JPS61234897A - 洗たく機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明、洗たく機の脱水性能を向上させるのに好適な洗
たく機に関する。

〔発明の背景〕

従来洗たく機による洗たく後の衣料品を乾燥させるため
に、前処理用として洗たく機に備えた遠、心脱水機を用
いて脱水を行っており、これは現在においても最も普遍
的で有効な手段となっている。

しかし遠心脱水による脱水作用は脱水率の点で限界に到
達しており、現在ではメーカーの洗たく機関で、脱水性
能に関しては有意差は殆どないというのが実状である。

しかるに一方近年において、衣料の多様化が進み、洗た
く量も増大し、天候に左右されずに洗たくができればよ
いとの要望が高まり、衣料用乾燥機の利用も著しく増加
してきている。

＼、 現在の洗た°く機付設の脱水機による脱水性能のレベル
は上述の通シであって、乾燥機にかけた場合に、乾燥時
間も長くかかるため、電力消費量が増大し、家計に占め
る出費割合もばかにならないというのが実態である。

衣料品の乾燥については、乾燥仕上り時のしわ防止をは
じめとして衣料品質を保持する必要性から、乾燥・温度
や乾燥時間等の条件に制約があシ、乾燥の前処理工程と
して機械的手段による脱水は処理時間も短かく消費電力
も少ないので、省エネルギ的要望とも合致するとの理由
により、脱水性能とくに脱水率の向上は今後の重要な課
題である。

このような状況下で最近流たく機メーカーの一部で、脱
水槽内に外気をとり入れるような構成を持つものが出現
し、実開昭５８−１３３０９０号に示すものが一例で、
これは脱水中の衣料品に付着した水分を通気によって強
制的に排水させようとするものであるが、脱水槽自体が
外気に対して開放されておシ、加圧ができないため脱水
率の向上は殆ど期待できない。

このほか、脱水中の衣料品に対する遠心力を増加する手
段として、脱水槽の内径を大きくしたり、脱水槽の回転
数を増大することが一般的に考えられるが、衣料品がし
わになり易いなどの品質的問題や、脱水槽の振動対策及
び機械的強度対策のために、コスト高となるなど問題点
が多い。

〔発明の目的〕 本発明の目的は、乾燥の前処理として、洗たく機の脱水
槽における脱水率の向上によって、乾燥機による乾燥時
間を短縮させることにある。

〔発明の概要〕

本発明は、洗たく機における遠心脱水槽に熱風を導くこ
とにより、脱水率の向上を図るものである。

〔発明の実施例〕

本発明の実施例として洗たく慎に付設する乾燥機から発
生する熱風を、脱水槽に導くことによシ洗たく物の脱水
率を高めたものを図面によって説明する。

第１図は、本発明に係る洗たく機の正面図、第２図は、
第１図中のＡ−Ａ線断面図である。

Ｋ１図において洗たく機本体は、ベース１と外枠４によ
って占有する全問内部に、洗た＜！５゜水受［６及びそ
の他の部品から成っている。

洗たく機本体の上部には制御パネル１１がお広さらに制
御パネル１１の上方にはランク１８を介して乾燥機１７
が構設されでいる。

ベースｌには洗たく俵用電動機２が防振的に設置され、
洗たく槽５の底部には、水封された軸受筒８によって支
承される攪拌翼７が設けられている。洗たく俵用電動機
２に軸着された駆動用プーリ３と、前記軸受筒の他端側
に軸着された従動用プーリ９とは、■ベルト１０を介し
て連結され、洗たく俵用電動機２の動力を攪拌Ｍ７Ｖｃ
伝動している。

一方、洗たく槽５と並設された水受槽６内には脱水槽１
２があって、回転軸２５はベースｌに防振的に設置され
た脱水機用電動機１３の軸と軸継手２６によって連結さ
れている。また回転軸２５が水受槽６の底部を貫通する
部分にベローズ１４を介在させることにより、水受槽６
の水封と脱水槽１２の防振を兼ねるように構成している
。

水受槽６の底部に溜った水は、排水口１５から排水ホー
ス１６を介して洗たく機本体外へ排出するようになされ
ている。

以上の構成において、洗たく槽５の攪拌翼７の回転と停
止又は脱水槽１２の回転と停止等の作動を行うには、制
御パネル１１内に設けたスイッチ類の操作による。

上述の内容は従来の洗たく機の構造とも共通する。（第
３図及び第４図） 本発明による洗たく機の特徴は、第２図に示すように乾
燥機１７から発生する熱風排気を、脱水機蓋２２の上面
に設けた継手２３に連結する可撓排気ダクト２１を介し
て、脱水槽１２内を通過せしめ、第１図中の排水口１５
から洗たく機外へ排出するように構成した点にある。

乾燥機１７の作動は、第１図中のパネル１１内に設けた
切換スイッチ１９によってもＯＮとなフ、かつ脱水タイ
マ２０と連動してＯＦＦとなるよう電気回路を設定して
いる。

以上の構成により、洗たく及びすすぎ作業終了後脱水槽
１２内へ洗たく物２４を投入して脱水を行う際は、第１
図に示す脱水タイマ２０を回し、切換スイッチ１９をＯ
Ｎにすることによシ、乾燥機１７から熱風排気が脱水槽
１２内に導入される。

これによシ洗たく物２４に付着している水分は、脱水槽
１２の回転による遠心力を受けて脱水槽１２の外へ排出
されるが、同時に熱風によって洗たく物２４中に含まれ
る水分の温度が上昇し、水の表面張力が減少し、従って
水と衣料繊維との結合力が低下することになり脱水が促
進される。

要するに本発明は、熱風を洗たく機の脱水槽内へ導くこ
とによパ洗たく物に付着している水分の温度を上昇させ
、遠心脱水機による脱水率を向上させるものであるから
、本実施例に示す如く熱風は、乾燥機から発生する熱風
を利用するもののほか、洗たく機本体に熱源を設け、該
熱源から発生する熱風を利用する実施態様のものも包括
するものである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、洗たく機の脱水槽における脱水率、を
向上きせることか可能であり、この結果と・　　） Ｌで゛乾燥機による乾燥時間の短縮及び消費電力の低減
等の効果をもたらすものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の洗たく機の一実施例を示す正面図、第
２図はに１図中のＡ−Ａ線断面図、ｆｓ３図は従来の洗
たく機の正面図、第４図はＨａ図のｈ／、　Ａ／線断面
図である。 １・・・ペース、２・・・洗たく積用電動機、３・・・
駆動用プーリ、４・・・外枠、５・・・洗たく槽、６・
・・水受槽、７・・・攪拌翼、８・・・軸受筒、９・・
・従動用プーリ、１０・・・■ベルト、１１・・・制御
パネル、１２・・・脱水槽、１３・・・脱水機用電動機
、１４・・・ベローズ、１５・・・排水口、１６・・・
排水ホース、１７・・・乾燥機、１８・・・ラック、１
９・・・切換タイマ、２０・・・脱水タイマ、２１・・
・可撓排気ダクト、２２・・・脱水機蓋、２３・・・継
手、２４・・・洗たく物、２５・・・回転軸、第　２　
回 阜　３　日 弔　４　口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、熱風を脱水槽内に導くように構成したことを特徴と
   する洗たく機。 ２、熱風は、乾燥機から発生する熱風を利用することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の洗たく機。 ３、熱風は、洗たく機本体に設けた熱源から発生する熱
   風を利用することを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載する洗たく機。