JPS61227956A - セメント混和剤 - Google Patents
セメント混和剤Info
- Publication number
- JPS61227956A JPS61227956A JP6959485A JP6959485A JPS61227956A JP S61227956 A JPS61227956 A JP S61227956A JP 6959485 A JP6959485 A JP 6959485A JP 6959485 A JP6959485 A JP 6959485A JP S61227956 A JPS61227956 A JP S61227956A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- concrete
- water
- amount
- butyl rubber
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- Pending
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明はセメント混和剤に関し、一層詳細には、水酸
化第２鉄を塩化物、炭酸塩、けい酸ナトリウム、アンモ
ニウム塩、乳化カチオン系ノルマルブチルゴムと組み合
わせた、コンクリート又はセメントモルタルの防水性、
接着性を高め初期強度を促進するセメント混和剤に関す
る。
化第２鉄を塩化物、炭酸塩、けい酸ナトリウム、アンモ
ニウム塩、乳化カチオン系ノルマルブチルゴムと組み合
わせた、コンクリート又はセメントモルタルの防水性、
接着性を高め初期強度を促進するセメント混和剤に関す
る。
（従来の技術）
コンクリート又はモルタルは作業性上の必要から硬化に
必要とする以上の水分をセメントに混ぜて打設するもの
であるから多数の空孔、毛細孔隙が必然的にコンクリー
ト内に生じているうえ、吸水あるいは亀裂の発生によっ
て一層防水が不完全となり、漏れ又は浸水が発生するに
到る。
必要とする以上の水分をセメントに混ぜて打設するもの
であるから多数の空孔、毛細孔隙が必然的にコンクリー
ト内に生じているうえ、吸水あるいは亀裂の発生によっ
て一層防水が不完全となり、漏れ又は浸水が発生するに
到る。
これに対する対応措置としてコンクリート表面にゴム系
又は樹脂系の材料を用いて被覆・充填などを行っている
が一時的なものにしか過ぎない。
又は樹脂系の材料を用いて被覆・充填などを行っている
が一時的なものにしか過ぎない。
また、予めコンクリートやセメントモルタルに防水用混
和剤を混和しておくことも行われており、そのような防
水用混和剤としては有機質系ではリグニン、多糖体、水
溶性樹脂が、無機質系としては塩化カルシウム、硫酸鉄
、炭酸カリウム、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム
の群より選ばれる２種類以上の組合せが用いられている
。
和剤を混和しておくことも行われており、そのような防
水用混和剤としては有機質系ではリグニン、多糖体、水
溶性樹脂が、無機質系としては塩化カルシウム、硫酸鉄
、炭酸カリウム、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム
の群より選ばれる２種類以上の組合せが用いられている
。
（発明が解決しようとする問題点）
上記の防水用混和剤は防水性、接着性、初期強度促進性
を充分に兼ね備えているものではない。
を充分に兼ね備えているものではない。
この発明の目的は防水性、接着性、作業性を乳化カチオ
ン系ノルマルブチルゴムを添加することによって著しく
向上せしめるにある。
ン系ノルマルブチルゴムを添加することによって著しく
向上せしめるにある。
（問題点を解決するための手段）
この発明に係るセメント混和剤は以上の問題点を解決す
るため次の構成を備えてなる。
るため次の構成を備えてなる。
この発明は、塩化カルシウム、２０ｇ ／ １２乃至飽
和量、カリウムの塩化物または炭酸°塩０．５〜５ｇ／
ｔｔ、けい酸ナトリウム１０ｐｐｍ 〜１１０００ｐ
ｐ 、溶液中に水酸化第２鉄０．５〜５ｇ／ ｉｔを供
給するに充分量の第２鉄含有化合物又は第１鉄含有化合
物、及び硫酸カルシウム０．３〜１０ｇ／Ｊを供給する
に充分量のＳＯ；？基含有アルカリ金属化合物、乳化カ
チオン系ノルマルブチルゴム１．Ｏｇ〜５００ｇ／ １
より成ることを特徴とする。
和量、カリウムの塩化物または炭酸°塩０．５〜５ｇ／
ｔｔ、けい酸ナトリウム１０ｐｐｍ 〜１１０００ｐ
ｐ 、溶液中に水酸化第２鉄０．５〜５ｇ／ ｉｔを供
給するに充分量の第２鉄含有化合物又は第１鉄含有化合
物、及び硫酸カルシウム０．３〜１０ｇ／Ｊを供給する
に充分量のＳＯ；？基含有アルカリ金属化合物、乳化カ
チオン系ノルマルブチルゴム１．Ｏｇ〜５００ｇ／ １
より成ることを特徴とする。
（作用）
ここにおいて水酸化第２鉄はセメントの水和反応におけ
ろ水和加速の触媒的作用を有するためコンクリートの初
期強度が促進・強化されると共に、その水和過程におい
て変化した化学構造はＦｅ、Ｏ，−Ｈ，０の如く非常に
安定した結晶水を有するものであるからモルタル、コン
クリートの保水性を高めその結果、モルタル、コンクリ
ート中の空隙を減少させる。さらに、結晶水を含んだ結
晶構造以外の毛細空隙孔空間内には結晶粒界へと結晶構
造を形成し得ないために押しやられた乳化カチオン系ノ
ルマルブチルゴムあるいは乳化カチオン系ノルマルブチ
ルゴム−セメント結合物が集まり充填されることによっ
て著しく密度の高いモルタル、コンクリートが形成され
、このことによって著しく高い防水性、密着性を示すと
考えられる。又、鉄筋コンクリートの場合においては、
水酸化第２鉄によって鉄筋の表面に安定した酸化第２鉄
被膜を形成し、乳化カチオン系ノルマルブチルゴムによ
る不透過性増大によって著しく鉄筋の腐食を抑制する作
用もある。乳化カチオン系ノルマルブチルゴムを使用す
ることによってセメントの流動性が高くなるため作業性
も改善される。さらに分散性、充填性も優れている。
ろ水和加速の触媒的作用を有するためコンクリートの初
期強度が促進・強化されると共に、その水和過程におい
て変化した化学構造はＦｅ、Ｏ，−Ｈ，０の如く非常に
安定した結晶水を有するものであるからモルタル、コン
クリートの保水性を高めその結果、モルタル、コンクリ
ート中の空隙を減少させる。さらに、結晶水を含んだ結
晶構造以外の毛細空隙孔空間内には結晶粒界へと結晶構
造を形成し得ないために押しやられた乳化カチオン系ノ
ルマルブチルゴムあるいは乳化カチオン系ノルマルブチ
ルゴム−セメント結合物が集まり充填されることによっ
て著しく密度の高いモルタル、コンクリートが形成され
、このことによって著しく高い防水性、密着性を示すと
考えられる。又、鉄筋コンクリートの場合においては、
水酸化第２鉄によって鉄筋の表面に安定した酸化第２鉄
被膜を形成し、乳化カチオン系ノルマルブチルゴムによ
る不透過性増大によって著しく鉄筋の腐食を抑制する作
用もある。乳化カチオン系ノルマルブチルゴムを使用す
ることによってセメントの流動性が高くなるため作業性
も改善される。さらに分散性、充填性も優れている。
（実施例）
以下、この発明の好適な実施例を詳細に説明する。
実施例１
塩化カリウム３０ｇを水に溶解して１１とし、水酸化第
２鉄１ｇ、塩化カリウム１ｇ、硫酸アンモニウム０．５
ｇ、硫酸カルシウム０．５ ｇ、けい酸ナトリウム０．
３ｇ、乳化カチオン系ノルマルブチルゴム３０ｇを該塩
化カルシウム溶液中１１に溶解し、２４時間攪拌し、２
倍の水で希釈して使用する。
２鉄１ｇ、塩化カリウム１ｇ、硫酸アンモニウム０．５
ｇ、硫酸カルシウム０．５ ｇ、けい酸ナトリウム０．
３ｇ、乳化カチオン系ノルマルブチルゴム３０ｇを該塩
化カルシウム溶液中１１に溶解し、２４時間攪拌し、２
倍の水で希釈して使用する。
ノロ（ペースト）防水の場合、希釈液１に対してセメン
ト２の割合で混練して４〜５分間放置後再攪拌してハケ
又は吹き付けにて施工を行った。
ト２の割合で混練して４〜５分間放置後再攪拌してハケ
又は吹き付けにて施工を行った。
実施例２
塩化カルシウム３０ｇを水に溶解してＩＩｌとし、水酸
化第２鉄１ｇ、炭酸カルシウム０．５ ｇ、塩化アンモ
ニウム０．５ｇ 、硫酸カルシウム０．５ｇ、けい酸ナ
トリウム０．３ｇ、乳化カチオン系ノルマルブチルゴム
３０ｇを該塩化カルシウム溶液ｌｌ中に入れ、２４時間
攪拌し、２倍の水で希釈する。モルタルの場合、希釈液
１０に対してセメント４０、砂１６０（重量比）の割合
で混練して防水モルタルとして施工した。
化第２鉄１ｇ、炭酸カルシウム０．５ ｇ、塩化アンモ
ニウム０．５ｇ 、硫酸カルシウム０．５ｇ、けい酸ナ
トリウム０．３ｇ、乳化カチオン系ノルマルブチルゴム
３０ｇを該塩化カルシウム溶液ｌｌ中に入れ、２４時間
攪拌し、２倍の水で希釈する。モルタルの場合、希釈液
１０に対してセメント４０、砂１６０（重量比）の割合
で混練して防水モルタルとして施工した。
実施例３
塩化第１鉄１．５ｇ／ｉ、炭酸カルシウム０．５ｇ ／
１の混合物に発生期の酸素を加え水酸化第２鉄を作り
、塩化アンモニウム０．５ｇ、けい酸ナトリウム０．３
ｇ、硫酸カルシウム０．５ｇ、乳化カチオン系ノルマル
ブチルゴム３０ｇを混合し、さらに塩化カルシウム３０
ｇを熔解し、２４時間攪拌し、２倍の水で希釈する。コ
ンクリートの場合、８スランプ生コン１ｄに対して希釈
液２１人れ防水コンクリートとして施工した。
１の混合物に発生期の酸素を加え水酸化第２鉄を作り
、塩化アンモニウム０．５ｇ、けい酸ナトリウム０．３
ｇ、硫酸カルシウム０．５ｇ、乳化カチオン系ノルマル
ブチルゴム３０ｇを混合し、さらに塩化カルシウム３０
ｇを熔解し、２４時間攪拌し、２倍の水で希釈する。コ
ンクリートの場合、８スランプ生コン１ｄに対して希釈
液２１人れ防水コンクリートとして施工した。
次に本発明による混和剤を用いたモルタルの透水試験、
強度試験の結果を以下に示す。
強度試験の結果を以下に示す。
表１ 透水試験結果
表２ 強度試験結果
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
（発明の効果）
表１からも理解されるように、透水比が０．１０と非常
に低く本発明の防水性が非常に高いことがわかる。又表
２から打金３日の初期強度を見ると曲げ強度は１．５３
倍、圧縮強度は２．０１倍となっている。
に低く本発明の防水性が非常に高いことがわかる。又表
２から打金３日の初期強度を見ると曲げ強度は１．５３
倍、圧縮強度は２．０１倍となっている。
以上のごとく本発明はモルタル、コンクリートの混和剤
として防水性、初期強度促進性に於いて他に例を見ない
特性を有するものである。
として防水性、初期強度促進性に於いて他に例を見ない
特性を有するものである。
なお、塩化カルシウムは飽和量まで上限がないが各種成
分は下限を下まわる場合には２つの効果を充分に発揮で
きず、また上限を越える場合は効果においてのバランス
をくずし、コスト的にも不経済となる。
分は下限を下まわる場合には２つの効果を充分に発揮で
きず、また上限を越える場合は効果においてのバランス
をくずし、コスト的にも不経済となる。
Claims (1)
- １、塩化カルシウム２０ｇ／ｌ乃至飽和量、カリウムの
塩化物または炭酸塩０．５〜５ｇ／ｌ、けい酸ナトリウ
ム１０ｐｐｍ〜１０００ｐｐｍ、溶液中に水酸化第２鉄
０．５〜５ｇ／ｌを供給するに充分量の第２鉄含有化合
物又は第１鉄含有化合物、及び硫酸カルシウム０．３〜
１０ｇ／ｌを供給するに充分量のＳＯ＾−＾２＿４基含
有アルカリ金属化合物、乳化カチオン系ノルマルブチル
ゴム１０ｇ〜５００ｇ／ｌより成る混合物のセメント混
和剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6959485A JPS61227956A (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 | セメント混和剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6959485A JPS61227956A (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 | セメント混和剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61227956A true JPS61227956A (ja) | 1986-10-11 |
Family
ID=13407311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6959485A Pending JPS61227956A (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 | セメント混和剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61227956A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2036483A1 (es) * | 1991-11-13 | 1993-05-16 | Consejo Superior Investigacion | Procedimiento de impermeabilizacion de materiales de la construccion. |
-
1985
- 1985-04-02 JP JP6959485A patent/JPS61227956A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2036483A1 (es) * | 1991-11-13 | 1993-05-16 | Consejo Superior Investigacion | Procedimiento de impermeabilizacion de materiales de la construccion. |
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