JPS61225404A - 地層の調湿方法及び装置 - Google Patents

地層の調湿方法及び装置

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Publication number
JPS61225404A
JPS61225404A JP6556985A JP6556985A JPS61225404A JP S61225404 A JPS61225404 A JP S61225404A JP 6556985 A JP6556985 A JP 6556985A JP 6556985 A JP6556985 A JP 6556985A JP S61225404 A JPS61225404 A JP S61225404A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
stratum
underdrain
water storage
drain pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP6556985A
Other languages
English (en)
Inventor
眞三 松山
小山 健三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takiron Co Ltd filed Critical Takiron Co Ltd
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Publication of JPS61225404A publication Critical patent/JPS61225404A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、広範な地層を調湿する方法及び装置に関する
〔従来の技術〕
例えば陸上競技場の調湿は、従来、次の方法によって行
われていた。即ち、降雨や湧水によって地層が過湿状態
になったとき、表面水は排水渠を通じてそのまま排水す
る一方、地層に浸み込んだ水は地層に張りめぐらした暗
渠排水管に集めて排水することによっていた。また、乾
燥又は過乾燥状態になったときは、地上から散水するこ
とによっていた。この場合、風による表面上の飛散を防
ぐためににがりを散布することもあった。
テニスコート、野球場のようなスポーツ施設としてのグ
ランド或いは多目的広場、その他の広範な地層の調湿も
、従来は、上記と同様の方法によっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の場合は、地層の過湿時に表面水及び地層
に浸み込んだ水をすべて河川等に放流する反面、乾燥又
は過乾燥時の散水は上水道の水を使用する必要があるの
で、節水による省資源の観点からみると問題が多い。ま
た、地層が過乾燥するのは一般に直射日光の強いときで
あるから、従来の散水による場合は、散水された水が地
表から激しく蒸発する。そのため、一時的な調湿が行わ
れるに過ぎず、散水後足時間のうちに再び過乾燥の状態
に戻ってしまう・ このようなことから、従来の方法による場合は省資源を
達成できず、しかも長時間に亘って良好な調湿、例えば
粉塵が立たず快適なグランド条件を維持できるような調
湿がなされないという問題点があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、省資源に
寄与でき、しかも地層を常に良好に調湿しておくことの
できる調湿方法及び装置を提供することを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本発明の調湿方法は、過湿
時には地層中に張りめぐらされた暗渠排水管に集められ
た水及び地層表面の水を貯水設備に導入して貯溜し、こ
の貯溜水を乾燥時に上記暗渠排水管を通じて地層中へ浸
み込ませる点に要旨を有する。
また、本発明の調湿装置は、地層中に張りめぐらされた
暗渠排水管と、暗渠排水管に集められた水を貯溜する貯
水設備と、地層表面の水を貯水設備に導入する排水管と
、貯水設備の貯溜水を上記暗渠排水管に戻す手段とを備
えてなる点に要旨を有する。
〔作用及び効果〕
上記手段によると、過湿時の余剰水が貯水設備に貯溜さ
れるので、この余剰水を捨てずに済む。
そして、乾燥時の地層への不足湿分の補給には、上記貯
水設備の貯溜水が再利用されるので、節水による省資源
が達成される。また、上記した不足湿分の補給は、上記
の貯溜水を暗渠排水管を通じて地層中へ浸み込ませるこ
とによってなされるので、直射日光の強い夏場において
も散水による場合はど地表からの水の激しい蒸発が起こ
らず、地層全体を常に良好に調湿できるようになる。以
上より、本発明は、都市部での地層の調湿に有効であり
、しかも、風による粉塵発生を防ぐ上にも有益なものと
いえる。
〔実施例〕
以下、図面に従って本発明の詳細な説明する。
第1図において、1は暗渠排水管、2はタンク、ピット
等よりなる貯水設備、3は暗渠排水管1と貯水設備2と
をつなぐ通水管、4は調湿される地層G、例えば陸上競
技場の地層の周囲に施工された側溝、5は沈砂槽、61
は側溝4と沈砂槽5とをつなぐ第一排水管、62は沈砂
槽5と貯水設備2とをつなぐ第二排水管、7は通水管3
に介在されたポンプ、8は暗渠排水管1の排水端に設け
られた水閘を示す。
暗渠排水管1は、例えば第2図明示のように、地層Gに
魚骨状に張りめぐらされ、その主管11が通水管3に接
続される。
上記において、過湿時、・例えば降雨時における地層G
の表面の雨水は側溝4に集められた後、第一排水管61
及び第二排水管62を通じて貯水設備2に導入される。
地層Gの表面の雨水には土砂が含まれているので、図示
例では、この雨水を第一排水管61から一旦沈砂槽5に
導いて土砂を分離し、沈砂槽5のオーバーフロー水のみ
を第二排水管62によって貯水設備2に導入する構成と
している。一方、地層Gに浸み込んだ水は暗渠排水管1
で集められ、通水管3を通して貯水設備2に導入される
。この場合、第1図のように暗渠排水管1にや\大きめ
の流れ勾配をつけておけば、ポンプ7を運転する必要が
なくなる。なお、貯水設備2の貯水容量は、第二排水管
62を通じて導入される雨水と、暗渠排水管1から通水
管3を通じて導入される雨水の双方をすべて貯水できる
ものであることが望ましいが、スペースその他の都合で
そのような大容量の貯水設備2を確保で・きない場合は
、少なくとも、すべての暗渠排水管1を充満させ得る量
の水を貯えることができる程度の容量にしてお(ことが
望ましい。
次に、地層Gの乾燥時、例えば夏場の渇水期等には、ポ
ンプ7を運転することによって貯水設備2の貯溜水Wを
通水管3を通して暗渠排水管1に戻し、暗渠排水管1か
ら地層Gの毛細管現象を利用して地層G中へ浸み込ませ
る。この場合、所要量の貯溜水Wを暗渠排水管1に戻し
た後はポンプ7を停止し、かつ、水閘8を閉じて暗渠排
水管1に戻された水の逆流を防止しておいても、或いは
、地層Gに埋設した湿度センサーによって検出した湿度
を基準として、ポンプ7をマイクロコンピュータ−によ
って制御し、もって、地層Gの湿度に応じて暗渠排水管
1への送水量を自動調節してもよい。もっとも、貯水設
備2の貯溜水を地上から散水することは勿論可能である
また、図示例の調湿装置によると、経年によって暗渠排
水管1がその内部の堆積物によって目詰まりを起こしそ
の集水能力が著しく低下した場合に、暗渠排水管1の清
掃によって当初の集水能力を容易に回復させることが可
能である。
即ち、この場合は、ポンプ7を運転して貯水設備2の貯
溜水Wを暗渠排水管1に戻し、その後、暗渠排水管1内
の水を通水管3を通じて一気に貯水設備2に高速で返流
させる。このようにすると、暗渠排水管1内の堆積物が
高速流に同伴して洗い出される。
上記の実施例において、ポンプ7は、貯水設備2の貯溜
水Wを暗渠排水管1に戻す手段の一例である。この手段
はポンプ7以外によっても構成できる。
例えば、第3図のように、貯水設備2の貯溜水Wを揚水
ポンプ9で高所タンク21に移し、この高所クンク21
に貯えられた水の落差を利用して貯溜水を暗渠排水管1
に戻すように構成してもよい。なお、10は流水管、1
01はバルブを示す。
その他の事項は第1図及び第2図について説明したとこ
ろと同様であるので、便宜上、同−又は相応する要素に
は同一符号を付して説明を省略した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の調湿方法及び装置を説明するための概
略断面図、第2図は同概略平面図、第3図は貯水設備の
貯溜水を暗渠排水管に戻す手段の変形例を説明するため
の概略断面図である。 1・・・暗渠排水管、2・・・貯水設備、21・・・高
所タンク、3・・・通水管、4・・・側溝、61・・・
第一排水管、62・・・第二排水管、7・・・ポンプ、
10・・・流水管。 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)過湿時には地層中に張りめぐされた暗渠排水管に
    集められた水及び地層表面の水を貯水設備に導入して貯
    溜し、この貯溜水を乾燥時に上記暗渠排水管を通じて地
    層中へ浸み込ませることを特徴とする地層の調湿方法。
  2. (2)地層中に張りめぐらされた暗渠排水管と、暗渠排
    水管に集められた水を貯溜する貯水設備と、地層表面の
    水を貯水設備に導入する排水管と、貯水設備の貯溜水を
    上記暗渠排水管に戻す手段とを備えてなる地層の調湿装
    置。
JP6556985A 1985-03-28 1985-03-28 地層の調湿方法及び装置 Pending JPS61225404A (ja)

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JP6556985A JPS61225404A (ja) 1985-03-28 1985-03-28 地層の調湿方法及び装置

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JPS61225404A true JPS61225404A (ja) 1986-10-07

Family

ID=13290773

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JP6556985A Pending JPS61225404A (ja) 1985-03-28 1985-03-28 地層の調湿方法及び装置

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JP (1) JPS61225404A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002161510A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Toko Sangyo Kk グラウンド整地方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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