JPS61222800A

JPS61222800A - 模様入り装置・装飾品の製造方法

Info

Publication number: JPS61222800A
Application number: JP6635385A
Authority: JP
Inventors: 武義砂川
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-03-28
Filing date: 1985-03-28
Publication date: 1986-10-03
Also published as: JPH0325358B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、模様入り装置・装飾品の製造方法に係り、ざ
らに詳しくは輪郭線とその区画内に着色層を形成させた
ステンドガラス風の模様を一体化した装置・装飾品の製
造方法に関する。

なお九本発明でいう装置品とは、花びん、灰皿１柱時計
等であり、装飾品とは、ブローチや特開昭６０−３３２
７７号公報の如き先行技術がある。しかし、特開昭６０
−３３２７７号公報は１輪郭線とその区画内の肉盛り塗
装による着色層を、屋内装置品の素通に直接塗装するも
のであった。そのため屋内装置品の素地が曲面を呈する
場合には、塗装液が流れ落ちてうまくゆかず、また模様
を一部だけ屋内装置品の素地し接着さして、その他の模
様部分を浮かせるというようなことは側底できなかった
。

また、裏面に感圧性接着剤を塗布した透明フィルム使用
の模様転写方法からなる先行技術も提案されている。し
かしＸこの透明フィルムはポリプロピレンフィルム等で
構成され、この間を離型させることはできないようにし
たもので、透明フィルムが接着されているため、曲面し
ご接着させれば皺が発生するという欠点を有していた。

〈発明が解決しようとする問題点〉本発明は以上の事情に鑑み、元来、接着を目的とした熱
硬化性樹脂にて着色層を形成や乾燥させた後、離型させ
るという逆の発想によって離型模様薄板を形成させ、こ
れを再び接着剤等で装置・装飾品の素地に接着して主一
体化するという方式によって、模様入り装置・装飾品を
製造するという方法の提供を目的とするものである。

く問題点を解決するための手段〉本発明の製造方法は、平面的な離型板上で模様薄板を製
作した。従って、塗装液が流れ落ちるという欠点は解消
した。なお本発明でいう離型板ヰとに、透明フィルムや
ガラス板を始めとし、離型剤を塗布した紙あるいは板の
ほか、平面的な離型モールドをも含むものである。

この離型板は、輪郭線をなぞりやすくするよう模様の下
絵を記載したものからなり、離型をしやすくするために
離型剤を表面に塗布してもよく、これが再接着の災いと
なる場合には、離型剤を溶剤で拭きとってから再接着す
るようにすればよい。

離型した模様は薄板であるから、装置・装飾品の素地が
少々の曲率からなる場合には、これを曲げながら接着さ
せることができる。しかし１曲率がきつい場合には、離
型模様薄板を加熱して曲げ、素地の曲面に添わして接着
すればよく、以上の手段によって上記の問題点を確決ざ
した。

〈実施例〉添付の第１図（Ａ）（Ｂ）　（０）　（Ｄ）は、本発明
の一実施例からなる瓶の装置品を示す製造方法である。

（１）ハガラス板からなる離型板で、ガラス板＋１１慮
面（ハ、椰子の木＋２１　＋２１と、ウィンドサーフィ
ン（３１ｆ３１　ト、海（４＋１！−１ＯＫ工ＮＡ　Ｗ
Ａの文字（５１からなる図柄模様の下絵が記載されてい
る。このガラス板からなる麹型板（１１の表面に、シリ
コン省脂の離型剤（図示せず）をスプレーし１その上に
下絵（２１＋３１　（４’　１５１に添って、鉛製のチ
ューブ式黒色棟塗料（６１にて、輪郭線（７）を肉盛り
塗装する。

各輪郭線（７）・・・；７）で区画された区画内に、赤
、緑、茶、紫、青、黄等の原色を主体にした着色された
主液と硬化剤の二成分系を混合して使用するエポキシ樹
脂系塗料からなる熱硬化性樹脂にて、各区画内を塗装し
着色層（８）・・・（８）を形成させる。

これを６０〜ｌｏｏ℃の加熱炉で３時間加熱硬化さして
乾燥すれば、第１図（勾の如きステンドガラス風の模様
薄板（９）が製作される工程をとる。

次に、この模様薄板（９）を離型板（１）から離型させ
、離型模様薄板（ＩＱを得る工程をどる。この離型模様
薄板αＧの裏面には、離型剤がついているので、溶剤で
拭きとって、再接着しやすいようにしておく。なお、第
１図（０）の離型模様薄板α１（１，１ｇｏ℃の加熱炉
に２〜３分入れて、瓶からなる装置品θυの曲面と同程
度の曲率まで曲げ加工を行っている。

この状態で、離型模様薄板園の裏面全部に塗布した接着
剤で、瓶からなる装置品（ｌυの外面に接着して一体化
する工程を経て、参考写真１の如き模様入り装置品（ロ
）が製造される。

次の第２図は、貝殻からなる装置品素地１１■に一０Ｋ
ＩＮＡＷＡの文字からなる離型模様薄板ｑ１０−］）と
、ウィンドサーフィンと椰子の木からなる離型模様薄板
（ＬＩＯＩを一体化した参考写真２の如き置き物からな
゛る模様入り装置品σｌ）であり、ＣＬｌｉは木ヰ製の
支え台である。しかし、離型模様薄板（ｕｏｂ）の方は
、ウィンドサーフィン側の一部のみを接着しており、椰
子の木の部分は接着されずに飛び出しており、この形状
は加熱曲げ加工によって賦形されたものである。なお、
この実施例の場合の離型板は、図示してないが、ｓ型ｉ
様薄板料ＯＡ）　　の方はポリプロピレン製の透明シー
トを利用し１．離型模様薄板（１１０υの方ハシリコン
コーティング紙を利用したが、シリコンコーテイング紙
の方は、離型剤の塗布を必要とせずに離型させることが
できた。

最後の第３図は、装置品素地ｆｌ１３が木であり、離型
模様薄板（２１０）は、（２１４）のポリスチレン７オ
ームからなる支柱を介して接着させ、素地ｅｌ力から薄
板（ｇｏ）６ｚ浮き上って一体化された参考写真３の如
き置き物からなる模様入り装置品６１−りを示し、同様
な方法で、ブローチ等の装飾品を作ることもできる。

〈発明の効果〉本発明の離型板に再使用が可能で、コストダウンをはか
ることができる。曲面あるいは飛び出た模様を入れるこ
とができ、豪華なステンドガラス風のみやげ物や記念品
として最各種屋内装置品や装飾品に巾広く応用すること
かでき、素材はガラス、貝殻、木を始めとするあらゆる
ものが利用でき、灰皿、時計、ペンダントへと製品の巾
を広げることができる新規な模様入り装置寺装飾品の製
造を提供するものである。しかし、これに類似した安価
なものとしては、シートにシルク印刷した薄板を利用す
る方法が容易【こ考えられる。この点、本発明の方法に
よって製造される手作り品は、肉盛りのある質量感を有
する新規な高級品である。

【図面の簡単な説明】

第１図ＩＡ）は本発明の方法に使用・さ１れる離型板の
平面図、第１図ｆｎ）は本発明の方法による模様薄板を
製作する工程を示す正ｒｆＩス、第１図（Ｃ）は本発明
の方法による模様薄板を離型させる工程を経て加熱賦型
した後の状態を示す正面図１第１図（Ｄ）は本発明の方
法によって製造きれる模様入り装置品の一実施例を示す
斜視図、第２図は本発明の方法によって製造される模様
入り装置品の別の実施例を示す斜視図、第３図は本発明
の方法によって製造される模様入り装置品のまた別の実
施例を示す斜視図である。図中＝（１）・・・離型板、＋２１　（３１（４ｊ　（
５１・・・下跨、（７）・・・輪郭線、（８）・・・着
色層、（９）・・・模様薄板、ααＣＬＩＯうＣＬＩＯ
１３す１１・・・離型模様薄板、（１１）ｃＬ１υＣ１
η・・・装置品素地１（ロ）店１２）　ｆ１２）・・・
模様入り装置品。

Claims

【特許請求の範囲】

１、模様の下絵を記載してなる平面的な離型板上に下絵
に添つて輪郭線を肉盛り塗装し該輪郭線の区画内に熱硬
化性樹脂にて着色層を形成させこれを乾燥さしてステン
ドガラス風の模様薄板を製作する工程と、該模様薄板を
離型板上から離型させる工程と、該離型模様薄板を平面
あるいは曲面からなる装置装飾品素地の一部または全部
に接着剤等にて一体化する工程とからなるようにしたこ
とを特徴とする模様入り装置・装飾品の製造方法。