JPS6123281Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6123281Y2 JPS6123281Y2 JP1981079434U JP7943481U JPS6123281Y2 JP S6123281 Y2 JPS6123281 Y2 JP S6123281Y2 JP 1981079434 U JP1981079434 U JP 1981079434U JP 7943481 U JP7943481 U JP 7943481U JP S6123281 Y2 JPS6123281 Y2 JP S6123281Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridge
- forming
- roller
- shoulder
- forming rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、農用トラクター等の動力農機の後
部に装着されて丸畦を押圧成形する畦立成形機に
関する。
部に装着されて丸畦を押圧成形する畦立成形機に
関する。
従来、丸畦を成形するために、畦立成形機の左
右の土寄せ板にて畦中央部へ寄せられた土を鼓状
の頂部鎮圧ローラおよび肩部鎮圧ローラにて畦の
頂部およびその両側部を押し固めて成形する方法
が採られているが、この種の畦立成形機において
は、左右の肩部の鎮圧ローラが作業機の機枠に固
定されていたために、畦の形状が変わると頂部成
形ローラと肩部成形ローラとの相対位置関係が狂
い、特に大畦を成形するときには頂部鎮圧ローラ
と肩部鎮圧ローラとの間にすき間ができて鎮圧さ
れない部分が生じ、連続したかまぼこ型の丸畦を
成形することができなかつた。
右の土寄せ板にて畦中央部へ寄せられた土を鼓状
の頂部鎮圧ローラおよび肩部鎮圧ローラにて畦の
頂部およびその両側部を押し固めて成形する方法
が採られているが、この種の畦立成形機において
は、左右の肩部の鎮圧ローラが作業機の機枠に固
定されていたために、畦の形状が変わると頂部成
形ローラと肩部成形ローラとの相対位置関係が狂
い、特に大畦を成形するときには頂部鎮圧ローラ
と肩部鎮圧ローラとの間にすき間ができて鎮圧さ
れない部分が生じ、連続したかまぼこ型の丸畦を
成形することができなかつた。
この考案は上記欠点に鑑み、畦の大小に拘らず
常に畦上面が均等に鎮圧される鎮圧ローラを具備
する畦立成形機を提供せんとするものである。
常に畦上面が均等に鎮圧される鎮圧ローラを具備
する畦立成形機を提供せんとするものである。
このため、この考案は次の技術的手段を講じ
た。即ち、左右の畦立板７，７にて成形された畦
２上面に転動可能に転接される頂部成形ローラ３
と、その左右に配設された肩部成形ローラ４，４
とを備える畦成形機５であつて、肩部成形ローラ
４，４は上記畦立板に対する相対的傾斜角度をほ
とんど変えない状態で畦上面に沿わせて斜め上下
方向に移動調節可能に支架して設けられているこ
とを特徴とするものである。
た。即ち、左右の畦立板７，７にて成形された畦
２上面に転動可能に転接される頂部成形ローラ３
と、その左右に配設された肩部成形ローラ４，４
とを備える畦成形機５であつて、肩部成形ローラ
４，４は上記畦立板に対する相対的傾斜角度をほ
とんど変えない状態で畦上面に沿わせて斜め上下
方向に移動調節可能に支架して設けられているこ
とを特徴とするものである。
以下、図面に基づきこの考案の実施例を説明す
る。まず構成について説明する。まず構成につい
て説明すると、図示外のトラクター後部には、連
結杆６，６を介して畦成形機５が連結されてい
る。この畦成形機５は、土寄部７ａと成形部７ｂ
を有する畦立板７、および左右の成形板７ｂ，７
ｂを連結する屈曲可能な薄板状の締付板８からな
り、この締付板８は、成形板７ｂ，７ｂ上部に設
けた長溝９，９に締付板８の調節ボルト１０，１
０を挿通して長溝９，９に沿わせてスライド可能
に構成されており、蝶ナツト１１，１１にて任意
の位置に固定される。また、左右の畦立板７，７
と一体で、かつそれらを支持する縦杆１２，１２
は連結杆６，６後部に架設された横杆１３に対し
て横方向スライド可能に取りつけられ、ボルト１
４，１４にて締付固定される。３は畦２上部を鎮
圧する鼓状の頂部成形ローラで、この頂部成形ロ
ーラ３は横杆１３の中央部から後方へ延設された
支持杆１５の後部に上下移動調節可能に取り付け
られている。
る。まず構成について説明する。まず構成につい
て説明すると、図示外のトラクター後部には、連
結杆６，６を介して畦成形機５が連結されてい
る。この畦成形機５は、土寄部７ａと成形部７ｂ
を有する畦立板７、および左右の成形板７ｂ，７
ｂを連結する屈曲可能な薄板状の締付板８からな
り、この締付板８は、成形板７ｂ，７ｂ上部に設
けた長溝９，９に締付板８の調節ボルト１０，１
０を挿通して長溝９，９に沿わせてスライド可能
に構成されており、蝶ナツト１１，１１にて任意
の位置に固定される。また、左右の畦立板７，７
と一体で、かつそれらを支持する縦杆１２，１２
は連結杆６，６後部に架設された横杆１３に対し
て横方向スライド可能に取りつけられ、ボルト１
４，１４にて締付固定される。３は畦２上部を鎮
圧する鼓状の頂部成形ローラで、この頂部成形ロ
ーラ３は横杆１３の中央部から後方へ延設された
支持杆１５の後部に上下移動調節可能に取り付け
られている。
１６は、この頂部成形ローラ３を支持するコ字
型ステー、１６ａはこのステー１６と一体の取付
棒である。
型ステー、１６ａはこのステー１６と一体の取付
棒である。
なお、上記支持杆１５は前後２つの分割されて
おり、後部支持杆１５ｂは前部支持杆１５ａに対
して枢支部１７を中心に角度調節自在に保持され
る。また畦立板７，７の成形部７ｂ，７ｂ上面後
部には、弧状長溝１８ａ，１８ａを有する２つの
ブラケツト１８，１８が同一平面上に適当距離離
間させて設けられ、かつそれらのブラケツト１
８，１８の中間部後方にも長溝１９ａを有するブ
ラケツト１９が固着されている。そして、肩部成
形ローラ４，４を回動可能に支持するステー２
０，２０の両端縁部に固着されたボルト２１，２
１を前記長溝１８ａ，１８ａに遊嵌支持せしめ、
ステー２０，２０中間部に固着されたＬ字型プレ
ート２２，２２には、端部にスプリング２３，２
３を有する調節ボルト２４，２４を挿通するとと
もに、スプリング２３，２３の他端部をブラケツ
ト１９の長溝１９ａ，１９ａに遊嵌されたピン２
５，２５に係止している。２６，２７，２８は固
定用のナツトである。
おり、後部支持杆１５ｂは前部支持杆１５ａに対
して枢支部１７を中心に角度調節自在に保持され
る。また畦立板７，７の成形部７ｂ，７ｂ上面後
部には、弧状長溝１８ａ，１８ａを有する２つの
ブラケツト１８，１８が同一平面上に適当距離離
間させて設けられ、かつそれらのブラケツト１
８，１８の中間部後方にも長溝１９ａを有するブ
ラケツト１９が固着されている。そして、肩部成
形ローラ４，４を回動可能に支持するステー２
０，２０の両端縁部に固着されたボルト２１，２
１を前記長溝１８ａ，１８ａに遊嵌支持せしめ、
ステー２０，２０中間部に固着されたＬ字型プレ
ート２２，２２には、端部にスプリング２３，２
３を有する調節ボルト２４，２４を挿通するとと
もに、スプリング２３，２３の他端部をブラケツ
ト１９の長溝１９ａ，１９ａに遊嵌されたピン２
５，２５に係止している。２６，２７，２８は固
定用のナツトである。
なお、２９，２９は畦立板７，７にて成形され
た畦の裾部を切り取る裾切板で、この裾切板２
９，２９は畦立作業と同時に行なわれるフイルム
敷設作業時に用いる。
た畦の裾部を切り取る裾切板で、この裾切板２
９，２９は畦立作業と同時に行なわれるフイルム
敷設作業時に用いる。
上述のように構成されているので、成形畦の大
小に応じて左右の肩部成形ローラ４，４を斜め上
下方向に移動調節する場合には、肩部成形ローラ
４，４を支持するステー２０，２０の前側両端部
を、畦立板７，７に設けた上下２つのブラケツト
１８，１８の長溝１８ａ，１８ａ内に沿わせて適
宜移動調節し、肩部成形ローラ４，４とその後方
に位置する頂部成形ローラ３とが背面から見て一
部重合する如く調節して肩部成形ローラ４，４を
畦立板７，７に固定すればよく、この状態で畦立
作業を行なうと、頂部成形ローラ３と肩部成形ロ
ーラ４，４との境目も分鎮圧され、きれいなかま
ぼこ型の畦が成形できる。また、肩部成形ローラ
４，４は畦立板７，７に対する相対的傾斜角度を
ほとんど変えない状態で畦上面に沿わせて斜め上
下方向に移動可能に支架して設けられているの
で、畦の形状は変えないで大きさのみ変更するよ
うなときでも、この肩部成形ローラ４，４を適宜
上下方向に調節して畦肩部の所望とする箇所を押
圧できる。
小に応じて左右の肩部成形ローラ４，４を斜め上
下方向に移動調節する場合には、肩部成形ローラ
４，４を支持するステー２０，２０の前側両端部
を、畦立板７，７に設けた上下２つのブラケツト
１８，１８の長溝１８ａ，１８ａ内に沿わせて適
宜移動調節し、肩部成形ローラ４，４とその後方
に位置する頂部成形ローラ３とが背面から見て一
部重合する如く調節して肩部成形ローラ４，４を
畦立板７，７に固定すればよく、この状態で畦立
作業を行なうと、頂部成形ローラ３と肩部成形ロ
ーラ４，４との境目も分鎮圧され、きれいなかま
ぼこ型の畦が成形できる。また、肩部成形ローラ
４，４は畦立板７，７に対する相対的傾斜角度を
ほとんど変えない状態で畦上面に沿わせて斜め上
下方向に移動可能に支架して設けられているの
で、畦の形状は変えないで大きさのみ変更するよ
うなときでも、この肩部成形ローラ４，４を適宜
上下方向に調節して畦肩部の所望とする箇所を押
圧できる。
特に、この実施例によれば、肩部成形ローラ
４，４を支持するステー２０，２０の中央部がス
プリング２３，２３により常時畦面へ向けて張圧
されていて、しかも肩部成形ローラ４，４が、畦
立板７，７の成形部７ｂ，７ｂの彎曲面に沿わせ
て上下移動調節可能に取り付けられているので、
肩部成形ローラ４，４を上下方向へ移動させても
肩部成形ローラ４，４の畦面に対する相対姿勢お
よび接地圧は癖わらず、良好な畦を鎮圧成形する
ことができる。
４，４を支持するステー２０，２０の中央部がス
プリング２３，２３により常時畦面へ向けて張圧
されていて、しかも肩部成形ローラ４，４が、畦
立板７，７の成形部７ｂ，７ｂの彎曲面に沿わせ
て上下移動調節可能に取り付けられているので、
肩部成形ローラ４，４を上下方向へ移動させても
肩部成形ローラ４，４の畦面に対する相対姿勢お
よび接地圧は癖わらず、良好な畦を鎮圧成形する
ことができる。
要するにこの考案は上述の通り構成されるの
で、次の技術的効果を奏する。
で、次の技術的効果を奏する。
即ち、左右の畦立板７，７にて成形された丸畦
２の大きさに応じて、肩部成形ローラ４，４を畦
に沿わせて上下方向へ移動調節するとともに、頂
部成形ローラ３と肩部成形ローラ４，４とを後方
から見て一部が重合する如く位置させて畦２上面
に、これらの成形ローラ３，４，４を転接作用さ
せれば、略かまぼこ型の連続した鎮圧面が得ら
れ、また、肩部成形ローラ４，４は畦立板７，７
に対する相対的傾斜角度をほとんど変えない状態
で畦２上面に沿わせて移動調節可能に支架される
から、粗かた畦立板７，７にて成形された丸畦側
部の裾部から肩部にかけての所望とする部分を良
好に鎮圧でき、畦２の崩れを防止できる。
２の大きさに応じて、肩部成形ローラ４，４を畦
に沿わせて上下方向へ移動調節するとともに、頂
部成形ローラ３と肩部成形ローラ４，４とを後方
から見て一部が重合する如く位置させて畦２上面
に、これらの成形ローラ３，４，４を転接作用さ
せれば、略かまぼこ型の連続した鎮圧面が得ら
れ、また、肩部成形ローラ４，４は畦立板７，７
に対する相対的傾斜角度をほとんど変えない状態
で畦２上面に沿わせて移動調節可能に支架される
から、粗かた畦立板７，７にて成形された丸畦側
部の裾部から肩部にかけての所望とする部分を良
好に鎮圧でき、畦２の崩れを防止できる。
図面はこの考案の一実施例を示し、第１図は斜
視図、第２図は第１図の矢視Ａ方向から見た図、
第３図は第１図の矢視Ｂ方向から見た図、第４図
は肩部成形ローラの調節前イと調節後ロを示す作
用図である。 符号の説明、３……頂部成形ローラ、４……肩
部成形ローラ、７……畦立板、７ａ……土寄部、
７ｂ……成形部。
視図、第２図は第１図の矢視Ａ方向から見た図、
第３図は第１図の矢視Ｂ方向から見た図、第４図
は肩部成形ローラの調節前イと調節後ロを示す作
用図である。 符号の説明、３……頂部成形ローラ、４……肩
部成形ローラ、７……畦立板、７ａ……土寄部、
７ｂ……成形部。
Claims (1)
- 左右の畦立板にて成形された畦上面に転動可能
に転接される頂部成形ローラと、その左右に配設
された肩部成形ローラとを備える畦成形機であつ
て、肩部成形ローラは上記畦立板に対する相対的
傾斜角度をほとんど変えない状態で畦上面に沿わ
せて斜め上下方向に移動調節可能に支架して設け
られていることを特徴とする畦立成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981079434U JPS6123281Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981079434U JPS6123281Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57189301U JPS57189301U (ja) | 1982-12-01 |
| JPS6123281Y2 true JPS6123281Y2 (ja) | 1986-07-12 |
Family
ID=29875029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981079434U Expired JPS6123281Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6123281Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7195529B2 (ja) * | 2017-11-14 | 2022-12-26 | 鳥取県 | 生育中の作物に用いる農作業機、生育中の作物に用いる培土器及び生育中の作物に用いる農作業機による土寄せ方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5538835B2 (ja) * | 1974-05-09 | 1980-10-07 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6041041Y2 (ja) * | 1978-09-08 | 1985-12-12 | 井関農機株式会社 | 畦成形機における鎮圧ロ−ラ− |
-
1981
- 1981-05-29 JP JP1981079434U patent/JPS6123281Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5538835B2 (ja) * | 1974-05-09 | 1980-10-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57189301U (ja) | 1982-12-01 |
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