JPS61228951A - 包装用金属化フイルム - Google Patents
包装用金属化フイルムInfo
- Publication number
- JPS61228951A JPS61228951A JP7057485A JP7057485A JPS61228951A JP S61228951 A JPS61228951 A JP S61228951A JP 7057485 A JP7057485 A JP 7057485A JP 7057485 A JP7057485 A JP 7057485A JP S61228951 A JPS61228951 A JP S61228951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- film
- weight
- metal layer
- ethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は包装用金属化フィルムに関する。
従来、包装用金属化フィルムとしては、ポリプロピレン
ニ軸延伸フィルムに、コロナ放電処理が施された後、蒸
着金属層を設けていたが、金属層の付着力が弱く、摩擦
により容易に傷つきはがれるなどの欠点があった。この
付着力を向上する手段として、窒素と二酸化炭素との混
合気体雰囲気下でのコロナ放電処理がなされていた(特
開昭55−50034号公報)。これによシ金属層の付
着力は向上したが、水蒸気しゃ断性が十分とはいえず、
またフィルムの剛性が劣り自動包装分野での高速化に難
点があるなどの問題があった。本発明は、上記問題点を
解決することを目的とするものである。
ニ軸延伸フィルムに、コロナ放電処理が施された後、蒸
着金属層を設けていたが、金属層の付着力が弱く、摩擦
により容易に傷つきはがれるなどの欠点があった。この
付着力を向上する手段として、窒素と二酸化炭素との混
合気体雰囲気下でのコロナ放電処理がなされていた(特
開昭55−50034号公報)。これによシ金属層の付
着力は向上したが、水蒸気しゃ断性が十分とはいえず、
またフィルムの剛性が劣り自動包装分野での高速化に難
点があるなどの問題があった。本発明は、上記問題点を
解決することを目的とするものである。
本発明は、下記(イ)または(ロ)から選ばれた重合体
層(B)の一方の面側に、ポリプロピレン100重量部
に極性基を実質的に含まない石油樹脂および極性基を実
質的に含まないテルペン樹脂から選ばれた樹脂の1種以
上が5〜100重量部混合された層(A)2層(B)の
他方の面側に蒸着された金属層(C)を積層した金属化
フィルムの少なくとも一方の面にヒートシール層(D)
を設けてなる包装用金属化フィルム。
層(B)の一方の面側に、ポリプロピレン100重量部
に極性基を実質的に含まない石油樹脂および極性基を実
質的に含まないテルペン樹脂から選ばれた樹脂の1種以
上が5〜100重量部混合された層(A)2層(B)の
他方の面側に蒸着された金属層(C)を積層した金属化
フィルムの少なくとも一方の面にヒートシール層(D)
を設けてなる包装用金属化フィルム。
(イ) エチレン成分10〜45重量%で残シはプロピ
レンを主成分とし、蒸着された金属層(C)に向けられ
る面の表面粗さRaが0.2〜1.5μの重合体層。
レンを主成分とし、蒸着された金属層(C)に向けられ
る面の表面粗さRaが0.2〜1.5μの重合体層。
(ロ) エチレン成分が1〜8重量%で残りはプロピレ
ンを主成分とし、蒸着された金属層(C)に向けられる
面の表面粗さRaが0.15μ以下の重合体層。
ンを主成分とし、蒸着された金属層(C)に向けられる
面の表面粗さRaが0.15μ以下の重合体層。
本発明のフィルムを構成する層(4)に適用されるポリ
プロピレンは特に限定されるものではないが。
プロピレンは特に限定されるものではないが。
アイソタクチックインデックス(エエ)が96%以上、
メルトフローインデックス(14工)が0.5〜20g
/10分、好ましくは1〜15 g/l 0分の範囲の
ものが望ましい。本発明の効果を損ねない範囲であれば
、プロピレン以外の第2成分。
メルトフローインデックス(14工)が0.5〜20g
/10分、好ましくは1〜15 g/l 0分の範囲の
ものが望ましい。本発明の効果を損ねない範囲であれば
、プロピレン以外の第2成分。
例、t ハff−チレン、ブテン、ヘキセン、無水マレ
イン酸などをランダムあるいはグラフト共重合させても
よいが2本発明の主旨からしてホモポリマーであること
が好ましいが、また、これらの共重合体を30重量%以
下の範囲でブレンドすることもできる。
イン酸などをランダムあるいはグラフト共重合させても
よいが2本発明の主旨からしてホモポリマーであること
が好ましいが、また、これらの共重合体を30重量%以
下の範囲でブレンドすることもできる。
本発明のフィルムを構成する層(A)に適用される極性
基を実質的に含まない石油樹脂とは、水酸基(−oH)
、カルボキシ基(−000H) 、ハロゲン基(−X
)*スルフォン基(−8o、Y、YはH,Na。
基を実質的に含まない石油樹脂とは、水酸基(−oH)
、カルボキシ基(−000H) 、ハロゲン基(−X
)*スルフォン基(−8o、Y、YはH,Na。
1 / 2 yg、など)、カルボニル基()=o)な
どおよびそれらの変成体などからなる極性基を有さない
石油樹脂、すなわち石油系不飽和炭化水素を直接原料と
するシクロペンタジェン系、あるいは高級オレフィン系
炭化水素を主原料とする樹脂である。さらに該石油樹脂
のガラス転移温度Tgは50c以上、好ましくは76℃
以上のものが本発明フィルムにとって好ましい。
どおよびそれらの変成体などからなる極性基を有さない
石油樹脂、すなわち石油系不飽和炭化水素を直接原料と
するシクロペンタジェン系、あるいは高級オレフィン系
炭化水素を主原料とする樹脂である。さらに該石油樹脂
のガラス転移温度Tgは50c以上、好ましくは76℃
以上のものが本発明フィルムにとって好ましい。
また、該石油樹脂に水素を添加させ、その水添率を80
チ以上、好ましくは95チ以上とした水添石油樹脂が本
発明フィルムの場合は特に好ましい。代表的な該樹脂と
しては2例えば、7676℃以上で、水添率95%以上
のポリシクロペンタジェンなどの高Tg完全水添脂環族
石油樹脂が本発明に特にふされしい。
チ以上、好ましくは95チ以上とした水添石油樹脂が本
発明フィルムの場合は特に好ましい。代表的な該樹脂と
しては2例えば、7676℃以上で、水添率95%以上
のポリシクロペンタジェンなどの高Tg完全水添脂環族
石油樹脂が本発明に特にふされしい。
本発明のフィルムを構成する層(A)に適用される極性
基を実質的に含まないテルペン樹脂とは、水酸基、アル
デヒド基、ケトン基、カルボキシル基。
基を実質的に含まないテルペン樹脂とは、水酸基、アル
デヒド基、ケトン基、カルボキシル基。
ハロゲン基、スルフォン基など、およびそれらの変成体
などからなる極性基を有さないテルペン樹脂、すなわち
(C5H8)nの組成の炭化水素およびそれらから導か
れる変成化合物がある。nは2〜20程度の自然数であ
る。代表的な化合物としてハ、ヒネン、ジペンテン、カ
レン、ミルセン、オシメン、リモネン、テルビルン、テ
ルヒネン。
などからなる極性基を有さないテルペン樹脂、すなわち
(C5H8)nの組成の炭化水素およびそれらから導か
れる変成化合物がある。nは2〜20程度の自然数であ
る。代表的な化合物としてハ、ヒネン、ジペンテン、カ
レン、ミルセン、オシメン、リモネン、テルビルン、テ
ルヒネン。
サビネン、トリシクレン、ピサポレン、ジンギペレン、
サンタレン、カンホレン、ミレン、トタレン、などがあ
り9本発明フィルムの場合、水素を付加させ、その水添
率を80%以上、好ましくは90チ以上とするのが望ま
しく、特に水添βピネン、水添ジペンテンなどが好まし
い。
サンタレン、カンホレン、ミレン、トタレン、などがあ
り9本発明フィルムの場合、水素を付加させ、その水添
率を80%以上、好ましくは90チ以上とするのが望ま
しく、特に水添βピネン、水添ジペンテンなどが好まし
い。
このように水添した樹脂を使うことが本発明の。
場合重要で、臭素価として10以下、好ましくは5以下
、さらに好ましくは1以下のものがよい。
、さらに好ましくは1以下のものがよい。
本発明のフィルムを構成する層(A)は、ポリプロピレ
ン100重量部に、前記の極性基を含まない石油樹脂あ
るいはテルペン樹脂の1種以上が5〜100重量部、好
ましくは、10〜29重量部混合された層であって、該
層のガラス転移温度Tgが10〜50℃、好ましくは2
0〜40℃である。
ン100重量部に、前記の極性基を含まない石油樹脂あ
るいはテルペン樹脂の1種以上が5〜100重量部、好
ましくは、10〜29重量部混合された層であって、該
層のガラス転移温度Tgが10〜50℃、好ましくは2
0〜40℃である。
極性基を含まない上記樹脂の混合量が、100重量部、
好ましくは29重量部を超える場合、フィルムの機械的
、熱的、化学的特性が低下する。また上記樹脂の混合量
が5重量部、好ましくは10重量部未満の場合、水蒸気
しゃ断性やフィルムの機械的性質がほとんど向上しない
。
好ましくは29重量部を超える場合、フィルムの機械的
、熱的、化学的特性が低下する。また上記樹脂の混合量
が5重量部、好ましくは10重量部未満の場合、水蒸気
しゃ断性やフィルムの機械的性質がほとんど向上しない
。
本発明の重合体層CB)は、エチレン成分が10〜45
重量%、好ましくは15〜40重量%で、残りはプロピ
レンを主成分とし、蒸着された金属層(C)に向けられ
る面の表面粗さRaが0.2〜1.5μの重合体層(以
下、B−1層という)、まだは。
重量%、好ましくは15〜40重量%で、残りはプロピ
レンを主成分とし、蒸着された金属層(C)に向けられ
る面の表面粗さRaが0.2〜1.5μの重合体層(以
下、B−1層という)、まだは。
エチレン成分が1〜8重量%で残りはプロピレンを主成
分とし、蒸着された金属層(Q)に向けられる面の表面
粗さRaが0.15μ以下の重合体層(以下、B−2層
という)でなければならない。
分とし、蒸着された金属層(Q)に向けられる面の表面
粗さRaが0.15μ以下の重合体層(以下、B−2層
という)でなければならない。
上記B−1層は、具体的には、エチレン・プロピレンブ
ロック共重合体(以下、EPBCと略称する)、または
、gpBcとポリエチレン、ポリプロピレン、他のポリ
αオレフィン、エチレン・プロピレンランダム共重合体
(以下、InPRCと略称する)などとのブレンド物か
らなる層をいう。
ロック共重合体(以下、EPBCと略称する)、または
、gpBcとポリエチレン、ポリプロピレン、他のポリ
αオレフィン、エチレン・プロピレンランダム共重合体
(以下、InPRCと略称する)などとのブレンド物か
らなる層をいう。
ナオ、ポリプロピレンをブレンドする場合のブレンド量
は、B−1層に対して50重量%未満とするのが付着力
を低下させないので好ましい。蒸着された金属層に向け
られた面の表面粗さRaは0.2〜1.5μ、好ましく
は0.2〜1,0μでなければならない。
は、B−1層に対して50重量%未満とするのが付着力
を低下させないので好ましい。蒸着された金属層に向け
られた面の表面粗さRaは0.2〜1.5μ、好ましく
は0.2〜1,0μでなければならない。
B = 1層において、エチレン成分が10重量%未満
であると、上記の特定の粗さでの強い付着力が得られな
い。エチレン成分が45重量%を超えると上記の特定粗
さの保持性が低下し、まだ、共押出しによる複合時に均
一な複合ができず、いわゆるラミネート抜けが発生した
りする。表面粗さRaが0.2〜1.5μの範囲外であ
ると、十分な艶消−性が得られない。また、1.5μを
超えると水蒸気しゃ断性が悪くなる。
であると、上記の特定の粗さでの強い付着力が得られな
い。エチレン成分が45重量%を超えると上記の特定粗
さの保持性が低下し、まだ、共押出しによる複合時に均
一な複合ができず、いわゆるラミネート抜けが発生した
りする。表面粗さRaが0.2〜1.5μの範囲外であ
ると、十分な艶消−性が得られない。また、1.5μを
超えると水蒸気しゃ断性が悪くなる。
かかるB−1層の粗面は、エチレン成分が上記の特定の
範囲にある重合体を用いることにより形成される。
範囲にある重合体を用いることにより形成される。
なお、B−1層は、赤外吸収スペクトルにおける波長7
20 an−’ど 731 an−’との吸光度比A
720 / A731が0.7以上であるエチレンと。
20 an−’ど 731 an−’との吸光度比A
720 / A731が0.7以上であるエチレンと。
プロピレンを主体とする重合体で粗面化するのが好まし
い。
い。
B−1層の厚みは、特に限定されないが[1,5〜10
μが好ましい。
μが好ましい。
上記B−2層は、具体的には、 EPRC,EPBCま
たは、EPRO,FXPBCとポリエチレン。
たは、EPRO,FXPBCとポリエチレン。
ポリプロピレン、他のびオレフィンなどとのブレンド物
などからなる層をいう。特に好ましいものはKPROま
たは]!:PROとポリプロピレンとのブレンド物から
なる層である。ポリプロピレンをブレンドする場合、B
−2層に対して50重量%以下とするのが付着力を低下
させないので好ましい。蒸着された金属層に向けられた
面の表面粗さRaは0.15μ以下、好ましくは0,1
2μ以下でなければならない。
などからなる層をいう。特に好ましいものはKPROま
たは]!:PROとポリプロピレンとのブレンド物から
なる層である。ポリプロピレンをブレンドする場合、B
−2層に対して50重量%以下とするのが付着力を低下
させないので好ましい。蒸着された金属層に向けられた
面の表面粗さRaは0.15μ以下、好ましくは0,1
2μ以下でなければならない。
B−2層においてエチレン成分が1重量%未満であると
付着力や水蒸気しゃ断性が低下する。エチレン成分が8
重量%を超えると耐熱性が低下して、蒸着面にムラが生
じたり、光沢が低下する。
付着力や水蒸気しゃ断性が低下する。エチレン成分が8
重量%を超えると耐熱性が低下して、蒸着面にムラが生
じたり、光沢が低下する。
表面粗さRaが0.15μを超える場合は、フィルム面
に十分な平滑性が得られず、蒸着面の光沢も劣る。B−
2層の厚みは特に限定されないが0.5〜10μが好ま
しい。
に十分な平滑性が得られず、蒸着面の光沢も劣る。B−
2層の厚みは特に限定されないが0.5〜10μが好ま
しい。
なお1重合体層(B)の蒸着された金属層と接する表面
は、コロナ放電処理などの表面処理が施されるのが好ま
しい。
は、コロナ放電処理などの表面処理が施されるのが好ま
しい。
蒸着された金属層(C)とは、蒸着された金属の層を指
し、金属は特に限定されないがアルミニウムが好ましい
。また、蒸着方式も特に限定されず。
し、金属は特に限定されないがアルミニウムが好ましい
。また、蒸着方式も特に限定されず。
電熱加熱溶融蒸着法、イオンビーム蒸着法、スノくツタ
リング法、あるいはイオンブレーティング法などを用い
ることができる。蒸着膜の厚みは通常100〜1500
Aが好ましく使用される。
リング法、あるいはイオンブレーティング法などを用い
ることができる。蒸着膜の厚みは通常100〜1500
Aが好ましく使用される。
ヒートシール層(D)とは、公知のヒートシールに適用
される樹脂であればいずれであってもよく。
される樹脂であればいずれであってもよく。
具体的には、エチレン、ブテンで代表されるα−オレフ
ィンとプロピレンとの共重合体、あるいはポリエチレン
、アイオノマーなどからなり、130℃、1秒、 11
層g/cm2の条件で加熱圧着した時のヒートシール強
さが150g/―以上のものが好ましい。なお、ヒート
シール層(D)の厚みは0.5μ〜40μが好ましい。
ィンとプロピレンとの共重合体、あるいはポリエチレン
、アイオノマーなどからなり、130℃、1秒、 11
層g/cm2の条件で加熱圧着した時のヒートシール強
さが150g/―以上のものが好ましい。なお、ヒート
シール層(D)の厚みは0.5μ〜40μが好ましい。
前記特定樹脂配合ポリプロピレン層(A)、重合体層(
B)およびヒートシール層(D)には、必要に応じて。
B)およびヒートシール層(D)には、必要に応じて。
オレフィン樹脂には公知の添加剤2例えば結晶核剤、酸
化防止剤、熱安定剤、すベシ剤、プロツキング防止剤、
充填剤1着色防止剤などを含有させてもよい。
化防止剤、熱安定剤、すベシ剤、プロツキング防止剤、
充填剤1着色防止剤などを含有させてもよい。
なお9本発明のフィルムにおいて1層(A)は少なくと
も一軸配向、好ましくは二軸配向フィルムであり、複屈
折の絶対値で0.025以下、好ましくは0.015以
下が好ましい。また1本発明のフィルムにおける層構成
としては((:り / (B) / (A)の少々くと
も片面に層(D)を設けてなるフィルムであるが。
も一軸配向、好ましくは二軸配向フィルムであり、複屈
折の絶対値で0.025以下、好ましくは0.015以
下が好ましい。また1本発明のフィルムにおける層構成
としては((:り / (B) / (A)の少々くと
も片面に層(D)を設けてなるフィルムであるが。
これらの層の間に他の樹脂などからなる層を介在させて
もよい。
もよい。
また9本発明の包装用金属化フィルムの金属層表面に印
刷層や樹脂層を設けたり、印刷されたフィルムなどを貼
合せたりして、金属層を保護したり、包装品の多様化を
はかったりすることができる。
刷層や樹脂層を設けたり、印刷されたフィルムなどを貼
合せたりして、金属層を保護したり、包装品の多様化を
はかったりすることができる。
次に本発明のフィルムの製造方法の一例について説明す
る。
る。
前記特定樹脂配合ポリプロピレン層(A)9重合体層(
B)、ヒートシール層(功とを9層(A)を中央層とし
た3層構成として、同時にシート状にして押出機よシ溶
融押出したあと、20〜95℃のキャスティングドラム
面に接触して冷却固化し、さらに。
B)、ヒートシール層(功とを9層(A)を中央層とし
た3層構成として、同時にシート状にして押出機よシ溶
融押出したあと、20〜95℃のキャスティングドラム
面に接触して冷却固化し、さらに。
該シートを110〜1 sot:に加熱しつつ、6〜1
0倍縦方向に延伸した後、テンター内に導き。
0倍縦方向に延伸した後、テンター内に導き。
130〜165℃で、6〜12倍幅方向に延伸し。
さらに120〜165℃で熱固定して二軸延伸フィルム
を得る。
を得る。
このようにして製造したフィルムは、B−1層を有する
ものが粗面化され、B−2層を有するものは鏡面化され
る。
ものが粗面化され、B−2層を有するものは鏡面化され
る。
重合体層(B)あるいはヒートシール層(D)の積層は
。
。
上記の共押出に限定するものでなく、−軸延伸前。
または二軸延伸の前もしくは後など、いずれでもよい。
また延伸方法は同時二軸延伸でもよい。また、ヒートシ
ール層(D)は蒸着前の積層フィルムの段階で設けてお
くか、蒸着後に設けてもよい。
ール層(D)は蒸着前の積層フィルムの段階で設けてお
くか、蒸着後に設けてもよい。
また、B−1層を粗面化する方法はその他種々あるが、
上記のように延伸のみにより粗面化する方法が好ましい
。
上記のように延伸のみにより粗面化する方法が好ましい
。
本発明は、特定の重合体層(B)の一方の面側に。
特定の樹脂を配合したポリプロピレン層(A)を1層(
B)の他方の面側に金属蒸着層(C)を積層した金属化
フィルムの少なくとも片面にヒートシール層CD)を設
けてなる包装用金属化フィルムとしたので1次のごとき
優れた効果を奏するものである。
B)の他方の面側に金属蒸着層(C)を積層した金属化
フィルムの少なくとも片面にヒートシール層CD)を設
けてなる包装用金属化フィルムとしたので1次のごとき
優れた効果を奏するものである。
(1)水蒸気透過率が0.5g/m2・日取下という優
れたバリヤー性を示す。
れたバリヤー性を示す。
(2) 蒸着された金属層の付着力が優れるとともに
、艶消しされた特有の金属光沢を付与したり。
、艶消しされた特有の金属光沢を付与したり。
光沢のある鎖状光沢をもたせたりすることができる。
(3) フィルムの剛性が大きい。
(4)本発明フィルムに配向を与えたのち、室温に放置
しておいても、フィルムが経時とともにほとんど収縮し
なくなる。このため製膜直後のエージング工程が不要に
なるばかシか、ロールでの巻締9もなくなるため、生産
性が大幅に向上する。
しておいても、フィルムが経時とともにほとんど収縮し
なくなる。このため製膜直後のエージング工程が不要に
なるばかシか、ロールでの巻締9もなくなるため、生産
性が大幅に向上する。
などの特徴をもち、特に医薬品やスナック食品。
ビスケット類、工業薬品など防湿性がきびしく要求され
る商品の包装用途に好適である。
る商品の包装用途に好適である。
なお9本発明における各特性の測定法に?いて説明する
。
。
(1)水蒸気透過率は、JIB z−0208に従い
。
。
40℃・905R)lで測定した。なお、測定用シネー
ト用接着剤はKPS75A/KW40(大日本インキ化
学工業物製ドライラミネート用接着剤)を使用した。接
着剤の乾燥塗布量は2g/m2とした。
ト用接着剤はKPS75A/KW40(大日本インキ化
学工業物製ドライラミネート用接着剤)を使用した。接
着剤の乾燥塗布量は2g/m2とした。
(2) メルトフローインデックス(M工)は、J工
5K−6758にもとづいて測定した。
5K−6758にもとづいて測定した。
(3) アイソタクチックインデックス(エエ)は。
試料のフィルムを約1a11平方の大きさに切り、これ
をソックスレー抽出器に入れ沸騰メチルアルコ−ルで6
時間抽出する。抽出した試料を60℃で6時間真空乾燥
する。これから重量W(mg)の試料をとり、これを再
びソックスレー抽出器に入れて、沸騰N−へブタンで6
時間抽出する。次いで。
をソックスレー抽出器に入れ沸騰メチルアルコ−ルで6
時間抽出する。抽出した試料を60℃で6時間真空乾燥
する。これから重量W(mg)の試料をとり、これを再
びソックスレー抽出器に入れて、沸騰N−へブタンで6
時間抽出する。次いで。
この試料を取り出し、アセトンで十分洗浄した後。
60’Cで6時間真空乾燥した後9重量を測定する。
その重量をW’(mg)とすると、アイソタクチックイ
ンデックスは次式で求められる。
ンデックスは次式で求められる。
アイソタクチックインデックス(チ)
−(W’/W)xloo
(4) ガラス転移温度(Tg )は、サンプル10
mgを走査型熱量計DB(!−If型(Perkin
I1mer社製)にセットし、窒素気流下に昇温速度4
0℃/分の速度で−200からスタートさせてサーモグ
ラフを書かせ、ベースラインから吸熱ピークのずれる温
度と、もどる温度との算術平均値をとった温度をTgと
する。もちろん、サンプルが複合フィルムであってもこ
の方法で測定すればよい。
mgを走査型熱量計DB(!−If型(Perkin
I1mer社製)にセットし、窒素気流下に昇温速度4
0℃/分の速度で−200からスタートさせてサーモグ
ラフを書かせ、ベースラインから吸熱ピークのずれる温
度と、もどる温度との算術平均値をとった温度をTgと
する。もちろん、サンプルが複合フィルムであってもこ
の方法で測定すればよい。
(5)臭素化は、J工S K−2543−1979に
よって測定する。試料油100g中の不飽和成分に付加
される臭素のg数をいう。
よって測定する。試料油100g中の不飽和成分に付加
される臭素のg数をいう。
(6)重合体層(B)のエチレン成分の定量は、普通。
赤外線吸収スペクトルを用いて、1170cm と7
20 on−’の吸光度比より検量線法で求めることが
できる。KPRC!の場合、720an の吸収があ
られれないので751 an−’の吸収により定量しな
ければならない。エチレン成分が少ない場合。
20 on−’の吸光度比より検量線法で求めることが
できる。KPRC!の場合、720an の吸収があ
られれないので751 an−’の吸収により定量しな
ければならない。エチレン成分が少ない場合。
完全な吸収スペクトルを示さないので屑状の吸収の形に
なることもあるが、この場合でも吸収があると見なす。
なることもあるが、この場合でも吸収があると見なす。
(7)金属層の付着力は蒸着面にセロファン粘着テープ
にチバン製“セロテープ″を使用)をはシつけ、急速に
セロハアンテーブを剥離し、 A/蒸着膜の剥離状態
で評価する。
にチバン製“セロテープ″を使用)をはシつけ、急速に
セロハアンテーブを剥離し、 A/蒸着膜の剥離状態
で評価する。
5 : A/蒸着膜の剥離が認められない。
4 : A/蒸着膜の剥離が認められるがその面積が1
0−未満。
0−未満。
3 : A/蒸着膜の剥離面積が10%以上25%未満
。
。
2 : Al!蒸着膜の剥離面積が25%以上50チ未
満。
満。
1:Al!蒸着膜の剥離面積が50チ以上。
(8) グロスは、J工5Z−8741,方法2によ
るGS (60°)。蒸着面を測定した。
るGS (60°)。蒸着面を測定した。
(9)表面粗さRaは、J工S B−0601に基づく
中心線平均粗さRaを測定した(カットオフ値:0、2
5 mm)。
中心線平均粗さRaを測定した(カットオフ値:0、2
5 mm)。
(IG ヤング率は、ASTM D882−64T
に基づいて測定した。
に基づいて測定した。
次に実施例に基づいて本発明の実施態様を説明する。
実施例1 比較例1
M I 1.5 g / 10分、エエ98チのポリプ
ロピレン樹脂100重量部に対して、特定の水添加石油
樹脂として、エッソ化学■の無極性のポリジシクロペン
タジェンを主成分とする1エスコレツ15620を25
重量部均一にブレンドした原料(蜀と9表1に示したエ
チレン含有率の異なるエチレン・プロピレンランダム共
重合体からなる原料(B)と0M工6g/10分、エチ
レン含有率4重量%のエチレン・プロピレンランダム共
重合体からなる原料(D)とを、それぞれ別の押出機に
供給し、(B)/ (A) / (D)からなる5層積
層フィルムを共押出したのち、65℃に保たれたキャス
ティングドラム上にキャストして無延伸フィルムを得た
。該フィルムを135℃に加熱して長手方向に7倍延伸
し。
ロピレン樹脂100重量部に対して、特定の水添加石油
樹脂として、エッソ化学■の無極性のポリジシクロペン
タジェンを主成分とする1エスコレツ15620を25
重量部均一にブレンドした原料(蜀と9表1に示したエ
チレン含有率の異なるエチレン・プロピレンランダム共
重合体からなる原料(B)と0M工6g/10分、エチ
レン含有率4重量%のエチレン・プロピレンランダム共
重合体からなる原料(D)とを、それぞれ別の押出機に
供給し、(B)/ (A) / (D)からなる5層積
層フィルムを共押出したのち、65℃に保たれたキャス
ティングドラム上にキャストして無延伸フィルムを得た
。該フィルムを135℃に加熱して長手方向に7倍延伸
し。
次いで160℃に加熱されたテンター内で幅方向に9倍
延伸し、161℃で9秒間幅方向に6%のリラックスを
許しながら熱処理し、3層積層フィルムの(B)層の表
面に電気エネルギー20w・分/m 2のコロナ放電処
理(大気中)を行って、二軸延伸フィルムを得た。該フ
ィルムの全厚みは20μ。
延伸し、161℃で9秒間幅方向に6%のリラックスを
許しながら熱処理し、3層積層フィルムの(B)層の表
面に電気エネルギー20w・分/m 2のコロナ放電処
理(大気中)を行って、二軸延伸フィルムを得た。該フ
ィルムの全厚みは20μ。
原料(B)および(D)からなる層の厚みはそれぞれ1
.5μ、3μであった。
.5μ、3μであった。
かくして得られ九二軸延伸フィルムを真空蒸着装置にセ
ットし、(B)層側の表面にAfを60OAの厚みにな
るように蒸着し、包装用金属化フィルムを得た。該フィ
ルムの緒特性を表1に示した。
ットし、(B)層側の表面にAfを60OAの厚みにな
るように蒸着し、包装用金属化フィルムを得た。該フィ
ルムの緒特性を表1に示した。
実施例2 比較例2
実施例1において、原料(B)の代シに1表1に示した
エチレン−プロピレンブロック共重合体を用いるほかは
、全〈実施例1と同様にして、20μの包装用金属化フ
ィルムを得た。該フィルムの諸特性を表1に示した。
エチレン−プロピレンブロック共重合体を用いるほかは
、全〈実施例1と同様にして、20μの包装用金属化フ
ィルムを得た。該フィルムの諸特性を表1に示した。
比較例6
実施例1において、原料(B)および原料(A)の代り
に1M工1.5g/10分、エエ98%のポリプロピレ
ンを使用する以外は、全〈実施例1と同様にして、20
μの包装用金属化フィルム(ポリプロピレン層厚み17
μ、(D)層厚み6μ)を得た。該フィルムの諸特性を
表1に示した。
に1M工1.5g/10分、エエ98%のポリプロピレ
ンを使用する以外は、全〈実施例1と同様にして、20
μの包装用金属化フィルム(ポリプロピレン層厚み17
μ、(D)層厚み6μ)を得た。該フィルムの諸特性を
表1に示した。
表1から明らかなように、実施例1〜2の特定の石油樹
脂を配合したポリプロピレン層を有し。
脂を配合したポリプロピレン層を有し。
特定された重合体表面に蒸着された金属層を設けた本発
明の包装用金属化フィルムは、水蒸気しゃ断性が優れ、
金属層の付着力が強く、フィルムの剛性が高く、優れた
フィルムであることがわかる。
明の包装用金属化フィルムは、水蒸気しゃ断性が優れ、
金属層の付着力が強く、フィルムの剛性が高く、優れた
フィルムであることがわかる。
なお、実施例1は鏡面状の金属光沢を有し、実施例2は
艶消しされた特有の光沢を有していた。
艶消しされた特有の光沢を有していた。
エチレン成分が1重量%未満になると金属層の付着力が
弱く、水蒸気しゃ断性も悪い(比較例1)。
弱く、水蒸気しゃ断性も悪い(比較例1)。
また、エチレン成分が10重量φ未満で1表面粗さの大
きいものも金属層の付着力が弱く、水蒸気しゃ断性も悪
い(比較例2)。特定の石油樹脂を配合していないポリ
プロピレンを基材層とし、該表面に金属層を設けた包装
用金属化フィルムは金属層の付着力が弱く、水蒸気しゃ
断性、フィルムの剛性がともに劣る(比較例6)。
きいものも金属層の付着力が弱く、水蒸気しゃ断性も悪
い(比較例2)。特定の石油樹脂を配合していないポリ
プロピレンを基材層とし、該表面に金属層を設けた包装
用金属化フィルムは金属層の付着力が弱く、水蒸気しゃ
断性、フィルムの剛性がともに劣る(比較例6)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記(イ)または(ロ)から選ばれた重合体層(B)の
一方の面側に、ポリプロピレン100重量部に極性基を
実質的に含まない石油樹脂および極性基を実質的に含ま
ないテルペン樹脂から選ばれた樹脂の1種以上が5〜1
00重量部混合された層(A)、層(B)の他方の面側
に蒸着された金属層(C)を積層した金属化フイルムの
少なくとも一方の面にヒートシール層(D)を設けてな
る包装用金属化フイルム。 (イ)エチレン成分10〜45重量%で残りはプロピレ
ンを主成分とし、蒸着された金属層(C)に向けられる
面の表面粗さRaが0.2〜1.5μの重合体層。 (ロ)エチレン成分か1〜8重量%で残りはプロピレン
を主成分とし、蒸着された金属層(C)に向けられる面
の表面粗さRaが0.15μ以下の重合体層。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7057485A JPS61228951A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 包装用金属化フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7057485A JPS61228951A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 包装用金属化フイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61228951A true JPS61228951A (ja) | 1986-10-13 |
Family
ID=13435454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7057485A Pending JPS61228951A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 包装用金属化フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61228951A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01133731A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-25 | Chisso Corp | 金属蒸着積層体 |
-
1985
- 1985-04-03 JP JP7057485A patent/JPS61228951A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01133731A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-25 | Chisso Corp | 金属蒸着積層体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5827615A (en) | Metallized multilayer packaging film | |
US5637366A (en) | Polyester-containing biaxially-oriented polypropylene films and method of making the same | |
EP0734854B1 (en) | Polyolefin-based laminate film | |
EP0122495B1 (en) | Laminated film | |
EP1554113B1 (en) | Metallized multilayer film | |
AU708308B2 (en) | Metallized films | |
JP2004528200A (ja) | 多層つや消しフィルム | |
JPH0125503B2 (ja) | ||
JPS61228951A (ja) | 包装用金属化フイルム | |
JPS6090734A (ja) | ポリプロピレン延伸フイルム | |
JP4701477B2 (ja) | 金属化二軸配向ポリプロピレンフィルムおよびそれを用いた積層体 | |
JP4240620B2 (ja) | 金属化二軸配向ポリプロピレンフィルムおよびそれを用いた積層体 | |
JP2985724B2 (ja) | ポリオレフィン系積層フイルム | |
JP3112239B2 (ja) | ポリオレフィン系積層フイルム | |
JPS61203140A (ja) | 防湿用ポリプロピレンフイルム | |
JPH0227940B2 (ja) | ||
JP2662541B2 (ja) | 金属蒸着プラスチックフィルム | |
JPS61227039A (ja) | マツト調防湿フイルム | |
JPH11245352A (ja) | 金属化用二軸配向ポリプロピレンフィルムおよびその製造方法 | |
JPS61218125A (ja) | コンデンサ−用ポリプロピレンフイルム | |
JPH051138B2 (ja) | ||
JPS61227048A (ja) | ポリプロピレン積層フイルム | |
JPS60184840A (ja) | 積層フイルム | |
JPH06287747A (ja) | 金属蒸着プラスチックフィルム | |
JPH03286852A (ja) | 金属蒸着プラスチツクフイルム |