JPH06313699A - レドーム装置 - Google Patents
レドーム装置Info
- Publication number
- JPH06313699A JPH06313699A JP5104097A JP10409793A JPH06313699A JP H06313699 A JPH06313699 A JP H06313699A JP 5104097 A JP5104097 A JP 5104097A JP 10409793 A JP10409793 A JP 10409793A JP H06313699 A JPH06313699 A JP H06313699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radome
- shape
- airframe
- radar
- wedge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レーダ断面積を小さくした、レドーム装置を
得る。 【構成】 円錐シェル形で、底部がくさび形cに頂部側
に切り込まれたレドーム1a,先端部の取付部がレドー
ムのくさび形部と同形状雄形dに形成された飛行体2と
を備え、レドームが飛行体の先端部の取付部に接合され
るようにした。
得る。 【構成】 円錐シェル形で、底部がくさび形cに頂部側
に切り込まれたレドーム1a,先端部の取付部がレドー
ムのくさび形部と同形状雄形dに形成された飛行体2と
を備え、レドームが飛行体の先端部の取付部に接合され
るようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は航空機,飛しよう体の機
首部等に適用されるレドームに関する。
首部等に適用されるレドームに関する。
【0002】
【従来の技術】図3,図4に示すように、従来の航空
機,飛しよう体等のレドーム1は後縁aが平面(リング
状)にカットされている。従って胴体2の前縁部の接合
面bも平面となっていた。
機,飛しよう体等のレドーム1は後縁aが平面(リング
状)にカットされている。従って胴体2の前縁部の接合
面bも平面となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のレドーム1
は、後縁形状が平面のリング状であった。またこれに対
応する胴体前縁も平面のリング状で、かつ金属材で構成
されている。
は、後縁形状が平面のリング状であった。またこれに対
応する胴体前縁も平面のリング状で、かつ金属材で構成
されている。
【0004】このため、相手機からのレーダ電波3をま
ともに反射していたので、RCS(レーダ断面積)があ
る程度大きかった。つまり相手機のレーダに発見され易
くなっていた。
ともに反射していたので、RCS(レーダ断面積)があ
る程度大きかった。つまり相手機のレーダに発見され易
くなっていた。
【0005】尚、レドーム1内の中央部にあるレーダ5
は大部分が金属であり、胴体前縁の金属部(リング状)
よりRCSは大きい。しかし、通常は図4に示すよう
に、機軸に対し傾斜角θを持たせており、可能な限りR
CSを小さくしている(機体の正面に反射する電波を少
なくしている)。
は大部分が金属であり、胴体前縁の金属部(リング状)
よりRCSは大きい。しかし、通常は図4に示すよう
に、機軸に対し傾斜角θを持たせており、可能な限りR
CSを小さくしている(機体の正面に反射する電波を少
なくしている)。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
するため次の手段を講ずる。
【0007】すなわち、レドーム装置として、円錐シェ
ル形で、底部がくさび形に頂部側に切り込まれたレドー
ムと,先端部の取付部が上記レドームのくさび形部と同
形状雄形に形成された飛行体とを備え、上記レドームが
上記飛行体の先端部の取付部に接合される。
ル形で、底部がくさび形に頂部側に切り込まれたレドー
ムと,先端部の取付部が上記レドームのくさび形部と同
形状雄形に形成された飛行体とを備え、上記レドームが
上記飛行体の先端部の取付部に接合される。
【0008】
【作用】上記手段により、飛行体の先端部の取付部の端
面は、機軸に垂直な平面に対して傾斜している。そのた
め、相手機からのレーダ電波が前方からきた場合、飛行
体の傾斜した端面部で、傾斜方向に分散して反射され
る。従って従来形状に比べ正面に反射される電波は、か
なり少なくなる。すなわちRCSがかなり低減する
面は、機軸に垂直な平面に対して傾斜している。そのた
め、相手機からのレーダ電波が前方からきた場合、飛行
体の傾斜した端面部で、傾斜方向に分散して反射され
る。従って従来形状に比べ正面に反射される電波は、か
なり少なくなる。すなわちRCSがかなり低減する
【0009】。
【実施例】本発明の一実施例を図1,図2により説明す
る。図1にて、レドーム1aは円錐シェル形で、底部が
頂部側にくさび形cに切り込まれている。それに対応す
る機体(飛行体)2側の先端部の取付部は、レドーム1
aのくさび形c部と同形状雄形dに形成される。
る。図1にて、レドーム1aは円錐シェル形で、底部が
頂部側にくさび形cに切り込まれている。それに対応す
る機体(飛行体)2側の先端部の取付部は、レドーム1
aのくさび形c部と同形状雄形dに形成される。
【0010】レドーム1aの取付けは、くさび形cの端
面が同形状雄形dの端面に接合される。装着後は図2に
示すようになる。
面が同形状雄形dの端面に接合される。装着後は図2に
示すようになる。
【0011】以上において、レドーム1aはFRP等の
複合材を用いており、電波は殆ど通過するのでレドーム
自体の反射電波は小さい。又レーダ5は機軸に対し数度
傾斜してるので正面への反射量は小さい。更に隔壁7に
電波吸収体を貼付すれば、かなりの反射電波を低減でき
る。
複合材を用いており、電波は殆ど通過するのでレドーム
自体の反射電波は小さい。又レーダ5は機軸に対し数度
傾斜してるので正面への反射量は小さい。更に隔壁7に
電波吸収体を貼付すれば、かなりの反射電波を低減でき
る。
【0012】また機体2の先端部では、その取付部のく
さび状雄形dの端面は、機軸に垂直な平面に対して傾斜
している。そのため相手機からのレーダ電波3が前方か
らきた場合、上記の傾斜した端面部で、傾斜方向に分散
して反射4される。従って従来形状に比べ正面に反射さ
れる電波は、かなり少なくなる。すなわちRCSがかな
り低減する。
さび状雄形dの端面は、機軸に垂直な平面に対して傾斜
している。そのため相手機からのレーダ電波3が前方か
らきた場合、上記の傾斜した端面部で、傾斜方向に分散
して反射4される。従って従来形状に比べ正面に反射さ
れる電波は、かなり少なくなる。すなわちRCSがかな
り低減する。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、レドーム及び飛
行体前部の形状をくさび形にしたので、レーダ電波は機
軸に垂直な面に対して、傾斜して反射されるので、RC
Sがかなり小さくなる。
行体前部の形状をくさび形にしたので、レーダ電波は機
軸に垂直な面に対して、傾斜して反射されるので、RC
Sがかなり小さくなる。
【図1】本発明の一実施例の分解図である。
【図2】同実施例の部分断面全体図である。
【図3】従来例の分解図である。
【図4】同従来例の部分断面全体図である。
1,1a レドーム 2 機体(飛行体) 3 レーダ電波 4 反射波 5 レーダ 7 隔壁
Claims (1)
- 【請求項1】 円錐シェル形で、底部がくさび形に頂部
側に切り込まれたレドームと,先端部の取付部が上記レ
ドームのくさび形部と同形状雄形に形成された飛行体と
を備え、上記レドームが上記飛行体の先端部の取付部に
接合されてなることを特徴とするレドーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5104097A JPH06313699A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | レドーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5104097A JPH06313699A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | レドーム装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06313699A true JPH06313699A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14371620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5104097A Withdrawn JPH06313699A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | レドーム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06313699A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120249357A1 (en) * | 2011-03-31 | 2012-10-04 | Stratis Glafkos K | Antenna/optics system and method |
EP3392604A1 (fr) * | 2017-04-21 | 2018-10-24 | MBDA France | Missile pourvu d'une coiffe séparable comprenant au moins une coque éjectable coopérant avec un élément de support |
JP2021002777A (ja) * | 2019-06-21 | 2021-01-07 | 三菱重工業株式会社 | 飛行体 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP5104097A patent/JPH06313699A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120249357A1 (en) * | 2011-03-31 | 2012-10-04 | Stratis Glafkos K | Antenna/optics system and method |
US8773300B2 (en) * | 2011-03-31 | 2014-07-08 | Raytheon Company | Antenna/optics system and method |
EP3392604A1 (fr) * | 2017-04-21 | 2018-10-24 | MBDA France | Missile pourvu d'une coiffe séparable comprenant au moins une coque éjectable coopérant avec un élément de support |
WO2018193170A1 (fr) * | 2017-04-21 | 2018-10-25 | Mbda France | Missile pourvu d'une coiffe séparable comprenant au moins une coque éjectable coopérant avec un élément de support |
FR3065521A1 (fr) * | 2017-04-21 | 2018-10-26 | Mbda France | Missile pourvu d'une coiffe separable comprenant au moins une coque ejectable cooperant avec un element de support |
US10767968B2 (en) | 2017-04-21 | 2020-09-08 | Mbda France | Missile provided with a separable nose cone comprising at least one ejectable shell cooperating with a support element |
JP2021002777A (ja) * | 2019-06-21 | 2021-01-07 | 三菱重工業株式会社 | 飛行体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |