JPS61226122A - 筒状部の先端に内部が中空で筒径より大きな断面をした任意形状部を一体的に有する金属部材の加工方法 - Google Patents

筒状部の先端に内部が中空で筒径より大きな断面をした任意形状部を一体的に有する金属部材の加工方法

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JPS61226122A
JPS61226122A JP60068861A JP6886185A JPS61226122A JP S61226122 A JPS61226122 A JP S61226122A JP 60068861 A JP60068861 A JP 60068861A JP 6886185 A JP6886185 A JP 6886185A JP S61226122 A JPS61226122 A JP S61226122A
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JP
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JP60068861A
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Toshio Narita
成田 敏雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、−素材から筒状部の先端に内部が中空で筒形
より大きな断面をした任意形状部(以下膨出中空部とい
う)を一体内に有する金属部材を、安価にて製造する方
法に関する。
上記膨出中空部を一体的に有する金属部材は、内部を空
洞とすることによって該空洞の体積分材料を節約でき、
それだけ軽量化もされる。
又空洞部により表面積が大きくなって放熱効果が向上す
るので、冷却が必要な部分に採用すれば良好な結果が期
待できる。しかも該膨出中空部を一体的に有する金属部
材の膨出中空部を球形としたものからは、膨出中空部の
一部を弓形に切除、あるいは該膨出中空部の所望面を圧
潰して偏平に形成し、該偏平部に貫通孔を穿設するとい
った簡単な二次加工をするだけで、従来加工が非常に困
難とされていた袋孔を有する継手のハウジングを形成す
ることも可能である。
上記の様に膨出中空部を一体的に有する金属部材は、肉
厚の薄いものならば内圧を加えて簡単に膨出整形させる
ことができるが、一定の厚肉以上のものになると、内圧
を加えて膨出整形することは技術的に難かしい、しかし
全く形成が不可能というわけではなく、複数の部材を結
合させれば形成できるし、又特殊な工具を使用すれば切
削加工によっても形成は可能である。
ところがいずれの方法も極めて困難な加工方法であるた
め、上記の優れた効果、が認められているにもかかわら
ず、工業的に大量生産されることがなかったのである。
従って継手のハウジングは未だに切削加工のみにより生
産され、歩留りが悪くコスト高を招いているのが実状で
ある、その様な理由から、前記膨出中空部を一体的に有
する金属部材が、安価にしかも大量に提供可能となれば
、高度な切削技術を要せずに、該筒状金属体から簡単に
袋孔を有する継手のハウジングを加工できるようになる
そこで本発明は、従来製造が困難なため工業的には生産
されていない前記膨出中空部を一体的に有する金属部材
を、大量に生産可能とするもので、第1番目の発明の構
成は、一端が閉塞された円筒カップ状金属体を素材とし
て、該素材に内壁面が素材の筒径より大きな断面をした
任意形状の空洞部と該任意形状部に連通した素材嵌挿穴
とで形成された型によって外圧を加え、該素材の閉塞端
側を型の内壁面に沿って膨出整形することにあり、第2
番目の発明の構成は一端が閉塞された円筒カップ状金属
体を素材として、該素材に内壁面が素材の筒径と略同一
な断面をした任意形状の空洞部と該任意形状部に連通し
、筒径より小径の絞り穴とで構成された型によって外圧
を加え、該素材の閉塞端側を型の内壁面に沿って絞り整
形すると共に、筒状側壁部を絞り加工することにある。
次に本発明の実施例を図面に従って説明すると次の通り
である。
第1図a−cは、第1番目の発明に基づき球形の膨出中
空部を一体的に有する筒状金属部材を加工する方法を示
したもので、素材としては第2図a、bに示す一端が閉
塞された円筒カップ状金属体lを用いる。一方プレス型
には、上型2と下型3に1両型を当接させた場合その当
接面に球形の空洞部が形成される凹部2a、3aが夫々
形成されていると共に、下型3には該凹部3aと連通し
、その直下に向けて前記素材1がすっぽりと納まる素材
嵌挿孔4が設けられている、該素材嵌挿孔4内には、そ
の中心に素材の内径と一致した断面形状の心金5が昇降
可能に備えられている。
円筒カップ状金属体1を、球形の膨出中空部を一体的に
有する筒状金属体6に加工するには、先ず円筒カップ状
金属体lを心金5に被せて素材嵌挿孔4内へ装填し、上
型2を徐々に下降させて押圧すると、円筒カップ状金属
体lの閉塞端側1aは凹部2aの内壁に沿って変形せら
れ、上型2と下型3とが密着した時点では空洞部内壁の
形状、即ち球形に膨出整形される。この様にして、有底
筒体lから、第3図a、bに示す様なフラスコ状の金属
部材6が形成されるのである。
該フラスコ状の金属部材6は球体6aの内部が空洞であ
るため、該球体8aの一面を弓形に切除すると内部は袋
状の孔となる。ところで袋孔は、継手部材を加工する上
で最も形成が困難な部分であり、それ由に継手部材は生
産性が悪いと言われ続けて来たが、上記の様にして袋孔
を簡単に形成できるのであれば、これを継手部材の加工
に応用すれば生産性の向上を図ることができる。
次にフラスコ状の金属部材6を継手のハウジングに加工
する手段を例示すると、先ずフラスコ状金属部材6の球
体8aを左右から押圧して両側面を偏平に圧潰し、圧潰
された偏平面7に貫通孔7aを穿設すれば第5図a、 
bに示す油継手8が完成される。又球体6aの一面を圧
潰して偏平面7を形成しく第6図a、b参照)、該偏平
面7に貫通孔7aを穿設すればポール継手のハウジング
9となる。この様にいずれの場合も、簡単な二次加工に
よって袋孔を有した継手のハウジングに形成することが
できるのである。
当該実施例においては、上型2を下降させることによっ
て円筒カップ状金属体lに外圧を加えて閉塞端側1aを
膨出整形させたが、第8図示の様に、予め上型2と下型
3とを当接させて球形空洞部を形成しておいて、下方か
らポンチlGによって該球形空洞部内へ閉塞端側1aを
圧入して膨出整形させることもできる。
次に第2番目の発明について説明する。第2番目の発明
は絞り込みにより整形をするのであるが、基本的には第
1番目の発明と同一原理に基づいたもので、第1番目の
発明が閉塞端側を膨出整形するのに対し、第2番目の発
明は該閉塞端側を絞り整形させると共に、筒状部を絞り
込むといった構成上の違いにとどまる。第9図a−dは
、第2番目の発明により球形の中空部を一体的に有する
筒状金属部材を加工する方法を示したもので、当該実施
例の場合は、円筒カップ状金属体lから先ず第1回のプ
レスによって、ある程度絞り込まれた略楕円の膨出中空
部を有した金属部材に加工し、該金属部材を再度プレス
して目的のフラスコ形状に整形する。プレスの回数は絞
り比率によって多くしたり少なくしたりすることは、プ
レス業界において常識化されていることであって1本発
明においてプレスの回数は問題としない、当該実施例に
おいて、上型2”及び下型3°は1円筒カップ状金属体
に対して凹部2“a、3’a、及び絞り穴4゛の大きさ
が多少異なる程度で、構造上は第1番目の発明において
説明したものと同一である。
但し絞り穴4°の径は円筒カップ状金属体1より小径な
ため、絞り込みにおける材料の流れを考慮して特に凹部
3°aと該絞り穴4°との連続部分の形状は綿密な計算
によって決定されている。加圧操作も第1番目の発明と
同じく、上型を下降させて円筒カップ状金属体の閉塞端
側を凹部内壁の形状に整形させる。この時筒部1bは同
時に絞り込まれて小径に絞り加工される。加工された球
形の膨出中空部を一体的に有する筒状金属部材は、素材
とした円筒カップ状金属体の径と略同一径の球体と、該
球体に連続し、基材より小径の筒部とが一体化されたフ
ラスコ状部材であって、前記第1実施例の方法により形
成されたフラスコ状金属部材と同一の特性を有し、同一
の目的に使用できる。
前記第1番目及び第2番目の両発明とも、実施例におい
ては、二次加工して継手のハウジングを形成する説明の
ため膨出中空部を球形とした場合について示したが、該
膨出中空部はなにも球形に限定するものでなく、内部が
中空の五角錐、正方形等任意形状に形成可能である。
尚膨出中空部を一体的に有する筒状金属部材の径、長さ
、材質等は、所望する部材の形状に応じて選択し、例え
ば胴部内に予めネジ溝や段部が形成されている円筒カッ
プ状金属体を用いることもできる。
以上の如く本発明によれば、従来工業化が不可能とされ
ていた筒状部の先端に膨出中空部を一体的に有する金属
部材を、必要な能力のあるプレス機さえあれば簡単に形
成できる。しかも熟練の必要もないので大量且つ安価に
提供できるようになる。又形状、寸法の異なる部材の加
工も、型の交換によって容易に対応できるといったプレ
ス加工のメリットを充分生かすことができるのである。
そして形成された部材からは簡単な二次加工によって従
来困難であった継手のハウジングが得られるので、該部
材の利用価値は高く1本発明によってもたらされる実益
は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図a−cは第1発明の方法による加工工程を示す断
面図、第2図aは素材となる円筒カップ状金属体の斜視
図、第2図す及はA−A断面図、第3図aは加工基れた
フラスコ状金属部材の斜視図第3図すはB−B断面図、
第4図aは球体部の両側が圧潰加工された部材の斜視図
、第4図すはC−C断面図、第5図aはフラスコ状金属
部材を二次加工することによって形成された油継手のハ
ウジングを示す斜視図、第5図すはD−D断面図、第6
図aは球体の一面が圧潰加工されたフラスコ状金属部材
の斜視図、第6図すはE−E断面図、第7図aはフラス
コ状金属部材を二次加工することによって形成されたポ
ールジヨイントのハウジングを示す斜視図、第7図はF
−F断面図、第8図は、第1番目の発明の実施変更例を
示す断面図、第9図a〜dは第2番目の発明の加工方法
を実施する工程の断面図である。 l・・円筒カップ状金属体、la・・閉塞端部、1b−
−筒部、2.2′・・上型、 2a、2°a・・凹部、
3.3゛・・下型、3a、3’a ・・凹部、4・・嵌
挿孔、4′・・絞り穴、5・・心金、6・・フラスコ状
金属部材、8a・球体、7・・偏平部、7a・・貫通孔
、8−−油継手、9・eボール粛手のハウジング、1o
・・ポンチ第2図a 薯9f!1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端が閉塞された円筒カップ状金属体を素材として
    、該素材に内壁面が素材の筒径より大きな断面をした任
    意形状の空洞部と該空洞部に連通した素材嵌挿穴とで形
    成された型によって外圧を加え、該素材の閉塞端側を型
    の内壁面に沿って膨出整形することを特徴とする筒状部
    の先端に内部が中空で筒径より大きな断面をした任意形
    状部を一体的に有する金属部材の加工方法。 2 一端が閉塞された円筒カップ状金属体を素材として
    、該素材に内壁面が素材の筒径と略同一な断面をした任
    意形状の空洞部と該空洞部に連通し、筒径より小径の絞
    り穴とで構成された型によって外圧を加え、該素材の閉
    塞端側を型の内壁面に沿って絞り整形すると共に、筒状
    側壁部を絞り加工することを特徴とする筒状部の先端に
    内部が中空で筒径より大きな断面をした任意形状部を一
    体的に有する金属部材の加工方法。 3 前記任意形状の空洞部が球形状である特許請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の筒状部の先端に内部が中空
    で筒径より大きな断面をした任意形状部を一体的に有す
    る金属部材の加工方法。
JP60068861A 1985-04-01 1985-04-01 筒状部の先端に内部が中空で筒径より大きな断面をした任意形状部を一体的に有する金属部材の加工方法 Pending JPS61226122A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6481258B1 (en) * 1997-06-18 2002-11-19 Jacob S. Belinky Removable trailer hitch ball

Cited By (1)

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