JPH05249224A - 測距方法および装置 - Google Patents

測距方法および装置

Info

Publication number
JPH05249224A
JPH05249224A JP4049404A JP4940492A JPH05249224A JP H05249224 A JPH05249224 A JP H05249224A JP 4049404 A JP4049404 A JP 4049404A JP 4940492 A JP4940492 A JP 4940492A JP H05249224 A JPH05249224 A JP H05249224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
signal
distance
slave
master station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4049404A
Other languages
English (en)
Inventor
Genta Shinohara
源太 篠原
Toyoki Sasakura
豊喜 笹倉
Naoyoshi Miyata
直佳 宮田
Hiroichi Iwasaki
博一 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furuno Electric Co Ltd filed Critical Furuno Electric Co Ltd
Priority to JP4049404A priority Critical patent/JPH05249224A/ja
Publication of JPH05249224A publication Critical patent/JPH05249224A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 雑音レベル高い場所で測距可能でかつ他のシ
ステムとの混信をなくす。 【構成】 水中3箇所に設けた、位置が既知の子局との
交信により親局の位置を知る測距方法において、親局よ
りの送信信号および、該送信信号に基づく二つの子局よ
りの応答信号を他の受信専用の子局で受信し、この受信
専用局での受信タイミングに基づき、親局から各子局ま
での距離を求め、そしてこれらの各距離から親局の位置
を演算する。又、近接して用いる測距装置において、送
信する信号形態を異ならせ、かつ、各子局はそれぞれの
信号形態に対して選択的に応答可能として両システム間
での混信をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中3箇所に設けた子
局との交信により自局の位置を知る測距装置に関し、特
にノイズ発生下で使用可能とし、かつ、同一周波数帯域
を用いる別のシステムとの混信防止を図った測距装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図1にこの種の測距システムを示してい
る。3つの子局S1,S2,S3をおよそ3角形をなす
ように配置する。これらの子局については予めそれらの
位置を計測しておき、随意の位置にある親局Pより3種
の周波数f1,f2,f3でもって順次送信する。周波数
1に応答する子局S1はその信号を受信することによ
り応答信号を送信する。このときの往復伝搬時間tm1
親局Pで測定され、同様に、他の子局S2,S3に対し
ても往復伝搬時間tm2,tm3が測定される。これらの3
つの往復伝搬時間から親局Pより各子局までの距離が分
かるのでこの親局Pの位置を算出することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のシステムにおい
て、親局Pは、通常、ロボット等の各種作業機器が設け
られる作業台上に位置し、そのため、ロボット等が発す
る雑音により、各子局よりの応答信号が埋もれてしまい
検出不能となる場合がある。
【0004】又、別の箇所にて親局(P'とする)の位置
測定を行う場合、この親局P'が親局Pと同じ周波数帯
域を用いる場合には、二つのシステム間で混信する恐れ
があった。本発明は、上述した課題を解決するためにな
されたものであり、雑音レベルの高い場所で使用が可能
であり、かつ、別のシステムとの混信の恐れのない測距
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の第1発明
なる測距方法は、水中3箇所に設けた、位置が既知の子
局S1,S2,S3との交信により親局Pの位置を知る
測距方法において、3つの子局の内、例えば子局S2か
ら子局S1および子局S3への距離L12、L32を測定す
ると共に、親局Pと子局S2との距離L2を測定し、こ
の後、子局S1を中継して親局Pよりの信号を子局S2
で受信したタイミングから、親局Pから子局S1を経由
して子局S2へ至る直線距離Lp12を求め、この距離Lp
12から距離L12を減じることにより親局P−子局S1間
の距離L1を知り、同様に、親局Pから子局S3を経由
して子局S2へ至る直線距離Lp32を求め、該直線距離
Lp32から距離L32を減じることにより、親局P−子局
S3間の距離L3を知り、親局Pから各子局S1ないし
S3までの各距離L1,L2,L3から親局Pの位置を求め
ることを特徴とする。
【0006】請求項3記載の第2発明なる測距装置は、
水中3箇所に設けた、位置が既知の子局S1,S2,S
3との交信により親局Pの位置を知る測距装置におい
て、各子局は、受信した信号のパルス検出用にアップチ
ャープ用マッチドフィルタおよびダウンチャープ用マッ
チドフィルタを備えることにより、親局Pより送信され
るアップチャープリニアFM信号およびダウンチャープ
リニアFM信号を選択的に受信し、受信した信号に対応
するアップチャープリニアFM信号もしくはダウンチャ
ープリニアFM信号を応答信号として出力する出力回路
を備え、接近して位置する二つの親局P,P'に対し
て、一方の親局PではアップチャープリニアFM信号を
送信し、他方の親局P'ではダウンチャープリニアFM
信号を送信することにより、両親局P,P'間での混信
をなくしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】第1発明の測距方法における原理を図2を用い
て説明する。およそ3角形をなすように配置した3つの
子局S1ないしS3において、例えば子局S2を受信用
の子局R2として、この子局R2と子局S1およびS3
との交信により、両局間距離L12、距離L32を測定し、
又、親局Pよりの送波信号を子局S2で受信することに
より、両局間距離L2を測定する。この後、随意の位置
にある親局Pから信号を送信する。この信号を子局S1
が受信すると、応答信号を直ちに出力する。親局Pから
子局S1までの距離をL1とすると、その応答信号を子
局R2で受信したタイミングから、親局Pから子局S1
を経由して子局R2へ至る直線距離Lp12(=L1+L12)
がわかる。距離L12は既知なのでL1がわかる。又、別
のタイミングで親局Pから送信した信号を子局S3を経
由して子局R2で受信することによ、同様に親局Pと子
局S3との距離L3がわかる。これにより、親局Pから
各子局S1、R2、S3までの各距離L1、L2、L3
わかるので親局Pの位置を求めることができる。この計
測法では、親局Pにて子局S1,R2,S3よりの応答
信号を受信しないので、この親局Pの近傍でノイズ発生
源があっても測距に支障はない。尚、ここでは子局R2
を受信専用としたが、3つの子局の内、いずれを受信専
用としてもよい。
【0008】次に第2発明による測距装置を説明する。
この種の測距装置では、送信された信号を確実に検出で
きるよう、送信信号としては、その周波数が直線的に増
大(低下)するリニアFM信号(アップ(ダウン)チャープ
信号という)を用い、一方、受信部では受信したリニア
FM信号を、このアップチャープのリニアFM信号と逆
の応答特性を有するマッチドフィルタ(本発明ではアッ
プチャープ用マッチドフィルタと呼ぶ)に通過させ、受
信信号をパルス圧縮することにより高S/N比で受信信
号を検出(検波)している。一方、アップチャープのリニ
アFM信号を、これと同じ応答特性を有するマッチドフ
ィルタ(ダウンチャープ用マッチドフィルタと呼ぶ)に通
せば、系のS/N比は最小となることがわかる。
【0009】そこで、受信局でアップチャープもしくは
ダウンチャープ用のマッチドフィルタを備えることによ
り、アップチャープもしくはダウンチャープのリニアF
M信号を選択的に受信可能となり、それ故、近接する二
つのシステムが同一の周波数帯域を使っている場合であ
っても、アップチャープとダウンチャープのリニアFM
信号を使い分けることで両システム間の混信をなくすこ
とができる。この請求項3に係わる測距の手法を、請求
項2記載の測距装置に適用すれば、高ノイズ発生場所に
おいて混信なく使用可能となる。
【0010】
【実施例】図3は、本第1発明の測距方法に基づく測距
装置の一実施例を示したシステム図であり、図4にその
制御ブロック図を示している。計測器Qは、船上等に位
置し、水中にある親局Pおよび子局R2とは有線W1,
W2にて接続される。この計測器Qにおいて、1は、送
信用のトリガを出力する送信トリガ回路であり、2は、
送信トリガを受けると、アップチャープリニアFM信号
を発生するアップチャープLFM信号発生器である。3
はアップチャープリニアFM信号を電力増幅する増幅器
であり、4は、子局S1,S3およびR2に対して超音
波を送信する送波器であり、本実施例では親局Pそのも
のである。
【0011】5は、前記送波器4(親局P)よりの送信信
号および後述の子局S1,S3よりの応答信号を受信す
る受波器であり、本実施例では子局R2そのものであ
る。6は、受波器5(子局R2)よりの受波信号を電圧増
幅する増幅器であり、7は、受信したアップチャープL
FMをパルス圧縮するために用いたアップチャープ用マ
ッチドフィルタである。8は、マッチドフィルタ7より
得られるパルス信号を検出(検波)する検波器であり、9
は、前記送信トリガ回路1よりのトリガ入力によりカウ
ントを開始し、検波回路8よりのパルス信号の入力によ
り、前記カウントを停止するカウンタである。10は、
カウンタ9のカウント値から親局P−子局間の距離や子
局間相互の距離を求め、親局Pの位置を算出する位置演
算回路である。
【0012】子局S1(S3も同一構成)において、21
は超音波の送受を行う送受波器であり、22は、送受波
器21よりの受波信号を電圧増幅する増幅器である。2
3は、受信したアップチャープLFMをパルス圧縮する
ために用いたアップチャープ用マッチドフィルタであ
る。24は、マッチドフィルタ23より得られるパルス
信号を検出(検波)する検波器であり、25は、検波回路
24よりのパルス信号の入力により、アップチャープリ
ニアFM信号を発生するアップチャープLFM信号発生
器であり、26は、アップチャープリニアFM信号を電
力増幅する増幅器であり、前記送受波器21へ供給され
ることにより、この送受波器21から応答信号として送
信される。
【0013】上記構成の装置による親局Pの位置測定を
以下に述べる。予め、子局S2から子局S1,S3へ至
る距離L12,L32(図2に示す)を求める必要があるが、
その測定法については後で述べる。計測器Qの送信トリ
ガ回路1より送信トリガ出力されると、カウンタ9のカ
ウント値がリセットされ、カウントが開始されると同時
に、アップチャープLFM信号発生器2からアップチャ
ープリニアFM信号が出力され、増幅器3を介して親局
Pである送波器4よりアップチャープリニアFM信号が
送信される。
【0014】このアップチャープリニアFM信号が子局
R2である受波器5で受波され、その受信信号は、計測
器Qの増幅器6を介してアップチャープ用マッチドフィ
ルタ7にてパルス圧縮され、そのパルスが検波器8で検
出されると、カウンタ9はカウントを停止する。このと
きのカウンタ9のカウント値は、親局Pから子局R2へ
の信号伝搬時間t2に対応するので、このカウント値か
ら位置演算回路10により親局P−子局R2間距離L
2(図2に示す)が求められる。
【0015】又、別のタイミングで送波器4より送信さ
れたアップチャープリニアFM信号が子局S1の送受波
器21で受波されると、その受波信号は、増幅器22を
介してアップチャープ用マッチドフィルタ23でパルス
圧縮され、そのパルスが検波器24で検出されると、ア
ップチャープLFM信号発生器25より直ちにアップチ
ャープリニアFM信号が出力され、この信号は増幅器2
6にて電力増幅され、送受波器21より応答信号として
送信される。その応答信号が受波器5で受波されること
により、以下同様に、カウンタ9には、親局Pから子局
S1を中継して子局R2への信号伝搬時間(t1+t12)
に対応するカウント値がカウントされており、そのカウ
ント値から親局P−子局S1−子局R2へ至る直線距離
Lp12(図2に示す)が求められる。この距離Lp12から距
離L12を減じることにより、親局P−子局S1間の距離
1がわかる。
【0016】又、同様に、親局Pから子局S3を中継局
として子局S2へ至るルートから距離Lp32が求めら
れ、これから親局P−子局S3間の距離L3がわかる。
このようにして親局Pから各子局S1,R2,S3へ至
る距離L1,L2,L3が決まれば、親局Pの位置が演算
により求められる。
【0017】子局R2と子局S1(S3)間の距離L
12(L32)を測定するには、例えば、計測器Qの増幅器3
と親局Pである送波器4との接続線W1に代えて、接続
線W3により、増幅器3と子局S1(S3)の送受波器2
1とを接続して、送受波器21と子局R2である受波器
5との間で交信すればよい。
【0018】図3のシステム構成では、親局Pの近傍に
ノイズ発生源があっても、測定用の信号は親局Pから離
れた子局R2にて受信するので、この子局R2では信号
を確実に検出することができる。
【0019】図5は、本第2発明の測距装置に基づく1
実施例を示したシステム図であり、図6にその制御ブロ
ック図を示している。図6の第1の親局Pにおいて、図
4の計測器Qと異なるのは、4'を送受波器としている
点であり、この第1親局Pは、図1に示した親局Pと同
じものである。第2の親局P'は、第1親局Pと基本構
成は同じであり、異なるのは、アップチャープLFM信
号発生器2、アップチャープ用マッチドフィルタ7に代
えてダウンチャープLFM信号発生器12、ダウンチャ
ープ用マッチドフィルタ17を用いている点である。第
1親局Pに対する子局はS1,S2,S3であり、第2
親局P'に対する子局はS1,S2',S3であり、子局
S1,S3を両システムで兼用したが、子局S1,S
2,S3をすべて兼用することもできる。
【0020】ここで用いた各子局S1ないしS3は、図
4の子局S1,S3に対して更に、第2親局P'から送
信されるダウンチャープリニアFM信号に応答できるよ
う、ダウンチャープリニアFM信号に対する信号処理系
統33,34,35,36が付加されている。
【0021】測定法としては、親局Pから送信したアッ
プチャープリニアFM信号は、例えば子局S1で受信さ
れると、増幅器22を介してアップチャープ用マッチド
フィルタ23とダウンチャープ用マッチドフィルタ33
とに供給されるが、このダウンチャープ用マッチドフィ
ルタ33でアップチャープリニアFM信号がパルス圧縮
されると、入力信号は上述べしたように相殺されてしま
い、検波器34では何も検出されない。
【0022】一方、アップチャープ用マッチドフィルタ
23以降の回路は機能し、その結果、送受波波21より
アップチャープリニアFM信号が送信される。この送信
信号は、第1および第2の親局P,P'で受信される
が、第2親局P'ではダウンチャープ用マッチドフィル
タ17で相殺され何も検出されず、第1親局Pにおいて
のに検出され、カウンタ9のカウント値から第1親局P
−子局S1間の距離L1が求まる。同様にして他の子局
S2,S3までの距離L2,L3が求められ、これらの距
離から第1親局Pの位置が求められる。
【0023】次に、第2親局P'から送信したダウンチ
ャープリニアFM信号は、各子局S1,S2,S3にお
けるダウンチャープ用マッチドフィルタ33以降の回路
のみが機能してダウンチャープリニアFM信号が送受波
器21より送信される。この信号は、ダウンチャープ信
号用の第2親局P'で検出され、各子局までの距離
1',L2',L3'が求められ、これにより第2親局P'
の位置が演算される。
【0024】図7は、図3の第1発明と図5の第2発明
を組み合わせたシステムを示しており、ここでは、両シ
ステムで子局S1,S2を兼用している。本装置では、
両者の特徴、即ち、親局P,P'近傍でノイズ発生源が
あっても信号検出が行え、かつ、両システム間の混信を
なくせるという特徴を持つ。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、第1発明の測距方
法では、親局よりの送信信号および、該送信信号に基づ
く子局よりの応答信号を一つの受信専用の子局で受信
し、この受信専用局での受信タイミングから親局Pの位
置を求めるようにしたので、高ノイズ発生場所にある親
局Pで子局よりの応答信号を受信することによる誤検出
や検出不能をなくすことができる。又、第2発明の測距
装置によれば、近接して用いる測距装置において、送信
する信号形態を異ならせ、かつ、各子局はそれぞれの信
号形態に対して選択的に応答可能としたので、両システ
ム間での混信をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の測距装置の概要を示したシステム図
【図2】 本第1発明の測距方法を説明するのに用いた
【図3】 本第1発明の測距方法に基づく装置の1実施
例を示したシステム図
【図4】 図3の装置の構成を示したブロック図
【図5】 本第2発明の測距装置の1実施例を示したシ
ステム図
【図6】 図5の装置の構成を示したブロック図
【図7】 第1発明と第2発明とを組み合わせて得た測
距装置のシステム図
【符号の説明】
P 親局 S1 子局 S2 子局 R2 子局 S3 子局 Q 計測器 1 送信トリガ回路 2 アップチャープLFM信号発生回路 3 増幅器 4 送波器 4' 送受波器 5 受波器 6 増幅器 7 アップチャープ用マッチドフィルタ 8 検波器 9 カウンタ 10 位置演算回路 12 ダウンチャープLFM信号発生器 17 ダウンチャープ用マッチドフィルタ 21 送受波器 22 増幅器 23 アップチャープ用マッチドフィルタ 24 検波器 25 アップチャープLFM信号発生器 26 増幅器 33 ダウンチャープ用マッチドフィルタ 35 ダウンチャープLFM信号発生器
フロントページの続き (72)発明者 岩崎 博一 兵庫県西宮市芦原町9番52号 古野電気株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中3箇所に設けた、位置が既知の子局
    S1,S2,S3との交信により親局Pの位置を知る測
    距方法において、3つの子局の内、例えば子局S2から
    子局S1および子局S3への距離L12、L32を測定する
    と共に、親局Pと子局S2との距離L2を測定し、この
    後、子局S1を中継して親局Pよりの信号を子局S2で
    受信したタイミングから、親局Pから子局S1を経由し
    て子局S2へ至る直線距離Lp12を求め、この距離Lp12
    から距離L12を減じることにより親局P−子局S1間の
    距離L1を知り、同様に、親局Pから子局S3を経由し
    て子局S2へ至る直線距離Lp32を求め、該直線距離Lp
    32から距離L32を減じることにより、親局P−子局S3
    間の距離L3を知り、親局Pから各子局S1ないしS3
    までの各距離L1,L2,L3から親局Pの位置を求めるこ
    とを特徴とする測距方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の測距方法に基づく測距装置で
    あって、 親局Pは、アップチャープもしくはダウンチャープのリ
    ニアFM信号を出力する出力回路を備え、 二つの子局S1,S3は、親局Pよりの信号を受信する
    ことにより応答信号を出力する応答信号出力回路を備
    え、 親局Pよりの送信信号および前記二つの子局よりの応答
    信号を、他の子局S2にて受信したタイミングおよび該
    子局S2から子局S1およびS3までの既知の距離
    12,L32に基づき、親局Pから子局S1,S2,S3
    までの各距離L1,L2,L3を求めると共に、これらの
    距離から親局Pの位置を演算する位置演算手段とを備え
    たことを特徴とする測距装置。
  3. 【請求項3】 水中3箇所に設けた、位置が既知の子局
    S1,S2,S3との交信により親局Pの位置を知る測
    距装置において、各子局は、受信した信号のパルス検出
    用にアップチャープ用マッチドフィルタおよびダウンチ
    ャープ用マッチドフィルタを備えることにより、親局P
    より送信されるアップチャープリニアFM信号およびダ
    ウンチャープリニアFM信号を選択的に受信し、受信し
    た信号に対応するアップチャープリニアFM信号もしく
    はダウンチャープリニアFM信号を応答信号として出力
    する出力回路を備え、 接近して位置する二つの親局P,P'に対して、一方の
    親局PではアップチャープリニアFM信号を送信し、他
    方の親局P'ではダウンチャープリニアFM信号を送信
    することにより、両親局P,P'間での混信をなくした
    ことを特徴とする測距装置。
JP4049404A 1992-03-06 1992-03-06 測距方法および装置 Pending JPH05249224A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4049404A JPH05249224A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 測距方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4049404A JPH05249224A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 測距方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05249224A true JPH05249224A (ja) 1993-09-28

Family

ID=12830112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4049404A Pending JPH05249224A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 測距方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05249224A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011059795A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Sonic Corp 水中接近警報装置
JP2019527364A (ja) * 2016-06-09 2019-09-26 サブマリン・オープン・テクノロジーズ 水中装置を測位する装置及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011059795A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Sonic Corp 水中接近警報装置
JP2019527364A (ja) * 2016-06-09 2019-09-26 サブマリン・オープン・テクノロジーズ 水中装置を測位する装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE3176130D1 (en) Circuit for determining and displaying when the distance between a vehicle and an obstacle falls below predetermined minimum values
US11885874B2 (en) Acoustic distance measuring circuit and method for low frequency modulated (LFM) chirp signals
JPS5937459A (ja) 超音波による物体検出装置
GB2170907A (en) Improvements relating to distance measuring devices
JPS5946568A (ja) 距離を測定する方法および装置
JPH05249224A (ja) 測距方法および装置
AU6879700A (en) System for determining the position of a transponder
NO930548D0 (no) Fremgangsmaate og anordning for aa overvaake tilstanden for en mottakerantenne
JP2957712B2 (ja) 超音波測距装置
JPH02176588A (ja) 距離測定器
US5062088A (en) Acoustic measuring system
JP2774186B2 (ja) 超音波センサ
JPS6037432B2 (ja) 超音波による距離測定装置
JP2529840B2 (ja) 超音波式距離計
JP2865079B2 (ja) パルスレーダ受信装置
JPS60213877A (ja) 超音波測距装置
JPS5916231B2 (ja) 車間距離測定方式
JP2962983B2 (ja) Cwドプラ計測レーダ装置
JPS6261883B2 (ja)
JPS6027975Y2 (ja) 超音波位置検出装置
JPH01187485A (ja) 超音波距離測定方法
JP2002071803A (ja) 水中航走体用音響測位装置
JPS61104272A (ja) 音響測位装置
JPH09197036A (ja) 距離測定方式
JPS6254185A (ja) レ−ダ受信機