JPS61229889A - モノアルキルリン酸金属塩の製造方法 - Google Patents

モノアルキルリン酸金属塩の製造方法

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JPS61229889A
JPS61229889A JP7231785A JP7231785A JPS61229889A JP S61229889 A JPS61229889 A JP S61229889A JP 7231785 A JP7231785 A JP 7231785A JP 7231785 A JP7231785 A JP 7231785A JP S61229889 A JPS61229889 A JP S61229889A
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JP
Japan
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water
metal salt
salt
mol
phosphoric acid
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Application number
JP7231785A
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English (en)
Inventor
Takashi Imamura
孝 今村
Norio Nishikawa
西川 則夫
Tomihiro Kurosaki
黒崎 富裕
Junichi Fukazawa
深沢 純一
Seiya Kato
晴也 加藤
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はモノアルカす土類金属塩の製造方法に関し、更
に詳しくは、針状、板状又は鱗片状の   □゛結晶形
を有し、滑剤として優れた性能を有するモノアルカす土
類金属塩の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
本発明者は、モノアルカす土類金属塩が平滑性等の、e
ウダーとしての諸性能を満足する優れた特性を有するこ
とを見出し、これを含有する化粧料について先に出願し
た(%願昭59−106136号)。また、この出願に
おいて、本発明者は上記特性を有するモノアルカす土類
金属塩の製造方法として、高純度のモノアルキルリン酸
及び/又はそのモノアルカリ金属塩に特定の2価金属塩
を反応せしめることによね当該モノアルカす土類金属塩
を製造する方法を開示する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
モノアルカす土類金属塩の製造を行うに際しては、でき
れば原料化合物を高濃度で反応させることが経済的に好
ましい。
ところが、本発明者らが提案した上記方法において、原
料であるモノアルキルリン酸のモノアルカリ金属塩の反
応液中の濃度が20重量%(以下、単に%で示す)を超
えると、該アルカリ金属塩の結晶の凝集が著しく、目的
とするモノアルカす土類金属塩ののび、平滑性等の化粧
料用粉体としての性能が低下してしまい満足すべきもの
が得られないこと、またモノアルキルリン酸のアルカリ
金属塩の濃度が20%以下でも、濃度が高くなるにつれ
て結晶の凝集が生じることが明らかとなつた。
従って、化粧料用粉体として優れた性能を有するモノア
ルカす土類金属塩を、反応液中の原料濃度を高くして経
済性よく製造する方法の開発が望まれていた。
〔問題点を解決するだめの手段〕
斯かる実情において、本発明者は鋭意研究を行なった結
果、高純度のモノアルキルリン酸のモノアルカリ金属塩
と2価金属塩とを水と水溶性溶媒の混合溶媒中で反応せ
しめれば、これら原料が高濃度でろっても化粧料用粉体
として優れた性能を有スるモノアルカす土類金属塩を製
造できることを見出し、本発明を完成した、 すなわち本発明は、一般式(I) %式%(I (式中、Rは炭素数8〜32の飽和又は不飽和の直鎖又
は分岐鎖の炭化水素基を、Xはアルカリ金属を示す) で表わされるモノアルキルリン酸のモノアルカリ金属塩
に一般式(I) (式中、Mはアルカリ土類金属又は2価の遷移金属を、
Yは無機アニオン、有機カルボン酸アニオンスは酸素を
示し、m及びnはそれぞれY及びMの原子価に対応する
整数を示す) で表わ嘔れる金属塩を反応させ、一般式(厘)01(O
H (式中、几及びkは前記と同じ) で表わされるモノアルカす土類金属塩を製造する方法に
おいて、反応溶媒として水−水溶性溶媒の99/1〜2
0/80(重量比)混合溶媒を用いることを特徴とする
モノアルカす土類金属塩の製造方法を提供するものでる
る。
以下余白 丑責造侵’F−’lkを−(ト供す10(のヨ5bi4
(I)及び(I式中のRで表わされる炭化水素基として
は、例えばオクチル、ノニル、デシル、ドデシル、ウン
デシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘ
キサデシル、ヘプタデシル、オフタテシル、ノナチクル
、エイコシル、へンエイコシル、トコシル、トリツクル
、テトラデシル、ベンタコシル、ヘキサデシル、ベンタ
コシル、オフタコシル、ノナコシル、ドリアコンチル、
ヘントリアコンチル、トドリアコンチル、オクテニル、
ノネニル、デセニル、ドデセニル、ウンデセニル、トリ
テセニル、テトラデセニル、ペンタデセニル、ヘキサデ
セニル、ヘプタデセニル、オクタデセニル、ノナデセニ
ル、エイコセニル、ヘキサデセニル、トコセニル、トリ
コセニル、テトラデシル、ベンタコセニル、ヘキサデシ
ル、ヘプタデシル、オフタコセニル、ノナジェニル、ト
リアコンテニル、ヘントリアコンテニル、トドリアコン
テニル、オクタジェニル、ノナジェニル、デカジェニル
、ドデカジェニル、ウンデカジェニル、トリデカジェニ
ル、テトラデカジェニル、ペンタデカジェニル、ヘキサ
デカジェニル、ヘプタデカジェニル、オクタデカジェニ
ル、ノナデカジェニル、エイコサジェニル、ヘンエイコ
サジェニル、ドコサジェニル、トリコサジェニル、テト
ラコサジェニル、ペンタコサジェニル、ヘキサコサジェ
ニル、ヘフタコサシエニル、オクタコサジェニル、ノナ
コサジェニル、トリアコンタジェニル、ヘントリアコン
タジェニル、ドトリアコンタジェニル、2−へキシルデ
シル、2−オクチルランチシル、2−デシルテトラデシ
ル、2−ウンデシルへキサデシル、2−テトラデシルオ
クタデシル基等が挙げられる。
原料として使用されるモノアルキルリン酸のモノアルカ
リ金属塩(I1は、モノアルキルリン酸を水酸化アルカ
リ金属で第1当量点まで中和する方法、あるいはジアル
カリ金属塩をイオン交換樹脂又は酸によってカチオン交
換する方法により得ることができる。前者の方法は、モ
ノアルキルリン酸をアセトン、エタノール、メタノール
、水等の不活性溶媒に加熱溶解し、20〜80℃、好ま
しくは40〜60℃の温度で水酸化アルカリ金属水溶液
を加えて第1当量点まで中和することによって行われる
ところで、この場合に使用されるモノアルキルリン酸に
は、その製法上、どうしても、モノアルキルリン酸の他
に、ジアルキルリン酸、リン酸及び未反応のアルコール
が混入されている。しかし、モノアルキルリン酸の純度
は目的物のモノアルカす土類金属塩([)の結晶形に大
きな影響を与える。例えば上記不純物を50チ程度含ん
でいても、目的物の生成は障害を受けないが、金属(M
)の種類によっては上記のような固有の結晶形を与えず
、その性能は著しく低下する。従って、モノアルキルリ
ン酸の純度は、80%以上、特に95%以上が好ましい
。またジアルキルリン酸はモノアルキルリン酸に対して
20モルチ以下、特に5モルチ   。
以下が好ましく、リン酸は5−以下、特に1チ以下、未
反応アルコールは3%以下、特に1チ以下が好ましい。
また、モノアルキルリン酸のモノアルカリ金属塩(Il
には、(I1式中のXが水素原子である遊離酸が共存し
ても、反応は特に影響されない。しかし、ジアルカリ金
属塩が存在すると、一般式(IT)、(式中、R及びM
は前記と同じ) で表わされる化合物が副生じ、([)式の化合物に特有
な上記結晶形の生成が損われる。従って、ジアルカリ金
属塩の含有量は少ない程好ましく、これはモノアルキル
リン酸のモノアルカリ金属塩(I)に対し25モルチ以
下、好ましくは5モルチ以下とすることが必要である。
(旧式で表わされる金属塩のMの2価金属としては、M
g、 Ca、 Sr、 Ba等のアルカリ土類金属Hz
n。
Cu、 Ni、 Co、 Fe、 Mn、 Cd、 P
b、 Cr、 Ti等の2価の遷移金属が挙げられるが
、就中Ca、Mg、Ba、Zn。
Fe、Ni  が特に好ましい。また、Yとしては、ハ
ロゲン、So、 、 NO3,Co、 、 PO4,O
H等の無機アニオン;酢酸、プロピオン酸、クエン酸等
の有機カルボ/酸のアニオン;及び酸素が挙げられるが
、就中ハロゲン、So、 、 PO4,No、。CO8
が特に好ましい。
そして(If1式で表わされる金属塩は水溶性のものが
好ましく、その中でもCaCg、 、 MgC4、Fe
(J、 。
ZnC4、Zn5O,、’MgSO4,Fe50. 、
 Ni (No、l、等が好適である。
モノアルキルリン酸のモノアルカリ金属塩(I)と、(
旧式で表わされる金属塩は、水及び水溶性溶媒からなる
反応溶媒中、10〜80℃、好ましくは40〜70℃の
温度で反応させる。水溶性溶媒としては、例えばアセト
ン、メタノール、エタノール、み奏品;4hi80− 
フロビルアルコール、n−プロピルアルコール、n−ブ
チルアルコール、5ec−7’fルアルコール、t−7
”フールアルコール、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサ・ン、DMF%DMSO等が挙げられる。これら
は単独であるいは2種以上混合して用いる事ができる。
就中、アセトン、メタノール、エタノール、iso−プ
ロピルアルコール、n−7’ロビルアルコールが好適な
ものとして使用される。
また、反応溶媒としては、水:水溶性溶媒が重量比にし
て99:1〜20 : 80のものが使用される。但し
、ここにいう反応溶媒とは、モノアルキルリン酸のモノ
アルカリ金属塩(I1と金属塩(I)を反応させる際の
反応系の溶媒成分の全てを相称する。反応溶媒として水
のみ用いた場合ないしは反応溶媒中の水溶性溶媒の含有
率が1%より少ない場合、反応溶媒中のモノアルキルリ
ン酸のモノアルカリ金属塩(Ilの濃度が20%を超え
るとその結晶が凝集し、得られるモノアルカす土類金属
塩(I)が明確な針状、板状又は鱗片状の結晶形を示さ
ず、のび、平滑性等の特性が劣り好ましくない。また、
反応溶媒中のモノアルキルリン酸のモノアルカリ金属塩
(I)の濃度が20−以下でも、その濃度が高くなるに
つれて結晶の凝集が生じる。
しかし、反応溶媒中の水溶性溶媒の含有率が1−以上あ
れば、反応溶媒中のモノアルキルリン酸のモノアルカリ
金属塩(Ilの濃度が20%を超えてもその結晶は凝集
せず、得られるモノアルカす土類金属塩(I1は針状、
板状又は鱗片状の結晶形を示す。一方、反応溶媒中の水
溶性溶媒の含有率が80チを超えるとモノアルキルリン
酸のモノアルカリ金属塩(I)が大量に析出して好まし
くない。
反応溶媒中のモノアルキルリン酸のモノアルカリ金属塩
(I)の濃度は90チ以下、特に50チ以下が好適であ
る。高濃度である程生産効率は良くなるが、粘度が高く
なシ、取り扱いが困難となる。
水と水溶性溶媒の混合方法としては、対応するモノアル
キルリン酸を水溶性溶媒中、水酸化アルカリ金属水溶液
で中和し、その溶液をそのまま(I11式で表わされる
金属塩との反応に用いる方法;モノアルキルリン酸を水
と水溶性溶媒との混合溶媒中、水酸化アルカリ金属で中
和し、その溶液をそのまま(旧式で表わされる金属塩と
の反応に用いる方法:又はモノアルキルリン酸のアルカ
リ金属塩を固体として単離した後、水と水溶性溶媒を加
える方法等いかなる方法であってもよい。また、反応に
影響しない、非水溶性溶媒を水と水溶性溶媒の混合溶媒
に加える事もできる。
また、(I1式で表わされる金属塩は、モノアルキルリ
ン酸のモノアルカリ金属塩(I)1モルに対し、0.5
モル以上、好ましくは0.5〜0.55モルになる量使
用される。金属塩(I)は水溶液として、あるいは固体
のまま反応に供される。水溶液で加える場合は、生産効
率の観点から金属塩([)の濃度は高濃度であるのが好
ましい。このようにして反応させた反応液を冷却し、析
出する結晶をF取、水洗、乾燥すれば上記結晶形のモノ
アルカす土類金属塩が得られる。
〔発明の効果〕
叙上の如く、本発明方法によれば、針状、板状又は鱗片
状の結晶形を有し、かつ、凝集物が少なく、のび、平滑
性等の優れた特性を有するモノアルカす土類金属塩を高
濃度の反応液を用いて経済性よく製造することができる
また、斯くして得られるモノアルキルリン酸金アンプー
ジョン、アイシャドウ等に配合するのに好適である。化
粧料中に配合されるモノアルカす土類金属塩は、それぞ
れの用途あるいは他の配合成分によって異なるが、一般
には1〜30%、特に2〜20チが好ましい。
以下余白 〔実施例〕 次に、実施例及び比較例を挙げて説明する。
実施例1 モノラウリルリン酸Ca塩 反応器にNaOH15,4S’ (0,38モル) 、
水540?とエタノール60?を入れ30℃で混合する
。これにモノラウリルリン酸(分子量266)100P
(0,376モル)を加え、50℃で混合する。次いで
CaC4・2H,027,5P (0,188モル)を
水1001i’に溶解させた水溶液を徐々に滴下する。
さらに60℃で1時間混合し、反応を完了させる。次い
で反応液を30℃まで冷却後、濾過し、ケークを水50
0?で3回、アセトン400?で1回洗浄してからケー
クを乾燥させると白色粉末状の目的化合物97?が得ら
れた。この化合物は走査型電子顕微鏡で観察すると、長
さ10μ以下の針状結晶であり、結晶の凝集は見られな
かった。
実施例2 モノラウリルリン酸Ca塩 反応器にNaOH15,4P (0,313モルl 、
水200?とエタノール50?を入れ30℃で混合する
。これにモノラウリルリン酸(分子量266)1005
F−(0,376モル)を加え、50℃で混合する。次
いでCa(Jt・2H,027,5f (0,188モ
ル)を水100?に溶解させた水溶液を徐々に滴下する
。さらに60℃で1時間混合し、反応を完了させる。次
いで反応液を30℃まで冷却後、濾過し、ケークを水5
00?で3回、アセトン400y−で1回洗浄してから
ケークを乾燥させると白色粉末状の目的化合物991i
’が得られた。この化合物は走査型電子顕微鏡で観察す
ると、長さ10μ以下の針状結晶であった。この結晶の
走査型電子顕微鏡写真を第1図に示す。
実施例3 モノラウリルリン酸Ca塩 反応器にNaOH15,4t (0,38モル)、水5
0?とエタノール50y−金入れ30℃で混合する。
これにモノラウリルリン酸(分子Jt266)Zo。
) (0,376モル)を加え、50℃で混合する。次
いでCaCAt @ 2HzO27,5P (0,18
8モル)を水100Fに溶解させた水溶液を徐々に滴下
する。
さらに60℃で1時間混合し、反応を完了させる。
次いで反応液″f、30℃まで冷却後、濾過し、ケーク
を水500?で3回、アセトン400?で1回洗浄して
からケークを乾燥させると白色粉末状の目的化合物98
?が得られた。この化合物は走査型電子顕微鏡で観察す
ると、長さ10μ以下の針状結晶であった。
実施例4 モノラウリルリン酸Zn塩 反応器にNaOH15,4S’ (0,38モルl 、
水200?とアセトン501を入れ30℃で混合する。
これにモノラウリルリン酸(分子11266)10OL
?(0,376モル)を加え、50℃で混合する。次い
でZnSO4づH,054% (0,188モル)を水
100!Fに溶解させた水溶液を徐々に滴下する。
60℃で1時間混合し、反応を完了させる。反応液を3
0℃まで冷却後濾過し、ケークを水500?で3回、ア
セトン400?で1回洗浄する。ケークを乾燥させると
白色粉末状の目的化合物95?が得られた。この化合物
は走査型電子顕微鏡で観察すると5〜50μの鱗片状結
晶であった。
実施例5 モノラウリル11ン酸Ba塩 反応器にNaOH15,4? (0,38モル)、水2
00?とメタノール50?を入れ30℃で混合する。こ
れにモノラウリルリン酸(分子量266)10054(
0,376モル)を加え、50℃で混合する。次いでB
aCAt ・2H,o 45.9 fi’ (0,18
8モル)を水200?に溶解させた水溶液を徐々に滴下
する。60℃で1時間混合し、反応を完了させる。
次いで反応液を30℃まで冷却後濾過し、ケークを水5
00y−で3回、アセトン400?で1回洗浄する。ケ
ークを乾燥させると白色粉末状の目的化合物103?が
得られた。この化合物は、走査型電子顕微鏡で観察する
と5〜50μの板状結晶であった。
実施例6 モノステアリルリン酸Ca tJ[ 反応器にNaOH11,51i’ (0,288モル)
、水2001とエタノール501i’を入れ、30℃で
混合する。これにモノステアリルリン酸(分子量0.1
43モル)を水75L?に溶解させた水溶液を徐々に滴
下する。70℃で1時間混合し−、反応を完了させる。
次いで反応液を30℃まで冷却後濾過し、ケークを水5
00?で3回、アセトン400?で1回洗浄する。ケー
クを乾燥させると白色粉末状の目的化合物96pが得ら
れた。この化合物は、走査型電子顕微鏡で観察すると1
0μ以下の針状結晶であつ九。
実施例7 モノステアリルリン酸Zn 反応器にNaOH11,5P (0,288モル) 、
水200?とエタノール50?金入れ、30℃で混合す
る。これにモノステアリルリン酸(分子量350)10
0y−(0,286モル)を加え、60〜70℃混合溶
解する。次いでZn5O,−7H,041P(0,14
3モル)を水75FPK−溶解させた水溶液を徐々に滴
下する。70℃で1時間混合し、反応を完了させる。次
いで反応液を30℃まで冷却後濾過し、ケークを水50
.01i’で3回、アセトン400?で1回洗浄する。
ケークを乾燥させると白色粉末状の目的化合物96?が
得られた。この化合物は、走査型電子顕微鏡で観察する
と5〜50μの鱗片状結晶であった。
比較例1 モノラウリルリン酸Ca塩 反応器ニNaOH15,4t (0,38モル)、水6
00Fを入れ30℃で混合する。これにモノラウリルリ
ン酸(分子量266)LOOP(0,376モル)を加
え、50℃で混合する。次いでCa(J、     ゛
・2H,027,5? (0,188モル)を水100
1に溶解させた水溶液を徐々に滴下する。さらに60°
Cで1時間混合し、反応を完了させる。次いで反応液を
30℃まで冷却後濾過し、ケークを水500?で3回、
アセトン400fで1回洗浄してからケークを乾燥させ
ると白色粉末状の目的化合物97?が得られた。この化
合物は走査型電子顕微鏡で観察すると、針状結晶の一部
に凝集が見られた。
比較例2 モノラウリルリン酸Ca塩 反応器にNaOH15,4P [0,38モル) ト水
250?を入れ30℃で混合する。これにモノラウリル
リン酸(分子t266>100?+0.376モル)ヲ
加え、50℃で混合する。次いでCa(J。
・2)I、027.5 ? (0,188モル)を水1
00?に溶解させた水溶液を徐々に滴下する。さらに6
0°Cで1時間混合し、反応を完了させる。次いで反応
液を30℃まで冷却後濾過し、ケークを水500?で3
回、アセトン400?で1回洗浄してからケークを乾燥
させると白色粉末状の目的化合物97?が得られた。こ
の化合物は走査型電子顕微鏡で観察すると、結晶が凝集
した状態であり、針状結晶は確認できなかった。走査型
電子顕微鏡写真を第2図に示す。
比較例3 モノラウリルリン酸Ca塩 反応器にNaOH15,4y−(0,38モルl 、水
100?を入れ30℃で混合する。これにモノラ’> 
+7 ル17 ン酸(分子[266)LOOP(0,3
76モル)を加え、50℃で混合する。次いでCaCg
・2H,027,5y−(0,188モル)t−水10
0Pに溶解させた水溶液を徐々に滴下する。さらに60
℃で1時間混合し、反応を完了させる。次いで反応液を
30℃まで冷却後濾過し、ケークを水500?で3回、
アセトン400?で1回洗浄してからケークを乾燥させ
ると白色粉末状の目的化合物99デが得られた。この化
合物は走査型電子顕微鏡で観察すると、結晶が1#に果
した状態であり、針状結晶は確認できなかった。
実施例8 実施例1〜7及び比較例1〜3で得られた粉体自体の使
用感につき、10名の専門パネルによって官能検査を行
なった。また、各粉体の耐摩擦力を新東科学■製表面試
験機部I DON−14により測定した。その結果を第
1表に示す。
以下余白 *官能評価基準: 各項目とも下記基準による評価結果で、10名のパネル
の平均値を示す。
+2:非常にある +1:ややある O:ふつう −1:あまりない −2=全くない 本試験の結果、本発明品は優れたのびを有し、耐摩擦性
も高いことが明らかとなった。
実施例9 感触改良剤として実施例2で得たモノラウリルリン酸C
a塩又は比較例2で得たモノラウリルリン酸Ca塩を使
用し、下記組成のプレス状7エイスパウダー(白粉)’
ev4製し、このフェイスパウダーの使用感につき10
名の専門パネラ−によって官能検査を行なった。その結
果を第2表に示す。
〔組成〕
■感触改良剤(第2表)5.0チ ■タルク             87.74■流動
パラフイン        5.0■酸化チタン   
       1.5■ベンガラ          
 0.15■黄酸化鉄           0.10
黒酸化鉄           0.01合   計 
             100.0〔製法〕 ■〜■をヘンシェルミキサーで混合後、■を加えて再び
混合してからプレス成型した。
第  2  表 実施例10 感触改良剤として実施例2で得たモノラウリルリン酸C
a塩又は比較例2で得たモノラウリルリン酸Ca塩を使
用し、下記組成のパウダーファンデーションを調製し、
得られたファンデーションについて10名の専門パネラ
−によって官能検査を行なった。その結果を第3図に示
す。
〔組成〕
■感触改良剤          5.0%■セリサイ
ト           79.5■流動パラフイン 
       5.0■ラノリン          
   2.0■ミリスチン酸イングロビル      
  1.O■酸化・チタン          5.0
のベンガラ            1.0■黄酸化鉄
           1.0■黒酸化鉄      
     0.2合   計            
  100.0〔製法〕 ■〜■をヘンシェルミキサーで混合した後、■を加えて
再び混合後プレス成型した。
〔結果〕
第3図に示されるとおシ、本発明品は比較品に比べ、の
び、平滑感が優れ、かつしつとりしており、しかも適度
の透明性、被覆性を兼ねそなえたファンデーションであ
ることが明らかとなった。
実施例11 アイシャドウ: 〔組成〕 ■雲母チタン          90.7m■モノラ
ウリルリン酸Z酸塩n塩      5.0■スクワラ
ン           40合   計      
        100.0〔製法〕 ■〜■をヘンシェルミキサーで混合後、■を加えて再び
混合後プレス成型した。その結果、非常に滑り、伸びが
よく、しっとりとしており、かつ付着性のよいアイシャ
ドウが得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例2で得られたモノラウリルリン酸Ca塩
の結晶構造を示す走査型電子顕微鏡写真である。第2図
は比較例2で得られたモノラウリルリン酸Ca塩の結晶
構造を示す走査型電子顕微鏡写真である。第3図は実施
例10におけるパウダーファンデーションの官能評価結
果を示す図面である。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは炭素数8〜32の飽和又は不飽和の直鎖又
    は分岐鎖の炭化水素基を、Xはアルカリ金属を示す) で表わされるモノアルキルリン酸のモノアルカリ金属塩
    に一般式(II) MmYn(II) (式中、Mはアルカリ土類金属又は2価の遷移金属を、
    Yは無機アニオン、有機カルボン酸アニオン又は酸素を
    示し、m及びnはそれぞれY及びMの原子価に対応する
    整数を示す) で表わされる金属塩を反応させ、一般式(III)▲数式
    、化学式、表等があります▼(III) (式中、R及びMは前記と同じ) で表わされるモノアルキルリン酸金属塩を製造する方法
    において、反応溶媒として水−水溶性溶媒の99/1〜
    20/80(重量比)混合溶媒を用いることを特徴とす
    るモノアルキルリン酸金属塩の製造方法。
JP7231785A 1984-05-25 1985-04-05 モノアルキルリン酸金属塩の製造方法 Pending JPS61229889A (ja)

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DE3518636A DE3518636C2 (de) 1984-05-25 1985-05-23 Metallsalze von Monoalkylphosphaten, Herstellung derselben und kosmetische Mittel mit einem Gehalt derselben
FR858507900A FR2564841B1 (fr) 1984-05-25 1985-05-24 Sels metalliques de monoalkyl phosphates, leur preparation et compositions cosmetiques les contenant
ES543491A ES8703482A1 (es) 1984-05-25 1985-05-24 Un procedimiento para la preparacion de una sal metalica de un monoalquilfosfato.
MYPI87000372A MY100317A (en) 1984-05-25 1987-03-24 Metal salts of monoalkyl phosphates, preparation thereof and cosmetic compositions comprising same.
US07/044,198 US4804533A (en) 1984-05-25 1987-04-30 Metal salts of monoalkyl phosphates, preparation thereof, and cosmetic compositions comprising same
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03178987A (ja) * 1989-02-27 1991-08-02 Kao Corp モノアルキルリン酸亜鉛アルカリ金属塩及びこれを含有する化粧料

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