JP2000161229A - 往復動圧縮機 - Google Patents

往復動圧縮機

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JP2000161229A
JP2000161229A JP10341439A JP34143998A JP2000161229A JP 2000161229 A JP2000161229 A JP 2000161229A JP 10341439 A JP10341439 A JP 10341439A JP 34143998 A JP34143998 A JP 34143998A JP 2000161229 A JP2000161229 A JP 2000161229A
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valve
suction valve
suction
lead piece
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Kenji Hashimoto
見次 橋本
Yoshinobu Ichikawa
喜伸 市川
Yoshito Matsumura
義人 松村
Tatsuto Inoue
達人 井上
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Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低負荷時における吸入弁の脈動による騒音を
防止する。 【解決手段】 吸入弁は、吸入弁本体部13と、吸入弁
本体部13の略中央から吸入弁本体部13と略直交する
方向に形成される一対のリード片14,14とを有し、
シリンダブロック12のシリンダ17の頂部には、リー
ド片14,14の先端部の平面形状に対応した平面形状
で切欠形成された一対のリード片受部19,19を有
し、ピストンの下死点方向への移動により吸入弁が吸入
孔の開方向に弾性変形する際に、各リード片14がシリ
ンダ17のリード片受部19,19によって変位を規制
された後に、吸入弁本体部13の先端部16がシリンダ
17の弁受部18に当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、往復動圧縮機に関
し、特に、冷媒の圧縮容量を可変とする可変容量タイプ
の往復動圧縮機における吸入弁機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷媒となる冷却ガスを空調シ
ステムに循環させるための車輌空調用の圧縮機(コンプ
レッサ)としては、例えば図1に示すように、ピストン
の往復移動で圧縮力を得るレシプロタイプの往復動式圧
縮機(以下、単に圧縮機と呼ぶ。)101が知られてい
る。この圧縮機101は、冷却ガスの吸入容量を可変に
する可変容量タイプのものであり、複数(例えば7つ)
のピストンを備えている。
【0003】圧縮機101は、図1に示すように、フロ
ントハウジング103、シリンダブロック104、シリ
ンダヘッド105、弁板106等が組み付けられること
により、圧力容器となる筐体としての圧縮機ケーシング
102が形成される。
【0004】圧縮機ケーシング102では、シリンダブ
ロック104と弁板106との接合部、シリンダヘッド
105と弁板106との接合部におけるシーリング材と
して、それぞれシリンダガスケットとヘッドガスケット
が取り付けられる。なお、図1では、便宜上シリンダブ
ロック104と弁板106間のシリンダガスケット10
7だけ示している。
【0005】この圧縮機ケーシング102の内部には、
回転可能に格納された駆動軸108、この駆動軸108
の回転によってシリンダブロック104内を往復運動す
る複数のピストン110等が配設されている。
【0006】すなわち、圧縮機ケーシング102におい
ては、フロントハウジング103の中央、及びシリンダ
ブロック104の中央に、上記駆動軸108を支持する
ための貫通孔部111,112が形成されており、これ
ら各貫通孔部111,112に対して駆動軸108が軸
受113,114や駆動軸支持部材115等を介して回
転可能に取り付けられる。
【0007】シリンダブロック104における上記貫通
孔部112の周囲には、ピストン110が収納されるシ
リンダ116がピストン110の個数だけ設けられてい
る。シリンダ116のそれぞれは、図1に示すように、
駆動軸108の軸方向と平行にピストン110が往復移
動する向きに形成されている。圧縮機ケーシング102
では、これら貫通孔部112及びシリンダ116の下側
(図の左側)の空間がクランク室117となっており、
このクランク室117内を駆動軸108が回転し、それ
に伴って、以下に説明する揺動板122が揺動するよう
になっている。
【0008】ここで、駆動軸108に対してはローター
118がローター回転止め用ピン119によって固定さ
れており、このローター118に対しては斜板ボス12
1が接続される。そして、この斜板ボス121には揺動
板122が取り付けられ、さらにこの揺動板122は、
ピストンロッド123を介して各ピストン110とユニ
バーサルジョイント(自在継手)方式で接続される。
【0009】具体的には、上記ローター118及び斜板
ボス121は、それぞれ耳部124,125を有してお
り、ローター118側の耳部124に設けられた係合ピ
ン124aが斜板ボス121側の耳部125に所定の大
きさで形成された長孔部125aに対して移動可能に係
合することにより、いわゆるヒンジ機構によって接続が
図られる。
【0010】また、上記揺動板122は、ベアリング1
26,127を介して斜板ボス121に対して相対回転
可能に取り付けられ、さらにクランク室117内に固定
配置された板状のガイド部材128の長手方向に摺動可
能に取り付けられる。これにより揺動板122は、斜板
ボス121が回転してもそれに伴って回転することがな
い。
【0011】一方、弁板106は、ねじ止めによりシリ
ンダブロック104とシリンダヘッド105とで挟まれ
るようにして圧縮機ケーシング102の内部に位置す
る。この弁板106には、冷却ガスをシリンダ116内
に吸入するための吸入孔131及びシリンダ116内の
冷却ガスを外に吐出するための吐出孔132がそれぞれ
ピストン110の数だけ形成されている。そして、弁板
106には、これら吸入孔131及び吐出孔132を閉
塞するように、ばね状の吸入弁部材129及び吐出弁部
材133が取り付けられる。
【0012】ここで、吸入弁部材129は、シリンダブ
ロック104を臨む側の弁板106の主面上に取り付け
られ、詳細は後述するが、ピストン110及びシリンダ
116の数(この場合は7つ)だけ吸入弁が形成されて
いる。そして、吸入弁部材129は、シリンダブロック
104における各シリンダ116の上端側に形成された
切欠溝である弁受け部(リセス)134に各吸入弁の先
端部が当接することにより、その動き量(リフト量)が
制限されるようになっている。一方、吐出弁部材133
は、シリンダヘッド105を臨む側の弁板106の主面
上に取り付けられ、7つの吐出弁が形成されている。こ
の吐出弁部材133の上側には、当該吐出弁部材133
と同一平面形状を有し各吐出弁のリフト量を制限するた
めの吐出弁受け部材135が取り付けられる。
【0013】シリンダヘッド105は、略碗状を呈し、
その内部には空間を区画するための隔壁141が形成さ
れている。すなわち、シリンダヘッド105は、この隔
壁141によって内部空間を吸入室142と吐出室14
3とに分離している。ここで、吸入室142は、弁板1
06の吸入孔131と連通しており、上記吸入弁部材1
29の各吸入弁を介して複数のシリンダ116に対する
冷却ガスの流路を形成する。また、吐出室143は、上
記吐出弁部材133を介して弁板106の吐出孔132
と通じており、吐出弁部材133の各吐出弁を介して複
数のシリンダ116からの冷却ガスを外部に吐出するた
めの流路となる。なお、図示しないが、シリンダヘッド
105には、冷却ガスを吸入室142に供給するための
吸入口及び吐出室143からの冷却ガスを外部に送るた
めの吐出口が設けられている。
【0014】次に、図2〜図4を参照して、圧縮機10
1の弁機構について説明する。圧縮機101は、図2に
示すように、シリンダブロック104の貫通孔部112
の周囲に7つのシリンダ116を備えた7気筒となって
おり、弁板106、シリンダガスケット107、ばね材
からなる吸入弁部材129及び吐出弁部材133、吐出
弁受け部材135等が、この気筒数に対応した形状とな
っている。すなわち、吸入弁部材129、吐出弁部材1
33、及び吐出弁受け部材135は、それぞれ中央部か
ら7方向に放射状に枝分かれした板状の弾性部材となっ
ている。また、弁板106には、吸入孔131及び吐出
孔132がそれぞれ7個ずつ穿設されている。
【0015】吸入弁部材129、弁板106、吐出弁部
材133、及び吐出弁受け部材135のそれぞれには、
中央部に相互に同径のネジ孔129a、106a、13
3a、及び135aが穿設されている。そして、各部材
がこの順に重ねられ上記各ネジ孔に対してネジ145、
ワッシャー146、及びナット147によりネジ止めさ
れる。このとき、吸入弁部材129における各吸入弁の
先端側が弁板106の各吸入孔131を閉塞し、吐出弁
部材133における各吐出弁の先端側が弁板106の各
吐出孔132を閉塞し、さらに吐出弁受け部材135が
吐出弁部材133と平面同一となるようにネジ止めで固
定される。これにより、吸入弁部材129における各吸
入弁の基端側に穿設されている略長円形の孔部148の
それぞれが、弁板106の各吐出孔132と連通する。
【0016】図2に示すように、シリンダブロック10
4の各シリンダ116の上端部には、リセス134が形
成されている。各リセス134は、シリンダガスケット
107との接合部となる接合平面151から所定の深さ
で形成された切り欠き溝であって、平面略三日月状を呈
している。各リセス134は、貫通孔部112が形成す
る円の中心とシリンダ116が形成する円の中心とを結
ぶ仮想線の延長線上となる各シリンダ116の上端側の
位置に形成される。
【0017】シリンダガスケット107は、その中央に
シリンダブロック104の貫通孔部112と同一平面形
状を呈する孔部152が設けられ、さらにこの孔部15
2の外側に、シリンダ116及びリセス134と同一平
面形状を呈するシリンダ孔153やネジが貫通するため
のネジ孔154が設けられている。
【0018】ヘッドガスケット130は、その中央に広
い面積に亘って孔部155が設けられ、この孔部155
の外側に、弁板106の吸入孔131に対応する吸入用
孔部156が7つ設けられている。
【0019】そして、これら各部材をネジ157を複数
用いて組み付けることにより、図3に示すように、吸入
弁部材129における各吸入弁の先端部129bがシリ
ンダブロック104の各リセス134の位置に配され
る。なお、図3では、シリンダ116の中心の位置を点
Pで示している。
【0020】このような構成を有する圧縮機101で
は、エンジンやモータ等の外部からの駆動力によって駆
動軸108が回転すると、ローター118が一体となっ
て回転し、上述したヒンジ機構を介して斜板ボス121
にその回転運動が伝わり、斜板ボス121が所定の傾斜
角度をもって駆動軸108と同期回転する。そして、斜
板ボス121と相対回転可能に接続された上記揺動板1
22は、その一端側がガイド部材128に沿って往復移
動することにより、クランク室117内で回転すること
なく、所定の傾斜角度をもって揺動する。このとき、圧
縮機101では、複数のピストン110がそれぞれシリ
ンダ116内を往復移動し、回転するローター118の
耳部124の位置に来たピストン110が上死点に達す
るように順次押し上げられることになる。
【0021】圧縮機101においては、図示しない気液
分離器、蒸発器(エバポレータ)等からの冷却ガスがシ
リンダヘッド105内の吸入室142に供給され、ピス
トン110が下死点側に移動すると、図4に示すよう
に、吸入弁部材129の当該吸入弁が弾性変形してシリ
ンダ116側に開いて弁板106の吸入孔131の閉塞
を解除し、当該冷却ガスが弁板106の吸入孔131を
介してシリンダ116内に吸入される。このとき、当該
吸入弁は、上記弾性変形による変位量がリセス134に
よって制限されることになり、具体的には、図4に示す
ように、その先端部129bがリセス134の深さL1
分だけ変位することが可能となる。
【0022】そして、ピストン110が上死点側に移動
すると、シリンダ116内の冷却ガスが圧縮され、この
圧縮された冷却ガスによって吐出弁部材133の当該吐
出弁が弾性変形してシリンダヘッド105側に開き、当
該冷却ガスが弁板106の吐出孔132を介して吐出室
143に吐出される。そして、この冷却ガスは、シリン
ダヘッド105の上記吐出口から外部に吐出され、図示
しない放熱器等に供給される。
【0023】なお、圧縮機101においては、冷却ガス
の負荷変動により、ローター118側の耳部124の係
合ピン124aに対する斜板ボス121の耳部125に
おける長孔部125aの係合位置が移動し、これにより
斜板ボス121の傾斜角度が変わるので、シリンダ11
6内に吸入可能な冷媒ガスの容量が変わることになる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
可変容量タイプの圧縮機101においては、通過するガ
ス量が少なくなる低負荷運転等の時に、吸入弁の先端部
129bがリセス134に当接せず、その固有振動によ
り吸入弁が振動してしまい、圧力脈動が発生して車両内
で不快な騒音が生じる問題が発生していた。
【0025】このような問題への対処法としては、例え
ばシリンダ116におけるリセス134の深さL1を浅
くすることも考えられるが、この場合には通過するガス
量が多くなった場合にシリンダ116内に十分なガス量
が吸入できず所定の性能が得られない。
【0026】吸入弁の弁振動を防止するための従来の構
成例としては、例えば実公昭53−16012号公報や
実公昭53−32881号公報に記載の技術が知られて
いる。これら各公報には、シリンダの中央位置(図3の
点Pの位置)に対応する弁板(シリンダヘッド板11)
の当該箇所に吸入弁の可動範囲を制限するためのストッ
パを設け、ピストン(14)の中央にこのストッパを受
けるための凹部を形成させた構成が記載されている。
【0027】しかしながら、このような構成とした場合
には、ピストン中央の凹部がデッドスペースとなり、体
積効率が低下するという問題が生じる。また、実公昭5
3−32881号公報記載の構成では、弁先端部の変位
が規制されないため、液圧縮の場合などには、吸入弁が
極端に変形し、破損する虞があった。
【0028】本発明は、このような実情に鑑みて提案さ
れたものであって、低負荷時における吸入弁の脈動によ
る騒音を防止することができる吸入弁機構を備えた往復
動圧縮機を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ピストンが往復移動するシリンダを有する
シリンダブロックと、ピストンの往復移動により冷媒を
吸入及び吐出するための吸入孔及び吐出孔を有し、シリ
ンダブロックのシリンダの頂部に取り付けられる弁板
と、弁板上に吸入孔を閉塞するように取り付けられる弾
性部材からなる吸入弁とを備え、ピストンの下死点方向
への移動により吸入弁が吸入孔の開方向に弾性変形する
際に、シリンダの頂部から所定の深さで切欠形成された
弁受部に吸入弁の先端部が当接することにより、当該吸
入弁のリフト量が規制されるようになされた往復動圧縮
機において、吸入弁は、吸入弁本体部と、吸入弁本体部
の略中央から吸入弁本体部と略直交する方向に形成され
る一対のリード片とを有し、シリンダブロックのシリン
ダの頂部には、リード片の先端部の平面形状に対応した
平面形状で切欠形成された一対のリード片受部を有し、
ピストンの下死点方向への移動により吸入弁が吸入孔の
開方向に弾性変形する際に、各リード片がシリンダのリ
ード片受部によって変位を規制された後に、吸入弁本体
部の先端部がシリンダの弁受部に当接する。
【0030】本発明の往復動圧縮機においては、吸入す
るガス流量が少ないときには、吸入弁は、リード片がシ
リンダブロックに形成されたリード片受部に当接してそ
の変位が規制されることにより、吸入弁本体部の変位が
抑制され、弁振動が回避される。そして、ガス流量が多
くなると、吸入弁は、さらに吸入弁本体部の先端部がシ
リンダブロックの弁受部に当接することにより、弁全体
で変位が規制される。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本発明の往復動圧縮機は、図1〜
図4で説明した従来の圧縮機101に好適に適用できる
ものであり、以下に説明する各実施の形態では、吸入弁
機構、すなわち吸入弁及び当該吸入弁の動きを受けるシ
リンダブロック側の構成が、それぞれ従来のものとは異
なっている。以下、冗長さを避けるため、圧縮機全体に
ついての説明については適宜省略し、また、必要に応じ
て図1〜図4を引用する。
【0032】本発明の往復動圧縮機の第1の実施の形態
について、図5〜図7を参照して説明する。図5に示す
吸入弁機構10は、弁本体部13に一対のリード片1
4,14が形成された吸入弁部材11と、これらリード
片14,14の変位を制限するための一対のリード片受
部19,19が形成されたシリンダブロック12とを備
えている。
【0033】吸入弁部材11は、図2で説明したよう
に、ピストン及びシリンダの数に対応して弁本体部13
が枝分かれした構成となっており、この例では中央から
7つの弁本体部13が形成される。弁本体部13のそれ
ぞれは、その基端側に略長円形の孔部15が形成され
る。なお、この孔部15は、図3に示す孔部148と同
形かつ同じ位置に形成される。弁本体部13における弁
先端部16は、テーパー状に絞り込まれた形状となって
おり、これも図3に示す先端部129bと同じ形状とな
っている。
【0034】吸入弁部材11は、このような弁本体部1
3の略中央位置からその長手方向に直交するように、一
対のリード片14,14が設けられ、これらが一体形成
されている。すなわち、リード片14,14は、シリン
ダブロック12におけるシリンダ17の中心点に位置す
る吸入弁本体13上の点Pから吸入弁本体13の長手方
向に直交するように形成されている。リード片14,1
4は、各々の先端部14aが円弧状となっている。
【0035】一方、シリンダブロック12は、図1〜図
4で説明したシリンダブロック104と比較して、一対
のリード片受部19,19が形成される点のみが異なっ
ている。すなわち、シリンダブロック12は、シリンダ
116と同径のシリンダ17が7つ形成され、各シリン
ダ17には、上述した接合平面151から所定の深さ
(L1)で弁受部(リセス)18が形成される。このリ
セス18は、図1〜図3のリセス134と同形かつ同位
置に形成されている。
【0036】このようなシリンダブロック12において
は、図5に示すように、シリンダ17の中心点Pからリ
セス18の中央位置に仮想線を引いた場合に、当該仮想
線と直交するシリンダ17の上端側の位置に、接合平面
151から相互に同じ深さで一対のリード片受部19,
19が形成される。
【0037】リード片受部19,19は、上記各リード
片14の先端部14aを収納及び係止すべく、シリンダ
ブロック12のシリンダ17上端が平面円弧状に切り欠
かれて形成された切欠溝であり、図6に示すように、所
定寸法L2の深さを有している。この深さL2は、リード
片14の厚さ寸法よりも大とされ、また、リセス18の
深さL1よりも浅い(すなわち、L1>L2)寸法となっ
ている。さらに詳しくは、各リード片受部19,19の
深さL2は、図1の弁板106の吸入孔131の中心位
置に対応する弁本体部13上の部位を当該吸入孔131
側から力を加えてピストン側に変位させたときに、リセ
ス18に弁先端部16が当接する前に、各リード片受部
19,19に各リード片の先端部14aが当接するよう
な深さとする。
【0038】このような吸入弁機構10を備えた往復動
圧縮機によれば、図示しない気液分離器、蒸発器(エバ
ポレータ)等からの冷却ガスがシリンダヘッド105内
の吸入室142に供給され、ピストン110が下死点側
に移動すると、吸入弁部材11の当該弁本体部13及び
リード片14,14が弾性変形してシリンダ17側に開
いて弁板106の吸入孔131の閉塞を解除し、当該冷
却ガスが吸入孔131を介してシリンダ17内に吸入さ
れる。このとき、吸入弁機構10においては、まずシリ
ンダ17の各リード片受部19,19に各リード片1
4,14の先端部14a,14aが当接し、次いで各リ
ード片14,14が弾性変形するとともに弁本体部13
の中央から弁先端部16にかけての形状がさらに変化し
て、最後に弁本体部13の弁先端部16がリセス18に
当接する。ここで、吸入するガス流量が多くなった場合
には、最後に弁本体部13の弁先端部16がリセス18
に当接することにより、弁本体部13及び各リード片1
4,14の全体で変位が規制されることになる。
【0039】従って、このような吸入弁機構10によれ
ば、弁本体部13の弁先端部16がリセス18に当接す
るまでの中間状態において、弁本体部13の中央の変位
を制限することにより弁振動を抑制するように作用す
る。すなわち、吸入弁機構10を備えた往復動圧縮機に
よれば、通過するガス量が少なくなる低負荷運転等の時
に、弁本体部13の弁先端部16がリセス18に当接し
ない場合であっても、固有振動による吸入弁の振動が発
生せず、圧力脈動による不快な騒音を防止することが可
能となる。
【0040】なお、この実施の形態では、各リード片1
4を平面とする構成としたが、図7(A)及び(B)に
示すように、リード片14,14及び各リード片14,
14を結ぶ弁本体部13上の部位に、上側(弁板106
側)に凸となるリブ14bを形成させてもよい。この場
合には、当該リブ14bの凸の形状に対応する溝部を弁
板106側に設ければよい。このようなリブ14bを形
成することにより、各リード片14,14の曲げ(たわ
み)の強さが強くなり、その分だけ各リード片を細くす
ることが可能となる。また、リブ14bの設ける位置や
断面形状等を適宜変更することにより、各リード片1
4,14の曲げの強さを調整することが可能となる。な
お、この例では図7(B)に示すように、断面円弧状の
リブとしたが、これに限られず、断面三角状やその他の
形状でも良い。
【0041】本発明の第2の実施の形態を図8(A)及
び(B)を参照して説明する。なお、同一形状の部材に
は適宜同一の符号を付し、その説明を省略する。図8
(A)に示す吸入弁機構20は、弁本体部13に一対の
リード片24,24が形成された吸入弁部材21と、こ
れらリード片24,24の変位を制限するための一対の
リード片受部29,29が形成されたシリンダブロック
22とを備えており、図5と比較して明らかなように、
各リード片の先端部、及びリード片受部の形状が第1の
実施の形態と異なっている。
【0042】すなわち、各リード片24,24は、図8
(A)の左右側、すなわち弁本体部13と平行な方向に
突出した先端部24aを有しており、これにより一のリ
ード片24の平面形状が略「T」字状を呈している。
【0043】また、各リード片受部29は、上記各リー
ド片24の先端部24aを収納及び係止すべく、シリン
ダブロック22のシリンダ17上端が平面略「T」字状
に切り欠かれた切欠溝であり、その深さについては第1
の実施の形態と同様にL2の寸法となっている。各リー
ド片受部29は、図8(B)に示すように、シリンダ1
7を臨む側の部位が各リード片24の先端部24aを係
止するための係止部29aとなっている。そして、吸入
弁機構20においては、吸入弁部材21をシリンダ22
に対して位置合わせして、弁先端部16をリセス18上
に、各リード片24の先端部24aを各リード片受部2
9上にそれぞれ位置させた場合に、各リード片24の先
端部24aと各リード片受部29の係止部29aとの間
で所定寸法L3のクリアランスが生じるようになってい
る。
【0044】このような吸入弁機構20を備えた往復動
圧縮機によれば、上述の如く冷却ガスがシリンダヘッド
105内の吸入室142に供給され、ピストン110が
下死点側に移動すると、吸入弁部材21の当該弁本体部
13及びリード片24,24が弾性変形してシリンダ1
7側に開いて弁板106の吸入孔131の閉塞を解除
し、当該冷却ガスが吸入孔131を介してシリンダ17
内に吸入される。このとき、吸入弁機構20において
は、まずシリンダ17の各リード片受部29,29に各
リード片24,24の先端部24a,24aが当接し、
次いで各リード片24,24が弾性変形して先端部24
a,24aが各リード片受部29,29内で中心点P側
に移動を始めるとともに、弁本体部13の中央から弁先
端部16にかけての形状がさらに変化する。そして、当
該先端部24a,24aは、各リード片受部29,29
内で上述したクリアランスL3分だけ移動すると、係止
部29a,29aで係止されそれ以上の移動が阻止され
る。ここで、吸入弁機構20では、各リード片24,2
4の変形が阻止されることにより、弁本体部13の中央
における変形が抑制される。そして、吸入するガス流量
が多くなった場合には、最後に弁本体部13の弁先端部
16がリセス18に当接することにより、弁本体部13
及び各リード片24,24の全体で変位が規制される。
【0045】従って、このような吸入弁機構20によれ
ば、弁本体部13の弁先端部16がリセス18に当接す
るまでの中間状態において、弁本体部13の中央の変位
を制限することにより弁振動を抑制するように作用す
る。具体的には、吸入弁機構20では、各リード片24
の先端部24aがシリンダブロック22側の各リード片
受部29の係止部29aで係止して各リード片24の変
形が阻止されることにより、弁本体部13の変位が第1
の実施の形態の場合よりも強く抑制され、その結果弁振
動が回避される。すなわち、吸入弁機構20を備えた往
復動圧縮機によれば、通過するガス量が少なくなる低負
荷運転等の時に、弁本体部13の弁先端部16がリセス
18に当接しない場合であっても、吸入弁の自励振動が
発生せず、圧力脈動による不快な騒音を防止することが
可能となる。
【0046】このような構成の吸入弁機構20は、特に
リード片や弁本体部13の剛性が小さい場合に有効であ
る。すなわち、これらの剛性が小さい場合には、図5に
示す第1の実施の形態の構成では、リード片が各リード
片受部に当接しただけでは弁本体部13の中央から弁先
端部16にかけての変形を抑制しきれない虞があるから
である。
【0047】なお、図8の実施の形態においても、各リ
ード片24が平面の構成となっているが、図7で説明し
たように、上側(弁板106側)に凸となるリブを形成
させてもよいことは勿論である。
【0048】次に、本発明の第3の実施の形態を図9
(A)乃至(C)を参照して説明する。なお、同一形状
の部材には適宜同一の符号を付し、その説明を省略す
る。図9(A)に示す吸入弁機構30は、リード片や吸
入弁全体の剛性が小さい場合に有効な他の構成例であ
り、弁本体部13に一対のリード片34,34が形成さ
れた吸入弁部材31と、これらリード片34,34の変
位を制限するための一対のリード片受部39,39が形
成されたシリンダブロック32とを備えている。この吸
入弁機構30では、図5及び図8と比較して明らかなよ
うに、各リード片の先端部、及びリード片受部の形状が
第1及び第2の実施の形態のものと異なっている。
【0049】すなわち、各リード片34,34は、図9
(B)及び(C)に示すように、シリンダブロック32
の下方向(ピストン下死点方向)に折り曲げられた形状
の先端部34aを有しており、これにより一のリード片
34の断面形状が略「L」字状を呈している。
【0050】また、リード片受部39,39は、図9
(A)に示すように、シリンダブロックのシリンダ上端
が平面略矩形状に切り欠かれた切欠溝となっている。各
リード片受部39は、図9(B)に示すように、断面略
略矩形状に凹陥しており、シリンダ17を臨む側の部位
が各リード片34の先端部34aを係止するための係止
部39aとなっている。そして、吸入弁機構30におい
ては、吸入弁部材31をシリンダ32に対して位置合わ
せして、弁先端部16をリセス18上に、各リード片3
4の先端部34aを各リード片受部39上にそれぞれ位
置させた場合に、各リード片34の先端部34aと各リ
ード片受部39の係止部39aとの間で所定寸法L4
クリアランスが生じるようになっている。
【0051】なお、この場合には、図9(B)に示すよ
うに、シリンダブロック32の上面に対して各リード片
34がやや突出することになるが、これに対しては弁板
106側に、当該突出に対応する形状の溝部を設ければ
よい。
【0052】このような吸入弁機構30を備えた往復動
圧縮機によれば、上述の如く冷却ガスがシリンダヘッド
105内の吸入室142に供給され、ピストン110が
下死点側に移動すると、吸入弁部材31の当該弁本体部
13及びリード片34,34が弾性変形してシリンダ1
7側に開いて弁板106の吸入孔131の閉塞を解除
し、当該冷却ガスが吸入孔131を介してシリンダ17
内に吸入される。このとき、吸入弁機構30において
は、弁本体部13の中央から弁先端部16にかけての形
状が変化するとともに、各リード片34,34が弾性変
形してその先端部34a,34aが各リード片受部3
9,39内で中心点P側に移動を始める。そして、当該
先端部34a,34aは、各リード片受部39,39内
でそれぞれ上述したクリアランスL4分だけ移動する
と、図9(C)に示すように、係止部39a,39aで
係止され、それ以上の移動が阻止される。ここで、吸入
弁機構30では、各リード片34,34の変形が阻止さ
れることにより、弁本体部13の中央における変形が抑
制される。そして、吸入するガス流量が多くなった場合
には、最後に弁本体部13の弁先端部16がリセス18
に当接することにより、弁本体部13及び各リード片3
4,34の全体で変位が規制される。
【0053】従って、このような吸入弁機構30によれ
ば、弁本体部13の弁先端部16がリセス18に当接す
るまでの中間状態において、弁本体部13の中央の変位
を制限することにより弁振動を抑制するように作用す
る。具体的には、吸入弁機構30では、各リード片34
の先端部34aがシリンダブロック32側の各リード片
受部39の係止部39aで係止して各リード片34の変
形が阻止されることにより、弁本体部13の変位が第1
の実施の形態の場合よりも強く抑制され、その結果弁振
動が回避される。すなわち、吸入弁機構30を備えた往
復動圧縮機によれば、通過するガス量が少なくなる低負
荷運転等の時に、弁本体部13の弁先端部16がリセス
18に当接しない場合であっても、固有振動による吸入
弁の振動が発生せず、圧力脈動による不快な騒音を防止
することが可能となる。
【0054】なお、この実施の形態においても、各リー
ド片34が平面の構成となっているが、図7で説明した
ように、上側(弁板106側)に凸となるリブを形成さ
せてもよいことは勿論である。
【0055】上述した各実施の形態では、ピストン及び
シリンダを7個備えたいわゆる7気筒の往復動圧縮機に
ついて本発明を適用した場合について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、5気筒、6気筒、
その他種々の気筒数の往復動圧縮機に適用できる。
【0056】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の往
復動圧縮機によれば、ピストンの下死点方向への移動に
より吸入弁が吸入孔の開方向に弾性変形する際に、各リ
ード片がシリンダの各リード片受部により変位を規制さ
れた後に、吸入弁本体部の先端部がシリンダの弁受部に
当接するので、吸入するガス流量が少ないときには、リ
ード片がシリンダブロックに形成されたリード片受部に
当接することにより、吸入弁の中央部の変位が抑制さ
れ、弁振動が回避される。従って、本発明によれば、低
負荷時における吸入弁の脈動による騒音を防止すること
ができる往復動圧縮機を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】往復動圧縮機の一例についての全体構成を説明
するための断面図である。
【図2】往復動圧縮機における弁機構の構成例を示す分
解斜視図である。
【図3】往復動圧縮機における吸入弁とシリンダとの位
置関係を示す平面図である。
【図4】上記吸入弁の動作を説明するための断面図であ
る。
【図5】本発明の往復動圧縮機における吸入弁等の第1
の実施の形態を示す平面図である。
【図6】上記吸入弁のリード片に対するリード片受部の
クリアランスを説明するためのB−B断面図である。
【図7】上記第1の実施の形態の吸入弁の変形例を示す
図であり、(A)は平面図、(B)はリード片のC−C
線断面図である。
【図8】本発明の往復動圧縮機における吸入弁等の第2
の実施の形態を示す図であり、(A)は平面図、(B)
はリード片先端側の拡大図である。
【図9】本発明の往復動圧縮機における吸入弁等の第3
の実施の形態を示す図であり、(A)は平面図、(B)
はリード片先端側の拡大断面図、(C)は吸入弁の変位
を説明するための(A)のD−D線断面図である。
【符号の説明】
10,10A,20,30 吸入弁機構 11,21,31 吸入弁部材 12,22,32 シリンダブロック 13,13A 弁本体部 14,24,34 リード片 14a,24a,34a 先端部 14b リブ 15 略長円形の孔部148 16 弁先端部 17 シリンダ 151 接合平面 18 リセス(弁受部) 19,29,39 リード片受部 29a,39a 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 義人 群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式 会社内 (72)発明者 井上 達人 群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式 会社内 Fターム(参考) 3H003 AA03 AB07 AC03 AD01 CC11 CC12 3H076 AA06 BB01 CC12 CC20 CC27 CC28 CC43 CC92

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンが往復移動するシリンダを有す
    るシリンダブロックと、上記ピストンの往復移動により
    冷媒を吸入及び吐出するための吸入孔及び吐出孔を有
    し、上記シリンダブロックのシリンダの頂部に取り付け
    られる弁板と、上記弁板上に上記吸入孔を閉塞するよう
    に取り付けられる弾性部材からなる吸入弁とを備え、上
    記ピストンの下死点方向への移動により上記吸入弁が上
    記吸入孔の開方向に弾性変形する際に、上記シリンダの
    頂部から所定の深さで切欠形成された弁受部に上記吸入
    弁の先端部が当接することにより、当該吸入弁のリフト
    量が規制されるようになされた往復動圧縮機において、 上記吸入弁は、吸入弁本体部と、当該吸入弁本体部の略
    中央から吸入弁本体部と略直交する方向に形成される一
    対のリード片とを有し、 上記シリンダブロックのシリンダの頂部には、上記リー
    ド片の先端部の平面形状に対応した平面形状で切欠形成
    された一対のリード片受部を有し、 上記ピストンの下死点方向への移動により上記吸入弁が
    上記吸入孔の開方向に弾性変形する際に、上記各リード
    片が上記シリンダの上記各リード片受部によって変位を
    規制された後に、上記吸入弁本体部の先端部が上記シリ
    ンダの上記弁受部に当接することを特徴とする往復動圧
    縮機。
  2. 【請求項2】 上記リード片受部は、上記弁受部よりも
    浅い深さで切欠形成されたことを特徴とする請求項1記
    載の往復動圧縮機。
  3. 【請求項3】 上記各リード片受部には、上記リード片
    の先端部の移動を阻止するための係止部が設けられたこ
    とを特徴とする請求項1記載の往復動圧縮機。
  4. 【請求項4】 上記各リード片の先端部及び上記各リー
    ド片受部は、それぞれ略T字状の平面形状を呈すること
    を特徴とする請求項3記載の往復動圧縮機。
  5. 【請求項5】 上記各リード片は、先端部が略L字状の
    側面形状を呈し、 上記各リード片受部は、断面略矩形に切欠形成されたこ
    とを特徴とする請求項3記載の往復動圧縮機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002055878A1 (fr) * 2001-01-15 2002-07-18 Zexel Valeo Climate Control Corporation Compresseur frigorifique a double action
KR100504916B1 (ko) * 2003-03-19 2005-08-01 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 흡입밸브 고정장치

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