JPS61235338A - フイルムの巻付け方法 - Google Patents

フイルムの巻付け方法

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Publication number
JPS61235338A
JPS61235338A JP7270485A JP7270485A JPS61235338A JP S61235338 A JPS61235338 A JP S61235338A JP 7270485 A JP7270485 A JP 7270485A JP 7270485 A JP7270485 A JP 7270485A JP S61235338 A JPS61235338 A JP S61235338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
winding
bar
tension
winding core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7270485A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Terasaka
広行 寺坂
Takahiro Kawabata
川畑 隆洋
Toshio Yasuda
登志夫 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP7270485A priority Critical patent/JPS61235338A/ja
Publication of JPS61235338A publication Critical patent/JPS61235338A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、巻取コアに適度な張力をもってしりなくフィ
ルム巻付けることを可能にしたフィルムの巻付は方法に
関する。
[従来の技術] 従来、フィルムを巻取コアにロール状に響き取った後フ
ィルム走行を一旦停止してフィルムを切断し、新しい巻
取コアにフィルムの切断端を貼り付けて再びフィルムの
巻取を開始するタイプのフィルム巻取機においては、フ
ィルムの巻取コアへの貼り付は作業は人手に頼っていた
。このような人手によるフィルム掛替作業においては、
フィルムを切断した際巻取以前のフィルムが張力を失っ
てたるむため、再度フィルムを張って切断端を新しい巻
取コアに貼り付けるときに、フィルム両端を指でつまみ
引張るため、フィルムにしわが発生しやすく、しわのあ
る状態でフィルムを貼り付けそのまま巻取ると、上層に
巻取られる製品まで巻芯のしわの影響を受゛けて品質が
悪化する。
すなわち、巻芯のしわが順次巻取られるフィルムに転写
され、たとえそれはフィルムの巻取速度を落しても消去
が不可能となり、合格巻取製品を得る率が減少し、巻取
機の処理能力が低下するという問題があった。また、巻
芯にしわがあると、その上に巻いていくフィルムの巻取
速度を向上できないとともに、合格巻取製品を得るため
の巻取条件が非常に狭くなり、巻取機の処理能力が低下
するという問題があった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上記の問題を解消するために、均一なかつ適
度な張力をフィルムにかけて、しわを発生させないよう
にフィルム貼り付けを行ない、巻芯のしわによる巻取製
品の品質悪化を防止すると共に、巻取機の巻取処理能力
の向上をはかることを目的とする。
口問題点を解決するための手段] この目的に沿う本発明のフィルムの巻付は方法は、内方
に減圧室を有し外表面にフィルムが巻掛けられるバー、
該バーの少なくとも一端を支持する支持体、前記バーを
回転させる駆動装置、前記減圧室に流体的に連結された
減圧要素を備え、前記バーの外表面には前記減圧室に連
通する吸引口がバーの長手方向に配列されてなるフィル
ム止着装置を用いて、前記バーに吸着されたフィルムを
巻取コアに巻付けるに際し、前記バーの前記吸引口を有
する表面と、該バーにより張力をかけられながら巻付け
られるフィルムとのなす角度を、15度以上に保ちつつ
フィルムを巻取コアに巻付ける方法から成る。
[作用コ このようなフィルムの巻付は方法においては、フィルム
止着装置のバーに配列された吸引口にフィルムが吸着さ
れ、駆動装置によるバー回転力によりフィルムに適度な
張力がかけられながら、フィルムが巻取コアに巻付けら
れる。フィルムをしわなく、かつ巻取コア表面上の接着
剤をムラなく押し出すように望ましい状態で巻取コアに
巻付けていくには、ある大きさ以上の適度な張力が必要
となる。しかし、単に吸引口にフィルムを吸着させるだ
けでは、吸引口を有するバー表面をフィルムが平行にす
べりやす(、得られる張力には限度がある。
ところが、本発明では、吸引口を有するバー表面とバー
に吸着され張力をかけられているフィルムとに一定値以
上の角度が付与されるので、後に例示する如く、その角
度に応じてすべり始めるフィルムの張力が増大される。
したがって、巻付は中この角度をある値以上に保持する
ことにより、フィルム張力が増大された状態でフィルム
が巻付けられ、しわのないしかも巻取コア側への適切な
押圧力を保った状態にてフィルムが巻付けられる。
[実施例コ 以下に、本発明の望ましい実施例を図面を参照して説明
する。
第1図ないし第3図は、本発明の一実施例に係るフィル
ムの巻付は方法を実施するためのフィルム止着装置を示
しており、フィルム用スリッタに適用したものを示して
いる。第1図は、フィルム用スリッタの巻取部まわりを
示しており、フィルム2を巻取アーム9に新しく装着さ
れた巻取コア8に巻きつけつつあるところを示している
フィルム2は、各搬送ロール5を走行中に適当な場所に
て巾方向に切断され、第1図の左右に分岐されて帯状フ
ィルムとして巻取コア8に巻取られるが、所定の巻長巻
取後のフィルム掛替時には、図示の如くフィルム止着装
置13のバー1が巻取コア8近傍に移動される。このバ
ー1は、第2図および第3図に示すように、内方に減圧
室14を有し、外表面にフィルム2が巻掛けられる。バ
ー1の外表面には、減圧室14に連通ずる吸引口3がバ
ー長手方向に配列されており、減圧室14には流体的に
、たとえば減圧室14がら空気吸引できるように、減圧
要素としての空気吸引@l!f4が連結されている。
また、バー1は、フレーム6に支持され折りたたみ形式
で先端位置移動可能なバーの支持体としての切替アーム
7に支持されており、さらに切替アーム7に取付けられ
た駆動装置としての駆動モータ11により、両方向に回
転駆動可能となっている。駆動モータ11は図示を省略
した制御装置により回転制御され、バー1の回転位置ま
たは、回転トルクあるいはその両方が制御可能となって
いる。
なお、本実施例では、第2図に示したように、吸引口3
は、小穴の軍配列としたが、複数列としてもよく、小穴
の形状も円形穴に限ることなく長穴、スリット状のもの
であってもよい。
上記のように構成されたフィルム止着装置を用いてのフ
ィルム巻付は方法について以下に述べる。
バー1に、吸着されたフィルム2は、切替アーム7の位
置制御によって、第4図ないし第6図に示すように、巻
取コア8の外表面に沿って、貼付けられる。
このとき、ただ貼付けるだけではしわが発生し易く、常
にフィルムを緊張させた状態で貼り付ける必要がある。
また、巻取コア8の表面には予めフィルム接着剤12(
たとえばのり)が塗布されており、貼付ける際には余分
な接着剤12を押出すように、フィルム2を巻取コア8
に対し圧迫する必要がある。よって、巻付はフィルム2
には相当量の張力をかけねばならない。しかしながら、
単に吸引口3にフィルム2を吸着させるだけでは、得ら
れる張力には限度がある。つまり、吸着されたフィルム
がすべり、必要な張力を得ることができなくなる。
そこで本発明においては、第1図、第3図、第5図に示
したように、フィルム巻付は動作中バー1の吸引口3を
有する表面と、張力をかけられながら巻付けられるフィ
ルム2とのなす角度θ(以下巻付は角度θともいう。)
が、15度以上になるようバー1の回転角が制御される
この巻付は角度θをもたせることにより、フィルム2の
張力、すなわちバー2の吸着によってすべることなく得
られるフィルム2の張力は、増大される。巻付は角度θ
とフィルム張力および巻付は角度θ−0度のときの張力
に対する張力比との関係を第7図に示す。図に示す如く
、巻付は角度θが15度以上、好ましくは30度以上を
与えることによりフィルム張力を少な(とも20%上昇
できる。フィルム張力が増大されると、前述の接着剤1
2が適度の押圧力でもって押し出されるようにフィルム
2が巻付けられ、接着剤層12は適切な厚みでかつ均一
な厚みに押し広げられて、フィルム2がしわなく貼付け
られる。しかも、フィルム2の張力は、フィルム2がバ
ー1長手方向に均一に吸着されたまま増大されるのであ
るから、貼付は直前のフィルム2にしわが発生すること
もない。したがって、しりなく貼付は作業が完了する。
その後、フィルムの端付近が巻取コア8の表面にきたと
きに吸引口3による吸引を停止し、フィルムを解放する
。そして、巻取コア8に弱トルクをかけ、フィルムを張
った状態で、巻取アーム9を旋回させて、コンタクトロ
ール10に巻取コア8を接触させ、次の巻取が開始され
る。
なお、本実施例ではバー1を矩形断面としたが、他の多
角形のパイプ、または丸バイブでも同様に、フィルム2
をバーに巻付けて巻付は角度θを付与することにより、
張力を増大させることができる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、フィルム止着装
置のバー吸引口部と巻付はフィルムとの間にある角度以
上をもたせ、巻付は中フィルム張力を増大できるように
したので、フィルムに適度に大なる張力を与えながらか
つフィルムを張った状態で巻取コアにフィルムを貼付け
ることができ、巻芯からしわのない製品が得られて、品
質悪化を防止すると共に、巻取機の巻取処理能力の向上
をはかることができるという効果が得られる。
また、容易に巻付はフィルムの張力を上昇させることが
できるため、小型の減圧要素を用いても、より大型の減
圧要素で巻付は角度をとらずにかけうる張力と同等ある
いはそれ以上の張力を得ることが可能となり、設備の小
型化、コストダウンをはかることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るフィルムの巻付は方法
を実施するためのフィルム用スリッタの巻取部の側面図
、 第2図は第1図の装置のバ一部の拡大斜視図、第3図は
第1図の装置のバーの拡大断面図、第4図はフィルム巻
付は時の状態を示す巻取コア近傍の側面図、 第5図は第4図のつぎの状態を示す巻取コア近傍の側面
図、 第6図は第5図のつぎの状態を示す巻取コア近傍の側面
図、 第7図は第3図の装置における巻付は角度と張力および
張力比との関係図、 である。 1・・・・・・バー 2・・・・・・フィルム 3・・・・・・吸引口 4・・・・・・減圧要素としての空気吸引装置7・・・
・・・切替アーム 8・・・・・・巻取コア 9・・・・・・巻取アーム 11・・・・・・駆動装置としての駆動モータ12・・
・・・・フィルム接着剤 13・・・・・・フィルム止着装置 14・・・・・・減圧室 第7図 巻付は角度 −一― θ(度)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内方に減圧室を有し外表面にフィルムが巻掛けら
    れるバー、該バーの少なくとも一端を支持する支持体、
    前記バーを回転させる駆動装置、前記減圧室に流体的に
    連結された減圧要素を備え、前記バーの外表面には前記
    減圧室に連通する吸引口がバーの長手方向に配列されて
    なるフィルム止着装置を用いて、前記バーに吸着された
    フィルムを巻取コアに巻付けるに際し、前記バーの前記
    吸引口を有する表面と、該バーにより張力をかけられな
    がら巻付けられるフィルムとのなす角度を、15度以上
    に保ちつつフィルムを巻取コアに巻付けることを特徴と
    するフィルムの巻付け方法。
JP7270485A 1985-04-08 1985-04-08 フイルムの巻付け方法 Pending JPS61235338A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7270485A JPS61235338A (ja) 1985-04-08 1985-04-08 フイルムの巻付け方法

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JP7270485A JPS61235338A (ja) 1985-04-08 1985-04-08 フイルムの巻付け方法

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JPS61235338A true JPS61235338A (ja) 1986-10-20

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ID=13497003

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JP7270485A Pending JPS61235338A (ja) 1985-04-08 1985-04-08 フイルムの巻付け方法

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JP (1) JPS61235338A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63230458A (ja) * 1987-03-20 1988-09-26 Toshiba Seiki Kk ウエブ巻取方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63230458A (ja) * 1987-03-20 1988-09-26 Toshiba Seiki Kk ウエブ巻取方法および装置

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