JPS61223563A - 同時多項目分析方法 - Google Patents
同時多項目分析方法Info
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- JPS61223563A JPS61223563A JP6482485A JP6482485A JPS61223563A JP S61223563 A JPS61223563 A JP S61223563A JP 6482485 A JP6482485 A JP 6482485A JP 6482485 A JP6482485 A JP 6482485A JP S61223563 A JPS61223563 A JP S61223563A
- Authority
- JP
- Japan
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- reagent
- analysis
- sample
- item
- dispensing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/10—Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、複数試料を扱う多項目分析方法に関し、待に
、血漿、血清、尿、その他体液及び分泌液等の検体につ
いての多項目分析方法に関する。
、血漿、血清、尿、その他体液及び分泌液等の検体につ
いての多項目分析方法に関する。
また、本発明は、自動化学分析装置による複数試量する
。
。
(ロ) 従来の技術
血液、血漿、血清、尿、その他体液及び分泌液等の検体
についての分析値は、例えば、診断、治療指針に利用さ
れている。このような検体の分析には、多くの検体及び
分析項目を短時間で分析するために自動化学分析装置が
使用されている。しかし、これらの検体分析における分
析振作は、分゛析項目の如何に応じて相違しており、殊
に試薬分注回数において相違する。そこで、従来の自動
化学分析装置では、試薬分注回数の相違する分析項目の
組合せの如何にかかわらず分析ができるように、複数箇
所に、例えば三箇所に試薬分注器を設けて、分析項目に
応じた適宜回数の試薬分注を、夫々の試薬分注器に分°
担させたり、或は、−個の試薬分注器を適宜回数の例え
ば三面の試薬分注に繰り返し使用するために、−周期の
動作の中でターンテーブルを断続的に一周以上回転させ
ている。
についての分析値は、例えば、診断、治療指針に利用さ
れている。このような検体の分析には、多くの検体及び
分析項目を短時間で分析するために自動化学分析装置が
使用されている。しかし、これらの検体分析における分
析振作は、分゛析項目の如何に応じて相違しており、殊
に試薬分注回数において相違する。そこで、従来の自動
化学分析装置では、試薬分注回数の相違する分析項目の
組合せの如何にかかわらず分析ができるように、複数箇
所に、例えば三箇所に試薬分注器を設けて、分析項目に
応じた適宜回数の試薬分注を、夫々の試薬分注器に分°
担させたり、或は、−個の試薬分注器を適宜回数の例え
ば三面の試薬分注に繰り返し使用するために、−周期の
動作の中でターンテーブルを断続的に一周以上回転させ
ている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点に、自動化学分
析装置に三個の試薬分注器を設けることは、自動化学分
析装置を更に高価なものとするので問題である。また、
−個の試薬分注器を−乃至三面の試薬分注回数の分析項
目の組合せた分析に使用する場合には、試薬分注器の試
薬分注の一動作中に、例えば、−回の試薬分注回数の分
析項目(以下、−試薬系という、)、三回の試薬分注回
数の分析項目(以下、二試薬系という、)及び三面の試
薬分注回数の分析項目(以下、三試薬系という、)の試
薬分注時期が重らないようにする必要があるので、検体
処理スピードが、普通の例えば−試薬系のみの場合に比
してニオの−に低下する。また、処理スピードをニオの
−に低下させたとしでも、例えば、−試薬系の試薬分注
の次に二試薬系の二回目の試薬分注が行われ、その次に
三試薬系の三回目の試薬分注が行われることとなり、各
試薬分注の試薬が相違する関係上、各試薬系の試薬分注
動作の闇に試薬分注器を洗浄することが必要となり、試
薬分注動作を複雑化し、処理スピードを更に低下させる
こととなる。
析装置に三個の試薬分注器を設けることは、自動化学分
析装置を更に高価なものとするので問題である。また、
−個の試薬分注器を−乃至三面の試薬分注回数の分析項
目の組合せた分析に使用する場合には、試薬分注器の試
薬分注の一動作中に、例えば、−回の試薬分注回数の分
析項目(以下、−試薬系という、)、三回の試薬分注回
数の分析項目(以下、二試薬系という、)及び三面の試
薬分注回数の分析項目(以下、三試薬系という、)の試
薬分注時期が重らないようにする必要があるので、検体
処理スピードが、普通の例えば−試薬系のみの場合に比
してニオの−に低下する。また、処理スピードをニオの
−に低下させたとしでも、例えば、−試薬系の試薬分注
の次に二試薬系の二回目の試薬分注が行われ、その次に
三試薬系の三回目の試薬分注が行われることとなり、各
試薬分注の試薬が相違する関係上、各試薬系の試薬分注
動作の闇に試薬分注器を洗浄することが必要となり、試
薬分注動作を複雑化し、処理スピードを更に低下させる
こととなる。
また試料分注ノズル、−以上の試薬分注ノズル、反応液
吸引ノズルを別々に設け、これらのノズル位置に反応管
を移動する方式の同時多項目分析装置の場合は、試薬分
注の時間および反応液吸引の時間が固定されるため、所
要反応時間や、二試薬系の場合には試料と第一試薬を混
合してから第二試薬を分注するまでの時間、第二試薬を
分注してから、測光までの時間が固定されるため、分析
項目によって分析条件を自由に変えることがむずかしく
なり、最適条件での分析ができないという問題点がある
。
吸引ノズルを別々に設け、これらのノズル位置に反応管
を移動する方式の同時多項目分析装置の場合は、試薬分
注の時間および反応液吸引の時間が固定されるため、所
要反応時間や、二試薬系の場合には試料と第一試薬を混
合してから第二試薬を分注するまでの時間、第二試薬を
分注してから、測光までの時間が固定されるため、分析
項目によって分析条件を自由に変えることがむずかしく
なり、最適条件での分析ができないという問題点がある
。
本発明は、多試薬系を組み合せた同時多項目分析法にお
ける試薬分注工程での諸々の問題点を悉く解消すること
を目的とする。
ける試薬分注工程での諸々の問題点を悉く解消すること
を目的とする。
(ニ) 問題、r7.を解決するための手段本発明は
、分析項目に応じて、自由に分析条件を変えることがで
き、かつ検体処理スピードを低下させることなく、しか
も、試薬分注ノズルを増設することなく、−試料あたり
一回以上の試薬分注及び試薬分注を行うことができる同
時多項目分析法を提供するものである。
、分析項目に応じて、自由に分析条件を変えることがで
き、かつ検体処理スピードを低下させることなく、しか
も、試薬分注ノズルを増設することなく、−試料あたり
一回以上の試薬分注及び試薬分注を行うことができる同
時多項目分析法を提供するものである。
本発明は、一反応管宛に順次分注する試料分注工程、一
反応管宛に順次分注する分注工程を一以上有する試薬分
注工程及び一反応液宛に測光する測光工程を経由する同
時多項目分析方法において、一反応管宛に、所要反応時
間の短い分析項目順に順次分析試薬を分注し、続いて、
試薬分注された反応管に当該分析項目の試料を分注し、
直前の分析項目より第一反応時間が短い分析項目の試料
分注を開始するにあたってこの試料分注を一時休止する
ことを特徴とする同時多項目分析方法にある。
反応管宛に順次分注する分注工程を一以上有する試薬分
注工程及び一反応液宛に測光する測光工程を経由する同
時多項目分析方法において、一反応管宛に、所要反応時
間の短い分析項目順に順次分析試薬を分注し、続いて、
試薬分注された反応管に当該分析項目の試料を分注し、
直前の分析項目より第一反応時間が短い分析項目の試料
分注を開始するにあたってこの試料分注を一時休止する
ことを特徴とする同時多項目分析方法にある。
本発明においでは、試薬分注が最初であり、分注された
試薬に試料が分注される。本発明において、所要反応時
開(T)は、−試薬系の場合には、試料分注から測光に
至る(T1)をいい、二試薬系の場合には、試料分注か
ら第2回目の試薬分注に至る時間(TI)と第2回目の
試薬分注から測光に至る時間(T2)との和(TI +
T2 ]であり、三試薬系の場合には、試料分注からt
52回目分注から第3回目の試薬分注に至る時間(T2
)と第3回目の試薬分注から測光に至る時間(T3)と
の和(T + + 72 +73 )である。試薬分注
時間が殆んど無視できる程度に小さいから、所要反応時
間(T)は、試料分注から測光に至る時間とすることが
できる。ここで、TIは第一反応時間である。
試薬に試料が分注される。本発明において、所要反応時
開(T)は、−試薬系の場合には、試料分注から測光に
至る(T1)をいい、二試薬系の場合には、試料分注か
ら第2回目の試薬分注に至る時間(TI)と第2回目の
試薬分注から測光に至る時間(T2)との和(TI +
T2 ]であり、三試薬系の場合には、試料分注からt
52回目分注から第3回目の試薬分注に至る時間(T2
)と第3回目の試薬分注から測光に至る時間(T3)と
の和(T + + 72 +73 )である。試薬分注
時間が殆んど無視できる程度に小さいから、所要反応時
間(T)は、試料分注から測光に至る時間とすることが
できる。ここで、TIは第一反応時間である。
また、本発明において、二試薬系以上の場合、第一反応
時間(TI A)の分析項目(A)の試薬分注が終えて
、分析項目(A)より第一反応時間が短い(TI 8)
分析項目(B)の試料分注を開始する際に、該試薬反応
時間の短い分析項目(B)の試料分注を一時休止する分
注回数(N)は、次式N= (T、A−T、e)/lで
与えられる。この式においてはtは試料分注器の一分注
動作の周期であり、前の試料分注から次の試料分注に至
る時間である。Nは、四捨五入の整数である。
時間(TI A)の分析項目(A)の試薬分注が終えて
、分析項目(A)より第一反応時間が短い(TI 8)
分析項目(B)の試料分注を開始する際に、該試薬反応
時間の短い分析項目(B)の試料分注を一時休止する分
注回数(N)は、次式N= (T、A−T、e)/lで
与えられる。この式においてはtは試料分注器の一分注
動作の周期であり、前の試料分注から次の試料分注に至
る時間である。Nは、四捨五入の整数である。
本発明は、反応管がターンテーブルの間欠的移動により
順次送られる型式の自動化学分析装置にルを回転させて
もよいが、試薬分注器をターンテーブルの周囲に沿って
移動可能に設けるのが好ましい。この場合には、ターン
テーブルの周囲に、試薬分注器用の案内を設け、試薬分
注時間に合わせて左方向又は右方向に回動させるのが好
ましい。
順次送られる型式の自動化学分析装置にルを回転させて
もよいが、試薬分注器をターンテーブルの周囲に沿って
移動可能に設けるのが好ましい。この場合には、ターン
テーブルの周囲に、試薬分注器用の案内を設け、試薬分
注時間に合わせて左方向又は右方向に回動させるのが好
ましい。
ディスクリートタイプ型式及び反応管静置型式の自動化
学分析装置の場合には、試薬分注器を移動させる形式が
採用される。
学分析装置の場合には、試薬分注器を移動させる形式が
採用される。
この形式では、例えば、位置固定の複数の反応管と試料
分取位置、および試薬分取位置に移動可能な移動機構に
、試料ノズル、試薬ノズル、反応液吸引ノズルが取付け
られており、これらのノズルはチューブによりそれぞれ
試料分注器、試薬分注器、70−セルに接続される。
分取位置、および試薬分取位置に移動可能な移動機構に
、試料ノズル、試薬ノズル、反応液吸引ノズルが取付け
られており、これらのノズルはチューブによりそれぞれ
試料分注器、試薬分注器、70−セルに接続される。
本発明においては、殊に、試料分注器、例えば検体分注
器が、随時休止可能に設けられる。この試料分注器にお
ける休止回数は、試薬分注、試料分注、反応液の吸引及
び測定の各動作を−まとめの動作として行う動作の(り
返し周期と項目切換の際の第一反応時間の差から求めら
れる。
器が、随時休止可能に設けられる。この試料分注器にお
ける休止回数は、試薬分注、試料分注、反応液の吸引及
び測定の各動作を−まとめの動作として行う動作の(り
返し周期と項目切換の際の第一反応時間の差から求めら
れる。
(ホ)作 用
本発明において、予め複数の反応管に複数の分析項目の
第一の試薬が分注され、続いて試薬分注、試料分注、反
応液吸引及び測光の−まとめの分析動作の繰り返しが始
まるので、繰り返し動作の一周期内には、第二試薬及び
第三試薬のいずれかを分注すればよいことになる。また
、殊に、所要反応時間の短い順に分析項目を選択すると
、反応液吸引ノズルは一周期内に最大−回動作すればよ
いことになる。
第一の試薬が分注され、続いて試薬分注、試料分注、反
応液吸引及び測光の−まとめの分析動作の繰り返しが始
まるので、繰り返し動作の一周期内には、第二試薬及び
第三試薬のいずれかを分注すればよいことになる。また
、殊に、所要反応時間の短い順に分析項目を選択すると
、反応液吸引ノズルは一周期内に最大−回動作すればよ
いことになる。
本発明において、試料分注を一時休止させるのは、多項
目分析では扱う試料が多くなり、試薬分注時期が重複す
るのを避けるためである。したがって、その休止回数は
、分注器に前後の分析項目の第一の反応時間を夫々比較
して行われる。すなわち、前の分析項目(A)の第一の
反応時間(T> A)が後の分析項目(B)の第一の反
応時間(T+ 8)に比して大きい場合には、後の分析
項目の試薬分注時期は(T、A−T、B)/lだけ前の
分析項目の次の試薬分注時期に繰り上るから、その分だ
け、試料分注を休止して繰下げることにより補正する。
目分析では扱う試料が多くなり、試薬分注時期が重複す
るのを避けるためである。したがって、その休止回数は
、分注器に前後の分析項目の第一の反応時間を夫々比較
して行われる。すなわち、前の分析項目(A)の第一の
反応時間(T> A)が後の分析項目(B)の第一の反
応時間(T+ 8)に比して大きい場合には、後の分析
項目の試薬分注時期は(T、A−T、B)/lだけ前の
分析項目の次の試薬分注時期に繰り上るから、その分だ
け、試料分注を休止して繰下げることにより補正する。
(へ) 実施例
以下、添付図面により本発明の実施の一態様について説
明するが、本発明は、この説明により何ら制限を受ける
ものではない。
明するが、本発明は、この説明により何ら制限を受ける
ものではない。
第1図は、本発明の一実施例における分析項目の分析手
順の概要を示す説明図であり、第2図は第1図の実施例
の分析操作順を経時的に示す概略の説明図である。
順の概要を示す説明図であり、第2図は第1図の実施例
の分析操作順を経時的に示す概略の説明図である。
第1図において、分析項目Aについての分析では、まず
、反応管に試料A−R,を分注し、これに試料Sを分注
する。試薬A−R,を分注された試料は反応時間5分を
経過したところで測光され、測光値Mが求められる。
、反応管に試料A−R,を分注し、これに試料Sを分注
する。試薬A−R,を分注された試料は反応時間5分を
経過したところで測光され、測光値Mが求められる。
分析項目Bについての分析では、まず、反応管に試料B
−R,を分注し、これに試料S′を分注する。第一の反
応時間4分を経過したところで、第二の試薬B−R,を
分注し、反応時間2分を経れる0分析項目Cについでの
分析では、まず、反応管に試料C−R,を分注し、これ
に試料S”を分注する。第一の反応時間2分を経過した
ところで、第二試薬C−R2を分注する。さらに第二の
反応時間3分を経過したところで、第三の試薬を分注し
、この反応時間2分を経過したところで測光され、測光
値M#が求められる。
−R,を分注し、これに試料S′を分注する。第一の反
応時間4分を経過したところで、第二の試薬B−R,を
分注し、反応時間2分を経れる0分析項目Cについでの
分析では、まず、反応管に試料C−R,を分注し、これ
に試料S”を分注する。第一の反応時間2分を経過した
ところで、第二試薬C−R2を分注する。さらに第二の
反応時間3分を経過したところで、第三の試薬を分注し
、この反応時間2分を経過したところで測光され、測光
値M#が求められる。
第2図において、−試薬系の分析項目Aを20試料、二
試薬系の分析項目Bを15試料及び°三゛試薬系の分析
項目Cを12試料について分析する。
試薬系の分析項目Bを15試料及び°三゛試薬系の分析
項目Cを12試料について分析する。
全反応時間の短い順、すなわち、項目A、B、Cの順に
分析することになるので、まず、反応管No、1〜20
に分析項目Aの第一試薬A−R1を順次分注し、続いて
、反応管No、20〜35に分析項目Bの第一試薬B−
Rlを順次分注する。
分析することになるので、まず、反応管No、1〜20
に分析項目Aの第一試薬A−R1を順次分注し、続いて
、反応管No、20〜35に分析項目Bの第一試薬B−
Rlを順次分注する。
次いで反応管No、36〜47に分析項目Cの第一試薬
C−R1を順次分注する。
C−R1を順次分注する。
以後対応する反応管に対して試薬分注、試料分注、吸引
および測光の1まとめの動作をくり返す第−試薬の分注
が終ったところで、分析項目Aの試料S1〜S2゜が、
夫々、反応管N001〜20に順次分注される。この分
析項目Aは、−試薬系であるために、分析項目Aの試料
S2oの分注に続いて分析項目Bの試料31.〜S′1
5が、夫々、反応管No、21〜35に順次分注される
。
および測光の1まとめの動作をくり返す第−試薬の分注
が終ったところで、分析項目Aの試料S1〜S2゜が、
夫々、反応管N001〜20に順次分注される。この分
析項目Aは、−試薬系であるために、分析項目Aの試料
S2oの分注に続いて分析項目Bの試料31.〜S′1
5が、夫々、反応管No、21〜35に順次分注される
。
分析項目Aの反応時間は約5分セあり、分析項目Aの試
料S11の分注と略同時に測光され、測光値M1が求め
られる。以後同様30秒毎に、分析項目Aの試料82〜
82Gについて測光され、夫々の測光値M2〜M20が
求められる。
料S11の分注と略同時に測光され、測光値M1が求め
られる。以後同様30秒毎に、分析項目Aの試料82〜
82Gについて測光され、夫々の測光値M2〜M20が
求められる。
分析項目Bの第−反応時間は4分であり、分析項目Bの
試料S′9が分注される時点から、第二試薬B−R2が
反応管No、21〜35に順次分注される。分析項目B
の最後の試料S ’15の分注は、分析項目Bの試料S
″7に第二試薬B−R2が分注される時点で行われるが
、分析項目Bf′)第一反応時間は4分であり、他方分
析項目Cの最初の試薬反応時間は2分であるから、この
差をくり返し動作の周期30秒で徐した値、すなわち4
周期が、分析項目Cの試料分注の休止期間である。この
ように、分注項目Cの試料分注Sa1を4周期分ずらし
て分注することにより、試薬分注器における分注項目の
第二試薬B−R2と分析項目Cの第二試薬C−R2の重
複を避けることができる。
試料S′9が分注される時点から、第二試薬B−R2が
反応管No、21〜35に順次分注される。分析項目B
の最後の試料S ’15の分注は、分析項目Bの試料S
″7に第二試薬B−R2が分注される時点で行われるが
、分析項目Bf′)第一反応時間は4分であり、他方分
析項目Cの最初の試薬反応時間は2分であるから、この
差をくり返し動作の周期30秒で徐した値、すなわち4
周期が、分析項目Cの試料分注の休止期間である。この
ように、分注項目Cの試料分注Sa1を4周期分ずらし
て分注することにより、試薬分注器における分注項目の
第二試薬B−R2と分析項目Cの第二試薬C−R2の重
複を避けることができる。
(ト) 発明の効果
本発明は、試薬分注を最初に行うので、第一試薬の分注
は、反応に無関係に分注でき、分析項目別にグループ化
して同一試薬を続けて分注できる。
は、反応に無関係に分注でき、分析項目別にグループ化
して同一試薬を続けて分注できる。
したがって、試薬分注時のノズル洗浄を最少回数に抑え
ることができ、しかも、−回の吸引で数試料或は全試料
についての試薬分注を行うことができるので、第一試薬
分注時間を短縮することができる。
ることができ、しかも、−回の吸引で数試料或は全試料
についての試薬分注を行うことができるので、第一試薬
分注時間を短縮することができる。
一試薬系ないし三試薬系の多項目分析を行っても従来法
にみられるような処理スピードの低下をきたさないので
、分析作業の能率が向上する。
にみられるような処理スピードの低下をきたさないので
、分析作業の能率が向上する。
また、本発明は、試薬分注器が一基であるにもかかわら
ず、三基の場合と略同様の連続分析が可能であり、試薬
分注器が三分の−になるので、これに付随して分注ノズ
ルの駆動機構及び試薬の選択機構などが三分の−になり
大巾なコストダウンを図ることができる。
ず、三基の場合と略同様の連続分析が可能であり、試薬
分注器が三分の−になるので、これに付随して分注ノズ
ルの駆動機構及び試薬の選択機構などが三分の−になり
大巾なコストダウンを図ることができる。
以上のように、本発明は、多試料多項目の分析を極めて
短時間で経済的に行うことができ、その与える影響は大
きい。
短時間で経済的に行うことができ、その与える影響は大
きい。
第1図は、本発明の一実施例における分析項目の分析手
順の概要を示す説明図であり、第2図は第1図の実施例
の分析操作順を経時的に示す概略の説明図である。 図中符号については、A−R1は分析項目Aの第一試薬
、B−R1は分析項目Bについての第一試薬、C−R1
は分析項目Cの第一試薬、B−R2は分析項目Bの第二
試薬、C−R2は分析項目Cの第二試薬、S1〜S20
は分析項目Aの試料分注、3′1〜’+5は分析項目B
の試料分注、S1〜S20
順の概要を示す説明図であり、第2図は第1図の実施例
の分析操作順を経時的に示す概略の説明図である。 図中符号については、A−R1は分析項目Aの第一試薬
、B−R1は分析項目Bについての第一試薬、C−R1
は分析項目Cの第一試薬、B−R2は分析項目Bの第二
試薬、C−R2は分析項目Cの第二試薬、S1〜S20
は分析項目Aの試料分注、3′1〜’+5は分析項目B
の試料分注、S1〜S20
Claims (1)
- 一反応管宛に順次分注する試料分注工程、一反応管宛に
順次分注する分注工程を一以上有する試薬分注工程及び
一反応液宛に測光する測光工程を経由する同時多項目分
析方法において、一反応管宛に、所要反応時間の短い分
析項目順に順次分析試薬を分注し、続いて、試薬分注さ
れた反応管に当該分析項目の試料を分注し、直前の分析
項目より第一反応時間が短い分析項目の試料分注を開始
するにあたってこの試料分注を一時休止することを特徴
とする同時多項目分析方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6482485A JPS61223563A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 同時多項目分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6482485A JPS61223563A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 同時多項目分析方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61223563A true JPS61223563A (ja) | 1986-10-04 |
Family
ID=13269384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6482485A Pending JPS61223563A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 同時多項目分析方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61223563A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02231570A (ja) * | 1989-03-03 | 1990-09-13 | Jeol Ltd | 自動化学分析装置 |
JP2011013127A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-20 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置及び自動分析装置の制御方法 |
JP2018200223A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 自動分析装置 |
-
1985
- 1985-03-28 JP JP6482485A patent/JPS61223563A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02231570A (ja) * | 1989-03-03 | 1990-09-13 | Jeol Ltd | 自動化学分析装置 |
JP2011013127A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-20 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置及び自動分析装置の制御方法 |
JP2018200223A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 自動分析装置 |
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