JPS61223037A - 多孔性フエノ−ル樹脂硬化体 - Google Patents
多孔性フエノ−ル樹脂硬化体Info
- Publication number
- JPS61223037A JPS61223037A JP6370585A JP6370585A JPS61223037A JP S61223037 A JPS61223037 A JP S61223037A JP 6370585 A JP6370585 A JP 6370585A JP 6370585 A JP6370585 A JP 6370585A JP S61223037 A JPS61223037 A JP S61223037A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phenolic resin
- porous
- cured material
- cured
- inorganic salt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は多孔性フェノール樹脂硬化体に関する。
さらに詳しくは極めて細い連通気孔を有する他孔性フェ
ノール樹脂砂化体に関する。
ノール樹脂砂化体に関する。
連通気孔を有する高分子多孔体は、塩類溶出法、溶剤発
揮法あるいは焼結法簿によって製造される。
揮法あるいは焼結法簿によって製造される。
このような方法で製造された高分子多孔体としでは、例
えば、ポリ塩化ビニル多孔体、ポリビニルアルコール多
孔体、セルロール多孔体、ポリプロピレン多孔体等が知
られている。これらの高分子多孔体はそのポリマー特性
あるいは孔径等に応じて、種々の分野で応用されている
1例えばセルロース多孔体では孔径が0.1〜5μ鎗と
微細であるため、微粒子、コロイド状物質あるいは細菌
等の濾過に適しでおり、医薬、食料品の製造を始め、多
くの分野で使用されている。また、塩類溶出法によって
作られたポリ塩化ビニル多孔体は平均孔径が5μm程度
であり、電池のセパレーターを始めとして工業用炉材と
して用いられている。以上の従来技術は工業材料第25
巻第2号10〜17真に纒められているので参照された
い。
えば、ポリ塩化ビニル多孔体、ポリビニルアルコール多
孔体、セルロール多孔体、ポリプロピレン多孔体等が知
られている。これらの高分子多孔体はそのポリマー特性
あるいは孔径等に応じて、種々の分野で応用されている
1例えばセルロース多孔体では孔径が0.1〜5μ鎗と
微細であるため、微粒子、コロイド状物質あるいは細菌
等の濾過に適しでおり、医薬、食料品の製造を始め、多
くの分野で使用されている。また、塩類溶出法によって
作られたポリ塩化ビニル多孔体は平均孔径が5μm程度
であり、電池のセパレーターを始めとして工業用炉材と
して用いられている。以上の従来技術は工業材料第25
巻第2号10〜17真に纒められているので参照された
い。
」ユ記高分子多孔体はいずれも熱可塑性高分子の多孔体
である。
である。
一方、フェノール樹脂は耐熱性、耐薬品性等に優れた熱
硬化性樹脂であり、独立気泡構造を有するその多孔体は
断熱材等として使用されている。
硬化性樹脂であり、独立気泡構造を有するその多孔体は
断熱材等として使用されている。
しかしながら、連続気泡を有するフェノール樹脂の多孔
体は市販品としで人手することができない。
体は市販品としで人手することができない。
特に、孔径が10μm以上の細い連続気孔を有するフェ
ノール樹脂多孔体は炉材をはじめとして種々の利用分野
があるにもかかわらず、本発明者の知るかぎり従未知ち
れでいない。
ノール樹脂多孔体は炉材をはじめとして種々の利用分野
があるにもかかわらず、本発明者の知るかぎり従未知ち
れでいない。
〔発明が解決しようとする問題点ゴ
本発明の目的は微細な連続気孔を有する多孔性フェノー
ル樹脂硬化体換言すれば微細な連続気孔を有する硬化さ
れたフェノール樹脂の多孔体を提供することにある。
ル樹脂硬化体換言すれば微細な連続気孔を有する硬化さ
れたフェノール樹脂の多孔体を提供することにある。
本発明の他の目的は耐熱性あるいは耐薬品性等に優れた
微細な連続気孔を持つ多孔体を提供することにある。
微細な連続気孔を持つ多孔体を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は軽量で機械的強度の大きい硬
化されたフェノール樹脂多孔体を提供することにある。
化されたフェノール樹脂多孔体を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、コロイド状物質、細菌の如
!I微小物体のろ過あるいは璽池用セパレータの分野に
まで幅広い用途を有する多孔性フェノール樹脂硬化体を
提供することにある。
!I微小物体のろ過あるいは璽池用セパレータの分野に
まで幅広い用途を有する多孔性フェノール樹脂硬化体を
提供することにある。
本発明のさらに他の目的および利点は以下の説明から明
らかとなろう。
らかとなろう。
本発明によれば本発明の上記目的および利点は、平均孔
径10μ簡以下の連通気孔を有する多孔性フェノール樹
脂硬化体によって達成される。
径10μ簡以下の連通気孔を有する多孔性フェノール樹
脂硬化体によって達成される。
本発明において、フェノール樹脂とはフェノール性水酸
基を有する芳香族炭化水素化合物とアルデヒド類との縮
合物である。かかる芳香族炭化水素化合物としては、例
えばフェノール、クレゾール、キシレノールの如きいわ
ゆるフェノール類が好適であるが、これらに限られない
6 例えば下記式 ここで、Xお上りyはそれぞれ独立に、0.1又は2で
ある、 で表されるメチレン−ビス・フェノール類であることが
でき、あるいはヒドロキシ−ビア!ニル順、ヒドロキシ
ナフタレン類であることもで終る。これらのうち、実用
的には7!ノール類特にフェノール類が好適である。
基を有する芳香族炭化水素化合物とアルデヒド類との縮
合物である。かかる芳香族炭化水素化合物としては、例
えばフェノール、クレゾール、キシレノールの如きいわ
ゆるフェノール類が好適であるが、これらに限られない
6 例えば下記式 ここで、Xお上りyはそれぞれ独立に、0.1又は2で
ある、 で表されるメチレン−ビス・フェノール類であることが
でき、あるいはヒドロキシ−ビア!ニル順、ヒドロキシ
ナフタレン類であることもで終る。これらのうち、実用
的には7!ノール類特にフェノール類が好適である。
本発明におけるフェノール樹脂としては、さらにフェノ
ール性水酸基を有する芳香族炭化水素化合物の1部を7
エノール性水酸基を有さない芳香族炭化水素化合物例え
ばキシレン、トルエン等で置換した変性芳香族系ポリマ
ー例えばフェノールとキシレンとホルムアルデヒドとの
縮合物である変性芳香族系ポリマーを用いることもでき
る。
ール性水酸基を有する芳香族炭化水素化合物の1部を7
エノール性水酸基を有さない芳香族炭化水素化合物例え
ばキシレン、トルエン等で置換した変性芳香族系ポリマ
ー例えばフェノールとキシレンとホルムアルデヒドとの
縮合物である変性芳香族系ポリマーを用いることもでき
る。
また、アルデヒドとしてはホルムアルデヒドのみならず
、アセトアルデヒド、フルフラールの如きその他のアル
デヒドも使用することができるが、ホルムアルデヒドが
好適である。フェノール番ホルムアルデヒド縮合物とし
ては、ノボラック型又はレゾール型或はそれらの複合物
のいずれであってもよい。
、アセトアルデヒド、フルフラールの如きその他のアル
デヒドも使用することができるが、ホルムアルデヒドが
好適である。フェノール番ホルムアルデヒド縮合物とし
ては、ノボラック型又はレゾール型或はそれらの複合物
のいずれであってもよい。
本発明の多孔性フェノール樹脂硬化体は、上記の如き7
1ノール樹脂から例えば次のようにして製造することが
できる。
1ノール樹脂から例えば次のようにして製造することが
できる。
フェノール性水酸基を有する芳香族炭化水素化合物又は
フェノール性水酸基を有する芳香族炭化水素化合物とフ
ェノール性水酸基を有さない芳香族炭化水素化合物およ
びアルデヒド類の初期綜合物を準備し、この初期縮合物
と無機塩とを含む水溶液を調整し、この水溶液を適当な
型に流し込み、ついで水分の蒸発を抑止しつつ該水溶液
を過熱して該型内でたとえば板状、フィルム状あるいは
円筒状等の形態に硬化し且つ変換し、その後この硬化体
を洗浄して該硬化体に含有されるM機塩を除去する。
フェノール性水酸基を有する芳香族炭化水素化合物とフ
ェノール性水酸基を有さない芳香族炭化水素化合物およ
びアルデヒド類の初期綜合物を準備し、この初期縮合物
と無機塩とを含む水溶液を調整し、この水溶液を適当な
型に流し込み、ついで水分の蒸発を抑止しつつ該水溶液
を過熱して該型内でたとえば板状、フィルム状あるいは
円筒状等の形態に硬化し且つ変換し、その後この硬化体
を洗浄して該硬化体に含有されるM機塩を除去する。
初期縮合物と共に用いる上記無機塩は後の肯定で除去さ
れ硬化体に連通孔を付与するために用いられる孔形成剤
であり、たとえば塩化亜鉛、リン酸ナトリウム、水酸化
ナトリウムあるいは硫化力1Jウム等である。これらの
うち塩化亜鉛が特に好ましく用いられる。無機塩は、初
期縮合物のたとえば2.5〜10重量倍の量で用いるこ
とができる。下限より少ない量では連通孔を有する多孔
性硬化体が得難くまた上限より多い量では多孔性硬化体
の機械的強度が低下する傾向が大きくなり望ましくない
、初期縮合物と無機塩の水溶液は、使用する無機塩の種
類によっても異なるが例えば無機塩の0.1〜1重量倍
の水を用いで調整することができる。
れ硬化体に連通孔を付与するために用いられる孔形成剤
であり、たとえば塩化亜鉛、リン酸ナトリウム、水酸化
ナトリウムあるいは硫化力1Jウム等である。これらの
うち塩化亜鉛が特に好ましく用いられる。無機塩は、初
期縮合物のたとえば2.5〜10重量倍の量で用いるこ
とができる。下限より少ない量では連通孔を有する多孔
性硬化体が得難くまた上限より多い量では多孔性硬化体
の機械的強度が低下する傾向が大きくなり望ましくない
、初期縮合物と無機塩の水溶液は、使用する無機塩の種
類によっても異なるが例えば無機塩の0.1〜1重量倍
の水を用いで調整することができる。
フェノール性樹脂の初期縮合物と無機塩の水溶液は、例
えば水溶性レゾールに塩化亜鉛塩水溶液を加えた後、攪
拌することにより、均一な溶液として調整することがで
き、またレゾールのメタノール溶液と塩化亜鉛水sWL
を混合することにより粘度の高いスラリー状にg4gす
ることもできる。
えば水溶性レゾールに塩化亜鉛塩水溶液を加えた後、攪
拌することにより、均一な溶液として調整することがで
き、またレゾールのメタノール溶液と塩化亜鉛水sWL
を混合することにより粘度の高いスラリー状にg4gす
ることもできる。
その際、該水溶液に他の添加物、例えば硬化フェノール
樹脂の粉体あるいは繊維、あるいはセルクー入の微粒子
等を混入しでも良い、又、上記の如く、メ゛タノール、
エタノール、アセトンの如き有機溶媒を、均一な混合の
ために加えても良い、かくしで、例えばioo、ooo
〜100ボイズの粘度を有する水溶液は適当な型に流し
込まれ、例えば50〜200℃の温度に加熱される。こ
の加熱の際、水溶液中の水分の蒸発を抑止するのが肝要
で有る。すなわち、水溶液中において初期縮合物は加熱
を受けて徐々に硬化し、塩化亜鉛の如終無機塩、水と分
離しながら3次元網目構造に成長するものと考えられる
。
樹脂の粉体あるいは繊維、あるいはセルクー入の微粒子
等を混入しでも良い、又、上記の如く、メ゛タノール、
エタノール、アセトンの如き有機溶媒を、均一な混合の
ために加えても良い、かくしで、例えばioo、ooo
〜100ボイズの粘度を有する水溶液は適当な型に流し
込まれ、例えば50〜200℃の温度に加熱される。こ
の加熱の際、水溶液中の水分の蒸発を抑止するのが肝要
で有る。すなわち、水溶液中において初期縮合物は加熱
を受けて徐々に硬化し、塩化亜鉛の如終無機塩、水と分
離しながら3次元網目構造に成長するものと考えられる
。
得られた硬化体を水あるいは希塩酸等で十分に洗浄する
ことによって、硬化体中に含まれる無機塩を除去するこ
とができる。無機塩を除去したのち乾燥すると連通孔の
発達した多孔性硬化体を得ることができる。
ことによって、硬化体中に含まれる無機塩を除去するこ
とができる。無機塩を除去したのち乾燥すると連通孔の
発達した多孔性硬化体を得ることができる。
本発明の硬化されたフェノール樹脂多孔体は、樹脂部又
は連通孔3次元網目構造を採っているため、流体が細部
まで自由に出入りし易い連通孔を有している。平均孔径
は10μm以下と例えば10〜.0.03μ糟と微細で
あり、孔径の揃った、即ち孔径分布のシャープな多孔体
である。塩化亜鉛の如き無機塩を含む未硬化フェノール
樹脂水溶液の組成あるいは熱硬化条件を適当に選定する
ことによって上記の如く平均孔径が、0.03〜0゜1
μmと極めて微細な多孔体から、平均孔径が10μ鶴程
度の多孔体まで得ることが可能である。
は連通孔3次元網目構造を採っているため、流体が細部
まで自由に出入りし易い連通孔を有している。平均孔径
は10μm以下と例えば10〜.0.03μ糟と微細で
あり、孔径の揃った、即ち孔径分布のシャープな多孔体
である。塩化亜鉛の如き無機塩を含む未硬化フェノール
樹脂水溶液の組成あるいは熱硬化条件を適当に選定する
ことによって上記の如く平均孔径が、0.03〜0゜1
μmと極めて微細な多孔体から、平均孔径が10μ鶴程
度の多孔体まで得ることが可能である。
そのため比較的大きな粒子等を炉別するフィルター、あ
るいは電池用のセパレーター等から細菌あるいはコロイ
ド状の微粒子の分別まで種々の分野において使用される
。
るいは電池用のセパレーター等から細菌あるいはコロイ
ド状の微粒子の分別まで種々の分野において使用される
。
本発明の硬化されたフェノール樹脂多孔体の見掛は密度
は0.3〜0.7g/cs+’である。換阿すれば本発
明の多孔体には気孔率の高い多孔体から比較的気孔率の
低い多孔体まで包含される。多孔体の機械的強度はその
見掛は密度に関係しているが、例えば0.3H/am’
の見掛は密度の本発明の多孔体でも実用上充分な強度を
有しており、しかも可撓性があるため、取り扱いが簡便
である。
は0.3〜0.7g/cs+’である。換阿すれば本発
明の多孔体には気孔率の高い多孔体から比較的気孔率の
低い多孔体まで包含される。多孔体の機械的強度はその
見掛は密度に関係しているが、例えば0.3H/am’
の見掛は密度の本発明の多孔体でも実用上充分な強度を
有しており、しかも可撓性があるため、取り扱いが簡便
である。
本発明の、硬化されたフェノール樹脂多孔体は、フィル
ム状、板状、円筒状あるいはパイプ状等、任意の形状を
採ることができるため、その用途に応じて使い分けるこ
とが可能である。
ム状、板状、円筒状あるいはパイプ状等、任意の形状を
採ることができるため、その用途に応じて使い分けるこ
とが可能である。
また本発明の多孔体は熱硬化性の7エノール樹Wl?貞
−ムI#Aでいスため一耐飢桁−耐韮菖栂は優ハでお9
、従来のポリ塩化ビニルあるいはポリビニルアルコール
等の多孔体が便用小米なかった過酷な条件下にも応用で
きる多孔体である。以下実施例によって本発明をさらに
詳述する。
−ムI#Aでいスため一耐飢桁−耐韮菖栂は優ハでお9
、従来のポリ塩化ビニルあるいはポリビニルアルコール
等の多孔体が便用小米なかった過酷な条件下にも応用で
きる多孔体である。以下実施例によって本発明をさらに
詳述する。
なお、本発明書において、連通孔の平均孔径は次のよう
にして測定されまた定aされる。
にして測定されまた定aされる。
資料について、例えば1.000〜10.000倍で電
子顕微鏡写真を撮影する。この写真に任意の直線を引か
、その直線と交叉する孔の数をnとすると、平均孔径(
d)は下記式により算出される。
子顕微鏡写真を撮影する。この写真に任意の直線を引か
、その直線と交叉する孔の数をnとすると、平均孔径(
d)は下記式により算出される。
ここで、!iは直線が交叉する孔で切断される断される
長さの和であり、nは該直線と交叉する交叉する孔の数
である、但しnは10以上の値をとるものとする。
長さの和であり、nは該直線と交叉する交叉する孔の数
である、但しnは10以上の値をとるものとする。
実施例 1
水溶性レゾール(約60%濃度)/塩化亜鉛/水を重量
比で10/25/4の割合で混合した水溶液をフィルム
アプリケータでガラス板状に成膜した0次に成膜した水
ffI液の上にポリエステルフィルムを被せ、水分が蒸
発しない様にした後、約100℃の温度で1時間種化さ
せた。得られた硬化フィルムを希塩酸で洗浄した後、水
洗し次に乾燥させることによって約200μlI厚のフ
ィルム状の硬化したフェノール樹脂多孔体を得た。該多
孔体の見掛は密度は0.60g/cIII3であり、し
かも可撓性に富んだ機械的強度に優れたフィルムであっ
た。該フィルムの断面の電子顕微鏡写真を第1図に示す
、樹脂部は3次元網目構造を採っており10μm以下の
平均孔径を有していた。
比で10/25/4の割合で混合した水溶液をフィルム
アプリケータでガラス板状に成膜した0次に成膜した水
ffI液の上にポリエステルフィルムを被せ、水分が蒸
発しない様にした後、約100℃の温度で1時間種化さ
せた。得られた硬化フィルムを希塩酸で洗浄した後、水
洗し次に乾燥させることによって約200μlI厚のフ
ィルム状の硬化したフェノール樹脂多孔体を得た。該多
孔体の見掛は密度は0.60g/cIII3であり、し
かも可撓性に富んだ機械的強度に優れたフィルムであっ
た。該フィルムの断面の電子顕微鏡写真を第1図に示す
、樹脂部は3次元網目構造を採っており10μm以下の
平均孔径を有していた。
第1図は、本発明の種化されたフェノール樹脂多孔体(
フィルム状)の断面の電子a徽鏡写真であろ、写真中、
右下に示す棒線の長さは5μ曽である。
フィルム状)の断面の電子a徽鏡写真であろ、写真中、
右下に示す棒線の長さは5μ曽である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、平均孔径10μm以下の連通気孔を有する多孔性フ
ェノール樹脂硬化体。 2、連通気孔の平均孔径が0.3〜10μmである特許
請求の範囲第1項に記載の硬化体。 3、連通気孔が3次元網目状に硬化体の中に存在する特
許請求の範囲第1項に記載の硬化体。 4、高密度が1.3〜0.7g/cm^3である特許請
求の範囲第1項に記載の硬化体。 5、フィルム状あるいは板状の形態にある特許請求の範
囲第1項〜第4項のいずれかに記載の硬化体。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60063705A JPH0676509B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 多孔性フエノール樹脂硬化体 |
US06/842,335 US4753717A (en) | 1985-03-25 | 1986-03-21 | Porous article having open pores prepared from aromatic condensation polymer and use thereof |
DE86104063T DE3689239T2 (de) | 1985-03-25 | 1986-03-25 | Aus aromatischen Kondensationspolymeren hergestellter poröser Gegenstand mit offenen Poren und seine Anwendung. |
EP86104063A EP0196055B1 (en) | 1985-03-25 | 1986-03-25 | Porous article having open pores prepared from aromatic condensation polymer and use thereof |
EP92100194A EP0480909B1 (en) | 1985-03-25 | 1986-03-25 | Porous active carbon prepared from aromatic condensation polymer and use thereof in electrodes for electrochemical cells |
DE3650725T DE3650725T2 (de) | 1985-03-25 | 1986-03-25 | Aus aromatischen Kondensationspolymeren hergestellte poröse Aktivkohle und ihre Anwendung in Elektroden für elektrochemische Zellen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60063705A JPH0676509B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 多孔性フエノール樹脂硬化体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61223037A true JPS61223037A (ja) | 1986-10-03 |
JPH0676509B2 JPH0676509B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=13237055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60063705A Expired - Lifetime JPH0676509B2 (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-29 | 多孔性フエノール樹脂硬化体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0676509B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01165427A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-29 | Unitika Ltd | 多孔性複合シート及びその製造法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635435A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-08 | Fujitsu Ltd | Manufacturing of semiconductor device |
JPS601238A (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-07 | Kanebo Ltd | フエノ−ル系樹脂多孔体の製造方法 |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP60063705A patent/JPH0676509B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635435A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-08 | Fujitsu Ltd | Manufacturing of semiconductor device |
JPS601238A (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-07 | Kanebo Ltd | フエノ−ル系樹脂多孔体の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01165427A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-29 | Unitika Ltd | 多孔性複合シート及びその製造法 |
JPH0517249B2 (ja) * | 1987-12-21 | 1993-03-08 | Unitika Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0676509B2 (ja) | 1994-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3450650A (en) | Method of making porous bodies | |
JP6484171B2 (ja) | 親水化フッ化ビニリデン系多孔中空糸膜およびその製造方法 | |
DE2651818A1 (de) | Polymere zusammensetzungen fuer membranen | |
JP2001521984A (ja) | ランダム配向炭素フィブリルの巨視的集合体と有機ポリマーの三次元相互貫通網状組織 | |
JP2002524387A (ja) | ガラス質炭素組成物 | |
CN104383818A (zh) | 复合微孔隔膜、制备方法及其用途 | |
CN108771983B (zh) | 一种多层通孔高通透聚合物微滤膜及其制备方法 | |
US5696198A (en) | Porous electroconductive composite material, and method of manufacturing the same | |
CA1073822A (en) | Ethylene-vinyl alcohol copolymer membranes with improved permeability characteristics and a method for producing the same | |
JPH0573453B2 (ja) | ||
US4038351A (en) | Method of casting tubular polysulfone ultrafiltration membranes in sand modules | |
JPS61223037A (ja) | 多孔性フエノ−ル樹脂硬化体 | |
JPH044244B2 (ja) | ||
JPH03329B2 (ja) | ||
JPS605011A (ja) | 高強度炭素多孔体の製造法 | |
JPH02164709A (ja) | 多孔性炭素材料の製造方法及びその方法により製造される材料 | |
JPH0520460B2 (ja) | ||
JPS60255110A (ja) | スルホン化ポリスルホン半透膜及びその製造方法 | |
JPH10338729A (ja) | 球状フェノ−ル樹脂複合体及びその製造方法 | |
JPH0325856A (ja) | 燃料電池用電極の製造方法 | |
JPS63246236A (ja) | 導電性多孔質体及びその製造方法 | |
JPH01213343A (ja) | 多孔性複合シート及びその製造法 | |
JPH052364B2 (ja) | ||
RU2241528C1 (ru) | Способ получения мембранных трубчатых ультрафильтров для разделения компонентов раствора катофорезной грунтовки | |
JPS6320455B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S202 | Request for registration of non-exclusive licence |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |