JPS6123791A - 合成樹脂製体の電気めつき法 - Google Patents

合成樹脂製体の電気めつき法

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Publication number
JPS6123791A
JPS6123791A JP14168784A JP14168784A JPS6123791A JP S6123791 A JPS6123791 A JP S6123791A JP 14168784 A JP14168784 A JP 14168784A JP 14168784 A JP14168784 A JP 14168784A JP S6123791 A JPS6123791 A JP S6123791A
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JP
Japan
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synthetic resin
layer
molding
electroplating
resin body
Prior art date
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Pending
Application number
JP14168784A
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English (en)
Inventor
Hidemi Ito
秀己 伊藤
Takao Kuzuhara
葛原 孝雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6123791A publication Critical patent/JPS6123791A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合成樹脂製体の電気めっき法に関し、特に、コ
ンピューター等の電子機器のハウジングのように裏面に
金属めっき層を有する合成樹脂成形品を製造する場合に
好適な電気めっき法に関する。
コンピューターその他の電子機器の合成樹脂製ハウジン
グにおいては、電磁波妨害を阻止するためにハウジング
内面に電磁波シールド用のめっき層を形成することが行
われており、また、テレビの合成樹脂製チャンネルつま
み等においては、裏面を絶縁性とするため表面にのみ美
麗な化粧用めっき層が形成されている。
しかしながらこのような表裏両面のいずれか一方にのみ
めっき層を設けた合成樹脂製品を製造する場合、従来の
めっき法では次のような問題がある。
即ち、従来めっき法の代表的なものには、ABSのよう
な溶剤可溶成分を含む合成樹脂製体を化学エツチングに
よって粗面化処理し、次いでこれを非電解めっき液(化
学めっき液)中に浸漬して合成樹脂製体表面に導電体層
を形成し、しかる後、電気めっき洛中で常法により該導
電体層の表面に電気めっき層を形成させる方法があるが
、かかる方法によって片面のみをめっきしようとすれば
、合成樹脂製体を化学めっき液に浸漬する際、又は電気
めっき浴に浸漬する際に、合成樹脂製体のめワき不要の
反対側面をなんらかの手段で遮蔽し、導電体層又は電気
めっき層を合成樹脂製体の片面にのみ形成するようしな
ければならず、この反対側面の遮蔽工程が面倒であるた
め、効率良く且つ経済的に片面めっきを行うことが難し
いという問題がある。しかもこのめっき法では、面倒な
化学エツチングによって合成樹脂製体の表面を粗面加工
する必要があるため、エツチング用薬液に対する合成樹
脂製体の耐薬品性が強すぎても弱すぎても満足な粗面加
工を行えず、従って、合成樹脂製体の樹脂の種類が自ず
から限定されるので適用範囲が狭いという問題もある。
また、その他の従来めっき法としては、カーボン等の導
電材を配合した樹脂で合成樹脂製体を成形することによ
って該合成樹脂装体自体を導電化し、これを電気めっき
浴に浸漬して電気めっきを行う方法があるが、この場合
も片面のみを電気めっきするには反対側のめっき不要面
を遮蔽する必要があり、しかも合成樹脂製体に導電材が
含まれているから、合成樹脂製体それ自体の物性の劣化
の低下等を生じるという問題もある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、片面のみの電気めっきを反対側面を遮蔽
することなく簡単に行うことが出来、且つ合成樹脂製体
の物性劣化を生じることもなく、又化学エツチングが不
要なために各種の合成樹脂製体に広く適用することが山
菜る電気めっき法を提供するにある。
即ち、本発明はかかる目的を達成するために、合成樹脂
製体の表面の一部又は全部に、導電体層をプレス成形、
二層押出成形、射出成形、塗布成形又はラミネートのい
づれかの手段によって形成し、該導電体層の表面に電気
めっきを施すことを要旨とする合成樹脂製体の電気めっ
き法に係るもので、以下、図面を参照しながら、これを
詳細に説明する。
第1図は本発明電気めっき法の一実施例の説明図で、こ
れによれば、最初の工程で同図(イ)に示すように合成
樹脂製体1の表面の一部、即ち合成樹脂製体1の片面(
上面)に導電体層2が形成される。この実施例は合成樹
脂製体1の片面のみにめっきを施す場合を例示したもの
であるから、第1図(イ)のよ、うに合成樹脂製体1の
片面(上面〉にのみ導電体層2を形成しているが、表面
全体にめっきを施す場合には、該合成樹脂製体1の上下
両面に導電体層2が形成され、また局部的にめっきを施
す場合には、該合成樹脂製体1の表面の所望部分に導電
体層2が形成されることは言うまでもない。
合成樹脂製体1としては、例えばポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボ
ネート、ABS樹脂等、各種の熱可塑性樹脂からなるも
のが使用され、又、導電体層2は、具体的にはカーボン
その他の導電粉末を混入した合成樹脂(例えば上記合成
樹脂製体1と同様の各種の熱可塑性樹脂)からなるもの
が使用される。
この導電体層2は、次のいずれかの手段によって形成さ
れる。即ち、合成樹脂製体1の上面に導電材混入合成樹
脂フィルム等を重ねてプレス成形により熱圧着一体とす
るか、或いは合成樹脂製体1を押出成形する際に二層押
出成形によりダイスから導電材混入合成樹脂を重ねて押
出すか、或いは合成樹脂製体1の上面に導電材混入合成
樹脂液をロールコータ−等によって塗布するか、或いは
合成樹脂製体1を射出成形する際にインジェクションモ
ールドに導電材混入合成樹脂フィルムを予め内装して合
成樹脂製体1上面に積層一体とするか、或いは射出成形
型の一方の注入口より例えば合成樹脂製体1の成形用樹
脂を途中まで注入してから該成形型を反転させて導電材
混入合成樹脂をもう一方の注入口より注入する所謂ツー
ショットインジェクションモールド法によって形成する
か、或いは合成樹脂製体1の上面に接着材を塗布して導
電材混入合成樹脂フィルム等をラミネートするかのいず
れかの手段によって形成される。
その場合、導電体層2の厚みは数ミクロン以上となるよ
うに、又その表面抵抗値は100以下となるように、調
節するのが望ましい。厚みが極端に小さいと導電体層2
に欠損部分を生じる虞があり、また表面抵抗値があまり
大き過ぎると電気めっきがうまくいかなくなるからであ
る。
このようにして片面(上面)に導電体層2が形成された
合成樹脂製体1は、次いで第1図(ロ)に示すように所
望の形状に賦型される。例えば、電子機器のハウジング
を製造する場合には、同図(ロ)のように導電体層2が
内面側となるようにプレス機等で加熱賦型する。
この賦型工程は、導電体層2を二層押出成形、塗布成形
、ラミネートのいづれかの手段で形成する場合には、導
電体層2の形成工程の後に別途行う必要があるが、導電
体層2をプレス成形又は射出成形の手段で形成する場合
には、該賦型工程は不要であり、プレス機又は射出成形
機によって単一の工程で導電体層2を有する所望形状の
合成樹脂製体1を得ることが出来る。即ち、導電体層2
をプレス成形の手段で形成する場合を例に採って説明す
ると、プレス機の雌型内に板状の合成樹脂製体と導電材
混入樹脂フィルムとを重ねて配し、加熱下に雄型を押圧
すれば、合成樹脂製体がプレス機の量適りに賦型される
と同時に導電材混入樹脂フィルムが該合成樹脂製体の内
面に熱圧着一体化され、単一工程で第1図(ロ)に示す
如き内面に導電体層2を有する合成樹脂製体1を得るこ
とが出来るのである。同様に、射出成形の場合も、射出
成形機の割型内に導電材混入樹脂フィルムを配し、注入
口から合成樹脂を注入することによって、片面に導電体
層2を有する合成樹脂製体1を単一工程で得ることが出
来るのである。特に前者のプレス機による手段は、内面
にめっき層を有する電子機器のハウジング等を製造する
場合に好適であり、後者の射出成形機による手段は、外
面にめっき層を有するチャンネルつまみ等を製造する場
合に好適である。
上記のように導電体層2が形成され且つ所望形状に賦型
された合成樹脂製体1は、最後に常法通り電気めっき浴
中に浸漬され、該導電体N2に電極が接続されて通電さ
れる。しかしてめっき浴中に解離した金属イオンは該合
成樹脂製体1の導電体層2に引き寄せられ、第1図(ハ
)に示すように該導電体層2の表面にのみ一気めっき層
3が形成される。
以上の説明から理解出来るように、本発明の電気めっき
法によれば、合成樹脂製体1の表面の電気めっきを必要
とする一部又は全部に、導電体層2をプレス成形、二層
押出成形、射出成形、塗布成形又はラミネートのいずれ
かの手段によって形成するため、従来めっき法では必要
な化学工・ノチングによる合成樹脂製体の粗面化処理が
全く不要となり、且つ電気めっきを必要とする部分にの
み容易に導電体層2を形成することが出来る。従って、
本発明めっき法は、工・ノチング用薬液に対する合成樹
脂製体1の対薬品性の適否を何隻考慮することなく各種
の合成樹脂製体の電気めっきに広く適用出来るという効
果があり、しかも片面めっきや部分めっきをする場合に
、従来めっき法のように合成樹脂製体のめつき不要部分
をいちし)ち遮蔽することなく、高能率且つ経済的に電
気めっきを行い得るという効果がある。又、本発明めっ
き法では、゛合成樹脂製体1に導電材を混入しなし)の
で、従来の合成樹脂製体それ自体に導電材を混入するめ
っき法に見られるような物性の低下等の弊害を生じるこ
ともない。
このように、本発明電気めっき法は著効を奏し、特に内
面に電磁波シールド用のめつき層を必要とする電子機器
のAウジンン、或いは外面に化粧用めっき層を必要とす
るチャンネルつまみ、スイッチ等を製造する場合の電気
めっき法として頗る好適なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図である。 1・・・合成樹脂製体、2・・・導電体層、3・・・電
気めっき層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂製体の表面の一部又は全部に、導電体層
    をプレス成形、二層押出成形、射出成形、塗布成形又は
    ラミネートのいづれかの手段によって形成し、該導電体
    層の表面に電気めっきを施すことを特徴とする、合成樹
    脂製体の電気めっき法。
JP14168784A 1984-07-09 1984-07-09 合成樹脂製体の電気めつき法 Pending JPS6123791A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5567296A (en) * 1993-01-19 1996-10-22 Luch; Daniel Process for producing vehicular fuel tanks
JP2001303293A (ja) * 2000-04-27 2001-10-31 Inoac Corp 金属・プラスチック複合品の製造方法

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US5567296A (en) * 1993-01-19 1996-10-22 Luch; Daniel Process for producing vehicular fuel tanks
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