JPS6122470B2 - - Google Patents

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JPS6122470B2
JPS6122470B2 JP52105596A JP10559677A JPS6122470B2 JP S6122470 B2 JPS6122470 B2 JP S6122470B2 JP 52105596 A JP52105596 A JP 52105596A JP 10559677 A JP10559677 A JP 10559677A JP S6122470 B2 JPS6122470 B2 JP S6122470B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rom
ion implantation
region
check
channel
Prior art date
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Expired
Application number
JP52105596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5438764A (en
Inventor
Kenji Tokuyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP10559677A priority Critical patent/JPS5438764A/ja
Publication of JPS5438764A publication Critical patent/JPS5438764A/ja
Publication of JPS6122470B2 publication Critical patent/JPS6122470B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置の製造方法にかかり、特に
イオン注入を用いた半導体装置の製造方法に関す
るものである。
半導体装置を製造するにあたり、イオン注入が
多く用いられており、特に絶縁ゲート電界効果半
導体装置においては、エンハンスメント型及び、
デイプレツシヨン型トランジスタのしきい値電圧
(以下VTと称する)のコントロールや抵抗素子の
形成等に役立つている。
イオン注入を局所的に施したい場合、イオン注
入のマスクとして、絶縁膜やフオトレジストが用
いられているが、フオトレジストを用いた場合に
は、イオン注入後、フオトレジストをハクリする
と、イオン注入されたパターンが、全く認識でき
なくなるという欠点がある。
例えば、絶縁ゲート電界効果集積回路において
ROM(リードオンリーメモリー)のコード指定
をイオン注入で実施する場合、フオトレジストハ
クリ後は、コード番号が認識できないため、その
後の工程において、何等かの理由でコード番号の
確認が必要となつても簡単にはできない。
本発明の目的はイオン注入を用いた半導体装置
においてイオン注入パターンを認識しうる手段を
提供することにある。
本発明の特徴はペレツト内にチエツク素子を設
け、このチエツク素子へのイオン注入の状態を検
出してイオン注入のパターンを確認することであ
る。
これによりマスク番号等のパターンの確認をイ
オン注入によるチエツク素子の特性のちがいを利
用して、電気的に可能となるから、製造段階にお
ける管理が非常に容易となる。特に本発明をイオ
ン注入によつて書き込むROMに用いれば、ROM
のコー度番号が生産のどの工程においても容易に
確認できることとなる。
以下に、本発明を一実施例に基づいて詳細に説
明する。
以下の説明はP―チヤンネルMOS集積回路に
ついてなされるが、他の半導体装置においても同
様に説明できる。又本実施例では、ROM集積回
路のコード確認方法について説明する。
第1図Aは、ROMセル部の平面図であり、
ROMのコード指定は、従来方法によるn型基板
1へのP+ドレイン領域2、P+ソース領域3、ゲ
ート領域4の形成の後、不必要なトランジスタ、
例えば、T2とT3に高濃度のリンをイオン注入す
ることにより|VT|を大きくしT1,T4と区別を
つける。
ゲート酸化膜厚1000Å、リン注入量5×
1012cm-2、リン注入エネルギー150keVでT2とT3
の|VT|は10V以上となり、一方注入されてい
ないT1とT4の|VT|の1.5Vと大幅に異なり
ROMのコード指定が可能となる。コード指定の
後、イオン注入された不純物の活性化のための熱
処理工程、コンタクト孔形成工程、金属配線8形
成工程により完成する。
第1図Bは、第1図AのA―A′におけるイオ
ン注入時の断面図であり、不要なTr部分のフオ
トレジスト7が開孔され他の領域はフオトレジス
ト7でおおわれ、リンイオン6がゲート酸化膜4
を通して注入され、このTrのチヤンネル領域に
のみリンイオン注入領域が形成される。
以上に説明したROMコードの指定方法ではフ
オトレジストを使用しているのでフオトレジスト
ハクリ後はコード番号が、簡単に認識できない。
第2図Aは、本発明によるコード番号を電気的
に認識するためのチエツクパターンの一例であ
る。このようなチエツクパターンが例えば第1図
A,Bに示されるROMメモリと同一のペレツト
に形成され、ROMメモリーのイオン注入書込み
と同時にチエツクパターンにも選択的にイオン注
入される。すなわち、t1,t2,t3,t4はソース10
が共通のトランジスタであり、ゲート絶縁膜14
上のゲート電極とドレイン13はコンタクト孔1
9を通して、アルミ金属電極21により同電位に
保たれており、それぞれのゲート・ドレイン電極
21と共通のソース10にコンタクト孔20を介
して接続されているソース電極12とにより、t1
〜t4のVTは簡単に測定できる。
第2図Bは、第2図AのB―B′における断面図
である。但しt1のチヤンネル部にはリンが注入さ
れているものとする。第2図Bにおいて1はN型
半導体基板、10はP+ソース領域、13はP+
レイン領域、15はフイールド酸化膜領域、16
はリン注入領域、19,20はコンタクト孔、2
1はゲート・ドレイン電極、12はソース電極で
ある。コードの確認は、t1〜t4のTrのチヤンネル
にリンが注入されているかどうかによつて容易に
できる。例えばt1〜t4に1,2,4,8の重みを
つけ、ROMのコード番号が3である場合には
t1,t2にリンを注入し、コード番号12である場
合にはt3,t4にリンを注入しておく。完成後にVT
を測定し、各TrのVTのちがいによりコード番号
が、簡単に判断できる。すなわちt1とt2の|VT
が大の場合はコード番号20+21=3となりt3とt4
の|VT|が大の場合はコード番号22+23=12と
なる。コード番号が大きくなつた場合はトランジ
スタ数をふやせばよい。
尚、実施例においてはROMセル、チエツク素
子のいずれもPチヤンネルエンハンスメント型
FETで所定部のVTを大きくする場合を説明した
が、所定部のVTを小さくするよう注入すること
も、イオン注入にボロンを用いて所定部をデプリ
ーシヨン型にすることも、ROMセル、チエツク
素子の両方をNチヤンネルエンハンスメント型
FETで所定部のVTの絶対値を大きく又は小さく
することも、ROMセル、チエツク素子の両方を
NチヤンネルもしくはPチヤンネルのデプレツシ
ヨン型として所定部のVTを変えるか所定部をエ
ンハンスメント型にする事も可能である。さら
に、本実施例は複数のチエツク素子間のVTを比
較してROMコード番号を認識するものであるか
ら、たとえばROMセルをPチヤンネルデプレツ
シヨン型とし一方チエツク素子をPチヤンネルエ
ンハンス型FETとし両者に選択的にリンを注入
する等、ROMセルの型に関係なくチエツク素子
は自由にその型すなわちPチヤンネルかNチヤン
ネル、エンハンスメント型かデプレツシヨン型か
を選ぶことが可能となる。
以上に述べた様に電界効果半導体装置において
イオン注入によるVTのちがい等を利用して、使
用された写真蝕刻用マスクの番号や、ROMのコ
ード番号を電気的に容易に認識できる事は明らか
である。又、バイポーラ半導体装置においても抵
抗素子等をチエツクパターンとして用いる事によ
つて、あるいはバイポーラトランジスタの電流増
巾率を変化させる(エミツタの寸法を変化させる
こと等による)ことによつて同様の効果がある事
は明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは、実施例において用いられるMOS
集積回路のROM回路の平面図であり、第1図B
は第1図Aを切断線A―A′に沿つて切断し矢印
の方向を視た第1図Aの中間工程を示す断面図で
ある。第2図Aは本発明の一実施例を示す断面図
であり、第2図Bは第2図Aを切断線B―B′に沿
つて切断し矢印の方向を視た断面図である。 尚、図において、1……N型半導体基板、2…
…P+ドレイン領域、3……P+ソース領域、4…
…ゲート領域、5……フイールド酸化膜領域、6
……リンイオン、7……フオトレジスト、8……
ゲート電極、9……リンイオン注入領域、10…
…ソース領域、12……ソース電極、13……ド
レイン領域、14……ゲート絶縁膜、15……フ
イールド酸化膜領域、16……リン注入領域、1
9,20……コンタクト孔、21……ゲート・ド
レイン電極である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体基板に絶縁ゲート電界効果トランジス
    タ型のROM素子を複数個設けた半導体装置の製
    造方法において、選択的に選ばれた一群のROM
    素子のチヤンネル領域にイオン注入法により不純
    物を導入してROMのコード指定を行う時に、該
    半導体基板に設けられた絶縁ゲート電界効果トラ
    ンジスタ型の複数のチエツク素子のうちの選ばれ
    たチエツク素子のチヤンネル領域にも該イオン注
    入法により不純物を導入し、該複数のチエツク素
    子のしきい値電圧により前記ROMのコード番号
    の認識を可能としたことを特徴とした半導体装置
    の製造方法。
JP10559677A 1977-09-01 1977-09-01 Semiconductor device Granted JPS5438764A (en)

Priority Applications (1)

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JP10559677A JPS5438764A (en) 1977-09-01 1977-09-01 Semiconductor device

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JP10559677A JPS5438764A (en) 1977-09-01 1977-09-01 Semiconductor device

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Publication Number Publication Date
JPS5438764A JPS5438764A (en) 1979-03-23
JPS6122470B2 true JPS6122470B2 (ja) 1986-05-31

Family

ID=14411871

Family Applications (1)

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JP10559677A Granted JPS5438764A (en) 1977-09-01 1977-09-01 Semiconductor device

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5676565A (en) * 1979-11-28 1981-06-24 Nec Corp Integrated circuit
JPS5771568A (en) * 1980-10-22 1982-05-04 Fujitsu Ltd Marking method of bubble meory wafer
JPS59127859A (ja) * 1983-01-12 1984-07-23 Sanyo Electric Co Ltd Rom半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5438764A (en) 1979-03-23

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