粉、サゴ澱粉、米澱粉、モチトウモロコシ澱
粉、高アミロース含量トウモロコシ澱粉などの末
処理澱粉もしくは、小麦粉、タピオカ粉末、コー
ンフラワー、米粉などの澱粉含有物またはこれら
の酸化、酸素処理、デキストリン化、酸処理など
によつて得られた変性澱粉あるいはこれらの混合
物などである。 これらの原料澱粉のエステル化、架橋化、グラ
フト共重合化に用いる薬剤は通常、その目的に用
いられるいずれのものでもよく、エステル化剤と
しては塩化アセチルのような酸塩化物、蟻酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、クロル酢酸などのよう
な脂肪酸、濃硫酸、メタリン酸、リン酸ナトリウ
ム、リン酸カルシウムなどのような鉱酸およびそ
の塩、無水マレイン酸、無水コハク酸、無水フタ
ル酸、無水酢酸、無水プロピオン酸などのような
酸無水物及び酢酸ビニルなどが挙げられる。エス
テル化の程度は、所望の特性に応じて適宜選択で
きるが、通常換置度0.01〜0.3(無水グルコース
残基1モル当りの置換器の平均モル数、以下同
じ)が好ましい。 架橋剤としては、エピクロルヒドリン、α−メ
チルエピクロルヒドリンなどのようなハロエポキ
シアルカン、エチレングリコールジグリシジルエ
ーテル、プロピレングリコールジグリシジルエー
テル、グリセリン−1、3−ジグリシジルエーテ
ル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテ
ル、ビスフエノールA−エピクロルヒドリン型エ
ポキシ樹脂などのエポキシ化合物、ホルマリン、
アセトアルデヒド、グリオキサール、チオジアセ
トアルデヒドなどのアルデヒド類、トリメタリン
酸等のリン酸及びその塩類、好ましくはエピクロ
ルヒドリン、トリメタリン酸などが挙げられる。 架橋度は、膨潤指数(塩化アンモニウム26部、
塩化亜鉛10部、水64部の溶液を調整し、澱粉を塩
化アンモニウム、塩化亜鉛溶液で1重量部%懸濁
液を調整し、85〜100℃で5分間加熱し、10mlの
メスシリンダー中に10mlとり、30℃で12時間静置
し沈降した部分の値)0.5〜9.0が好ましい。 また、グラフト共重合化剤としては、エチレ
ン、プロピレン、アクリル酸もしくは、メタアク
リル酸またはそのエステル、アクリロニトリル、
アクリルアミド、メタアクリロニトリル、メタア
クリルアミド、酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン、スチレン、ブタジエン、イソプレンな
どの付加重合性不飽和モノマー、好ましくは、ア
クリルアミド、(メタ)アクリル酸(及びエステ
ル)、酢酸ビニルが挙げられる。通常、重量増加
率〔(グラフト共重合により得られたグラフト共
重合化澱粉−原料澱粉重量)÷原料澱粉重量×
100〕が0.1〜10%程度にグラフト共重合させるこ
とが好ましい。 以上の変性の1種または2種以上の組み合わせ
により得られたでんぷん誘導体で膨潤指数0.5〜
0.9となるように化工することによりきわめて良
好な製袋用糊剤が得られる。 本発明の製袋用糊剤には、さらに所望により防
腐剤、柔軟剤、充填剤、増粘剤、末化工でんぷん
のような、他の接着剤を添加したものも含まれ
る。 つぎに参考例および実施例を挙げて本発明をさ
らに詳しく説明する。 参考例 1 水60gにメチルアルコール70gを混合し、水酸
化ナトリウム0.8gを溶解し、これにコーンスタ
ーチ100gを攪拌下に分散させ、さらに攪拌下に
エピクロルヒドリン0.8gを加え35〜40℃で10時
間反応させる。その後、酢酸ビニル13gを加え、
PH8〜9で3時間反応させる。反応終了後希塩酸
で中和、水洗、脱水、乾燥してエピクロルヒドリ
ン架橋酢酸澱粉粉末を得る。(置換度、0.1膨潤指
数2) 参考例 2 水60gにメチルアルコール70gを混合し、水酸
化ナトリウム0.8gを溶解し、これにコーンスタ
ーチ100gを攪拌下に分散させ、さらに撹拌下に
エピクロルヒドリン0.08gを加え35〜40℃で10時
間反応させる。その後、酢酸ビニル、13gを加
え、PH8〜9で3時間反応させる。反応終了後希
温酸で中和、水洗、脱水、乾燥してエピクロルヒ
ドリン架橋酢酸澱粉粉末を得る。(置換度0.1膨潤
指数7.0) 参考例 3 水200gに攪拌下コーンスターチ100gを投入
し、分散する。これにメタクリル酸メチル12gを
入れる。これに触媒として、過硫酸アンモニウ
ム、亜硫酸ナトリウム各0.1gを加える。45℃で
5時間反応後、水洗、乾燥してでんぷん−ポリメ
タクリル酸メチルグラフト共重合体を得る。(グ
ラフト率0.9%膨潤指数4) 実施例 1 参考例1で得た生成物10重量%の水、澱粉懸濁
液を調整後、攪拌しつつ徐々に加熱し、85℃まで
上昇する。直ちに30℃まで冷却し、澱粉糊を得
る。得られた糊液粘度は610cpsであつた。 実施例 2 参考例1で得た生成物5重量%を実施例1と同
様に得る。得られた糊液粘度は205cpsであつ
た。 実施例 3 参考例2で得た生成物を10重量%の水、澱粉懸
濁液を調整後、攪拌しつつ徐々に加熱し、80℃ま
で上昇する。直ちに30℃まで冷却し、澱粉糊を得
る。得られた糊液粘度は930cpsであつた。 実施例 4 参考例2で得た生成物5重量%を実施例3と同
様の操作で澱粉糊を得る。。得られた糊液粘度
は、308cpsであつた。 実施例 5 参考例3で得られた生成物を8重量%にて、実
施例3と同様の操作で澱粉糊を得る。 得られた糊液は950cpsであつた。 実施例 6 小麦澱粉と参考例1で得られた生成物を、5:
5の割合で混合し、10重量%の水懸濁液を調整後
攪拌しつつ加熱し、85℃まで上昇をせた後直ちに
冷却し澱粉糊を得る。 得られた糊液粘度は、653cpsであつた。 比較例 小麦澱粉10重量%の水澱粉懸濁液を調整後、攪
拌しつつ85℃まで加熱し、直ちに30℃まで急冷し
澱粉糊を得る。得られた糊液は700cpsであつ
た。 実施例、比較例において防腐剤、防カビ剤とし
て澱粉当り次のものを使用する。 バイオエース(商品名クミアイ化学製)0.5% 次に実施例、比較例で得られた澱粉糊の物性を
測定した結果をしめす。
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 置換度が0.01〜0.3であり、かつ膨潤指数が
    0.5〜7.0である架橋エステル澱粉および/または
    グラフト重量増加率が0.1〜10.0%であり、かつ
    膨潤指数が0.5〜7.0であるグラフト共重合化澱粉
    を加熱糊化して使用することを特徴とする製袋用
    糊剤。
JP4005278A 1978-04-05 1978-04-05 Adhesive agent for making bags Granted JPS54132634A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4005278A JPS54132634A (en) 1978-04-05 1978-04-05 Adhesive agent for making bags

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4005278A JPS54132634A (en) 1978-04-05 1978-04-05 Adhesive agent for making bags

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54132634A JPS54132634A (en) 1979-10-15
JPS6123831B2 true JPS6123831B2 (ja) 1986-06-07

Family

ID=12570134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4005278A Granted JPS54132634A (en) 1978-04-05 1978-04-05 Adhesive agent for making bags

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK156171C (da) * 1981-11-23 1989-12-04 Henkel Kgaa Fremgangsmaade til fremstilling af klaebemidler paa basis af stivelsesderivater samt anvendelsen af disse til maskinel etikettering, isaer af glasvarer
JPS58173172A (ja) * 1982-04-06 1983-10-12 Nippon Shokuhin Kako Kk 高速段ボ−ル用澱粉接着剤
US5716441A (en) * 1996-09-27 1998-02-10 National Starch And Chemical Investment Holding Corporation Starch-based, water resistant adhesives
JP2002226809A (ja) * 2001-01-31 2002-08-14 Rengo Co Ltd 段ボール貼合用澱粉糊
CN100358967C (zh) * 2004-11-26 2008-01-02 江西南大中德食品工程中心 生物质基无甲醛耐水木材胶粘剂及其制备方法

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Publication number Publication date
JPS54132634A (en) 1979-10-15

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