JPS61225666A - ケ−ブル線路の事故点標定法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は、ケーブル線路の事故点標定法に係９、特に、
事故点が高精度で標定できるケーブル線路の事故点標定
法に関する。

（発明の技術的背景） 従来から、ケーブル線路の事故点標定法として第５図に
示すように、事故相のケーブル線路に高電圧源ＤＣＧか
ら高電圧全印加して事故点人で発生しｔ放電パルスを該
ケーブル線路の測定端においてコンデンサＣとインピー
ダンス２により第ｌの伝播信号Ｓｌとして検出すると共
に、該放電パルスが測定端において反射され該ケーブル
線路の事故点において負反射され、逆極性パルスとなっ
て再度測定端において第２の伝播信号Ｓ２として検出し
、シンクロスコープＭ上でオシログラムで標定する方法
が知られている。このときのオシログラムの代嵌例ｔ−
第６図に示すと、第１の伝播信号Ｓｌは事故点Ａから測
定端に直接伝播したパルス、第２の伝播信号Ｓ２は放電
パルスが測定端において反射され該ケーブル線路の事故
点Ａにおいて負反射され、逆極性パルスとなって再度測
定端に伝播し九パルス金示している。従って、測定端に
おける第１の伝播信号５１およびｊｐ！２の伝播信号Ｓ
２の時間差ｔｏはパルスが事故点Ａと測定端を往復伝播
しｔ時間でメジ、測定端から事故点Ａまでの距離Ｘはパ
ルスの伝播速度Ｖから次式で求められる。

Ｘ、、−ＶｔＯ／２ （背景技術の問題点） このヱウな事故点標定法は、線路に接続部ｊが含ま几て
いると、前記第１の伝播信号Ｓ１と第２の伝播信号Ｓ２
の間に接続部からの反射波Ｓ　２’が入り、時間差ｔ　
ｏ’、　ｙ誤測定し、事故点Ａの位ａｍ定ができなくな
るという難点がある。而して、事故点から遠方端へ向か
う放電パルスｔ−測定端へ伝送する際に健全相を使用す
れは、線路に普通接続箱部ＮＪ（＠３図（ａ））が含ま
れていても、第１の伝Ｎ信号Ｓｌと第２の伝播信号Ｓ２
の時間ｔ（第３図（ｂ））が測定され、普通接続箱部Ｎ
Ｊからの反射波Ｓ２’の影響を受けず事故点Ａの位置標
定ができる。

ところが、第４図＜ａ＞に示すようにａｊＩ２１が絶縁
接続箱部ＩＪによりフロスボンド方式で接地されている
場合、絶縁接続箱で事故相から健全相へ放電パルスの伝
播波が分波される銹導が生じるため、事故点から遠方端
へ向かう放電パルスが健全相ｔ−通り測定端へ届く前に
、事故相を走る放電パルスがクロスボンド点から入シ込
み、時間差ｔ（第４図（ｂ））が不明確となシ、事故点
の位置標定ができなくなる。

ま九、事故相の測定端におけるリード線系、事故相およ
び健全相の遠方、Ｑの接続におけるリード線系、並びに
健全相の測定端におけるリード線系は、厳密にはパルス
の遅延Ｊｊ！素として作用するので、測定の誤差賛因に
なるという難点かめる。

（発明の目的） 本発明は上記従来の難点に鑑みなされたもので、事故点
が高装置で標定ｉできるケーブル線路の事故点標定法を
提供せんとするものでるる。

（発明の破裂） このような目的を達成するために本発明のケーブル線路
の事故点標定法によ１は、事故相のケーブル線路の６１
ＩＩＪ足端に較正パルスを印加して測定端において検出
される第１の伝播信号と該較正パルスを該ケーブル線路
の遠方端において検出し無線発信器により測定端に設け
７ｃ無腺受信器に伝送され該測定端において検出される
第２の伝播信号と出されるＭｌの伝播信号と該較正パル
スを該り一プル線路の遠方端において検出し無線発信器
により測定端に設けた無線受信器に伝送され該測定端に
おいて検出される第２の伝播信号との時間差ｔ２を算出
し、事故相のケーブル線路に高電圧を印加して事故点で
発生し友放電パルスが測定端において検出される男ｌの
伝播信号と該放電パルスを該ケーブル線路の遠方端にお
いて検出し無線発信器により測定端に設けた無線受信器
に伝送され該測定端において検出される昆２の伝播信号
との時間差１を算出し、該測定端から事故点までの距離
Ｘ金１ Ｘ−（ｔｌ−ｔ）Ｌ／（ｔｌ−ｔ２） （但し、Ｌは事故相のケーブル線路長でおる）から求め
ることによりフ−プル線路の事故点を標定するものであ
る。

（発明の実施例） 以下、本発明の好ましい実施例を図面により説明する。

本発明のケーブル線路の事故点標定法は第１図に示すシ
ステム構成によ）実現される。即ち、同図において、ケ
ーブル線路２の測定端は高電圧を印加する端子３に接続
されていると共に、コンデンサＣ１インピーダンスｚｔ
−介して接地される。

コンデンサＣとインピーダンス２の中間点はデジタルメ
モリ８とマイコン９等により構成される自動位倣標定器
１０に接続されている。一方、ケーブル線路２の遠方喝
はコンデンサＣ１インピーダンスｚｔ−介して接地され
、コンデンサＣとインピーダンス２の中間点は無線発信
器４に接続されている。測定端には無線発信器４からの
信号を受信できる無線受信器６が設けられている。無線
受信器６の出力端は自動位置標足儲のデジタルメモリ８
に接続されている。デジタルメモリ８の出力端はマイコ
ン９に接続されている。

なお、無線発信器４からは常に搬送波が送信されており
、これｔ無線受信器６で常に受信している。しかして、
ケーブル線路の事故点で放電パルスが発生し、遠方端に
到達すると無線発信器４円でタイミングパルスが発生し
、このタイミングパルスが発生している間搬送波金切る
。

一方、受信器６は搬送波が切れたときタイミングパルス
を出力する。従って、後者のタイミングパルスと事故点
で発生し、測定端で検出され九放電パルスの時間差とか
ら事故点の位＃、ｔ−標定できることになる。このよう
なシステム構成において本 ≠発明によるケーブル線路の事故点標定は次のような手
順によ）行なわれる。

■　事故ケーブル線路２の遠方端に校正用パルスを印加
してケーブル線路２を伝播し、て測定端において検出さ
れる第１の伝播信号Ｓｌと該較正パルスを該ケーブル線
路の遠方端において検出し無線発信器４により測定端に
設けた無線受信器６に伝送され該測定端において検出さ
れる帛２の伝播信号Ｓ２と全デジタルメモリ８に増シ込
み、その時間差ｔｌ！−算出し、このデータを標定器１
０に転送する。この時間差ｔｌは でるる（第２区（ａ））ｏここにＬＦｉ事故相のケーブ
ル線路長、■はパルスの伝播速度を示す〇■　事故相の
ケーブル線路２の遠方端に較正パルスを印加してケーブ
ル線路２ｔ−伝播して測定値において検出される第１の
伝播信号Ｓｌと紋較正パルスを該ケーブル線路２の遠方
端において検出し無線発信器４によυ無線受信器６に伝
送され該測定端において検出される第２の伝播信号Ｓ２
と會デジタルメモリ８に取シ込み、その時間差ｔ２を算
出し、このデータ音標定番ｌＯに転送する。

この時間差ｔ２は ｔ２−δをｍ−・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　（２）■ である（第２図（ｂ））。

（ｔ）、（２）式から伝播速度■は で求められる。

■　事故ケーブル４ｍ路２に高電圧源ＤＣＧから高電圧
上印加する。放電パルスが例えば事故点Ａで発生したも
のとする。この放電パルスがケーブル線Ｍ２ｔ−伝播し
て測定端において検出される第１の伝播信号Ｓｌと該放
電パルスと核ケーブル線路２の遠方端において検出し無
線発信器４により無線受信器６に伝送され該測定端にお
いて伎Ｗされる第２の伝播（８号Ｓ２とをデジタルメモ
リ８に取シ込み、その時間差ｔｔ−算出し、このデータ
會標定器１０に転送する。この時間差ｔは　　　ｖ これに（２）、（３）式を代入して ｘ ｔ−ｔ＋−− ■ でるる（第２図（Ｃ））。

よって該測定端から事故点までの距離Ｘは、Ｘ−（ｔ　
をｔ　）Ｌ／（ｔ　ｌ−ｔ　２　）として求めることが
でき、標定器１０にょシ位置計算を実施し、付属のプリ
ンタで計算結果を打ち出すこともできる。

（発明の効果） 以上の実施例からも明らかなように本発明のケーブル線
路の事故点標定法によｎは、事故点から遠方端へ向かう
放電パルス全測定端へ伝送する際に発信器および受信器
を使用【−１事故相のケーブルＨＤの測定端に較正パル
ス金印加したとき、同じく遠方端に較正パルスを印加１
．たとき、および事故相のケーブル線路に高電圧を印加
して事故点で放電パルス會発生させたとき、それぞ几測
定端において検出される第１の伝播信号と該パルス上院
ケーブル線路の遠方端から発信器を介して該測定端の受
信器に伝送され該測定端において検出される第２の伝播
信号との時間差′ｔ−算出し、測定端から事故点までの
距’１ａ金求めるようにしたので、クロスポンドによる
影り＃全受けることなくケーブル線路の事故点が正確に
標定されるものでおる０

【図面の簡単な説明】

栗１図は本発明によるケーブル線路の事故点標定法ｔ−
実現するためのシステム構成図、第２図（ａ）、（ｂ）
、（Ｃ）Ｆｉ同標足法で得られる放電パルス伝播信号の
波形図、第３図（ｎ）、（ｂ）はそれぞれ従来の標定法
における普通接続箱による＠路システム構成図およびそ
の放電パルス伝播信号の成形図、第４図（ａ）、（ｂ）
はそ汎ぞれ従来の標定法における絶縁接ｌ＆箱による線
路システム構成図およびその放電パルス伝播信号の波形
図、第５図、第６図はそれぞれ従来の事故点標定法に用
いられるシステム構成図およびその放電パルス伝播信号
の波形図でろる。 ２・０・・・・・・拳・・−事故相のケーブル線路Ｓｌ
・・・・・・・・・・・ｊｌＬｌの伝播信号Ｓ２・・・
・・・・轡・・・抛２の伝殉信号ｔｘ、ｔ２、ｔ・・・
・時間差 Ａ・・・φ・・・―・・・・・事故点 ４・・・・・・・・・・・・Φ発信器 ６・・・・・・・・・・０・受信器 第３図 ｔ　ｂ）（ｄ） 第千図 第５図 第ろ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 事故相のケーブル線路の測定端に較正パルスを印加して
   測定端において検出される第１の伝播信号と該較正パル
   スを該ケーブル線路の遠方端において検出し無線発信器
   により測定端に設けた無線受信器に伝送され該測定端に
   おいて検出される第２の伝播信号との時間差（ｔ１）を
   算出し事故相のケーブル線路の遠方端に較正パルスを印
   加して測定端において検出される第１の伝播信号と該較
   正パルスを該ケーブル線路の遠方端において検出し無線
   発信器により測定端に設けた無線受信器に伝送され該測
   定端において検出される第２の伝播信号との時間差（ｔ
   ２）を算出し、事故相のケーブル線路に高電圧を印加し
   て事故点で発生した放電パルスが測定端において検出さ
   れる第１の伝播信号と該放電パルスを該ケーブル線路の
   遠方端において検出し無線発信器により測定端に設けた
   無線受信器に伝送され該測定端において検出される第２
   の伝播信号との時間差（ｔ）を算出し、該測定端から事
   故点までの距離ｘを、 ｘ＝（ｔ１−ｔ）Ｌ／（ｔ１−ｔ２） （但し、Ｌは事故相のケーブル線路長である）から求め
   ることによりケーブル線路の事故点を標定することを特
   徴とするケーブル線路の事故点標定法。