JPS6122860A - 医療用ベツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の屈する技術分野〕 この発明は上面開放のタンク内に多量のビーズが充填さ
れて床が形成され、前記ビーズがタンク内に浸出］７た
空気によって動かされて前記床の上の患者が低接触圧で
支持される医療用ベッドに関する。

〔従来技術とその問題点〕

近来、上面開放した箱形のタンク内に、微小な球状のビ
ーズが多量に、一般にはビーズ層の厚さが２０数ｒ、ｔ
ｎ程に充填され、かつその上をフィルターシーツで覆っ
て患者が臥床する床が形成され、前記タンクのディフュ
ーザーボードとしてなる底板を通し°Ｃ加圧空気をタン
ク内に浸出させて前記ビーズ全体を連続的に流動させ、
前記床の上面を患者の体形に沿わせることによって患者
を低接触圧で支持する医療用ベッドが開発実用されてい
る。

ところで従来のベッドでは、臥床する患者の床Ｉこ接す
る全表面が、常に、ビーズの間を上方１ζ押し進んでき
た空気にさらされるために患者の不感蒸泄量が増大し、
才だ患者の全身を常（こ柔軟ｆこ支持するためζζを髄
患者Ｅこは使用できない欠点があった。前記欠点を補う
ためＥこ、ビーズを間欠的（こ流動させることも取り入
れられているが、この場合（ζは、ビーズが停止してい
る時（こは思考は身動きがてきないために、患者の精神
的苦痛が大きいという不都合を生じていた。

〔発明の目的〕

この発明は、患者を低接触圧で支持１７、かつ患者に不
感蒸発量の増大や精神的苦痛をもたらさず、さらにを髄
患者等にも使用可能な医療用ベッドを提供することを目
的とする。

〔発明の要点〕 この発明はビーズを脈動させて、患者を支持するビーズ
が複数のビーズ群に分れて流動するとともに、前記流動
がビーズ群の間を周期的に移動するようにしたものであ
る。

〔発明の実施例〕

第１図および第２図はこの発明の実施例を示すもので、
１は患者、２が医療用ベッドである。３は下方に延在す
る側壁を有し、上面が開放した箱形のタンク、４は細孔
が板全体に略均−に散在する多孔質板によって形成され
、タンク３の底板をなずディフューザーボード、５はデ
ィフューザーボード４をタンク内部との隔壁としてその
下方に形成されｌｊ　ｌ、ｙ旧■室、６は基台内（こ設
けられ、フィルター６ａを有する空気取入口６ｂ、　　
リングコンプレッ・＋／６Ｑ、熱交換器６ｄ等を備え、
所定の圧力および温度の加圧空気をダクト７を介して密
閉室５−・・送り込む空気供給装置である。８は適当間
隔に孔８　ＩＬを有し、矢印Ａで示す水平方向Ｅ？−揺
動可能にアー１．９を介してタンク３の側壁に支持され
、ディフューザーボード４に略平行に設けられた脈＃１
板、なお前記アーム９の１つはタンク３の側壁に回転可
能に支持され前記側壁を貫通する軸１０に固着支持され
ている。１１は減速機付モータ、１８は一端が軸１ｏに
結合されたリンク１３ａの他端と、一端がモータ１１の
出力軸に嵌着されたリンク１８ｂの他端とをリンク１８
０で連結してなり、モータ１１の運転によって脈動板８
を矢印への水平方向に揺動させるリンク機構である。

１５はタンク３内にその上端部（まで２θ数個の厚°さ
に充填されベッド・８の床を形成する直径約０゜１Ｈの
球状のセラミックビーズ、１６はセラミックビーズ１５
より小さい編目孔を有し周縁部を取り外し可能にタンク
８の上端部に固定されセラミックビーズ１５のビーズ層
上面を適当なゆとりを持って覆うフィルターシーツで、
患者１はこのフィルターシーツ１６の上に臥床させられ
る。

前述の構成（こおいて、密閉室５に送り込まれた加圧空
気はディフューザーボード４を介してタンク３内に浸出
する。この浸出空気は脈動板８の孔８ａを通り抜け、孔
８ａ上方のセラミックビーズ１５の間を、セラミックビ
ーズ１５を流動させながら上方へ押し進み、フィルター
シーツ１６の編目孔からその上方へ逃れ出る。しかして
脈動板８がある静止位置において、孔８ａの上方には流
動するビーズ群１５Ａが、また、孔でない部分の上方す
なわち隣り合うビーズ群１５Ａの間には静止するビーズ
ｆｌｆｌｌ’ｂが形成される。一方モータ１１の運転に
よる脈動板８の揺動によって、前記ビーズ群１５Ａおよ
び１５Ｂは揺動板８の揺動方向に周期的ｉζ移動しｉ（
がら形成される。すなわちセラミックビーズ１５は周期
的に流動させられ、この脈動１こ・よって床」ユ面を患
者１の体形に沿って変化、ζせる。従って患者ｌは床と
の接触面積が極めてメきくなってＯＳ接触圧で支持され
、かつ自由に身ｉ！ｉｌｌきできる。また患者１の静止
中のビーズ群１５ｂ、こ支持されている部分）こはタン
クｓ内に浸出した空気が接触せず、患者１は前記空気（
こさらされる状態が略半分蚤こ減少し、不感蒸泄量の増
大が極めて小さい。、さら（こ静止中のビーズ群によっ
て、−床のかたさが常Ｃζ適当Ｃζ保たれるのでベッド
２はを髄患者等をこも使用され得る。

第３図は脈動板８の別の実施例を示すもので、第１図の
実施例と異なる点はタンクｓ内に浸出した空気が通り抜
ける孔８ａを多くかつ千鳥に配設した点でＪ）る。孔８
ａを適当に設定することにより前述の実施例と同様の効
果が得られる上に、セラミツクビーズ１５全体が一様に
流動しているのと同様の感覚を患者に与える利点がある
。

第４図および第５図は別の実施例を示すも゛ので、この
実施例では区画分割された多数のディフューザーボード
４Ａによってタンク３の底板が形成され、かつ各ディフ
ューザーボード４Ａに対応して区画形成された多数の密
閉室５Ａを備えＣいる。

また空気供給装置６の出口側には分配器２１が設けられ
、分配器２１と各密閉室５Ａとは、それぞれタクト７Ａ
によって接続されている。前記分配器２１は多数のダク
ト７への入口を、例えば隣接する密閉室５Ａが互いに異
なるグループに属するように２組のグループに区分し、
各グループの前記入口を交互に開放するように構成され
ている。

前述の構成において、分配器２１に送り込まれた加圧空
気は、分配器２１によって各密閉室５Ａに間欠的に、か
つ隣接する密閉室５Ａでは供給時期が互いに逆になるよ
うに供給される。密閉室５Ａに送り込まれた加圧空気は
ディフューザーボード４Ａを介してタンク８内に浸出し
てディフューザーボード４Ａ上方のセラミックビーズ１
５を流動させる。しかして加圧空気のある供給時期にお
いて、前述の実施例と同様に、流動するビーズ群１５　
Ａ　七静止するビーズ［１５Ｂとが交互Ｅこ形成され、
かつ前記セラミックビーズ１５の流動がビーズ７７１５
　Ａとビーズ群１５Ｂとの間を周期的に移動する。従っ
てこの実施例でも前述の実施例と同様の作Ｊｆｌおよび
効果が得られる。なおディフューザーボード４Ａおよび
密閉室５Ａは、前述の実施例で脈動板の別の実施例を第
３図に示した如く、その大きさや配置を種々異ならせる
ことも可能である。

〔発明の効果〕

この発明によれば、タンク内に充填されて患者を低接ｆ
ｌｌｌｆｔ圧で支持する床を形成するビーズを、脈動さ
せるｔこめの手段を設けたので、流動するビーズ群とｆ
ｆ１ｌ　、ｌＪ−するビーズ群とが形成されるとともに
、流動するビーズ群が周期的に移動して形成されること
により、患者が自由に身動きできて精神的苦痛を感じず
、かつタンク内に浸出した空気が患者に接触することが
大幅に減少して患者の不感蒸泄量の増大が著るしく抑制
され、さらに静止するビーズ群によって床のかたさを適
当に保つのでを髄患者等にも使用される医療用ベッドと
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示すベッドの断面図、第２
図は考案要部の平面図、第３図は脈動板の別の実施例を
示す平面図、第４図はこの発明の別の実施例の断面図、
第５図は平面図である。 １・・・患者、２・・・医療用ベッド、８・・・タンク
、４．４Ａ・・・ディフューザーボード、５．５Ａ・・
・密閉室、８・・・脈動板、８ａ・・・孔、１１・・・
モータ、１３・・・す、ン’ｙ　機構、１５・・・セラ
ミックビーズ、２１・・・分配器。 代理人ｆ−理士　山　口　　　鳥 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）底板がディフューザーボードとしてなる上面開放の
   タンク内に多量のビーズが充填されて患者が臥床する床
   が形成され、かつ前記ディフューザーボードの下方に加
   圧空気が送り込まれる密閉室を備え、前記ディフューザ
   ーボードを介して加圧空気を前記タンク内に浸出させて
   前記ビーズを動かし前記患者を低接触圧で支持する医療
   用ベッドにおいて、前記ビーズを脈動させるための手段
   を設けたことを特徴とする医療用ベッド。 ２）特許請求の範囲第１項記載のベッドにおいて、ビー
   ズを脈動させるための手段として、タンク内に浸出した
   空気が通り抜ける孔を有し水平方向に周期的に揺動する
   脈動板をディフューザーボードに沿って設けた医療用ベ
   ッド。 ３）特許請求の範囲第１項記載のベッドにおいて、ビー
   ズを脈動させるための手段として、密閉室を区画して複
   数の密閉室を形成し、かつ少なくとも隣接する密閉室に
   は供給時期をずらせて加圧空気を周期的に送り込むよう
   にした医療用ベッド。