JPS61234020A - 磁気バブル素子の製造方法 - Google Patents

磁気バブル素子の製造方法

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JPS61234020A
JPS61234020A JP7420785A JP7420785A JPS61234020A JP S61234020 A JPS61234020 A JP S61234020A JP 7420785 A JP7420785 A JP 7420785A JP 7420785 A JP7420785 A JP 7420785A JP S61234020 A JPS61234020 A JP S61234020A
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JP
Japan
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bubble
magnetic
layer
ion implantation
ions
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Pending
Application number
JP7420785A
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English (en)
Inventor
Akira Imura
亮 井村
Makoto Suzuki
良 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は、磁気バブル素子に係り、特に微小バブルを用
いた高密度素子に好適な磁気バブル素子の製造方法に関
する。
〔発明の背景〕
米国特許3828329号に記載のようにイオン打込み
方式磁気バブル素子においては、バブルガーネット膜の
表面領域の所望部分にH,”、He”。
Ne”などのイオンを打込んで歪を発生させ、磁性体の
磁歪効果を利用して磁化を膜面内に向け、バブルの転送
路を形成する。この素子は、ギャップのないパターンに
よりバブル転送路を形成するために、素子の高密度化に
適していると見なされている。しかし、周知のイオン打
込み方式素子には、以下に記す問題点がある。
1)磁気バブルの微小化にともな゛つて、バブル膜の−
軸異方性エネルギーが大きくなるために、従来のH、”
、 He”、 N e”などのイオン打込みで、この大
きな垂直方向の異方性に打ち勝って安定な面内方向の磁
化層を得ることは因業となる。また公知技術で安定な面
内磁化層を得るためには、超多量Hvイオン打込みと2
層LPEIlll!(バブル層+駆動用LPE膜)によ
る方法が知られているが、これらの方法では生産性が極
めて乏しい。
2)安定なバブル駆動層を形成するためには、イオン打
込みによる一様歪分布が必須となるため、公知の素子は
複数回のイオン打込みとそれに引続く安定化処理を必要
とする。
3)H,”、He+、Neゝイオン打込みにより形成し
た歪層の飽和磁化Msは減少し、またキュリ一温度1”
。は歪量にほぼ比例してバブル膜本来のToから大きく
減少するため、公知の素子は使用温度範囲が狭い。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、公知の素子における前述の問題点を解
消すること、すなわち、磁性イオン打込みにより強力か
つ安定なバブル駆動層を形成して、実用性ならびに生産
性が高く、また使用温度範囲の広いイオン打込み方式磁
気バブル素子の製造方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、公知のイオン打込み方式磁気バブル素子にお
いて、磁歪効果により発起されるバブル駆動層(面内磁
化層)に、イオン打込みによって直接磁性イオンもしく
は磁性原子−酸素−磁性原子の交換相互作用による面内
磁化を付加させた実用性の高い磁気バブル素子の製造方
法に関するものである。
本発明によれば、従来の非量産的な多量イオン打込みな
らびに2層LPE膜による方法が全く不要となり、また
バブル膜のキュリ一温度Tc、よりも高いToを有する
磁性イオンで面内磁化層を形成することから、従来のイ
オン打込み方式バルブ素子と比較して、使用温度範囲の
広い素子を実現できる。
さらに、従来イオン打込みによる歪の効果(磁歪効果)
により発起される面内方向の磁化層を。
この歪の効果に加えて、直接の磁性イオン打込みにより
形成することから、たとえば、自発磁化が大きくまた一
軸異方性エネルギーの大きくなる0、5μm以下の微小
バブル材料においても、安定な面内磁化層を有した素子
を実現できる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の原理・構成を実施例を参照して詳細に説
明する。
第1図は、周知のNe”やH1イオンを用いて多重イオ
ン打込みにより形成したイオン打込みバブル素子の断面
構造ならびにこのイオン打込み歪層の歪の深さ方向の分
布を示す6周知の素子では、良好なバブルの転送特性を
得るためにイオン打込みによる一様(平坦)な歪分布が
必要であるため、図示したように、多重イオン打込みに
引続いて、歪層の安定化(加熱)処理を行っている。こ
の場合、バブル駆動層(イオン打込み歪層)の歪分布は
、打込まれたイオンの重ね合わせて表わされ。
周知の素子の歪量は約0.8%〜1.0%となPている
第2図は、イオン打込み歪層のキュリ一温度T、と歪量
の関係を示す、イオン打込み層のT。
は歪量の増加につれて、はぼ直線的に減少する。
すなわち、周知の素子(歪量〜1%)では、イオン打込
み層のToがバブル膜本来のToと比較して、約60〜
80℃低下している。したがって。
周知の素子では使用温度範囲が狭くなり、極めて実用性
の乏しいものであった。
第3図は、本発明のFe、Go、Niなどの磁性イオン
打込みと(同図(a))、この磁性イオンと酸素イオン
打込みによりバブル駆動層(面内磁化層)を形成した素
子の断面構造(同図(b))を示す0本素子の特徴は、
従来の素子において、歪(磁歪効果)により誘導した面
内方向の磁化に加えて、磁性原子イオンの磁化あるいは
磁性原子−酸素−磁性原子の交換相互作用による面内の
磁化によって強力な面内磁化層を実現できることである
。たとえば、0.5μmバブル材料では、イオン打込み
歪により安定な面内磁化を得るためには、約1017i
on/ al程度のH2′イオン打込みを必要とする。
さらに、0.3,0.2,0.1ttmのガーネットお
よび非晶質バブル材料にいたっては、大きな面内方向の
異方性磁界が得られる周知のH1イオン打込みを用いた
としても、はとんど不可能な領域となる。しかし本発明
の素子では、歪の効果に加えて磁性イオンが直接、面内
磁化の担い手となるため、極めて安定かつ大きな面内磁
化層を形成できることになる。
第4図は、本発明の磁性イオン打込みを用いた素子のバ
ブル駆動層のキュリ一温度T6と歪の関係を示す6従来
の素子と比較して、面内磁化が歪の効果だけでなく、打
込まれた磁性イオンによっても誘導されるため、イオン
打込みによる歪が小さくても安定な面内磁化層が形成で
き、したがってバブル駆動層のToの減少は従来素子の
約1/2以下となる。またバブル膜のToよりも高いT
oをもった磁性イオンによってバブル駆動層を形成する
ために、この高いToの寄与によってToの減少分と歪
の関係は従来素子と比較して、その勾配がなだらかとな
り、したがって従来素子と同程度の歪(〜1%)を与え
ても、イオン打込み層のT。の減少は従来の約1/2以
下となる。
このようにバルブ膜のキュリ一温度を大きく減少させる
ことなくバブル駆動層を形成できることから、従来より
使用温度範囲の広いイオン打込み方式磁気バブル素子を
実現できる。
第5図は、本発明の外部磁界印加を行って、磁性イオン
打込みにより面内磁化層を形成した素子の断面構造を示
す1本素子の原理は、バブル膜の面内方向に磁界を印加
して、バブル膜の磁化を膜面内に向けて磁性イオン打込
みを行い、膜の面内方向に強力な誘導磁気異方性を発起
してバブル駆動層を形成するものである。したがって、
バブル駆動層の面内磁化の担い手は、自発磁化方向に誘
導された異方性すなわち磁性原子群(配列)である、こ
の結果、従来素子の歪誘導による面内磁化に加えて、面
内方向に異方性を有した共性原子も面内磁化層を形成す
るために、極めて安定なバブル駆動層形成が可能となる
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来のH,”t He”、Ne”イオ
ン打込みを用いた素子と比較して、以下に記す効果があ
る。
1)歪誘導による面内磁化に加えて、磁性イオンも面内
磁化の担い手となるため、極めて安定かつ大きな面内磁
化層が形成でき、この結果、非量産的な2層LPE#に
よるバブル駆動層形成が不要となる。
2)バブル駆動層のキュリ一温度T、、の減少が小さく
て済むため、使用温度範囲が広くなり、極めて実用性の
高い素子が実現可能となる。
3)質量の軽いH2”、 Ha ”、’ N a ”イ
オンを用いた従来素子と比較して、質量の重いFs、C
o。
Niなどの磁性イオンを用いるため、高い熱処理温度に
耐える信頼性の高い素子が実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、周知の多重(1+Ir+IIT)イオン打込
みバブル素子の断面構造およびその歪層の深さ方向分布
を示す図、第2図は、イオン打込み歪層のキュリ一温度
T。と歪の関係を示す図、第3図は1本発明素子の断面
構造を示す図、第4図は。 本発明素子のT。と歪の関係を示す図、第5図は、本発
明素子の各々の断面構造を示す図である。 1・・・基板、2・・・バブル膜、3・・・イオン打込
みマスク層%4・・・イオン、5・−・イオン打込み歪
層、6・・・面内磁化、7・・・垂直磁化、8・・・従
来素子のキュリ一温度、9・・・磁性イオンおよび酸素
イオン、10・・・バブル駆動層、11・・・本発明素
子のキュリ一温度、12・・・面内磁化、13・・・外
部印加磁界。 第 IIl!I 第 2 閉 第 3 目 (α)(b) 第 4 口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気バブルを保持しうるバブル膜の表面領域の所望
    部分に、磁性イオンを打込んで、バブル駆動層を形成す
    ることを特徴とする磁気バブル素子の製造方法。 2、上記磁性イオンは、Fe^+、Co^+、Ni^+
    イオンの少なくとも一つで構成されることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の磁気バブル素子の製造方法
    。 3、上記素子は、磁性イオンに加えて酸素イオンを打込
    んで、バブル駆動層を形成することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の磁気バブル素子の製造方法。 4、上記素子は、バブル膜の面内方向に磁界を印加して
    バブル膜の磁化を面内に誘導して、バブル駆動層を形成
    することを特徴とする特許請求の範囲第1ないし3項記
    載の磁気バブル素子の製造方法。 5、上記素子は、イオン打込み後、加熱処理を行うこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1ないし4項記載の磁気
    バブル素子の製造方法。
JP7420785A 1985-04-10 1985-04-10 磁気バブル素子の製造方法 Pending JPS61234020A (ja)

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