JPS61231294A - ふるい分け方法 - Google Patents

ふるい分け方法

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JPS61231294A
JPS61231294A JP60070547A JP7054785A JPS61231294A JP S61231294 A JPS61231294 A JP S61231294A JP 60070547 A JP60070547 A JP 60070547A JP 7054785 A JP7054785 A JP 7054785A JP S61231294 A JPS61231294 A JP S61231294A
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JP
Japan
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screen
flow
stirring
chamber
passage
Prior art date
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JP60070547A
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JPH0536552B2 (ja
Inventor
福留 博美
勝部 良次郎
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は紙料精選スクリーンに利用できるふるい分け装
置に関するものである。
(従来技術) ふるい板(スクリーン)の穴を通過できる繊維物質と、
通過できない異物を形状分離する為に使用される従来の
ふるい分け装置は、第14図及び第15図に示すように
、表面に九又はスリット状の穴を多数持つ円筒状のスク
リーンが1個又は2個あるものが多用されている。図に
おいて容器11は円筒状の内外壁を持ち、各々内外スク
リーン1.2が取付けられ、室5.6.7を分離してい
る。
また内外スクリーン1.2の間には、複数個の細長い翼
12があり、同翼12は回転自由なロータ13に取付け
られて翼速度10〜30m/sで動くようになっている
この装置では、濃度5%以下の繊維懸濁液が管3より流
入し、環状通路4を通り、旋回しながら攪拌室7を流下
する間に、良質繊維物質はスクリーン1.2の穴を通っ
て精選室5.6に集められ管8より出て行く。一方穴を
通過できない異物は、環状リジェクト室9に達し、管1
0より排出される。
しかしながら前記従来の装置では、第8図に示す紙料の
流れ図のように、スクリーン穴の目詰りを防止す為に、
翼12を回転させて繊維懸濁液を攪拌し、翼の後半部で
生ずる負圧を利用して穴をallでいた。その為負圧部
分近くのスクリーン穴では逆流が生じて繊維が通過でき
ないので、穴を有効利用できず、又翼回転による動力も
大きいので・設備費用、運転費用が大きくかかる欠点が
あった。また翼による攪拌は懸濁液を旋回させるのみで
、凝集化防止及び繊維塊を分解する作用が良く、攪拌室
での濃度むらが起こり、部分的にスクリーン穴が詰り易
く、処理量を大きくできなかった。
更にスクリーンが円筒状になっているので、設備容槓当
りのスクリーン面積が少なく、又スクリーンの製作費用
も大きくかかり、かつ処理流晋範囲が大幅に変化する場
合は、小分けして数台設置し、又大幅増産の場合、新た
に台数を増加しなければならず、設備投資も大きくなる
欠点があった。
また翼回転により生ずる脈動(圧力変動)のため、後の
工程で製品の品質が安定しない欠点があり、品質安定の
ため脈動減衰器の設置が必要であった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、従来のふるい分け装置における処理量が大き
く出来ず、かつ設備費、運転費、スクリーンの製作費が
大きくかかるなどの問題点を解決しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) このため本発明は、繊維物質と異物を分離するふるい分
け装置において、平板状のスクリーンを積み重ねて並べ
、スクリーン表面に沿う懸濁液の流速を2〜14m/s
にすると共に、前記スクリーンの穴に於ける流れの入口
、出口流路断面積が中間部流路断面積より広くなるよう
にし、がっ入口部エツジの下流側角度へが上流側角度θ
、より大きくなるようにしたもので、これを問題点解決
のための手段とするものである。
(作用) 繊維懸濁液は入口管より流入し、通路を通って攪拌室を
流下する間に良質繊維物質はスクリーンの穴を通過し、
精選室に集められて通路を通り出口管より排出される。
一方スクリーンを通過できなかった繊維物質の一部と異
物は、リジェクト室に築められ通路を通ってリジェクト
室より出で行くが、大部分け戻り通路を通ってエジェク
タ効果により入口管へ戻る。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面について説明すると、第1図
〜第7図及び第9図〜第13図は本発明の実施例を示す
先ず第1図は本発明装置における第1実施例の縦断面図
、第2図は攪拌室に於ける横断面図、第3図は入口通路
に於ける横断面図、第5図はロータ面に沿って分割した
断面図を示す。また第9図はスクリーン及び攪拌板に於
ける流れ図、第10図は第9図の攪拌室圧力を示す説明
図、第11図は攪拌板に於ける流れ図を示す。
さて第1図〜第3図及び第5図に於いて、通路4a、1
8.19及び複数個の穴23を持つスクリーン1aが分
配箱15と間座16a、16bの間に、又穴23を持つ
スクリーン1bが間ffg 16aと蓋17の間に各々
槓み重ねて配置され、ボルト等で取付けである。第9図
に示すように穴23は攪拌室側流路及び精選室側流路断
面積より、中間部流路断面積が狭く、かつ攪拌室側穴の
エツジに於いて上流側角度θ、〈下流側角度θjL(6
0”<θ1、〈120°、120°〈θ〈165°)に
なるよう構成されている。
14は攪拌板で、表面に突起24(形状について限定し
ないが、球面が望ましい)を複数個有しており、揺動自
在な継手25及び弾性M’j!21を介し、間座16a
に支持されている。また分配箱15には、入口管3a、
出口管8a、リジェクト管10a、精選室5a及びリジ
ェクト戻り通路20がある。間座16aは攪拌室7aと
リジェクト室9a及び精選された良質繊維物質通路19
を構成し、間座16bは繊維懸濁液通路4aと精選室6
8及びリジェクト異物通路18を構成している。また蓋
17には精選室5bがあり、攪拌室7aは平均流下速度
が大幅に変化しないようクサビ状になっている。
次に以上の如く構成された実施例について作用を説明す
ると、繊維懸濁液は入口管3aより流入し、通路4aを
通り攪拌室7aを流下する間に良質繊維物質はスクリー
ンの穴23を通過し、精選室5a、5b、6aに集めら
れて通路19を通り出口管8aより出て行く。一方スク
リーンを通過できなかった繊維物質の一部と異物は、リ
ジェクト室9aに集められ、通路18を通ってリジェク
ト管10aより出て行くが、大部分け戻り通路20を通
ってエジェクタ効果により入口管3aへ戻る。
また攪拌室7aに於いて、スクリーン表面上の流速を2
〜14n+/s  (好ましくは6〜9m/s)とし、
かつ60°くθ<120”としたので、穴の入ロエソジ
部で流れの剥離が生じ、攪拌が促進されて懸濁液が均一
に分散した状態で穴を通過するので詰りか起こらず、又
精選室側に於ける穴の面精も広く、中間部のみ狭いので
、通過抵抗が小さい。
更に第11図に示すように攪拌板14の突起24により
、スクリーン表面上の流れの加速、減速が繰り返し起こ
り、流れの方向も繰り返し変わって非定常流れとなるの
で、分散効果により穴部での繊維停滞を防止する。また
流れの分岐に於いて、120°〈θ、< 165°とし
たので、面取りの効果が出て入口エツジでは繊維の引掛
りが起こらない為、穴の詰りは生じない。しかも負圧を
生じる部分がなく、従ってスクリーン穴の逆流も起こら
ず常に攪拌室から精選室へ流れる。更に攪拌板14は流
れにより自由に揺動するので、スクリーン穴に対する流
れが常に変化し、繊維停滞をさらに防止する。
次に第4図は他の実施例を示し、スクリーン1a、1b
を平行に並べ、攪拌室7a及び精選室5a、5b、6a
を分離している。また平均流下速度が大幅に変化しない
ようクサビ状になった攪拌板14aを持つか、又は攪拌
板14bは突起を表裏一体とし伸縮自在の弾性体で形成
されている。その他は前記実施例と同じである。
次に第6図及び第7図は他の実施例を示し、スクリーン
1aと攪拌板14aは、蓋17、間座16a、16bに
より積み重ねて構成されているが、入口管3b、出口管
8b、リジェクト管IQbへの開口を可能にする為に複
数個の脚26がある。
また攪拌板14aは入口管3b側に於いて、揺動自在な
継手25を介して弾性板21aにより支持されている。
弾性板21aは間座16bに固定されている。また弾性
板21aは入口管3b内の流れにより揺動し、攪拌板1
4a上の突起を上下させ、スクリーン表面の流れを常に
変化させて繊維停滞を防止するようになっている。なお
、繊維長が極めて短く、濃度も低い特殊な場合は、スク
リーン表面での繊維停滞及びスクリーン穴の詰りは起こ
りにくいので、攪拌板は必ずしも必要ではない。
第12図及び第13図は夫々更に他の実施例を示す。先
ず第12図に於いて攪拌板14は、揺動自在な継手25
及びその両端を支持する弾性1!t121を介して駆動
機22により強制的に微少往復又は「さいさ」運動をす
ることができる。
第13図の実施例は、継手25の中央部が弾性膜21を
介して駆動機22と連結した例を示す。
懸濁液の繊維長が長く、濃度も高い場合には、これらの
実施例のように攪拌板14を駆動機22により動かす方
が、攪拌室を確実に攪拌する上で好ましい。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は構成されているので、
攪拌板はスクリーン表面上の流れ状況を當に変え、攪拌
分散を促進して繊維停滞を防止し、スクリーンの穴は流
れの剥離と、流れ分岐点での繊維停滞防止の両方の作用
により個々の穴が掃除され、かつ通過抵抗も小さいので
、従来より高い濃度にしても詰りの発生がなく、又翼の
負圧による逆流も生じないので、同じ大面積で従来より
大きな処理能力が得られ、設備費用が低減できる。
また回転する翼がないので、従来より少ないエネルギー
で運転できると共に、回転物による脈動(圧力変動)が
ない。従って、後の工程で製品の品質が安定する。また
従来のような脈動減衰器の設置を省略できる。
更にスクリーンが平面になっているので、数枚型ねるこ
とで、設置容槓当りのスクリーン面精が大きくなり、ス
クリーンの製作費用も低減できる。
また処理流量範囲の変化に応じてスクリーン、攪拌板、
間座の積み重ね数を変えるか、全く穴のないスクリーン
を入れることによって、処理能力を調整可能で、従来の
ように台数を小分けする必要がなく、大幅増産の場合で
も新たに追加が必要なのは、スクリーン、攪拌板、間座
だけで良く、設備投資を低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示すふるい分け装置の正
面断面図、第2図は同攪拌室に於ける平面断面図、第3
図は第1図の入口通路部の平面断面図、第4図は本発明
の第2実施例を示すふるい分け装置の正面断面図、第5
図は第1図の攪拌室に於ける側断面図、第6図は本発明
の第3実施例の正面断面図、第7図は第6図の出口通路
部の平面断面図、第8図は従来のふるい分け装置のスク
リーン目の説明図、第9図は本発明の実施例装置のスク
リーン目の説明図、第10図は第9図における攪拌室圧
力を示す説明図、第11図は攪拌板の突起による流れ状
態を示す説明図、第12図は本発明の第4実施例を示す
平面断面図、第13図は同第5実施例の側断面図、第1
4図は従来のふるい分け装置の平面断面図、第15図は
同正面断面図である。 図の主要部分の説明 1a、1b −・スクリーン 5a、5b、6a−一精選室 7a・・−攪拌室 14−・攪拌板 23−穴 θ、−上流側角度 θ−・・下流側角度 特 許 出 願 人 三菱重工業株式会社第1図 第2図 第3図 第4図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繊維物質と異物を分離するふるい分け装置において、平
    板状のスクリーンを積み重ねて並べ、スクリーン表面に
    沿う懸濁液の流速を2〜14m/sにすると共に、前記
    スクリーンの穴に於ける流れの入口、出口流路断面積が
    中間部流路断面積より広くなるようにし、かつ入口部エ
    ッジの下流側角度θ_2が上流側角度θ_1より大きく
    なるようにしたことを特徴とするふるい分け装置。
JP60070547A 1985-04-03 1985-04-03 ふるい分け方法 Granted JPS61231294A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60070547A JPS61231294A (ja) 1985-04-03 1985-04-03 ふるい分け方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP60070547A JPS61231294A (ja) 1985-04-03 1985-04-03 ふるい分け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61231294A true JPS61231294A (ja) 1986-10-15
JPH0536552B2 JPH0536552B2 (ja) 1993-05-31

Family

ID=13434650

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JP60070547A Granted JPS61231294A (ja) 1985-04-03 1985-04-03 ふるい分け方法

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JP (1) JPS61231294A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59137594A (ja) * 1983-01-26 1984-08-07 エ−.ア−ルストロム オサキ−テイオ スクリ−ンプレ−ト
JPS6016797U (ja) * 1983-07-12 1985-02-04 三菱重工業株式会社 ふるい分け装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6016797B2 (ja) * 1976-03-31 1985-04-27 三菱電機株式会社 多重信号再生装置

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JPH0536552B2 (ja) 1993-05-31

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