JPS61232425A - 光走査読取装置 - Google Patents

光走査読取装置

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JPS61232425A
JPS61232425A JP60074062A JP7406285A JPS61232425A JP S61232425 A JPS61232425 A JP S61232425A JP 60074062 A JP60074062 A JP 60074062A JP 7406285 A JP7406285 A JP 7406285A JP S61232425 A JPS61232425 A JP S61232425A
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JP
Japan
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light
optical
layer
energy
optical waveguide
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Application number
JP60074062A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sunakawa
寛 砂川
Nobuharu Nozaki
野崎 信春
Yoji Okazaki
洋二 岡崎
Takashi Murayama
任 村山
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は光走査読取装置、特に詳細には電気光学材料等
の外場印加あるいはエネルギー付加く以下これらをまと
めてエネルギー付加という)により光屈折率を変える材
料を用いて光走査を行なうようにした光走査読取装置に
関するものである。
(従来の技術) 周知の通り従来より、原稿を光で走査し、該原稿からの
透過光、反射光あるいは発光光を光電的に検出して、該
原稿に記録されている画像を読み取るようにした、光走
査読取装置が種々提供されている。このような読取装置
において読取光を1次元的に走査する光走査装置として
従来より、■例えばガルバノメータミラーやポリゴンミ
ラー(回転多面1t)等の機械式光偏向器により光ビー
ムを偏向走査させるもの、 ■EOD (電気光学光偏向器)やAOD (音響光学
光偏向器)など固体光偏向素子を用いた光偏向器により
光ビームを偏向走査させるもの、■液晶素子アレイやP
LZTアレイ等のシャッタアレイと線光源とを組合せ、
シャッタアレイの各シャッタ素子に個別的に駆動回路を
接続し、画像信号に応じて、0N10FFを選択して同
時に開くことにより線順次走査をさせるもの、さらには
■LED等の発光素子を多数−列に並設し、各発光素子
に個別的に駆動回路を接続し、画像信号に応じて0N1
0FFを選択して同時に発光させることにより線順次走
査させるもの等が知られている。
ところが上記■の機械式光偏向器は振動に対して弱く、
また機械的耐久性も低く、その上調整が面倒であるとい
う欠点を有している。さらに光ビームを振って偏向させ
るために光学系が大きくなり、読取装置の大型化を招く
という問題もある。
また■のEODやAODを用いる光走査読取装置にあっ
ても、上記と同様に光ビームを振って偏向させるために
、装置が大型になりやすいという問題がある。特に上記
EODやAODは光偏向角が大きくとれないので、■の
機械式光偏向器を用いる場合よりもさらに光学系が大き
くなりがちである。
一万〇のシャッタアレイを用いる光走査読取装置にあっ
ては、偏光板を2枚使用する必要があることから、光源
の光利用効率が非常に低いという問題がある。
また■の発光素子を多数並設して用いる光走査読取装置
にあっては、各発光素子の発光強度にバラツキが生じる
ため、精密走査には不向きであるという問題がある。
(発明の目的) 本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり
、耐久性、耐振動性に優れ、調整が容易で、光利用効率
が高く、精密走査が可能で、しかも小型に形成されうる
光走査読取装置を提供することを目的とするものである
(発明の構成) 本発明の光走査読取装置は、少なくとも一方がエネルギ
ー付加により光屈折率を変える材料からなり、互いに密
着された光導波層と通常は該光導波層よりも小さい光屈
折率を示ず隣接層との積層体と、 前記光導波層および/または隣接層に、前記光導波層内
を進む導波光の光路に沿って設けられた複数のエネルギ
ー付加手段と、 前記隣接層の上部の、少なくとも前記エネルギー付加手
段によるエネルギー付加箇所に対応する部分にそれぞれ
設けられた回折格子と、前記光導波層内に、前記配列さ
れたエネルギー付加箇所に沿って進むように光を入射さ
せる光源と、 前記複数のエネルギー付加手段を順次択一的に所定のエ
ネルギー付加状態に設定し、そのエネルギー付加箇所に
おいて前記導波光が前記回折格子との相互作用により前
記積層体の外に出射するように前記光導波層および/ま
たは隣接層の光屈折率を変化させる駆動回路と、 前記積層体から出射した光が照射される位置に配された
読取原稿と前記積層体とを、前記エネルギー付加箇所の
配列方向と略直角な方向に相対移送させる副走査手段と
、 前記光の照射によって得られる、前記原稿からの透過光
、反射光あるいは発光光を光電的に検出する光検出器と
からなるものである。
上記においてエネルギー付加により光屈折率を変える材
料としては、前記電気光学材料の他、熱により光屈折率
を変える熱光学材料、超音波により光屈折率を変える音
響光学材料、磁界により光屈折率を変える磁気光学材料
等を用いることができる。
(作  用) 本発明の光走査読取装置は、光導波層の光屈折率(nl
)および/または隣接層の光屈折率(nls通常状態す
なわちエネルギーが付加されていない状態ではnl >
nlの関係を持つ)を、その差(nl −ns )が小
さくなるように、あるを変化させ、回折格子との相互作
用によって導波光を光導波層と隣接層との積層体から外
部へ取り出し、これを読取走査光として利用するように
したものである。
より詳細に説明するならば、例えば第1図に示すように
、本発明で用いる光走査装置が、基板10上に光導波層
11、回折格子Gをもつ隣接1112(−例として電気
光学材料から形成されているものとする)を有し、基板
10の光屈折率n3、光導波層の光屈折率n2、電界を
印加していないときの隣接層の光屈折率n1の間にnl
 >n、 >+13の関係が成り立っているものとする
第1図で示した構成の場合、その電界非印加時の分散曲
線は第2(a)図のように表わされる。
第2(a)図において縦軸は光の実効屈折率を、また横
軸は光導波層11の厚みを表わし、光導波層11の厚み
を王とすると、光導波層の実効屈折率はn effであ
る。この時導波光の界分布(電界分布)は、例えばTE
oモードを仮定すると、第3(a)図のように表わされ
る。第3(a)図は導波光が隣接[12や基板10にわ
ずかに浸み出しているものの、回折格子Gと相互作用を
するにはいたらず、導波光がほとんど外部へ漏れずに光
導波FJ11中を進行している状態を示している。
次に、隣接層12に直接あるいは中間層を介して設けた
電極対(この第1図においては図示せず)(7111極
間に電界を印加して、電極間間隙Pの部分にお【)る隣
接層12の光屈折率をnlからn1+△nへ増加させる
。この時、分散曲線は第2(b)図の1点鎖線で表わせ
られ、光導波層11の実効屈折率n eftはn’eH
に減少する。この時の導波光の電界分布は第3(b)図
のように変化し、隣接層12への導波光の浸み出し光が
、回折格子Gと十分相互作用するように増加する。その
結果、図の斜線部の浸み出し光が図の上方(回折格子G
の種類によっては下方又は上下双方)へ放射されながら
進行し、遂には、はとんどの導波光が外部へ取り出され
る。
また、第1図で示した構成において、隣接層12の光屈
折率を01からn1+Δn′に変化させたとき、このn
1+Δn +1の値が、隣接層12の光屈折率の変化に
伴って変化する光導波層11の実効屈折率n”effと
等しくなるほどに大きくなると、その分散曲線は第2(
C)図に1点鎖線のようになり、導波光は導波モードか
ら放射モードへ変換し、光は隣接層12へ移行する。こ
のときの導波光の電界分布は第3(C)図のように変化
し、導波光は隣接層12へ多山に漏れ出し、回折格子G
と相互作用して図の上方(および/または下方)へ放射
されながら進行し、速やかに外部に取り出される。なお
先導波1i11の厚みが十分に厚い場合(例えば100
μm以上)には、隣接層12の光屈折率n1を光導波層
11の光屈折率n2と略等しいか又はnlよりも大ぎく
なるように変化させることによって、光導波層11内の
導波光の全反射条件を変化させて導波光を隣接層中に移
動させ、更に回折格子Gとの相互作用により、外部へ取
り出すことができる。このようにして、電界を印加した
場所で導波光を外部に取り出すことができるから、上述
の電極対を複数、上記間隙Pが隣接層12に沿って1列
に延びるように設けておき、各電極対に順次択一的に電
界を印加すれば、隣接層12からは出射位置を変えなが
ら光が出射するようになり、光走査がなされる。
なお前述のように隣接層12を電気光学材料から形成し
てその光屈折率を変化させる他、反対に光導波層11を
電気光学材料から形成してそこに電極対を設け、該光導
波層11の光屈折率を変化させる(低下させる)ように
してもよいし、さらには光導波層11と隣接層12の双
方を電気光学材料から形成して双方に電極対を設け、双
方の光屈折率を変化させるようにしてもよい。
また、この時、回折格子Gの構造を集光性回折格子にし
ておくと取り出された光は一点へ集光し、散逸を防ぐこ
とができる。
(実施態様) 以下、図面に示す実施態様に基づいて本発明の詳細な説
明する。
第4図および第5図は本発明の一実施態様による光走査
読取装置を示すものである。第4図に示されるようにこ
の光走査読取装置は、光走査部20と、副走査手段とし
てのエンドレスベルト装置40と、光検出器としてのフ
ォトマル50と、このフォトマル50に接続された集光
体60とを備えている。
第5図は上記フォトマル50と集光体60を省略して光
走査部20を詳しく示すものである。まず、第5図を参
照して光走査部20を詳しく説明する。基板10の上に
は、光導波層11と該光導波層11に密着した隣接層1
2とからなる積層体13が設けられている。
なお隣接層12は一例として、前述した電気光学材料か
ら形成されている。そして前述のように光導波層11内
を光が進行しうるように光導波層11、隣接層12、基
板10はそれぞれ、前記関係n、、  >nl  > 
 n3 を満たす材料から形成されている。なお前述の通り、n
l 、n3はそれぞれ光導波層11、基板10の光屈折
率、nlは隣接層12の電界非印加時の光屈折率である
。このような光導波層11、隣接層12、基板10の材
料の組合せとしては例えば、(N b 20s  :K
s Liz N1)s OtSニアj7ス)、(Nb2
0、:LiNbo3 ニガラス〕等が挙げられる。
尚、先導波路については、例えばT、Tamlr編Nn
tegrated  0pticsJ (TOpics
   in   AI)pl ied   PilyS
iCS  第7巻>Spr i noer−Ver l
 acJ刊(1975):6原、春名、栖原共著「光集
積回路」オーム社刊(1985)等の成著に詳細な記述
があり、本発明では光導波層、隣接層、基板の組合せと
してこれら公知の光導波路のいずれをも使用できる。ま
た−例として光導波W411は厚さ0.5〜10μm1
隣接層12はそれぞれ厚さ1〜50μm1基板10は1
μm以上に形成されるがこれに限るものではない。
隣接層12内には電極対A1、A2、A3〜Anが多数
対並設されている。上記電極対A1、A2、A3〜An
は、それぞれ共通電極C1、C2、C3〜Cnと個別電
極D1、D2、D3〜Dnとからなり、各電極間の間隙
P1、P2、P3〜pnが隣接層12に沿って1列に延
びるように並べられている。なお共通電極C1〜Cnと
個別電極D1〜Dnはそれぞれ、例えば幅100〜20
0μm、電極間間隔が1oO〜200μm程度、換言す
れば上記間隙P1〜pnのサイズが各々100×100
μm〜200X200μm程度となるように形成されて
おり、各電極対A1〜Anは互いの間隔を100〜20
0μm程度に設定して配列されている。これらの共通電
極C1〜Onと個別電極D1〜□nは、基板10上に形
成されたドライバ15に接続されている。(なおドライ
バ15は基板10とは独立して設けられてもよい。)ま
た隣接層12の表面には、上記電極間の間隙Pi、P2
、P3〜pnにそれぞれ対向する位置において回折格子
G1、G2.03〜(3nが形成されている。
−力光導波層11には、電極間間隙P1〜pnの並び方
向の延長上において、導波路レンズ16が形成されてお
り、また基板10には光導波層11内の上記導波路レン
ズ16に向けてレーザビーム14′を射出する半導体レ
ーザ17が取り付けられている。そして隣接層12から
図中上方に離れた位置には、エンドレスベルト装置40
が配設され、該エンドレスベルト装置40により読取原
稿18が、矢印Y方向(間隙P1〜pnの並び方向と直
角な方向)に移送されるようになっている。
第6図は上記光走査部20の駆動回路21を示すもので
ある。以下この第6図を参照して、光走査部20の作動
について説明する。まず前述の半導体レーザ11が駆動
され、レーザビーム14′が光導波層11内に射出され
る。このレーザビーム14′は導波路レンズ16によっ
て平行光14とされ、この光14は光導波層11内の電
極間間隙P1〜pnの並び方向に進行する(第5図参照
)。そして共通電極01〜Cnと個別電極D1〜[)n
との間には、電圧発生回路22から発生された電圧■が
、前記ドライバ15を介して印加される。ここで上記ド
ライバ15は、クロック信号CLKに同期して作動する
シフトレジスタ23の出力を受けて作動し、共通電極0
1〜Cnとの間に電圧を印加する個別電極を1つづつ順
次選択して、上記電圧印加を行なう。つまり最初はn個
の個別電極D1〜Qnのうち1番目の個別電極D1と共
通電極C1との間のみに、次は2番目の個別電極D2と
共通電極C2との間のみに、・・・・・・と電圧Vが印
加される。こうして電極対A1〜Anの各電極間に順次
電圧が印加され、電極間間隙P1〜pnに順次電界が加
えられると、その電界が加えられた部分の隣接層12の
光屈折率が高りナル。すると前述したように前記光14
はその間隙P1〜pnに対向する部分において光導波層
11から隣接層12側に出射し、回折格子01〜Qnの
回折作用により隣接層12外に出射する。つまり最初は
回折格子G1から、次は回折格子G2から、回折格子G
nの次は元に戻って回折格子G1から、と光14の出射
位置が順次変化するので、原稿18はこの出射した光1
4により、第4図の矢印X方向に走査されるようになる
(なお光出射位置が、回折格子G 1−)G 2−+・
−・−G n−+G (n −1) →G(n−2>・
・・・・・と変化するように、電極対A1〜Anへの電
圧印加を制御してもよい)。そしてこのようにして主走
査を行なうとともに、クロック信号CLKによって該主
走査と同期をとってエンドレスベルト装置40を駆動し
、原稿18を第4図の矢印Y方向に移動させて副走査を
行なえば、この原稿18は光14によって2次元的に走
査されるようになる。
上記原稿18は一例として、特開昭55−12429号
、同56−104645号公報等に示される蓄積性螢光
体シートであり、この蓄積性螢光体シート18は被写体
を透過した放射線が照射されることにより、該被写体の
放射線画像情報を蓄積記録している。この蓄積性螢光体
シート18が上述のようにして光14によって走査され
ると、該シート18の光14が照射された箇所からは、
蓄積記録された放射線画像情報を担持する輝尽発光光4
1が発せられる(第4図参照)。この輝尽発光光41は
集光体60によって集光され、フォトマル(光電子増倍
管)50により光電的に検出される。このフォトマル5
0の出力信号は適当な画像処理を施されてから図示しな
い画像再生装置に送られ、上記放射線画像情報の再生に
供せられる。
なお本実施態様において隣接層12の表面に設けられる
回折格子01〜Gnは、集光回折格子として形成されて
おり、該回折格子G1〜Gnから出射した光14は、原
8118上の一点に集束されるようになっている。この
集光回折格子は、光導波層11内の光14の進行方向に
同心円状の格子パターン(グリッドパターン)を並設し
、そして各パターンの曲率とパターン間ピッチを変化さ
せてなるものであり、それにより上述のような集束作用
を有するものとなっている。なおこのような集光回折格
子については、例えば電子通信学会技術研究報告0QC
83−84の47〜54ページ等に詳しく記載されてい
る。
また半導体レーザ17を光導波層11に直接結合せずに
、レンズやカプラープリズム、グレーティングカプラ等
を介して光導波層11に光を入射させるようにしてもよ
い。また半導体レーザ11は光導波M11の形成時に、
これと一体になるよう形成してもよい。そして走査光を
発生する光源も上述の半導体レーザ11に限らず、その
他例えばガスレーザや固体レーザ等が用いられてもよい
また隣接1i12から出射した光14を1点に集束させ
るには、上記のように回折格子01〜Gnを集光回折格
子とする他、第7図に示すように、光走査部20と原稿
18との間に例えばセルフォックレンズアレイ等からな
るレンズアレイ30を設けるようにしてもよい。また第
8図に示すように隣接層12の上に、各電極間間隙P1
、P2、P3〜pnに対向する位置にレンズL1、L2
、L3〜Inが設けられたレンズアレイ層31を設ける
ようにしてもよい。この場合上記レンズL1〜inは、
第8図に示されるように通常の凸レンズ状としてもよい
し、またアレイ層材料の屈折率に分布を与えてなる屈折
率分布型レンズとしてもよい。さらには上記のようなレ
ンズアレイ30やレンズアレイ層31と、前記集光回折
格子の双方によって光14を集束させるようにしてもよ
い。しかし上記集光回折格子のみを用いれば、レンズア
レイ30やレンズアレイ層31が不要となり、光走査部
の構造が簡単になって好ましい。また隣接層12から出
射する光14を以上説明のようにして集束させることは
必ずしも必要ではなく、場合によっては平行光、あるい
は拡散光によって原稿18を走査するようにしても構わ
ない。
以上、蓄積性螢光体シートからの揮尽発光光を読み取る
装置として形成された実施態様について説明したが、本
発明の光走査読取装置は、原稿を光で走査し、その原稿
からの反射光あるいは透過光を光電的に検出して原稿画
像を読み取るように形成することも勿論可能である。
また以上説明した実施態様においては、光導波層11と
隣接層12どの積層体13は基板10上に設けられてい
るが、特にこのような基板10を用いず、光導波層11
が直接空気に接するようにしても構わないし、さらには
光導波層11の両表面に隣接層12を積層して、先導波
11i11の上下両側に走査光を出射させ、2つの読取
原稿を同時に走査することも可能である。
また副走査手段としては前記エンドレスベルト装置40
に限らず、例えば回転ドラム等、その他の公知のものが
用いられてもよい。勿論、この副走査手段は読取原稿を
移動させるものの他、静置された原稿の表面に沿って光
走査部を移動させるものであってもよい。特に本発明装
置においては、機械的作動部分を持たない簡単な積層体
13によって光走査部が構成されているので、容易に光
走査部を移動させることができる。また光検出器も前記
フォトマル50に限られるものではなく、例えばフォト
ダイオードアレイ等、その他の公知のものが用いられて
もよい。
さらに、本発明の光走査読取装置は、前記電極間間隙P
1〜pn等のエネルギー付加箇所が複数列並ぶように形
成することもできる。そのようにすれば、例えばエネル
ギー付加箇所の各列に対してそれぞれR,G、B等の色
フィルタや、発光色が相異なる光源を組み合わせるなど
して、カラー原稿を色分解して読み取るために用いるこ
とも可能になる。
(発明の効果〉 以上詳細に説明した通り本発明の光走査読取装置は、単
一の光源を使用して光走査を行なうものであるから、前
記LEDアレイ等にみられる光源の発光強度バラツキの
問題が無く、精密走査が可能となり、光源の光利用効率
も高められる。また本発明の光走査読取装置は、機械的
作動部分を備えない簡単な光走査部によって光走査を行
なうものであるから、耐久性、耐振動性に優れて調整も
容易であり、さらに光ビームを大きく振らずに走査可能
であるから、光走査系の大型化を回避し小型に形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の光走査の仕組みを説明する説明図
、 第2(a)〜(C)図は第1図の装置の分散曲線を示す
グラフ、 第3(a)〜(C)図は第1図の装置における導波光の
電界分布を示す概念図、 第4図は本発明の第1実施態様による光走査読取装置を
示す斜視図、 第5図は上記第1実施態様装置の一部を拡大して示す斜
視図、 第6図は上記光走査記録装置の電気回路を示すブロック
図、 第7図、第8図はそれぞれ、本発明の第2実施態様、第
3実施態様による光走査読取装置の一部を示す側断面図
である。 10・・・基板       11・・・光導波層12
・・・隣接層      13・・・積層体14・・・
光        15・・・ドライバ16・・・導波
路レンズ   11・・・半導体レーザ18・・・原稿
       20・・・光走査部21・・・駆動回路
     22・・・電圧発生回路23・・・シフトレ
ジスタ 40・・・エンドレスベルト装置 50・・・フォトマル    A1〜An・・・電極対
G1〜Gn・・・回折格子 P1〜pn・・・電極間間
隙第6図 第8 図。 (自発)手続?mm描 書許庁長官 殿            昭和60年7
月5日特願昭60−74062号 2、発明の名称 光走査読取装置 3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 任 所   神奈川県南足柄市中沼210番地名 称 
   富士写真フィルム株式会社4、代理人 東京都港区六本木5丁目2番1号 はうらいやビル 7階 (7318)弁理士 柳 1)征 史 (ほか1名)5
、補正命令の日付   な  し 6、補正により増加する発明の数   な  し7、補
正の対象   明細書の「発明の詳細な説明」の欄8、
補正の内容 1)明細書第8頁第18行 「光のモードの」を削除する。 2)同第9頁第9行 rNz >Nl >N3 Jをrl’h >Ns 、 
N3 Jと訂正する。 3)同第11頁第9〜10行 「なお・・・・・・には、」を「また、」と訂正する。 4)同第13頁第12行 rNz>Nl〉N3」をrNz >Nt 、N3 Jと
訂正する。 5)同頁第20行〜第14頁第3行 「T、7amir・VerlagJを「ティー タミー
ル(T、Tam i r)編「インチグレイテッド オ
ブティクス(Integrated  0ptics)
J  (トビツクスイン アプライド フィジックス<
Toρics  1nApplied  Physic
s)第7巻)スブリンガーフエアラーグ(Spr r 
nger−Ver l ai Jと訂正する。 6)同第14頁第19行 「100〜200μm」を[10μm〜200μm」と
訂正する。 (自帽手続補正書 特許庁長官 殿            昭和61年2
月6日特願昭60−74062号 2、発明の名称 光走査読取装置 3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 任 所   神奈川県南足柄市中沼210番地名 称 
   富士写真フィルム株式会社4、代理人 東京都港区六本木5丁目2番1号 はうらいやピル 7階 (7318)弁理士 柳 1)征 史 (ほか1名)5
、補正命令の日付   な  し 6、補正により増加する発明の数   な  しく1)
 明細書第5頁第3〜4行 「画像信号に応じて、」を削除する。 (2) 同頁第7〜8行 「画像信号に応じて」を削除する。 (3) 同第9頁第7行および第15行「光導波1」の
次に「11」をカロ入する。 (4) 同頁第9行 「接饗」の次に「1?」を加入する。 (5) 同頁第16行 「導波光」の次に「14」を加入する。 (6) 同第10頁第9行 「減少」を「増大」と訂正する。 (7) 同第11頁第2行 「図に」を「図の」と訂正する。 (8) 同第16頁第8行 「11内の」を「11内を」と訂正する。 (9) 同第19頁第2行 「同心円」を「2次曲線」と訂正する。 (10)  昭和60年7月5日付手続補正書の補正の
内容の2)および4)項の補正事項全文を、以下の通り
訂正する。 r rnz >n!’>n3 Jをrnz >nl、n
3Jと訂正するd(11)  第2図を添付のものと差
し代える。 第2図 光導液層4         七45座1厚(C)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも一方がエネルギー付加により光屈折率
    を変える材料からなり、互いに密着された光導波層と通
    常は該光導波層よりも小さい光屈折率を示す隣接層との
    積層体と、 前記光導波層および/または隣接層に、前記光導波層内
    を進む導波光の光路に沿つて設けられた複数のエネルギ
    ー付加手段と、 前記隣接層の上部の、少なくとも前記エネルギー付加手
    段によるエネルギー付加箇所に対応する部分にそれぞれ
    設けられた回折格子と、 前記光導波層内に、前記配列されたエネルギー付加箇所
    に沿つて進むように光を入射させる光源と、 前記複数のエネルギー付加手段を順次択一的に所定のエ
    ネルギー付加状態に設定し、そのエネルギー付加箇所に
    おいて前記導波光が前記回折格子との相互作用により前
    記積層体の外に出射するように前記光導波層および/ま
    たは隣接層の光屈折率を変化させる駆動回路と、 前記積層体から出射した光が照射される位置に配された
    読取原稿と前記積層体とを、前記エネルギー付加箇所の
    配列方向と略直角な方向に相対移送させる副走査手段と
    、 前記光の照射によつて得られる、前記原稿からの透過光
    、反射光あるいは発光光を光電的に検出する光検出器と
    からなる光走査読取装置。
  2. (2)前記材料が電界印加により光屈折率を変える電気
    光学材料であり、前記エネルギー付加手段が電極対であ
    り、前記エネルギー付加箇所がこの電極対の電極間間隙
    であり、前記駆動回路が前記電極対の電極間に電界を印
    加するように形成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の光走査読取装置。
  3. (3)前記回折格子が、前記光導波層から前記隣接層内
    に入射した光を、集束するように出射させる集光回折格
    子であることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の光走査読取装置。
  4. (4)前記積層体層の外側に、前記積層体から出射した
    光を集束させる集束光学系が設けられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項から第3項いずれか1項記
    載の光走査読取装置。
JP60074062A 1985-04-08 1985-04-08 光走査読取装置 Pending JPS61232425A (ja)

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DE8686104707T DE3686079T2 (de) 1985-04-08 1986-04-07 Ablese- oder aufzeichnungsgeraet unter verwendung einer lichtstrahlabtastvorrichtung.
US06/849,450 US4758062A (en) 1985-04-08 1986-04-08 Light beam scanning apparatus, and read-out apparatus and recording apparatus using same

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006065206A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Ricoh Co Ltd 光スイッチング素子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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