JP2001149423A - マットレス - Google Patents
マットレスInfo
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- JP2001149423A JP2001149423A JP34179999A JP34179999A JP2001149423A JP 2001149423 A JP2001149423 A JP 2001149423A JP 34179999 A JP34179999 A JP 34179999A JP 34179999 A JP34179999 A JP 34179999A JP 2001149423 A JP2001149423 A JP 2001149423A
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- chamber
- air chambers
- air chamber
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 寝たきり病人等において床擦れが生ずるのを
防止する。 【解決手段】 可撓性材料からなる下板１、上板２およ
び可撓性材料からなりかつ下板１、上板２の周辺部に気
密に取り付けられた側板により本体４を構成し、本体４
内に可撓性材料からなる仕切板５を設け、本体４の内部
にそれぞれ市松模様状に配置された複数の空気室６ａ、
６ｂを設け、空気室６ａ、６ｂの角部に可撓性材料から
なる連通部７を設け、連通部７に２つの連通孔を設け、
一方の連通孔によって隣接する空気室６ａを連通し、他
方の連通孔によって隣接する空気室６ｂを連通し、本体
４の外部に空気供給装置１０を設け、空気供給装置１０
に圧力調整装置１１を接続し、圧力調整装置１１と空気
室６ａ、空気室６ｂの少なくとも一方とを接続する切換
弁１２を設ける。
防止する。 【解決手段】 可撓性材料からなる下板１、上板２およ
び可撓性材料からなりかつ下板１、上板２の周辺部に気
密に取り付けられた側板により本体４を構成し、本体４
内に可撓性材料からなる仕切板５を設け、本体４の内部
にそれぞれ市松模様状に配置された複数の空気室６ａ、
６ｂを設け、空気室６ａ、６ｂの角部に可撓性材料から
なる連通部７を設け、連通部７に２つの連通孔を設け、
一方の連通孔によって隣接する空気室６ａを連通し、他
方の連通孔によって隣接する空気室６ｂを連通し、本体
４の外部に空気供給装置１０を設け、空気供給装置１０
に圧力調整装置１１を接続し、圧力調整装置１１と空気
室６ａ、空気室６ｂの少なくとも一方とを接続する切換
弁１２を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は内部に空気が封入さ
れたマットレスに関するものである。
れたマットレスに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のマットレスにおいては、マットレ
スの内部の全体に均一に空気が封入されている。
スの内部の全体に均一に空気が封入されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなマ
ットレスにおいては、使用者の体の同一部分が常にマッ
トレスと接触するから、寝たきり病人等においては床擦
れが生ずることがある。
ットレスにおいては、使用者の体の同一部分が常にマッ
トレスと接触するから、寝たきり病人等においては床擦
れが生ずることがある。
【０００４】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、寝たきり病人等において床擦れが生ずるの
を防止することができるマットレスを提供することを目
的とする。
れたもので、寝たきり病人等において床擦れが生ずるの
を防止することができるマットレスを提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明においては、本体の内部に複数の空気室を設
け、角部が対向した上記空気室を連通する。
め、本発明においては、本体の内部に複数の空気室を設
け、角部が対向した上記空気室を連通する。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は本発明に係るマットレスを
示す概略図、図２は図１に示したマットレスの一部を示
す拡大図、図３は図２のＡ−Ａ断面図、図４は図２のＢ
−Ｂ断面図、図５は図２のＣ−Ｃ断面図である。図に示
すように、可撓性樹脂等の可撓性材料からなる下板１、
上板２および可撓性樹脂等の可撓性材料からなりかつ下
板１、上板２の周辺部に気密に取り付けられた側板３に
より本体４が構成され、本体４内に可撓性樹脂等の可撓
性材料からなる仕切板５が設けられ、本体４の内部に下
板１、上板２、仕切板５により囲まれた複数の空気室６
ａ、６ｂ（理解のために図１の空気室６ａに○印を付し
た）が設けられ、隣接する空気室６ａは角部が対向して
おり、また隣接する空気室６ｂも角部が対向している。
すなわち、空気室６ａ、６ｂはそれぞれ市松模様状に配
置されている。また、空気室６ａ、６ｂの角部に可撓性
樹脂等の可撓性材料からなる連通部７が設けられ、連通
部７に連通孔８、９が設けられ、連通孔８によって隣接
する空気室６ａが連通されており、連通孔９によって隣
接する空気室６ｂが連通されている。また、本体４の外
部にエアポンプ、エアコンプレッサ等からなる空気供給
装置１０が設けられ、空気供給装置１０に圧力調整装置
１１が接続され、圧力調整装置１１に切換弁１２が接続
され、切換弁１２は圧力調整装置１１と空気室６ａおよ
び空気室６ｂとが接続された状態、圧力調整装置１１と
空気室６ａとが接続された状態、圧力調整装置１１と空
気室６ｂとが接続された状態に切り換えることができ、
空気供給装置１０、圧力調整装置１１、切換弁１２によ
り空気室６ａ、６ｂ内の空気の圧力を制御する圧力制御
手段が構成されている。
示す概略図、図２は図１に示したマットレスの一部を示
す拡大図、図３は図２のＡ−Ａ断面図、図４は図２のＢ
−Ｂ断面図、図５は図２のＣ−Ｃ断面図である。図に示
すように、可撓性樹脂等の可撓性材料からなる下板１、
上板２および可撓性樹脂等の可撓性材料からなりかつ下
板１、上板２の周辺部に気密に取り付けられた側板３に
より本体４が構成され、本体４内に可撓性樹脂等の可撓
性材料からなる仕切板５が設けられ、本体４の内部に下
板１、上板２、仕切板５により囲まれた複数の空気室６
ａ、６ｂ（理解のために図１の空気室６ａに○印を付し
た）が設けられ、隣接する空気室６ａは角部が対向して
おり、また隣接する空気室６ｂも角部が対向している。
すなわち、空気室６ａ、６ｂはそれぞれ市松模様状に配
置されている。また、空気室６ａ、６ｂの角部に可撓性
樹脂等の可撓性材料からなる連通部７が設けられ、連通
部７に連通孔８、９が設けられ、連通孔８によって隣接
する空気室６ａが連通されており、連通孔９によって隣
接する空気室６ｂが連通されている。また、本体４の外
部にエアポンプ、エアコンプレッサ等からなる空気供給
装置１０が設けられ、空気供給装置１０に圧力調整装置
１１が接続され、圧力調整装置１１に切換弁１２が接続
され、切換弁１２は圧力調整装置１１と空気室６ａおよ
び空気室６ｂとが接続された状態、圧力調整装置１１と
空気室６ａとが接続された状態、圧力調整装置１１と空
気室６ｂとが接続された状態に切り換えることができ、
空気供給装置１０、圧力調整装置１１、切換弁１２によ
り空気室６ａ、６ｂ内の空気の圧力を制御する圧力制御
手段が構成されている。
【０００７】このマットレスにおいては、空気室６ａ、
６ｂ内に空気が供給されていない状態から、切換弁１２
により圧力調整装置１１と空気室６ａおよび空気室６ｂ
とが接続された状態とし、圧力調整装置１１の設定圧力
を大気圧より高い第１の設定圧力としたときには、連通
孔８、９を介して全ての空気室６ａ、６ｂに空気が供給
され、空気室６ａ、６ｂ内の空気の圧力が大気圧より高
い状態つまり空気室６ａ、６ｂ内が高圧の状態すなわち
本体４の内部の全体に均一の高い圧力の空気が封入され
ている状態とすることができる。またこの状態から、切
換弁１２により圧力調整装置１１と空気室６ｂとが接続
された状態とし、圧力調整装置１１の設定圧力を第１の
設定圧力より低い第２の設定圧力としたときには、連通
孔９を介して全ての空気室６ｂ内から空気が排出され、
空気室６ａ内が高圧でありかつ空気室６ｂ内の空気の圧
力が上記高圧よりも低い圧力である状態つまり空気室６
ｂ内が低圧である状態とすることができる。またこの状
態から、切換弁１２により圧力調整装置１１と空気室６
ｂとが接続された状態とし、圧力調整装置１１の設定圧
力を第１の設定圧力としたときには、連通孔９を介して
全ての空気室６ｂに空気が供給され、つぎに切換弁１２
により圧力調整装置１１と空気室６ａとが接続された状
態とし、圧力調整装置１１の設定圧力を第２の設定圧力
としたときには、連通孔８を介して全ての空気室６ａ内
から空気が排出され、空気室６ａ内が低圧でありかつ空
気室６ｂ内が高圧である状態とすることができる。また
この状態から、切換弁１２により圧力調整装置１１と空
気室６ａとが接続された状態とし、圧力調整装置１１の
設定圧力を第１の設定圧力としたときには、空気室６
ａ、６ｂ内が高圧である状態とすることができる。また
この状態から、切換弁１２により圧力調整装置１１と空
気室６ａおよび空気室６ｂとが接続された状態とし、圧
力調整装置１１の設定圧力を変化させれば、空気室６
ａ、６ｂ内の空気の圧力を変化させることができる。
６ｂ内に空気が供給されていない状態から、切換弁１２
により圧力調整装置１１と空気室６ａおよび空気室６ｂ
とが接続された状態とし、圧力調整装置１１の設定圧力
を大気圧より高い第１の設定圧力としたときには、連通
孔８、９を介して全ての空気室６ａ、６ｂに空気が供給
され、空気室６ａ、６ｂ内の空気の圧力が大気圧より高
い状態つまり空気室６ａ、６ｂ内が高圧の状態すなわち
本体４の内部の全体に均一の高い圧力の空気が封入され
ている状態とすることができる。またこの状態から、切
換弁１２により圧力調整装置１１と空気室６ｂとが接続
された状態とし、圧力調整装置１１の設定圧力を第１の
設定圧力より低い第２の設定圧力としたときには、連通
孔９を介して全ての空気室６ｂ内から空気が排出され、
空気室６ａ内が高圧でありかつ空気室６ｂ内の空気の圧
力が上記高圧よりも低い圧力である状態つまり空気室６
ｂ内が低圧である状態とすることができる。またこの状
態から、切換弁１２により圧力調整装置１１と空気室６
ｂとが接続された状態とし、圧力調整装置１１の設定圧
力を第１の設定圧力としたときには、連通孔９を介して
全ての空気室６ｂに空気が供給され、つぎに切換弁１２
により圧力調整装置１１と空気室６ａとが接続された状
態とし、圧力調整装置１１の設定圧力を第２の設定圧力
としたときには、連通孔８を介して全ての空気室６ａ内
から空気が排出され、空気室６ａ内が低圧でありかつ空
気室６ｂ内が高圧である状態とすることができる。また
この状態から、切換弁１２により圧力調整装置１１と空
気室６ａとが接続された状態とし、圧力調整装置１１の
設定圧力を第１の設定圧力としたときには、空気室６
ａ、６ｂ内が高圧である状態とすることができる。また
この状態から、切換弁１２により圧力調整装置１１と空
気室６ａおよび空気室６ｂとが接続された状態とし、圧
力調整装置１１の設定圧力を変化させれば、空気室６
ａ、６ｂ内の空気の圧力を変化させることができる。
【０００８】このようなマットレスにおいては、所定時
間ごとに圧力調整装置１１、切換弁１２を制御して、空
気室６ａ内が高圧でありかつ空気室６ｂ内が低圧である
状態と空気室６ａ内が低圧でありかつ空気室６ｂ内が高
圧である状態とに切り換えれば、所定時間ごとに使用者
の体のマットレスと接触する部分を変えることができる
から、寝たきり病人等においても床擦れが生ずるのを防
止することができる。また、切換弁１２により圧力調整
装置１１と空気室６ａおよび空気室６ｂとが接続された
状態とし、かつ圧力調整装置１１により空気室６ａ、６
ｂ内の圧力を変化させれば、使用者の体とマットレスと
の接触面積を変化させることができるから、使用者の血
流を良好にすることができ、使用者は安眠することがで
きる。
間ごとに圧力調整装置１１、切換弁１２を制御して、空
気室６ａ内が高圧でありかつ空気室６ｂ内が低圧である
状態と空気室６ａ内が低圧でありかつ空気室６ｂ内が高
圧である状態とに切り換えれば、所定時間ごとに使用者
の体のマットレスと接触する部分を変えることができる
から、寝たきり病人等においても床擦れが生ずるのを防
止することができる。また、切換弁１２により圧力調整
装置１１と空気室６ａおよび空気室６ｂとが接続された
状態とし、かつ圧力調整装置１１により空気室６ａ、６
ｂ内の圧力を変化させれば、使用者の体とマットレスと
の接触面積を変化させることができるから、使用者の血
流を良好にすることができ、使用者は安眠することがで
きる。
【０００９】図６は本発明に係る他のマットレスを示す
概略図、図７は図６に示したマットレスの一部を示す拡
大図、図８は図７のＤ−Ｄ断面図、図９は図７のＥ−Ｅ
断面図、図１０は図７のＦ−Ｆ断面図、図１１は図７の
Ｇ−Ｇ断面図である。図に示すように、可撓性樹脂等の
可撓性材料からなる下板２１、上板２２および可撓性樹
脂等の可撓性材料からなりかつ下板２１、上板２２の周
辺部に気密に取り付けられた側板２３により本体２４が
構成され、本体２４内に可撓性樹脂等の可撓性材料から
なる仕切板２５が設けられ、本体２４の内部に下板２
１、上板２２、仕切板２５により囲まれた複数の空気室
２６ａ、２６ｂ（理解のために図６の空気室２６ａに○
印を付した）が設けられ、隣接する空気室２６ａは角部
が対向しており、また隣接する空気室２６ｂも角部が対
向している。すなわち、空気室２６ａ、２６ｂはそれぞ
れ市松模様状に配置され、隣接する空気室２６ａは狭い
範囲で共通の仕切板２５により仕切られており、隣接す
る空気室２６ｂは狭い範囲で共通の仕切板２５により仕
切られている。また、図６紙面左右部の側板２３と空気
室２６ｂとの間には連通室２７が設けられ、図６紙面下
部の側板２３と空気室２６ａ、２６ｂとの間には空気供
給室２８が設けられ、空気供給室２８内を上下に仕切り
かつ可撓性樹脂等の可撓性材料からなる仕切板２９が設
けられ、空気供給室２８内に上室２８ａ、下室２８ｂが
設けられている。また、空気供給室２８の上室２８ａと
空気室２６ａとを仕切る仕切板２５に連通孔３０が設け
られ、連通孔３０によって上室２８ａと空気室２６ａと
が連通され、空気供給室２８の下室２８ｂと空気室２６
ｂとを仕切る仕切板２５に連通孔３１が設けられ、連通
孔３１によって下室２８ｂと空気室２６ｂとが連通され
ている。また、狭い範囲で隣接する空気室２６ｂを仕切
る仕切板２５に連通孔３２が設けられ、連通孔３２によ
って隣接する空気室２６ｂが連通され、狭い範囲で隣接
する空気室２６ａを仕切る仕切板２５に連通孔（図示せ
ず）が設けられ、この連通孔によって隣接する空気室２
６ａが連通されている。また、空気室２６ａと連通室２
７とを仕切る仕切板２５に連通孔３３が設けられ、連通
孔３３によって空気室２６ａと連通室２７とが連通され
ている。また、本体２４の外部にエアポンプ、エアコン
プレッサ等からなる空気供給装置３４が設けられ、空気
供給装置３４に圧力調整装置３５が接続され、圧力調整
装置３５に切換弁３６が接続され、切換弁３６は圧力調
整装置３５と空気供給室２８の上室２８ａおよび下室２
８ｂとが接続された状態、圧力調整装置３５と上室２８
ａとが接続された状態、圧力調整装置３５と下室２８ｂ
とが接続された状態に切り換えることができ、空気供給
装置３４、圧力調整装置３５、切換弁３６により空気室
２６ａ、２６ｂ内の空気の圧力を制御する圧力制御手段
が構成されている。
概略図、図７は図６に示したマットレスの一部を示す拡
大図、図８は図７のＤ−Ｄ断面図、図９は図７のＥ−Ｅ
断面図、図１０は図７のＦ−Ｆ断面図、図１１は図７の
Ｇ−Ｇ断面図である。図に示すように、可撓性樹脂等の
可撓性材料からなる下板２１、上板２２および可撓性樹
脂等の可撓性材料からなりかつ下板２１、上板２２の周
辺部に気密に取り付けられた側板２３により本体２４が
構成され、本体２４内に可撓性樹脂等の可撓性材料から
なる仕切板２５が設けられ、本体２４の内部に下板２
１、上板２２、仕切板２５により囲まれた複数の空気室
２６ａ、２６ｂ（理解のために図６の空気室２６ａに○
印を付した）が設けられ、隣接する空気室２６ａは角部
が対向しており、また隣接する空気室２６ｂも角部が対
向している。すなわち、空気室２６ａ、２６ｂはそれぞ
れ市松模様状に配置され、隣接する空気室２６ａは狭い
範囲で共通の仕切板２５により仕切られており、隣接す
る空気室２６ｂは狭い範囲で共通の仕切板２５により仕
切られている。また、図６紙面左右部の側板２３と空気
室２６ｂとの間には連通室２７が設けられ、図６紙面下
部の側板２３と空気室２６ａ、２６ｂとの間には空気供
給室２８が設けられ、空気供給室２８内を上下に仕切り
かつ可撓性樹脂等の可撓性材料からなる仕切板２９が設
けられ、空気供給室２８内に上室２８ａ、下室２８ｂが
設けられている。また、空気供給室２８の上室２８ａと
空気室２６ａとを仕切る仕切板２５に連通孔３０が設け
られ、連通孔３０によって上室２８ａと空気室２６ａと
が連通され、空気供給室２８の下室２８ｂと空気室２６
ｂとを仕切る仕切板２５に連通孔３１が設けられ、連通
孔３１によって下室２８ｂと空気室２６ｂとが連通され
ている。また、狭い範囲で隣接する空気室２６ｂを仕切
る仕切板２５に連通孔３２が設けられ、連通孔３２によ
って隣接する空気室２６ｂが連通され、狭い範囲で隣接
する空気室２６ａを仕切る仕切板２５に連通孔（図示せ
ず）が設けられ、この連通孔によって隣接する空気室２
６ａが連通されている。また、空気室２６ａと連通室２
７とを仕切る仕切板２５に連通孔３３が設けられ、連通
孔３３によって空気室２６ａと連通室２７とが連通され
ている。また、本体２４の外部にエアポンプ、エアコン
プレッサ等からなる空気供給装置３４が設けられ、空気
供給装置３４に圧力調整装置３５が接続され、圧力調整
装置３５に切換弁３６が接続され、切換弁３６は圧力調
整装置３５と空気供給室２８の上室２８ａおよび下室２
８ｂとが接続された状態、圧力調整装置３５と上室２８
ａとが接続された状態、圧力調整装置３５と下室２８ｂ
とが接続された状態に切り換えることができ、空気供給
装置３４、圧力調整装置３５、切換弁３６により空気室
２６ａ、２６ｂ内の空気の圧力を制御する圧力制御手段
が構成されている。
【００１０】このマットレスにおいては、空気室２６
ａ、２６ｂ内に空気が供給されていない状態から、切換
弁３６により圧力調整装置３５と上室２８ａおよび下室
２８ｂとが接続された状態とし、圧力調整装置３５の設
定圧力を第１の設定圧力としたときには、連通孔３０〜
３３、隣接する空気室２６ａを連通する連通孔を介して
全ての空気室２６ａ、２６ｂに空気が供給され、空気室
２６ａ、２６ｂ内が高圧である状態すなわち本体２４の
内部の全体に均一の高い圧力の空気が封入されている状
態とすることができる。またこの状態から、切換弁３６
により圧力調整装置３５と下室２８ｂとが接続された状
態とし、圧力調整装置３５の設定圧力を第２の設定圧力
としたときには、連通孔３１、３２を介して全ての空気
室２６ｂ内から空気が排出され、空気室２６ａ内が高圧
でありかつ空気室２６ｂ内が低圧である状態とすること
ができる。またこの状態から、切換弁３６により圧力調
整装置３５と下室２８ｂとが接続された状態とし、圧力
調整装置３５の設定圧力を第１の設定圧力としたときに
は、連通孔３１、３２を介して全ての空気室２６ｂに空
気が供給され、つぎに切換弁３６により圧力調整装置３
５と上室２８ａとが接続された状態とし、圧力調整装置
３５の設定圧力を第２の設定圧力としたときには、連通
孔３０、３３、隣接する空気室２６ａを連通する連通孔
を介して全ての空気室２６ａ内から空気が排出され、空
気室２６ａ内が低圧でありかつ空気室２６ｂ内が高圧で
ある状態とすることができる。またこの状態から、切換
弁３６により圧力調整装置３５と上室２８ａとが接続さ
れた状態とし、圧力調整装置３５の設定圧力を第１の設
定圧力としたときには、空気室２６ａ、２６ｂ内が高圧
である状態とすることができる。またこの状態から、切
換弁３６により圧力調整装置３５と上室２８ａおよび下
室２８ｂとが接続された状態とし、圧力調整装置３５の
設定圧力を変化させれば、空気室２６ａ、２６ｂ内の空
気の圧力を変化させることができる。
ａ、２６ｂ内に空気が供給されていない状態から、切換
弁３６により圧力調整装置３５と上室２８ａおよび下室
２８ｂとが接続された状態とし、圧力調整装置３５の設
定圧力を第１の設定圧力としたときには、連通孔３０〜
３３、隣接する空気室２６ａを連通する連通孔を介して
全ての空気室２６ａ、２６ｂに空気が供給され、空気室
２６ａ、２６ｂ内が高圧である状態すなわち本体２４の
内部の全体に均一の高い圧力の空気が封入されている状
態とすることができる。またこの状態から、切換弁３６
により圧力調整装置３５と下室２８ｂとが接続された状
態とし、圧力調整装置３５の設定圧力を第２の設定圧力
としたときには、連通孔３１、３２を介して全ての空気
室２６ｂ内から空気が排出され、空気室２６ａ内が高圧
でありかつ空気室２６ｂ内が低圧である状態とすること
ができる。またこの状態から、切換弁３６により圧力調
整装置３５と下室２８ｂとが接続された状態とし、圧力
調整装置３５の設定圧力を第１の設定圧力としたときに
は、連通孔３１、３２を介して全ての空気室２６ｂに空
気が供給され、つぎに切換弁３６により圧力調整装置３
５と上室２８ａとが接続された状態とし、圧力調整装置
３５の設定圧力を第２の設定圧力としたときには、連通
孔３０、３３、隣接する空気室２６ａを連通する連通孔
を介して全ての空気室２６ａ内から空気が排出され、空
気室２６ａ内が低圧でありかつ空気室２６ｂ内が高圧で
ある状態とすることができる。またこの状態から、切換
弁３６により圧力調整装置３５と上室２８ａとが接続さ
れた状態とし、圧力調整装置３５の設定圧力を第１の設
定圧力としたときには、空気室２６ａ、２６ｂ内が高圧
である状態とすることができる。またこの状態から、切
換弁３６により圧力調整装置３５と上室２８ａおよび下
室２８ｂとが接続された状態とし、圧力調整装置３５の
設定圧力を変化させれば、空気室２６ａ、２６ｂ内の空
気の圧力を変化させることができる。
【００１１】このようなマットレスにおいては、所定時
間ごとに圧力調整装置３５、切換弁３６を制御して、空
気室２６ａ内が高圧でありかつ空気室２６ｂ内が低圧で
ある状態と空気室２６ａ内が低圧でありかつ空気室２６
ｂ内が高圧である状態とに切り換えれば、所定時間ごと
に使用者の体のマットレスと接触する部分を変えること
ができるから、寝たきり病人等においても床擦れが生ず
るのを防止することができる。また、切換弁３６により
圧力調整装置３５と空気室２６ａおよび空気室２６ｂと
が接続された状態とし、かつ圧力調整装置３５により空
気室２６ａ、２６ｂ内の圧力を変化させれば、使用者の
体とマットレスとの接触面積を変化させることができる
から、使用者の血流を良好にすることができ、使用者は
安眠することができる。
間ごとに圧力調整装置３５、切換弁３６を制御して、空
気室２６ａ内が高圧でありかつ空気室２６ｂ内が低圧で
ある状態と空気室２６ａ内が低圧でありかつ空気室２６
ｂ内が高圧である状態とに切り換えれば、所定時間ごと
に使用者の体のマットレスと接触する部分を変えること
ができるから、寝たきり病人等においても床擦れが生ず
るのを防止することができる。また、切換弁３６により
圧力調整装置３５と空気室２６ａおよび空気室２６ｂと
が接続された状態とし、かつ圧力調整装置３５により空
気室２６ａ、２６ｂ内の圧力を変化させれば、使用者の
体とマットレスとの接触面積を変化させることができる
から、使用者の血流を良好にすることができ、使用者は
安眠することができる。
【００１２】図１２は本発明に係る他のマットレスを示
す概略図、図１３は図１２に示したマットレスの一部を
示す拡大図、図１４は図１２の拡大Ｈ−Ｈ断面図であ
る。図に示すように、可撓性樹脂等の可撓性材料からな
る下板４１、上板４２および可撓性樹脂等の可撓性材料
からなりかつ下板４１、上板４２の周辺部に気密に取り
付けられた側板４３により本体４４が構成され、本体４
４内に可撓性樹脂等の可撓性材料からなる仕切板４５が
設けられ、本体４４の内部に下板４１、上板４２、仕切
板４５により囲まれた複数の空気室４６ａ、４６ｂ（理
解のために図１２の空気室４６ａに○印を付した）が設
けられ、隣接する空気室４６ａは角部が対向しており、
また隣接する空気室４６ｂも角部が対向している。すな
わち、空気室４６ａ、４６ｂはそれぞれ市松模様状に配
置されいる。また、本体４４の下部に基体板４７が設け
られ、基体板４７の表面に溝４８が設けられ、溝４８内
にパイプ４９ａ、４９ｂが設けられ、パイプ４９ａと全
ての空気室４６ａとが連通パイプ５０を介して連通し、
またパイプ４９ｂと全ての空気室４６ｂとが連通パイプ
５０を介して連通しており、上板４２は連通パイプ５０
に気密に取り付けられている。また、本体４４の外部に
エアポンプ、エアコンプレッサ等からなる空気供給装置
５１が設けられ、空気供給装置５１に圧力調整装置５２
が接続され、圧力調整装置５２に切換弁５３が接続さ
れ、切換弁５３は圧力調整装置５２とパイプ４９ａおよ
びパイプ４９ｂとが接続された状態、圧力調整装置５２
とパイプ４９ａとが接続された状態、圧力調整装置５２
とパイプ４９ｂとが接続された状態に切り換えることが
でき、空気供給装置５１、圧力調整装置５２、切換弁５
３により空気室４６ａ、４６ｂ内の空気の圧力を制御す
る圧力制御手段が構成されている。
す概略図、図１３は図１２に示したマットレスの一部を
示す拡大図、図１４は図１２の拡大Ｈ−Ｈ断面図であ
る。図に示すように、可撓性樹脂等の可撓性材料からな
る下板４１、上板４２および可撓性樹脂等の可撓性材料
からなりかつ下板４１、上板４２の周辺部に気密に取り
付けられた側板４３により本体４４が構成され、本体４
４内に可撓性樹脂等の可撓性材料からなる仕切板４５が
設けられ、本体４４の内部に下板４１、上板４２、仕切
板４５により囲まれた複数の空気室４６ａ、４６ｂ（理
解のために図１２の空気室４６ａに○印を付した）が設
けられ、隣接する空気室４６ａは角部が対向しており、
また隣接する空気室４６ｂも角部が対向している。すな
わち、空気室４６ａ、４６ｂはそれぞれ市松模様状に配
置されいる。また、本体４４の下部に基体板４７が設け
られ、基体板４７の表面に溝４８が設けられ、溝４８内
にパイプ４９ａ、４９ｂが設けられ、パイプ４９ａと全
ての空気室４６ａとが連通パイプ５０を介して連通し、
またパイプ４９ｂと全ての空気室４６ｂとが連通パイプ
５０を介して連通しており、上板４２は連通パイプ５０
に気密に取り付けられている。また、本体４４の外部に
エアポンプ、エアコンプレッサ等からなる空気供給装置
５１が設けられ、空気供給装置５１に圧力調整装置５２
が接続され、圧力調整装置５２に切換弁５３が接続さ
れ、切換弁５３は圧力調整装置５２とパイプ４９ａおよ
びパイプ４９ｂとが接続された状態、圧力調整装置５２
とパイプ４９ａとが接続された状態、圧力調整装置５２
とパイプ４９ｂとが接続された状態に切り換えることが
でき、空気供給装置５１、圧力調整装置５２、切換弁５
３により空気室４６ａ、４６ｂ内の空気の圧力を制御す
る圧力制御手段が構成されている。
【００１３】このマットレスにおいては、空気室４６
ａ、４６ｂ内に空気が供給されていない状態から、切換
弁５３により圧力調整装置５２とパイプ４９ａおよびパ
イプ４９ｂとが接続された状態とし、圧力調整装置５２
の設定圧力を第１の設定圧力としたときには、全ての空
気室４６ａ、４６ｂに空気が供給され、空気室４６ａ、
４６ｂ内が高圧である状態すなわち本体４４の内部の全
体に均一の高い圧力の空気が封入されている状態とする
ことができる。またこの状態から、切換弁５３により圧
力調整装置５２とパイプ４９ｂとが接続された状態と
し、圧力調整装置５２の設定圧力を第２の設定圧力とし
たときには、全ての空気室４６ｂ内から空気が排出さ
れ、空気室４６ａ内が高圧でありかつ空気室４６ｂ内が
低圧である状態とすることができる。またこの状態か
ら、切換弁５３により圧力調整装置５２とパイプ４９ｂ
とが接続された状態とし、圧力調整装置５２の設定圧力
を第１の設定圧力としたときには、全ての空気室４６ｂ
に空気が供給され、つぎに切換弁５３により圧力調整装
置５２とパイプ４９ａとが接続された状態とし、圧力調
整装置５２の設定圧力を第２の設定圧力としたときに
は、全ての空気室４６ａ内から空気が排出され、空気室
４６ａ内が低圧でありかつ空気室４６ｂ内が高圧である
状態とすることができる。またこの状態から、切換弁５
３により圧力調整装置５２とパイプ４９ａとが接続され
た状態とし、圧力調整装置５２の設定圧力を第１の設定
圧力としたときには、空気室４６ａ、４６ｂ内が高圧で
ある状態とすることができる。またこの状態から、切換
弁５３により圧力調整装置５２とパイプ４９ａおよびパ
イプ４９ｂとが接続された状態とし、圧力調整装置５２
の設定圧力を変化させれば、空気室４６ａ、４６ｂ内の
空気の圧力を変化させることができる。
ａ、４６ｂ内に空気が供給されていない状態から、切換
弁５３により圧力調整装置５２とパイプ４９ａおよびパ
イプ４９ｂとが接続された状態とし、圧力調整装置５２
の設定圧力を第１の設定圧力としたときには、全ての空
気室４６ａ、４６ｂに空気が供給され、空気室４６ａ、
４６ｂ内が高圧である状態すなわち本体４４の内部の全
体に均一の高い圧力の空気が封入されている状態とする
ことができる。またこの状態から、切換弁５３により圧
力調整装置５２とパイプ４９ｂとが接続された状態と
し、圧力調整装置５２の設定圧力を第２の設定圧力とし
たときには、全ての空気室４６ｂ内から空気が排出さ
れ、空気室４６ａ内が高圧でありかつ空気室４６ｂ内が
低圧である状態とすることができる。またこの状態か
ら、切換弁５３により圧力調整装置５２とパイプ４９ｂ
とが接続された状態とし、圧力調整装置５２の設定圧力
を第１の設定圧力としたときには、全ての空気室４６ｂ
に空気が供給され、つぎに切換弁５３により圧力調整装
置５２とパイプ４９ａとが接続された状態とし、圧力調
整装置５２の設定圧力を第２の設定圧力としたときに
は、全ての空気室４６ａ内から空気が排出され、空気室
４６ａ内が低圧でありかつ空気室４６ｂ内が高圧である
状態とすることができる。またこの状態から、切換弁５
３により圧力調整装置５２とパイプ４９ａとが接続され
た状態とし、圧力調整装置５２の設定圧力を第１の設定
圧力としたときには、空気室４６ａ、４６ｂ内が高圧で
ある状態とすることができる。またこの状態から、切換
弁５３により圧力調整装置５２とパイプ４９ａおよびパ
イプ４９ｂとが接続された状態とし、圧力調整装置５２
の設定圧力を変化させれば、空気室４６ａ、４６ｂ内の
空気の圧力を変化させることができる。
【００１４】このようなマットレスにおいては、所定時
間ごとに圧力調整装置５２、切換弁５３を制御して、空
気室４６ａ内が高圧でありかつ空気室４６ｂ内が低圧で
ある状態と空気室４６ａ内が低圧でありかつ空気室４６
ｂ内が高圧である状態とに切り換えれば、所定時間ごと
に使用者の体のマットレスと接触する部分を変えること
ができるから、寝たきり病人等においても床擦れが生ず
るのを防止することができる。また、切換弁５３により
圧力調整装置５２と空気室４６ａおよび空気室４６ｂと
が接続された状態とし、かつ圧力調整装置５２により空
気室４６ａ、４６ｂ内の圧力を変化させれば、使用者の
体とマットレスとの接触面積を変化させることができる
から、使用者の血流を良好にすることができ、使用者は
安眠することができる。
間ごとに圧力調整装置５２、切換弁５３を制御して、空
気室４６ａ内が高圧でありかつ空気室４６ｂ内が低圧で
ある状態と空気室４６ａ内が低圧でありかつ空気室４６
ｂ内が高圧である状態とに切り換えれば、所定時間ごと
に使用者の体のマットレスと接触する部分を変えること
ができるから、寝たきり病人等においても床擦れが生ず
るのを防止することができる。また、切換弁５３により
圧力調整装置５２と空気室４６ａおよび空気室４６ｂと
が接続された状態とし、かつ圧力調整装置５２により空
気室４６ａ、４６ｂ内の圧力を変化させれば、使用者の
体とマットレスとの接触面積を変化させることができる
から、使用者の血流を良好にすることができ、使用者は
安眠することができる。
【００１５】なお、上述実施の形態においては、圧力調
整装置１１、３５、５２を空気供給装置１０、３４、５
１と切換弁１２、３６、５３との間に設けたが、切換弁
１２、と空気室６ａ、６ｂとの間、切換弁３６と上室２
８ａ、下室２８ｂとの間、切換弁５３とパイプ４９ａ、
４９ｂとの間にそれぞれ圧力調整装置を設けてもよい。
また、上述実施の形態においては、圧力調整装置１１、
３５、５２を設けたが、圧力調整装置を設けずに、空気
供給装置１０または大気と空気室６ａ、６ｂの少なくと
も一方とを接続する切換弁、空気供給装置３４または大
気と上室２８ａ、下室２８ｂの少なくとも一方とを接続
する切換弁、空気供給装置５１または大気とパイプ４９
ａ、４９ｂの少なくとも一方とを接続する切換弁を設け
てもよい。また、タイマを有する制御装置により圧力調
整装置１１、３５、５２、切換弁１２、３６、５３を切
り換えてもよい。
整装置１１、３５、５２を空気供給装置１０、３４、５
１と切換弁１２、３６、５３との間に設けたが、切換弁
１２、と空気室６ａ、６ｂとの間、切換弁３６と上室２
８ａ、下室２８ｂとの間、切換弁５３とパイプ４９ａ、
４９ｂとの間にそれぞれ圧力調整装置を設けてもよい。
また、上述実施の形態においては、圧力調整装置１１、
３５、５２を設けたが、圧力調整装置を設けずに、空気
供給装置１０または大気と空気室６ａ、６ｂの少なくと
も一方とを接続する切換弁、空気供給装置３４または大
気と上室２８ａ、下室２８ｂの少なくとも一方とを接続
する切換弁、空気供給装置５１または大気とパイプ４９
ａ、４９ｂの少なくとも一方とを接続する切換弁を設け
てもよい。また、タイマを有する制御装置により圧力調
整装置１１、３５、５２、切換弁１２、３６、５３を切
り換えてもよい。
【００１６】
【発明の効果】本発明に係るマットレスにおいては、使
用者の体のマットレスと接触する部分を変えることがで
きるから、寝たきり病人等においても床擦れが生ずるの
を防止することができる。
用者の体のマットレスと接触する部分を変えることがで
きるから、寝たきり病人等においても床擦れが生ずるの
を防止することができる。
【図１】本発明に係るマットレスを示す概略図である。
【図２】図１に示したマットレスの一部を示す拡大図で
ある。
ある。
【図３】図２のＡ−Ａ断面図である。
【図４】図２のＢ−Ｂ断面図である。
【図５】図２のＣ−Ｃ断面図である。
【図６】図６は本発明に係る他のマットレスを示す概略
図である。
図である。
【図７】図６に示したマットレスの一部を示す拡大図で
ある。
ある。
【図８】図７のＤ−Ｄ断面図である。
【図９】図７のＥ−Ｅ断面図である。
【図１０】図７のＦ−Ｆ断面図である。
【図１１】図７のＧ−Ｇ断面図である。
【図１２】本発明に係る他のマットレスを示す概略図で
ある。
ある。
【図１３】図１２に示したマットレスの一部を示す拡大
図である。
図である。
【図１４】図１２の拡大Ｈ−Ｈ断面図である。
４…本体 ６ａ…空気室 ６ｂ…空気室 ７…連通部 ８…連通孔 ９…連通孔 ２４…本体 ２６ａ…空気室 ２６ｂ…空気室 ２７…連通室 ２８…空気供給室 ２８ａ…上室 ２８ｂ…下室 ３０…連通孔 ３１…連通孔 ３２…連通孔 ３３…連通孔 ４４…本体 ４６ａ…空気室 ４６ｂ…空気室 ４９ａ…パイプ ４９ｂ…パイプ ５０…連通パイプ
Claims (1)
- 【請求項１】本体の内部に複数の空気室を設け、角部が
対向した上記空気室を連通したことを特徴とするマット
レス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34179999A JP2001149423A (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | マットレス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34179999A JP2001149423A (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | マットレス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001149423A true JP2001149423A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18348858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34179999A Pending JP2001149423A (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | マットレス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001149423A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010029312A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Yoshida Dental Mfg Co Ltd | マットとその制御方法 |
| US7893472B2 (en) | 2006-01-26 | 2011-02-22 | Fujitsu Semiconductor Limited | Ferroelectric memory device, ferroelectric memory manufacturing method, and semiconductor manufacturing method |
-
1999
- 1999-12-01 JP JP34179999A patent/JP2001149423A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7893472B2 (en) | 2006-01-26 | 2011-02-22 | Fujitsu Semiconductor Limited | Ferroelectric memory device, ferroelectric memory manufacturing method, and semiconductor manufacturing method |
| JP2010029312A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Yoshida Dental Mfg Co Ltd | マットとその制御方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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