JPS61234283A - 密閉形電動圧縮機の弁機構 - Google Patents

密閉形電動圧縮機の弁機構

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Publication number
JPS61234283A
JPS61234283A JP8410186A JP8410186A JPS61234283A JP S61234283 A JPS61234283 A JP S61234283A JP 8410186 A JP8410186 A JP 8410186A JP 8410186 A JP8410186 A JP 8410186A JP S61234283 A JPS61234283 A JP S61234283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge valve
valve
lift amount
sheet
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP8410186A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ogino
荻野 賢二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS61234283A publication Critical patent/JPS61234283A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、密閉形電動圧縮機の弁機構に関するもので、
特に吐出弁部の圧損低域に効果があり。
圧縮機の効率向上に大きく寄与するものである。
密閉形電動圧縮機の弁機構には種々のものがあるが、冷
蔵庫などに使用する小形の密閉形電動機には、構造が簡
単で、安価のため第1図、第2図に示すような弁機構が
一般的に採用されている。
次に、第1図、第2図によりこの弁機構を説明する。
第1図は、弁機構を構成する部品の斜視図を、示すもの
で、1は吸込み弁板、2はヘッド、3は吐出弁板、4は
パツキン、5はヘッドカバであり、吸込み弁板1および
吐出弁板3は、−板の弁用鋼板から、打抜きまたは、ホ
トエッチィングにより作られ、吸込み弁1a、吐出口3
aをそれぞれ有し。
ヘッドカバ5には、吐出弁3aを受ける受座5aが設け
られている。また、これらの部品にはシリンダへの取付
用の六lb、2b、3b、4b、5bが設けられている
。第2図は、前記取付用穴を使用して、これらの部品が
、ボルト7によりシリンダ6の頭部に取付けられている
ところを示す縦断面図である。
第2図に示すように1本機構は、第1図に示す部品をた
だ重ね合せこれらをボルト7により、シリンダ6の頭部
に取付けるだけで、組み上がるので、非常に構造簡単に
して安価であるという特徴があるが以下のような欠点を
有している。
一つは、吐出弁3aのリフト量が、パツキン4の板厚t
となるため、リフト量を大きく出来ないため、吐出弁3
8部における吐出ガスの圧力損失が大きいということで
ある。というのは、この種のパツキン4は、ゴムを主成
分として、これに石綿を添加したものから作られている
ので、運転中の熱によりへたりが生じ、このへたり量が
、パツキン4の板厚tが厚くなるほど大きくなる。その
ため、ボルト7による締付力が低下し、パツキン4が、
ヘッドカバ5の吐出弁室5Cの高圧ガスによって、外方
に押し出されてしまいパツキン4の役目をはたさなくな
ってしまうからである。この対策としてはパツキン4の
材料をゴムを主成分としない何か特殊の材料とすれば良
いが、これでは、市#Iraがないため、大幅な価格ア
ップとなってしまう。
また、リフト量を拡大する方法としては、ヘッドカバ5
の吐出弁3aの受座5aを低くする方法があるが、この
ようにすると、ヘッドカバ5の取付面5dと高さが異な
るため、受座5aの追加工が必要となり、やはりコスト
アップとなる。
もう一つの欠点は、吐出弁3aは、一枚板のため、リフ
ト量が大きくなると、吐出弁3aがよう動しやすくなり
、したがってここを流れる吐出ガスによって、吐出弁3
aの有する固有振動数で、吐出弁3aが自励振動を起し
、吐出弁3aの弁動作が、不安定となって吐出弁3aの
閉じ遅れなどが発生し、リフト量を大きくした効果がか
えって8なくなるということである。
本発明は、以上のような欠点を改良してもので構造簡単
、安価にして、吐出弁部における圧力損失の低減を図る
ことを提供するものである。
すなわち、吐出弁のリフト量を拡大するのに。
パツキンの板厚アップの代りに吐出弁板と同じ弁用鋼板
を用いてこれをスペーサにすることによりリフト量を拡
大し、1つ、リフト量を拡大によって生じる吐出弁の自
励振動に対しては、このスペーサの一部が、吐出弁の付
根の一部に重さなるようにし、吐出弁の自励振動を押え
るようにしたものである。
以下、本発明の一実施例を第3図、第4図、第5図によ
り説明する。
第3図は1本発明のリフト量拡大と吐出弁の自励振動を
押える役目をする補助吐出弁板8の平面図である。この
補助吐出弁板8は、吐出弁板3と同じように一板の弁用
鋼板から、打抜き、またはホトエッチイングにより製作
される。また、この補助吐出板8には、腕8aが設けら
れている。
第4図は、吐出弁板3の上に、本発明の補助吐出弁板8
が重ねられているところを示す平面図である。第4図に
示すように、補助吐出弁板8の腕8aは、吐出弁板3の
吐出弁3aの付根の一部を押えるようになっており、且
つ、吐出弁3aのリフト量となる部分までは、この腕8
aは伸びていない。
第5図は1本発明の補助吐出弁板8を使用して弁機構が
組立てられたところを示す縦断面図である。第5図に示
すように、本発明の補助吐出弁板8は、パツキン4と、
吐出弁板3の間にはさみこまれる。したがって、補助吐
出弁板8は前述した如くの形状となっているので、吐出
弁3aのリフト量は、パツキンの厚さに、補助吐出弁板
8の厚さを加えた1寸法となり、吐出弁3aのリフト量
を拡大することができる。
一方、リフト量拡大による吐出弁3aの動作が不安定に
なることに対しては、補助吐出弁板8の腕8aが、吐出
弁3aの付根の一部を押えているので、吐出弁3aが固
有振動数で自励振動しようとしても、補助吐出弁板8の
腕8aがこれをダンピングするように働くので、吐出弁
3aの自励振動が規制され、リフト量拡大による吐出弁
3aの動作不安定を防止することができる。
尚、腕8aの固有振動数は、ガスの脈動周波数および、
吐出弁3aの固有振動数に一致させないようにすること
はもちろんであるが、それ以外に吐出弁3aのばね定数
が、大きくなり過ぎないように腕8aの形状を配慮する
ことが必要である。
以上、説明した如く、本発明は、ばね鋼板を打ち抜いた
補助吐出弁板を、パツキンと吐出弁板の間に入れ、従来
と同様に組立てるだけで、吐出弁のリフト量を拡大する
ことができ、且つ、リフト量が拡大した時に発生しやす
い吐出弁の自励振動をも、防止することができるもので
ある。
したがって、吐出弁部のガススピードを、大幅に低減す
ることができ、また、吐出弁の動作特性1をそこなわせ
るようなこともないので、吐出弁部の圧力損失を大幅に
低減することができ、構造簡単安価にして効果大なるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の弁機構部を構成する部品の斜視図、第
2図は、第1図に示した部品が組立てられたところを示
す縦断面図、第3図は、本発明の補助吐出弁板の平面図
、第4図は、吐出弁の上に本発明の補助吐出弁板が重ね
られたところを示す平面図、第5図は、本発明の補助吐
出弁板が組込まれたところを示す弁機構部の縦断面図で
ある。 l・・・吸込み弁板、1a・・・吸込み弁、1a・・・
穴、2・・・ヘッド、2b・・・穴、3・・・吐出弁板
、3a・・・吐出弁、3b・・・穴、4・・・パツキン
、4b・・・穴、5・・・ヘッドカバ、5a・・・受座
、5b・・・穴、5c・・・吐出弁室、6・・・シリン
ダ、7・・・ボルト、8・・・補助吐出弁板、8a・・
・腕。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吐出弁板が一枚の弁板用鋼板からの打抜き、又はホトエ
    ッチィングにより形成され、これをヘッドに重ね、パッ
    キンを介して、これらがヘッドカバによってシリンダに
    組付けられ、且つ、パッキンの厚さが、吐出弁のリフト
    量となる密閉形電動圧縮機の弁機構において、一枚の弁
    板用鋼板からの打抜き、又は、ホトエッチィングにより
    形成され、その形状は、吐出弁を押えるように、吐出弁
    の根本の部分から伸びる腕を有し、且つこの腕が、吐出
    弁のリフト量を決めるヘッドカバの受座までは伸びてい
    ないようになっていることを特徴とした補助吐出弁板を
    、パッキンと吐出弁板の間に挿入して、成るようにした
    ことを特徴とする密閉形電動圧縮機の弁機構。
JP8410186A 1986-04-14 1986-04-14 密閉形電動圧縮機の弁機構 Pending JPS61234283A (ja)

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JP8410186A JPS61234283A (ja) 1986-04-14 1986-04-14 密閉形電動圧縮機の弁機構

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JP (1) JPS61234283A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4867650A (en) * 1987-04-16 1989-09-19 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Reciprocatory piston type compressor with noise free suction valve mechanism
JP2017082601A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 住友重機械工業株式会社 弁構造、無潤滑リニア圧縮機、および極低温冷凍機

Cited By (3)

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US10480665B2 (en) 2015-10-23 2019-11-19 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Valve structure, nonlubricated linear compressor, and cryocooler

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