JPS6123684B2 - - Google Patents

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JPS6123684B2
JPS6123684B2 JP53086004A JP8600478A JPS6123684B2 JP S6123684 B2 JPS6123684 B2 JP S6123684B2 JP 53086004 A JP53086004 A JP 53086004A JP 8600478 A JP8600478 A JP 8600478A JP S6123684 B2 JPS6123684 B2 JP S6123684B2
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JP
Japan
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strip
radio wave
radar radio
reflecting device
adjacent
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JP53086004A
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JPS5440064A (en
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Hyuuitsuto Fuaasu Jon
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Individual
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Publication of JPS6123684B2 publication Critical patent/JPS6123684B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q15/00Devices for reflection, refraction, diffraction or polarisation of waves radiated from an antenna, e.g. quasi-optical devices
    • H01Q15/14Reflecting surfaces; Equivalent structures
    • H01Q15/18Reflecting surfaces; Equivalent structures comprising plurality of mutually inclined plane surfaces, e.g. corner reflector

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はレーダ用電波(以下“レーダ電波”と
称する)の反射装置に係り、詳しくは船舶で使用
するレーダ電波反射装置に関するものである。 レーダ電波反射装置は、レーダによる物体ある
いは地形の探知改良を目的として物体あるいは地
形のレーダ電波反射特性を向上させるために使用
されるものである。この種の反射装置で効率の良
い結果を得るにはレーダ電波が入射方向と平行に
反射しなくてはならない。 多くの用途において反射装置がレーダ信号をど
の方向へでも反射できることが望ましく、また該
反射装置を船で使用した場合にはレーダ信号の反
射が船の傾きで悪影響を受けないことが好まし
い。 レーダ電波反射性物質シート3枚が互に直交し
てなる。すなわち直交三面体のコーナー反射体
は、入射角全体に渡つて効率よく反射するも、船
の傾きが大きくなればレーダ信号は弱くなる。 本発明は上述の要件を考慮して達成されたもの
で、その主たる目的は水平方向からであればどの
方向から入射したレーダ信号でも効率よく反射す
るレーダ電波反射装置を提供するにある。 本発明のレーダ電波反射装置は、コーナー反射
体を少くも6個有し、該コーナー反射体が該反射
装置の主軸の周りに外側を向いで螺旋状に2列連
続配置されており、該2列の一方が左巻きで他方
が右巻きであることを特徴としている。 該複数のコーナー反射体は水平方向360゜全部
をカバーすべく均等に分散配置されていれば好都
合である。 また、好しい実施態様の一例ではコーナー反射
体が10個使われている。 本発明の反射装置は、レーダ反射性物質の帯状
片1枚と複数枚の分離板とからなり、互に間隔を
置いて該帯状片を横切つて延びる複数本の折り目
に沿つて該帯状片が互違いに折られており、該折
り目の内の中間に位置し互に隣接する2本が実質
的に平行で残りの折り目が該帯状片の一方の長手
縁から他方へ交互に集合したり散開しており、該
折り目が該1枚の帯状片を互に垂直な複数の部分
に分割しており、該分離板が互に隣接する該帯状
片部分間にしかもこれらと垂直に位置し、もつて
該分離板各1枚について2個のコーナー反射体を
形成している。該分離板は長方形であり、好まし
くはその四隅のうちの1つが切り落されていて、
該切り落された縁部が該隣接帯状片部分から離れ
るように位置している。このように隅を切り落し
ておけば他のコーナー反射体からの反射との相互
干渉を避けることができる。 該帯状片の縁端および/または該分離板の切り
落された隅は円筒体に一致するような輪郭であつ
て反射装置を該円筒体内に摺動可能に位置し得る
ようになつている。 以下、図示の実施例によつて本発明を説明す
る。 第1図において本発明によるレーダ電波反射装
置10が船のマストの横木に吊り下げられてい
る。該反射装置10は例えば反射率18s.w.g.のジ
ユラルミン(商品名)あるいはステンレススチー
ルからなる1枚のレーダ電波反射性帯状片で形成
されていて、該帯状片は該帯状片を横切つて延び
る複数本の折り目に沿つて蛇腹のように折られて
いる。該帯状片は該複数本の折り目で一連の部分
11,12,13に分割されており、隣接する該
帯状片部分は互に直交している。 以上のように一連の複数の部分に折るのに適し
た平らな1枚の帯状片が第2図に示されており、
点線は紙面に対して前方への折り目を鎖線は同後
方への折り目をそれぞれ示す。図面から判るよう
に本実施例における該折り目は全て同一長さであ
る。 中央の帯状片部分12をなす2つの折り目は平
行であつて、該帯状片部分12は平行四辺形であ
る。他の折り目は該帯状片の一方の長手縁から他
方に交互に集合したり散開し、もつて該帯状片を
三角形の部分11および基本的に台形の両端部分
13とに分割している。該各端部分13は該帯状
片の長手縁で短い方の片側を残して切り落されて
おり、その切り口縁の1つは折り目と直交してい
る。 こうして折られた帯状片は隣接する部分が互に
直交する7つの部分からなる“反射柱”をなして
いる。該7つの部分の各隣接する2つの面には1
枚の金属性分離板14が例えばリベツト留めある
いは溶接で該両面に垂直に固定されており、もつ
て各一対のコーナー反射体が得られる。こうして
出来た各反射体は反射装置の一基本部材として機
能する直交三面体である。 該レーダ電波反射装置は、片側が切り落されて
いる該帯状片端部分13から吊り下げることがで
きる(第1図参照)。該反射装置は常時自重で該
帯状片部分の面は交互に水平な面の上下に45゜傾
斜するように吊り下げられている。 コーナー反射体が最大反射性能を宝するのは該
コーナー反射体の各面とのなす角が等しい軸線に
沿つてレーダ電波が入射した場合である。この軸
線のことを“反射体の指向軸線”という。反射装
置を第1図のように吊り下げたときの該指向軸線
は水平な面に対して一定角で傾斜している。 “反射柱”を形成すべく該帯状片を上述のよう
に折れば各折り目の隣接する折り目に対する方位
角が十分変わる。つまり各折り目が隣接する折り
目に対して十分捩れる。この捩れを説明すべく第
3図に2つの隣接帯状片部分11,11のみを示
した。この図から該両部分11,11のそれぞれ
の二等分線が互に水平角の2倍の2r0の角をなし
ていることが判る。また、隣接する折り目のコー
ナー反射体は方位角において略36゜互にずれてお
り、その結果最も有効なことに、反射装置全体で
の反射範囲は全周360゜を完全にカバーしている
ことになる。コーナー反射体の“耳部の開き”が
36゜(指向軸線から±18゜)のときの反射された
レーダ信号は十分弱いので、このレベルでコーナ
ー反射体のそれぞれ異なる耳部を重ねると位相相
殺に起因するレーダ電波反射体の極反応が悪響を
受ける範囲が狭くなることが判つた。このように
極軸の周りにコーナー反射体10個を均等に配置す
ると特に良好な極反応を程することが判つた。こ
のような捩れを得るには水平角“r0”は略18゜で
なくてはならない。またこうして捩れているので
コーナー反射体の立体角は全て、一方が左巻きで
他方が右巻きである2本の連続螺旋路から放射状
に開いている。 帯状片部分11は三角形である必要はなく切頭
三角形、すなわち台形であつてもよい。 ここで、上述の構成について数学的に解析す
る。 段状螺旋の寸法 第4a図において、円は段状螺旋の反射装置を
収納している円筒体の断面を示している。図示の
台形は実際の台形構造を常に水平である円形の平
面上に投影したものである。この平面における交
点、寸法、角度は全てサフイツクス“0”を附
す。該実際の台形構造は該円形平面に対して45゜
傾斜している。従つて、該実際の台形構造を含む
面は楕円形となる。これら円形平面と楕円形面の
いずれもW,O,W′を結ぶ軸線の周りに回転し
たものであるから、W,O,W′は全て両平面上
にあることになる。 Q0P0はS0N0およびOV0と平行であつて ∠OV0T0,∠OU0S0,∠Q0T0S0は直角である。 いまQ0S0=P0N0=p0 Q0P0=q0 S0N0=s0 OU0=x0 Q0T0=t0 Q0O=OS0=r0 ∠S0Q0T0=γ(半捩り角) ∠OQ0T0=β と置き換えて、 r0,γ0,x0が与えられていれば該水平上にお
けるp0,q0,s0,t0等、さらに該水平面から
回転軸WW′の周りに45゜傾斜した面上における
p,q,s,t等は次の様に計算される。 OU0がQ0S0を二等分しているので P0=2√0 20 2 ……(1) △OQ0V0において q0=2r0 sinβ ……(2) △OQ0U0において tan(β+γ)=2x/p ……(3) 式(2),(3)から q0=2r0 sin(tan−12x/P−γ) ……(4) (( )内はβである) △S0Q0T0において sinγ=s−q/2p すなわちS0=2p0 sinγ+q0 ……(5) 次に該傾斜面において q=√2q0 s=√2s0 (第5a図) 従つて、式(4),(5)から q=2√2r0 sin(tan−12x/p−γ)…
…(6) およびS=2√2p0 sinγ+√2q ……(7) △S0Q0T0において tanγ=(s−q)/2t ……(8) また△SQTにおいて 従つて、γ=tan-1(√2tanγ) ……(10) 面QQ0P0PとSS0N0Nは平行であるから Q0T0=t=QT 面SS0N0N(第5b図)を考察してみると、 QはTの真上の距離tのところにあり △SQSVについて考えると SS/QS=tan∠SQST すなわち (この角を以下εとする) また 最後に△S0Q0T0(第4b図)において t=p0cosγ ……(13) さらに△OQWにおいて β=tan-1QW/OW=tan-1(q/2γocos
βo)……(14) こうして単位台形の寸法が決定される。 次に分離板の位置決めをしなければならない。
第4図に示した円形の平面において各分離板の位
置はU0O0Y0で決定される。U0は2つのコーナー
反射体の頂点にある。(ただし、U≡U0である。
なぜなら両者は該円形平面と該傾斜面上にあるか
ら)O0は円筒体の軸上にあつて該軸が隣接する
台形と交叉する点の中間にある。Y0はU0O0軸上
にあつて該円筒体の内側の一点にある。 QSは水平面に対して傾斜しているので、該分
離板の面は垂直面に対して傾斜している。こうし
て該分離板は傾斜面QSNP上のUX(XはPN上の
点)に位置することになる(第4b図)。XYZの
上方にある次のPN折り目、すなわち該分離板の
面が交叉しているP′N′上にはもう1つの点X′が
ある。しかし、P′N′はPNの垂直面上にはなくも
う1つの垂直ではあるが捩れて回転した面上にあ
る。事実、UXとUX′は対称で等しい。 また、∠SUX=∠QUX=∠SUX′=∠QUX′=
90゜ ここで個々のコーナー反射体の寸法を計算する。
その1つは縁端がUQ,UX,UX′のOXX′で、も
う1つは縁端がUS,UX,UX′のSXX′である。
これらの縁端のうちUQ=US(楕円の二等分絃) またUX=UX′ UQ=US=p/2 ……(15) 第4b図の△XJPについて考えると ∴UX=sin(90゜+γ)/sin(90゜+2γ)
(q+p/2sinγ)−p/2tanγ… …(17) =cosγ/cos2γ(q+p/2sinγ)
−p/2tanγ……(18) 該縁端のうち最小のもの(15)あるいは(18)を使
い、√2を乗ずると直角三直形の長さを計算でき
る。 楕円の寸法 該段状螺旋が、2つの辺QPおよびSNが直線で
あつて互に平行な台形として、またそれらの曲線
が楕円だとすると、該円筒体容器の壁まで延ばす
ことができる。より小さい半径は軸WW′上にあ
り、該円筒体の半径r0である。そして大きい半径
は√2r0である。 耳部の仰角および方位角 水平面に対する折り目の傾斜角をεとする。こ
の角は第5b図に関して触れたSQSTのことであ
る。 式(11)から このように第4a図において 方向USは上方に角度ε傾斜している。 方向UQは下方に角度ε傾斜している。 方向UO0は水平である。 従つて、コーナー反射体の面と縁端との間の方
位角で決まるが各耳部の仰角は上方あるいは下方
にO度ないしε度となる(第6a図)。 該コーナー反射体の縁部と面中心を結ぶ面が半
径方向に投影した面上にあれば(第6b図)、耳
部の方位角はコーナー反射体の該面から
【式】であつて、該縁端らはtan-1√2で ある。もしそうでなければ、Sは軸FUの周りに
上方にQは下方にε度傾斜する(第7a図)。 もしS0が水平面上へのSの投影であれば (i) ∠FUS=90゜ ∠FUS0∠90゜ (ii) 前にはtan-1√2であつた耳部頂点と折り目
USとのなす角(第7b図の∠LUS)は今度は
これより小さくなる。この角をK(第7b図の
∠L0US0に等しい)とする。 まず耳部の仰角を計算する。第7b図の∠
LUL0をφとする。また図において、∠
SUF,∠SLU,∠SS0F,∠SS0U,∠LL0U,
∠LL0Fは全て90゜である。 △LL0Fおよび△SS0において sin∠LFL0=LL/LF=SS/FS LL0=SS・LE/FS sinφ=LL/ULであるから sinφ=SS・LF/FS・UL ……(20) しかし ここで耳部の指向軸の方位と折り目との間の角
K(∠L0USに等しい)を計算すると 耳部の方位配列 第1図および第2図の構造において左巻きの折
り目はNo.1、No.2、No.3である。第2図は折られ
る前の“反射柱”を示している。まず折り目No.3
から折り始めると簡単である。該構造を上から見
た第8図に示した水平面上への投影では折り目No.
3の既知方位角は0゜である。各折り目はコーナ
ーUの軌跡である半径X0の円に接している。第
2図に示された帯状片の面は“前面”であり、奇
数番号の折り目(第2図および第8図に点線で示
しそれぞれの番号を丸で囲んである)については
該帯状片を例えば折り目No.3に沿つて前方に、す
なわちコーナー反射体3Lおよび3Rが前になるよ
うに折る。該帯状片の第2図に示された面の反対
側の面は“裏面”であり、偶数番号の折り目(第
2図では鎖線また第8図では実線で示されてい
る)については例えば折り目No.2に沿つて後方に
折る。こうして、一枚の帯状片を上から下まで奇
数番号の折り目に沿つて前方にまた偶数番号の折
り目に沿つて後方に交互に折る。 第8図の“スタート”折り目No.3から折り目No.
2に折り上がる左巻き螺旋は捩り角2γ(この
例では35.8゜で右に旋回している。同様に折り目
No.1から折り目No.2についても35.8゜右旋回して
いる。 折り目No.4は折り目No.3と平行であるが方向が
逆である。全体の構造の下半分を構成しているの
は3本の左巻き折り目(No.4、No.5、No.6)であ
る。折り目No.4から折り目No.5に折り下がる右巻
き螺旋は該捩り角で右に旋回している。折り目No.
5から折り目No.6についても同様に同じ捩り角で
右旋回している。 第8図には各折り目について1対のコーナー反
射体を面に投射したものが示されている。次に挙
げる表1には各折り目の方位角が示されている
(“右”あるいは“左”というのは反射体の後側か
ら主軸に向つて見た場合である)。各折り目につ
いての耳部の方位角は各折り目の方位からそれぞ
れのコーナー反射体までのK度(上述の式(2
2))。右巻き螺旋の耳部の方位角は第8図に示
されている。
【表】 こうして方位角の全360゜が12個のコーナー反
射体でカバーされるが、そのうちの2対が重複し
ているので各対から1個(表1では( )で囲ん
である)を取り除いてもよい。すなわち10個だけ
残してもよい。 次にこうして残つた10個の反射体の位置関係を
表2にする。
【表】
【表】 つまり第9図からも判るように該10個のコーナ
ー反射体は全方位角に渡つて実質的に均等に分散
配置されている。 第10図は本発明による他の実施例であつて折
り畳み可能なレーダ電波反射装置を示している。
レーダ電波反射物質の帯状片の部分21,22は
隣接する縁端が互に蝶番手段23で連結されてい
る。該部分21,22の形状は第2図に示した部
分11,12とそれぞれ同じである。このように
蝶番を設けると該帯状片は前後に折り畳んで小さ
くすることができる。部分22の隣接部分21に
蝶番接続されている両縁端は互に実質的に平行で
ある。部分21の蝶番接続縁端は該帯状片の一方
の長手縁から他方へ交互に集中したり散開したり
して延びている。 一番上にある部分を除いて部分21,22の各
1枚には、1枚の分離板24が設けられている。
該分離板24は対応する部分に螺番接続されてい
る。該各分離板の形状および位置は対応する部分
に直交する位置まで揺動できるように定めてあ
る。クリツプ25は該分離板の縁端に係合固定す
べく設けられている。こうして2つの隣接部分と
1枚の分離板とで第1図と同様に1対の直交三面
体を形成している。 このような構成であれば折り畳んで狭い場所で
も保管でき、また再度使用する際には速かに組み
立てることができる。 上述の構成は、1977年度の海事レーダ反射性能
要項のきびしい性能要件を十分満している。特
に、垂直面のレスポンスも極めて良好であるか
ら、垂直方向における角レスポンス(荒れた海上
で船が傾いている際でも反射効率を維持するには
重要である)は、水平面から±15゜の垂直方向の
範囲が15゜以上の単一の角で10m3について−6dB
以下の値であつてはならないという要件を満足し
ている。 上述の反射装置の“反射柱”および分離板はレ
ーダ電波を反射する単一物質から形成されている
が、本発明はこれに限定されるものではなく他の
反射物質を使用してもよい。例えば、装置全体を
プラスチツク成型(例えば射出成型で)してよ
い。その際、レーダ反射物質の粒子をこのプラス
チツクに含有させておけば該粒子が成型された反
射装置に埋め込まれることになる。さらに、プラ
スチツク成型された構造の表面を例えばメタルブ
レーチングを使つてレーダ反射物質で被覆しても
よい。 さらに、レーダ反射装置は例えばガラスで強化
されたプラスチツクの容器内に収納あるいは密閉
されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるレーダ電波反射装置の平
面図である。第2図はそれを折り曲げることによ
つて第1図の反射装置を形成する1枚の帯状素材
の展開図であつて折り目を示す。第3図は第1図
の反射装置の互に隣接する2つの部分を水平面に
投影したものであつて捩り角を示す。第4a,4
b図は段状螺旋の円形および楕円形断面を示す説
明図である。第5a,5b図は段状螺旋の両辺を
示す略立面図である。第6a図は1個のコーナー
反射体の略立面図である。第6b図は第6b図の
コーナー反射体の略平面図である。第7a図は傾
斜したコーナーの略平面図である。第7b図は第
7a図の傾斜コーナーの略斜視図である。第8図
は上から見たすなわち本発明のレーダ電波反射装
置の極を略図的に示した図である。第9図は本発
明のレーダ電波反射装置のレスポンスを示す予想
極図である。第10図は本発明装置の一変例であ
つて折り畳み可能なレーダ電波反射装置を示す図
である。 11,12,13,21,22:帯状片部分、
14,24:分離板、23:蝶番。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主軸を有し、該主軸の周りで外方を向いて配
    設された直交三面体で構成された少なくとも6個
    のコーナー反射体から成り、該コーナー反射体
    は、一方が左巻きで他方が右巻きとなつた2つの
    連続螺旋路に沿つて配設されており、且つ、360
    ゜の範囲に均等に分散配置されていることを特徴
    とするレーダ電波反射装置。 2 レーダ電波を反射する物質からなる1枚の帯
    状片と複数枚の分離板とを有し、互に間隔を置い
    て前記帯状片を横切つて延びる複数本の折り目に
    沿つて前記帯状片が互違いに折られており、前記
    複数本の折り目のうち中間に位置し互に隣接する
    2本が実質的に平行で残りが前記帯状片の一方の
    長手縁から他方へ交互に集合したり散開したりし
    ており、前記折り目が前記帯状片を互に垂直な複
    数の部分に分割しており、前記分離板が互に隣接
    する前記帯状片部分間にしかも前記各帯状片部分
    に垂直に位置し、もつて前記分離板各1枚につい
    て2個の前記コーナー反射体を形成していること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のレーダ
    電波反射装置。 3 レーダ電波を反射する物質からなる1枚の帯
    状片と複数枚の分離板とを有し、前記帯状片は互
    に縁端が隣接する複数部分で構成されており、前
    記帯状片部分のうち中間に位置する部分の縁端が
    実質的に平行で残りの部分の縁端が前記帯状片の
    一方の長手縁から他方へ集合したり散開したりし
    ており、前記各隣接する部分は互に直交する位置
    まで揺動し得るように互に蝶番手段で連結されて
    おり、前記分離板各1枚が前記隣接部分と直交す
    る位置まで揺動し得るように前記隣接部分の一方
    に蝶番手段で接続され、もつて前記分離板各1枚
    について2個の前記コーナー反射体を形成してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    レーダ電波反射装置。 4 前記各分離板が長方形であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項または第3項記載のレー
    ダ電波反射装置。 5 前記各分離板が長方形でありその四隅のうち
    の1つが切り落されていて、前記切り落された縁
    端部が前記隣接部分から離れて位置していること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項または第3項
    記載のレーダ電波反射装置。 6 前記帯状片の縁端の輪郭が円筒体の内面の一
    部に合致するような輪郭であることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項から第5項までのいずれか
    1項に記載のレーダ電波反射装置。 7 前記分離板の縁部の輪郭が前記円筒体の内側
    輪郭の一部に合致する輪郭であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第6項記載のレーダ電波反射装
    置。 8 円筒状容器に収納されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれ
    か1項に記載のレーダ電波反射装置。 9 前記コーナー反射体を10個有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項から第8項までのい
    ずれか1項に記載のレーダ電波反射装置。
JP8600478A 1977-07-15 1978-07-14 Radar radio wave reflector Granted JPS5440064A (en)

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GB29923/77A GB1596841A (en) 1977-07-15 1977-07-15 Radar reflector

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JPS5440064A JPS5440064A (en) 1979-03-28
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JP8600478A Granted JPS5440064A (en) 1977-07-15 1978-07-14 Radar radio wave reflector

Country Status (7)

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EP (1) EP0000447B1 (ja)
JP (1) JPS5440064A (ja)
CA (1) CA1121035A (ja)
DE (1) DE2861076D1 (ja)
GB (1) GB1596841A (ja)
IT (1) IT1097965B (ja)
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