JPS61238114A - ノイズフイルタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、民生用機器、産業用機器、その他あらゆる機
器に使用されているノイズフィルタに関する。

従来の技術 従来のノイズフィルタの内部結線状態を第３図に、第４
図に外観を示す。同図において、４は金属ケース、６．
６は外部導出用端子であり、７は金属ケースをアースす
るための端子である。このケース４は電極シールドを目
的として、従来は鉄。

アルミニウム等を用い主として絞り成形を行ない、ケー
ス内に収容するフィルタ素子とケースとを電気的に絶縁
するために、ケースの内側を絶縁フィルム等で覆った後
フィルタ素子を挿入し充填物等を注入し完成していた。

この構造に於いてはケースが金属であるために、ケース
内容物との間に絶縁物を用い絶縁する必要があること、
又プリント基板等にノイズフィルタを取り付けに時、プ
リント基板上の他の部品（例えばコンデンサ、抵抗、コ
イル等）と絶縁を保つために、安全基準による一定の間
隔を設けたり、あるいは絶縁用のスリーブ等を接近する
コンデンサ等に覆せるなどして用いていた。

発明が解決しようとする問題点 従って、従来の例では ■　プリント基板上でのノイズフィルタの占める面積が
広くなっていた。

■　絶縁のための部品を要していた。

など小形化、低コスト化に関し問題があった。

本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
絶縁のための特別な部品を必要とすることなく、絶縁が
確保できるノイズフィルタを提供せんとするものである
。

問題点を解決するための手段 本発明は銅等の金属箔の両面に絶縁フィルムを貼り合せ
、ケースを成形し、このケースにフィルタ素子を収納し
たノイズフィルタである。

作　　用 このように、本発明では金属の両面に絶縁フィルムを貼
シ合せたものであり、ケース内外側ともに絶縁距離を全
く考慮する必要がなく、装置全体を小さくできる。

実施例 本発明の一実施例を以下図面に基づいて説明する０ 第１図は本発明の一実施例を示す断面図である。

第１図の２は銅箔あるいはアルミニウム箔などで、１及
び３は絶縁フィルムである。この様に、銅あるいはアル
ミニウムなど伸展性のよい金属材料を箔状にし、これを
芯にして両側に絶縁フィルム（例えばポリエステルフィ
ルム）を貼り合せたものであシ、この材料を加熱成形す
る事により容易にケース状に加工することができる。こ
の様に金属の両面に絶縁フィルムを貼り合せたものであ
るから、ケース内、外側ともに絶縁距離を全く考慮する
必要がないから、小形に出来るとともにプリント基板上
の占有面積も少なくなる。更に部品点数が少なくなるか
ら作業性もよくなり、低コストになる。尚第２図にノイ
ズフィルタの場合の使用例を示し、４が本実施例による
ケース、５．６は導出用端子であシ、７がケースアース
用のリード線で、８がケース金属箔部とリード線７の半
田付等による接続部である。

発明の詳細 な説明した様に、本発明は、何ら絶縁のための新たな部
材を必要とすることなく、絶縁が保持されるから、 ■　小形にできる。

■　プリント基板上の占有面積が少なくなる。

■　低コストになる。

等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るケース材料の断面図、第２図は使
用状態の斜視図、第３図はノイズフィルタの結線図、第
４図は従来の使用状態の斜視図である。 １．３・・・・・・絶縁フィルム、２・・・・・・金属
箔、４・・・・・・ケース。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名第１図 ？ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　銅等の金属箔の両面に絶縁フィルムを張り合せ、ケー
   スを成形し、このケースにフィルタ素子を収納するノイ
   ズフィルタ。