JPS61235830A - 光音響カメラ - Google Patents
光音響カメラInfo
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- JPS61235830A JPS61235830A JP60077206A JP7720685A JPS61235830A JP S61235830 A JPS61235830 A JP S61235830A JP 60077206 A JP60077206 A JP 60077206A JP 7720685 A JP7720685 A JP 7720685A JP S61235830 A JPS61235830 A JP S61235830A
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Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の分野)
本発明は光音響を利用したカメラ、すなわち光学濃度の
差を示す記録媒体に励起光を照射し、それによりこの記
録媒体から発生される圧力波を検知して、記録媒体に記
録されている画像情報を担持する電気信号を得るカメラ
に関するものである。
差を示す記録媒体に励起光を照射し、それによりこの記
録媒体から発生される圧力波を検知して、記録媒体に記
録されている画像情報を担持する電気信号を得るカメラ
に関するものである。
(発明の技術的背景および先行技術)
放射線画像を撮影するカメラとして従来より、X線フィ
ルムを使用するX線カメラ等が知られているが、光音響
を利用した画像形成方法による放射線撮影カメラはまだ
知られていない。
ルムを使用するX線カメラ等が知られているが、光音響
を利用した画像形成方法による放射線撮影カメラはまだ
知られていない。
光音響を利用した画像形成方法とは、光学濃度の差に基
づく画像を記録した記録媒体に励起光をパルス照射し、
このパルスの周期に同期して記録媒体から発生する圧力
波を検出して電気信号を得、この電気信号を画像信号と
して利用して画像形成を行なう方法である。
づく画像を記録した記録媒体に励起光をパルス照射し、
このパルスの周期に同期して記録媒体から発生する圧力
波を検出して電気信号を得、この電気信号を画像信号と
して利用して画像形成を行なう方法である。
この光音響を用いた画像形成方法は、全く新規なもので
あり、特に直接先行技術と考えられる技術は知られてい
ない。なお、その利用する原理となる光音響については
、日本分光学会測定法シリーズ1[光音響分光法とその
応用−PASJ (沢田嗣部編:学会出版センター発
行)に発表がある。
あり、特に直接先行技術と考えられる技術は知られてい
ない。なお、その利用する原理となる光音響については
、日本分光学会測定法シリーズ1[光音響分光法とその
応用−PASJ (沢田嗣部編:学会出版センター発
行)に発表がある。
(発明の目的)
本発明は、上述の光音響を利用する新規なカメラを提供
することを目的とするものである。
することを目的とするものである。
(発明の構成)
本発明の光音響カメラは、放射線(X線、電子線、紫外
線、α線、β線、γ線等)または光の照射により光学濃
度の増加を示すプレート状のセンサを収容する遮光ハウ
ジングと、画像情報を担持した放射線または光の照射に
よりこの画像情報を蓄積記録した上記センサに励起光を
パルス状に照射して、上記画像情報に応じた圧力波を発
生させる励起手段と、上記励起光のパルスの周期に同期
した圧力波を検出して電気信号に変換する圧力波検出手
段とから構成されたものである。
線、α線、β線、γ線等)または光の照射により光学濃
度の増加を示すプレート状のセンサを収容する遮光ハウ
ジングと、画像情報を担持した放射線または光の照射に
よりこの画像情報を蓄積記録した上記センサに励起光を
パルス状に照射して、上記画像情報に応じた圧力波を発
生させる励起手段と、上記励起光のパルスの周期に同期
した圧力波を検出して電気信号に変換する圧力波検出手
段とから構成されたものである。
画像情報を担持した放射線とは、人体等の被写体を透過
してその画像情報を担持した放射線であってもよいし、
画像情報により変調された放射線であってもよい。画像
情報を担持した光とは、通常の光学像を担う光である。
してその画像情報を担持した放射線であってもよいし、
画像情報により変調された放射線であってもよい。画像
情報を担持した光とは、通常の光学像を担う光である。
また上記圧力波は、励起光のパルス状照射に同期したパ
ルス状成分を含むものであり、このパルス状の圧力波成
分を検出することにより、上記励起に基づいて発生され
る圧力波を検出することができる。
ルス状成分を含むものであり、このパルス状の圧力波成
分を検出することにより、上記励起に基づいて発生され
る圧力波を検出することができる。
上記圧力波を検出して得られた電気信号から可視像を形
成する方法としては、CRTに再生する方法、光走査記
録装置等により写真感光材料に再生する方法等、公知の
種々の方法が採用されうる。
成する方法としては、CRTに再生する方法、光走査記
録装置等により写真感光材料に再生する方法等、公知の
種々の方法が採用されうる。
また上記電気信号を一旦、磁気テープや磁気ディスク、
光ディスク等に記録し、その後、上記のような方法によ
って可視像を再生するようにしてもよい。
光ディスク等に記録し、その後、上記のような方法によ
って可視像を再生するようにしてもよい。
また上記圧力波検出手段としては、マイクロホン、ボロ
メータ、圧電素子、電歪素子等を使用することができる
。
メータ、圧電素子、電歪素子等を使用することができる
。
励起手段としては、点ビームを主走査および副走査によ
り2次元的に走査させるもの、あるいはファンビーム(
線状走査ビーム)を一方向に走査させるもの、さらには
2次元的広がりを有する励起光によりセンサ全面を同時
に照射するものが使用されうる。
り2次元的に走査させるもの、あるいはファンビーム(
線状走査ビーム)を一方向に走査させるもの、さらには
2次元的広がりを有する励起光によりセンサ全面を同時
に照射するものが使用されうる。
放射線照射により光学濃度の増加を示すプレート状のセ
ンサとしては、ジアゾフィルムや銀塩フィルム、ざらに
は蓄積性螢光体やフォトクロミック材料等からなるもの
を使用することができる。
ンサとしては、ジアゾフィルムや銀塩フィルム、ざらに
は蓄積性螢光体やフォトクロミック材料等からなるもの
を使用することができる。
また、光照射により光学濃度の増加を示すプレート状の
センサとしては、ハロゲン化銀含有フォトクロミックガ
ラス等を使用することができる。
センサとしては、ハロゲン化銀含有フォトクロミックガ
ラス等を使用することができる。
(実施態様)
以下、図面に示す実施態様に基づいて本発明の詳細な説
明する。
明する。
第1図は本発明の一実施態様による光音響カメラを示す
ものである。本実施態様の光音響カメラ10は一例とし
て、人体等の被写体11の透過放射線像を撮影するため
に形成されたものであり、遮光ハウジング12内に、プ
レート状のセンサ13と、このセンサ13に可動ミラー
14を介して励起光を2次元的に走査して照射する励起
手段15と、圧力波検出手段16と、消去光源17とが
配設されてなる。
ものである。本実施態様の光音響カメラ10は一例とし
て、人体等の被写体11の透過放射線像を撮影するため
に形成されたものであり、遮光ハウジング12内に、プ
レート状のセンサ13と、このセンサ13に可動ミラー
14を介して励起光を2次元的に走査して照射する励起
手段15と、圧力波検出手段16と、消去光源17とが
配設されてなる。
プレート状のセンサ13は一例として、特開昭55−1
2429号公報に示されるような蓄積性螢光体シートか
らなる。この蓄積性螢光体シートは前述したような蓄積
性螢光体をシート状の支持体上に層成したもの、あるい
は自己支持性を有する蓄積性螢光体をシート状に形成し
たものが用いられる。
2429号公報に示されるような蓄積性螢光体シートか
らなる。この蓄積性螢光体シートは前述したような蓄積
性螢光体をシート状の支持体上に層成したもの、あるい
は自己支持性を有する蓄積性螢光体をシート状に形成し
たものが用いられる。
上記励起手段15は、例えばHe−Neレーザ、半導体
レーザ等のレーザ18と、このレーザ18から射出され
た励起光としてのレーザビーム19を互いに直交する方
向に偏向させる2台の光偏向器20.21とからなり、
これら光偏向器20.21によって偏向されたレーザビ
ーム19は前記可動ミラー14を介してセンサ13上に
入射し、該センサ13を2次元的に走査するようになっ
ている。なお上記光偏向器20.21としては、ガルバ
ノメータミラー、ポリゴンミラー、A、OD(音響光学
偏向器)等の公知の光偏向器が任意に選択使用されつる
。またレーザ18の駆動回路22は制御回路23からの
制御信号S1によって制御され、上記レーザビーム19
をパルス状に射出するようにレーザ18を駆動する。そ
の手法としては、AOM (光音響変調器)によるもの
、あるいは半導体レーザーを直接変調するものなどがあ
げられる。また光偏向器20.21も上記制御回路23
からの制御信号S2、S3によって駆動制御される。
レーザ等のレーザ18と、このレーザ18から射出され
た励起光としてのレーザビーム19を互いに直交する方
向に偏向させる2台の光偏向器20.21とからなり、
これら光偏向器20.21によって偏向されたレーザビ
ーム19は前記可動ミラー14を介してセンサ13上に
入射し、該センサ13を2次元的に走査するようになっ
ている。なお上記光偏向器20.21としては、ガルバ
ノメータミラー、ポリゴンミラー、A、OD(音響光学
偏向器)等の公知の光偏向器が任意に選択使用されつる
。またレーザ18の駆動回路22は制御回路23からの
制御信号S1によって制御され、上記レーザビーム19
をパルス状に射出するようにレーザ18を駆動する。そ
の手法としては、AOM (光音響変調器)によるもの
、あるいは半導体レーザーを直接変調するものなどがあ
げられる。また光偏向器20.21も上記制御回路23
からの制御信号S2、S3によって駆動制御される。
圧力波検出手段16は、前記センサ13を密着材24を
介して密着固定するウェーブガイド25と、このウェー
ブガイド25に近接させて配されたマイクロ 。
介して密着固定するウェーブガイド25と、このウェー
ブガイド25に近接させて配されたマイクロ 。
ホン26と、このマイクロホン26が出力する圧力波(
音声)信号を処理する信号処理回路27とからなる。
音声)信号を処理する信号処理回路27とからなる。
また消去光源17は、前述した蓄積性螢光体の励起波長
領域の光を発するものであり、この光は可動ミラー14
を介してセンサ13に照射されるようになっている。具
体的にこの消去光源17としては、キセノンフラッシュ
ランプ、タングステンランプ、赤外線ランプ、螢光灯、
レーザ光源等が使用されうる。なお上記可動ミラー14
は図示しない駆動手段により揺動され、第1図の実線表
示位置と破線表示位置との間を移動するようになってい
る。また遮光ハウジング12は、センサ13を構成する
前記蓄積性螢光体の励起波長領域に含まれる外光を遮断
し、その一方、後述する放射線撮影用の放射線が透過し
うる材料によって形成されている。
領域の光を発するものであり、この光は可動ミラー14
を介してセンサ13に照射されるようになっている。具
体的にこの消去光源17としては、キセノンフラッシュ
ランプ、タングステンランプ、赤外線ランプ、螢光灯、
レーザ光源等が使用されうる。なお上記可動ミラー14
は図示しない駆動手段により揺動され、第1図の実線表
示位置と破線表示位置との間を移動するようになってい
る。また遮光ハウジング12は、センサ13を構成する
前記蓄積性螢光体の励起波長領域に含まれる外光を遮断
し、その一方、後述する放射線撮影用の放射線が透過し
うる材料によって形成されている。
次に上記構成の光音響カメラ10による放射線撮影につ
いて説明する。被写体11の放射線撮影に際しこの光音
響カメラ10は、例えばX線管等の放射線源30に対し
てセンサ13が対向するように配置される。そして被写
体11はセンサ13と放射線11Pi30との間に配さ
れ、また可動ミラー14はこの被写体11とセンサ13
との間から退出した第1図の破線表示位置に設定される
。この状態で放射線源30が駆動されると、被写体11
を透過して該被写体11の画像を担持した放射線31が
センサ13に照射され、センサ13に被写体11の透過
放射線画像が蓄積記録される。
いて説明する。被写体11の放射線撮影に際しこの光音
響カメラ10は、例えばX線管等の放射線源30に対し
てセンサ13が対向するように配置される。そして被写
体11はセンサ13と放射線11Pi30との間に配さ
れ、また可動ミラー14はこの被写体11とセンサ13
との間から退出した第1図の破線表示位置に設定される
。この状態で放射線源30が駆動されると、被写体11
を透過して該被写体11の画像を担持した放射線31が
センサ13に照射され、センサ13に被写体11の透過
放射線画像が蓄積記録される。
上記のようにしてセンサ13に蓄積記録された放射線画
像は、以下説明のようにして電気的な画像信号に変換さ
れる。まず可動ミラー14が第1図の実線表示位置に移
動され、次いでレーザ18からパルス状に射出され光偏
向器20.21によって前述のように偏向されたレーザ
ビーム19により、センサ13が2次元的に走査される
。このようにしてレーザビーム19による走査を受ける
と、センサ13は蓄積記録している両会情報に応じた圧
力波を発生する。この圧力波はウェーブガイド25を介
してマイクロホン26によって集音され、該マイクロホ
ン26が出力する圧力波信号S5は信号処理回路27に
入力される。この信号処理回路27には前記制御回路2
3から、レーザビーム19のパルス周期と同期した同期
信号S4が入力され、信号処理回路27はこの同期信号
S4に基づいて上記圧力波信号S5を処理し、センサ1
3に蓄積記録された放射線画像を担持する画像信@86
を出力する。この画像信号S6を用いれば、上記放射線
画像を例えばCRT等のディスプレイに可視像として表
示したり、光走査記録装置等によって感光材料に記録し
たりすることができる。なおこの画像信号S6は、一旦
磁気テープ、磁気ディスク、光ディスク等の記録媒体に
記録させておいてもよい。
像は、以下説明のようにして電気的な画像信号に変換さ
れる。まず可動ミラー14が第1図の実線表示位置に移
動され、次いでレーザ18からパルス状に射出され光偏
向器20.21によって前述のように偏向されたレーザ
ビーム19により、センサ13が2次元的に走査される
。このようにしてレーザビーム19による走査を受ける
と、センサ13は蓄積記録している両会情報に応じた圧
力波を発生する。この圧力波はウェーブガイド25を介
してマイクロホン26によって集音され、該マイクロホ
ン26が出力する圧力波信号S5は信号処理回路27に
入力される。この信号処理回路27には前記制御回路2
3から、レーザビーム19のパルス周期と同期した同期
信号S4が入力され、信号処理回路27はこの同期信号
S4に基づいて上記圧力波信号S5を処理し、センサ1
3に蓄積記録された放射線画像を担持する画像信@86
を出力する。この画像信号S6を用いれば、上記放射線
画像を例えばCRT等のディスプレイに可視像として表
示したり、光走査記録装置等によって感光材料に記録し
たりすることができる。なおこの画像信号S6は、一旦
磁気テープ、磁気ディスク、光ディスク等の記録媒体に
記録させておいてもよい。
以上説明のようにして、センサ13の蓄積記録画像を電
気的な画像信号S6に変換したのち、消去光源17が点
灯され、この消去光源17から発せられた前述のような
消去光32は、可動ミラー14を介してセンサ13を照
射する。前記圧力波の検出後もセンサ13に残存してい
た放射線エネルギーは、この消去光32が照射されるこ
とによりセンサ13から放出され、センサ13は放射線
画像の蓄積記録のために再使用可能となる。したがって
前述した操作が繰り返されれば、このセンサ13に新た
な放射線画像が蓄積記録されうる。
気的な画像信号S6に変換したのち、消去光源17が点
灯され、この消去光源17から発せられた前述のような
消去光32は、可動ミラー14を介してセンサ13を照
射する。前記圧力波の検出後もセンサ13に残存してい
た放射線エネルギーは、この消去光32が照射されるこ
とによりセンサ13から放出され、センサ13は放射線
画像の蓄積記録のために再使用可能となる。したがって
前述した操作が繰り返されれば、このセンサ13に新た
な放射線画像が蓄積記録されうる。
上記実施態様装置は、レーザビーム19により2次元走
査されるセンサ13の近傍にマイクロホン26を備え、
このマイクロホン26によって圧力波を検出するもので
あるが、このマイクロホン26は、上記圧力波に対応し
て放出される熱波を検出するボロメータに置き換えても
よいし、あるいは圧力波を電気的に検出する圧′型素子
、例えば水晶、ロッシェル塩、酒石酸カリDKT、第1
燐酸カリKDT、PZT、ポリフッ化ビニリデン(PV
DF)、ポリごニリデンシアナイド共重合体[P (V
DCN・VAc)]等、や電歪素子に置き換えることも
可能である。
査されるセンサ13の近傍にマイクロホン26を備え、
このマイクロホン26によって圧力波を検出するもので
あるが、このマイクロホン26は、上記圧力波に対応し
て放出される熱波を検出するボロメータに置き換えても
よいし、あるいは圧力波を電気的に検出する圧′型素子
、例えば水晶、ロッシェル塩、酒石酸カリDKT、第1
燐酸カリKDT、PZT、ポリフッ化ビニリデン(PV
DF)、ポリごニリデンシアナイド共重合体[P (V
DCN・VAc)]等、や電歪素子に置き換えることも
可能である。
第2図および第3図は本発明の他の実施態様を示すもの
である。なおこの第2.3図において、前記第1図中の
要素と同等の要素には同番号を付し、それらについての
説明は省略する。(以下、同様)この実施態様において
、センサ13は駆動ローラ40により第2図の上下方向
に移動されるようになっており、該センサ13は第2図
の実線表示位置において放射線画像の蓄積記録がなされ
た後、破線表示位置まで移動される。このようにしてセ
ンサ13が移動される際に、ファンビーム発生源41か
ら該センサ13にパルス状のファンビーム42が励起光
として照射される。この励起光照射によりセンサ13か
ら発せられた圧力波は、前述の圧電素子、電歪素子等か
らなり画素分割された1次元アレイ検出器43によって
検出される。この1次元アレイ″検出器43が出力する
圧力波信号S5を、前記信号処理回路21によって処理
して得た画像信号S6を用いれば、前述と同様にして、
被写体の放射線画像を可視像として再生することができ
る。
である。なおこの第2.3図において、前記第1図中の
要素と同等の要素には同番号を付し、それらについての
説明は省略する。(以下、同様)この実施態様において
、センサ13は駆動ローラ40により第2図の上下方向
に移動されるようになっており、該センサ13は第2図
の実線表示位置において放射線画像の蓄積記録がなされ
た後、破線表示位置まで移動される。このようにしてセ
ンサ13が移動される際に、ファンビーム発生源41か
ら該センサ13にパルス状のファンビーム42が励起光
として照射される。この励起光照射によりセンサ13か
ら発せられた圧力波は、前述の圧電素子、電歪素子等か
らなり画素分割された1次元アレイ検出器43によって
検出される。この1次元アレイ″検出器43が出力する
圧力波信号S5を、前記信号処理回路21によって処理
して得た画像信号S6を用いれば、前述と同様にして、
被写体の放射線画像を可視像として再生することができ
る。
第4図は本発明のさらに異なる実mM様を示すものであ
る。本実施態様においては、圧力波検出゛手段として、
圧電素子、電歪素子等の素子が2次元マトリクス状に配
設されてなり画素分割されたマトリクス検出器50が用
いられている。そして励起手段としては、センサ13に
全面的にパルス状励起光51を照射する励起光源52が
用いられている。
る。本実施態様においては、圧力波検出゛手段として、
圧電素子、電歪素子等の素子が2次元マトリクス状に配
設されてなり画素分割されたマトリクス検出器50が用
いられている。そして励起手段としては、センサ13に
全面的にパルス状励起光51を照射する励起光源52が
用いられている。
この実施態様においては、センサ13に励起光を照射し
、それにより該センサ13から発せられた圧力波をマト
リクス検出器50によって検出した後、センサ13に励
起光源52から再度光が照射される。それにより、セン
サ13に残存していた放射線エネルギーが放出され、該
センサ13が再使用可能となる。
、それにより該センサ13から発せられた圧力波をマト
リクス検出器50によって検出した後、センサ13に励
起光源52から再度光が照射される。それにより、セン
サ13に残存していた放射線エネルギーが放出され、該
センサ13が再使用可能となる。
すなわち励起光源52は、消去光源を兼ねるものとなっ
ている。なお上記のようなマトリクス検出器50を用い
る場合でも、励起光として、前述のような点ビーム、あ
るいはファンビームを走査させて用いるようにしてもよ
い。
ている。なお上記のようなマトリクス検出器50を用い
る場合でも、励起光として、前述のような点ビーム、あ
るいはファンビームを走査させて用いるようにしてもよ
い。
以上、カメラ内に1枚のセンサ13が収められ、残存放
射線エネルギーの消去を繰り返しながらこのセンサ13
が連続的に使用される実施態様について説明したが、セ
ンサ13を放射線撮影の度に交換使用し、カメラと別に
設けられた画像消去専用装置においてセンサ13の画像
消去を行なうようにしてもよい。
射線エネルギーの消去を繰り返しながらこのセンサ13
が連続的に使用される実施態様について説明したが、セ
ンサ13を放射線撮影の度に交換使用し、カメラと別に
設けられた画像消去専用装置においてセンサ13の画像
消去を行なうようにしてもよい。
また、以上説明した実施態様装置はすべて、放射線照射
により光学濃度の増加を示すセンサ13を用いて、放射
線画像を撮影記録するように構成されたものであるが、
本発明の光音響カメラは、通常の光学像を撮影記録する
ように構成することもできる。第5図はそのように形成
された本発明の第4実aR様を示すものである。この第
5図の光音響カメラ110においてはセンサ113とし
て、光照射により光学濃度の増加を示すハロゲン化銀含
有フォトクロミックガラスからなるものが使用されてい
る。そしてこのセンサ113に対向する位置には、撮影
レンズ120とシャッター121とが設けら、れている
。したがって、可動ミラー14を破線表示位置に設定し
た上でこのシャッター121が開かれると、光131が
担持する被写体111の像が、撮影レンズ120により
センサ113上に結像される。
により光学濃度の増加を示すセンサ13を用いて、放射
線画像を撮影記録するように構成されたものであるが、
本発明の光音響カメラは、通常の光学像を撮影記録する
ように構成することもできる。第5図はそのように形成
された本発明の第4実aR様を示すものである。この第
5図の光音響カメラ110においてはセンサ113とし
て、光照射により光学濃度の増加を示すハロゲン化銀含
有フォトクロミックガラスからなるものが使用されてい
る。そしてこのセンサ113に対向する位置には、撮影
レンズ120とシャッター121とが設けら、れている
。したがって、可動ミラー14を破線表示位置に設定し
た上でこのシャッター121が開かれると、光131が
担持する被写体111の像が、撮影レンズ120により
センサ113上に結像される。
上記のような材料からなるセンサ113は、この被写体
111の光学像を蓄積記録する。こうしてセンサ113
に蓄積記録された被写体111の像は、前記第1図の装
置におけるのと同様にして読み取られ、この像を担持す
る画像信号S6が得られる。この画像信号S6を用いれ
ば、被写体111の像をCRT等に再生することができ
る。
111の光学像を蓄積記録する。こうしてセンサ113
に蓄積記録された被写体111の像は、前記第1図の装
置におけるのと同様にして読み取られ、この像を担持す
る画像信号S6が得られる。この画像信号S6を用いれ
ば、被写体111の像をCRT等に再生することができ
る。
上記の光学像記録、読取りが行なわれた後、センサ11
3には消去光源17から消去光32が照射される。それ
により、このセンサ113に残存している可視光エネル
ギーが放出され、該センサ113は再使用可能となる。
3には消去光源17から消去光32が照射される。それ
により、このセンサ113に残存している可視光エネル
ギーが放出され、該センサ113は再使用可能となる。
なお上記のようなセンサ113も、前記第2図あるいは
第3図の装置のセンサ13と同様に、記録(撮影)位置
と読取位置との間で移動されるようにしてもよい。また
このセンサ113を構成するハロゲン化銀含有フォトク
ロミックガラスとしては例エバ、S ioz 、Na2
O,ALz 03 、B203 、L j z Os
P b OSB a O、Z r Oz 、AQ、3r
、C免、F、およびCuからなるもの等が使用可能であ
る。
第3図の装置のセンサ13と同様に、記録(撮影)位置
と読取位置との間で移動されるようにしてもよい。また
このセンサ113を構成するハロゲン化銀含有フォトク
ロミックガラスとしては例エバ、S ioz 、Na2
O,ALz 03 、B203 、L j z Os
P b OSB a O、Z r Oz 、AQ、3r
、C免、F、およびCuからなるもの等が使用可能であ
る。
(発明の効果)
以上詳細に説明した通り本発明の光音響カメラは、セン
サからの圧力波を検出することによって蓄積記録画像を
読み取るようにしているので、光・を集める場合よりも
効率良く画像読取りを行ないつる。また本発明の光音響
カメラにおいて、蓄積性螢光体シートからなるセンサに
パルス状の励起光を照射して圧力波を発生させる場合に
は、例えば前記特開昭55−12429号に示されるよ
うに、蓄積性螢光体に励起光を照射してlI!尽発光発
光光生させる場合よりも効率の高い励起が可能となり、
高効率の画像読取りが可能になる。
サからの圧力波を検出することによって蓄積記録画像を
読み取るようにしているので、光・を集める場合よりも
効率良く画像読取りを行ないつる。また本発明の光音響
カメラにおいて、蓄積性螢光体シートからなるセンサに
パルス状の励起光を照射して圧力波を発生させる場合に
は、例えば前記特開昭55−12429号に示されるよ
うに、蓄積性螢光体に励起光を照射してlI!尽発光発
光光生させる場合よりも効率の高い励起が可能となり、
高効率の画像読取りが可能になる。
第1図は本発明の第1実tN態様装置を示す概略側面図
、 第2図および第3図はそれぞれ、本発明の第2実施態様
装置を示す概略側面図とその一部を示す平面図、 第4図は本発明の第3実施態様装置を示す概略側面図、 第5図は本発明の第4実施態様装置を示す概略側面図で
ある。 12・・・遮光ハウジング 13. 113・・・
センサ15・・・励起手段 16・・・圧力
波検出手段18・・・レーザ 19・・・
レーザビーム20.21・・・光偏向器 22・
・・レーザ駆動回路23・・・制御回路 2
5・・・ウェーブガイド26・・・マイクロホン
27・・・信号処理回路31・・・放射@
40・・・駆動ローラ41・・・ファンビーム発
生源 42・・・ファンと−ム43・・・アレイ検出器
50・・・マトリクス検出器51・・・励起光
52・・・励起光源131・・・光 第3図 第4図
、 第2図および第3図はそれぞれ、本発明の第2実施態様
装置を示す概略側面図とその一部を示す平面図、 第4図は本発明の第3実施態様装置を示す概略側面図、 第5図は本発明の第4実施態様装置を示す概略側面図で
ある。 12・・・遮光ハウジング 13. 113・・・
センサ15・・・励起手段 16・・・圧力
波検出手段18・・・レーザ 19・・・
レーザビーム20.21・・・光偏向器 22・
・・レーザ駆動回路23・・・制御回路 2
5・・・ウェーブガイド26・・・マイクロホン
27・・・信号処理回路31・・・放射@
40・・・駆動ローラ41・・・ファンビーム発
生源 42・・・ファンと−ム43・・・アレイ検出器
50・・・マトリクス検出器51・・・励起光
52・・・励起光源131・・・光 第3図 第4図
Claims (5)
- (1)放射線または光の照射により光学濃度の増加を示
し、画像情報を担持した放射線または光の照射によりこ
の画像情報を蓄積記録するプレート状のセンサを収容す
る遮光ハウジングと、 画像情報を蓄積記録した前記センサに励起光をパルス状
に照射して、前記画像情報に応じた圧力波を発生させる
励起手段と、 前記励起光のパルスの周期に同期した圧力波を検出して
電気信号に変換する圧力波検出手段とからなる光音響カ
メラ。 - (2)前記圧力波検出手段が、マイクロホンであること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光音響カメラ
。 - (3)前記圧力波検出手段が、ボロメータであることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光音響カメラ。 - (4)前記圧力波検出手段が、圧電素子であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の光音響カメラ。 - (5)前記圧力波検出手段が、電歪素子であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の光音響カメラ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60077206A JPS61235830A (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 光音響カメラ |
EP85113136A EP0178653B1 (en) | 1984-10-16 | 1985-10-16 | Acoustooptic image formation |
DE8585113136T DE3576219D1 (de) | 1984-10-16 | 1985-10-16 | Akustooptische bildformung. |
US06/787,850 US4727420A (en) | 1984-10-16 | 1985-10-16 | Acoustooptic image formation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60077206A JPS61235830A (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 光音響カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61235830A true JPS61235830A (ja) | 1986-10-21 |
JPH0521381B2 JPH0521381B2 (ja) | 1993-03-24 |
Family
ID=13627354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60077206A Granted JPS61235830A (ja) | 1984-10-16 | 1985-04-11 | 光音響カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61235830A (ja) |
-
1985
- 1985-04-11 JP JP60077206A patent/JPS61235830A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0521381B2 (ja) | 1993-03-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |