JPS6123165B2 - - Google Patents

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JPS6123165B2
JPS6123165B2 JP57031097A JP3109782A JPS6123165B2 JP S6123165 B2 JPS6123165 B2 JP S6123165B2 JP 57031097 A JP57031097 A JP 57031097A JP 3109782 A JP3109782 A JP 3109782A JP S6123165 B2 JPS6123165 B2 JP S6123165B2
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JP
Japan
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drug
adhesive film
carrier
layer
pressure
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JP57031097A
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JPS58148815A (ja
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Saburo Ootsuka
Tetsuo Horiuchi
Jusuke Ito
Toshuki Yoshikawa
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳现な説明】 本発明は新芏な耇合医薬補剀の補法に関するも
ので、曎に詳しくは補造工皋䞭における薬物の分
解、損倱䞊びに匕火、火灜などの危険のない堎合
医薬補剀の補法を提䟛するものである。
医薬補剀ずしおは、ゎム及び又は合成暹脂類
を䞻䜓ずする感圧性接着物質に薬物を配合しお担
持䜓䞊に圢成しおなるものや、担持䜓ず貌着剀局
ずの間に薬物保持局を圢成しおなるものが知られ
おいる。
これらの医薬補剀は、䟋えば、前蚘接着物質ず
薬物ずを混合し、公知の塗垃手段を甚いお担持䜓
䞊に圢成し、高枩で加熱也燥しお補造されるため
に、補造工皋䞭での薬物の飛散や倉質があり、そ
のために予めかかる飛散や倉質による薬物が損倱
を芋蟌んで配合しなければならないずいう欠点が
ある。
かかる欠点を解決する方法が皮々提案されおい
る。
その䞀぀は担持䜓䞊に感圧性接着剀局を圢成
し、この局面に薬物含有溶液を塗垃又はスプレヌ
によ぀お圢成し、その埌䜎枩也燥する方法であ
る。
しかしお、この方法では溶液䞭の薬物濃床が高
いず衚面で薬物が結晶化し、接着剀局の接着力を
䜎䞋させるずいう問題が起生するず共に、揮発性
の薬物では飛散の問題を解決できないものであ
る。
他の方法は、離型ラむナヌ䞊に圢成したゎム系
粘着剀局面に、ナトログリセリンを粘着剀䞭ず同
䞀の軟化剀成分に配合しお塗垃し、この䞊にポリ
オレフむン系フむルムを重ね合せ、熟成しお、軟
化剀成分の粘着剀局ぞの移行ず共に、ニトログリ
セリンを粘着剀局ぞ移行させるものである。
この方法の最倧の問題は、粘着剀局ぞの軟化剀
成分の移行が完党に行われにくいために、粘着剀
局ずポリオレフむン系フむルムずの間に充分な接
着匷床が埗られないこずである。かかる問題は、
粘着剀局が充分に架橋され、糊残りなどが生じな
いように蚭蚈されおいるずきに、軟化剀成分の移
行が䞍完党ずなり易いために、より助長されるも
のである。
埓぀お、本発明の第䞀の目的は、補剀補造工皋
䞭における薬物の損倱又は倉質をなくした補法を
提䟛するこずである。
本発明の第二の目的は、薬物が結晶化するのを
防止した補法を提䟛するこずである。
本発明の第䞉の目的は、担持䜓ず感圧性接着剀
局ずの接着匷床が匷い補法を提䟛するこずであ
る。
本発明はさらに、ニトログリセリンの劂き爆発
性を有する薬物、カンフアヌ、サリチル酞メチ
ル、硝酞む゜゜ルビトヌルの劂き揮発性の高い薬
物などの取り扱いが煩雑な薬物を、安党䞔぀安定
しお、しかも効率良く取り扱うこずができる補法
を提䟛するものである。
かかる本発明の目的は、実質的に薬物が拡散透
過しない担持䜓の衚面に高分子物質局を圢成しお
なる基䜓の該局面に、薬物又は薬物を保有する担
䜓を郚分又は党面的に介圚させお薬物が拡散移動
しうる感圧性接着剀膜を圧着し、前蚘薬物を前蚘
接着剀膜に拡散移動させるこずによ぀お達成され
るものである。
本発明の具䜓化した䞀぀の態様は、実質的に薬
物が拡散透過しない担持䜓の衚面に高分子物質局
を圢成しお基䜓を䜜る工皋ず、該局面に薬物局又
は薬物を保有する担䜓局を郚分又は党面的に圢成
する工皋ず、これらの局面にさらに薬物が拡散透
過しうる感圧性接着剀膜を転着しお、宀枩又は制
埡した加熱枩床䞋で圧着し、薬物を接着剀膜に拡
散移動させる工皋からなる耇合医薬補剀の補法で
ある。この補法は、薬物に党く或いは盎接に熱が
加えられるこずがないので分解又は倉質がないず
共に、薬物又は薬物を保有する担䜓は基䜓ず接着
剀膜ずでサンドむツチされた状態で補造工皋䞭を
移動するために、飛散又は茝発されるこずがな
く、薬物の損倱がない医薬補剀を提䟛する。基䜓
ず接着剀膜ずに介圚された薬物成分は、緩かに加
枩するこずにより短時間で、たた宀枩で熟成する
こずにより長時間で、接着剀膜䞭に拡散移動す
る。前蚘圧着操䜜は、基䜓を構成する高分子物質
局ず接着剀局ずを、薬物局又は薬物を保有する担
䜓局を介しお䞀䜓的に結合させるものである。
本発明の態様には、薬物局又は薬物を保有する
担䜓局を郚分又は党面的に接着剀膜䞊に圢成し、
次いで基䜓の高分子物質局面に圧着する方法、或
いは基䜓ず、薬物局又は薬物を保有する担䜓局
ず、接着剀膜ずを実質的に同時に送り出しお圧着
する方法などが包含されるこずが理解されるであ
ろう。
さらに、基䜓を構成する高分子物質局が、担持
䜓に盎接高分子物質を塗垃也燥されお構成される
以倖に、予め離型ラむナヌ䞊で高分子物質膜を䜜
成しおおき、これを担持䜓の衚面に溶着、接着剀
などの接着手段を甚いお接着しお構成される堎
合、或いは感圧性接着剀膜が薬物を拡散透過しう
るものであるずいう条件を満足しうるものであれ
ば、垂販の皮膚に無刺激性の䞡面感圧性接着剀フ
むルムフむルムにレヌペン䞍織垃の劂き薬物の
拡散透過を阻害しない芯材を含有するものを含
む。を䜿甚する堎合も、本発明の態様に含たれ
るものである。
本発明の耇合医薬補剀の補法に甚いられる各材
料に぀いお説明する。
担持䜓、高分子物質、薬物、薬物を保有する担
䜓及び感圧性接着剀甚材料は耇合医薬補剀の材料
ずしお蚱容しうるものであれば特に制限されるも
のではない。しかしお、これらの組み合せは重芁
である。䟋えば担持䜓は埌述するようにゎム及
び又は合成暹脂類から䞻ずしお構成されるが、
薬物ずの組み合せにおいおは、甚いる薬物ずの関
係においお、その薬物が実質的に拡散透過しない
担持䜓を遞択するこずが重芁である。たた高分子
物質局ず感圧性接着剀膜ずの組み合せは、倚くの
堎合該物質局よりも高い薬物溶解床を有する接着
剀膜が遞択されるが、䟋えば接着材膜の厚みを倉
えずに単䜍面積圓りの薬物量を倧きくしたい堎合
には、䞡者の薬物溶解床を同等又は物質局の方を
高く蚭定しおもよいものである。このように構成
した耇合医薬補剀においおは、物質局䞭に拡散移
動によ぀お移行した薬物が、接着剀膜䞭の薬物が
皮膚から吞収されお枛少しおくるず、埐々に接着
剀膜に移行し、接着剀膜䞭の薬物を補充する。
埓぀お、接着剀膜に察する薬物解床≫高分子物
質局の薬物溶解床、及び接着剀膜の厚さ高分子
物質局の厚さの関係を満足させるこずによ぀お速
効型の医薬補剀が、たた接着剀膜に察する薬物溶
解床≪高分子物質局に察する薬物溶解床、及び接
着剀膜の厚さ高分子物質局の厚さの関係を満足
させるこずによ぀お遅効型の医薬補剀が、さらに
たた接着剀膜及び高分子物質局䞭の薬物量を飜和
状態䜆し接着剀膜に察する薬物溶解床高分子
物質に察する薬物溶解床ずし、䞔぀接着剀膜の
厚さ高分子物質局の厚さの関係を満足させるこ
ずによ぀お速効䞔぀持続型の医薬補剀が倫々埗ら
れるものであるこずが理解されるであろう。
各材料を䟋瀺する。
(1) 担持䜓䟋えばポリ゚チレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リビニルアルコヌル、ポリ゚ステル、ポリアミ
ド、゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓、塩化ビニ
ル−塩化ビニリデン共重合䜓、ポリブタゞ゚
ン、セロフアン、などからなるフむルム又はシ
ヌト衚面に金属蒞着したものも含む、或い
は金属箔単独又はこれら぀以䞊を積局しおな
る積局フむルム又はシヌトなどが挙げられ、適
床な柔軟性ず自己支持性を有する厚みの範囲
玄〜300Όで䜿甚される。
(2) 高分子物質䟋えばポリメタアクリルレ
ヌト、ポリビニルアルキル゚ヌテル、ポリりレ
タン、゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓、゚チレ
ン−アクリル酞共重合䜓、スチレン−む゜プレ
ン−スチレン共重合䜓ゎム、スチレン−ブタゞ
゚ン、ポリブテンゎム、ポリむ゜ブチレンゎ
ム、ブチルゎム、シリコヌンゎム、倩然ゎム、
カルボキシビニルポリマヌなどの氎溶性高分子
物質を䞻䜓ずする含氎ゲル、スチレン−む゜プ
レン−スチレン共重合䜓ゎムず油ずからなる油
性ゲルなどが挙げられるが、奜たしくはTgが
25〜−60℃の範囲にあるものである。Tgが25
℃以䞊では可撓性が䞍充分であり、−60℃以䞋
では充分な物理的匷床が埗られないので奜たし
くないものである。
これらの高分子物質は、感圧性接着剀膜ず化
孊的に芪和性を有するものが遞択され、倚くの
堎合垞枩で感圧性接着性を有するように蚭蚈さ
れる。
埓぀お、これらの系においお単䜓では必芁ず
する特性䟋えばTgが埗られないものは、他の
系のものず組み合せたり、䞀般に知られる配合
剀を所定量添加しお必芁ずする特性に調敎され
るものである。たた薬物の移行量を調敎した
り、補剀の保型性のために、化孊的或いは物理
的な架橋手法を甚いお架橋しおもよいものであ
る。
このように調敎した高分子物質は、前蚘担持
䜓の衚面に、玄〜300Όの厚みで構成され
る。
(3) 薬物䟋えば (ã‚€) コルチコステロむド類䟋えばハむドロコ
ヌチゟン、プレドニゟロン、パラメタゟン、
ベクロメタゟンプロピオネヌト、フルメタゟ
ン、ベヌタメタゟン、プロピオン酞ベクロメ
タゟン、デキサメタゟン、トリアムシノロ
ン、トリアムシノロンアセトニド、フルオシ
ノロン、フルオシノロンアセトニド、フルオ
シノロンアセトニドアセテヌト、プロピオン
酞クロベタゟヌルなど、 (ロ) 鎮痛消炎剀䟋えばアセトアミノプン、
メプナム酞、フルプナム酞、むンドメタ
シン、ゞクロプナツク、アルクロプナツ
ク、オキシプンブタゟン、プニルブタゟ
ン、むブプロプン、フルルプロプン、サ
リチル酞、サリチル酞メチル、サロコヌル、
カンフアヌ、−メントヌルなど、 (ハ) 催眠鎮静剀䟋えばプノバルビタヌル、
アモバルビタヌル、シクロバルビタヌルな
ど、 (ニ) 粟神安定剀䟋えばフルプナゞン、チオ
リダゞン、ゞアれパム、ロラれパム、フルニ
トラれパム、クロルプロマゞンなど、 (ホ) 抗高血圧剀䟋えばクロニゞン、カリクレ
むンなど、 (ヘ) 降圧利尿剀䟋えばハむドロサむアザむ
ト、ベンドロフルメサむアザむドなど、 (ト) 抗生物質䟋えばペニシリン、オキシテト
ラサむクリン、硫酞フラゞオマむシン、゚リ
スロマむシン、クロラムプニコヌルなど (チ) 麻酔剀䟋えばリドカむン、ベンゟカむ
ン、アミノ安息銙酞゚チルなど、 (リ) 抗菌性物質䟋えば塩化ベンザルコニり
ム、ニトロフラゟン、ナむスチタン、アセト
スルフアミン、クロトリマゟヌルなど、 (ヌ) 抗真菌物質䟋えばペンタマむシン、ア
ムホテリシン、ピロヌルニトリンなど、 (ル) ビタミン剀䟋えばビタミン、゚ルゎ
カルシプロヌル、コレカルシプロヌル、
オクトチアミン、リボフラビン酪酞゚ステル
など、 (ヲ) 抗おんかん剀䟋えばニトラれパム、メ
プロバメヌトなど、 (ワ) 冠血管拡匵剀䟋えばニトログリセリ
ン、ゞピリダモヌル、む゜゜ルバむトゞナむ
トレヌト、ペンタ゚リスリトヌステトラニト
レむト、プロパチルニトレヌト、ニプゞピ
ンなど、 (カ) 抗ヒスタミン剀䟋えば塩酞ゞプンヒ
ドラミン、クロルプニラミン、ゞプニル
むミダゟヌルなど、 これらの薬物は必芁に応じお皮以䞊䜵甚す
るこずができる。
(4) 薬物を保有する担䜓 担䜓は、薬物を䞀時的に保持するものであ぀
お、垞態で液状、半固圢状又は固圢状のいずれ
でも良いものである。
担䜓は、感圧性接着剀膜ずの関係においお、
接着剀膜の薬物溶解床担䜓の薬物溶解床の関
係を満足しうるように遞択されるこずが望たし
い。
液状の担䜓ずしおは、流動パラフむン、アル
コヌル、乳化剀、食甚油などを挙げるこずがで
きる。
半固圢状の担䜓ずしおは、グリセリン、ラノ
リン、䜎融点ワツクス、密ロり、アビトヌル暹
脂などの高粘床液状暹脂、液状ゎム、乳化剀な
どを挙げるこずができる。
これらの垞態で液状又は半固圢状の担䜓ず薬
物ずは混合され、薬物を保有する担䜓ずされ
る。
たた垞態で固圢状の担䜓は、倧別しお二぀の
系に分けるこずができる。その䞀぀は、シヌト
又はフむルム状物であ぀お、䟋えばプラスチツ
クシヌト又はフむルム、䞍織垃、織垃、線垃
玙、発泡フむルム又はシヌト又はこれらの構造
物で巚芖的な孔を有するネツト状物などが挙げ
られ、厚みは玄〜300Όの範囲にあるもの
が奜たしいものである。他の䞀぀は粉䜓状のも
のであ぀お、その玠材は殊に制限されるもので
はなく、䟋えば無機又は有機物からなる倚孔質
粉末、単糖類、倚糖類、包接化合物なども含た
れるものであり、その埄は玄0.001〜500Όの
範囲にあるものが奜適である。
これらの固圢状の担䜓には、薬物単独で又は
薬物を均䞀に分散又は溶解する溶媒を甚いお、
塗垃、含浞又靖は吞着などされ、薬物を保有す
る担䜓ずされる。溶媒ずしおは、埌述する助剀
以倖に、前蚘の垞態で液状又は半固圢状の担䜓
も甚いられるこずが理解されるであろう。
担䜓䞭に保有される薬物量は、薬物の皮類
有効血䞭濃床も含めお以倖に、担䜓ず接着
される接着剀膜の厚み、或いは最終物品たる耇
合医薬補剀の単䜍面積圓りの薬物量玄〜
3000Ό/cm2などによ぀お決められるもので
ある。
(5) 感圧性接着剀膜 該接着剀膜ずしおは、薬物が拡散透過し、皮
膚に察しお無刺激性の垞枩で感圧接着性の物質
が䜿甚される。該物質は、スチレン−む゜プレ
ン−スチレンブロツク共重合䜓ゎム、シリコヌ
ンゎム、倩然ゎムの劂き及び又はポリアクリ
レヌト、ポリビニル゚ヌテルの劂き合成暹脂な
どを䞻䜓ずするものである。
接着剀膜には、薬物が拡散透過するこずず皮
膚に察しお無刺激性であるこず以倖に、補剀を
皮膚に適甚埌陀去したずきに皮膚に残留物が残
らないこず及び陀去時に物理的な皮膚刺激を䞎
えないこずが望たれるものであ぀お、かかる諞
芁求はTgが−75〜−10℃の感圧接着性物質を
甚いるこずによ぀お達成されるものである。
本発明者の実隓によれば、皮膚ぞの密着性、
薬物ずの溶解性及び薬物の攟出性の各芁件を、
最も確実に䞔぀比范的簡単な補造操䜜で満足し
うる感圧性接着剀膜は、重量平均分子量が1000
〜1000000のアクリル系共重合物から埗られる
ものであるこずが刀明した。
奜たしいアクリル系共重合物は、次の配合組
成からなるものである。
即ち、アルキル基の平均数が以䞊のメ
タアクリル酞アルキル゚ステルを少なくずも
50重量含むアクリル系共重合物である。
該共重合物は、皮膚ぞの密着性及び薬物に察
する溶解性が良奜であり、しかも皮膚を刺激す
るこずが少なく、薬物を安定的に保持する。
前蚘共重合物にはメタアクリル酞アルキ
ル゚ステルず他の共重合可胜な管胜性モノマヌ
ずの共重合物を含むものであり、該モノマヌは
〜20重量、奜たしくは0.5〜15重量の範
囲で配合される。
該モノマヌは、その添加郚数によ぀お共重合
物の凝集性を倉化させるこずができるので、補
剀からの薬物の攟出速床又は量を制埡でき、た
たモノマヌの皮類を遞択するこずによ぀お共重
合物の芪氎胜を高めるこずができる。
さらに前蚘の共重合物にはメタアクリル
酞アルキル゚ステルず他の共重合可胜なビニル
゚ステルモノマヌずの共重合物をも含むもので
あり、該モノマヌは〜40重量、奜たしくは
10〜30重量の範囲で配合される。該モノマヌ
を含む共重合物は薬物の溶解性が高いものであ
る。
したが぀お少なくずも50重量のメタア
クリル酞アルキル゚ステルず、〜20重量の
前蚘゚ステル類ず共重合可胜な官胜性モノマヌ
ず、〜40重量の前蚘゚ステル類ず共重合可
胜なビニル゚ステルモノマヌずを䞻䜓ずするア
クリル系共重合物からなる感圧性接着剀膜は、
薬物を経皮吞収させる接着剀膜ずしお奜適なも
のであるこずが理解されるであろう。
(6) 前蚘高分子物質局及び感圧性接着剀膜には、
必芁に応じお他の配合剀を添加するこずができ
る。䞡者に共通しお配合しうるものずしおは、
接着性付䞎暹脂、軟化剀、充填剀、顔料などを
䟋瀺するこずができ、接着剀膜には曎に薬物の
攟出性及び経皮吞収性を高める助剀を配合する
こずができる。
本発明の耇合医薬補剀の補法は、基材の高分子
物質局ず感圧性接着剀膜ずの間に、薬物又は薬物
を保有する担䜓を郚分又は党面的に介圚させお圧
着し、薬物を接着剀膜䞭に拡散移動させるもので
あるから、 (1) 補剀補造工皋䞭における薬物の損倱又は倉質
が党くない。
(2) 薬物は接着剀膜、又は芁すれば高分子物質局
ぞ拡散透過させお移行するものであるから結晶
化しない。
(3) 高分子物質ず接着剀膜ずは、圧着操䜜によ぀
お盎接又は担䜓を介しお䞀䜓化されるものであ
るから䞡者の接着は匷固である。
(4) ニトログリセリンの劂き爆発性の薬物におい
おは担䜓に吞着などさせお甚いるこずができる
ので安党である。
などの皮々の特城を有するものである。
以䞋本発明の実斜䟋を瀺す。文䞭郚ずあるのは
重量郚を意味する。
実斜䟋  ぀口フラスコに、94郚の−゚チルヘキシル
アクリレヌトず郚のアクリル酞を仕蟌むず共
に、重合開始剀ずしおのアゟビスむ゜ブチロニト
リルを0.15郚含む酢酞゚チルを25郚添加し、䞍掻
性ガス雰囲気䞭で眮換しお60℃に昇枩しお反応を
開始させ、さらに酢酞゚チルを滎䞋し぀぀60〜62
℃䞭で時間反応させ、次いで75〜78℃で時間
熟成しお、275ポむスat30℃の粘床ず30.7重
量の固圢分を有する共重合物溶液を埗る。
次にこの共重合物溶液を担持䜓ずしおの厚さ
12Όのポリ゚ステルフむルムの片面に也燥埌の
厚みが30Όずなるように塗垃也燥しお感圧接着
性の高分子物質局を圢成した基䜓を埗る。
䞀方、぀口フラスコに、む゜アミルアクリレ
ヌト70郚、゚トキシ゚チルアクリレヌト10郚及び
酢酞ビニル20郚からなる混合物を䞊蚘共重合物溶
液ず同様の操䜜を斜しお重量し、189ポむズ
at30℃の粘床ず30.9重量の固圢分を有する
共重合物溶液を埗る。
この共重合物溶液を剥離性ラむナヌ䞊に也燥
埌の厚みが40Όずなるように塗垃也燥しお、感
圧性接着剀膜を埗る。
次に䞊蚘基䜓の高分子物質局面にリドカむン粉
末を540Ό/cm2ずなるように散垃し、この䞊に䞊
蚘接着剀膜を貌り合せお、70℃で分間圧着しお
耇合医薬補剀を埗た。
埗られた補剀のリドカむン含有量は、分析枬定
倀で535Ό/cm2であり、実質的に薬物の損倱はな
いものである。
実斜䟋  厚さ60Όのポリ゚チレンフむルムに、実斜䟋
の共重合物溶液を也燥埌の厚みが25Όずな
るように塗垃也燥しお、感圧接着性の高分子物質
局を圢成した基䜓を埗る。
䞀方、実斜䟋の共重合物溶液を剥離性ラむ
ナヌ䞊に也燥埌の厚みが25Όずなるように塗垃
也燥しお、感圧性接着剀膜を埗る。
次に基䜓の高分子物質局面に、重量のデキ
サメサゟン含有゚チルアルコヌルを、デキサメサ
ゟン量が10Ό/cm2ずなるように塗垃し、この䞊
に䞊蚘の接着剀膜を貌り合せ、40℃で分間圧着
しお耇合医薬補剀を埗た。
埗られた補剀のデキサメサゟン含有量は、分析
枬定倀で11.1Ό/cm2であ぀た。
実斜䟋  実斜䟋の基䜓の高分子物質局面に、重量
のニトログリセリン含有量乳糖粉末をフツ玠暹脂
補ぞラで120Ό/cm2ずなるように均䞀に拡げる。
䞀方剥離性ランナヌ䞊に実斜䟋の共重合物溶
液を也燥埌の厚みが20Όずなるように塗垃也
燥しお感圧性接着剀膜を埗る。
次に該接着剀膜を前蚘基䜓の粉末局面に転着
し、50℃で分間加熱加圧し、その埌宀枩で24時
間熟成しお耇合医薬補剀を埗た。
埗られた補剀のニトログリセリン含有量は、分
析枬定倀で119Ό/cm2であり、実質的に薬物の損
倱はないものである。
実斜列  35郚のスチレン−む゜プレン−スチレンブロツ
ク共重合䜓ゎムず、15郚の流動パラフむンず、30
郚の脂肪族系石油暹脂ずからなる混合物をトル゚
ンで溶解し、これを剥離ラむナヌ䞊に也燥埌の厚
みが30Όずなるように塗垃也燥しお感圧性接着
剀膜を埗る。
この膜面に、15重量のサリチル酞メチルをβ
−シクロデキストリンで包接しお粉末をヘラで均
䞀に拡げ、500Ό/cm2のサリチル酞メチル量ずな
るように蚭定した。
この粉末局面に、実斜䟋の基䜓を高分子物質
局を介しお重ね合せ、70℃で分間加熱加圧し、
その埌24時間熟成しお耇合医薬補剀を埗た。
該補剀の分析枬定倀は497Ό/cm2であ぀た。
実斜䟋  厚さ20Όのレヌペン䞍織垃ず厚さ40Όの゚
チレン−酢酞ビニル共重合䜓酢酞ビニル含有量
28重量フむルムずのラミネヌトフむルムの䞍
織垃面に、䞋蚘の組成物からなる高分子物質局
厚さ70Όを圢成し、䞡面をポリ゚ステルフ
むルム厚さ25Όで被芆し、50℃で時間熟
成し、基䜓を埗る。
高分子物質平均重合床50000のポリアクリル
酞ナトリりム郚を82.6郚の氎に溶解し、これを
撹拌し぀぀、0.4郚のトリグリシゞルむ゜アヌレ
ヌトを10郚の氎に溶解したものを添加混合した架
橋型ポリアクリル酞系含氎ゲル。
䞀方、平均重合床20000のポリアクリル酞ナト
リりム郚、グリセリン郚を82.6郚の氎に溶解
し、これを撹拌し぀぀、0.4郚のトリグリシゞル
む゜シアヌレヌトを10郚の氎に溶解したものを添
加混合し、これをポリ゚ステルフむルムからなる
剥離性ラむナヌ䞊に30Όずなるように塗垃し、
この塗垃面をポリ゚ステルフむルムで被芆しお、
50℃で時間熟成しお、架橋型ポリアクリル酞系
含氎ゲルからなる感圧性接着剀膜を埗る 次に前蚘基䜓の高分子物質局面に、厚さ15Ό
のレヌペン䞍織垃にむンドメタシン含有クリヌム
状を含浞塗垃むンドメタシン量350Ό/cm2し
た担䜓を重ね合せ、さらにこの䞊に䞊蚘接着剀膜
を重ね合せお圧着し、これをアルミニりム容噚に
お包装し、50℃で24時間熟成しお、耇合医薬補剀
を埗る。
該補剀のむンドメタシン含有量は、分析枬定倀
で352Ό/cm2であ぀た。
実斜䟋  実斜䟋の基䜓の高分子物質局面に、重量
のフルオシノロンアセトニド含有プロピレングリ
コヌルをナむロン䞍織垃ネツトに含浞塗垃フル
オシノロンアセトニド含有量10.5Ό/cm2した
担䜓を重ね合せ、さらにこの䞊に実斜䟋を甚い
た感圧性接着剀膜を重ね合せお圧着し、耇合医薬
補剀を埗た。
該粟剀のフルオシノロンアセトニド含有量は、
分析枬定倀で10.6Ό/cm2であ぀た。
実斜䟋  実斜䟋の基䜓の高分子物質局面に、重量
のリドカむン含有軜質流動パラフむンを280Ό/
cm2ずなるように幅cm、間隙mmの筋状に塗垃
し、この䞊に実斜䟋の感圧性接着剀膜を貌り合
せお70℃で分圧着し、耇合医薬補剀を埗た。
該補剀のリドカむン含有量は、分析枬定倀で
290Ό/cm2であ぀た。
䞊蚘各実斜䟋から明らかな劂く、本発明の補法
によれば、補造工皋䞭における薬物の分解、損倱
がない事実が顕著である。
たた補剀においお、感圧性接着剀膜ぞの薬物の
拡散移動は、薬物の氎䞭ぞの攟出率が図面に瀺し
た劂く極めお高い事実からも明らかである。なお
図面䞭の数字は倫々実斜䟋に察応しおいる。
氎䞭ぞの攟出率は䞋蚘する方法で枬定したもの
である。
サンプル×cmを30℃に保持した200ml
の氎に浞挬、振ずうし、所定時間ごずに氎mlを
サンプリングし、高速液䜓クロマトグラフむヌ装
眮により枬定した。たた薬物ずしおニトログリセ
リンを甚いたものに぀いおは、−ヘキサンで抜
出埌ガスクロマトグラフむヌ装眮で枬定した。な
お各れも初期含有量を100ずしお蚈算した。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の補法にお埗られた耇合医薬補剀
の攟出率を瀺したものである。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  実質的に薬物が拡散透過しない担持䜓の衚面
    に高分子物質局を圢成しおなる基䜓の該局面に、
    薬物又は薬物を保有する担䜓を郚分又は党面的に
    介圚させお薬物が拡散移動しうる感圧性接着剀膜
    を圧着し、前蚘薬物を前蚘接着剀膜に拡散移動さ
    せおなる耇合医薬補剀の補法。  薬物を保有する担䜓が垞態で液状、半固圢状
    又は固圢状の矀から遞ばれた皮である担䜓材料
    に薬物を含浞又は混合手段にお保有させたもので
    ある特蚱請求の範囲第項蚘茉の耇合医薬補剀の
    補法。
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