JPS61233273A

JPS61233273A - ブロツク切換え弁における圧力信号の選択および伝送用液圧装置

Info

Publication number: JPS61233273A
Application number: JP61066124A
Authority: JP
Inventors: ゴツトフリート・オルブリヒ
Original assignee: Robert Bosch GmbH
Current assignee: Robert Bosch GmbH
Priority date: 1985-04-02
Filing date: 1986-03-26
Publication date: 1986-10-17
Anticipated expiration: 2009-12-12
Also published as: DE3512014A1; JPH06100291B2; EP0197314B1; EP0197314A1; DE3660292D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、ブロック切換え弁のハウジングがフランジ面
に盲穴状凹所をもち、この凹所が隣接する制御ブロック
要素のフランジ面により覆われることができ、ハウジン
グにある２つの制御通路が凹所の底へ通じ、第３の制御
通路が隣接する制御ブロック要素から凹所へ通じ、導入
される２つの異なる大きさの圧力信号のうち低い方の信
号を遮断しかつ高い方の信号を伝送するため、凹所が択
一機能用の交換可能な挿入体を収容し、この挿入体によ
り、高い方の信号を取出すシャトル弁の中央接続口が、
ブロック切換え弁にある制御通路または隣接する制御ブ
ロック要素にある制御通路に選択的に接続可能である、
ブロック切換え弁における圧力信号の選択および伝送用
液圧装置に関する。

〔従来の技術〕

このような装置はドイツ連邦共和国特許出願公開第３３
０９９９８号明細書から公知であり、フランジ面にある
盲穴状凹所へ異なる挿入体が組込み可能であることによ
って、ブロック切換え弁の同じ構造のハウジングにおい
て左構成および右構成が得られる。これらの挿入体はそ
れぞれ多部分構造体から成り、この構造体がその内部に
シャトル弁をもち、このシャトル弁の球状閉鎖部材がフ
ランジ面に対し手行に可動である。

これらの多部分構造体は比較的高価であり、その製造の
ために非加工部品用成形工具が必要になるという欠点が
ある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の課題は、これらの欠点のない液圧装置を提供す
ることである。

〔問題点を解決するための手段〕

この課題を解決するため本発明によれば、ブロック切換
え弁にある圧力信号を取出す制御通路が凹所の底の中心
へ通じ、その底への開口個所が円錐状弁座として構成さ
れ、挿入体が凹所内で軸線方向に案内され二凹所の縦軸
線上で可動な閉鎖部材の機能をもっている。

〔発明の効果〕

本発明による液圧装置は、左構成および右横。

成に対して同じハウジングと可能性とを維持しながら、
簡単かつ安価な構造を可能にするという利点をもってい
る。画構成様式において必要な構造要素の数が減少する
。さらに左構成および右構成に対して異なる挿入体は、
はぼ軸線方向密封を行なう。挿入体はなるべく軸線方向
に内側加工および外側加工される簡単な旋削部品として
構成される。非加工品用のなんらかの成形工具はもはや
必要でない。

特許請求の範囲の従属環にあげた手段によって、特許請
求の範囲第１項に示した装置の有利な展開と改良が可能
である。特許請求の範囲第４項および第７項により、確
実な機能を保証して特に場所を節約する安価な装置が構
成される。

〔実施例〕

本発明の実施例が図面に示されており、以下これについ
て説明する。

第１１３］は第１のブロック切換え弁１１のハウジング
１０の部分断面を簡単化して示し、その第１のフランジ
面１２に第２のブロック切換え弁１３の第２のフランジ
面１４が取付けられている。

ハウジング１０には第１のフランジ面１２から盲穴状凹
所１５が設けられ、その底１６はスプール穴１７から少
し離れている。底１６にはｇｔの制御通路１８が通じて
、スプール穴１７から圧力信号Ｙｌを伝達する。第１の
制御通路１８は円管状に構成された凹所１５に対して同
軸的に延び、その底１６への開口は円錐状弁座１９とし
て構成されている。

第１の制御通路１８に対し平行にハウジング１０に第２
の制御通路２１が延びて、ハウジング１０にある第２の
フランジ面２２を凹所１５の底１６に接続している。こ
の第２の制御通路２１はスプール穴１７から離れて延び
、円錐状弁座１９と凹所１５の外径との間で底１６へ開
口している。

この第２の制御通路２１に対して同軸的に、フランジ結
合された第２のブロック切換え弁１３のハウジング２３
内に第３の制御通路２４が延びている。第３の制御通路
２４は第２のフランジ面１４へ通じ、第２のブロック切
換え弁１３にある圧力信号を選択および伝送する図示し
ない装置からの圧力信号Ｙ２を伝達する。ハウジング２
３内の凹所１５は第１のフランジ面１２の方へａＦ削溝
２５により広げられ、外部に対する密封のためこの旋削
溝に０リング２６が設けられて、同時に紛失防止の機能
をもっている。

ハウジング１０にある凹所１５は、第１図に示す左構成
では一体のＭ削部品として構成された挿入体２７を収容
している。屑状部分２８の範囲で挿入体２７は凹所１５
内を軸線方向に案内され、生ずる半径方向間隙２９は、
圧力信号を簡単に伝達できるような大きさに選ばれてい
る。挿入体２７はその内側端面３１に閉鎖部材３２をも
ち、この開鎖部材の球状密封面３３がハウジング固定弁
座Ｉつと共同作用する。挿入体２７の外側端面３４には
円形に延びる密封桟片３５が構成されて、隣接するブロ
ック切換え弁１３の第２のフランジ面１４と座弁のよう
に共同作用する。密封桟片３５の直径はできるだけ大き
く選ばれ、はぼ挿入体２７の外径に等しいので、第２の
フランジ面１４への第３の制御通路２４の開口部は、密
封桟片３５により包囲される面内にある。

挿入体２７は、第２のフランジ面１４に支えられる弱い
はね３６により、その密封面３３が円錐状弁座１９へ接
する優先位置の方向へ予荷重をかけられ、密封桟片３５
は第２のフランジ面１４から離れている。

挿入体２７と対応して形成された凹所１５は、ブロック
切換え弁１１における圧力信号を選択および伝送する第
１の装置３７の部分である。

一体の挿入体２７はシャトル弁の弁部材を形成し、第１
の制御通路１８と第３の制御通路２４は側面接続口を形
成し、第２の制御通路２１はシャトル弁の中央接続口を
形成し、到来する面圧力信号Ｙｌ、　Ｙ２のうち高い方
が、この中央接続口を経て圧力信号Ｙとして伝送される
。その際挿入体２７は凹所１５内に環状空間３８を区画
し、この環状空間３８が第２の制御通路２１に接続さ第
１のブロック切換え弁１１にある第１の装置３７の作用
は次のとおりである。

複数のブロック切換え弁をもつ荷重圧力補償される制御
装置では、それぞれ最大の荷重圧力信号を選択し、圧力
媒体供給装置へ伝送して、最大荷重を受けるモータも制
御可能にせねばならない。この目的のため、第１のブロ
ック切換え弁１１の第１の制御通路１８を経て、スプー
ル穴１７から圧力信号Ｙ１が取出され、この圧力信号は
接続されているモータの最大荷重に等しい。

この圧力信号Ｙｌが第１の装置３７へ入力される。

同じように隣接する第２のブロック切換え弁１３におい
て、例えば第２のブロック切換え弁１３により制御され
るモータの最大荷重に等しい圧力信号Ｙ２が取出される
。この圧力信号Ｙ２も装置３７へ入力される。

到来する圧力信号Ｙ２が圧力信号Ｙｌより大きく、挿入
体２７が第１図に示す優先位置にあると、高い方の圧力
信号Ｙ２が開かれた密封桟片３５と半径方向間隙２９と
を経て環状空間３８にも形成され、’Ｊ　２の制御通路
２１を経て圧力信号Ｙとして第２のフランジ面２２へ伝
送される。

その際環状空間３８は閉鎖部材３２により第１の制御通
路１８から遮断されている。ばね３６の弱い力を別とし
て、閉鎖部材３２の有効座直径により定まる受圧面と共
に面圧力信号Ｙ２とＹｌとの圧力差から生ずる力によっ
て、挿入体２７は円錐状弁座１９へ押付けられる。

さて圧力信号Ｙ１が圧力信号Ｙ２より大きいと、はね３
６の力に打勝って挿入体２７が６刀へ押され、その密封
桟片３５が隣接するブロック切換え弁１３の第２のフラ
ンジ面１４に支えられる。

今やこの密封桟片３５が有効受圧面を定める。

この場合第３の制御通路２４から第２の制御通路２１へ
の接続が断たれる。同時に閉鎖部材３２がその弁座１９
から離れるので、今や高い方の圧力信号Ｙｌが密封面３
３を通って環状空間３８へ達し、そこから第２の制御通
路２１を経て第２のフランジ面２２へ伝送可能である。

したがって第１図は第１の制御装置３７の左構成を示し
、到来する２つの圧力信号ＹｌおよびＹ２のうち高い方
の圧力信号が選択されて伝送され、一方低い方の圧力信
号は遮断される。

その際操作側から見・て圧力媒体流入部が個々のブロッ
ク弁１１１１３の左に設けられ、したがって最大制御圧
力信号をそちらへ戻さねばならない場合、制御ブロック
は左構成と称される。

第２図は、ブロック切換え弁における圧力俗化して右構
成で示している。この第２の装置４０では、両ブロック
切換え弁１１および１３のハウジング１０および２３は
第１図と変らないが、ハウジング１０にある凹所１５は
異なる第２の挿入体４１を収容している。

第２の挿入体４１は、第１図による第１の挿入体２７と
は特に次の点で相違している。すなわち第２の挿入体は
それ自身で閉鎖部材の機能を引受けず、シャトル弁機能
のために付加的な構造要素をその内部にもっている。第
２の挿入体４１は今やハウジング１０内に固定的に設け
られ、肩４２により凹所１５内に心出しされ、密封環４
３が半径方向密封を行なう。第２の挿入体４１は端面の
密封円錐４４により円錐状弁座１９へ密封して固定的に
押付けられ、それにより環状空間３８が遮断されている
。

密封円錐４４は内側端面３１から設けられた段付き盲穴
４５を包囲し、この盲穴の段部が弁座４６を形成してい
る。盲穴４５の外側部分４７には球状閉鎖部材４８が案
内されて、シャトル弁の機能をもっている。外側部分４
７は第１の制御通路１８より直径を大きく選ばれている
ので、ハウジング固定の弁座１９も同様に球状閉鎖部材
４８と共同作用することができる。盲穴４５の内側部分
４９から横穴５１が、第２の制御通路２１につながる環
状空間３８へ延びている。さらに盲穴４５の外側部分４
７から傾斜穴５２が第２の挿入体４１の外側端面３４へ
通じ、そこで偏平な凹所５３を経て第２のブロック切換
え弁１３にある第３の制御通路２４に接続されている。

盲穴４５内に設けられる弱いはね５４は、球状閉鎖部材
４８の優先位置を図示した位置におく。

第２図による第２の装置４０の作用は、第１図による第
１の装置３７とは特に次の点で相違している。

ハウジングに固定して設けられたｇ２の挿入体４１のシ
ャトル弁機能は、今や球状閉鎖部材４８が引受ける。圧
力信号Ｙ１がこれまでのように第１の制御通路１８に生
じ、到来する第２の圧力信号Ｙ２は第２の制御通路２１
を経て第２の装置４０へ導入される。第２の圧力信号Ｙ
２が第１の圧力信号Ｙｌより大きいと、その圧力は環状
空間３８、横穴５１、内側弁座４６、傾斜穴５２および
凹所５３を経て第２のブロック切換え弁１３の第３の制
御通路２４にも形成され、そこで圧力信号Ｙとして右方
へ次のブロック切換え弁または接続板または圧力媒体供
給部へ伝送される。その際閉鎖部材４８は弁座１９に接
して第１の制御通路１８を遮断する。

到来する測圧力信号のうち圧力信号Ｙ１の方が大きいと
、球状閉鎖部材４８は弱いばね５４の力に抗してその内
側弁座４６へ当って、第２の制御通路２１への接続を断
つ。同時に閉鎖部材４８は第１の制御通路１８から弁座
１９、傾斜穴５２および凹所５３を経て第３の制御通路
２４への接続を行なうので、大きい方の圧力信号Ｙが右
方へ伝送される。

したがって異なる挿入体４１を使用して、両ブロック切
換え弁１１．１３の変らないハウジング１０．２３によ
り右構成が実現される。右構成とは操作側で観察者に面
して、圧力媒体流入部を含む接続板が個々のブロック切
換え弁の右にあり、したがってそこへ最大圧力信号を導
かねばならないような制御ブロックを意味する。

第３図は、第１図によるものとは異なる左構成の第３の
装置６０を示し、同じ構造要素には同じ符号を使用しで
ある。

第１のブロック切換え弁１１は異なるハウジング６１を
もち、今や円錐状弁座１９は弁座穴６２により得られる
。この弁座穴６２は、シャトル弁機能のため右構成で必
要な球状閉鎖部材と共同作用できるように、深さと外径
を構成されている。

第２のブロック切換え弁１３は、第２のフランジ面１４
に凹み６４のある別のハウジング６３をもち、この凹み
６４は第２のフランジ面１４から離れた所で終る第３の
制御通路２４に一部切込んでいる。

凹所１５に収容される第３の挿入体６５は、外側端面３
４にある密封桟片３５のほかに、内側端面３１にも平面
座６６を構成されている。この平面座６６の直径は弁座
穴６２より大きいが、密封桟片３５の直径より小さい。

第３の挿入体６５は半径方向間ｌ！Ｊｉ２９をおいて凹
所内に案内され、その軸線方向可動性によりシャトル弁
における閉鎖部材の機能を引受ける。

第３の装置６０の作用はしたがって第１図による第１の
装置３７のそれと大幅に一致し、底１６と共同作用する
平面座６６が有効圧力面を決定する。ハウジング６３に
ある同軸的凹み６４は、例えば片側旋盤加工の際回転心
により第３の挿入体６５にある外側端面３４に生ずるこ
とのある面の凹凸を吸収する。第３の制御通路２４はも
はや第２のフランジ面１４に穴あけする必要がないので
、その密封桟片３５を同じ直径上に位置させることがで
き、それにより、第３の装置６０のこじんまりした構造
が助長される。

第４図は、右構晟の第４の装置７０の断面を示し、第３
図と同じハウジング６１および６３が使用される。右構
成７０と左構成６０は、第４の挿入体７１が異なるとい
う点でのみ相違している。

このＮ４の挿入体７１は、第２図による第２の挿入体４
１と同じように、ハウジング６１の凹所１５に設けられ
、そのため密封１１１４３付きの肩４２をもっている。

さらに第４の挿入体７１は、内側弁座４６、内側部分４
９、および内側部分から環状空間３８へ通じる横穴５１
をもつ盲穴４５を備えている。盲穴４５の外側部分７２
は今や短く構成されているので、ちょうど閉鎖部材４８
を収容することができる。この外側部分７２は平面座６
６により包囲される旋削溝７３へ通じ、これから盲穴４
５に対し平行に延びる縦穴７４が第４の挿入体７１の外
側端面３４へ延びている。

第４の装置７０の作用は大体において第２による右構成
の作用に一致しているが、球状閉鎖部材４８はその終端
位置を交互にハウジング固定弁座穴６２または第４の挿
入体７１の外側部分７２にとることができる。その際旋
削溝７３はシャトル弁の中央接続口の機能を引受け、こ
の接続口を経て選択された高い方の圧力が伝送される。

第５図は、隣接するフランジ面にそれぞれ択一機能が必
要なとき必要となるシャトル弁を二重配置した第５の装
置８０を示している。第５図において、第２図による第
２の装置４０が右構成として設けられて、２つの圧力信
号ＹｌおよびＹ２を入力される。その横にあって同じ凹
所１５をもつ接続板８１には、第１図による第１の挿入
体２７が挿入されている。したがって接続板８１には、
第１の制御通路８２を経て、例えば付属のかじ取り回路
から圧力信号Ｙ３が入力される。制御ａカロ８３から、
圧力信号Ｙ１ないしＹ３のうち最大の圧力信号Ｙを取出
して、可変容量ポンプの調整器へ伝送することができる
。

したがって本装置により、同じハウジングで左構成およ
び右構成が実現され、挿入体はなるべく軸線方向の内側
加工および外側加工で製造されるような簡単な旋削部品
として構成される。

左構成では一体の旋削部品で充分であるが、右構成では
挿入体は択一機能の固有の閉鎖部材を収容せねばならな
い。挿入体の簡単な構造は大体軸線方向の密封により有
利に得られ、その際なるべく金属の密封桟片が使用され
る。第１の挿入体２７では、挿入体２７の最大直径より
小さい球直径の球状密封面３３により、万一の半径方向
誤差を有利に吸収することができる。第１図および第２
図によるシャトル弁では、その閉鎖部材は弱いばねによ
り簡単に優先位置へ片側予荷重をかけられる。さらにフ
ランジ面に２つの択一機能が必要な場合、必要に応じて
対向して設けることができるように、挿入体が構成され
ている。挿入体の成形精度を補償するため、凹所を覆う
フランジ面が適当な凹みを備えていれば、８３図および
第４図による装置の簡単かつこじんまりした構造が助長
される。第２の装置４０では、密封円錐４４が少し内方
へかしめられると、球状閉鎖部材４８の紛失防止が簡単
に行なわれる。同様に旋削溝２５にある０リング２６も
、ブロック切換え弁１１が複数の弁から１つの制御ブロ
ックにまとめられていない限り、同時に紛失防止の機能
を引受ける。

本発明の思想から逸脱することなく、図示した実施例の
変形はもちろん可能である。第２図による密封円錐４４
が球先端のように構成されていると特に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は圧力信号を選択して伝送する左構成の第１の装
置をもつブロック切換え弁の部分断面図、第２図は第１
図に合わせた右構成のＭ２の装置の断面図、第３図は左
構成の第３の装置の断面図、第４図は８３図に合わせた
右構成の第４の装置の断面図、第５図は隣接するフラン
ジ面に左構成と右構成を二重配置した第５の装置の断面
図である。１０ｙ　２３・・・ハウジング、１１，１３・−・ブロ
ック切換え弁、１２．１４・・・フランジ面、１５・・
・凹所、１６・・・底、１８１２Ｌ　２４・・・制御通
路、１９・・・弁座、２７．４１・・・挿入体、３２．
４８・・・閉鎖部材。

Claims

【特許請求の範囲】１　ブロツク切換え弁のハウジングがフランジ面に盲穴
状凹所をもち、この凹所が隣接する制御ブロツク要素の
フランジ面により覆われることができ、ハウジングにあ
る２つの制御通路が凹所の底へ通じ、第３の制御通路が
隣接する制御ブロツク要素から凹所へ通じ、導入される
２つの異なる大きさの圧力信号のうち低い方の信号を遮
断しかつ高い方の信号を伝送するため、凹所が択一機能
用の交換可能な挿入体を収容し、この挿入体により、高
い方の信号を取出すシヤトル弁の中央接続口が、ブロツ
ク切換え弁にある制御通路または隣接する制御ブロツク
要素にある制御通路に選択的に接続可能であるものにお
いて、ブロツク切換え弁（１１）にある圧力信号を取出
す制御通路（１８）が凹所（１５）の底（１６）の中心
へ通じ、その底（１６）への開口個所が円錐状弁座（１
９）として構成され、挿入体（２７，４１）が凹所（１
５）内で軸線方向に案内されて、凹所（１５）の縦軸線
上で可動な閉鎖部材（３２；４８）の機能をもつている
ことを特徴とする、ブロツク切換え弁おける圧力信号の
選択および伝送用液圧装置。２　挿入体（２７）が一体に構成されて、その内側端面
（３１）に中心閉鎖部材（３２）をもち、その外側端面
（３４）に環状密封桟片（３５）をもつていることを特徴とする、特許請求の範
囲１項に記載の液圧装置。３　挿入体（２７）が半径方向遊隙（２９）をおいて凹
所（１５）内に案内され、特に密封桟片（３５）により
包囲される受圧面の直径が、挿入体（２７）の外径にほ
ぼ等しいことを特徴とする、特許請求の範囲第２項に記
載の液圧装置。４　閉鎖部材（３２）が球状密封面（３３）をもち、こ
の密封面がハウジング（１０）にある弁座（１９）に対
向していることを特徴とする、特許請求の範囲第２項に
記載の液圧装置。５　挿入体（６５）が閉鎖部材として底（１６）に面し
た平面座（６６）をもち、この平面座の直径がハウジン
グ（６１）にある弁座（１９）より大きいことを特徴と
する、特許請求の範囲第２項または第３項に記載の液圧
装置。６　挿入体（４１；７１）が端面の環状隆起（４４；６
６）によりハウジング固定底（１６）へ密に固定的に接
し、この環状隆起（４４；６６）が盲穴（４５）を包囲
し、この盲穴（４５）内に閉鎖部材（４８）が案内され
、この閉鎖部材（４８）にハウジング固定弁座（１９）
と内側弁座（４６）とが付属し、この内側弁座（４６）
が、凹所（１５）内で挿入体（４１；７１）の環状隆起
（４４；６６）と半径方向密封個所（４３）との間に区
画される環状空間（３８）に接続され、この環状空間（
３８）へ第２の制御通路（２１）が通じ、盲穴（４５）
から横接続部（５２，５３；７３，７４）が、環状隆起
（４４；６６）とは反対の側にある挿入体（４１；７１
）の端面（３４）へ通じていることを特徴とする、特許
請求の範囲第１項に記載の液圧装置。７　環状隆起が密封円錐（４４）であり、盲穴（４５）
を直接包囲して、ハウジング（１０）にある円錐状弁座
（１９）に接し、横接続部が横穴（５２）として構成さ
れていることを特徴とする、特許請求の範囲第６項に記
載の液圧装置。８　挿入体（７１）にある盲穴（４５）に、弁座穴（６
２）がハウジング（６１）内で同軸的に対向し、盲穴（
４５）と弁座穴（６２）との間に、環状隆起（６６）に
より包囲される偏平な半径方向室（７３）が延び、この
室（７３）から横接続部を形成する縦穴（７４）が出て
いることを特徴とする、第６項に記載の液圧装置。９　隣接する制御ブロツク要素（１３，６３）に、凹所
（１５）に対して同軸的に凹み（６４）があり、この制
御ブロツク要素の制御通路（２４）がフランジ面（１４
）から離れた所で終つて、この凹み（６４）に一部切込
み、特に制御通路（２４）が密封桟片（３５）の直径上
にあることを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載
の液圧装置。１０　フランジ面（１２）にあるＯリング（２６）が挿
入体（２７；４１）の紛失防止体として構成されている
ことを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の液圧
装置。