JPS61237385A - 点火プラグ - Google Patents
点火プラグInfo
- Publication number
- JPS61237385A JPS61237385A JP7545885A JP7545885A JPS61237385A JP S61237385 A JPS61237385 A JP S61237385A JP 7545885 A JP7545885 A JP 7545885A JP 7545885 A JP7545885 A JP 7545885A JP S61237385 A JPS61237385 A JP S61237385A
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- JP
- Japan
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- metal
- alloy
- powder
- spark plug
- base material
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、特に内燃機関用の耐久性を向上させた電極
をもつ点火プラグに関する。
をもつ点火プラグに関する。
(従来の技術)
従来、耐久性の向上を目的として、lNC600のよう
な耐熱Ni合金材を母材とする中心電極先端に貴金属チ
ップを溶接した点火プラグは知られているが、先端部の
温度が900℃を越える高温下での使用、特に冷熱サイ
クルの繰り返しを受ける場合は、母材と貴金属との熱膨
張差による熱応力によシ、両者の接合境界において亀裂
と酸化侵食の進展が発生し、先端貴金属と母材材質の組
合せによシ程度はあるが、おおむね貴金属チップの火花
消耗による消滅以前に耐久性が限界に達するものである
。
な耐熱Ni合金材を母材とする中心電極先端に貴金属チ
ップを溶接した点火プラグは知られているが、先端部の
温度が900℃を越える高温下での使用、特に冷熱サイ
クルの繰り返しを受ける場合は、母材と貴金属との熱膨
張差による熱応力によシ、両者の接合境界において亀裂
と酸化侵食の進展が発生し、先端貴金属と母材材質の組
合せによシ程度はあるが、おおむね貴金属チップの火花
消耗による消滅以前に耐久性が限界に達するものである
。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は上記従来のものの欠点を改良するものであシ
、貴金属チップと母材との接合力を高め、点火プラグの
耐久性を向上させようとするものである。
、貴金属チップと母材との接合力を高め、点火プラグの
耐久性を向上させようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
そのために、点火プラグの電極(中心電極もしくは外側
電極)をNi合金よりなる母材に高温耐食性の良好な金
属およびまたはその金属の合金よりなる粉末層を介して
貴金属またはその貴金属合金のチップを接合してなるも
のである。
電極)をNi合金よりなる母材に高温耐食性の良好な金
属およびまたはその金属の合金よりなる粉末層を介して
貴金属またはその貴金属合金のチップを接合してなるも
のである。
なお、上記粉末層の厚みは0.05〜0.20 m m
が適当であシ、その粉末粒径は1〜20μが望ましい。
が適当であシ、その粉末粒径は1〜20μが望ましい。
ここで、1μ以下の微粉末の場合は、溶接の際粉末のエ
ネルギーにより飛散し、応力緩和を期待できる中間層の
形成が困難であシ、また、20μ以上の粉末の場合には
、中間層として接合強度が保証できず、層中に封入され
る空気が多くなシ、高温時の膨張によ多接合強度が劣化
するものである。
ネルギーにより飛散し、応力緩和を期待できる中間層の
形成が困難であシ、また、20μ以上の粉末の場合には
、中間層として接合強度が保証できず、層中に封入され
る空気が多くなシ、高温時の膨張によ多接合強度が劣化
するものである。
更に粉末材料としては、貴金属材質と同一材の粉末が良
好であるが、金属チップと母材との中間の線膨張係数を
もつか、1000℃以上の耐酸化性を具える材料、例え
ば、貴金属としてpt−Ni合金、Pt−I r 、
Pt −Pd 、 Pt−Rh、貴金属以外においては
、lNC601、5uS310 (2,QNi−25C
r )等である。
好であるが、金属チップと母材との中間の線膨張係数を
もつか、1000℃以上の耐酸化性を具える材料、例え
ば、貴金属としてpt−Ni合金、Pt−I r 、
Pt −Pd 、 Pt−Rh、貴金属以外においては
、lNC601、5uS310 (2,QNi−25C
r )等である。
(作 用)
上記のように構成するため、母体と貴金属チップ間の熱
応力を緩和しその接合が良好であシ、シかも、高温耐食
性に富む粉末材料の溶融によシ上記チップを母材に接合
しているため、冷熱サイクルに対し、亀裂発生によシ破
損するおそれがない。
応力を緩和しその接合が良好であシ、シかも、高温耐食
性に富む粉末材料の溶融によシ上記チップを母材に接合
しているため、冷熱サイクルに対し、亀裂発生によシ破
損するおそれがない。
(実施例)
これを図に示す実施例によシ説明すれば、第1図は、製
造工程の概略を(a)〜(d)によシ示したものであシ
、図においては外側電極について記載しているが、中心
電極の発火部に適用できることはいうまでもない。(1
)は電極母材であシ、lNC600よす構成する。(2
)は、母材(1)先端に穿設する直径が1.2mmφで
深さく1)が0.05〜0.2 mmの有底孔であって
、(3)は穿設工具である。(4)は有底孔(2)内に
適宜充填される金属粉末であシ、実施例においては粒径
1〜20μのPt−20Ir(201%Ir添加)粉末
である。(5)はpt−20Irよりなる直径が1.2
mmφで厚さが0.4mmの貴金属チップであって、(
6)は充填金属粉末を圧縮するためのプレスピン、(力
は、母材(1)とチップ(5)を金属粉末(4)層を介
して挾持し、超音波溶接あるいは抵抗溶接をするための
電極板である。
造工程の概略を(a)〜(d)によシ示したものであシ
、図においては外側電極について記載しているが、中心
電極の発火部に適用できることはいうまでもない。(1
)は電極母材であシ、lNC600よす構成する。(2
)は、母材(1)先端に穿設する直径が1.2mmφで
深さく1)が0.05〜0.2 mmの有底孔であって
、(3)は穿設工具である。(4)は有底孔(2)内に
適宜充填される金属粉末であシ、実施例においては粒径
1〜20μのPt−20Ir(201%Ir添加)粉末
である。(5)はpt−20Irよりなる直径が1.2
mmφで厚さが0.4mmの貴金属チップであって、(
6)は充填金属粉末を圧縮するためのプレスピン、(力
は、母材(1)とチップ(5)を金属粉末(4)層を介
して挾持し、超音波溶接あるいは抵抗溶接をするための
電極板である。
まず、lNC600の母材(1)上に穿孔工具(3)K
よシ有底孔(2)を設け(a)、この有底孔(2)内に
、pt−20Irの1〜20μ粒径の粉末(4)を充填
しくb)、これをプレスピン(6)によシ押圧圧縮した
上(c) 、Pt−20I rよりなる貴金属チップ(
5)を載置して電極板(7) (7)間に挾持し、通電
して、抵抗溶接をするものである。
よシ有底孔(2)を設け(a)、この有底孔(2)内に
、pt−20Irの1〜20μ粒径の粉末(4)を充填
しくb)、これをプレスピン(6)によシ押圧圧縮した
上(c) 、Pt−20I rよりなる貴金属チップ(
5)を載置して電極板(7) (7)間に挾持し、通電
して、抵抗溶接をするものである。
通電によシ母材(1)に上記チップ(5)は粉体層の溶
融によ多接合され、この母材(1)は第2図に示される
ように主体金具(8)の端面に取付けられる。(9)は
中心電極であシ、α呻は絶縁体を示す。
融によ多接合され、この母材(1)は第2図に示される
ように主体金具(8)の端面に取付けられる。(9)は
中心電極であシ、α呻は絶縁体を示す。
上記のようにして構成される貴金属チップ(5)の接合
状態は電気炉における加熱3分(最大1000’C)、
放冷3分(最低300℃)熱冷サイクルの500回の試
験結果は、第3図に示すように、チップ(5)が従来の
ように電極母材(1)に直接にpt−20Irのみを溶
接した場合には接合間隙(a)は(a)に示されるとお
り比較的大きくなり、チップ接合状態は小面積となるも
のであるが、この発明の実施例のようKl〜20μの粒
径のpt−20Ir粉末層0.05〜0.2 mmを介
在した場合には、接合面が大面積であシ、間隙(8)が
小部分であることが明らかである。
状態は電気炉における加熱3分(最大1000’C)、
放冷3分(最低300℃)熱冷サイクルの500回の試
験結果は、第3図に示すように、チップ(5)が従来の
ように電極母材(1)に直接にpt−20Irのみを溶
接した場合には接合間隙(a)は(a)に示されるとお
り比較的大きくなり、チップ接合状態は小面積となるも
のであるが、この発明の実施例のようKl〜20μの粒
径のpt−20Ir粉末層0.05〜0.2 mmを介
在した場合には、接合面が大面積であシ、間隙(8)が
小部分であることが明らかである。
(発明の効果)
以上のとおシ、従来の点火プラグに比べ、苛酷な冷熱サ
イクルにあっても発火部に損傷を生じない等、耐久性を
向上する優れた効果を具えるものである。
イクルにあっても発火部に損傷を生じない等、耐久性を
向上する優れた効果を具えるものである。
第1図(a)〜(d)はこの発明の電極製造工程を示し
、第2図はこの発明の電極を具える点火プラグの部分図
、第3図は従来のものとの比較図を示す。 1・・・電極母材、2・・・有底孔、4・・・金属粉末
、5・・・貴金属チップ 特許出願人 代理人弁理士藤木三幸 第1図 第2図 !
、第2図はこの発明の電極を具える点火プラグの部分図
、第3図は従来のものとの比較図を示す。 1・・・電極母材、2・・・有底孔、4・・・金属粉末
、5・・・貴金属チップ 特許出願人 代理人弁理士藤木三幸 第1図 第2図 !
Claims (4)
- (1)Ni合金よりなる母材に、高温耐食性の良好な金
属およびまたはその金属の合金よりなる粉末層を介して
、貴金属またはその合金よりなるチップを接合する電極
を具える点火プラグ。 - (2)高温耐食性の良好な金属およびその合金は、貴金
属およびその合金である特許請求の範囲第1項記載の点
火プラグ。 - (3)高温耐食性の良好な金属は、INC600、Su
S310等の金属合金である特許請求の範囲第1項記載
の点火プラグ。 - (4)金属およびその合金の粉末層の粉末粒径は1〜2
0μである特許請求の範囲第1項記載の点火プラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7545885A JPS61237385A (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 点火プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7545885A JPS61237385A (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 点火プラグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61237385A true JPS61237385A (ja) | 1986-10-22 |
Family
ID=13576867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7545885A Pending JPS61237385A (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 点火プラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61237385A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001054242A1 (fr) * | 2000-01-19 | 2001-07-26 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Bougie d'allumage pour moteur a combustion interne |
US6304022B1 (en) | 1998-01-19 | 2001-10-16 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
-
1985
- 1985-04-11 JP JP7545885A patent/JPS61237385A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6304022B1 (en) | 1998-01-19 | 2001-10-16 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
WO2001054242A1 (fr) * | 2000-01-19 | 2001-07-26 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Bougie d'allumage pour moteur a combustion interne |
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