JPS61222842A - 自動車内装部品の製造方法 - Google Patents
自動車内装部品の製造方法Info
- Publication number
- JPS61222842A JPS61222842A JP6448485A JP6448485A JPS61222842A JP S61222842 A JPS61222842 A JP S61222842A JP 6448485 A JP6448485 A JP 6448485A JP 6448485 A JP6448485 A JP 6448485A JP S61222842 A JPS61222842 A JP S61222842A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- laminated
- base sheet
- polypropylene resin
- outer skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、自動車のドアトリム、リヤコータトリム、ル
ーフトリム、インストルパネル等、いわゆる自動車内装
部品の製造方法に関する。
ーフトリム、インストルパネル等、いわゆる自動車内装
部品の製造方法に関する。
（従来の技術）
最近の自動車内装部品は高級化、機能性を得るため、立
体的な形状が要求されてきており、従来のハードボード
、合成樹脂を熱プレス、或は射出成形で成形し、その表
面に加飾のため、ＰＶＣシート、ＡＢＳシート等をあら
かじめ絞付け、模様付けされた表皮を成形して接着剤を
用いて貼付ける場合と、成形された基材に接着剤を塗布
し、熱成形（真空成形、熱プレス等）にて上記表皮を張
付ける場合がある。また廉価車に於ては、合成樹脂にて
射出成形で得たものをそのまま自動車内装部品として用
いている。
体的な形状が要求されてきており、従来のハードボード
、合成樹脂を熱プレス、或は射出成形で成形し、その表
面に加飾のため、ＰＶＣシート、ＡＢＳシート等をあら
かじめ絞付け、模様付けされた表皮を成形して接着剤を
用いて貼付ける場合と、成形された基材に接着剤を塗布
し、熱成形（真空成形、熱プレス等）にて上記表皮を張
付ける場合がある。また廉価車に於ては、合成樹脂にて
射出成形で得たものをそのまま自動車内装部品として用
いている。
（発明が解決しようとしている問題点）これらの方法で
は、基材成形と表皮成形は別工程で行なわれており、工
数がかかるばかりでなく絞、模様があらかじめ表皮に付
与されているため成形時に伸ばされるので均一な絞、模
様が得られなかった。さらに接着剤を塗布するため、接
着剤の溶剤が飛散し環境の劣悪化の原因ともなっていた
。また射出成形で得たものを、そのまま使用する場合は
ソフト感に欠けるものであった。
は、基材成形と表皮成形は別工程で行なわれており、工
数がかかるばかりでなく絞、模様があらかじめ表皮に付
与されているため成形時に伸ばされるので均一な絞、模
様が得られなかった。さらに接着剤を塗布するため、接
着剤の溶剤が飛散し環境の劣悪化の原因ともなっていた
。また射出成形で得たものを、そのまま使用する場合は
ソフト感に欠けるものであった。
（問題点を解決する手段）
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
その要旨はポリプロピレン樹脂と充填材よりなる合成樹
脂シートを製造する工程において別に製造されたポリプ
ロピレン樹脂と熱可塑性エラストマよりなる表皮シート
を保持熱を利用してラミネートを行ない積層材を作成し
、熱プレス、真空成形等の熱成形により立体的な自動車
内装部品を得る。
その要旨はポリプロピレン樹脂と充填材よりなる合成樹
脂シートを製造する工程において別に製造されたポリプ
ロピレン樹脂と熱可塑性エラストマよりなる表皮シート
を保持熱を利用してラミネートを行ない積層材を作成し
、熱プレス、真空成形等の熱成形により立体的な自動車
内装部品を得る。
（実施例）
（１）ポリプロピレン樹脂と熱可塑性エラストマ及び着
色顔料、熱安定剤等の添加剤を溶融混合してＴダイにて
押し出し、０．５ｍｍ厚さの表皮シート２を得た０次に
ポリプロピレン樹脂と木粉及び熱安定剤等の添加剤を溶
融混合し、Ｔダイにて押し出して３ｍｍ厚さの基材シー
ト１を得ると同時に上記表皮シート２を基材シート１の
保持熱を利用してラミネートして積層材３を得て次に適
当な寸法に裁断する。
色顔料、熱安定剤等の添加剤を溶融混合してＴダイにて
押し出し、０．５ｍｍ厚さの表皮シート２を得た０次に
ポリプロピレン樹脂と木粉及び熱安定剤等の添加剤を溶
融混合し、Ｔダイにて押し出して３ｍｍ厚さの基材シー
ト１を得ると同時に上記表皮シート２を基材シート１の
保持熱を利用してラミネートして積層材３を得て次に適
当な寸法に裁断する。
（２）上記積層材を赤外線ヒーターにて、１８０℃〜１
９０℃で加熱軟化させる。
９０℃で加熱軟化させる。
（３）上記積層材３を軟化させていたものを成形型に導
き成形及びトリミングを行って自動車用成形ドアトリム
を得る。当該成形型は表皮シート２が当接する面には絞
が付与されており、成形と同時に表皮シート表面には絞
が付与される。
き成形及びトリミングを行って自動車用成形ドアトリム
を得る。当該成形型は表皮シート２が当接する面には絞
が付与されており、成形と同時に表皮シート表面には絞
が付与される。
上記方法は表皮シート２及び基材シート１の両者ともポ
リプロピレン樹脂を含有しているため相溶性が良く、又
基材シートｌには木粉が含有されているためその表面が
ポーラスになっており、基材を３ｍｍ厚にシート出しす
る時点の保持熱のみで表皮シートを接着剤を使用しない
で容易にラミネートすることができる０表皮シート２と
基材シート１がラミネートされた積層材３を使用するこ
とにより、一工程で自動車用ドアトリムを得ることがで
きた。
リプロピレン樹脂を含有しているため相溶性が良く、又
基材シートｌには木粉が含有されているためその表面が
ポーラスになっており、基材を３ｍｍ厚にシート出しす
る時点の保持熱のみで表皮シートを接着剤を使用しない
で容易にラミネートすることができる０表皮シート２と
基材シート１がラミネートされた積層材３を使用するこ
とにより、一工程で自動車用ドアトリムを得ることがで
きた。
表皮シート２は熱可塑性エラストマを含有しているため
、加熱軟化時の追従性が良く成形型の絞、模様等を忠実
に転写した０本発明は上記実施例に制約されることなく
種々の対応が可能である。
、加熱軟化時の追従性が良く成形型の絞、模様等を忠実
に転写した０本発明は上記実施例に制約されることなく
種々の対応が可能である。
例えば基材の充填材として炭酸カルシウム、タルク、も
みがら等が使用でき、成形方法としては真空成形、プレ
ス成形、圧空成形等で成形できる（発明の効果） 以上説明したように本発明にあっては、基材シートを製
造する過程で表皮シートをラミネートした積層材を作り
、それを用いて熱成形により今迄基材シートと表皮シー
トを別工程で成形し、接着剤で貼合わせていたものを一
工程で成形できるばかりでなく接着剤の溶剤による環境
汚染の心配もなくなった。
みがら等が使用でき、成形方法としては真空成形、プレ
ス成形、圧空成形等で成形できる（発明の効果） 以上説明したように本発明にあっては、基材シートを製
造する過程で表皮シートをラミネートした積層材を作り
、それを用いて熱成形により今迄基材シートと表皮シー
トを別工程で成形し、接着剤で貼合わせていたものを一
工程で成形できるばかりでなく接着剤の溶剤による環境
汚染の心配もなくなった。
表皮シートは加熱軟化時の追従性が良いためあらかじめ
積層材に絞を付与しておく必要もなく成形型表面に任意
の絞、模様を付与することにより成形時、表皮シート表
面に絞流れ等がなく明確な絞、模様を転写することがで
きる。
積層材に絞を付与しておく必要もなく成形型表面に任意
の絞、模様を付与することにより成形時、表皮シート表
面に絞流れ等がなく明確な絞、模様を転写することがで
きる。
以上の様な簡単な構成の積層材を用いて一工程で絞付け
と成形を同時にできるため、工数が短縮され立体感のあ
る自動車用内装部品を安価に、しかも容易に得ることが
できる。
と成形を同時にできるため、工数が短縮され立体感のあ
る自動車用内装部品を安価に、しかも容易に得ることが
できる。
第１図は本発明の内装部品の斜傾断面図第２図は本発明
に使用される積層材断面図第３は成形型の断面図、第４
図第５図は従来の内装部品斜傾断面図。 ｌ・・・・基材シート ２・・・・表皮シート３・・
・・積層材 ４ａ、４ｂ・・・・成形型５・・・
・不織布 ６・・・・絞、模様７・・・・接着剤
８・・・・プライマー特許出願人 しげる工業
株式会社 第１区 Ｍ２区 第３図 第４図
に使用される積層材断面図第３は成形型の断面図、第４
図第５図は従来の内装部品斜傾断面図。 ｌ・・・・基材シート ２・・・・表皮シート３・・
・・積層材 ４ａ、４ｂ・・・・成形型５・・・
・不織布 ６・・・・絞、模様７・・・・接着剤
８・・・・プライマー特許出願人 しげる工業
株式会社 第１区 Ｍ２区 第３図 第４図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）ポリプロピレン樹脂と充填材よりなる基材シート （２）ポリプロピレン樹脂と熱可塑性エラストマよより
なる表皮シート （１）（２）を積層して成る積層材を用いて熱成形する
ことを特徴とした自動車内装部品の製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6448485A JPS61222842A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 自動車内装部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6448485A JPS61222842A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 自動車内装部品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61222842A true JPS61222842A (ja) | 1986-10-03 |
Family
ID=13259536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6448485A Pending JPS61222842A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 自動車内装部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61222842A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0493947A2 (en) * | 1990-12-21 | 1992-07-08 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Two-layer thermoplastic elastomer sheet |
| JPH0585169A (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-06 | Shigeru Kogyo Kk | 自動車用ドアトリム及びその製造方法 |
| US5362572A (en) * | 1990-12-21 | 1994-11-08 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Two-layer thermoplastic elastomer sheet |
-
1985
- 1985-03-28 JP JP6448485A patent/JPS61222842A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0493947A2 (en) * | 1990-12-21 | 1992-07-08 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Two-layer thermoplastic elastomer sheet |
| US5362572A (en) * | 1990-12-21 | 1994-11-08 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Two-layer thermoplastic elastomer sheet |
| JPH0585169A (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-06 | Shigeru Kogyo Kk | 自動車用ドアトリム及びその製造方法 |
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