JPS6123196B2 - - Google Patents

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JPS6123196B2
JPS6123196B2 JP12413776A JP12413776A JPS6123196B2 JP S6123196 B2 JPS6123196 B2 JP S6123196B2 JP 12413776 A JP12413776 A JP 12413776A JP 12413776 A JP12413776 A JP 12413776A JP S6123196 B2 JPS6123196 B2 JP S6123196B2
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JP
Japan
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group
acid
compound
amino
salts
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JP12413776A
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English (en)
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JPS5350193A (en
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Hisayasu Ishimaru
Minoru Hatanaka
Mariko Hatamura
Takeshi Nitsuta
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANGYO KAGAKU KENKYU KYOKAI
Original Assignee
SANGYO KAGAKU KENKYU KYOKAI
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Publication date
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  • Cephalosporin Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は新規なセフアロスポリンに関する。
より詳しくは、この発明は、7−〔D−(−)−α
−アミノ−3−置換(または非置換)−4−アシ
ロキシフエニルアセタミド〕−3−(1・2・3−
トリアゾール−5−イル−チオメチル)−3−セ
フエム−4−カルボン酸およびその医薬的に受容
な塩類ならびにそれらを含有する抗菌組成物を提
供するものである。更にこの発明は、かかる化合
物の製造法を提供するものである。 この発明の化合物は、次式示すると一般式
(): (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子またはニト
ロ基を示し、R2は低級アルキル基またはアラル
キル基を示す) で表わされるD−(−)系セフアロスポリン化合
物およびその医薬的に受容な塩類である。 セフアロスポリン分野においては広範囲の抗菌
スペクトルを有するセフアロスポリンの開発が望
まれ、種々の研究がなされている。このうちセフ
アロトリジンはセフアレキシンに比べ、抗菌力
(MIC)が約4〜8倍強いことが知られている。
しかしながら経口投与した場合、セフアレキシン
はほとんど定量的に吸収されるのに対し(10mg/
Kgの投与で約20μg/ml)、セフアトリジンでは25
mg/Kgの投与で最高25μg/mlの血清中濃度しか得
られず、如何にして吸収を良くするかが大きな課
題であつた。 かゝる事情から、我々は以上の点を改良したセ
フアロスポリン化合物を得るべく種々研究を重ね
た結果、一般式()で表わされる化合物が以下
に述べるような特徴を有する極めてすぐれた抗菌
化合物であることを見い出し本発明に到達したも
のである。 我々が見い出した前記一般式()で示した化
合物のD−(−)体は次のような特徴を有しい
る。 (1) 経口投与による動物実験では7位の側鎖のフ
エニル基のバラ位が水酸基である化合物に比べ
て吸収性、臓器内濃度等が1.5〜2.0倍すぐれて
いる。 (2) 生体内および試験管内における抗菌力
(MIC)は側鎖におけるフエニル基のバラ位が
水酸基である化合物とほとんど同じである。 以上のような抗菌剤としての特徴を有するた
め、この発明の化合物は、ヒトを含む哺乳動物の
感染症に対する治療または予防にユニークな医療
として期待されるものである。 この発明の式()で示される化合物のD−
(−)体の“医薬的に受容な塩類”には、ナトリ
ウム塩、カリウム塩のようなアルカリ金属塩、カ
ルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩のようなア
ルカリ土類金属塩、リジン、アルギニン、オルニ
チン、ヒスチジンのような塩基性アミノ酸塩、有
機アミン塩、その他セフアロスポリンと通常形成
される塩類等のような塩基性塩;および塩酸塩、
硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、コハク酸塩、クエン
酸塩、酒石酸塩、有機スルホン酸塩、トリフルオ
ロ酢酸塩等のような酸性塩が含まれる。 式()の化合物はその安定性の点から酸性塩
の形または遊離形であるのが好ましい。 またこの発明の化合物は、時に無水物もしくは
水和物や他の溶媒和物として存在しうるが、これ
らは全てこの発明に含まれる。このうち適切な溶
媒和物としてはエチレングリコール、プロピレン
グリコール等との溶媒和物が挙げられる。 一般式()のR2における低級アルキル基と
してはメチル基、エチル基、直鎖または分枝プロ
ピル基、直鎖または分枝ブチル基等およびこれら
のハロゲン置換体(たとえば2・2・2−トリク
ロロエチル基)が挙げられ、アラルキル基として
はベンジル基が挙げられる。 R2は好ましい基としてはエチル基、イソプロ
ピル基、イソブチル基およびベンジル基が挙げら
れる。 R1におけるハロゲン原子は塩素原子が好まし
い。 この発明の化合物は、ヒトを含む哺乳動物の細
菌性感染症の治療もしくは予防に用いることがで
きる。この発明の化合物は、ヒトの細菌性感染症
に対しては、成人に対し1回投与量として100mg
〜1500mg、好ましくは250mg/1000mgを1日4〜
6回経口または非経口的に投与される。 この発明による抗菌組成物は、この発明の化合
物と固体もしくは液体の賦形剤とからなるもので
ある。そして、錠剤、カプセル、散剤、予製散剤
のような固形製剤、または注射液、懸濁液、シロ
ツプのような液体製剤の型に製剤化される。 ここに使用される固体または液体の賦形剤とし
ては当該分野で公知のものが使用される。ただ前
述のような成人で例示したような1回の投与量に
必要なこの発明の化合物を含むように製剤化する
のが望ましい。 この発明の化合物は、例えば次のようにして作
ることができる。 すなわち第1の方法としては一般式(): (式中、Bはアセトキシ基または基
【式】を示す) で示される3−置換−7−アミノセフアロスポラ
ン酸類、またはその塩類、有機シリル化合物や3
価リン化合物などとの混合酸無水物、あるいは易
加水分解性のエステルを一般式(): (式中、R1およびR2は前記と同一意味、Aはアミ
ノ基の保護基を示す) で表わされる化合物の反応性誘導体と反応させた
後、必要に応じて1・2・3−トリアゾール−5
−チオールまたはその塩類を反応させ、次いでア
ミノ基の保護基を除去して所望により4−位が遊
離カルボン酸の化合物を得る方法が挙げられる。
この方法は側鎖のバラ位のヒドロキシ基が炭酸エ
ステル化されているアミノ酸誘導体を用いるた
め、そのカルボキシ基における反応性誘導体の製
造が容易であり、したがつて7−アミノセフアロ
スポラン酸またはその3位置換体との縮合反応が
高収率で進行する。 さらに第2の方法としては一般式(): (式中、R1およびAは前記と同一意味、Bはアシ
ロキシ基または基
【式】を示す) で表わされる化合物を脱酸剤の存在下、不活性溶
媒に溶解または懸濁し、ハロ炭酸アルキルエステ
ル、ハロ炭酸アラルキルエステル等のアシル化剤
を反応させて側鎖のフエノール性水酸基をアシル
化後、必要に応じて第1の方法によつて目的化合
物を得る方法が挙げられる。 化合物()の製造において用いられる不活性
溶媒としては例えば、水、ピリジン、N・N−ジ
置換アニリン、キノリン、トリアルキルアミン、
テトラヒドロフラン、アセトン、ジオキサン、エ
チレンジメチルエーテル、ジメチルホルマミド、
ジメチルスルホキシド、トルエン、ベンゼン、酢
酸エチル、塩化メチレン、クロロホルムエチレン
クロライドまたはそれらの混合溶媒等が挙げられ
る。 これらの方法においてアシル化剤としての反応
性誘導体、3−置換−7−アミノセフアロスポラ
ン酸の易加水分解性エステルまたは混合酸無水
物、アミノ基の保護基、有機溶媒などの種類なら
びに反応条件、反応手段その他は、この分野の公
知の技術から適宜選択して利用することができ
る。 このうち、アミノ基の保護基としては、例えば
t−ブトキシカルボニル基、2・2・2−トリク
ロロエトキシカルボニル基、ホルミル基、ベンジ
ルオキシカルボニル基、1−N・N−ジメチルア
ミノカルボニルプロペン−2−イル基、1−N−
モルホリノカルボニルプロペン−2−イル基、1
−メトキシカルボニルプロペン−2−イル基のよ
うな基が挙げられる。 また第1の方法において保護アミノ基としてプ
ロトン化されたアミノ基(例えば鉱酸や有機スル
ホン酸、ハロゲン化脂肪酸等の塩)を有する化合
物を用いてカルボキシル基を酸ハライドにして所
望の反応を行うことにより目的化合物を得ること
もできる。 また、3−置換−7−アミノセフアロスポラン
酸の易加水分解性エステルとして特に好ましいも
のとして、本発明者の一人が先に見い出した基
【式】や基
【式】等が挙げられる。このエ ステル基は所望の反応を行つた後、中性または弱
酸性の条件下で生成物をニトロソ化剤と処理する
ことによりβ−ラクタム環を開環させることな
く、高収率で遊離の酸とすることのできる非常に
好都合なエステル基である。 この発明による化合物のうち特に好ましい化合
物としては次のものが挙げられる。 (1) 7−〔D−(−)−α−アミノ−m−クロロ
(または非置換)−p−エトキシカルボニルオキ
シ−フエニルアセタミド〕−3−(1・2・3−
トリアゾール−5−イル−チオメチル)−3−
セフエム−4−カルボン酸、 (2) 7−〔D−(−)−α−アミノ−m−クロロ
(または非置換)−p−(n−またはイソ−)プ
ロポキシカルボニルオキシ−フエニルアセタミ
ド〕−3−(1・2・3−トリアゾール−5−イ
ル−チオメチル)−3−セフエム−4−カルボ
ン酸、 (3) 7−〔D−(−)−α−アミノ−m−クロロ
(または非置換)−p−(n−またはイソ−)ブ
トキシカルボニルオキシ−フエニルアセタミ
ド〕−3−(1・2・3−トリアゾール−5−イ
ル−チオメチル)−3−セフエム−4−カルボ
ン酸、 およびこれらの医薬的に受容な塩類が挙げられ
る。 次に実施例によつてこの発明を説明する。 実施例 1 (a) D−(−)−α−t−ブトキシカルボニルアミ
ノ−p−ヒドロキシ−フエニル酢酸のナトリウ
ム塩2.32g(8ミリモル)を水5mlに溶かし、
氷冷下撹拌下しながらクロル炭酸エチル1.75g
(16ミリモル)を含むエーテル溶液と炭酸水素
ナトリウム水溶液を滴下し、PH8〜9に保ちな
がら反応させた。滴下終了後、PH8に保ちなが
ら約1時間撹拌した。反応の進行状況は薄層ク
ロマトグラフイーで追跡する(ベンゼン:酢酸
エチル:酢酸=10:5:1。原料はRf値:
0.5;反応物はRf値:0.6)。 反応終了後、酢酸エチルを加え、50%クエン
酸溶液でPH3.0に調整し、撹拌した。酢酸エチ
ル層を分け、更に数回抽出した。酢酸エチル層
は合せて食塩水少量で数回洗い乾燥した。溶媒
を減圧で留去して油状物を得た。これにイソプ
ロピルエーテルを加え、撹拌すると固化した。
D−(−)−α−t−ブトキシカルボニルアミノ
−p−エトキシカルボニルオキシ−フエニル酢
酸を2.44g(84.3%)得た。 mp 117〜120℃(分解) IR(KBr):3390、1770、1745、1680cm-1 (b) (a)で得られたD−(−)−α−t−ブトキシカ
ルボニルアミノ−p−エトキシカルボニルオキ
シ−フエニル酢酸2.35g(6.5ミリモル)を無
水のテトラヒドロフラン15mlに溶かし、氷冷
下、撹拌しながらN−メチルモルホリン0.73g
(7.2ミリモル)を加え、塩を作らせ−30℃に冷
却した。これにクロル炭酸エチル0.74g(6.8
ミリモル)を加え、−30〜−15℃で約120分間反
応させ−40℃に冷した。 一方、7−アミノ−3−(1・2・3−トリ
アゾール−5−イル−チオメチル)−3−セフ
エム−4−カルボン酸2.03gを(6.5ミリモ
ル)を無水の塩化メチレンに懸濁させ、N・O
−ビストリメチルアセタミド2.4mlを加え撹拌
して溶解させた。この溶液を前記混合酸無水物
の溶液に撹拌下滴下した。−40〜−20℃で120
分、更に徐々に0℃まで昇温させて反応させ
た。不溶物を過補助剤を用いて除き、不溶物
は塩化メチレンで洗つた。洗液および反応液は
合せ、減圧下で溶媒を除去した。残渣に酢酸エ
チルと水15mlを加え、撹拌下炭酸水素ナトリウ
ム水溶液でPH7.5に調整し、水層を分取した。
酢酸エチル層は少量の水で洗つた。水層を合
せ、新たに酢酸エチルを加え50%クエン酸でPH
3.0にし、食塩を加えた。酢酸エチル層を分
け、食塩水で洗い乾燥する。減圧下で溶媒を留
去すると残渣は固化した。これにエーテルを加
え、粉砕して固形物を集め、薄層クロマトグラ
フイー(ブタノール:酢酸:水=4:1:1。
沃化アジド液またはニンヒドリン液噴霧後加熱
発色。Rf値:0.67)で1スポツトの生成物を得
た。 7−〔D−(−)−α−t−ブトキシカルボニ
ルアミノ−p−エトキシカルボニルオキシ−フ
エニルアセタミド〕−3−(1・2・3−トリア
ゾール−5−イル−チオメチル)−3−セフエ
ム−4−カルボン酸を2.90g(68%)得た。 mp 175〜185℃(分解) IR:1770cm-1 UVλmax:273、227nm (c) (b)で得られたα−t−ブトキシカルボニルア
ミノ−化合物を常法によりアニソールに懸濁
し、トリフルオロ酢酸を用いて氷冷下で処理
し、減圧濃縮後エーテルを加えれば固形物を得
た。 7−〔D−(−)−α−アミノ−p−エトキシ
カルボニルオキシ−フエニルアセタミド〕−3
−(1・2・3−トリアゾール−5−イル−チ
オメチル)−3−セフエム−4−カルボン酸の
トリフルオロ酢酸塩を2.43g(82%)得た。 mp 150〜157℃(分解) IR:1770cm-1(β−ラクタム) UVλmax:233、272nm.(エタノール) Rf:0.215(ブタノール:酢酸:水=4:1:
1 (d) (c)で得たトリフルオロ酢酸塩を、イソプロパ
ノールにとかし、(とけにくい時は少量の20%
塩酸を滴下する)、これに当モルよりやや過剰
のピリジンを加え、一夜氷室においた。析出物
を集め少量のイソプロパノール、イソプロピル
エーテルで洗い真空で乾燥した。 7−〔D−(−)−α−アミノ−p−エトオキ
シカルボニルオキシ−フエニルアセタミド〕−
3−(1・2・3−トリアゾール−5−イル−
チオメチル)−3−セフエム−4−カルボン酸
をトリフルオロ酢酸塩から収率86%で得た。 本品のMICは、乳酸菌に対して0.39(μg/
ml)、肺炎菌に対して1.56、大腸菌に対して
1.56、サルモネラ菌に対して1.56で、セフアト
リジン(7位の側鎖のフエニル基のP位がヒド
ロキシ基の化合物)とほぼ同等か、やや劣る結
果を得たが、肺炎菌に対する感染治療実験で
は、経口投与法で約1.5倍の優れた結果を得
た。 実施例 2 (a) 実施例1−(a)における、D−(−)−α−t−
ブトキシカルボニルアミノ−p−ヒドロキシ−
フエニル酢酸のナトリウム塩の代りに、D−
(−)−α−t−ブトキシカルボニルアミノ−m
−クロロ−p−ヒドロキシ−フエニル酢酸のナ
トリウム塩を用い他は、実施例1−(a)に従つて
反応させ処理した。 D−(−)−α−t−ブトキシカルボニルアミ
ノ−m−クロロ−p−エトキシカルボニルオキ
シ−フエニル酢酸を87%で得た。このものは、
油状のシラツプ状でのみ得られ、エーテルおよ
びベンゼンに可溶であつた。 (b) 実施例1−(b)におけるD−(−)−α−t−ブ
トキシカルボニルアミノ−p−エトキシカルボ
ニルオキシ−フエニル酢酸の代りに、D−
(−)−α−t−ブトキシカルボニルアミノ−m
−クロロ−p−エトキシカルボニルアミノ−フ
エニル酢酸を用い、他は実施例1−(b)に従つて
反応させ処理した。7−〔D−(−)−α−t−
ブトキシカルボニルアミノ−m−クロロ−p−
エトキシカルボニルオキシ−フエニルアセタミ
ド〕−3−(1・2・3−トリアゾール−5−イ
ル−チオメチル)−3−セフエム−4−カルボ
ン酸を収率73%で得た。 mp 165〜172℃(分解) IR(KBr):1770cm-1(β−ラクタム) UVλmax:232、273nm. Rf:0.65(ブタノール:酢酸:水=4:1:
1) (c) 上記(b)で得られたα−t−ブトキシカルボニ
ルアミノ化合物を実施例1−(c)に従い、常法に
よりトリフルオロ酢酸で脱離し、処理した。 7−〔D−(−)−α−アミノ−m−クロロ−
p−エトキシカルボニルオキシ−フエニルアセ
タミド〕−3−(1・2・3−トリアゾール−5
−イル−チオメチル)−3−セフエム−4−カ
ルボン酸のトリフルオロ酢酸塩を収率84%で得
た。 mp 158〜162℃(分解) IR:1770cm-1(β−ラクタム) UVλmax:236、274nm(エタノール) Rf:0.155(ブタノール:酢酸:水=4:1:
1) (d) 上記(c)で得られたトリフルオロ酢酸塩を実施
例1−(d)に従つて反応させ、処理する。 7−〔D−(−)−α−アミノ−m−クロロ−
P−エトキシカルボニルオキシ−フエニルアセ
タミド〕−3−(1・2・3−トリアゾール−5
−イル−チオメチル)−3−セフエム−4−カ
ルボン酸を、収率87%で得た。 本品のMICは、乳酸菌に対して0.39(μg/
ml)、肺炎菌に対して0.78、大腸菌に対して
0.78、サルモネラ菌に対して0.78で、セフアト
リジンとほぼ同等であるが、肺炎菌に対する感
染治療実験では、経口投与法で約2倍の優れた
結果を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(): (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子またはニト
    ロ基を示し、R2は低級アルキル基またはアラル
    キル基を示す) で表わされるD−(−)系セフアロスポリン化合
    物またはその医薬的に受容な塩類。 2 一般式(): (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子またはニト
    ロ基を示し、R2は低級アルキル基またはアラル
    キル基を示す) で表わされるD−(−)系セフアロスポリン化合
    物またはその医薬的に受容な塩類と賦形剤とから
    なる抗菌組成物。
JP12413776A 1976-10-16 1976-10-16 Antibacterials Granted JPS5350193A (en)

Priority Applications (1)

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JP12413776A JPS5350193A (en) 1976-10-16 1976-10-16 Antibacterials

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Publication Number Publication Date
JPS5350193A JPS5350193A (en) 1978-05-08
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ID=14877828

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