JPS61233412A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS61233412A JPS61233412A JP6552385A JP6552385A JPS61233412A JP S61233412 A JPS61233412 A JP S61233412A JP 6552385 A JP6552385 A JP 6552385A JP 6552385 A JP6552385 A JP 6552385A JP S61233412 A JPS61233412 A JP S61233412A
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- JP
- Japan
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- carbon
- recording medium
- magnetic recording
- protective film
- diamond
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- Pending
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- Lubricants (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁性薄膜及びこの表面側に形成された保護膜を
有する磁気記録媒体に係り、特にこの保護膜の耐食性を
高めたディスク形の磁気記録媒体に関する。
有する磁気記録媒体に係り、特にこの保護膜の耐食性を
高めたディスク形の磁気記録媒体に関する。
記録密度の高い合金磁性薄膜を有する磁気記録媒体の研
究開発が近年大いに推進されているが、その一つとして
、基板の板面上に磁性薄膜層を形成し、さらKその上に
保護膜を設けたものがある。
究開発が近年大いに推進されているが、その一つとして
、基板の板面上に磁性薄膜層を形成し、さらKその上に
保護膜を設けたものがある。
この保護膜としては、オスミウム、ルテニウム、イリジ
ウム、マンガン、タングステン等の金属、酸化珪素、酸
化チタン、酸化タンタル、酸化ハフニウム等の酸化物、
各種の窒化物、炭化物、ホウ素、炭素、炭素とホウ素の
合金、ポリ珪酸、ダイヤモンド構造炭素からなる膜を用
いることが知られている(特開昭59−61106)。
ウム、マンガン、タングステン等の金属、酸化珪素、酸
化チタン、酸化タンタル、酸化ハフニウム等の酸化物、
各種の窒化物、炭化物、ホウ素、炭素、炭素とホウ素の
合金、ポリ珪酸、ダイヤモンド構造炭素からなる膜を用
いることが知られている(特開昭59−61106)。
これらの保護膜のうち、潤滑性に優れるところから、炭
素がしばしば用いられているが、この炭素保護膜は、製
法によって種々の構造を示し、比抵抗の小さいグラファ
イト状膜は潤滑性が良いが強度が弱い、逆に比抵抗の高
いダイヤモンド状膜は強度は十分であるが潤滑性にかけ
るという問題があった〇 また、上記の炭素以外の材質からなる保護膜においては
、多少耐食性、耐候性に優れてはいるものの潤滑性が炭
素よりもかなり劣るという問題があった。
素がしばしば用いられているが、この炭素保護膜は、製
法によって種々の構造を示し、比抵抗の小さいグラファ
イト状膜は潤滑性が良いが強度が弱い、逆に比抵抗の高
いダイヤモンド状膜は強度は十分であるが潤滑性にかけ
るという問題があった〇 また、上記の炭素以外の材質からなる保護膜においては
、多少耐食性、耐候性に優れてはいるものの潤滑性が炭
素よりもかなり劣るという問題があった。
本発明者らは、磁気記録媒体の磁性薄膜上に形成される
保護膜について、鋭意研究を重ねた結果、保護膜として
比抵抗102”〜10!Ω・信のアモルファス状炭素、
又はこのアモルファス状炭素と比抵抗105Ω・αより
大なるダイヤモンド状炭素との積層体、又は7モル−7
ブス状炭素とダイヤモンド状炭素との混合体で比抵抗が
102〜105Ω・はの材料からなるものは耐食性、耐
候性及び潤滑性のいずれの特性にも極めて優れているこ
とを見出した。
保護膜について、鋭意研究を重ねた結果、保護膜として
比抵抗102”〜10!Ω・信のアモルファス状炭素、
又はこのアモルファス状炭素と比抵抗105Ω・αより
大なるダイヤモンド状炭素との積層体、又は7モル−7
ブス状炭素とダイヤモンド状炭素との混合体で比抵抗が
102〜105Ω・はの材料からなるものは耐食性、耐
候性及び潤滑性のいずれの特性にも極めて優れているこ
とを見出した。
本発明はかかる知見に基いてなされたものであり、基板
の板面上に磁性薄膜が形成されており、かつこの磁性薄
膜の表面に保護膜層が形成された磁気記録媒体において
、該保護膜層は、アモルファス状炭素、又はアモルファ
ス状炭素とダイヤモンド状炭素との積層体、又はアモル
ファス状炭素とダイヤモンド状炭素との混合体から構成
されていることを特徴とする磁気記録媒体を要旨とする
ものである。
の板面上に磁性薄膜が形成されており、かつこの磁性薄
膜の表面に保護膜層が形成された磁気記録媒体において
、該保護膜層は、アモルファス状炭素、又はアモルファ
ス状炭素とダイヤモンド状炭素との積層体、又はアモル
ファス状炭素とダイヤモンド状炭素との混合体から構成
されていることを特徴とする磁気記録媒体を要旨とする
ものである。
以下本発明について更に詳細に説明する。
本発明においては、基板としては、アルミニウム、マグ
ネシウムを数チ含むアルミニウム合金、チタン合金など
が用いられるが、軽量かつ安価であり加工も容易な点か
らしてアルミニウム合金が好適である。なお、近年、セ
ラミック基板が注目されているが、本発明はこのセラミ
ック基板やあるいはガラス基板をも用い得る。
ネシウムを数チ含むアルミニウム合金、チタン合金など
が用いられるが、軽量かつ安価であり加工も容易な点か
らしてアルミニウム合金が好適である。なお、近年、セ
ラミック基板が注目されているが、本発明はこのセラミ
ック基板やあるいはガラス基板をも用い得る。
基板は、その表面が平坦になる様仕上げ処理されたもの
が用いられる。この基板の上にはへッドクラッシェによ
るディスク表面の変形を防ぐために、アルマイトやNi
−P等の硬質の下地層が設けられる。(なお、セラミ
ック基板の場合は必ずしも必要ではない。) 基板がアルミニウム又はアルミニウム合金である場合に
は、下地層としてこの基板の表面に陽極酸化法によって
アルマイト層を形成することができる。アルマイト層の
厚さは、特に限定されるものではないが、通常は数μm
〜数10μm1例えば10μm前後程度とされる。
が用いられる。この基板の上にはへッドクラッシェによ
るディスク表面の変形を防ぐために、アルマイトやNi
−P等の硬質の下地層が設けられる。(なお、セラミ
ック基板の場合は必ずしも必要ではない。) 基板がアルミニウム又はアルミニウム合金である場合に
は、下地層としてこの基板の表面に陽極酸化法によって
アルマイト層を形成することができる。アルマイト層の
厚さは、特に限定されるものではないが、通常は数μm
〜数10μm1例えば10μm前後程度とされる。
N1−Pの下地層は、通常、無電解めっき法により形成
され、その厚さとしては、約10〜100μm程度され
る。また、これらのアルマイト下地層やN1−P下地層
は、その上に磁性薄膜を形成するに先立って表面研磨す
るのが好ましい。
され、その厚さとしては、約10〜100μm程度され
る。また、これらのアルマイト下地層やN1−P下地層
は、その上に磁性薄膜を形成するに先立って表面研磨す
るのが好ましい。
下地層の上には磁性薄膜が形成される。
この磁性薄膜としては、合金磁性薄膜や酸化物系磁性薄
膜を用いることができるが、合金磁性薄膜としては、C
o、 Co−Ni、 Co−Ni−Pt、 Co −N
i−P、Co−Pt系等各種のものを用いることができ
る。また、CoやNiの一部なFeでおきかえたもので
あっても良い。酸化物系磁性薄膜としては、1−Fe、
03等が挙げられる。
膜を用いることができるが、合金磁性薄膜としては、C
o、 Co−Ni、 Co−Ni−Pt、 Co −N
i−P、Co−Pt系等各種のものを用いることができ
る。また、CoやNiの一部なFeでおきかえたもので
あっても良い。酸化物系磁性薄膜としては、1−Fe、
03等が挙げられる。
これらの磁性薄膜は、通常のスパッタリング等の気相め
っき法や特開昭56−41524号に記載のようK、液
相めっき法によって形成できる。なお、上記の組成及び
製造方法は、本発明において鴫、−例であって、特にこ
れらに限定されるものではない。
っき法や特開昭56−41524号に記載のようK、液
相めっき法によって形成できる。なお、上記の組成及び
製造方法は、本発明において鴫、−例であって、特にこ
れらに限定されるものではない。
磁性薄膜の上にはアモルファス状炭素、又はアモルファ
ス状炭素とダイヤモンド状炭素との積層体、又はアモル
ファス状炭素とダイヤモンド状炭素との混合体を有した
保護膜を形成する。
ス状炭素とダイヤモンド状炭素との積層体、又はアモル
ファス状炭素とダイヤモンド状炭素との混合体を有した
保護膜を形成する。
アモルファス状炭素は潤滑性に極めて優れる。
%に比抵抗が102〜102Ω・備のアモルファス状炭
素が高い潤滑性と耐摩耗性を有する。比抵抗が101Ω
・傷より小さい場合には炭素はグラファイト状となり、
潤滑性は優れるが摩耗がはげしく結果的にやや耐C8S
性が弱いこと、また、比抵抗が105Ω・α以上の場合
には炭素はダイヤモンド状となり、強度は大なるものの
潤滑性に劣る様になることが判明した。
素が高い潤滑性と耐摩耗性を有する。比抵抗が101Ω
・傷より小さい場合には炭素はグラファイト状となり、
潤滑性は優れるが摩耗がはげしく結果的にやや耐C8S
性が弱いこと、また、比抵抗が105Ω・α以上の場合
には炭素はダイヤモンド状となり、強度は大なるものの
潤滑性に劣る様になることが判明した。
また、上記比抵抗102〜10!Ω・αのアモルファス
状炭素と比抵抗106Ω・1以上のダイヤモンド状炭素
との積層体、又はアモルファス状炭素とダイヤモンド状
炭素との混合体で比抵抗が102〜105Ω・備のもの
は、いずれも潤滑性および耐摩耗性に優れることが判明
した。
状炭素と比抵抗106Ω・1以上のダイヤモンド状炭素
との積層体、又はアモルファス状炭素とダイヤモンド状
炭素との混合体で比抵抗が102〜105Ω・備のもの
は、いずれも潤滑性および耐摩耗性に優れることが判明
した。
この保護膜はその膜厚が10001を越えると、形成時
間が長くなると共に、磁気ヘッドと磁性薄膜との距離を
大きくしディスクの電磁変換特性を低下させる。また、
当然ながら、薄すぎる場合には、保護膜としての機能を
果さなくなる。特に経本発明においては、更にこの保護
膜の上に各種の有機物質から成る潤滑剤を塗布すること
もできる。
間が長くなると共に、磁気ヘッドと磁性薄膜との距離を
大きくしディスクの電磁変換特性を低下させる。また、
当然ながら、薄すぎる場合には、保護膜としての機能を
果さなくなる。特に経本発明においては、更にこの保護
膜の上に各種の有機物質から成る潤滑剤を塗布すること
もできる。
磁性簿膜上に形成されたアモルファス状炭素膜、又はア
モルファス状炭素とダイヤモンド状炭素との積層膜、又
は7モル7アス状炭素とダイヤモンド状炭素との混合体
膜は、潤滑性および耐摩耗性に優れ磁気ディスクの保護
膜として実用性が高い。
モルファス状炭素とダイヤモンド状炭素との積層膜、又
は7モル7アス状炭素とダイヤモンド状炭素との混合体
膜は、潤滑性および耐摩耗性に優れ磁気ディスクの保護
膜として実用性が高い。
以下、本発明を具体的実施例によって詳細に説明する。
実施例1
マグネシウムを4チ含むフルミニクム合金基板(大きさ
:外径130 m 、内径40m、厚さ1.9 tm
)’について表面を旋盤加工し平坦にした。次いで、無
電解めっき法によってこの加工基板の上にN1−p層を
厚さ25μmになるよう形成し、この片面を約2μm研
摩し、さらに0.05ないし0.1μm深さのスクラッ
チをアトランダムに付加(テクスチャー処理)した状態
で鏡面研磨仕上げした。
:外径130 m 、内径40m、厚さ1.9 tm
)’について表面を旋盤加工し平坦にした。次いで、無
電解めっき法によってこの加工基板の上にN1−p層を
厚さ25μmになるよう形成し、この片面を約2μm研
摩し、さらに0.05ないし0.1μm深さのスクラッ
チをアトランダムに付加(テクスチャー処理)した状態
で鏡面研磨仕上げした。
次に平板マグネ)p7r、f、スパッタ装置な用い、C
r下地膜を3000人つげ、ただちに下記条件にてCo
−Ni薄膜を形成した。
r下地膜を3000人つげ、ただちに下記条件にてCo
−Ni薄膜を形成した。
初期排気 2 X 10−’Torr
スパッタリング時雰囲気 Ar スパッタリング時雰囲気圧 12mTorr投入電力
1 kw メタ−ット組成 Ni 20原子チ残部
C。
スパッタリング時雰囲気 Ar スパッタリング時雰囲気圧 12mTorr投入電力
1 kw メタ−ット組成 Ni 20原子チ残部
C。
極間隔 108 m磁性薄膜の膜圧
500人 ・薄膜形成速度
200λ/m i n基板温度 20
0℃。
500人 ・薄膜形成速度
200λ/m i n基板温度 20
0℃。
その後、ターゲットを純度999チのグラファイトとし
Ar圧力を1〜18mTorrとしたこと以外は上記と
同様にして炭素保護膜を100〜1000人厚さとなる
ようKしてスパッタリングして形成し、磁気記録媒体と
した。これらの炭素保護膜はアモルファス状であり、比
抵抗は102〜102Ω・αであった。この磁気記録媒
体の耐C8S性テストを行りた。このテストは、保護膜
を付けた5V4″pデイスクにつき5区”ρディスクド
ライブに装着して行った。用いたヘッドはMn−Znウ
ィンチェスタ−型であり、外周部R=50mでのヘッド
浮上量を0.45μm (3600rpm時)に設定し
て、この点でテストを行った。C8Sサイクルは第1図
によった。
Ar圧力を1〜18mTorrとしたこと以外は上記と
同様にして炭素保護膜を100〜1000人厚さとなる
ようKしてスパッタリングして形成し、磁気記録媒体と
した。これらの炭素保護膜はアモルファス状であり、比
抵抗は102〜102Ω・αであった。この磁気記録媒
体の耐C8S性テストを行りた。このテストは、保護膜
を付けた5V4″pデイスクにつき5区”ρディスクド
ライブに装着して行った。用いたヘッドはMn−Znウ
ィンチェスタ−型であり、外周部R=50mでのヘッド
浮上量を0.45μm (3600rpm時)に設定し
て、この点でテストを行った。C8Sサイクルは第1図
によった。
耐C8S性の寿命はスタート時対比再生出力が10チ低
下する時点あるいはエラーが1ケでも増大する時点とし
た。
下する時点あるいはエラーが1ケでも増大する時点とし
た。
第1表にテスト結果を示す。
比較例1
保護膜として、5i02、オスミウム、窒化珪素、炭化
珪素からなるものをそれぞれ用いたこと以外は、実施例
1と同様にして磁気記録媒体を作成し、同様にして耐C
8S性テストを行った。
珪素からなるものをそれぞれ用いたこと以外は、実施例
1と同様にして磁気記録媒体を作成し、同様にして耐C
8S性テストを行った。
その結果を第1表に示す。
実施例2
実施例1と同様にして基板を作製し、その上に平板マグ
ネトロンr、f、スパッタ装置を用い、実施例1と同様
にしてCr下地膜およびCo−Ni薄膜を形成した。
ネトロンr、f、スパッタ装置を用い、実施例1と同様
にしてCr下地膜およびCo−Ni薄膜を形成した。
次にイオンビームスパッタ装置を用い、下記の条件で比
抵抗101〜102Ω・αのアモルファス状炭素膜と比
抵抗105Ω・α以上のダイヤモンド状炭素膜との積層
膜を形成した。積層膜の合計膜厚は200〜l000X
とし、合計積層膜数は100〜200膜とした。
抵抗101〜102Ω・αのアモルファス状炭素膜と比
抵抗105Ω・α以上のダイヤモンド状炭素膜との積層
膜を形成した。積層膜の合計膜厚は200〜l000X
とし、合計積層膜数は100〜200膜とした。
初期排気 5 X 105 Torr成
膜中のアルゴンガス圧 2X101〜2×10″’ T
orr加速電圧500〜1000 V イオン電流 30〜60 mAこのようK
して得られた5i”lディスクを5%”ダディスクドラ
イブに装着し、耐C8Sテストを行った。テスト条件は
実施例1と同様である。テスト結果を第1表に示す。
膜中のアルゴンガス圧 2X101〜2×10″’ T
orr加速電圧500〜1000 V イオン電流 30〜60 mAこのようK
して得られた5i”lディスクを5%”ダディスクドラ
イブに装着し、耐C8Sテストを行った。テスト条件は
実施例1と同様である。テスト結果を第1表に示す。
実施例3
実施例1と同様にして基板を作製し、その上に平板マグ
ネ)pンr、f 、スパッタ装置を用い実施例1と同様
にしてCr下地膜およびCo−Ni薄膜を形成した。
ネ)pンr、f 、スパッタ装置を用い実施例1と同様
にしてCr下地膜およびCo−Ni薄膜を形成した。
次にイオンビームスパッタ装置を用い、下記の条件でア
モルファス状炭素とダイヤモンド状炭素との混合体で、
比抵抗が102〜10′aΩ・工である炭素保護膜を2
00〜1oooXの厚さに形成した。
モルファス状炭素とダイヤモンド状炭素との混合体で、
比抵抗が102〜10′aΩ・工である炭素保護膜を2
00〜1oooXの厚さに形成した。
初期排気 5 X 105 Torr成
膜中のアルゴンガス圧 8X101〜I X 10−’
Torr加速電圧 1000 Vイオ
ン電流 40 mA このようにして得られた5%”yディスクについて実施
例1と同様にして耐C8Sテストを行なった結果を第1
表に示す。
膜中のアルゴンガス圧 8X101〜I X 10−’
Torr加速電圧 1000 Vイオ
ン電流 40 mA このようにして得られた5%”yディスクについて実施
例1と同様にして耐C8Sテストを行なった結果を第1
表に示す。
比較例2
実施例1と同様にしてCo −N i薄膜を形成し、次
にイオンビームスパッタ装置を用い、下記の条件で比抵
抗106Ω・1以上のダイヤモンド状炭素膜を700X
の厚さに形成した。
にイオンビームスパッタ装置を用い、下記の条件で比抵
抗106Ω・1以上のダイヤモンド状炭素膜を700X
の厚さに形成した。
初期排気 5 X 105 Torr成
膜中のアルゴンガス圧 2X102〜4 X 105T
orr加速電圧 1000 Vイオン電
fL60mA このようにして得られたsV4m mディスクについて
実施例1と同様にして耐C8Sテストを行なった。
膜中のアルゴンガス圧 2X102〜4 X 105T
orr加速電圧 1000 Vイオン電
fL60mA このようにして得られたsV4m mディスクについて
実施例1と同様にして耐C8Sテストを行なった。
結果を第1表に示す。
比較例3
実施例1と同様にしてCo−Ni薄膜を形成し、次にイ
オンビームスパッタ装置を用い下記の条件で比抵抗10
−3Ω・αのグラファイト状炭素膜を700又の厚さに
形成した。
オンビームスパッタ装置を用い下記の条件で比抵抗10
−3Ω・αのグラファイト状炭素膜を700又の厚さに
形成した。
初期排気 5×10″’ Torr成膜
中のアルゴンガス圧 2 X 10−4Torr加速電
圧 soo v イオン電流 30mA このようにして得られた5V4”グディスクについて実
施例1と同様にして耐C8Sテストを行なった。
中のアルゴンガス圧 2 X 10−4Torr加速電
圧 soo v イオン電流 30mA このようにして得られた5V4”グディスクについて実
施例1と同様にして耐C8Sテストを行なった。
結果を第1表に示す。
第1表より、本発明に係る磁気記録媒体にお(〜ては、
保護膜の潤滑性が高いことが明らかである。
保護膜の潤滑性が高いことが明らかである。
なお、オスミウム、窒化珪素、炭化珪素、ダイヤモンド
構造炭素保護膜については膜厚を400Xにして同様に
耐C8S性テストを試みたが、(・ずれも10に以下で
あった。また、これらに7EII:Iカーボン系潤滑剤
を100X程度付加しても20に回縁下であった。通常
、耐C8S性は10に回ないし20に回以上必要とされ
ているので、安全性をみた場合これらの保護膜は耐C8
S性的に充分でない。
構造炭素保護膜については膜厚を400Xにして同様に
耐C8S性テストを試みたが、(・ずれも10に以下で
あった。また、これらに7EII:Iカーボン系潤滑剤
を100X程度付加しても20に回縁下であった。通常
、耐C8S性は10に回ないし20に回以上必要とされ
ているので、安全性をみた場合これらの保護膜は耐C8
S性的に充分でない。
第1表
〔効 果〕
以上詳述した通り、本発明の磁気記録媒体の保護膜は潤
滑性及び耐摩耗性に優れているため磁性層の十分な保護
が図れ、磁気記録媒体に耐久性を付与する効果が大であ
る。
滑性及び耐摩耗性に優れているため磁性層の十分な保護
が図れ、磁気記録媒体に耐久性を付与する効果が大であ
る。
第1図は耐C8S性テスト用ドラプの回転特性を示す。
茶/回
Claims (5)
- (1)基板の板面上に磁性薄膜が形成されており、かつ
この磁性薄膜の表面に保護膜層が形成された磁気記録媒
体において、該保護膜層は、炭素によって構成されてい
ることを特徴とする磁気記録媒体。 - (2)保護膜層は厚さが200〜1000Åであること
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の磁気記録媒
体。 - (3)保護膜層が比抵抗10^−^2〜10^2Ω・c
mのアモルファス状炭素であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項又は第2項に記載の磁気記録媒体。 - (4)保護膜層が比抵抗10^2〜10^2Ω・cmの
アモルファス状炭素と比抵抗16^6Ω・cm以上のダ
イヤモンド状炭素との積層体であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項又は第2項に記載の磁気記録媒体。 - (5)保護膜層がアモルファス状炭素とダイヤモンド状
炭素との混合体からなり、その比抵抗が10^2〜10
^5Ω・cmであることを特徴とする特許請求の範囲第
1項又は第2項に記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6552385A JPS61233412A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6552385A JPS61233412A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61233412A true JPS61233412A (ja) | 1986-10-17 |
Family
ID=13289464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6552385A Pending JPS61233412A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61233412A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62236116A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-16 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 磁気記録媒体 |
JPS63168836A (ja) * | 1986-12-31 | 1988-07-12 | バスフ アクチェンゲゼルシャフト | 円盤状磁気記録担体の製造方法 |
JPH02158690A (ja) * | 1988-12-09 | 1990-06-19 | Ricoh Co Ltd | 摺動部材 |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP6552385A patent/JPS61233412A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62236116A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-16 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 磁気記録媒体 |
JPS63168836A (ja) * | 1986-12-31 | 1988-07-12 | バスフ アクチェンゲゼルシャフト | 円盤状磁気記録担体の製造方法 |
JPH02158690A (ja) * | 1988-12-09 | 1990-06-19 | Ricoh Co Ltd | 摺動部材 |
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