JPS61230924A - 円筒体の成形装置 - Google Patents

円筒体の成形装置

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JPS61230924A
JPS61230924A JP60072566A JP7256685A JPS61230924A JP S61230924 A JPS61230924 A JP S61230924A JP 60072566 A JP60072566 A JP 60072566A JP 7256685 A JP7256685 A JP 7256685A JP S61230924 A JPS61230924 A JP S61230924A
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JP
Japan
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mandrel
cylindrical body
bellows
pulley
fiber
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JP60072566A
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English (en)
Inventor
Isao Imamura
功 今村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はべ〇一部を有する円筒体の成型装置に関する。
[発明の技術的背l?11 一般に円筒体を回転させた場合、遠心力によりその円筒
体にはフープ応力(円周方向応力)σθが発生する。こ
のフープ応力σ〃は一般にσ〃=(γ/9)・v2・・
・・・・・・・・・・(1)で表される。
また、円筒体材料の引張強度σ−が決定されれば、円筒
体の限界周速Vcは VC−g・ σβ/γ)・Sf・・・・・・・・・・・
・(2)で表される。(ただし、Sf:安全係数)しか
して円筒体の周速を増加さけたとき、フープ応力σθは
、周速の2乗に比例して増加する。
この場合、円筒体材料の安全性の面からσ−〉σ−であ
ることが要求される。σ−〉σlの条件を満足できない
場合には材料の選択が必要となり、最近、比強度(σ−
/γ)の大きい繊維強化プラスチック(以下FRPと記
す)、特に炭素繊維強化プラスチック(以下CFRPと
記す)が使用される傾向にある。
さらに円筒体は、その回転固有の危険速度を有し、円筒
体を高速回転させるためには、回転速度を上昇させるに
伴い、複数の危険速度領域を通過しなげければならない
。円筒体の危険速度でω。
は、一般的に次式で表される。
ωB = (λ。2/A’ )   −/lj−・−・
(3)で表される。
ところで、円筒体の定格回転数近傍に危険速度領域があ
る場合には、定格回転数で回転中に太きな振動が生じ、
円筒体が固定側(静止側)に接触して円筒体の回転が落
ちたり、最悪の場合には破損に至る等の恐れがある。こ
れを避けるために、円筒体にベロー部を設けることによ
り、みかけのヤング率を小さくして危険速度領域を下げ
ることが行われている。これにより、定格回転数で円筒
体の安定的な高速回転が保証される。
そして、このようなFRP製の円筒体を製造する方法と
しては、種々の方法のうちから、特性を最高に発揮させ
るため、繊維に、エポキシ樹脂等を含浸させた後、回転
するマンドレルに巻き付け、その後、たとえばオートク
レーブ内で加熱、硬化させて円筒体を製造するいわゆる
フィラメント・ワインディング法(以下F/W法と記す
)が用いられている。
第5図はF/W法に用いた従来の円筒体の成形装置を概
略的に示す斜視図である。すなわち、繊維1を巻きつけ
るマンドレル2の両端軸心中央部にマンドレル軸3が設
けられ、そのマンドレル軸3の一端は該マンドレル2を
回転させるための駆動袋R8に、他端は内部に軸受を含
むマンドレルサポート12に接続されている。そして駆
動装置8およびマンドレルサポート12は架台11上に
設けられている。
マンドレル2に、1iiiを均一に巻きつけるためトラ
バース装置5がマンドレル2と平行に配置されたトラバ
ースレール6上に設けられ、トラバース装置5はトラバ
ースレール6上を可動するようになっている。
!iI維1を供給するボビン4はマンドレル2から離れ
た位置にボビンサポート14に取付けられたボビン軸1
3に複数個(図では2個)のボビンが取付けられている
また、駆動袋@8には接続ケーブル10を介して制御装
置7および電源9が接続されている。
そして、111はボビン4から供給されトラバース装置
5を通って回転するマンドレル2上に巻きつけて円筒を
成形することになる。
[背景技術の問題点1 第5図に示した従来の成形装置では、円筒形状のマンド
レル2上に繊維1を巻きつけることにより円筒体を成形
することができる。しかしながら、その円筒体の途中に
異径部たとえばベロー部等を有する円筒体を成形する場
合にはべ〇一部においてIIIに張力が作用しているこ
とから繊維をベロー形状に沿って巻きつけることができ
ない。そのため、マンドレルのベロー形状部分と繊維の
間に空間(隙間)が発生し、必要とするベロー形状を有
する円筒体を成形できない欠点があった。
また、従来ベロー形状を有する円筒体を成形する場合に
は、 ■ Illを用いて繊維を張りつけたプリプレグシート
を円筒状のマンドレルに巻くことに円筒体の円筒部を成
形する工程、 ■ 円筒体のベロー部についてはプリプレグシートをベ
ロー部形状を有するマンドレルに巻きつけ、加圧し成形
する工程、 ■ 上記■、■で製作した円筒部、ベロー部を嵌合して
ベロー部を有する円筒体を成形する工程、の順で成形し
ていた。しかしながら、この形成方法によれば、嵌合部
があることにより、製作工程が増し、かつ量産性がなく
、しかも信頼性が低下する等の欠点があった。
[発明の目的] 本発明は以上の事情を鑑みてなされたもので、その目的
はベロー部を有するFRP製の円筒体を成形する際、F
/W法によりマンドレルのベロー部において繊維とマン
ドレルの間に空気が発生することなく、かつ円筒部とベ
ロー部を一体的に製作でき、しかも量産性および信頼性
が高いFRP製円同円筒体形するための円筒体の成形装
置を提供することにある。
[発明の概要] 本発明は、円筒体のベロー部に対応する形状の凹凸部を
有しかつ容易に破壊可能なマンドレルと、このマンドレ
ルに繊維を押しつけるためにベロー部の両側にかつ円周
状に配置されたプーリと、このマンドレルに均一な加圧
力が作用するようにプーリに掛けられたベルトおよびプ
ーリを移動して前記マンドレルへの加圧力を調整するた
めに取付けられた張力調整装置と、前記プーリをささえ
るプーリサポートにより構成される加圧装置と、前記マ
ンドレルをを制御駆動するための電源装置・駆動装置お
よび制御装置と、前記マンドレルに繊維を供給するボビ
ンと、前記繊維を前記マンドレルの任意の位置′に巻き
つけることが可能なトラバース装置と、このトラバース
装置が可動できるトラバースレールとを具備したことを
特徴とする円筒体の成形装置である。
[発明の実施例] 以下、第1図からM4図を参照して本発明にかかる円筒
体の成形装置の一実施例を説明する。
第1図は円筒体の成形装置の全体を示す斜視図、第2図
は第1図の成形装置に用いるマンドレルを示す正面図、
第3図は第1図における加圧装置をマンドレル軸側から
みた断面図、第4図は第3図の垂直方向からみた加圧装
置の断面図を示している。
なお、各図中、第5図と同一部分には同一符号で示し、
重複する部分の説明を省略する。
本発明が従来例と異なる点は第1図から明らかなように
本発明に係る成形装置には、加圧装置15がマンドレル
2をはさみ込むように架台11の上に設置されているこ
とにある。第2図に示すように本発明に係る成形装置に
用いるマンドレル2は円柱状をしており、そのマンドレ
ル2の中央部にはベロー部に対応する形状の複数の凹凸
部23(第2図では1個の凸部のみ)を有でいる。また
このマンドレル2はたとえば石こうのような容易に破壊
可能な材質で構成されており、両端にはマンドレル2を
回転するに必要なマンドレル軸3を具備している。
次に加圧装ff115について第3図および第4図を参
照しながら説明する。
マンドレル軸3を中心に回転しているマンドレル2の上
に繊維1が巻きつけられて円筒体19が成形されるが、
この円筒体19をはさみ込むように複数個のプーリ(第
3図では90’等配で4個)16a 、16b 、16
c 、16dがそれぞれのプーリ軸17a、17b、1
7c、17dを介して回転するようにプーリサポート2
1a 、21bに取付けられて設けられている。またプ
ーリ16a116b、16c、16dにはそれらを結び
つけるようにベルト18a、18tlが、かけられてお
り、各プーリは円筒体19に接して押圧することが可能
である。ざらにプーリ16b、16cには張力調整装置
20a、20bが取付けられている。プーリ16b、1
6Cに取付けられたプーリ軸17b、17cの位置を矢
視で示すように移動することによってベルト18a、1
8bの張力が調整可能である。
そして第゛4図から明らかなように円筒体19のベロー
部(第2図の符号23で示す部分)をはさみ込むように
プーリ16a 、16b、、16c 、16dに相対し
てプーリ16e、16f、16g、16h (ただし1
6f、16(+は図示せず)がプーリ軸17a、17b
、17c、17dに取付けられていると同時にプーリサ
ポート21a、21bに取付けられている。またベルト
18bが円筒体19をおさえつけることが可能なように
プーリ16e、16f 、16g、16hにかけられて
いる。ここでベロー部の凸部がn個の場合プーリの例お
よびベルトは(n+1)本必要である。そしてプーリサ
ポート21a 、21bは架台サポート22を介して架
台11に取付けられている。
次にこの円筒体の成形装置の作用について説明する。
まず、マンドレル2はマンドレル軸3に取付けられた駆
動装置8によって回転する。するとマンドレル2をはさ
み込むように設けられたプーリ16a、16b、16c
、16d、16e、16f。
16G、16hに掛けられたベルト18a、18Cがマ
ンドレル2のjI!擦力によってマンドレル2に接しな
がら回転することになる。
一方ボビン4から供給された繊維1はトラバース装@5
を通って回転するマンドレル2に達する。
なお、トラバース装ff15はトラバースレール6に沿
って移動可能であり、マンドレル2に均一にかつマンド
レル2の回転軸に対し任意の巻き角度θでI維1を巻き
つけることが可能である。
そして回転するマント、レル2に達した繊維1は、プー
リと共に回転しているベルト18.aまたは18bとマ
ンドレル2の間にはさまれると同時にベルト18aまた
は181)の加圧力によってマンドレル2におさえつけ
られている。
なお、ここで、繊雛1には熱硬化性樹脂(たとえばエポ
キシ)が含まれており、ある程度の粘着性を有する。よ
ってマンドレル2とベルト18a118bが接している
間はベルト18a118bによって加圧されかつ粘着性
を有することからほぼ必要とするべ〇−形状を保つこと
が可能である。
また加圧力を変化させるためにはプーリ16b116c
 、 16f 、16oに設けられた張力調整装!20
a 、20bによりプーリ16b、16C。
16f、16(Jを移動させることにより調整可能であ
る。
[発明の効果] 本発明によれば、以下に述べる効果がある。
■ 円筒部とベロー部を一体で成形できることから接着
もしくは嵌合の工程がなくなることにより製作工程の減
少につながる。
■ 円筒部とベロー部を一体で成形できることにより量
産性が向上すると同時にコスト低下にも結びつく。
■ 円筒部とベロー部を一体で成形できることにより部
品点数が少なくなり信頼性の向上に結びつく。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本発明にかかる円筒体の成形装置の
一実施例を説明するためのもので、第1図は装置の斜視
図、第2図は第1図におけるマンドレル部を示す正面図
、第3図は第1図における成形装置の加圧装置の断面図
、第4図は第3図の垂直方向からみた加圧装置の断面図
、第5図は従来の円筒体の成形装置を示す斜視図である
。 1・・・・・・・・・繊維 2・・・・・・・・・マンドレル 3・・・・・・・・・マンドレル軸 4・・・・・・・・・ボビン 5・・・・・・・・・トラバース装置 6・・・・・・・・・トラバースレール7・・・・・・
・・・制御装置 8・・・・・・・・・駆動装置 9・・・・・・・・・電源 10・・・・・・・・・接続ケーブル 11・・・・・・・・・架台 12・・・・・・・・・マンドレルサポート13・・・
・・・・・・ボビン軸 14・・・・・・・・・ボビンサポート15・・・・・
・・・・加圧装置 16a、16e・・・プーリ 16b 、  16f ・7−IJ 16c、160・・・プーリ 16d、16h・・・プーリ 17a 、17b117c、17d・・・プーリ軸18
a118b・・・ベルト 19・・・・・・・・・円筒体 20a 、20b 。 20c 、20d・・・張力調整装置 21a 、21b・・・プーリサボート22・・・・・
・・・・架台サポート 23・・・・・・・・・凹凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒体のベロー部に対応する形状の凹凸部を有し
    かつ容易に破壊可能なマンドレルと、このマンドレルに
    繊維を押しつけるために前記ベロー部の両側にかつ円周
    状に配置されたプーリと、前記マンドレルに均一な加圧
    力が作用するように前記プーリに掛けられたベルトおよ
    びプーリを移動して前記マンドレルへの加圧力を調整す
    るために取付けられた張力調整装置と、前記プーリをさ
    さえるプーリサポートからなる加圧装置と、前記マンド
    レルを制御駆動するための電源装置・駆動装置および制
    御装置と、前記マンドレルに繊維を供給するボビンと、
    前記繊維を前記マンドレルの任意の位置に巻くことが可
    能なトラバース装置と、このトラバース装置が可動でき
    るトラバースレールとを具備したことを特徴とする円筒
    体の成形装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006264280A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Nissan Motor Co Ltd フィラメントワインディング装置、該装置を用いて成形された成形品、及び、成形品の成形方法
CN103507276A (zh) * 2012-06-27 2014-01-15 李晓 大型水平轴向连续铺设纤维缠绕机

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