JPS6123593Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6123593Y2
JPS6123593Y2 JP1980104448U JP10444880U JPS6123593Y2 JP S6123593 Y2 JPS6123593 Y2 JP S6123593Y2 JP 1980104448 U JP1980104448 U JP 1980104448U JP 10444880 U JP10444880 U JP 10444880U JP S6123593 Y2 JPS6123593 Y2 JP S6123593Y2
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JP
Japan
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door
soundproof
gasket
floor surface
attached
Prior art date
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Expired
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JP1980104448U
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English (en)
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JPS5729683U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、放送局のスタジオの出入口等に使
用される防音扉に関する。
スタジオの出入口等に使用される放音扉は、扉
そのものを防音材等を使用して防音性能を持たせ
るとともに、扉を閉じたときに扉と枠側との隙間
を密に塞ぐようにしなければならないことはもち
ろんであるが、人荷が出入して開閉が頻繁に行な
われる扉においては、閉じた状態での防音性能を
高めることと、人荷の出入りのための扉の開閉動
作の円滑性を確保することを両立させなければな
らない。しかし、従来の防音扉において、両者を
共に満足するものはなく、例えば、第1図aに示
すように、扉1の下方の床面2にいわゆる靴ずり
と呼ばれる突起3を設け、この突起3の側部と扉
1との間にゴム等の防音ガスケツトを介在させる
ようにしたものが従来使用されていた。しかし、
これは、扉1を閉じた状態での遮音性については
比較的良好であるが、いわゆる靴ずりの突起3が
あるために人荷の出入には甚だ不便であり、特に
一般のスタジオの出入口まわりは暗いところが多
く、しかも人の出入も烈しいところであるため、
その靴ずりの突起3は非常に不便であるばかり
か、きわめて危険でもあつた。
そこで、第1図bのように、床面2に靴ずり突
起を設けず、代わりに扉1の下端部にゴム膜の摺
動裾5(ワイパー)を取り付けたものが考案され
ているが、このものは、ゴム膜の摺動裾5が床面
2をそのゴムの反撥力だけでもつて軽くなでてい
るだけなので、十分な遮音性が得られない。この
場合、摺動裾5の厚みを十分に大きくして床面2
に強く圧接するようにすれば、遮音性を若干増す
ことができるかも知れないが、そうした場合、扉
1の開閉が摩擦によつて著しく困難になり、また
扉1に自動開閉機構を設けることも困難になつて
しまう。
さらに、第1図cに示すように、扉1を2段階
に動かすようにし(矢印参照)、扉1を水平に動
かして閉じたならば、次に扉1を下方に落し込ん
で、このとき扉1の下端部に取り付けた防音ガス
ケツト6が扉1の重量によつて床面2に圧接され
るようにし、扉1を開けるときは、一旦扉1を持
ち上げ、その後扉1を横に動かすようにしたもの
がある。しかし、これは扉1の開閉動作がそれぞ
れ2段階になるため、当然のことながら、扉1の
開閉が非常に煩しくなるという問題があつた。ま
た、このような開閉動作の煩しさは、扉1の開閉
を自動化することも著しく困難にしていた。
この考案は、以上のような問題を鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、閉じた状態
での防音性を高めることと、人荷の出入のための
扉開閉の動作および操作の円滑性を確保すること
とを両立させ、これにより扉の自動開閉機構を設
けたりすることを簡単にし、さらに、床面を平坦
にして出入の安全性を確保することができるよう
にした防音扉を提供することにある。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。
第2図a,bは、この考案による防音扉の一実
施例を示したもので、同図に示した防音扉では、
先ず、防音性を有する扉7の一側辺を重力蝶番8
で枠側9に枢支してある。これにより、扉7は、
その自重により常時閉じる方向に重力付勢され、
扉7を開けて手を離すと自動的に閉じるようにな
つている。これとともに、上記扉7の左右端およ
び上端と上記枠側9の部分との間に防音ガスケツ
ト10,11,12がそれぞれ介在させられるよ
うになつている。この防音ガスケツト10,1
1,12は、扉7あるいは枠側9の何れか一方に
取り付ければ良く、実施例では枠側9に取り付け
られている。さらに、上記扉7の下端部に防音ガ
スケツト13が取り付けられる一方、扉7の下方
の床面14が平坦に形成されている。そして、上
記扉7の下端部に取り付けた防音ガスケツト13
が上記扉7とともに運動して、扉7が閉じた状態
で床面14に圧接し、開いた状態で床面14から
後退するようになつている。
ここで実施例についてさらに詳述すると、上記
扉7は、ガラスウール7aを充填したパネル7b
にダンピングシート7cを裏打し、このダンピン
グシート7cとパネル7bとの間にはガラスウー
ル7aを充填してなるもので、扉7の上下左右端
部付近すなわち周辺部にはそれぞれ段落7d,7
d……が形成してある。そして、上端部および左
右端部付近に形成された段落部7d,7d,7d
には、ここに枠側9に設けた防音ガスケツト1
0,11,12が当接するようになつている。枠
側9は、上記段落7d,7d,7dに当接する部
分および扉7の下方に相当する部分が、それぞれ
硬質ポリウレタン9aを充填してなる枠体9bで
形成され、さらに上記扉7の段落部7d,7d,
7dに当接する個所には、上述した防音ガスケツ
ト10,11,12がそれぞれ取り付けてある。
また、上記扉7の下端部には、上述した防音ガス
ケツト13が取り付けられている。この防音ガス
ケツト13は、ゴム製で、弾力性を増すために中
空部13aが設けられている。また、この防音ガ
スケツト13は、上記扉7を閉じたときに床面1
4に圧接し、扉7を開いたときにその床面14か
ら後退、好ましくは浮き上がるように取り付けら
れている。このような好ましい取り付状態は、扉
7を枢支している重力蝶番8のガイド部の勾配と
扉7の取付高さを選ぶことにより簡単に得ること
ができる。
第3図aは、上記重力蝶番8の一例を要部だけ
押出して示したもので、蝶番8の軸部8aと軸受
部8bとがそれぞれ互いに対応する螺条を有して
いる。そして、軸部8aが枠側9(あるいは扉
側)に固定され、軸受部8bが扉7側(あるいは
枠側9)に固定されて相対的に回転自在に軸着さ
れている。そして、上記一対の螺条が形成するガ
イドによつて、第3図bに示すように、扉7を開
けて行くときは、扉7全体が若干上方へ持ち上げ
られて行き、反対に扉7を閉じて行くときは、扉
7全体が若干下方へ落ちて行くようになる。従つ
て、扉7を閉じた状態では、扉7は最も下方に位
置するため、その下端部に取り付けた防音ガスケ
ツト13が平坦な床面14に強く圧接することが
でき、これにより高い扉7の両側間に高い遮音性
が得られるようになる。反対に、扉7を開くとき
は、この扉7とともに防音ガスケツト13も上記
重力蝶番8によつて若干上方へ持ち上げられて行
くために、それほど大きな摩擦抵抗を感ずること
なく、一方向へ押すだけの1段階操作だけでもつ
て、扉7を開けることができる。これにより、扉
7は、その閉じた状態における防音性が高められ
る一方、人荷の出入のための扉開閉の動作および
操作の円滑性を確保することができる。また、そ
の扉の開閉は開閉何れかの一方向に押すだけの操
作でもつて行なえるから、扉の自動開閉機構を設
けるのにも非常に都合よく、さらに床面には靴ず
り突起等を設けなくともよいから、安全性にもす
ぐれている。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cはそれぞれ従来の防音扉の特
に下部の構造について示した断面図、第2図a,
bはこの考案による防音扉の一実施例を示したも
ので、同図aは正面図、同図bはそのA−A断面
図、第3図aはこの考案で使用する重力蝶番の一
例を示す一部破断斜視図、第3図bはこの考案に
よる扉の動きを示すための断面図である。 7……扉、8……重力蝶番、10,11,12
……防音ガスケツト、13……扉側に取り付ける
防音ガスケツト、14……床面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防音性を有する扉の一側辺を重力蝶番で枠側に
    枢支することにより、上記扉を重力によつて常時
    閉じる方向に付勢するようになすとともに、上記
    扉の左右端付近および上端付近と上記枠側部分と
    の隙間を防音ガスケツトで塞ぐようにし、さらに
    上記扉の下端部に中空状の防音ガスケツトを取り
    付ける一方、上記扉の下方の床面を平坦に形成し
    て、上記扉の下端部に取り付けた防音ガスケツト
    が上記扉とともに運動して、上記扉が閉じた状態
    で該扉の下降により圧縮変形して床面に圧接し、
    開いた状態で上記床面から後退するようにしてな
    る防音扉。
JP1980104448U 1980-07-25 1980-07-25 Expired JPS6123593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980104448U JPS6123593Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980104448U JPS6123593Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5729683U JPS5729683U (ja) 1982-02-16
JPS6123593Y2 true JPS6123593Y2 (ja) 1986-07-15

Family

ID=29465825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980104448U Expired JPS6123593Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25

Country Status (1)

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61194406U (ja) * 1985-05-27 1986-12-03

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5569598U (ja) * 1978-11-04 1980-05-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5729683U (ja) 1982-02-16

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