JPH05231304A - 往復動ポンプ - Google Patents

往復動ポンプ

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Publication number
JPH05231304A
JPH05231304A JP4072845A JP7284592A JPH05231304A JP H05231304 A JPH05231304 A JP H05231304A JP 4072845 A JP4072845 A JP 4072845A JP 7284592 A JP7284592 A JP 7284592A JP H05231304 A JPH05231304 A JP H05231304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve plate
discharge
suction
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4072845A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Narita
健三 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mechatronics Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Seiki Co Ltd filed Critical Toshiba Seiki Co Ltd
Priority to JP4072845A priority Critical patent/JPH05231304A/ja
Publication of JPH05231304A publication Critical patent/JPH05231304A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/10Adaptations or arrangements of distribution members
    • F04B39/1066Valve plates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Check Valves (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁の取り付け信頼性を向上させるとともに、
圧縮効率の高い往復動ポンプを提供すること。 【構成】 シリンダの上面を閉塞する隔壁20を、上部
バルブプレート21、弁プレート23、下部バルブプレ
ート22の3層構造とする。そして弁プレート23に
は、スリット26、29にて一部を残した状態で切り抜
くことにより吸入弁27と吐出弁28を、上部バルブプ
レート21には、吸入孔24と開口31、並びに弁スト
ッパ32を、そして下部バルブプレート22には、吐出
孔25と開口30をそれぞれ設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストンポンプやダイ
ヤフラムポンプ等の往復動ポンプに関し、特にその弁構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、往復動ポンプの1つであるピスト
ンポンプの従来例について説明する。図4はその部分断
面図を示し、ピストンポンプ1は、ケーシング2内に配
置されたシリンダ3と、不図示のクランク軸の回転運動
によりこのシリンダ3内を上下方向に往復動するピスト
ン4と、シリンダ3の上面を閉塞する隔壁5と、ケーシ
ング2上部に設けられ隔壁5をケーシング2とで挟持固
定するシリンダヘッド6とを有する。なお隔壁5には、
吸入孔7並びに吐出孔(不図示)が設けられ、それぞれ
に対応して吸入弁8、吐出弁(不図示)が配設される。
またシリンダヘッド6内には、吸入孔7と連通し吸入口
9を有する吸入室10、並びに吐出弁を介して吐出孔と
連通し吐出口(不図示)を有する吐出室(不図示)が区
画形成される。
【0003】そこでこのピストンポンプ1においては、
ピストン4の往復動によって、シリンダ3とピストン4
と隔壁5とにより囲まれた作動空間11の容積変化を生
じさせ、ピストン4の下動時には、隔壁5に設けられた
吸入孔7から吸入弁8を介して作動空間11内に流体を
吸入し、ピストン4の上動時には、作動空間11内の流
体を隔壁5に設けられた吐出孔から吐出弁を介して吐出
させることでポンプ作用を行なうものである。
【0004】ところで、上記の吸入弁8及び吐出弁は、
共に略長方形状の弾性板からなり、吸入弁8を例にとれ
ば、この吸入弁8の自由端部8aが吸入孔7を塞ぐよう
に、その固定端部8bをねじ12を用いて隔壁5に固定
するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記構成によ
れば、ピストンポンプ1の運転時に生じる振動によりね
じ12が緩んで、取り付け不良状態になることがあり、
この状態になると吸入弁8(または吐出弁)が隔壁5に
密着できなくなることから、作動空間11内の気密状態
が低下し、ピストンポンプ1の能力が充分に発揮できな
くなるという欠点を有していた。また緩んだねじ12が
作動空間11内に脱落した場合、ピストン4を破損する
という不具合も生じていた。
【0006】さらに吸入弁8をねじ12を用いて隔壁5
に固定する構成の場合、隔壁5の下面よりねじ12の頭
部が突出することとなり、ピストン4が上死点に位置し
た時、このねじ12と干渉してしまう。そこでこの干渉
を避けるために、ピストン4の上面にねじ12の頭部と
対向して凹部13を設けたものがあるが、すきま容積が
その分増大し、圧縮効率が低下するという問題を生じて
いた。
【0007】本発明は、弁の取り付け信頼性を向上させ
るとともに、圧縮効率の高い往復動ポンプを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、往復動部材の往動により吸入孔より吸入弁を介して
流体を密閉空間内に吸入し、前記往復動部材の復動によ
り前記空間内の流体を吐出孔より吐出弁を介して吐出す
る往復動ポンプにおいて、前記吸入弁と吐出弁とを弾性
材よりなる1枚の弁プレートからそれぞれ一部を残して
切り抜くことにより形成してなることを特徴とする。
【0009】また請求項2記載の本発明は、請求項1記
載の往復動ポンプにおいて、前記往復動部材はピストン
で、このピストンとこのピストンが摺動するシリンダと
このシリンダ上面を塞ぐ隔壁により前記密閉空間を形成
し、前記隔壁は、上部バルブプレートと前記弁プレート
と下部バルブプレートとをこの順に積層構造となし、前
記上部バルブプレートには、前記吸入弁に対向する前記
吸入孔と、前記吐出弁に対向する逃げ部を形成するとと
もに、前記下部バルブプレートには、前記吐出弁に対向
する前記吐出孔と、前記吸入弁に対向する逃げ部を形成
したことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、吸入弁と吐出
弁とは、弾性材よりなる1枚の弁プレートからそれぞれ
一部を残して切り抜くことにより形成される。
【0011】そして請求項2記載の本発明によれば、こ
の弁プレートが上部バルブプレートと下部バルブプレー
トとにより挟持状態とされる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図面を用いて説明す
る。図1は本発明を適用したピストンポンプの要部断面
図、図2は図1における弁構造の斜視図、図3は図1の
ピストンポンプにおける吐出部の断面図である。なお図
4にて説明した部品と同一部品には同一符号を付し、そ
の説明は省略する。
【0013】本実施例において、図4に示したピストン
ポンプ1と相違する点は、隔壁20の構成である。すな
わちこの隔壁20は、図2に示すように、上部バルブプ
レート21と、下部バルブプレート22と、両バルブプ
レート21、22に挟持され弾性材よりなる弁プレート
23の3層構造とされ、これらはほぼ同一の四角形状に
形成される。
【0014】上部バルブプレート21には吸入孔24、
下部バルブプレート22には吐出孔25がそれぞれ設け
られる。この吸入孔24はシリンダヘッド6の吸入室1
0と連通し、吐出孔25は作動空間11と連通してい
る。
【0015】弁プレート23においては、スリット26
により一部を残して鍵型に切り抜くことにより、吸入孔
24に対向する吸入弁27が形成される。同様にして吐
出弁28も、スリット29により吐出孔25と対向し
て、かつ吸入弁27と向きを逆にして形成される。
【0016】また下部バルブプレート22における吸入
弁27との対向位置には、吸入弁27と相似形でかつ吸
入弁27よりやや大きめの開口30が形成される。
【0017】さらに上部バルブプレート21における吐
出弁28との対向位置には、吐出弁28よりやや大きめ
の開口31が形成される。この開口31は、上部バルブ
プレート21から一部を残して弁ストッパ32を切り抜
くことにより形成され、弁ストッパ32は、上部バルブ
プレート21との連結部より吐出弁28の揺動方向上方
に弓なりに曲げ成型される。
【0018】なお両バルブプレート21、22並びに弁
プレート23は、シリンダヘッド6が不図示のボルト等
の締結手段によってケーシング2の上部に固定される
時、ケーシング2とシリンダヘッド6とにより挟持固定
される。
【0019】次に作動について説明すると、ピストン4
の下動時には、吸入弁27が下方に揺動する。そしてシ
リンダヘッド6の吸入口9から吸入室10に導入された
流体は、吸入孔24を介して作動空間11内に吸引され
る。この時吐出弁28においては、その自由端部にて吐
出孔25を閉塞する。
【0020】一方ピストン4の上動時には、吐出弁28
が上方に揺動し、その揺動量は、弁ストッパ32により
規制される。そして作動空間11内の流体は吐出孔25
を介してシリンダヘッド6内の吐出室33に導かれ、そ
して吐出口34より外部に排出される。この時吸入弁2
7においては、その自由端部にて吸入孔24を閉塞す
る。
【0021】そしてこのような動作が繰り返され、ポン
プ作用が営まれる。
【0022】以上説明した実施例によれば、吸入弁27
及び吐出弁28は、弁プレート23から部分的に分離形
成されるとともに、この弁プレート23は、両バルブプ
レート21、22によって挟持固定される構成のため、
従来のように吸入弁27及び吐出弁28を個別に固定す
るためのねじを必要としない。このためポンプ1の運転
中にねじが緩むことによって生じるポンプ1の能力低下
や、ピストン4の破損等の発生を防止することができ
る。
【0023】また、隔壁20の下面にねじ等の突起がな
いため、ピストン4の上死点においてピストン4との干
渉物がなくなることから、ピストン4の上面に従来設け
ていた凹部13などの複雑加工を施す必要がなく、また
すきま容積を減少させることができることから、圧縮効
率の向上が図れる。
【0024】さらに上記実施例においては、両バルブプ
レート21、22及び弁プレート23とをほぼ同一の四
角形状としたため、これらを重ね合わせるだけで、吸入
孔24と吸入弁27、及び吐出孔25と吐出弁28との
相対位置を正確にしかも簡単に合わせることができるの
で、組付け作業が容易にかつ短時間に行なえる。
【0025】なお本発明の実施において、弁の形状およ
び数は、上記した実施例に限られるものではなく、用途
に応じて自由に選択できることは言うまでもない。また
本発明は、ピストンポンプ以外に、ダイヤフラムポンプ
等の他の往復動ポンプにも適用できる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、弁の取り付け信頼性を
向上させることができるとともに、圧縮効率の高い往復
動ポンプを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したピストンポンプの要部断面図
である。
【図2】図1における弁構造の斜視図である。
【図3】図1のピストンポンプにおける吐出部の断面図
である。
【図4】従来のピストンポンプの構成を示す部分断面図
である。
【符号の説明】
1 ピストンポンプ 2 ケーシング 3 シリンダ 4 ピストン 6 シリンダヘッド 20 隔壁 21 上部バルブプレート 22 下部バルブプレート 23 弁プレート 24 吸入孔 25 吐出孔 27 吸入弁 28 吐出弁 30 開口(逃げ部) 31 開口(逃げ部) 32 弁ストッパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復動部材の往動により吸入孔より吸入
    弁を介して流体を密閉空間内に吸入し、前記往復動部材
    の復動により前記空間内の流体を吐出孔より吐出弁を介
    して吐出する往復動ポンプにおいて、前記吸入弁と吐出
    弁とを弾性材よりなる1枚の弁プレートからそれぞれ一
    部を残して切り抜くことにより形成してなることを特徴
    とする往復動ポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の往復動ポンプにおいて、
    前記往復動部材はピストンで、このピストンとこのピス
    トンが摺動するシリンダとこのシリンダ上面を塞ぐ隔壁
    により前記密閉空間を形成し、前記隔壁は、上部バルブ
    プレートと前記弁プレートと下部バルブプレートとをこ
    の順に積層構造となし、前記上部バルブプレートには、
    前記吸入弁に対向する前記吸入孔と、前記吐出弁に対向
    する逃げ部を形成するとともに、前記下部バルブプレー
    トには、前記吐出弁に対向する前記吐出孔と、前記吸入
    弁に対向する逃げ部を形成したことを特徴とする往復動
    ポンプ。
JP4072845A 1992-02-24 1992-02-24 往復動ポンプ Pending JPH05231304A (ja)

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JP4072845A JPH05231304A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 往復動ポンプ

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JP4072845A JPH05231304A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 往復動ポンプ

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JPH05231304A true JPH05231304A (ja) 1993-09-07

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ID=13501134

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JP4072845A Pending JPH05231304A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 往復動ポンプ

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JP (1) JPH05231304A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014025528A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Toyota Boshoku Corp 弁装置及び弁本体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014025528A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Toyota Boshoku Corp 弁装置及び弁本体

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