JPH0245212Y2 - - Google Patents

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JPH0245212Y2
JPH0245212Y2 JP11724785U JP11724785U JPH0245212Y2 JP H0245212 Y2 JPH0245212 Y2 JP H0245212Y2 JP 11724785 U JP11724785 U JP 11724785U JP 11724785 U JP11724785 U JP 11724785U JP H0245212 Y2 JPH0245212 Y2 JP H0245212Y2
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presser
roller
presser roller
rollers
belt
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JP11724785U
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ベルトを複数の保形ローラで円筒形
に形成し、その両耳部を1対のガイドローラで合
掌状に保持した、いゆる合掌方式の円筒形ベルト
コンベアにおける押えローラ装置に関するもので
ある。
〔従来の技術とその課題〕
一般に、円筒形ベルトコンベアは、当該ベルト
の両耳部が接合されて円筒が形成されたベルトコ
ンベアであつて、砂、石炭、採鉱などの粉体やば
ら物を荷こぼれや飛散させることなく、また、風
雨にあてることなく運搬するのに適している。
かかる円筒形ベルトコンベアには、前記のよう
な合掌方式のものが知られているが、合掌方式の
円筒形ベルトコンベアの円筒入口部では、ベルト
流れにおけるその下流の基本円形状を形成するた
めにベルト両耳部に対し、スムーズな引込みと耳
ぞろえが要求されている。
そのため、従来より円筒入口部における円筒形
合掌部には、例えば、実公昭53−3573号公報や、
第5図に示すように、複数の保形ローラの他に、
一対のガイドローラおよび1個の押えローラを一
体化した押えローラ装置Aが装着されている。す
なわち、同図において、平ベルト1は5個の保形
ローラ2,2……および2個の肩ローラ3,3に
よつて円筒が形成されるとともに、その両耳部
4,4を1対のガイドローラ5,5によつて合掌
状に保持し、これらの合掌状になつた耳部4の端
部10,10を上方より1個の押えローラ6aに
よつて押圧している。そして、これらのガイドロ
ーラ5,5および押えローラ6aは1つのローラ
支持ブラケツト7に回動自在に支持され、しかも
このローラ支持ブラケツト7は、図示しないコン
ベア枠に、長孔8に挿通されたボルト9を介して
固定されている。
ところが、かかる押えローラ装置Aでは、1個
で、しかも1対のガイドローラと一体となつた押
えローラ6aにより、ベルト1の両耳部4,4の
端部10を一度に押圧しているため、この耳部4
に無理な力がかかりすぎ、その結果、押えローラ
6aを上下方向に調整しようとしても、運転中の
調整はきわめて危険となり、特に、両耳部4,4
における耳ずれが発生した場合、合掌状に挟み込
まれている耳部4,4の相互の摩擦力があるた
め、上方にずれた側の端部10を押えローラ6a
によつて上方より押し込むには過大な押圧力を必
要とし、その作業が困難であつた。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本考案は、従来技術における、かかる不
都合を解消するため案出されたもので、その要旨
とするところは、ベルトを複数の保形ローラで円
筒形に形成し、その両耳部を1対のガイドローラ
で合掌状に保持するとともに、該ガイドローラの
近傍に、耳部の端部を上方より押圧する押えロー
ラを設けた円筒形ベルトコンベアにおいて、 前記ガイドローラより前方に、前記押えローラ
とは別の他の押えローラを設け、これらの押えロ
ーラをそれぞれ共通の押えローラ取付部材に装着
し、該押えローラ取付部材を、押えローラ取付部
材用昇降装置を介して、コンベア枠に吊設するこ
とにより、これらの押えローラをたがいに連動し
て上下調整自在としたことを特徴とする円筒形ベ
ルトコンベアの押えローラ装置にある。
〔実施例〕
以下、本考案の構成を添付図面に示す実施例に
より詳細に説明する。
第1図は本実施例の押えローラ装置の平面図、
第2図は第1図の側面図、第3図は第2図のB〜
B断面図、第4図は本実施例の押えロー装置を装
着する箇所を示す円筒形ベルトコンベアの平面図
を示す。
本実施例に用いる円筒形ベルトコンベアは、輸
送能力がベルト巾400mmから2600mm(円筒内径100
mmから700mm)、速度40m/mmから250m/mmとい
つた大型に属するものが好ましい。
さて、押えローラ装置Aは、ベルト1の進行方
向に前後に配置された第1および第2の押えロー
ラ6,6′と、この第1の押えローラ6より若干
前方に設けられた1対のガイドローラ5,5とか
ら構成されている。
これらの押えローラ6,6′は、押えローラ取
付バー11で連結されたローラ支持ブラケツト
7,7にそれぞれ回動自在に支持されている。し
たがつて、押えローラ6,6′は共通の押えロー
ラ取付部材に装着されている。この押えローラ取
付バー11の略中央には取付バー支持ピン12が
回動自在に挿入され、この支持ピン12に、押え
ローラ取付バー11が跨がつたコ字型部材13が
固着されている。このコ字型部材13の上面に
は、ネジが刻設された調整ロツド14(つまり押
えローラ取付部材用昇降装置)が回動自在にして
植立され、この調整ロツド14は、コンベア枠
(第1図および第2図で示した斜線の部分を示す)
に固着されたロツド支持金具16に螺合されてお
り、更にその上端にはハンドル17が固着されて
いる。
第1の押えローラ6を支持するローラ支持ブラ
ケツト7の左右(第1図中、上下をいう)には、
L字状のガイドローラ取付ブラケツト18,18
がそれぞれ固定されている。すなわち、第3図に
示すように、このガイドローラ取付ブラケツト1
8の垂直面18′は、ローラ支持ブラケツト7よ
り突出されたブラケツト支持ピン19に支持され
るとともに、このローラ支持ブラケツト7に穿設
された、この支持ピン19を中心とする円弧状の
ガイドローラ角度調整長孔20に、この垂直面1
8′より突設された固定ボルト21が挿通され、
この固定ボルト21を締め付けることにより、ロ
ーラ支持ブラケツト7とガイドローラ取付ブラケ
ツト18を固定するようにしている。このガイド
ローラ取付ブラケツト18の水平面には、左右方
向に長い長孔22が穿設され、この長孔22にガ
イドローラ5の軸が挿通され、ナツト23を締め
る付けることにより、ガイドローラ取付ブラケツ
ト18にガイドローラ5を吊設・固定するように
している。
以上のように構成された押えローラ装置Aは、
第4図に示す円筒形ベルトコンベアのシユート2
4の後方の円筒入口部Eに装着される。その位置
は、第2の押えローラ6′の位置が保形ローラ2
の前方で、この保形ローラ2の径で1〜2個程度
離れた位置とするのが好ましい。そして、第2の
押えローラ6′は、そこでは両耳部4,4が未だ
合掌されない状態であるので、その端部10,1
0を押圧して耳ぞろえを行う。更に、第1の押え
ローラ6は、ガイドローラ5の挟圧と同時に押え
込みを行う。そして、ガイドローラ5は、第3図
に示すように両耳部4,4の屈曲状態に合わせて
ガイドローラ角度調整長孔20に沿つて取付角度
aを調整してガイドローラ5の片当たりを防止す
るとともに、挟み巾をも調整する。また、本実施
例の押えローラ装置Aの円筒入口部Eにおける設
置位置によつてガイドローラ5を長孔22内で左
右に調整する。
そして、ハンドル17を回動することにより第
1および第2の押えローラ6,6′の押え代を微
妙に調整するとともに、運中、不ぞろいの耳部4
があれば、当該耳部4の引込みも軽快に行う。
なお、本実施例では押えローラを2個使用した
が、前後にそれぞれ2個ずつ、計4個の押えロー
ラを配置してもよく、この場合は、押えローラに
よる押圧力が更に分散できるので、ベルトの耳部
4に対する損傷はより緩和される。更に、本実施
例の押えローラ装置Aは平ベルトを用いた合掌方
式の円筒形ベルトコンベアであるが、本考案はこ
れに限らず、耳部外方に突条があるベルトを使用
した円筒形ベルトコンベアに装着してもよい。更
にまた、本実施例の押えローラ装置Aは、リター
ン側円筒入口部に採用してもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、 (1) ベルトの耳部を挟圧する1対のガイドローラ
の近傍に設けた押えローラの他に、これより前
方の位置に装着した他の押えローラで、耳部の
端部を押圧するので、ベルトの耳部が上下に逃
げやすい状態になつているとき押圧することに
なり、ベルトの耳部はスムーズな引込みと耳ぞ
ろえとが軽快に行われる。
(2) 他の押えローラと、この押えローラに続いて
設た押えローラとがそれぞれ押えローラ取付部
材に装着され、これらの押えローラが互いに連
動しながら上下方向に調整されて耳部を押圧す
るので、その押圧力が分散でき、1個の押えロ
ーラについては、その押圧力が減少でき、した
がつて、ベルトの耳部を損傷せず、その寿命を
伸ばすことができる。
(3) 押えローラおよび他の押えローラを上下調整
自在に装着させたので、ベルトの据付や押えロ
ーラ装置の装着時の調整作業が省力化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の押えローラ装置の平
面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第2図
のB〜B断面図、第4図は本押えローラ装置を装
着する箇所を示す円筒形ベルトコンベアの平面
図、第5図は従来の押えローラ装置の縦断面図で
ある。 1……ベルト、2……保形ローラ、4……耳
部、5,5……ガイドローラ、6……第1の押え
ローラ、6′……第2の押えローラ、11……押
えローラ取付バー、14……調整ロツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ベルトを複数の保形ローラで円筒状に形成
    し、その両耳部を1対のガイドローラで合掌状
    に保持するとともに、該ガイドローラの近傍
    に、耳部の端部を上方より押圧する押えローラ
    を設けた円筒形ベルトコンベアにおいて、 前記ガイドローラより前方に、前記押えロー
    ラとは別の他の押えローラを設け、これらの押
    えローラをそれぞれ共通の押えローラ取付部材
    に装着し、 該押えローラ取付部材を、押えローラ取付部
    材用昇降装置を介して、コンベア枠に吊設する
    ことにより、これらの押えローラをたがいに連
    動して上下調整自在としたことを特徴とする円
    筒形ベルトコンベアの押えローラ装置。 他の押えローラの位置を保形ローラの位置よ
    り保形ローラの径で最大3個分だけ前方に離す
    位置とした実用新案登録請求の範囲第項に記
    載の円筒形ベルトコンベアの押えローラ装置。
JP11724785U 1985-08-01 1985-08-01 Expired JPH0245212Y2 (ja)

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JP11724785U JPH0245212Y2 (ja) 1985-08-01 1985-08-01

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JP11724785U JPH0245212Y2 (ja) 1985-08-01 1985-08-01

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Publication Number Publication Date
JPS6226317U JPS6226317U (ja) 1987-02-18
JPH0245212Y2 true JPH0245212Y2 (ja) 1990-11-30

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ID=31002582

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JP11724785U Expired JPH0245212Y2 (ja) 1985-08-01 1985-08-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524622A (ja) * 1991-07-24 1993-02-02 Nitta Ind Corp 搬送ベルト用支持具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2614107B2 (ja) * 1989-03-18 1997-05-28 住友重機械工業株式会社 合掌状円筒形ベルトコンベア用耳ズレ防止装置

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JPS6226317U (ja) 1987-02-18

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