JPS61224703A - 移動体上アンテナの姿勢制御装置 - Google Patents

移動体上アンテナの姿勢制御装置

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JPS61224703A
JPS61224703A JP60066128A JP6612885A JPS61224703A JP S61224703 A JPS61224703 A JP S61224703A JP 60066128 A JP60066128 A JP 60066128A JP 6612885 A JP6612885 A JP 6612885A JP S61224703 A JPS61224703 A JP S61224703A
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Katsuo Suzuki
勝雄 鈴木
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Shinsangyo Kaihatsu KK
Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
Shinsangyo Kaihatsu KK
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/18Means for stabilising antennas on an unstable platform
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/32Adaptation for use in or on road or rail vehicles
    • H01Q1/325Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle
    • H01Q1/3275Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle mounted on a horizontal surface of the vehicle, e.g. on roof, hood, trunk

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は移動体上アンテナの姿勢制御に関し、特に、こ
れに限る意図ではないが車両上のアンテナを電波を発信
、中継又は反射する静止体に常時対向させるためのアン
テナ姿勢制御に関する。
(従来の技術) 例えば移動局通信や、一般車両での車上テレビ受信、ラ
ジオ受信、あるいは車両、船舶、航空機等(以下車両等
という)の自己位置認識等において、地上(海上も含む
)固定局又は静止衛星から電波を受信するため、あるい
は地上固定局又は静止衛星に向けて電波を発射してその
反射を受信するため、車両等にアンテナおよびアンテナ
姿勢制御装置を装備する。この種の技術の一例が特開昭
55−140302号公報および特開昭56−8910
1号公報に開示されている。
前者の開示技術は、いわゆる自己追尾方式のアンテナ姿
勢制御である。より詳しくは、船舶の移動方向と移動距
離より、その移動分の船舶位置変化量を演算して、変化
量分の、固定基地局に対するアンテナ姿勢のずれ量を演
算してアンテナ姿勢を固定基地局に対向するものに変更
し、かつ、移動前の位置に位置変化量を累算して船舶現
在位置を認識する。これは移動通信(テレビジョン中継
)と移動体位置認識の両者を目的としでいる。
後者の開示技術は、いわゆるプログラム追尾方式のアン
テナ姿勢制御である。より詳しくは、一定の路線を走行
する車両に、予め路線各点における。
特定固定局に向けて受信状態が最適なアンテナ姿勢、を
予め記憶しておき、基点よりの走行距離でメモリをアク
セスしてアンテナ姿勢を読み出してアンテナ姿勢を変更
する。
(発明が解決しようとする問題点) 前述の自己追尾方式のアンテナ姿勢制御およびプログラ
ム追尾方式のアンテナ姿勢制御のいずれにおいても、移
動体の速い動きにアンテナ姿勢補正をどうやって追従さ
せるかということ、ならびに、移動体の位置がアンテナ
姿勢設定の主要パラメータとなっているので位置検出誤
差、特に累算誤差をいかに低減するかが問題である。ま
た、移動体の移動状態によってはアンテナの向きが目標
局からずれ、受信等のレベル低下や不能を生ずることが
あり、特に小型、高速の移動体でその傾向が著しい。た
とえば乗用車の場合、道路状態や運転状態によって同一
道路を走っている場合でも車の姿勢(つまりはアンテナ
姿勢)が種々に変化し、指向性が高いアンテナの場合、
視界が良くても運転状態によっては走行中に受信が速断
えるなどの問題がある。
本発明は比較的に高速の移動体においてもその速い動き
にアンテナ姿勢補正を追従させることを第1の目的とし
、姿勢変動が比較的に激しい移動体においても移動体上
のアンテナを安定して固定目標局に指向させることを第
2の目的とし、位置検出の誤差累算によるアンテナ姿勢
ずれを低減することを第3の目的とし、固定目標局に対
する正確なアンテナ追尾により移動体の正確な位置を得
ることを第4の目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明においては、移動体上
においてアンテナを水平軸を中心に回転駆動する第1の
駆動機構;第1の姿勢情報に応じて第1の駆動機構を付
勢し第1の姿勢情報で指定された回転角度にアンテナの
角度を設定する第1の機構付勢手段;移動体上において
アンテナを垂直轄を中心に回転駆動する第2の駆動機構
;第2の姿勢情報に応じて第2の駆動機構を付勢し第2
の姿勢情報で指定された回転角度にアンテナの角度を設
定する第2の機構付勢手段;等でなるアナテナ姿勢設定
機構に加えて: 移動体の移動距離を検出する移動距離検出手段;移動体
の姿勢を検出する姿勢検出手段;移動体の姿勢変化率を
検出する変化率検出手段;および、前記第1および第2
の機構付勢手段に第1および第2の姿勢情報を与え、検
出した移動距離、姿勢および変化率に対応して第1およ
び第2の姿勢情報を補正する姿勢制御手段;を備える。
(作用) これによれば、移動体の姿勢および移動量に応じてアン
テナ姿勢を補正するのみならず、移動体の姿勢変化を予
測しこれに対応して、アンテナ姿勢が補正されることに
なるので、いわゆる予測補正が行なわれるので、移動体
の速い動きにすみやかに追従したアンテナ姿勢制御がも
らたされる。
これは、移動体の姿勢変勢が激しい場合に特に効果をも
たらす。
姿勢検出手段は、たとえば、移動体の進行方向を検出す
るジャイロ、移動体の水平面に対する進行方向の傾斜角
を検出する第1傾斜センサ、および/又は、移動体の水
平面に対する、進行方向と直交する方向の傾斜角を検出
する第2傾斜センサとする。これらすべてを備える場合
、移動体の進行方向、ピッチ角(進行方向での水平面に
対する傾斜角)およびロール角(進向方向と直交する方
向の、水平面に対する傾斜角)のすべてに応じてアンテ
ナ姿勢が補正されるので、アンテナの追従精度がより一
層高い。
変化率検出手段は、たとえば、ジャイロの進行方向検出
信号の変化率を検出する微分手段、第1傾斜センサの検
出信号の変化率を検出する微分手段、および/又は第2
傾斜センサの検出信号の変化率を検出する微分手段とす
る。移動体が車両である場合には、変化率検出手段とし
て更に、スロットル開度変化率を検出する手段、ハンド
ル回転角変化率を検出する手段、ブレーキ踏込量変化率
を検出する手段、および/又は、車両加速度(減速度も
加速度に含める)を検出する手段を備えるのが好ましい
。たとえば移動体が車両でこれらのすべてを備える場合
1.道路状態(進行方向の傾斜および進向方向に直交す
る方向の傾斜、凹凸)の変化、ならびに、車の加、減速
(車のノーズアップ。
ダウン)、方向(車のローリングおよび進向方向変化)
、制動(車のノーズダウン)等の変化に応じた車の姿勢
変化を先取りしたアンテナ姿勢補正が行なわれ、アンテ
ナの追従性が高い。
本発明の一実施態様では姿勢制御手段は更に、移動体の
検出姿勢および検出移動距離に基づいた移動体位置情報
を演算するものとし、更に、第1および第2の姿勢情報
に基づいた移動体位置情報を演算するものとし、好まし
い実施例では姿勢制御手段は、第1および第2の姿勢情
報を順次変更してアンテナ受信レベルの高い第1および
第2の姿勢情報を探索し、アンテナ姿勢をそれらの情報
で定まるものに設定し、しかも、探索した第1および第
2の姿勢情報に基づいて移動体位置情報を演算し、これ
をその時保持している位置情報と比較して、両者の差が
大きいと位置情報を演算した移動体位置情報に置換する
。なお、比較を省略してそのまま置換してもよい。これ
によれば、常時保持する位置情報の累算誤差がクリアさ
れ、正確な位置情報を保持することになる。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
(実施例) 第1図に本発明の一実施例の外観を示す。図において3
が移動体である車両のルーフ、■が車両に搭載された、
静止衛星よりの電波受信用のアンテナ、2はBSコンバ
ータである。
第2b図にアンテナ1およびBSコンバータ2の支持構
造を示す。まず、BSコンバータ2はアーム5で支持さ
れ、アーム5がフレーム4で支持され、このフレーム4
がアンテナに固定されている。
したがって=BSコンバータ2はアンテナlと一体であ
る。
アンテナ1は、支持箱6に枢着されている。支持箱6は
脚7および8を介して回転台9に固着されている。回転
台9は固定台10に乗っており、回転台9のベアリング
12が固定台IOに当接している。固定台10は支持具
(図示せず)で車両に固定されている。ルーフ3は円形
にくぼんでおり、くぼみの底が開いている。この開口部
の縁に、水漏れを防ぐウェザ−ストリップ11が装着さ
れており、固定台10の下面に当接している。
回転台9にはリング状に内歯21が刻まれており。
この内歯21にギア20が噛み合っている。このギア2
0が固着された軸19は、減速装置18のウオームホイ
ール(図示せず)と固着されており。
このウオームホイールに噛み合うウオーム(図示せず)
はモータ16の回転軸に固着されている。
モータ16の回転軸にはロータリエンコーダ17が結合
されている。モータ16は固定台10に固定されている
ので、モータ16が正転付勢されると回転台9が正転し
、モータ16が逆転付勢されると回転台9が逆転する。
このような正、逆転により、アンテナ1の方位角が設定
される。
アンテナ支持箱6内の電気要素に接続された電気ケーブ
ルは円板状スリップリングユニット15を介して固定側
ケーブル(の中の電線)と接続されている。
BSコンバータ2の電気要素に接続された電気ケーブル
は、筒状スリップリングユニット13を介して固定側ケ
ーブル14 (の中の電線)と接続されている。
アンテナ支持箱6の内部を第2b図に示す。アンテナl
に固着された回転軸22が箱体6に枢着されており、こ
の回転軸22に扇形歯車23が固着されている。この歯
車23に噛合う歯車24に減速機25の出力軸が固着さ
れている。減速機25の出力軸にはポテンショメータ2
7が結合されている。減速機25の入力軸にはモータ2
6の回転軸が連結されている。モータ26が正転すると
軸22が正転し、モータ26が逆転すると軸22が逆転
する。このモータ26の正、逆転でアンテナ1の仰角が
設定される。アンテナの仰角がポテンショメータ27の
アナログ信号で表わされる。
車内には第3a図に示す操作ボード33が備わっている
。この操作ボード33には、数字入力用のテンキー30
.〜309.クリアキー30C9動作モード指示キー3
0fa、 30sa、 30m、テンキー数値入力をア
ンテナ仰角又は方位角に指定するキー30e、テンキー
数値入力が示すアンテナ仰角又は方位角の設定を指示す
るセットキー30S。
アンテナ仰角の1ステツプ(最小単位)アップを指示す
る仰角アップキー30b、ダウンを指示する仰角ダウン
キー30f、アンテナ方位角の1ステツプアツプを指示
する方位角アップ指示キー30Lおよび方位角ダウン指
示キー30R1等のキースイッチと、小形薄形CRTデ
ィスプレイ32および表示灯31fa、 31sa、 
31m、 31eが備わっている。
第3b図に、上述したアンテナ姿勢設定機構(第2a図
および第2b図)ならびに操作ボード33が接続された
電気制御系の構成を示す。
第3b図に示すモータドライバ26は、マイクロプロセ
ッサ66より与えられる仰角情報Q pp。
が指定する角度にアンテナlの仰角を設定するサーボ付
勢制御装置である。
概略で言うとこのドライバ26は、仰角情報Qppo 
(仰角目標値)をD/Aコンバータ37Dでアナログ変
換した信号と、ポテンショメータ27の検出角度信号(
実検出値;フィードバック値:アナログ)とを比較して
両者が一致するようにモータ26を回転付勢する。
アンテナ1の実仰角Qppを示す、ポテンショメータ2
7の出力信号はモータドライバ36で増幅処理されてA
/Dコンバータ37Aに与えられてデジタルデータQp
pに変換されてマイクロプロセッサ66に与えられる。
モータドライバ38は、マイクロプロセッサ66より与
えられる方位角情報Qdpo (方位角目標値)が指定
する角度にアンテナ1の方位角を設定するサーボ付勢制
御装置である。概略で言うとこのドライバ26は、方位
角情報QdpoをD/Aコンバータ39Dでアナログ変
換した信号と、口−ダリエンコーダ17の発生パルスの
カウント数(実方位角、フィードバック値: Qdp)
をアナログ変換した信号とを比較して両者が一致するよ
うにモータ16を回転付勢する。
なお9図示を省略したが、ロータリエンコーダ17のパ
ルスカウントでアンテナ方位角を検出するために、回転
台9が基点位置にあるときにそれを検出するホームポジ
ションセンサが備わっており、モータドライバ38は不
揮発性RAM (NRAM)を備えてそれにカウンタレ
ジスタを割りあてて、回転台9のホームポジションでカ
ウントレジスタをクリアし、モータ16の正転時にエン
コーダパルスをカウントアツプして1カウントアツプ毎
にカウンタレジスタの内容を更新し、逆転時にカウント
ダウンして1カウントダウン毎にカウンタレジスタの内
容を更新して、カウンタレジスタに常時アンテナ方位角
データQdpを保持している。モータドライバ38のN
RAMは二次電池81で給電される電池バックアップ回
路を備え、車上主電源であるバッテリ28電源系統がオ
フになっても実方位角データQdpを保持している。こ
の方位角データQdpはマイクロプロセッサ66に与え
られる。
第3b図に示すキー30.表示灯31.CRTディスプ
レイ32.キーエンコーダ34およびインターフェイス
35は第3a図に示す操作ボード33に備わっているも
のである。
BSコンバータ2は分配器40を介してBSチューナ4
1およびBSレベル検出器44に接続される。BSコン
バータ2の受信レベルは、分配器40を介してBSSレ
ベル検出器44検出され、マイクロプロセッサ66は、
A/Dコンバータ45にデジタル変換を指示して、BS
コンバータ2の受信レベルを、デジタルBSレベルデー
タBSLとして得る。BSチューナ41には衛星放送受
信用のテレビ42およびラジオ43が接続されている。
なお、この実施例では受信のみを行なうが、送信の場合
や送受信の場合には送信器を備える。
スピードセンサ46は車速メータケーブルに結合されて
その所定角度の回転当りlパルスの信号を発生する車速
パルス発生器であり、その発生パルスがF/V変換器を
主体とする信号処理回路47に与えられる。回路47は
車速を示す電圧を出力する。この電圧はA/Dコンバー
タ48でデジタル変換されて車速データvbとしてマイ
クロプロセッサ66に与えられる。
車上エンジンのスロットルバルブに連結されたスロット
ル開度センサ49はポテンショメータであり、スロット
ル開度を示すアナログ信号を発生する。この信号は信号
処理回路50で増幅等の処理をされてA/Dコンバータ
51に与えられる。
コンバータ51の出力はスロットル開度データOpであ
る。
ステアリングシャフトに連結されたハンドル回転角セン
サ52もポテンショメータであり、中立点を基点とする
ハンドル回転角Saを示すアナログ信号を発生する。こ
の信号は信号処理回路53で増幅等の処理をされてA/
Dコンバータ54に与えられる。コンバータ54の出力
はハンドル回転角度データSaである。
ブレーキ踏込ペダルが固着された軸に連結されたブレー
キ踏込量センサ55もポテンショメータであり、ブレー
キ解放点よりのブレーキ踏込量Bsを示すアナログ信号
を発生する。この信号は信号処理回路56で増幅等の処
理をされてA/Dコンバータ57に与えられる。コンバ
ータ57の出力はブレーキ踏込量データBsである。
ショックアブソーバを介して車軸とは独立に上下動する
車体には、ピッチ角センサ59.ロール角センサ61お
よび方位角検出ジャイロ63が装着されている。
ピッチ角とは、ここでは、第1図に示す角度Qp、すな
わち、進行方向の車体の傾斜角を指す。ロール角とは、
ここでは、第1図に示す角度Qr、すなわち、進行方向
と直交する方向の車体の傾斜角を指す。方位角とは、こ
こでは、ジャイロの水平軸に対する車体の移動方向(水
平方向)を指す。
ピッチ角センサ59およびロール角センサ61は、弧状
の透光管中に不透明な球体を挿入し、透光管外から球体
の位置を検出するデジタルタイプの角度センサである。
ピッチ角センサ59は車の前後方向に平行に透光管を設
定しており、ロール角センサ61は車の左右方向に透光
管軸を設定している。ピッチ角センサ59およびロール
角センサ61の検出信号QpおよびQr(デジタル)は
それぞれ信号処理回路60および62に与えられ、そこ
で波形処理を施こされてマイクロプロセッサ66に与え
られる。
ジャイロ63はドライバ64で付勢され、その高速回転
軸(水平軸)に対する車両進行方向(水平方向)のずれ
角を示すアナログ信号(方位角’   Qd信号)を発
生する。この信号はA/Dコンバータ65でデジタルデ
ータQdに変換されてマイクロプロセッサ66に与えら
れる。
電気制御系はマイクロプロセッサ66、ROM67、R
AM68.不揮発性RAM (NRAM)69、カウン
タ70.電池バックアップ回路71゜二次電池81およ
び定電圧電源82で構成されている。
エンジンキースイッチ29がエンジンキーの差込みで閉
となると車上主電源であるバッテリ28の電圧が定電圧
電源82に印加され、電源71が第3b図に示す電気系
統各部で必要とされる電圧を発生し、各部に与える。こ
の実施例では、車の停止中(エンジンキースイッチ29
オフ)にも所要のデータをNRAMに保持するが、エン
ジンキースィッチ29オフ時の各部データを最終のもの
としてNRAMに更新記憶するために、スイッチ29オ
フ後も電源が必要である。そこでバッテリ28と定電圧
電源82の間にリレー30を介挿して、スイッチ29の
オンに応答してリレー30を付勢して電源を自己保持し
、スイッチ29がオフになるとそれを検出して所要のデ
ータ退避を行なった後にリレー30を消勢して定電圧電
源82へのバッテリ電圧の印加を遮断するようにしてい
る。
以上の構成と、ROM67に格納されたプログラムに基
づいたマイクロプロセッサ66の制御動作によってもた
らされる。アンテナ姿勢制御の概略は次の通りである。
(1)〔電源オン時〕 電源が投入されると、リレー30に通電して電源を自己
保持し、NRAM69に退避していたデータを読み出し
、システムを所要の状態にセットする。
ジャイロ63を付勢し定速度に安定した時点に出力デー
タQdを読んで、NRAM69にメモリしていた前の方
位角データNQrとQdとの差を基準軸の変更量として
設定する(Qdの校正)。つまり、前回の電源オフ時の
方位角データは前回の電源オン時の基準軸位置を基準と
しているものであるが、それから一度電源がオフした後
の今回の電源オン時には基準軸の向きが前とは変わって
いるので。
その分の補正を行う。
(2)【待期〕 操作ボード33のキー操作を待つ。いずれのキーもオン
されていない間は、アンテナ仰角QPP。
アンテナ方位角QdP、アンテナ受信レベルBSL。
現在位置(Px、Py)および全走行距離(走行距離累
算値)N2TDR等、所要情報をCRTディスプレイ3
2に表示する。
(3)〔マニュアル設定〕 テンキー300〜309が操作されるとテンキー操作回
数および操作キ一対応の数値を数値レジスタにセットす
る。クリアキー30cが操作されると数値レジスタの内
容をクリアする。
マニュアルキー30mが操作されると表示灯31r@を
点灯する。この状態でキー30eの第1回の操作がある
と表示灯31eを点灯する。ここでセットキー30gが
操作されると、数値レジスタの内容をQ ppoとして
D/Aコンバータ37Dに出力セットする。これにより
アンテナ仰角Qppがテンキーで入力された値となる(
マニュアルの仰角設定)。
表示灯31eが点灯しているときにキー30eが操作さ
れると表示灯31eが消される。ここでセットキー30
sが操作されると、数値レジスタの内容をQdpoとし
てD/Aコンバータ39Dに出力セットする。これによ
りアンテナ方位角Qdpがテンキーで入力された値とな
る(マニュアル方位角設定)。
したがってドライバは、現在位置でアンテナ1の最適仰
角および方位角が分かる場合には、テンキー等の入力で
それを設定し得る。
表示灯31mが点灯している状態で、キースイッチ30
bがオンになると、オンの間、仰角情報(目標値データ
) Q ppoがdT時間間隔で1づつ大きい値に更新
され、アンテナlの仰角が1ステツプづつ大きくなる。
スイッチ30bがオフになるとこの動作は止まる(仰角
のマニュアルステップアップ)。
キースイッチ30fがオンになると、オンの間、仰角情
報(目標値データ)QppoがdT時間間隔で1づつ小
さい値に更新され、アンテナ1の仰角が1ステツプづつ
小さくなる。スイッチ30fがオフになるとこの動作は
止まる(仰角のマニュアルステップダウン)。したがっ
てドライバは、CRTディスプレイ32のBSLを参照
しながら、マニュアルでアンテナ1の仰角および方位角
を最適値に調整できる。
(4)[セミオート自動追尾〕 キー30saが操作されると1表示灯31saが点灯さ
れ、表示灯31faおよび3111が消える。この時受
信レベルBSLが適であると後述(6)の走行状態応答
アンテナ姿勢補正および後述(7)の車両位置データ更
新・アンテナ姿勢補正に進む。すなわち自動追尾および
自動位置認識を行なう自動モードに進む。
キー30saが操作されたとき受信レベルBSLが不適
であると、「エラー」、「手動調整又はフルオートキー
オン要」をCRTディスプレイ32に追加表示し、受信
レベルBSLが不適である間、キー30m又は30fa
が操作されるのを待つ。待っ ゛ている間に受信レベル
BSLが適になると前述の自動モードに進む。受信レベ
ルBSLが不適のときにキー30mが操作されると表示
灯31saを消して前記(3)に進む、受信レベルBS
Lが不適のときキー30faが操作されると表示灯31
saを消して後述の(5)に進む。
(5)〔フルオート追尾〕 キー30faが操作されると、表示灯31saおよび3
1mを消灯し、表示灯31faを点灯する。この状態で
車速vbおよび加速度DVbが実質上0であると(0で
なかったらその後両者共に0になると)、アンテナ仰角
Qppおよび必要に応じてアンテナ方位角Qdpを1ス
テツプづつ変更してBSL最適指向点を探索する最適指
向点サーチを行い、その後は、それからの走行距離がD
k以上になってしかも車速vbおよび加速度DVbが実
質上0であるという条件がととのったときに同様に最適
指向点サーチを行う。最適指向点サーチで適切なアンテ
ナ仰角Qppおよび方位角Qdpを検出すると、前回の
位置データ補正からの走行距離累算値がDL以上、但し
DL>Dk、であるとそこで検出したアンテナ仰角Qp
pおよびアンテナ方位角Qdpに基づいて車両の現在位
置(Px、Py)を演算し、演算した値と現在保有して
いる位置データ(N Px。
NPy)と比較し、偏差が所定値(PdPx、PdPy
)以上であると現在保有している位置データを演算した
位置データ(p x r P y )に置き換える(車
両位置データの補正)。
(6)〔走行状態応答アンテナ姿勢補正〕上記(1)〜
(5)のいずれにおいても、車両速度■b、スロットル
開度OP yハンドル回転角度Sa。
ブレーキ踏込量Bs、ピッチ角Q P Fロール角Qr
および車両方位角Qdを短時間t1間隔で読み、それら
の変化率を演算し、変化率対応の補正をアンテナ仰角お
よびアンテナ方位角に加える。変化率が高いということ
は車両の姿勢変化が起りしかもその変化が急激であろう
ことを推定させる。車両姿勢が急激に変化してからその
変化対応のアンテナ姿勢補正をしたのではアンテナ姿勢
が車両姿勢の変化に追従しない。これを改善するのがこ
の変化率対応のアンテナ姿勢補正である。
なお、ハンドル回転角が基準位置(中立点)でない場合
、その変化率が0であっても車両がターンして姿勢が変
化し、しかもそのターン時に遠心力により車両のロール
角が変化するので、ハンドル回転角も変化率と同様に扱
って、ハンドル回転角対応でもアンテナ姿勢を補正する
ようにしている。
これらの変化率は車両の運転状態のみならず、道路状態
によっても影響を受けるものであり、したがって、この
アンテナ姿勢補正は動的補正であり、それらの状態が急
激に変化するときにアンテナをすみやかに追従させるの
に大きな効果をもたらす。
(7)〔車両位置データ更新・アンテナ姿勢補正〕上記
(1)〜(5)のいずれにおいても、車両速度vb、ス
ロットル開度OP yハンドル回転角度Sa。
ブレーキ踏込量Bs、ピッチ角Q P vロール角Qr
および車両方位角Qdをし1よりも長い時間t2間隔で
読み、前に読んだ値と今回読んだ値との平均値をそれら
の間の時間12間の各部であるとして該時間t2の間の
車両位置変化量およびアンテナ姿勢変化量を演算し、現
在位置データを更新しかつアンテナ姿勢を補正する。こ
れは前述の動的補正と対比すると、いわば静的補正であ
り、たとえば前述の特開昭55−140302号公報に
開示の、従来の自己追尾方式のアンテナ姿勢補正および
現在位置更新と類似である。しかし、アンテナ1の指向
性が極く高く、また、移動体が車両であってその姿勢の
変動が比較的に激しくて、アンテナ1の指向軸が静止衛
星から外れ易いので、実質上定間隔t2の補正演算にお
いて、アンテナ姿勢の補正量が最小単位に満たない場合
でも、補正量の端数を累算して保持し、累算値が最小単
位1以上になると1ステツプの補正をして余りを累算レ
ジスタにメモリして、補正誤差の累算値を極力低減する
ようにしている。
以上で概略の説明を終わる。次に、第4a図以下を参照
して、マイクロプロセッサ66の制御動作を説明する。
まず前提を説明するとアンテナ1の仰角指示データQ 
ppoおよび実仰角データQpp共に、アンテナ1が第
2a図に示す如く、前方に最も伏した位置を基点(0)
としている。また、アンテナ1の方位角指示データQd
poおよび実方位゛角データQdp共に、回転台9がホ
ームポジションにあるとき(BSコンバータ2が車両前
方中点にあるとき)を基点(0)としている。
ところが、第7a図に示すようにアンテナ1が車前方に
向いている時と、それとは逆に車後方に向いているとき
では、アンテナ姿勢の補正は逆向きにしなければならな
い。また、アナテナ1がドライバ席を基準に右方を向い
ているときと左方を向いているときではアンテナ姿勢の
補正は逆向きにしなければならない。すなわち、アンテ
ナ姿勢の補正および現在位置の更新は、第7a図に示す
ように車の進行方向をVDFとすると、第7b図に示す
象限■〜IVの区分でしなければならない。しかし、こ
の実施例では、仰角データQ ppoよりドライバ36
が象限を判定してデータQ ppoを象限対応のデータ
に変換して補正方向を正確にしている。また、ドライバ
36がポテンショメータ27の信号を象限区分で読んで
、それを1基点の信号Qppに変換している。ドライバ
38も同様なデータ変換を方位角データQdpoおよび
Qdpに関して行う。
まず第4a図を参照する。電源が投入(エンジンキース
イッチ29がオン)されるとマイクロプロセッサ66は
、入出力ボートおよび内部、外部レジスタ等を初期化し
て時期状態に設定する(ステップ1および2)。以下に
おいては、カッコ内のステップ番号表示において「ステ
ップ」という語の表記を省略する。この時期状態におい
て、各部が正常であるとジャイロドライバ64にジャイ
ロ付勢を指示しジャイロが所定速度に安定するのを待つ
時期状態でジャイロが定速度に安定したタイミングで、
リレードライバに通電を指示する信号を出力セットして
リレー30を閉に付勢して電源を自己保持する(3)。
次にアンテナ1の仰角Qppおよび方位角Qdpを読み
、それらをNRAM69に格納している前回の電源オフ
時の値NQppおよびNQdpとそれぞれ比較する(4
.5)。両者が合致していると、前回の電源オフ動作時
から今回の電源オンまでの間にメモリデータに異常がな
く、しかもアンテナlの姿勢が変化していないので、前
回と連続したアンテナ姿勢制御が可能である。
そこでこの場合には、NRAM69にメモリしている前
回のアンテナ仰角目標値Q PPOをD/Aコンバータ
37Dに出力セットし、前回のアンテナ方位角目標値Q
dpoをD/Aコンバータ39Dに出力セットする(7
)。これにより、モータドライバ36および38の入出
力は前回の電源オフ時のものと同じとなる。
なお、アンテナlの仰角Qppおよび方位角Qdpを読
み、それらをNRAM69に格納している前回の電源オ
フ時の値NQppおよびNQdpと比較したとき(4,
5)、合致していないと電源(29)オフの間にアンテ
ナ姿勢1が変更されたか、あるいは電池81の電圧降下
等でメモリデータが破壊された、等の異常と考えられる
ので、ステップ6に進んで、アンテナ姿勢初期化(原点
決め)およびアンテナ姿勢データの初期化(データのセ
ット)を行なう。そして第4e図のステップ90に進ん
でCRTディスプレイ32にエラー表示をして後述のキ
ーイン読取(9)に戻る。
さて、ステップ7で目標値を出力セットすると、ジャイ
ロ63の検出方位角Qdを読み、これと前回電源オフ時
にNRAM69に格納した値NQdとの偏差を、11間
の変化率演算用のレジスタRIQd、R2Qdと、12
間の平均値演算用のレジスタR3Qd、R4Qdに読み
込む(8)。この偏差は前回電源オン時のジャイロの水
平軸の角度と今回@源オンしたときの角度との差であり
、車両の方位角の差を示す。このステップ8は、ジャイ
ロの水平軸の方位角の差を補正することになる。
以上が電源オンに応答した初期設定であり、前回電源オ
フ時の状態と、今回電源オン時の状態との連続性を設定
するものである。
次に第4a図のステップ9〜第4b図のステップ43ま
での操作ボード入力読取制御ならびに、操作ボードのキ
ー操作に応答したマニュアル姿勢設定制御を説明する。
キーイン読取(9)では、操作されたキー(オンしたキ
ー)を解読し、オンしたキーを示すコードをキーイン読
取レジスタにセットし、読取レジスタにメモリしている
コードの解読とそれに対応した処理を終了すると該コー
ドを読取レジスタよりクリアする。ステップ9以下にお
いては、このメモリコードを参照して制御用フラグのセ
ット/クリア、表示灯の点灯/消灯、等の制御を行なう
すなわち、テンキーが操作されたときには操作されたキ
ーに割り当てられた数値データを数値レジスタに読込む
。テンキーの入力回数が10進数字の桁に対応するので
、テンキー人力回数対応の2進データ変換処理をして数
値レジスタにはテンキー入力順に対応した数値を示すデ
ータを書込む(10,11)。
クリアキー30crがオンすると(12) 、数値レジ
スタをクリアする(13)。
マニュアル設定を指定するマニュアルキー30n+が操
作されると(14)、他のモードの指定を示すフラグを
クリアして他のモードの指定状態を示す表示灯を消灯し
て(15)、マニュアル設定モードを示すフラグをセッ
トし、それを示す表示灯31mを点灯にセットする(1
6)。そして受信レベルBSL、アンテナ姿勢等を読ん
で(17)、それらをCRTディスプレイ32に表示す
る(18)。この表示よりオペレータ(カードライバ)
はアンテナlの現在の姿勢および受信状態を知る。
フルオート設定を指定するフルオートキー30faが操
作されると(19)、他のモードの指定を示すフラグを
クリアして他のモードの指定状態を示す表示灯を消灯し
て(20)、フルオート設定モードを示すフラグをセッ
トし、それを示す表示灯31faを点灯にセットする(
21)。そしてアンテナ姿勢および受信レベルを読んで
(17)、CRTディスプレイ32に表示する(18)
セミオート設定を指定するセミオートキー30saが操
作されると(22)、他のモードの指定を示すフラグを
クリアして他のモードの指定状態を示す表示灯を消灯し
て(23)、セミオート設定モードを示すフラグをセッ
トし、それを示す表示灯31saを点灯にセットする(
24)。そしてアンテナ姿勢および受信レベルを読んで
(17)、それらをCRTディスプレイ32に表示する
(1g) 。
マニュアルフラグがセットされているとき(マニュアル
設定モード)にキー30eが始めてオンすると(26)
、ステップ27からステップ29に進んで仰角設定であ
ることを示す仰角フラグをセットし、表示灯31eを点
灯する。仰角フラグがあるときにキー30eがオンする
と(26)、ステップ27から28に進んで仰角フラグ
をクリアして方位角フラグをセットし、表示灯31eを
消灯する。キー30eは数値レジスタの内容を仰角用か
方位角用かに指定するためのものである。
セットキー30gがオンになると(30)、仰角フラグ
の存否を参照して(31)、それがあるときには数値レ
ジスタの内容をQ PPOとしてD/Aコンバータ37
Dに出力セットして数値レジスタをクリアしく32)、
このQppoを目標値レジスタRQppoにメモリする
(33)。仰角フラグがなかったときには、数値レジス
タの内容をQdpoとしてD/Aコンバータ39Dに出
力セットして数値レジスタをクリアしく35)、このQ
 dpoを目標値レジスタRQdpoにメモリする(3
6)。
したがって、マニュアルキー30+sを押してキー30
eを押して表示灯31eを点灯し、この前後にテンキー
で数値を入力し、セットキー30sを押すと、テンキー
で入力された仰角にアンテナ1の仰角が設定される。次
にキー30eを押して表示灯31eを消し、この前後に
テンキーで数値を入力し、セットキー30gを押すと、
テンキーで入力された方位角にアンテナ1の方位角が設
定される。
マニュアルフラグがセットされているとき(マニュアル
設定モード)にキー30bがオンすると(39) 、D
/Aコンバータ37Dに与えている目標値を最小単位1
だけ大きくした目標値がD/Aコンバータ37Dに更新
セットされ(38)これによりアンテナ1の仰角が1ス
テップ大きくなる。キー30bが連続してオンである間
、dT間隔でこの仰角ステップアップが行なわれ、キー
30bがオフになったときに停止する。
キー30fがオンしたときには(39) 、D/Aコン
バータ37Dに与えている目標値を最小単位1だけ小さ
くした目標値がD/Aコンバータ37Dに更新セットさ
れ(40)これによりアンテナ1の仰角が1ステップ小
さくなる。キー30fが連続してオンである間、dT間
隔でこの仰角ステップダウンが行なわれ、キー3Ofが
オフになったときに停止する。
キー30Lがオンすると(41) 、D/Aコンバータ
39Dに与えている目標値を最小単位1だけ大きくした
目標値がD/Aコンバータ39Dに更新セットされ(4
2)これによりアンテナ1の方位角が1ステップ大きく
なる。キー30Lが連続してオンである間、dT間隔で
この方位角ステップアップが行なわれ、キー30Lがオ
フになったときに停止する。
キー30rがオンすると(43)、D/Aコンバータ3
9Dに与えている目標値を最小単位1だけ小さくした目
標値がD/Aコンバータ39Dに更新セットされ(44
)これによりアンテナ1の方位角が1ステップ小さくな
る。キー30rが連続してオンである間、dT間隔でこ
の方位角ス“チップダウンが行なわれ、キー30rがオ
フになったときに停止する。
これらのステップアップ、ダウン調整の間、CRTディ
スプレイ32には、その時のアンテナ姿勢データと受信
レベルが更新表示される。したがって、オペレータ(カ
ードライバ)は、CRTディスプレイ32の表示を参照
して、アンテナ1の姿勢を最適受信となる姿勢に調整し
得る。
操作ボード33のキーが操作されていないときには、前
述の操作ボード入力読取のフローを素通りして第4c図
のステップ46以下の、走行状態応答アンテナ姿勢補正
、車両位置データ更新・アンテナ姿勢補正、最適指向点
サーチ、車両位置データ補正等を行なう。
まず走行状態応答アンテナ姿勢補正を説明する。
操作ボード入力読取を通過(素通り又は処理終了)する
と、走行状態応答アンテナ姿勢補正への進入があったこ
とを示すためのタイマフラグの有無を参照する(46)
。これがないと始めて走行状態応答アンテナ姿勢補正に
入ったことになるので。
タイマフラグをセットしく47)、次いでステンプ48
に進んで、状態Xを読み、現在の状態量メモリ用のレジ
スタRIX (変化率演算用)とR3X (平均値演算
用)に読み込む。
状態Xは、アンテナ仰角QPP、アンテナ方位角Q d
 p p受信レベルBSL、走行速度vb、スロットル
開度OP、ハンドル角度Sa、ブレーキ踏込量Bs、車
両のピッチ角Q P s車両のロール角Qrおよび車両
の方位角Qpである。なお、以下の説明において、これ
らを一括してXで表示する。
次にt1時限のタイマをセットしく49)、t2時限の
タイマをセットして(50)キーイン読取(9)に戻る
。なお、tlは変化率dX/dtを演算するための微小
時間であり、tlは車両位置更新周期に対応する比較的
に長い時間である。
さて、キーイン読取(9)に戻ってまた走行状態応答ア
ンテナ姿勢補正に進むと、今度以降はタイマフラグがセ
ットされているので、ステップ46から51に進んでt
lの時限が過ぎている7!i1否かを参照し、過ぎてい
ないとtlの時限が過ぎているか否かを参照する。いず
れの時限も過ぎてぃないと、時間経過待ちのため、キー
イン読取(9)に戻り、またこの走行状態応答アンテナ
姿勢補正に進むループをめぐっている。
t1時限が過ぎると、またt1時限タイマをセットして
(52)第4c図のステップ53〜第4d図のステップ
78の走行状態応答アンテナ姿勢補正を実行する。すな
わち、概略で言うと、t1周期で第4c図のステップ5
2〜第4d図のステップ78の走行状態応答アンテナ姿
勢補正を実行する。
t2時限が過ぎると、また12時限タイマをセットして
(80)、第4e図のステップ81〜第4f図の最適指
向点サーチ、第4g図の車両位置データ補正および第4
h図の車両位置データ更新・アンテナ姿勢補正を実行す
る。すなわち、概略で言うと、t2周期で、最適指向点
サーチ、車両位置データ補正および車両位置データ更新
・アンテナ姿勢補正を実行する。
まず、t1周期で行なわれる走行状態応答アンテナ姿勢
補正を説明する。
ステップ51′r−t1時限が経過していると、t1時
限タイマを再セットしく52)、今回状態量格納用のレ
ジスタRIXの内容を前回状態量格納用のレジスタR2
Xに移す(53)。X=QppzQdp、 B S L
 r Vb、 Opt Sa、 Bs、 Opt Qr
TQpである。そして、現在の状態Xを読んで今回状態
量格納用のレジスタRIXにメモリしく54)、今回状
態量格納用レジスタRIXの内容より前回状態量格納用
レジスタR2Xの内容を減算した値A X (X =Q
PP7 Qdp l B S L r Vb * OP
 + S a +BSI QPI QrT Qp)を変
化率レジスタRAX(X=QPPIQdPI B S 
L、 Vb、○p、 Sa+ Bs。
Opt Qr、Qp)にメモリする(55)、これによ
り各状態量の変化率がレジスタRAXにメモリされてい
ることになる。
次に、ます車速vbの変化率すなわち加速度(正。
負)RAVbを参照し、それが実質上Oでないと、ステ
ップ57で加速度対応の進み(見込み)補正用のアンテ
ナ姿勢補正を行ない、実質上Oであると、ステップ58
で、それまでの進み補正量のアンテナ姿勢、の修正を行
なう。
ステップ57の詳細を第5a図に示し、ステップ58の
詳細を第5b図に示す。
まず第5a図を参照して加速度応答の進み補正を説明す
ると、加速度RAVbに対応したアンテナ仰角補正値Δ
Qppo=f1 (RAVb)を演算する(156)。
この実施例では、加速度RAVbをアドレスとする仰角
進み補正量がROMにメモリされており、検出加速度を
アドレスデータに変換してこのデータでROMデータを
読み出すことにより得ている。次に進み補正量ΔQ p
poを進み補正量累算レジスタRT1ΔQppoの内容
に加算し、和を該レジスタに更新メモリする(157)
。そして該レジスタの内容の正、負を判定しく158)
、正であるとその値より最小値1がとれるか否かを判定
して(159)とれると目標値Qppoを最小値1大き
い値に更新してD/Aコンバータ37Dに更新出力しく
160)、目標値変更量を示すレジスタRT、Nの内容
を1大きくした値に更新する。更にもうlIi]最小値
1がとれるか否かを見るためにステップ159に戻る。
最小値lがとれないとメインルーチン(ステップ59)
に戻る。
補正量累算レジスタRT1ΔQ PPOの内容が負の場
合にはその逆に、その値より最小値−1がとれるか否か
を判定して(162)とれると目標値Q ppoを最小
値1小さい値に更新してD/Aコンバータ37Dに更新
出力しく163)、目標値変更量を示すレジスタRTI
Nの内容を1小さくした値に更新する。更にもう1回最
小値−1がとれるか否かを見るためにステップ162に
戻る。最小値−1がとれないとメインルーチン(ステッ
プ59)に戻る。これにより大きい加速(減速も含む)
が続いているときにはアンテナlの仰角が1ステツプづ
つ変更され、加速中のステップ変更量がレジスタRTI
Nにメモリされ、最小単位未満の要変更量+加速中のス
テップ変更量、がレジスタRTIΔQ ppoにメモリ
されている。
次に第5b図を参照して、ステップ58の、それまでの
進み補正量のアンテナ姿勢、の修正を説明する。
加速度が実質上0であると、目標値Q PPOを、その
時の設定値より、加速中のステップ変更量を示すレジス
タRTINの内容、を減算した値に変更し、累算レジス
タRTIΔQppoおよびRTI NをクリアするJそ
してメインルーチン(ステップ59)に戻る。
以上に説明した加速時アンテナ姿勢補正により、高加速
中には加速度に応じてアンテナの仰角が補正され、加速
がなくなると加速前の姿勢に戻される。これにより、急
却、減速時のノーズアップ。
ダウンを予見したアンテナ姿勢調整が実現する。
加速度RAVbを参照したアンテナ姿勢補正を終えると
次には、スロットル開度の変化率RAOpに応じたアン
テナ姿勢補正を行なう。これにおいても、まずスロット
ル開度OPの変化率(正、負)RAOpを参照し、それ
が実質上Oでないと、ステップ60で変化率対応の進み
(見込み)補正用のアンテナ姿勢補正を行ない、実質上
Oであると、ステップ61で、それまでの進み補正量の
アンテナ姿勢、の修正を行なう。ステップ60の制御は
前述のステップ57の制御と同様であるので詳細な説明
は省略する。また、ステップ61の制御も前述のステッ
プ58の制御と同様であるので詳細な説明は省略する。
これによっても、急却、減速時のノーズアップ、ダウン
を予見したアンテナ姿勢調整が実現する。
スロットル開度変化率RAOPを参照したアンテナ姿勢
補正を終えると次には、ブレーキ踏込量の変化率RA 
B sに応じたアンテナ姿勢補正を行なう。これにおい
ても、まずブレーキ踏込量の変化率RABsを参照し、
それが実質上0でないと、ステップ63で変化率対応の
進み(見込み)補正用のアンテナ姿勢補正を行ない、実
質上Oであると、ステップ64でそれまでの進み補正量
のアンテナ姿勢修正を行なう。ステップ63の制御も前
述の7、子・ツブ57の制御と同様であるので詳細な説
明は省略する。また、ステップ64の制御も前述のステ
ップ58の制御と同様であるので詳細な説明は省略する
。この制御により急ブレーキ/解放時の急減、加速時の
ノーズダウン、アップを予見したアンテナ姿勢調整が実
現する。
次には、車両のピッチ角の変化率RAQpに応じたアン
テナ姿勢補正を行なう。これにおいても、まず車両のピ
ッチ角の変化率RAQpを参照し。
それが実質上Oでないと、ステップ66で変化率対応の
進み(見込み)補正用のアンテナ姿勢補正を行ない、実
質上0であると、ステップ67でそれまでの進み補正量
のアンテナ姿勢修正を行なう。
ステップ67の制御も前述のステップ57の制御と同様
であるので詳細な説明は省略する。また、ステップ68
の制御も前述のステップ58の制御と同様であるので詳
細な説明は省略する。この制御により、車両が急に傾斜
/復帰しようとするときそれを予見したアンテナ姿勢調
整が実現する。
次には、車両のロール角の変化率RA Q rに応じた
アンテナ姿勢補正を行なう。これにおいても、まず車両
のロール角の変化率RA Q rを参照し、それが実質
上Oでないと、ステップ69および71で変化率対応の
進み(見込み)補正用のアンテナ姿勢補正(それぞれ仰
角および方位角)を行ない、実質上0であると、ステッ
プ70および72で変化率対応の補正分の修正を行なう
。ステップ69および71の制御も前述のステップ57
の制御と同様であるので詳細な説明は省略する。また、
ステップ7oおよび72の制御も前述のステップ58の
制御と同様であるので詳細な説明は省略する。この制御
により、車両が急に傾斜/復帰しようとするときそれを
予見したアンテナ姿勢調整が実現する。
次には、ハンドル回転゛角の変化率RA S aおよび
ハンドル回転角Saに応じたアンテナ姿勢補正を行なう
。変化率RASaが実質上Oでないときのアンテナ姿勢
補正(75)の詳細を第6a図に示す。この変急率応答
の補正は前述のステップ57の姿勢補正の詳細と同様で
ある。しかし、ハンドル回転に対する車両の進行方向の
変化量や車両のロール角変化量はハンドル回転角と車速
に依存する。そこで、補正量はハンドル回転角の変化量
と車速でアクセスするようにしている。この補正制御に
よりハンドルが急に切られる場合/戻される場合の、先
取りのアンテナ姿勢補正が実現する。
ハンドル回転角Saの変化率RASaが実質上0のとき
のアンテナ姿勢補正(75)の詳細を第6b図に示す。
これにおいては、前述のステップ58の制御と同様に、
変化率応答の補正分をクリアする(176、 177)
、が、更にハンドル回転角Saに応じたアンテナ姿滲補
正をステップ178〜188で行なう。ハンドル回転角
の変化率が0であっても、ハンドル回転角Saが0(中
立点)でない限り、車両は方向を変える。この方向変化
を予見して補正するのでステップ178〜188である
すなわち、ハンドル回転角SaがO(中立位置)でない
と(178)、その時のハンドル回転角RISaと速度
RI VbでROMをアクセスして姿勢補正量ΔQdp
oを読み出して累算レジスタRT8ΔQdpoの内容に
加え、加えた和を該レジスタに更新メモリしく181)
、累算レジスタRT8ΔQdpoの内容と補正量レジス
タRT8 Nの内容より、最小値1の変更が出来る値で
あるか否かを判定し、最小単位で変更出来る分目標値を
変更してD/Aコンバータ39Dに更新出力する(18
1〜188)。ハンドル回転角が中立値に戻ると目標値
をハンドル回転の前の値に戻し、レジスタRT8ΔQd
poおよびRT、Nをクリアする。なお、ハンドル回転
により車両の進向方向が変化しその後も変化した方向で
車両が進行するが、この変化に対応したアンテナ補正お
よび車両位置補正は後述の、t2周期の車両位置データ
更新・アンテナ姿勢補正で行なわれることになる。以上
に説明したアンテナ姿勢補正および次に説明する車両方
位角の変化率に対応したアンテナ姿勢補正は、いずれも
、比較的な急激な状態変化に対応した、追従遅れを防止
するための、一時的な補正である。
前述のハンドル回転角およびその変化率に応じたアンテ
ナ姿勢補正のステップを抜けると1次に。
車両の方位角の変化率RAQdに応じたアンテナ姿勢補
正を行なう。これにおいても、まず車両の方位角の変化
率RAQdを参照し、それが実質上0でないと、ステッ
プ77で変化率対応の進み(見込み)補正用のアンテナ
姿勢補正を行ない、実質上0であると、ステップ78で
それまでの進み補正分のアンテナ姿勢修正を行なう。ス
テップ77の制御も前述のステップ57の制御と同様で
あるので詳細な説明は省略する。また、ステップ78の
制御も前述のステップ58の制御と同様であるので詳細
な説明は省略する。なお、この場合にはアンテナ方位角
の補正である。この制御により、車両が急に方向を変え
ようとするときそれを予見したアンテナ姿勢調整が実現
する。
以上が、ti周期で行なわれる、走行状態応答アンテナ
姿勢補正である。
次にt2周期で行なわれる車両位置データ更新・アンテ
ナ姿勢補正を説明する。
第4c図のステップ79でt2時限の経過を検出すると
、t2時限タイマを再セットしく80)、第4e図のス
テップ81に進んで、現在状態量レジスタ3Xの内容を
前回状態量レジスタ4Xに移し、次に現在の状態量Xを
読んで現在状態量レジスタ3Xに読み込む(82)。そ
して現在状態量レジスタ3Xの内容より前回状態量レジ
スタ4Xの内容を減算してt2の間の変化量DXを変化
量レジスタRDXに読み込む(83)。そして、現在状
態量レジスタR3Xの内の現在車速レジスタR3Vbを
参照して(84)現在の車速R3Vbが0であるかを見
る。0であると、変化量レジスタRDXの内の車速の変
化量を示すものR3Vbの内容を参照して変化量が0で
あるか否かを見る(84)。変化量が0であると(車速
に変化がなかったら)、車が実質上完全に停止している
と見なせるので、ステップ86以下の、キーで指定され
たモードを実行するモード制御に進む。アンテナ姿勢補
正や車両位置データ補正の必要はないので、車両位置デ
ータ更新・アンテナ姿勢補正は実施しない。このモード
制御は後述する。
さて、現在車速がOでないか、あるいは0であっても前
回からの車速変化量が0でないと車両は完全な停止状態
ではないと推定して、後述のモード制御で利用するオー
トエラーフラグをクリアしく132)第4h図のステッ
プ133に進んで車両位置データ更新・アンテナ姿勢補
正を開始する。
すなわちステップ133で前回と今回の間の12間の平
均車速M Vb、車両の平均方位角MQd、平均ロール
角MQrおよび平均ピッチ角MQpを演算しく133)
、次に車両移動量MVbXt2を演算して全走行距離レ
ジスタ(NRAM69に割り当てられている)NITR
Dの内容にそれを加えて、加えた和を該距離レジスタN
 ITRDに更新メモリする(134:走行距離の更新
)。次に平均方位角MQdおよび平均速度MVb(t2
が固定値であるので移動量)に基づいて車両位置の変化
量ΔPx、ΔPyti−演算する(135)、この演算
は、プログラムに組込まれている演算式に各パラメータ
を代入して行なう。次に車両位置の変化量ΔPx、Δp
yを現在位置レジスタ(NRAM69に割り当てられて
いる)NPx、NPyの内容に変化量を加えた和を現在
位置レジスタに更新メモリする(136)。以上で車両
の現在位置データが修正されたことになる。
次に、平均方位角M Qd、平均速度M Vb、平均ロ
ール角MQrおよび平均ピッチ角MQpに基づいて。
これらの変化に対応するアンテナ姿勢の補正量ΔQ p
po + ΔQdpoを演算する(137)。この演算
は、プログラムに組込まれている演算式に各パラメータ
を代入して行なう。次に、演算値ΔQ ppo sΔQ
dpoを端数レジスタ(NRAM69に割り当てられて
いる)NTΔQppop NTΔQdpoの内容に加算
して加算した和をこれらの端数レジネタに更新メモリす
る(138)。そしてステップ139〜152で、端数
レジスタの内容(絶対値)が最小単位1未満になるまで
、端数レジスタの内容より1を減算し、その分り/Aコ
ンバータ37D。
39Dに与える目標値Qppoy Qdpoを1だけ変
更する。したがって、その後は端数レジスタNTΔQp
pot NTΔQdpoの内容(の絶対値)は1未満で
あり、調整をし切れなかった端数値を保持する。以上が
アンテナ姿勢の補正である。
以上に説明した、走行距離に応じた車両位置デーjの補
正とアンテナ姿勢の補正(133〜152)は、車両が
実質上走行しているとき(車速が0でないか、0であっ
てもt2の間の車速変化量が0でない)に、t2周期で
繰り返えされる。
車両が実質上停止していると、第4e図のステップ86
〜第4f図〜第4g図のモード制御を行なう。これにお
いてはまずマニュアルフラグを参照しく86)、それが
あると現在のアンテナ姿勢データおよび受信レベルを読
んでCRT32に表示しく87)、受信レベルBSLを
参照値と比較して適否を判定しく88)、受信レベルが
適(アンテナ姿勢良し)であると「セミオートキーをオ
ンして下さい」をCRT32に追加表示する(89)。
受信レベルが不適(アンテナ姿勢不良)であると「エラ
ーJおよびr手動調整又はフルオートキーオン要」・を
CRT32に追加表示する(90)。
マニュアルフラグが無いときにはセミオートフラグがあ
るかを参照して(91)、それがあると受信レベルを参
照値と比較し、受信レベルが不適であるとステップ90
に進む。受信レベルが適であると現在の状態と共に「受
信レディ」をCRT32に表示する。
セミオートフラグがないときには、フルオートフラグを
参照しく94)それが無いとステップ87に進む。フル
オー1−フラグがあると、後述する最適指向点自動サー
チの成功を示すスキャン完了フラグの有無を参照し、そ
れがないと最適指向点自動サーチの不能(遮蔽物で電波
が遮られているなど)を示すオートエラーフラグの有無
を参照し。
それがないと、最適点サーチのため、現在の状態(Q 
PP + Q dp 、 B A L )と「アンテナ
走査のためしばらく停止ねがいます」をCRT32に表
示する(97)。次に現在の仰角目標値Q PPOを退
避レジスタRI Qppoに、現在の受信レベルを退避
レジスタRIBSLにメモリしく98)、仰角目標値Q
 ppoを最小値1大きい値に更新してD/Aコンバー
タ37Dに与え、1ステップ移動時間t3の経過を待つ
(99)。これによりアンテナlの仰角Qppが最小単
位1大きいものとなる。次に受信レベルBSLを読み、
これを退避した前の値RIBSLと比較する。今回の受
信レベルが高いとまたステップ98に戻り、その時の仰
角目標値と受信レベルを退避レジスタにメモリし、また
仰角目標値を最小値1大きい値に更新する。新たな受信
レベルが前の受信レベルより高い間これを繰り返す。新
たな受信レベルが前の受信レベルを越えないと、゛そこ
が仰角の第1最適点であると仮定して、その時の目標値
をピーク点仰角レジスタRMQppoにメモリする(1
01)。そして今度はステップ102〜104で、仰角
を最小単位1ずつ小さくしながら、受信レベルを読み、
新たに読んだ受信レベルが前の値より高い間アンテナの
仰角を小さくする。新たに読んだ受信レベルが前のもの
より高くならないと、そこが仰角の第2最適点であると
して、第4f図のステップ105に進み、第1最適点と
第2最適点の平均値を演算してこの平均値を目標値Q 
PPOとしてD/Aコンバータ37Dに与える。ここで
また受信レベルBSLを読み、それが適値であるか否か
を判定する。適値であると仰角の最適点を検出し設定し
ていることになるのでステップ107以下の方位角Qd
p最適点のサーチに進むが、受信レベルが不適値である
と、最適仰角を設定したか否か不明であるので。
ステップ119で方位角変更を左限界(0〜360度の
180度点)までしたことを示すためのしリミットフラ
グの存否を参照しくl l 9) 、それがないと左限
界まで来ているか否かを参照しく120)、来ていない
と方位角Qdpoを最小値1大きい値に更新する(12
1)。左限界まで来ているときにはしリミットフラグを
セットする。そしてもう1度最適仰角サーチ(ステップ
98〜106)を行なう。このように、1サイクルの最
適仰角サーチをしても受信レベル適にならないときには
方位角を最小単位1変更してまたlサイクルの最適仰角
サーチをする。方位角が左限界になると、今度は方位角
を最小単位1づつ小さくして最適仰角サーチをする。方
位角が右限界になっても適受信レベルとならなかったと
き(122)には、!&適指向点サーチ不能(これは車
両が電波遮蔽物の陰にある確率が高い)であるので、「
エラー」 [遮蔽物の無い場所へ走行して停止して下さ
い」をCRT32に追加表示しく123)オートエラー
フラグをセットする(124)。このオートエラーフラ
グがあると、ステップ96でこれを参照するので、最適
指向点サーチは開始されない。第4e図のステップ13
2に示すように、このオートエラーフラグは車両が実質
上走行しなければクリアされないので、再度の最適指向
点サーチは、車両を走行させて停止してから行なわれる
ことになる。
さて、ステップ106までで最適仰角がサーチされ設定
されると、前述の最適仰角のサーチと同様に最適方位角
のサーチがステップ107〜115で行なわれる。サー
チが不能であるとステップ123に進む。最適方位角を
サーチし設定するとスキャン完了フラグ(電源オン後1
回の最適指向点サーチを完了した)をセットし、L、R
リミットフラグをクリアしく116)、「発進可」。
「アンテナ受信レディ」および仰角Qppo、方位角 
 。
Qdpo、受信レベルBSLをCRT32に表示し、こ
の時点の走行距離データN2TDRを、最適指向点サー
チ時の走行距離データを格納するレジスタRMTDRに
メモリしく118)、第4g図のステップ125に進ん
で、現在の全走行距離データNITRDと、前回車両位
置補正をしたときの走行距離データN2TRDとの差を
演算し、差が所定値DL(たとえば100KI11)以
上か否かを見る(125)。以上であると車両位置補正
タイミングであるので、アンテナ1の仰角Qppおよび
方位角Qdpを位置演算式に代入して車両位置Px、P
yを演算する(126)。そしてステップ127〜13
0で、演算値を現在位置データN Px、N Pyと比
較して、偏差PdPx、PdPyが所定値以上であると
現在位置データを演算値に置き変える。これがアンテナ
姿勢に基づいた車両位置データの補正である。そして、
現在の全走行距離データN ITRDを補正時走行距離
としてレジスタN2TRDに格納する。これにより車両
位置データの補正は、前回の補正からの走行距離がDL
以上で車両が停止しかつ最適指向点サーチが完了したと
きに行なわれる。
さて、電源オンから始めて最適指向点サーチを完了する
と前述のようにスキャン完了フラグがセットされる。な
お、これはフルオートキー30faがオンとされてフル
オー1−フラグがセットされていることを条件とする。
スキャン完了フラグがセットされた状態で、フルオート
フラグがあると、車両停止時にまたステップ94.95
と進むが、この時にはスキャン完了フラグがあるので、
ステップ95aに進み、前回の最適指向点サーチ完了時
の走行距離RMTDRと今回の走行距離NITDRとが
比較され、両者の差がDk(たとえば10Km)以上で
あるとステップ96.97以下の最適指向点サーチに進
む。Dk未満であるときには最適指向点サーチに進まな
い。
以上要約すると、最適指向点サーチは電源オン後、フル
オートフラグがあって車が停止しているときにまず第1
回が実行され、その後はこれらの条件に加えて前回のサ
ーチ時点よりDk以上の走行があったことを条件に行な
われる。そして、サーチを完了すると、前回の車両位置
補正よりDL以上の走行があったことを条件に、アンテ
ナ姿勢に基づいた車両位置補正が行なわれる。
エンジンキースイッチ29が開になると、第4c図のス
テップ45から153に進んで、現在車速vbを読み、
それが0(車停止)であるとそのときの仰角目標値Qp
po+仰角Q p p +方位角目標値Qdpo+方位
角Q d p +および車両の方位角QdをNRAM6
9にメモリしく154)電源自己保持を解除(リレー3
0オフ)する(155)。車速がOでないと、車速が0
になるのを待つ。すなわち電源の自己保持を継続し、各
種制御を継続する。
以上においては特定の実施例を示したが、本発明はその
他の態様でも実施し得る。たとえば1時間12間隔で走
行距離に基づいた車両位置データの更新およびアンテナ
姿勢の補正を行なっているが、車速パルス(車速メータ
ケーブルの所定角度の回転につき1パルス発せられるパ
ルス)をカウントして所定量のカウントアツプ毎にそれ
らを行なうようにしてもよい。この場合には、所定走行
量毎に補正を行なうことになるので演算誤差を小さくす
ることになる。また、走行状態応答アンテナ姿勢補正に
おいては、状態パラメータのそれぞれにつき補正量を演
算してその分のアンテナ姿勢補正をするようにしている
が、状態パラメータ全部を1つの演算式に代入して補正
量を算出して算出補正量に基づいてアンテナ姿勢を補正
してもよく、また、状態パラメータのそれぞれにつき補
正量を演算して、補正量を加算して加算値に基づいてア
ンテナ姿勢を補正してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、移動体の姿勢変化率を
検出して検出値に基づいてアンテナ姿勢を補正するよう
にしているので、姿勢変化回数が多い移動体や変化回数
は少なくとも変化が急激な移動体において、移動体の姿
勢変化に迅速かつ円滑に追従したアンテナ姿勢補正が行
なわれ、アンテナ受信が良好になる。車両、特に乗用車
等の動きが激しく姿勢変化が大きい移動体に適用して本
発明は大きな効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の外観を示す斜視図である。 第2a図は第1図に示すアンテナlの支持構造を示す拡
大側面図であり、一部分は破断して示す。 第2b図は第1図に示すアンテナ1の支持構造を示す拡
大平面図であり、一部分を破断して示す。 第3a図はアンテナlの姿勢制御を指示するための操作
ボード33を示す平面図である。 第3b図はアンテナ1および操作ボード33を含む、制
御システム捕成を示すブロック図である。 第4a図、第4b図、第4c図、第4d図、第4e図、
第4f図、第4g図および第4h図は、第3b図に示す
マイクロプロセッサ66の制御動作を示すフローチャー
トである。 第5a図は第4C図に示すステップ57の制御動作詳細
を示すフローチャートである。 第5b図は第4C図に示すステップ58の制御動作詳細
を示すフローチャートである。 第6a図は第4d図に示すステップ74の制御動作詳細
を示すフローチャートである。 第6b図は第4d図に示すステップ75の制御動作詳細
を示すフローチャートである。 第7a図は第1図に示す車両を示す側面図である。 第7b図はアンテナ1の回転範囲の象限区分を示す平面
図である。 1:アンテナ     2:BSコンバータ3:ル−フ
       4:フレーム5:アーム      6
:支持箱 7.8:脚      9:回転台 10:固定台    11:ウェザ−ストリップ12:
ベアリング 13:筒状スリップリングユニット 14:固定側ケーブル 15:円板状スリップリングユニット 16:モータ    17:ロータリエンコーダ18:
減速装置   19:軸 20.21:歯車 22:回転軸 23:歯車    24:歯車 25:減速機   26:モータ 27:ポテンショメータ 30:自己保持用リレー 32 : CRTディスプレイ 33:操作ボード 東4d図 東49図

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)移動体上においてアンテナを水平軸を中心に回転
    駆動する第1の駆動機構; 第1の姿勢情報に応じて第1の駆動機構を付勢し第1の
    姿勢情報で指定された回転角度にアンテナの角度を設定
    する第1の機構付勢手段; 移動体上においてアンテナを垂直軸を中心に回転駆動す
    る第2の駆動機構; 第2の姿勢情報に応じて第2の駆動機構を付勢し第2の
    姿勢情報で指定された回転角度にアンテナの角度を設定
    する第2の機構付勢手段; 移動体の移動距離を検出する移動距離検出手段; 移動体の姿勢を検出する姿勢検出手段; 移動体の姿勢変化率を検出する変化率検出手段;および
    、 前記第1および第2の機構付勢手段に第1および第2の
    姿勢情報を与え、検出した移動距離、姿勢および変化率
    に対応して第1および第2の姿勢情報を補正する姿勢制
    御手段; を備える移動体上アンテナの姿勢制御装置。
  2. (2)姿勢検出手段は、少なくとも、移動体の進行方向
    を検出するジャイロを含む前記特許請求の範囲第(1)
    項記載の移動体上アンテナの姿勢制御装置。
  3. (3)姿勢検出手段は、少なくとも、移動体の水平面に
    対する進行方向の傾斜角を検出する第1傾斜センサを含
    む前記特許請求の範囲第(1)項記載の移動体上アンテ
    ナの姿勢制御装置。
  4. (4)姿勢検出手段は、少なくとも、移動体の水平面に
    対する、進行方向と直交する方向の傾斜角を検出する第
    2傾斜センサを含む前記特許請求の範囲第(1)項記載
    の移動体上アンテナの姿勢制御装置。
  5. (5)姿勢検出手段は、移動体の進行方向を検出するジ
    ャイロ、および、移動体の水平面に対する進行方向の傾
    斜角を検出する第1傾斜センサを含む前記特許請求の範
    囲第(1)項記載の移動体上アンテナの姿勢制御装置。
  6. (6)姿勢検出手段は、移動体の進行方向を検出するジ
    ャイロ、移動体の、水平面に対する進行方向の傾斜角を
    検出する第1傾斜センサ、および、移動体の、水平面に
    対する進行方向と直交する方向の傾斜角を検出する第2
    傾斜センサを含む前記特許請求の範囲第(1)項記載の
    移動体上アンテナの姿勢制御装置。
  7. (7)変化率検出手段は、少なくとも、ジャイロの進行
    方向検出信号の変化率を検出する微分手段を含む前記特
    許請求の範囲第(2)項記載の移動体上アンテナの姿勢
    制御装置。
  8. (8)変化率検出手段は、少なくとも、第1傾斜センサ
    の検出信号の変化率を検出する微分手段を含む前記特許
    請求の範囲第(3)項記載の移動体上アンテナの姿勢制
    御装置。
  9. (9)変化率検出手段は、少なくとも、第2傾斜センサ
    の検出信の変化率を検出する微分手段を含む前記特許請
    求の範囲第(4)項記載の移動体上アンテナの姿勢制御
    装置。
  10. (10)変化率検出手段は、ジャイロの進向方向検出信
    号の変化率および第1傾斜センサの検出信号の変化率を
    検出する微分手段を含む前記特許請求の範囲第(1)項
    記載の移動体上アンテナの姿勢制御装置。
  11. (11)変化率検出手段は、ジャイロの進向方向検出信
    号の変化率、第1傾斜センサの検出信号の変化率および
    第1傾斜センサの検出信号の変化率を検出する微分手段
    を含む前記特許請求の範囲第(6)項記載の移動体上ア
    ンテナの姿勢制御装置。
  12. (12)移動体は車両であり、変化率検出手段は、スロ
    ットル開度変化率を検出する手段を含む前記特許請求の
    範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項、第(4)項
    、第(5)項、第(6)項、第(7)項、第(8)項、
    第(9)項、第(10)項又は第(11)項記載の移動
    体上アンテナの姿勢制御装置。
  13. (13)移動体は車両であり、変化率検出手段は、ハン
    ドル回転角変化率を検出する手段を含む前記特許請求の
    範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項、第(4)項
    、第(5)項、第(6)項、第(7)項、第(8)項、
    第(9)項、第(10)項又は第(11)項記載の移動
    体上アンテナの姿勢制御装置。
  14. (14)移動体は車両であり、変化率検出手段は、ブレ
    ーキ踏込量変化率を検出する手段を含む前記特許請求の
    範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項、第(4)項
    、第(5)項、第(6)項、第(7)項、第(8)項、
    第(9)項、第(10)項又は第(11)項記載の移動
    体上アンテナの姿勢制御装置。
  15. (15)変化率検出手段は、移動体の加速度を検出する
    手段を含む前記特許請求の範囲第(1)項、第(2)項
    、第(3)項、第(4)項、第(5)項、第(6)項、
    第(7)項、第(8)項、第(9)項、第(10)項又
    は第(11)項記載の移動体上アンテナの姿勢制御装置
  16. (16)姿勢制御手段は、移動体の検出姿勢および検出
    移動距離に基づいた移動体位置情報を演算する前記特許
    請求の範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項、第(
    4)項、第(5)項、第(6)項、第(7)項、第(8
    )項、第(9)項、第(10)項又は第(11)項記載
    の移動体上アンテナの姿勢制御装置。
  17. (17)姿勢制御手段は、第1および第2の姿勢情報に
    基づいた移動体位置情報を演算する前記特許請求の範囲
    第(1)項、第(2)項、第(3)項、第(4)項、第
    (5)項、第(6)項、第(7)項、第(8)項、第(
    9)項、第(10)項又は第(11)項記載の移動体上
    アンテナの姿勢制御装置。
  18. (18)姿勢制御手段は、第1および第2の姿勢情報を
    順次変更してアンテナ受信レベルの高い第1および第2
    の姿勢情報を探索し、探索したアンテナ姿勢を設定する
    前記特許請求の範囲(1)項、第(2)項、第(3)項
    、第(4)項、第(5)項、第(6)項、第(7)項、
    第(8)項、第(9)項、第(10)項又は第(11)
    項記載の移動体上アンテナの姿勢制御装置。
  19. (19)姿勢制御手段は、第1および第2の姿勢情報を
    順次変更してアンテナ受信レベルの高い第1および第2
    の姿勢情報を探索し、アンテナ姿勢を設定し、探索した
    第1および第2の姿勢情報に基づいて移動体位置情報を
    演算する前記特許請求の範囲第(1)項、第(2)項、
    第(3)項、第(4)項、第(5)項、第(6)項、第
    (7)項、第(8)項、第(9)項、第(10)項又は
    第(11)項記載の移動体上アンテナの姿勢制御装置。
  20. (20)姿勢制御手段は、移動体移動時に移動体の姿勢
    および移動距離に基づいた移動体位置情報を演算してこ
    れを位置情報とし、移動体停止時に第1および第2の姿
    勢情報を順次変更してアンテナ受信レベルの高い第1お
    よび第2の姿勢情報を探索してアンテナ姿勢を設定し、
    探索した第1および第2の姿勢情報に基づいて移動体位
    置情報を演算して位置情報を修正する、前記特許請求の
    範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項、第(4)項
    、第(5)項、第(6)項、第(7)項、第(8)項、
    第(9)項、第(10)項又は第(11)項記載の移動
    体上アンテナの姿勢制御装置。
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